JP2017045141A - 設備動作解析装置 - Google Patents

設備動作解析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017045141A
JP2017045141A JP2015165091A JP2015165091A JP2017045141A JP 2017045141 A JP2017045141 A JP 2017045141A JP 2015165091 A JP2015165091 A JP 2015165091A JP 2015165091 A JP2015165091 A JP 2015165091A JP 2017045141 A JP2017045141 A JP 2017045141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
execution
operation state
operation plan
diagram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015165091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6529386B2 (ja
Inventor
徹也 篠原
Tetsuya Shinohara
徹也 篠原
匠 白石
Takumi Shiraishi
匠 白石
敬史 澤畑
Takashi Sawahata
敬史 澤畑
稲木 克旨
Katsushi Inagi
克旨 稲木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015165091A priority Critical patent/JP6529386B2/ja
Publication of JP2017045141A publication Critical patent/JP2017045141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6529386B2 publication Critical patent/JP6529386B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

【課題】入力された動作計画に基づき、アクチュエータごとの動作状態及び動作時間を基に、各アクチュエータ駆動時間帯を反映させた動作計画図と、アクチュエータを駆動させた場合のアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図と、の両方を比較出力する設備動作解析装置を提供すること。【解決手段】動作計画図作成部13は、入力部11に入力されたアクチュエータごとの動作状態及び動作時間を基にアクチュエータ駆動時間帯を反映した動作計画図131を作成し、実行動作状態図作成部14は、入力部11に入力されたアクチュエータごとの動作指令アドレス及び動作確認アドレスを参照し、動作時間に応じたアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図141を作成する設備動作解析装置1である。【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械等を有する製造設備の制御設計時のプログラムの妥当性を検証するための設備動作解析装置に関する。
製造設備を構成するアクチュエータごとにラダープログラムに対応する模擬データを予め登録しておき、プログラムを模擬実行させた際に、各アクチュエータがどのように動くかのタイミングチャートを作成する設備動作の解析装置が知られている(例えば、特許文献1)。設備動作の解析装置によって矩形波状のタイミングチャートが作成される。
また、機械駆動部を構成するアクチュエータの動作時間を確認する稼働モニタ手段を備え、アクチュエータの実際の動作と、設計上の動作の時間差を識別可能に稼働モニタ手段に表示させる装置が知られている(例えば、特許文献2)。モニタ手段としては、発行ダイオード等や表示部が用いられ、アクチュエータの実際の動作時間等が表示されることにより、設計上の動作にかかる時間と、実際の動作にかかる時間と、を容易に比較することができる。
特開平7−314284号公報 特開2001−249709号公報
従来では、製造設備を構成するアクチュエータに対する制御プログラム(ラダープログラム)を設計しても、そのプログラムによる動作状態が、そのプログラムの基となる動作計画と一致しているか否か、また、複数のアクチュエータが干渉等せずに順々に稼動するかどうかを検証するためには、実際に製造設備を動かして作業者が各アクチュエータの動きを監視しながら、ストップウォッチ等を用いて作動時間を集計するという手作業が必要であった。これらのことから、制御プログラムとその基となる動作計画との一致性を簡単に検証する解析装置が望まれていた。
また、上記特許文献1に記載の従来技術では、ラダープログラムの妥当性を検証することはできるが、プログラムと動作計画との一致性を確認することはできない。また、ラダープログラムの妥当性を検証するためには、あらかじめ模擬データの登録が必要である。また、特許文献1に記載の従来技術では、タイミングチャートは作成されるが、タイミングチャートには各アクチュエータの駆動時間帯は反映されておらず、適切に各アクチュエータの駆動を把握することは困難であった。
また、上記特許文献2に記載の従来技術では、実行動作状態図と動作計画図とを比較することはできなかった。また、特許文献2に記載の従来技術では、各アクチュエータの駆動時間を把握することはできるが、各アクチュエータの駆動時間帯を反映したタイミングチャートは作成されず、適切に各アクチュエータの駆動を把握することは困難であった。
