JP2017045082A - 電子タグ - Google Patents
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Abstract
【課題】摘み部の端縁や基端縁にアールが形成され、角ばったコーナーがないため、剥離作業が行ない易く、剥がすための力がどのような方向に加えられても容易にベーステープがペイスト材から隔離することができる書籍管理用電子タグを提供する。
【解決手段】ベーステープの一方の面に接着剤層を介して、少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを備えた電子タグ2であって、その電子タグはペイスト材1上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、その電子タグのベーステープの長手方向端部には、摘み部4を備え、その摘み部の少なくとも端縁4cはアール状としてあり、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で、接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆してあることとし、摘み部の基端縁4bもアールに形成してある。
【選択図】図1
【解決手段】ベーステープの一方の面に接着剤層を介して、少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを備えた電子タグ2であって、その電子タグはペイスト材1上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、その電子タグのベーステープの長手方向端部には、摘み部4を備え、その摘み部の少なくとも端縁4cはアール状としてあり、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で、接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆してあることとし、摘み部の基端縁4bもアールに形成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は電子タグ、それも書籍管理用として使用される電子タグに関する。
従来、ベーステープ上に非接触式タグを接着剤層を介して設け、書籍のページ間へ貼装し、その書籍個体を管理する電子タグが知られており、この電子タグには磁気式タグを併用して不正の持出しを監視することもできるようにしたタイプのものも知られている。
この電子タグはシート状あるいはロール状のペイスト材(台紙)に並設されたアッセンブリとされ、一枚づつをペイスト材から剥離して、対象物の対象面に貼装して使用される。アッセンブリ状態にあっては、ベーステープの少なくとも非接触式タグが設けられている接着剤層側の表面には剥離紙が備えられており、この剥離紙を剥がして使用する。
また、従来の電子タグは、ペイスト材に並設された状態から、一枚づつを剥離して取り外し、対象物の対象面へ貼装(貼着)する作業は手作業とならざるを得ず、非常に細かな作業となり、面倒で、かつ、ある程度の熟練性も要求されるものとなっている。
出願人は、本願発明について、先行する技術文献を調査したが、格別に本願発明と関連し、類似していると思われる文献は発見できなかった。
本発明が解決しようとする問題点は、従来の電子タグはペイスト材から剥離して対象に貼装する際の剥がし作業及び貼装作業が指先による手作業であり、その作業が非常に行ないずらく、スムーズに実行することができないという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る電子タグは、ベーステープの一方の面に接着剤層を介して、少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを備えた電子タグであって、その電子タグはペイスト材上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、その電子タグのベーステープの長手方向端部には、摘み部を備え、その摘み部の少なくとも端縁はアール状としてあり、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で、前記接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆してあることを特徴とし、前記した摘み部の基端縁もアールに形成してあることを特徴としている。
また、本発明に係る電子タグは、前記したベーステープの端縁はアール状としてあることを特徴とし、前記した摘み部はベーステープの側縁に形成されていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る電子タグは、前記した表面剥離材は紙材としたことを特徴とし、前記した表面剥離材の少なくとも一方端側は無着状態としてあることを特徴としている。
そして、本発明に係る電子タグは、前記した接着剤層はベーステープの片面もしくは両面に形成されていることを特徴とし、前記したアッセンブリはダイカットにより成形されていることを特徴としている。
本発明に係る電子タグは上記のように構成されている。そのため、摘み部の端縁や基端縁にアールが形成され、角ばったコーナーがないため、剥離作業が行ない易く、剥がすための力がどのような方向に加えられても容易にベーステープがペイスト材から隔離することができる。また、この電子タグを対象物に貼装する際にもコーナー部分で捩れてしまう虞もなくなり、スムーズな作業を実行することができ、失敗することなく、精巧な貼装を短時間で実現できる。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。図1は第一の実施例を示し、図中1はペイスト材(台紙)を示している。このペイスト材1は矩形状のシートとなっており、その表面には電子タグを保持するための接着剤(糊)が塗布されている。
このペイスト材1の表面上には複数の電子タグ2が所定間隔(電子タグ2の幅と同等かそれよりも広い)を隔てて平行に並設されている。この電子タグ2は略長方形のものとなっており、その長手方向の端縁とペイスト材1の端縁との間には数mmの余裕が形成されている。
また、図中3は電子タグ2にあって、少なくとも非接触式の無線タグ、詰り、RAMによるUHF帯のICチップとアンテナ(特に図示せず)が備えられている書籍のページ間への挿し込み用の作用部を示しており、この作用部3の長さは電子タグ2の中央寄りで、電子タグ2の全体長さの2分の1〜3分の2を想定している。
