JP2017044862A - 画像形成ユニット、画像形成装置及び清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状の清掃部材が初期の状態のときの清掃性能を改善させ、その後の経時の清掃性能を安定させる。
【解決手段】感光体31は、軸を中心に回転可能に構成され、トナーを用いて表面に形成された像をトナー像として保持する。清掃装置36の清掃部材362は、板状に形成され、感光体31の表面に先端部Tが押し付けられた状態で、支持部材361により支持される。清掃部材362は、感光体31の回転に伴い、感光体31表面の付着物を掻き落とす。粉体の脂肪酸金属塩363は、感光体31が回転したときに清掃部材362と感光体31の表面との間に介在するように、先端部T又は感光体31の表面に塗布されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成ユニット、画像形成装置及び清掃装置に関する。
特許文献1には、感光体の摩耗やフィルミング、トナーのすり抜け、或いは感光体を帯電させる帯電部材の汚染の発生を防止するために、画像形成装置に保護層形成装置を設けることが記載されている。この保護層形成装置は、クリーニング機構よりも感光体の回転方向の下流側に配置され、脂肪酸金属塩、及び無機潤滑剤を含む像担持体保護剤を感光体に供給する。特許文献2には、現像剤に脂肪酸金属塩を含む外添剤を含ませることにより、潤滑剤塗布装置を別途設けることなく、感光体を保護することが記載されている。特許文献3には、画像形成装置の使用開始時において、画像にブレードの痕がスジとなって現れることを軽減するために、クリーニングブレードにPMMA(ポリメチルメタクリレート)を塗布することが記載されている。
特開2010−217593号公報 特開2014−170118号公報 特開2011−197397号公報
感光体に接触するクリーニングブレードの先端部は、回転させられた感光体との摩擦抵抗によって変形する。この変形によって、クリーニングブレードと感光体との間には、微小な楔状の空間が形成される。この空間にトナーやシリカ等の外添剤が溜まることにより、クリーニングブレードの感光体の表面の付着物を掻き落とす能力が向上し、その清掃性能は安定する。しかし、クリーニングブレードが変形するまでの間、特にクリーニングブレードが初期の状態のときには、その清掃性能が不十分になることがあった。
そこで、本発明の目的は、板状の清掃部材が初期の状態のときの清掃性能を改善させ、更に経時の清掃性能を安定させることである。
本発明の請求項1に係る画像形成ユニットは、回転可能に構成され、トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体と、前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、前記先端部又は前記表面に塗布された粉体の脂肪酸金属塩とを備える。
本発明の請求項2に係る画像形成ユニットは、請求項1に係る構成において、前記脂肪酸金属塩が、前記像保持体の回転軸の軸方向において、前記先端部の一端から他端にわたって塗布されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成ユニットは、請求項1に係る構成において、前記脂肪酸金属塩が、前記像保持体の回転軸の軸方向において、前記表面の一端から他端にわたって塗布されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成ユニットは、請求項1から請求項3のいずれか1項に係る構成において、トナーを含み脂肪酸金属塩を含まない現像剤を用いて、前記表面に形成された潜像を現像する現像手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、回転可能に構成され、トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体と、前記表面を帯電させる帯電手段と、帯電した前記表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記表面に形成された潜像を、トナーを含む現像剤を用いてトナー像として現像する現像手段と、前記表面に形成された前記トナー像を媒体に転写する転写手段と、前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、前記先端部又は前記表面に塗布された粉体の脂肪酸金属塩とを備える。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項6に係る構成において、脂肪酸金属塩を含む潤滑剤を前記表面に供給する潤滑剤供給手段を用いないことを特徴とする。
