JP2017045268A - タッチパネル装置 - Google Patents

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剛 浦崎
Takeshi Urasaki
剛 浦崎
亜紀 松元
Aki Matsumoto
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Abstract

【課題】メッセージ画面が意図せずに消去されることなく、ユーザがメッセージを容易に把握することができるタッチパネル装置を提供する。【解決手段】タッチパネル装置は、タッチ操作を検出するタッチパネル4と、タッチ操作により操作されるための操作ボタンを含むメニュー画面を表示させる制御を行う制御部18とを有する。制御部18は、メッセージ消去ボタンが配置されたメッセージ画面をメニュー画面に重畳して表示させたり、メッセージ画面の表示状態またはメッセージ画面消去ボタンへの操作状態の少なくともいずれか一方の状態を検出して所定の条件と比較し、比較結果に応じてメッセージ画面消去ボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定したりする。【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネル装置に関し、特に、メニュー画面に重畳してメッセージが表示されるタッチパネル装置に関するものである。
従来、内視鏡により撮像された被写体の観察画像などを生成するビデオプロセッサは、操作手段としてタッチパネルを採用しているものが多数存在する。すなわち、タッチパネルに表示されているメニュー画面を操作することにより、ビデオプロセッサの各種機能を設定したり実行したりする。
例えば、光源装置の照明ランプが点灯しなくなるなど、内視鏡やプロセッサを含む内視鏡システムのどこかに異常が発生した場合や、プロセッサの起動が完了して内視鏡システムが使用可能な状態になるなど、ユーザに伝えるべきメッセージがある場合には、所定のランプを点灯させることにより、異常に対する警告やメッセージが発生したことをユーザに通知する方法が一般的に用いられていた。
しかし、上記方法では、ユーザは警告やメッセージの発生を知ることはできるが、内容まではすぐに把握することができないとう問題があった。そこで、タッチパネルの画面領域が入力部としてだけでなく表示部としての機能を有することを利用し、異常の内容やメッセージをタッチパネルの画面上に表示して、ユーザが迅速に異常やメッセージの内容を知ることができるタッチパネル装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−192095号公報
一般的に、タッチパネルでは、画面上の表示領域の全域が操作領域となる。従って、警告やメッセージの表示画面(以下、メッセージ画面と示す)は、操作画面に重畳して表示される。しかしながら、特許文献1に記載されたタッチパネル装置では、操作画面においてユーザが所定のボタンなどを押下するタイミングで、メッセージ画面が操作画面上に重畳して表示された場合、メッセージ画面の消去ボタンの表示領域が、ユーザが押下しようとしていたボタンの表示領域と重なっていると、ユーザは操作画面上のボタンを押下して所定の操作を行うつもりでボタンの配置領域をタッチするのにもかかわらず、意図せずメッセージ画面の消去ボタンをタッチしてしまい、メッセージ画面の表示内容を把握する前に同画面を消去してしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、メッセージ画面が意図せずに消去されることなく、ユーザがメッセージを容易に把握することができるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のタッチパネル装置は、ユーザからのタッチ操作を検出するタッチパネルを備えた表示部と、前記表示部に前記タッチ操作により操作されるための操作ボタンを含むメニュー画面を表示させる制御を行うメニュー画面表示制御部と、を備える。また、ユーザへのメッセージを通知するメッセージ画面と前記タッチ操作によって当該メッセージ画面を消去するためのメッセージ画面消去ボタンとを前記メニュー画面に重畳して表示させるメッセージ画面表示制御部と、前記メッセージ画面の表示状態または前記メッセージ画面消去ボタンへの操作状態の少なくともいずれか一方の状態を検出する検出部と、前記検出部によって検出された前記状態と所定の条件とを比較する比較部と、前記比較部の比較結果に応じて前記メッセージ画面消去ボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定する設定部と、を備える。