この電子タグ2には、書籍のページ間の喉奥部分に貼着するための両面テープが、作用部3を渡架して設けられている。そのため、接着剤の存在しない表面剥離紙の部分が電子タグ2の上下端に10mm以上づつ存在することとなり、その部分を摘むことで剥離紙を簡単に外すことができるようになっている。尚、この場合の表面剥離紙は複数の電子タグ2の全体に亘っても、単品ごとに設けてもよい。
さらに、電子タグ2を1本の単品とするには、表面剥離紙とペイスト材1をダイカットしても、あるいは電子タグ2を1本づつ、ペイスト材1から剥がし取ってもよく、全体としてのアッセンブリ形態はダイカット成形されている。このダイカットの刃は彫刻刃やぜんまい刃が使用される。
電子タグ2の作用部3を形成している長手方向の少なくとも一方端の側縁には作業用の摘み部4が一体に突設されている。この摘み部4は先端縁4aがアール形状となっており、また、この摘み部4の基端縁4b、4bもアール状となっている。そのため、コーナーが形成されることなく、スムーズに剥離作業が実行できる。これは、電子タグ2自体の長手方向の端縁4cもアール状としてあり、ペイスト材1からの剥離作業が失敗なく容易に行なえ、また、書籍のページ間の喉奥部分への貼着作業も、捻じれや歪みなく精巧に実施することができる。
次に、図2、図3を参照して第二の実施例を説明する。尚、第一の実施例と共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。この図2、図3にあって、ペイスト材1の表面上に並列されている複数の電子タグ2aは、第一実施例に比べてやや幅広としてあり、その一方端をペイスト材1の端縁より突出させた摘み部4dとしてあり、この摘み部4dの先端縁はアール状としてあり、指先への係りに対して、鋭利な突起はなく、指先を怪我することなく、容易に引っ掛け剥離作業ができるものとなっている。
また、この摘み部4dは二つが同方向へ突出形成されているので、小さな突出面積であっても少なくとも一方は指先に掛かり、スムーズに剥離が行なえ、そのまま、対象物へ貼装することができ、捩れが生じてしまうことがない。
この第二実施例における電子タグ2aは幅広としてあるため、長さを短寸とすることができ、シール状態でページ間に貼着させてやることもできる。尚、図中5は表面剥離紙を示している。
本実施例に係る電子タグは上記のように構成されている。摘み部4,4dは電子タグ2,2aの一方端に限らず、両端に形成することも可能で、第一実施例における摘み部4の形成方向も図として示したものに限らず、逆側でもよく、電子タグ2に対し、直交方向でなくともよい。
また、ペイスト材1も単にシート状のみでなく、ロールされたものであってもよいことは勿論であり、シート状の場合も折り畳み込まれた形態でもよい。
1 ペイスト材
2,2a 電子タグ
3 作用部
4,4d 摘み部
4a 先端縁
4b 基端縁
4c 端縁
5 表面剥離紙
2,2a 電子タグ
3 作用部
4,4d 摘み部
4a 先端縁
4b 基端縁
4c 端縁
5 表面剥離紙
Claims (8)
- ベーステープの一方の面に接着剤層を介して、少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを備えた電子タグであって、その電子タグはペイスト材上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、その電子タグのベーステープの長手方向端部には、摘み部を備え、その摘み部の少なくとも端縁はアール状としてあり、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で、前記接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆してあることを特徴とする電子タグ。
- 前記した摘み部の基端縁もアールに形成してあることを特徴とする請求項1に記載の電子タグ。
- 前記したベーステープの端縁はアール状としてあることを特徴とする請求項1または2に記載の電子タグ。
- 前記した摘み部はベーステープの側縁に形成されていることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載の電子タグ。
- 前記した表面剥離材は紙材としたことを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載の電子タグ。
- 前記した表面剥離材の少なくとも一方端側は無着状態としてあることを特徴とする請求項1から5のうち1項に記載の電子タグ。
- 前記した接着剤層はベーステープの片面もしくは両面に形成されていることを特徴とする請求項1から6のうち1項に記載の電子タグ。
- 前記したアッセンブリはダイカットにより成形されていることを特徴とする請求項1から7のうち1項に記載の電子タグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015164418A JP2017045082A (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 電子タグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015164418A JP2017045082A (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 電子タグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017045082A true JP2017045082A (ja) | 2017-03-02 |
Family
ID=58211266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015164418A Pending JP2017045082A (ja) | 2015-08-24 | 2015-08-24 | 電子タグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017045082A (ja) |
-
2015
- 2015-08-24 JP JP2015164418A patent/JP2017045082A/ja active Pending
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