本発明の請求項7に係る清掃装置は、トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体の前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、前記先端部に塗布された粉体の脂肪酸金属塩とを備える。
請求項1,5,7に係る発明によれば、板状の清掃部材の先端部又は像保持体の表面に粉体の脂肪酸金属塩が塗布されない場合に比べて、清掃部材が初期の状態のときの清掃性能を改善させ、更に経時の清掃性能を安定させることができる。
請求項2に係る発明によれば、清掃部材の先端部に脂肪酸金属塩が塗布されない場合に比べて、清掃部材が初期の状態のときの清掃性能を改善させ、更に経時の清掃性能を安定させることができる。
請求項3に係る発明によれば、像保持体の表面に脂肪酸金属塩が塗布されない場合に比べて、清掃部材が初期の状態のときの清掃性能を改善させ、更に経時の清掃性能を安定させることができる。
請求項4に係る発明によれば、清掃部材の清掃性能を改善させるために脂肪酸金属塩を現像剤に含ませなくてよい。
請求項6に係る発明によれば、清掃部材の清掃性能を改善させるための潤滑剤供給手段が用いられなくてもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図。 同実施形態に係る構成例1の清掃装置及び感光体の構成を示す図。 同実施形態に係る構成例1の清掃部材の変形の説明図。 同実施形態に係る構成例2の清掃装置及び感光体の構成を示す図。 同実施形態に係る構成例2の清掃部材の変形の説明図。 同実施形態に係る清掃部材の清掃性能の評価結果を示す図。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。図1に示す画像形成装置1は、ここではタンデム型で、電子写真プロセスによって用紙Pに画像を形成する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有するプロセッサを備える。CPUは、ROM又は記憶部12に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、画像形成装置1の各部を制御する。記憶部12は、例えばハードディスクを備え、制御部11で実行されるプログラムやその他のデータを記憶する。操作部17は、例えば操作ボタンを備え、ユーザにより行われた操作を受け付ける。
トナー像形成部13Y,13M,13C,13Kは、中間転写体41の表面にトナーを用いて像(以下「トナー像」という。)を形成する。以下で説明する要素の符号の末尾に付される、「Y」、「M」、「C」、「K」は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した要素であることを意味する。トナー像形成部13Y,13M,13C,13Kの各々は、扱うトナーの色が異なる点を除いて、同一の構成である。以下の説明で、トナー像形成部13Y,13M,13C,13Kの各々を特に区別する必要がない場合は、これらを「トナー像形成部13」と総称する。
なお、トナー像形成部13は、本発明の画像形成ユニットの一例で、画像形成装置1に着脱可能に構成されたユニット型の装置(プロセスカートリッジともいう。)である。ただし、トナー像形成部13は、画像形成装置1に内蔵された装置であってもよい。
トナー像形成部13は、感光体31と、帯電装置32と、露光装置33と、現像装置34と、一次転写ロール35と、清掃装置36とを備える。
感光体31は、本発明の像保持体の一例で、円筒形に形成された感光体ドラムである。感光体31は、表面に形成されたトナー像を保持する。感光体31は、中心軸を回転軸として、回転可能に構成されている。具体的には、感光体31は、回転軸が図示せぬ駆動部と接続され、図中の矢印D1の方向(ここでは反時計回り)に回転させられる。
帯電装置32は、本発明の帯電手段の一例で、感光体31の表面に接触し、感光体31の表面を予め定められた電位に帯電させる帯電ロールを備える。露光装置33は、本発明の潜像形成手段の一例で、例えばレーザ発光源やポリゴンミラーを備える。露光装置33は、例えば外部装置から供給された画像データに応じたレーザ光を、帯電装置32により帯電させられた後の感光体31に照射する。このレーザ光の照射により、感光体31の表面に潜像が形成される。