本発明のタッチパネル装置によれば、メッセージ画面が意図せずに消去されることなく、ユーザがメッセージを容易に把握することができる。
本発明の実施形態に係るビデオプロセッサ一体型のタッチパネル装置を含む内視鏡システムの全体構成の一例を示す図。 内視鏡システムの詳細な構成を説明する概略ブロック図。 メインメニュー画面(初期画面)の一例を説明する図。 メッセージ画面の一例を説明する図。 メッセージ画面を消去する一連の手順を説明するフローチャート。 複数のメッセージ画面を消去する一連の手順を説明するフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るビデオプロセッサ一体型のタッチパネル装置を含む内視鏡システムの全体構成の一例を示す図である。内視鏡システムは、例えば、図1に示すように、体腔内に挿入し患部を観察あるいは処置する内視鏡2と、内視鏡2により撮像された映像信号に所定の信号処理を施すビデオプロセッサ1とを有して構成されている。ビデオプロセッサ1には、信号処理が施された映像を表示する観察モニタ3が接続されている。なお、観察モニタ3は、内視鏡システムの各部の設定内容を確認するための情報表示画面としても用いられる。また、ビデオプロセッサ1には、内視鏡システムの各部位に対して操作指示を行ったり各部位の状態を表示したりするための静電式のタッチパネル4も設けられている。
図2は、内視鏡システムの詳細な構成を説明する概略ブロック図である。図2に示すように、内視鏡2は、患者の体腔内等に挿入可能な細長の挿入部25を有しており、挿入部25の先端には例えばCCD等の撮像素子24が配設されている。内視鏡2の挿入部25の基端側はコネクタ部21が設けられており、コネクタ部21に設けられた電気コネクタ21aによって、着脱自在にビデオプロセッサ1に接続されるようになっている。また、内視鏡2には、挿入部25の先端へ照明光を導くライトガイド23と、内視鏡2の各部の操作を行う操作スイッチ22とも設けられている。
なお、内視鏡2の挿入部は、軟性であってもよいし、硬性(外科手術に用いられる硬性内視鏡)であってもよい。また、撮像素子24は、内視鏡2の挿入部25の先端に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、撮像素子24は、操作スイッチ22が設けられている操作部(ユーザにより把持される部分)内に設けられ、挿入部25の先端から操作部内の撮像素子24までイメージガイドファイバで光学像を伝送する構成であってもよい。
光源装置6は、照明光を生成する例えばランプ等の光源61と、光源61から照射される照明光をライトガイド23の入射端面に集光させる集光レンズ62と、光量の調整等の各種操作を行うための操作パネル63とを有する。なお、光源61としては、ランプの他に、例えばLEDやレーザーダイオード(半導体光源)を用いてもよい。また、半導体光源を用いる場合、白色光を出射する半導体光源を用いてもよいし、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分毎に半導体光源を設け、これらの半導体光源から出射される各色成分の光を合波して白色光を得るものであってもよい。
尚、図1において光源装置6はビデオプロセッサ1と別体で構成されており、ビデオプロセッサ1と光源装置6とを接続して使用するに当たって、これらの互換性を判別する必要がある。この互換性判別は以下の手順で行われる。
1.ビデオプロセッサ1と光源装置6との間の通信によって、ビデオプロセッサ1と光源装置6の双方が自身に接続された他方の機器の機種名を把握する。
2.ビデオプロセッサ1と光源装置6とは、それぞれ、他方の装置から取得した機器名称と自身が保持している互換性テーブル(自身が組み合わせ可能な機器の機種名一覧を記憶したテーブル)との比較結果に基づいて、接続された機器が組み合わせ可能な機器であるか否かを判定する
3.ビデオプロセッサ1と光源装置6とは、自身での互換性判定結果を他方の機器へ出力する
4.自身の判定結果と他方の機器の判定結果の少なくともいずれか一方が互換性なしとの判定結果である場合、ユーザにその旨を報知する
この報知としては、モニタにビデオプロセッサ1と光源装置6との互換性がない旨の表示を行うものであっても良いし、例えば光源装置6、ビデオプロセッサ1のうち少なくとも一方のフロントパネルに設けられている各種スイッチ周辺に設けられたLEDを点滅させることで報知しても良い。
尚、図1において光源装置6はビデオプロセッサ1と別体で構成されているが、ビデオプロセッサ内部に設けられた光源装置一体型ビデオプロセッサとして構成されていてもよい。
