JP2016018305A - 電子タグ及びその貼装方法 - Google Patents

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哲朗 和田
Tetsuro Wada
哲朗 和田
哲朗 木村
Tetsuro Kimura
哲朗 木村
祐二 木崎
Yuji Kizaki
祐二 木崎
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Innoque Co Ltd
Kizaki Ryota
SHANGHAI KCK FASTENER CORP
Wada Tetsuro
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Innoque Co Ltd
Kizaki Ryota
SHANGHAI KCK FASTENER CORP
Wada Tetsuro
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Abstract

【課題】 従来の電子タグはアッセンブリ状態から、単体を取り外した際に廃棄する部分が非常に多くなり、その分コスト高となっていたこと、また、装着の作業も器用さや熟練性を要求される面倒なものとなってしまうという点である。【解決手段】 ベーステープの一方面に接着剤層を介して少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを有する電子タグであって、その電子タグはペイスト部材上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で前記接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆し、その表面剥離紙の少なくともいずれか一方端側は無着状態としてあることとする。【選択図】 図1

Description

本発明は電子タグ、特に書籍管理用の電子タグ及び貼装方法に関する。
従来、ベーステープ上に非接触式タグを接着剤層を介して設け、書籍のページ間へ貼装し、個体を管理する電子タグが知られており、この電子タグには加えて磁気式タグを併用して不正の持ち出しを監視することもできるようにしたタイプのものも知られている。
この電子タグはシート状あるいはロール状のペイスト部材(台紙)に並設されたアッセンブリとされ、一枚づつを剥離して、対象物の対象面に貼装して使用する。このアッセンブリ状態にあっては、ベーステープ上の少なくとも非接触式タグが設けられる接着剤層側には表面の剥離紙が備えられており、この剥離紙を剥がして使用することとなる。
この剥離紙は指先による剥離作業が行ない易いように長目のものとなっており、この剥離紙は廃棄するものであるため、費用的に大きな影響を与えるものとなっており、この長目の剥離紙を電子タグに合わせて好適に切断してカス取りができないと、全てを剥離してしまうことにもなってしまう。
また、従来の電子タグはペイスト部材に並設された状態から、一枚づつを取り外し、対象物の対象面へ移行し、貼装(貼着)する作業は、ほとんどが手作業とならざるを得ず、常に細かな作業となって面倒で、かつ、熟練性も要求されるものとなっている。
さらに、特許文献2として示すものは、電子タグを一枚づつミシン目に沿って千切って使用するもので、書籍のページ間への貼装には、複数の動作が必要となり、剥離紙を作業中も付けた状態となっており、精巧性が損なうこともあるものとなっている。
特開2009−116494号公報 特許第5115278号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来の電子タグはアッセンブリ状態から、単体を取り外した際に廃棄する部分が非常に多くなり、その分コスト高となっていたこと、また、装着の作業も器用さや熟練性を要求される面倒なものとなってしまうという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る電子タグは、ベーステープの一方面に接着剤層を介して少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを有する電子タグであって、その電子タグはペイスト部材上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で前記接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆し、その表面剥離紙の少なくともいずれか一方端側は無着状態としてあることを特徴としている。
また、本発明に係る電子タグは、前記した電子タグは所定間隔を隔てて設けられていることを特徴とし、前記した電子タグは前記した無着部分にベーステープの側面に摘み部を形成してあることを特徴とし、前記した摘み部の側部にはダイカットに必要な間隔を確保するドブが突設されていることを特徴としている。
さらに、本発明に係る電子タグは、前記した摘み部によって隣接する電子タグと密接状態にされていることを特徴とし、前記した接着剤層はベーステープの片面もしくは両面に形成されていることを特徴としている。
そして、本発明に係る電子タグの貼装方法は、前記した電子タグが両面に接着剤層を有している場合、直線状のエッジを有するヘラを用いて、そのヘラのエッジの一方面に前記接着剤層の一部を接着させてペイスト部材から電子タグを剥離し、そのまま対象物の貼装対象面上にヘラを滑らせ、次いで、そのヘラをエッジを軸として回動させ、電子タグの裏面の接着剤層によって対象面に電子タグを貼装することを特徴としている。
本発明に係る電子タグは上記のように構成されている。そのため、廃棄部分は最小限度となって無駄がなく、その分コストを節減することができ、また、作業性も取り扱い易いものとなっており、大きく向上する。
また、本発明に係る電子タグの貼装方法も、電子タグの両面に接着剤層がある場合、ヘラを使用することで、誰もが器用さや熟練性に関係なくスムーズに容易に実行でき、失敗する虞もなく、精巧な貼装状態を短時間で得ることができる。