現像装置34は、本発明の現像手段の一例である。現像装置34は、Y、M、C、Kのいずれか1色のトナーと、シリカ等の外添剤とを含む現像剤を収容する。トナー及び外添剤の各々は、粉体である。現像装置34は、感光体31の表面に形成された潜像にトナーを供給し、これをトナー像として現像する。
なお、本実施形態では、特に断りのない限り、現像装置34に収容される現像剤に、感光体31の表面を保護するため潤滑剤(例えば、脂肪酸金属塩を含む潤滑剤)が含まれていないものとする。
一次転写ロール35は、本発明の転写手段の一例で、中間転写体41が感光体31と対向する位置において、予め定めた電位差を生じさせることにより、感光体31の表面に形成されたトナー像を、中間転写体41に転写する。
清掃装置36は、本発明の清掃装置の一例で、トナー像が転写された後の感光体31の表面を清掃する装置である。具体的には、清掃装置36は、感光体31の表面の付着物を掻き落とす。付着物は、主に残留したトナーであるが、現像剤に含まれていた外添剤も含まれる。
中間転写体41は、無端のベルト部材であり、ベルト搬送ロール43、及びバックアップロール44によって張り渡されている。ベルト搬送ロール43、及びバックアップロール44の各々は、中間転写体41を周回させるための回転軸で、これらのうちの少なくとも1つが図示せぬ駆動部によって回転させられる。中間転写体41は、図中の矢印D2方向(ここでは時計回り)に周回する。駆動部を有さないベルト搬送ロール43、又はバックアップロール44は、中間転写体41の周回に従動して回転する。中間転写体41が周回することにより、中間転写体41上のトナー像は、二次転写ロール42とバックアップロール44とに挟まれて形成されたニップ領域に移動させられる。
搬送装置16は、容器と搬送ロールとを有する。容器には、予め定められたサイズにカットされた用紙Pが収容されている。搬送装置16は、搬送ロールによって容器から1枚ずつ取り出した用紙Pを、二次転写ロール42とバックアップロール44との間のニップ領域に移動させる。
なお、用紙Pは、紙以外の素材で形成されたシート状の媒体、例えば樹脂製のシートに置き換えられてもよい。
二次転写ロール42は、中間転写体41との電位差によって、ニップ領域に移動させられた中間転写体41上のトナー像を、搬送装置16から搬送されてきた用紙Pに転写する。ベルトクリーナ49は、二次転写ロール42によりトナー像が転写された後の中間転写体41の表面を清掃する。搬送装置16は、トナー像が転写された用紙Pを定着装置15へと搬送する。
定着装置15は、用紙Pに転写されたトナー像を、加熱によって用紙Pに定着させる。搬送装置16は、定着装置15によりトナー像が定着させられた用紙Pを、画像形成装置1外へ排出させる。
以上の構成の下、トナー像形成部13は、清掃装置36が備える清掃部材(後述する清掃部材362)の初期の清掃性能を改善させ、更に経時の清掃性能を安定させるために、粉体の脂肪酸金属塩を備える。トナー像形成部13の構成例として、以下の(構成例1)及び(構成例2)がある。
(構成例1)
図2は、構成例1の清掃装置36及び感光体31の構成を示す図である。図2には、清掃装置36を感光体31の回転軸の軸方向に平面視した図が示されている。
清掃装置36は、支持部材361と、清掃部材362と、粉体の脂肪酸金属塩363とを備える。支持部材361は、清掃部材362を支持する部材である。支持部材361は、画像形成装置1の筐体(図示略)に固定されている。清掃部材362は、いわゆるクリーニングブレードで、ゴム等の変形可能な素材で板状に形成された部材である。清掃部材362は、その長手方向における一端側が支持部材361により支持されている。清掃部材362は、その長手方向における他端側の端面362Aの一部、より具体的には角部を含む領域が、感光体31の表面に押し付けられる。清掃部材362は、感光体31の回転に伴い、感光体31の表面の付着物を掻き落とす。
脂肪酸金属塩363は、ここでは、粉体のZnSt(ステアリン酸亜鉛)である。脂肪酸金属塩363は、感光体31の回転軸の軸方向において、端面362Aの一端から他端にわたって塗布されている。脂肪酸金属塩363は、例えば、端面362Aの全体に塗布されている。脂肪酸金属塩363は、例えば刷毛や筆、ブラシ等の道具を用いて、トナー像形成部13又は画像形成装置1の製品出荷前の段階(例えば製造段階)に塗布される。即ち、ユーザによるトナー像形成部13又は画像形成装置1の使用開始時には、脂肪酸金属塩363が清掃部材362に塗布された状態にある。
なお、脂肪酸金属塩363は、清掃部材362のうち端面362Aを除く面(例えば、清掃部材362の全体)にも塗布されていてもよい。