本発明は、入力された動作計画に基づき、アクチュエータごとの動作状態及び動作時間を基に、各アクチュエータ駆動時間帯を反映させた動作計画図と、アクチュエータを駆動させた場合のアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図と、の両方を比較出力する設備動作解析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、複数のアクチュエータにより構成される設備を作動させる動作計画とラダープログラム(例えば、後述のラダープログラム51)の実行結果を解析する設備動作解析装置(例えば、後述の設備動作解析装置1)であって、前記動作計画を入力する入力部(例えば、後述の入力部11)と、入力された前記動作計画に基づき動作計画図を作成する動作計画図作成部(例えば、後述の動作計画図作成部13)と、前記動作計画に基づき作成された前記ラダープログラムを実行した際の前記アクチュエータの動作状態を基に実行動作状態図(例えば、後述の実行動作状態図141)を作成する実行動作状態図作成部(例えば、後述の実行動作状態図作成部14)と、を備え、前記入力部は、前記アクチュエータごとの動作状態、動作時間、指令値アドレス、確認値アドレス、を入力する形式で構成され、前記動作計画図作成部は、前記入力部に入力された前記アクチュエータごとの前記動作状態及び前記動作時間を基にアクチュエータ駆動時間帯を反映した前記動作計画図を作成し、前記実行動作状態図作成部は、前記入力部に入力された前記アクチュエータごとの前記指令値アドレス及び前記確認値アドレスを参照し、前記動作時間に応じた前記アクチュエータ駆動時間帯を反映させた前記実行動作状態図を作成することを特徴とする設備動作解析装置を提供する。
本発明によれば、設定ファイルに入力された動作計画に基づいて、自動で動作計画図作成部は動作計画図を作成することができ、更に、実行動作状態図作成部は、当該動作計画による実際の実行結果を実行動作状態図として描画することができるため、従来のようなストップウォッチを用いた計測やタイミングチャート作成の手間を省くことができ、製造設備が正常に稼動しているか否かを容易に検証することができる。
また、設定ファイルに入力された動作計画に基づいて、製造設備を構成する各部の動作時間に応じたアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図、即ち、製造設備を構成する各部の駆動にかかった時間及び駆動量が示されている実行動作状態図を作成することにより、アクチュエータにより駆動される製造設備を構成する各部の動きが、視覚的に分かりやすくすることができる。このため、設備動作解析装置を、製造設備が経時により老朽化したときのアクチュエータの動作確認に用いることができる。
即ち、製造設備の動作計画を示す設定ファイルをタイミングチャート形式に可視化することでき、動作計画が適切か否かを検証することを容易とすることができる。また、動作計画図のタイミングチャートと、動作計画に基づきプログラムの実行により作成された実行動作状態図のタイミングチャートとを比較する事ができるため、動作計画の適否とプログラム構成の適否をそれぞれ容易に検証可能である。また、測定プログラムが作られるため、アクチュエータの信号値が保存されたアドレスを高速で読み取ることができ、実行動作状態図のタイミングチャートを作成することができる。
また、設定ファイルは、各アクチュエータごとの駆動タイミングと駆動時間が入力される形式を有しているため、動作計画図のタイミングチャートを自動生成できる。
そして、前記動作計画図作成部は、前記動作計画図において、前記アクチュエータにより駆動される前記設備の構成部分の駆動時間、及び、前記駆動時間に対応する前記設備の構成部分の駆動量を示す。
このため、動作計画図のタイミングチャートを見るだけで、動作計画における、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を把握することができる。
そして、前記実行動作状態図作成部は、前記実行動作状態図において、前記アクチュエータにより駆動される前記設備の構成部分の駆動時間、及び、前記駆動時間に対応する前記設備の構成部分の駆動量を示す。
このため、実行動作状態図のタイミングチャートを見るだけで、実際のアクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を把握することができる。
本発明によれば、入力された動作計画に基づき、アクチュエータごとの動作状態及び動作時間を基に、各アクチュエータ駆動時間帯を反映させた動作計画図と、アクチュエータを駆動させた場合のアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図と、の両方を比較出力する設備動作解析装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の入力部11への入力時のモニタの表示を示す図である。 本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の動作計画図作成部13により作成された動作計画図131を示す図である。 本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の実行動作状態図作成部14により作成された実行動作状態図141を示す図である。 本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の入力部11への入力時のモニタの表示を示す図である。図3は、本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の動作計画図作成部13により作成された動作計画図131を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の実行動作状態図作成部14により作成された実行動作状態図141を示す図である。