ビデオプロセッサ1は、タッチパネル4と、内視鏡2の電気コネクタ21aと接続されるコネクタ11と、映像処理部12と、エンコーダ13と、表示コントローラ14と、映像信号切替回路15と、D/A変換回路16と、メモリ17と、制御部18とから主に構成されている。本実施形態のタッチパネル装置は、タッチパネル4と制御部18とから構成される。
表示部としてのタッチパネル4は、例えば、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイに重ねて配置された静電型のタッチパネルセンサとが一体となって構成された、タッチパネルディスプレイである。ユーザがビデオプロセッサ1の各部位に指示するための操作装置であり、操作情報は制御部18に入力される。また、タッチパネル4は、照明光の明るさなど内視鏡システムの各部位の状態を確認するための表示装置としても用いられる。
尚、このタッチパネルディスプレイは、静電型に限定されるものでなく、感圧型やその他の構成を用いたものであってもよいし、ビデオプロセッサ1から取り外し可能に構成されていてもよい。
映像処理部12は、撮像素子24から出力される映像信号に各種の処理を施して、観察モニタ3に表示させる映像を生成する部位であり、映像処理回路121、A/D変換回路122、ホワイトバランス回路123、画像処理回路124を有して構成される。
映像処理回路121は、撮像素子24から出力されるアナログの映像信号に対して、AGC処理(オートゲインコントロール処理)やCDS処理(相関二重サンプリング処理)など所定の処理を施す。A/D変換回路122は、映像処理回路121から入力されるアナログの映像信号をデジタルの映像信号に変換する。ホワイトバランス回路123は、撮影環境での光の色の影響を補正して、望んだ色調の映像を得るための処理(ホワイトバランス処理)を行う。画像処理回路124は、ホワイトバランス処理後の映像信号に対し、色補正や歪み補正処理や強調処理など、所定の処理を施す。また、画像処理回路124は、映像信号を観察モニタ3に表示するための信号形式に変換する。
エンコーダ13は、映像処理部12から出力されるデジタルの映像信号を取り込んで所定の記録形式で符号化し、記録メディア5に保存するための映像や静止画像を生成する。表示コントローラ14は、観察モニタ3に表示させるための各種画面(例えば、設定画面や情報表示画面など)を生成する。映像信号切替回路15は、制御部18からの指示に従い、観察モニタ3の表示内容として、映像処理部12から出力される映像信号と、表示コントローラ14から出力される画面のいずれかを選択し、出力信号の切り替えを行う。D/A変換回路16は、映像信号切替回路15から入力されるデジタルの信号をアナログの信号に変換し、観察モニタ3に出力する。
メモリ17は、ビデオプロセッサ1の各部位で用いられるパラメータや設定値などを保存している。なお、メモリ17には、記録メディア5で保存する映像や静止画像の保存形式(ファイルの管理構造)に関する設定も保存されている。
制御部18は、タッチパネル4を介してユーザから入力される指示や、メモリ17に保存されているパラメータや設定値などに基づき、ビデオプロセッサ1の各部位を制御する。また、制御部18は、メニュー画面表示制御部として、タッチパネル4へのメニュー画面表示の制御を行ったり、メッセージ画面表示制御部として、ユーザへのメッセージを通知するメッセージ画面をタッチパネル4に表示させる際の制御を行ったりする。
更に、制御部18は、検出部として、メッセージ画面の表示状態や、メッセージ画面を消去するボタンへの操作状態を検出したり、比較部として、検出された状態と予め設定された所定の条件とを比較したりする。また、制御部18は、設定部として、比較結果に応じてメッセージ画面を消去するボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定する。更に、制御部18は、ユーザから映像や静止画像の保存指示が入力されると、ビデオプロセッサ1に装着された記録メディア5に、同映像及び静止画像を出力する。
なお、図2を用いた上記の説明において、ビデオプロセッサ1は内視鏡2が接続される構成になっているが、これに限定されるものではなく、例えば体腔内に挿入される光学式内視鏡(ファイバースコープ、あるいは外科手術用の光学視管)の接眼部に装着されるカメラヘッドが接続される構成であってもよい。
更に、内視鏡2及びビデオプロセッサ1は、電気コネクタ21a及びコネクタ11により接続され、電気信号を有線で伝送する構成になっているが、これに限定されるものではなく、電気信号を無線で伝送する構成であってもよい。