本発明を実施した電子タグの5本を並設したアッセンブリ状態を示す平面図である。 20本を並設したアッセンブリ状態を示す平面図である。 5本を並設し、電子タグの上下側縁に摘み部を形成したアッセンブリ状態を示す平面図である。 カットして単品とした状態の平面図である。 5本を並設し、電子タグの上下側縁に摘み部を形成して、間隔を有するアッセンブリ状態を示す平面図である。 ドブを突設した状態を示す平面図である。 カットして単品とした状態を示す平面図である。 ヘラを示す図であり、(A)は取手の側縁を直状としたもの、(B)は取手の側縁を波状としたものを示す図である。 ヘラの別の例を示す図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の例を図面を参照して説明する。図1は第一の実施例を示すもので、図中1はペイスト部材(台紙)を示している。このペイスト部材1は矩形状のシートとなっており、その表面には後述する電子タグを保持するための糊が塗られているもので、図にあって、その上下方向の寸法は155mmを想定している。
このペイスト部材1の表面上には、本実施例にあって5本の電子タグ2、2‥が所定間隔(電子タグ2の幅と同等かそれより広い)を隔てて平行に並設されている。この電子タグ2は幅が5mmで長さが145mmを想定しており、その長さ方向の端縁とペイスト部材1の上下端縁との間には各々5mmの余裕を持たせている。
また、図中3、3‥は電子タグ2、2‥における、少なくとも非接触式の無線タグ、即ち、RAMによるUHF帯のICチップとアンテナ(特に図示せず)が備えられるページ間挿し込み用の作用部を示しており、長さを中央寄りで95mmを想定している。そして、前記無線タグを備え、挿し込まれた各ページの喉奥部分に貼着するための両面テープが、この作用部分を渡架して115mmの長さで備えられている。従って、接着剤の存在しない表面剥離紙の部分が電子タグ2、2‥の上下端に各々15mmづつ存在しており、その部分を摘むことで簡単に剥離紙を外すことができるものとなっている。この分接着剤の量も減らし、カス取りの必要性も減ることとなる。尚、この場合の表面剥離紙は5本の電子タグ2、2‥の全体に亘って設けても、電子タグ2、2‥の1本ごとに設けてもよく、この電子タグ2、2‥を1本の単品とするには表面剥離紙とペイスト部材1をダイカットしても、1本づつをペイスト部材1から剥がし取ってもよい。
次に、図2を参照して第二の実施例を説明する。尚、第一の実施例と共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。この第二の実施例の場合、ペイスト部材1の上下方向の長さは第一の実施例と同一としてあるが、左右の長さを3.5〜4.0倍としてあり、電子タグ2、2‥を20本平行に並設したものとなっている。
この場合、電子タグ2、2‥の1本ごとに表面剥離紙が設けられた構成となっており、1本ごとに、ペイスト部材1ごとダイカットされ、使用に供されるか、もしくは1本ごとにペイスト部材1から取り外し、使用に供される。
続いて、図3及び図4を参照して第三の実施例を説明する。この第三の実施例は第一の実施例を応用変形させたもので、電子タグ2、2‥の上下端部の一方側縁に摘み部4、4aを一体的に形成し、隣接する電子タグ2と連接状態としてある。勿論、最も端部となる電子タグ2にあってはペイスト部材1の側縁とその摘み部4、4aの外側縁が一致されることとなる。この場合、摘み部4、4aを含めた状態で電子タグ2を1本づつダイカットする。表面剥離紙は電子タグ2、2‥の1本づつでも、5本全てに対して設けられていてもよい。
この場合、上面剥離紙の接着剤のない部分は電子タグ2の両端から各々20mmを想定し、より一層、上面剥離紙の剥離作業を行ない易くし、摘み部4、4a部分の操作も行ない易いものとしている。
また、図5及び図7を参照して第四の実施例を説明する。この第四の実施例は、第三の実施例を応用変形させたもので、摘み部4、4aと隣接する電子タグ2との間には、カッティングのための間隔を設けてある。この間隔は電子タグ2の幅よりも小さく設定されている。
さらに、本実施例の場合、前記した間隔に代えて、あるいは併用して、摘み部4、4aの外方側縁に確実に間隔を保有するためのスペーサとしてドブ5、5を突設させることもできる。このドブ5は摘み部4、4aと同質材でその摘み部4、4aと一体となっており、2.3mmの長さを想定しており、使用時には図7で示すように切り落とされる。
本実施例に係る電子タグは上記のように構成されている。これらの実施例では作用部3はペイスト部材1及び上面剥離紙から見て中央部分に存在しているが、これは長手方向の一方側に片寄せて形成されるものとしてもよい。
また、作用部3として両面テープを使用することとしているが、これは必要に応じて片面接着剤のものとすることもできる。
図8乃至図9として示すのは、前記した単品としての電子タグ2を書籍のページ間、それも喉奥へ貼装するために使用するヘラを示している。図8(A)として示すものは取手の両側縁が直状となり、(B)は取手の両側縁に指掛け用の凹凸を形成する波状となっている。この各ヘラ6、6aの作業用エッジ7、7aは直線状に形成されている。
特に、電子タグ2が両面テープを使用している場合、電子タグ2をペイスト部材1から剥がして露呈した両面テープにこのヘラ6、6aのエッジ7、7aの一方面を宛がい、そのエッジ7、7aの一方面に電子タグ2の作用部3(接着剤)部分を接着させ、そのままの状態で、エッジ7、7aの他方面側を書籍のページ間に沿って滑らせ、喉奥部分まで挿し込み、表面剥離紙を剥がし、エッジ7、7aを軸として回動させて、両面テープの他方面をそのページの奥部分に接着させ転移させる。このまま、書籍のページ間を閉じることで、電子タグ2はページ間に貼装されることとなる。
また、前記した作業は、書籍が古いもので、ページ紙葉の紙質が劣化している場合、前記した回動に加え、ヘラ6、6aを持った手の手首を手前に捻り返すことでより一層のスムーズな貼装が可能となる。
そして、図9として示すのはヘラ8であり、図8に示した例の変形例で、全体として半月状をしている。この場合もエッジ9は直線状とされており、使用方法、作用は図8に示したヘラ6、6aと同様である。
本発明に係る電子タグ及びその貼装方法は上記のように構成されている。実施例における電子タグ2では非接触式タグを搭載することを記しているが、不正持出監視用の磁気式タグを併用して搭載することができることは勿論である。
また、摘み部4、4aがある場合、その摘み部4、4aを指先で摘んでページ間奥へ滑り込ませることもでき、この場合、片面接着剤の構成でも作業は可能となる。
1 ペイスト部材
2 電子タグ
3 作用部
4、4a 摘み部
5 ドブ
6、6a,8 ヘラ
7、7a,9 エッジ