設備動作解析装置1は、複数のアクチュエータにより駆動する工作機械を備える製造設備を作動させる動作計画と、当該製造設備を作動させるためのラダープログラム51の実行結果と、を解析するためのものであり、図1に示すように、パーソナルコンピュータ(パソコン)10と、シーケンス部50と、CNC部60と、ロボット制御部70とを有している。また、パーソナルコンピュータ10は、入力部11と、測定プログラム作成部12と、動作計画図作成部13と、実行動作状態図作成部14と、を有しており、製造設備における工作機械の複数のアクチュエータ等と電気的に接続されている。
入力部11は、各種信号情報を入力可能である。入力部11は、パーソナルコンピュータ10の記憶媒体(図示せず)にあらかじめ記憶された設定ファイル111に、製造設備におけるアクチュエータを動作させるための動作計画を構成する各種信号情報が入力される。各種信号情報は、例えば、パーソナルコンピュータ10の記憶媒体(図示せず)に記憶されているデータファイルに保存されており、具体的には、各アクチュエータごとの動作状態、動作時間、動作指令アドレス(指令値アドレス)、動作確認アドレス(確認値アドレス)、名称、動作端名称、動作確認タイマ、動作前工程(前動作)、及び、動作後ろ工程(後動作)を含む。
具体的には例えば、図2に示すように、設定ファイル111は、各アクチュエータの駆動タイミングと駆動時間が入力される形式を有する表により構成されている。名称として例えば、「正面ドア」に着目すると、アクチュエータとしてのSOL−11F2は、正面ドアを「閉」状態にするものである。設定ファイル111の表では、SOL−11F2は、製造設備における動作の開始から、5秒後に1.8秒間かけて正面ドアを「開」の状態から「閉」状態にすることを意味している。また、アクチュエータとしてのSOL−11F3は、正面ドアを「開」状態にするものである。設定ファイル111の表では、SOL−11F3は、動作NO.が「NO.4」であるSOL−11F5によるM/Cシャッターの「閉」動作が完了した時点から、1.8秒間かけて正面ドアを「閉」の状態から「開」状態にすることを意味している。
測定プログラム作成部12は、入力部11において動作計画を構成する各種信号情報が入力された設定ファイル111に基づき、測定プログラムを自動生成するように構成されている。ここで、測定プログラムとは、設定ファイル111の情報を基に、ラダープログラム51の実行時に監視すべきアクチュエータとその信号値が格納されるアドレス情報をプログラム形式にまとめたものを意味する。この測定プログラムが用いられて、実行動作状態図作成部14は各アクチュエータを監視し、実行動作状態図141を作成するように構成されている。
動作計画図作成部13は、入力部11において入力されたアクチュエータごとの動作計画を構成する各種信号情報に基づき動作計画図131を作成する。そして、動作計画図作成部13は、動作計画図131において、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を示す。具体的には、動作計画図作成部13は、入力部11において動作計画を構成する各種信号情報が入力された設定ファイル111に基づき、アクチュエータごとの動作状態及び動作時間を読み取り、これらを基に各アクチュエータ駆動時間帯を反映した動作計画図131を作成する。
より具体的には、例えば、図3に示すように、動作計画図131は、タイミングチャートにより構成されている。項目として例えば、「正面ドア」に着目すると、正面ドアは、製造設備における動作の開始から、5秒後に、一定の速度で1.8秒間かけて正面ドアを「開」の状態から「閉」状態にすることを示している。また、正面ドアは、M/Cシャッターの「閉」動作が完了した時点から、一定の速度で1.8秒間かけて正面ドアを「閉」の状態から「開」状態にすることを示している。
即ち、タイミングチャートにおいて、斜線で示される部分は、所定の時間に一定の速度で、項目に記載されている「正面ドア」や「M/Cシャッター」等が、開いたり、閉じたり、上昇したり、下降したり、前進したり、後退したり、等することを示している。また、タイミングチャートにおいて、例えば、項目「1ST JIG高速上昇」のように、矩形の波形で示される部分は、瞬間的にOFFからONに切り替わったり、瞬間的にONからOFFに切り替わったりすることを示している。また、タイミングチャートにおいて、上方又は下方へ向って延びる矢印は、矢印の基部に示す動作完了時点において、矢印の先端部に示す動作開始が一致していることを意味している。
実行動作状態図作成部14は、入力部11において入力された動作計画を構成する各種信号情報に基づき作成されたラダープログラム51を実行した際のアクチュエータの動作状態を基に実行動作状態図141を作成する。そして、実行動作状態図作成部14は、実行動作状態図141において、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を示す。
具体的には、実行動作状態図作成部14は、入力部11においてアクチュエータごとの動作計画を構成する各種信号情報が入力された設定ファイル111に基づき、測定対象のシーケンス機器と通信ケーブルで接続及び通信を行い、入力部11において入力された各種信号情報のうちの、動作の指令が格納されている動作指令アドレス、及び、現在の動作状況が格納されている動作確認アドレスを参照する。これに基づき、実行動作状態図作成部14は、動作時間に応じた各アクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図141(測定結果)を、動作計画図131に重ねて図示した状態で作成する。そして、実行動作状態図作成部14は、実行動作状態図141を、パーソナルコンピュータ10の表示部としてのモニタに出力し表示する。