次に、タッチパネル4に表示されるメニュー画面について説明する。図3はメインメニュー画面(初期画面)の一例を説明する図である。タッチパネル4に表示されるメニュー画面には、例えば図3に示すように、画面情報エリア41と、表示・設定エリア42と、メニュー画面選択エリア43と、ホームボタン44と、設定ボタン45とが配置されている。
画面情報エリア41は、現在表示されている画面に関する情報が表示される領域である。例えば、メインメニュー画面が表示されている場合、図3に示すように、「メイン」の文字列が表示される。また例えば、準備・終了に関するサブメニュー画面が表示されている場合、「準備・終了」の文字列が表示される。
表示・設定エリア42は、メニュー画面ごとに予め設定された機能に関する情報を表示したり、該機能の設定を行ったりする領域である。例えば、図3に示すメインメニュー画面の場合、表示・設定エリア42には、ユーザ情報、内視鏡画像の明るさの状態、ホワイトバランスの調整状態、観察映像の記録状態、観察画像の撮影モード、特殊光観察の有無、観察画像の表示モードなど、内視鏡検査にあたり重要な情報や、検査者が参照する頻度の高い情報が表示される。また、内視鏡画像の明るさについては、観察画像を参照しながら随時変更する可能性があるので、設定ボタンが設けられている。
メニュー画面選択エリア43は、表示・設定エリア42に表示させるメニュー画面を選択するボタンが配置されている領域である。例えば図3に示すように、メインボタン431、観察・記録ボタン432、文字・表示ボタン433、準備・終了ボタン434の4つのボタンが配置されており、各ボタンを押下することで、所定のメニュー画面が表示・設定エリア42に表示される。例えば、メインボタン431を押下すると、図3に示すメインメニュー画面が表示され、準備・終了ボタン434を押下すると、準備・終了に関するサブメニュー画面が表示される。
ホームボタン44は、ホーム画面として設定された画面を表示させるためのボタンである。通常、ホームボタン44を押下すると、図3に示すメインメニュー画面がタッチパネル4に表示される。
設定ボタン45は、メインメニュー画面及びサブメニュー画面で設定することができない機能の設定や、各機能の詳細な設定を行うための設定画面を表示させるためのボタンである。
なお、上述したメインメニュー画面やサブメニュー画面の構成は一例にすぎず、ユーザビリティ等を勘案して任意の構成に変更可能である。例えば、サブメニュー画面は「観察・記録」「文字・表示」「準備・終了」に関する3つの画面に加え、色や明るさを設定するための画面などを設けてもよい。また、各メニュー画面に表示させる情報や、各メニュー画面から設定可能な機能も、上述の例に限定されない。更に、メニュー画面を選択したり、所定の機能を実行したりするために画面上に配置されるウィジェットも、上述のようなボタンに限定されず、メニュー画面や機能の選択にはラジオボタンやコンボボックスを用いるなど、他のウィジェットを用いてもよい。
次に、タッチパネル4に表示されたメッセージ画面を消去する手順について説明する。
図4は、メッセージ画面の一例を説明する図である。また、図5は、メッセージ画面を消去する一連の手順を説明するフローチャートである。ここでは、メインメニュー画面が表示されている状態で、図示しない異常検出部などによって照明ランプに異常が発生したことを検出し、同異常をユーザに警告するためにメッセージ画面が表示される場合を一例にあげて、以下に具体的な手順を説明する。
まず、図3に示すメインメニュー画面がタッチパネル4に表示されている状態において、照明ランプに異常が発生するなどユーザに対してメッセージを通知しなければならない事由が発生する(ステップS1)。すると、メッセージ画面がポップアップされ、メインメニュー画面に重畳して表示される(ステップS2、図4参照)。同時に、図示しないタイマがカウントを開始し、メッセージ画面がタッチパネルの最前面に配置され表示を開始してからの経過時間(以下、メッセージ画面継続表示時間と示す)が計測される。なお、メッセージ画面継続表示時間は、メッセージ画面より前面に他の画面が配置された場合、ゼロにリセットされる。
メッセージ画面には、ユーザに通知が必要な内容が表示される。例えば、図4に示すように、メッセージ画面上部のタイトルバーに、エラーコード(「E×××」)とエラー情報(「照明ランプ異常」)とが表示される。そして、画面中央のエリアにエラーの具体的な内容が表示される。