Claims (7)

  1. ベーステープの一方面に接着剤層を介して少なくとも非接触式の無線式ICチップとアンテナを有する電子タグであって、その電子タグはペイスト部材上に複数を平行状態に剥離可能に並設貼装したアッセンブリとし、この電子タグの各々の表面にはベーステープと同幅もしくは広幅で前記接着剤層よりも長い表面剥離材で被覆し、その表面剥離紙の少なくともいずれか一方端側は無着状態としてあることを特徴とする電子タグ。
  2. 前記した電子タグは所定間隔を隔てて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子タグ。
  3. 前記した電子タグは前記した無着部分にベーステープの側面に摘み部を形成してあることを特徴とする請求項1または2に記載の電子タグ。
  4. 前記した摘み部の側部にはダイカットに必要な間隔を確保するドブが突設されていることを特徴とする請求項3に記載の電子タグ。
  5. 前記した摘み部によって隣接する電子タグと密接状態にされていることを特徴とする請求項3に記載の電子タグ。
  6. 前記した接着剤層はベーステープの片面もしくは両面に形成されていることを特徴とする請求項1から5のうち1項に記載の電子タグ。
  7. 前記した電子タグが両面に接着剤層を有している場合、直線状のエッジを有するヘラを用いて、そのヘラのエッジの一方面に前記接着剤層の一部を接着させてペイスト部材から電子タグを剥離し、そのまま対象物の貼装対象面上にヘラを滑らせ、次いで、そのヘラをエッジを軸として回動させ、電子タグの裏面の接着剤層によって対象面に電子タグを貼装することを特徴とする電子タグの貼装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019045664A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 哲朗 和田 電子タグ

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