より具体的には、例えば、図4に示すように、実線で記載された動作計画図131としてのタイミングチャートと、破線で記載された実行動作状態図141としてのタイミングチャートと、が重ねて図示(比較出力)される。項目として例えば、「正面ドア」に着目すると、正面ドアは、実行動作状態図141としてのタイミングチャートでは、動作計画図131としてのタイミングチャートよりも、短い時間で「閉」動作が完了していることが示されている。同様に、正面ドアは、実行動作状態図141としてのタイミングチャートでは、動作計画図131としてのタイミングチャートよりも、早い時刻から「開」動作が開始し、短い時間で「開く」動作が完了していることが示されている。
シーケンス部50は、工作機械のアクチュエータ等を動作させるためのラダープログラム51を有しており、パーソナルコンピュータ10からの所定の操作またはCNC部60からの指令信号によりラダープログラム51を実行する。
CNC部60は、NCプログラムを読み取り、工作機械の各可動部位等を数値制御するCNCシステムプログラムを有しており、パーソナルコンピュータ10からの所定の操作によりCNCシステムプログラムを実行する。
ロボット制御部70は、ロボット(図示せず)の姿勢やロボットのアーム等を変化させるようにロボットを制御する。ここで、ロボット(図示せず)は、多関節型のアームを有する産業用ロボットであり、アームの基端側に接続された基部が工場などの床面に設置される。ロボット(図示せず)は、プログラムよる制御によって任意の姿勢に切り替わると共にアームを任意の状態に変化させることができるように構成されている。
設備動作解析装置1を用いて、動作計画に基づき作成されたラダープログラム51と、その基となる動作計画との一致性の検証について、図5のフローチャートを参照して説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る設備動作解析装置1の動作を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1において入力部11では、設定ファイル111に、製造設備におけるアクチュエータを動作させるための動作計画を構成する各種信号情報を入力する。各種信号情報には、具体的には、名称、動作端名称、アドレス(動作指令アドレス、動作確認アドレス)、動作時間、動作確認タイマ、動作前工程(前動作)、及び、動作後ろ工程(後動作)が含まれている。これにより、図3に示すような各種信号情報が入力された設定ファイル111が作成される。そして設備動作解析装置1における処理は、ステップS2へ進む。
ステップS2において測定プログラム作成部12は、入力部11において動作計画を構成する各種信号情報が入力された設定ファイル111に基づき、測定プログラムを自動生成し出力し、パーソナルコンピュータ10の記憶媒体に保存する。そして設備動作解析装置1における処理は、ステップS3へ進む。
ステップS3において動作計画図作成部13は、ステップS1において入力された設定ファイル111に基づいて、アクチュエータごとの動作状態を読み取り、動作計画図131を作成する。そして、動作計画図作成部13は、作成した動作計画図131を実行動作状態図作成部14へ出力し、パーソナルコンピュータ10の記憶媒体に保存する。そして設備動作解析装置1における処理は、ステップS4へ進む。
ステップS4において実行動作状態図作成部14は、測定対象になっているシーケンス部50に、ステップS2において測定プログラム作成部12が作成した測定プログラムを追加する。そして設備動作解析装置1における処理は、ステップS5へ進む。
ステップS5において実行動作状態図作成部14は、ステップS1において入力された設定ファイル111を読み込み、測定対象になっているシーケンス部50と通信ケーブルを介して接続及び通信を行う。これにより、実行動作状態図作成部14は、ステップS1において設定ファイル111へ入力された信号の状態示す各種信号情報を、シーケンス部50において測定プログラムが実行されることにより取得する。そして設備動作解析装置1における処理は、ステップS6へ進む。
ステップS6において実行動作状態図作成部14は、実行動作状態図141を作成し、実行動作状態図141と動作計画図131とを容易に比較可能に、実行動作状態図141と動作計画図131とを、パーソナルコンピュータ10のモニタに重ねて表示(比較出力)する。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、設備動作解析装置1は、複数のアクチュエータにより構成される設備を作動させる動作計画とラダープログラム51の実行結果を解析するものであり、動作計画を入力する入力部11と、入力された動作計画に基づき動作計画図131を作成する動作計画図作成部13と、動作計画に基づき作成されたラダープログラム51を実行した際のアクチュエータの動作状態を基に実行動作状態図141を作成する実行動作状態図作成部14と、を備える。
入力部11は、各アクチュエータごとの動作状態、動作時間、動作指令アドレス、動作確認アドレス、を入力する形式で構成される。動作計画図作成部13は、入力部11に入力されたアクチュエータごとの動作状態及び動作時間を基に各アクチュエータ駆動時間帯を反映した動作計画図131を作成する。実行動作状態図作成部14は、入力部11に入力されたアクチュエータごとの動作指令アドレス及び動作確認アドレスを参照し、動作時間に応じた各アクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図141を作成する。
従って設定ファイル111に入力された動作計画に基づいて、自動で動作計画図作成部13は動作計画図131を作成することができ、更に、実行動作状態図作成部14は、当該動作計画による実行結果を実行動作状態図141として描画することができるため、従来のようなストップウォッチを用いた計測やタイミングチャート作成の手間を省くことができ、製造設備が正常に稼動しているか否かを容易に検証することができる。