図4に示す一例では、エラーの内容として「照明ランプに異常が発生しました」の一文が表示されると共に、エラーへの対処方法として「電源を切りしばらくしてから電源を入れます」の一文が表示される。また、エラーに対処するために、ユーザが操作する必要がある電源ボタンの位置が一目でわかるように、電源ボタンを丸で囲んで強調した照明ランプの図も表示されている。更に、画面の右下部には、メッセージ画面を消去するためのメッセージ画面消去ボタン435も配置されている。メッセージ画面消去ボタン435は、本来、同画面によって通知されたメッセージの内容をユーザが理解し、メッセージを表示する必要がなくなった際に押下するボタンである。メッセージ画面消去ボタン435には、メッセージの内容を理解したことを示す「OK」の文字列が、例えば表示されている。
なお、図4に示すメッセージ画面は一例を示したものであり、表示内容はこれに限定されない。例えば、エラーが発生した部位やエラー解除のために操作すべき部位を図示せず、文字のみでメッセージを表現してもよい。
ユーザがメッセージ画面消去ボタン435を押下しない場合(ステップS3、NO)、メッセージ画面はメインメニュー画面に重畳して表示され続ける。メッセージ画面消去ボタン435を押下すると(ステップS3、YES)、ステップS2においてカウントを開始したメッセージ画面継続表示時間が、予め設定された所定時間(例えば、1秒)を経過したか否かを比較する(ステップS4)。
所定時間とは、メッセージ画面の内容をユーザが確実に見るために、メッセージ画面を最前面に表示させる時間である。従って、メッセージ画面継続表示時間が所定時間未満である場合(ステップS4、NO)、メッセージ画面消去ボタン435を押下してもメッセージ画面は消去されず、最前面に表示され続ける。一方、メッセージ画面継続表示時間が所定時間を超えている場合(ステップS4、YES)、メッセージ画面が消去され(ステップS5)メッセージ画面が表示される前の状態、例えば、図3に示すようにメインメニュー画面が表示されている状態になる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、メッセージ画面がポップアップされ、最前面に継続的に表示されている時間(メッセージ画面継続表示時間)を計測し、メッセージ画面継続表示時間が所定時間を経過するまではメッセージ画面消去ボタン435の機能を無効とし、メッセージ画面消去ボタン435が押下されてもメッセージ画面を消去しないようにしている。従って、メッセージ画面がポップアップされた直後など、ユーザが意図せず誤ってメッセージ画面消去ボタン435を押下してしまった場合に、メッセージ画面が消去されずに表示が継続されるため、ユーザがメッセージ画面によって通知される内容を容易に把握することができる。
なお、タッチパネル4に複数のメッセージ画面が同時、または僅かな時間差で表示される場合もあり得る。このような場合、最前面に配置されたメッセージ画面のみメッセージ画面継続表示時間が計測され、所定時間を超えた場合にメッセージ画面消去ボタン435により同メッセージ画面の消去が可能となる。同画面より背面に配置された他のメッセージ画面は、最前面に配置されてから初めてメッセージ画面継続表示時間が計測される。そしてメッセージ画面継続表示時間が所定時間を超えた場合に、メッセージ画面消去ボタン435により該メッセージ画面の消去が可能となる。
図6は、複数のメッセージ画面を消去する一連の手順を説明するフローチャートである。ここでは、メインメニュー画面が表示されている状態で、2つのエラー(エラーA、エラーB)が連続して発生し、エラーAをユーザに警告するためのメッセージ画面Aと、エラーBをユーザに警告するためのメッセージ画面Bとが表示される場合を一例にあげて、以下に具体的な手順を説明する。
まず、図3に示すメインメニュー画面がタッチパネル4に表示されている状態において、ユーザに対してメッセージを通知しなければならない事由が複数発生する(ステップS11)。すると、エラーAをユーザに警告するためのメッセージ画面Aと、エラーBをユーザに警告するためのメッセージ画面Bとがポップアップされ、メインメニュー画面に重畳して表示される(ステップS12)。ステップS12において、例えば、メッセージ画面Bに前面にメッセージ画面Aが重畳して配置される場合、メッセージ画面Aについてのメッセージ画面継続表示時間が計測開始される。なお、メッセージ画面継続表示時間は、メッセージ画面より前面に他の画面が配置された場合(例えば、他のエラーCが発生し、エラーCをユーザに警告するためのメッセージ画面Cがメッセージ画面Aに重畳して配置された場合など)、メッセージ画面Aについてのメッセージ画面継続表示時間はゼロにリセットされる。
ユーザがメッセージ画面Aのメッセージ画面消去ボタン435を押下しない場合(ステップS13、NO)、メッセージ画面Aはメインメニュー画面及びメッセージ画面Bに重畳して表示され続ける。メッセージ画面Aのメッセージ画面消去ボタン435を押下すると(ステップS13、YES)、ステップS12においてカウントを開始した、メッセージ画面Aのメッセージ画面継続表示時間が、予め設定された所定時間(例えば、1秒)を経過したか否かを比較する(ステップS14)。