また、設定ファイル111に入力された動作計画に基づいて、製造設備を構成する各部の動作時間に応じたアクチュエータ駆動時間帯を反映させた実行動作状態図141、即ち、図4に示すように、製造設備を構成する各部の駆動にかかった時間、及び、当該時間に対応する駆動量が示されている実行動作状態図141を作成することにより、アクチュエータにより駆動される製造設備を構成する各部の動きを、視覚的に分かりやすくすることができる。このため、設備動作解析装置1を、製造設備が経時により老朽化したときのアクチュエータの動作確認に用いることができる。
即ち、製造設備の動作計画を示す設定ファイル111をタイミングチャート形式に可視化することでき、動作計画が適切か否かを検証することを容易とすることができる。また、動作計画図131のタイミングチャートと、動作計画に基づきプログラムの実行により作成された実行動作状態図141のタイミングチャートと、を比較する事ができるため、動作計画の適否とプログラム構成の適否をそれぞれ容易に検証可能である。また、測定プログラムが作られるため、アクチュエータの信号値が保存されたアドレスを高速で読み取ることができ、実行動作状態図141のタイミングチャートを作成することができる。
また、設定ファイル111は、各アクチュエータごとの駆動タイミングと駆動時間が入力される形式を有しているため、動作計画図131のタイミングチャートを自動生成できる。
そして、動作計画図作成部13は、動作計画図131において、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を示す。
これにより、動作計画図131のタイミングチャートを見るだけで、動作計画における、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を把握することができる。
そして、実行動作状態図作成部14は、実行動作状態図141において、アクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を示す。
これにより、実行動作状態図141のタイミングチャートを見るだけで、実際のアクチュエータにより駆動される設備の構成部分の駆動時間、及び、駆動時間に対応する設備の構成部分の駆動量を把握することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。例えば、設備動作解析装置の各部の構成は、本実施形態における設備動作解析装置1の各部の構成に限定されない。
1…設備動作解析装置
11…入力部
13…動作計画図作成部
14…実行動作状態図作成部
51…ラダープログラム
131…動作計画図
141…実行動作状態図

Claims (3)

  1. 複数のアクチュエータにより構成される設備を作動させる動作計画とラダープログラムの実行結果を解析する設備動作解析装置であって、
    前記動作計画を入力する入力部と、
    入力された前記動作計画に基づき動作計画図を作成する動作計画図作成部と、
    前記動作計画に基づき作成された前記ラダープログラムを実行した際の前記アクチュエータの動作状態を基に実行動作状態図を作成する実行動作状態図作成部と、を備え、
    前記入力部は、前記アクチュエータごとの動作状態、動作時間、指令値アドレス、確認値アドレス、を入力する形式で構成され、
    前記動作計画図作成部は、前記入力部に入力された前記アクチュエータごとの前記動作状態及び前記動作時間を基にアクチュエータ駆動時間帯を反映した前記動作計画図を作成し、
    前記実行動作状態図作成部は、前記入力部に入力された前記アクチュエータごとの前記指令値アドレス及び前記確認値アドレスを参照し、前記動作時間に応じた前記アクチュエータ駆動時間帯を反映させた前記実行動作状態図を作成することを特徴とする設備動作解析装置。
  2. 前記動作計画図作成部は、前記動作計画図において、前記アクチュエータにより駆動される前記設備の構成部分の駆動時間、及び、前記駆動時間に対応する前記設備の構成部分の駆動量を示すことを特徴とする請求項1に記載の設備動作解析装置。
  3. 前記実行動作状態図作成部は、前記実行動作状態図において、前記アクチュエータにより駆動される前記設備の構成部分の駆動時間、及び、前記駆動時間に対応する前記設備の構成部分の駆動量を示すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の設備動作解析装置。
JP2015165091A 2015-08-24 2015-08-24 設備動作解析装置 Active JP6529386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165091A JP6529386B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 設備動作解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165091A JP6529386B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 設備動作解析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017045141A true JP2017045141A (ja) 2017-03-02
JP6529386B2 JP6529386B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=58212171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015165091A Active JP6529386B2 (ja) 2015-08-24 2015-08-24 設備動作解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6529386B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021074815A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 シチズン時計株式会社 稼働監視システム
US11943242B2 (en) 2021-03-31 2024-03-26 Honda Motor Co. Ltd. Deep automation anomaly detection

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6368904A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 Asahi Chem Ind Co Ltd プログラマブルコントロ−ラのチエツク方法及び装置
JPH0695823A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Honda Motor Co Ltd 作動状態表示装置
JP2012064033A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Canon Inc タイミングチャート処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6368904A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 Asahi Chem Ind Co Ltd プログラマブルコントロ−ラのチエツク方法及び装置
JPH0695823A (ja) * 1992-09-11 1994-04-08 Honda Motor Co Ltd 作動状態表示装置
JP2012064033A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Canon Inc タイミングチャート処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021074815A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 シチズン時計株式会社 稼働監視システム
JP7412964B2 (ja) 2019-11-07 2024-01-15 シチズン時計株式会社 稼働監視システム
US11943242B2 (en) 2021-03-31 2024-03-26 Honda Motor Co. Ltd. Deep automation anomaly detection

Also Published As

Publication number Publication date
JP6529386B2 (ja) 2019-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6469065B2 (ja) 機械学習装置及び加工時間予測装置
JP5692877B2 (ja) ロボット装置用の制御プログラムを試験するための試験装置
JP5727528B2 (ja) ロボットプログラムによりシミュレーションを行うシミュレーション装置
US9563195B2 (en) Device and method for displaying a change in the position of an object
JP6392819B2 (ja) 製造時間情報により異常検出条件を変更する製造管理システム
US7174225B2 (en) Method and system for simulating processing of a workpiece with a machine tool
JP5444412B2 (ja) 加工処理の評価を行うための情報を表示する表示部を備えた数値制御装置
US9610690B2 (en) Robot system for setting motion monitoring range of robot
JP5784263B1 (ja) シミュレーションシステム、プログラマブルコントローラ、シミュレーション装置、エンジニアリングツール
JP6476594B2 (ja) シミュレーションシステム
JP2016130908A (ja) 加工条件に応じてパラメータを調整するパラメータ自動調整装置
JP2009123209A6 (ja) 工作機械の運転方法および装置
JP2017103882A (ja) 制御装置、制御プログラムおよび記録媒体
JP2009123209A (ja) 工作機械の運転方法および装置
JP2006340480A (ja) モータの制御装置及び制御方法
JP2017045141A (ja) 設備動作解析装置
JP2010218036A (ja) ロボットオフラインプログラミング装置
JP6184651B1 (ja) シミュレーション装置
JP6333915B2 (ja) 数値制御装置
JP2005216213A (ja) 故障診断システム及び故障診断方法
JP5362146B1 (ja) 数値制御装置および数値制御システム
JP2016045712A (ja) プログラマブルロジックコントローラ
JP6378249B2 (ja) サーボ制御および機械運動の遅れを考慮する加工時間予測機能を有する数値制御装置
JP6087262B2 (ja) 数値制御装置
KR102336216B1 (ko) 공작기계의 가공시간 표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6529386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150