メッセージ画面Aのメッセージ画面継続表示時間が所定時間未満である場合(ステップS14、NO)、メッセージ画面消去ボタン435を押下してもメッセージ画面Aは消去されず、最前面に表示され続ける。一方、メッセージ画面Aのメッセージ画面継続表示時間が所定時間を超えている場合(ステップS14、YES)、メッセージ画面Aが消去され(ステップS15)、メッセージ画面Aの下部に配置されていたメッセージ画面Bが最前面に表示される(ステップS16)。同時に、図示しないタイマがカウントを開始し、メッセージ画面Bについてのメッセージ画面継続表示時間が計測開始される。
ユーザがメッセージ画面Bのメッセージ画面消去ボタン435を押下しない場合(ステップS17、NO)、メッセージ画面Bはメインメニュー画面に重畳して表示され続ける。メッセージ画面Bのメッセージ画面消去ボタン435を押下すると(ステップS17、YES)、ステップS16においてカウントを開始した、メッセージ画面Bのメッセージ画面継続表示時間が、予め設定された所定時間(例えば、1秒)を経過したか否かを比較する(ステップS18)。
メッセージ画面Bのメッセージ画面継続表示時間が所定時間未満である場合(ステップS18、NO)、メッセージ画面消去ボタン435を押下してもメッセージ画面Bは消去されず、最前面に表示され続ける。一方、メッセージ画面Bのメッセージ画面継続表示時間が所定時間を超えている場合(ステップS18、YES)、メッセージ画面Bが消去され(ステップS19)、メッセージ画面が表示される前の状態、例えば、図3に示すようにメインメニュー画面が表示されている状態になされる。
このように、複数のメッセージ画面がタッチパネル上に同時に表示されている場合にも、各メッセージ画面について、画面の最前面に表示されてからのメッセージ画面継続表示時間を計測し、メッセージ画面継続表示時間が所定時間を経過するまでは各メッセージ画面消去ボタン435の機能を無効とし、メッセージ画面消去ボタン435が押下されても各メッセージ画面を消去しないようにしている。従って、他のメッセージ画面などに隠れてしまい表示内容が見えない状態でメッセージ画面が消去されることがないため、全てのメッセージ画面について、通知される内容をユーザが容易に把握することができる。
なお、メッセージ画面消去ボタン435の機能が無効化されていることを明確にするために、メッセージ画面継続表示時間が所定時間を超えるまでは、メッセージ画面消去ボタン435を非表示にしたり、ボタン上に表記されている「OK」などの文字色を通常の文字色から変更したりしてもよい。また、メッセージ画面継続表示時間が所定時間を超える前にメッセージ画面消去ボタン435が押下された場合、メッセージ画面継続表示時間が所定時間に達したら自動的にメッセージ画面が消去されるような、予約機能をメッセージ画面消去ボタン435に持たせてもよい。更に、メッセージ画面消去ボタンが予め設定された所定時間よりも長押しされた場合に、メッセージ画面消去ボタンの機能を有効化するようにしてもよい。他にも、メッセージ画面消去ボタン435を任意の箇所に複数設定し、全ての箇所を押下した場合にメッセージ画面が消去されるようにしてもよい。この場合、メッセージ画面継続表示時間を計測することなく、メッセージ画面を消去することが可能となる。
また、図示しない異常検出部は、照明ランプに加え、ビデオプロセッサ1の内部の回路、接続されるスコープや周辺機器、接続ケーブル等の異常を検出できるものであってもよい。
本明細書における各「部」は、実施の形態の各機能に対応する概念的なもので、必ずしも特定のハードウェアやソフトウエア・ルーチンに1対1には対応しない。従って、本明細書では、実施の形態の各機能を有する仮想的回路ブロック(部)を想定して実施の形態を説明した。また、本実施の形態における各手順の各ステップは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複数同時に実行し、あるいは実行毎に異なった順序で実行してもよい。さらに、本実施の形態における各手順の各ステップの全てあるいは一部をハードウェアにより実現してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ビデオプロセッサ、2…内視鏡、3…観察モニタ、4…タッチパネル、5…記録メディア、6…光源装置、11…コネクタ、12…映像処理部、13…エンコーダ、14…表示コントローラ、15…映像信号切替回路、16…D/A変換回路、17…メモリ、18…制御部、21…コネクタ部、21a…電気コネクタ、22…操作スイッチ、23…ライトガイド、24…撮像素子、25…挿入部、41…画面情報エリア、42…表示・設定エリア、43…メニュー画面選択エリア、44…ホームボタン、45…設定ボタン、61…光源、62…集光レンズ、63…操作パネル、121…映像処理回路、122…A/D変換回路、123…ホワイトバランス回路、124…画像処理回路、431…メインボタン、432…観察・記録ボタン、433…文字・表示ボタン、434…準備・終了ボタン、435…メッセージ画面消去ボタン、

Claims (7)

  1. ユーザからのタッチ操作を検出するタッチパネルを備えた表示部と、
    前記表示部に前記タッチ操作により操作されるための操作ボタンを含むメニュー画面を表示させる制御を行うメニュー画面表示制御部と、
    ユーザへのメッセージを通知するメッセージ画面と、前記タッチ操作によって当該メッセージ画面を消去するためのメッセージ画面消去ボタンとを前記メニュー画面に重畳して表示させるメッセージ画面表示制御部と、
    前記メッセージ画面の表示状態または前記メッセージ画面消去ボタンへの操作状態の少なくともいずれか一方の状態を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記状態と所定の条件とを比較する比較部と、
    前記比較部の比較結果に応じて前記メッセージ画面消去ボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定する設定部と、
    を備えたことを特徴とする、タッチパネル装置。
  2. 前記表示部が設けられた装置内部の異常を検出する異常検出部を更に備え、前記メッセージ画面表示制御部は、前記異常検出部により前記装置内部の異常が検知された際に、当該異常に関する前記メッセージ画面を表示させることを特徴とする、請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記検出部は、前記メッセージ画面の表示が開始されてからの経過時間を前記メッセージ画面の表示状態とし、前記比較部は、前記経過時間と前記所定の条件としての時間閾値とを比較し、前記設定部は、前記経過時間と前記時間閾値との比較結果に基づいて前記メッセージ画面消去ボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定することを特徴とする、請求項1に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記検出部は、前記メッセージ画面消去ボタンが継続して押下されたボタン操作時間を前記メッセージ画面消去ボタンへの操作状態とし、前記比較部は、前記ボタン操作時間と前記所定の条件としての時間閾値とを比較し、前記設定部は、前記ボタン操作時間と前記時間閾値との比較結果に基づいて前記メッセージ画面消去ボタンに対する操作の有効/無効を切り替えて設定することを特徴とする、請求項1に記載のタッチパネル装置。
  5. 前記装置は、被検体内を撮像する内視鏡が着脱自在に接続され、前記異常検出部は、前記装置内部の異常に加え、前記接続された前記内視鏡の異常を検出することを特徴とする、請求項2に記載のタッチパネル装置。
  6. 前記メッセージ画面表示制御部は、複数の前記メッセージ画面と複数の前記メッセージ画面消去ボタンとを前記メニュー画面に重畳して表示させ、前記検出部は、最上層に配置された前記メッセージ画面について、前記メッセージ画面が最上層に配置されて表示が開始されてからの前記経過時間を前記メッセージ画面の表示状態とすることを特徴する、請求項3に記載のタッチパネル装置。
  7. 前記メッセージ画面表示制御部は、複数の前記メッセージ画面と複数の前記メッセージ画面消去ボタンとを前記メニュー画面に重畳して表示させ、前記検出部は、最上層に配置された前記メッセージ画面を消去するための前記メッセージ画面消去ボタンが継続して押下された前記ボタン操作時間を、前記メッセージ画面消去ボタンへの操作状態とすることを特徴とする、請求項4に記載のタッチパネル装置。
JP2015167082A 2015-08-26 2015-08-26 タッチパネル装置 Pending JP2017045268A (ja)

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JP2020052450A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
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