ところで、トナー像形成部又は画像形成装置の使用開始時から間もない期間においては、清掃部材が変形していないか又はその変形が少ない、初期の状態にある。このため、従来は、清掃部材が初期の状態のときに、清掃部材と感光体との間にトナーやシリカ等の外添剤が十分に溜まるような楔状の空間が形成されず、感光体の表面の付着物を掻き落とす能力が不十分になることがあった。
更に、トナー像形成部又は画像形成装置が、高温高湿の環境下で保管された場合、清掃部材の先端部のうちの感光体に押し付けられた角部が、永久変形を起こすことがある。これにより、感光体の回転時に清掃部材の先端の引き込みが小さくなり、感光体との密着度合いが低下することがあった。
以上の理由から、清掃部材の初期の清掃性能が低下することがあった。清掃部材と感光体との摩擦抵抗が大きくなり過ぎた場合も、清掃部材がめくれる等の理由で、清掃性能が低下してしまうことがあった。
これに対し、脂肪酸金属塩363が、清掃部材362の端面362Aに塗布されることにより、清掃部材362の初期の清掃性能が改善する。その作用について説明すると、図3に示すように、トナー像形成部13又は画像形成装置1の使用が開始されて、感光体31が回転させられると、清掃部材362の先端部Tと感光体31の表面との間に、脂肪酸金属塩363が介在する。先端部Tは、端面362Aのうち、感光体31の表面と接触した部分である。この脂肪酸金属塩363の介在により、先端部Tと感光体31の表面との密着度合い(付着性)が向上する。この結果、清掃部材362が、感光体31の表面の接線方向へと引っ張られて変形しやすくなり、清掃部材362と感光体31の表面との間に、微小な楔状の空間WSが速やかに形成される。空間WSが速やかに形成されることで、清掃部材362の初期の清掃性能が改善する。
なお、図3で説明した空間WSが形成された後、清掃部材362は図3で示す形状に維持される。よって、清掃部材362が変形した後は、端面362Aから脂肪酸金属塩363の一部又は全てが離脱しても構わない。また、脂肪酸金属塩363は、必ずしも端面362Aの全体に塗布されなくてもよく、少なくとも先端部Tに塗布されていればよい。
(構成例2)
(構成例1)で説明した作用によると、先端部Tと感光体31の表面との間に粉体の脂肪酸金属塩が介在すれば、清掃部材362の初期の清掃性能が改善する。よって、粉体の脂肪酸金属塩は、清掃部材362ではなく、感光体31の表面に塗布されていてもよい。
図4は、構成例2の清掃装置36及び感光体31の構成を示す図である。図4には、清掃装置36を感光体31の回転軸の軸方向に平面視した図が示されている。
清掃装置36は、支持部材361と、清掃部材362とを備える。構成例2の清掃装置36は、脂肪酸金属塩363を備えておらず、清掃部材362が感光体31の表面に接触する点で、構成例1と相違するが、その余の点は構成例1と同じである。
感光体31の表面には、脂肪酸金属塩311が塗布されている。脂肪酸金属塩311は、感光体31の回転方向における少なくとも一部の領域に塗布される。また、脂肪酸金属塩311は、感光体31の回転軸の軸方向において、感光体31の表面の一端から他端にわたって塗布されている。脂肪酸金属塩311が塗布される段階や、塗布の方法は、構成例1の説明と同じでよい。
また、脂肪酸金属塩311は、感光体31の表面のどの領域に塗布されてもよい。ただし、先端部Tと感光体31の表面との間にトナー或いは外添剤が介在するよりも前に、脂肪酸金属塩311が介在するように、脂肪酸金属塩311が塗布される位置が工夫されたり、トナー像形成部13の動作が制御されたりすることが望ましい。
なお、脂肪酸金属塩311は、感光体31の回転方向における全体に塗布されていてもよい。
感光体31が回転させられると、図5に示すように、先端部Tと感光体31の表面との間に、脂肪酸金属塩311が介在する。このように脂肪酸金属塩311が介在することにより、先端部Tと感光体31の表面との密着度合いが向上する。この結果、清掃部材362は、感光体31の表面の接線方向へと引っ張られて変形し、微小な楔状の空間WSが形成される。この結果、清掃部材362の初期の清掃性能が改善する。
(清掃性能の評価)
本願の発明者は、構成例1及び構成例2で説明したように脂肪酸金属塩が塗布されることにより、清掃部材362の清掃性能が改善し、更に経時の清掃性能が安定することを、確認した。この確認のために、発明者は、以下の方法で清掃部材362の清掃性能を評価した。
発明者は、清掃部材362を感光体31に押し付けた状態で、画像形成装置1を高温高湿の環境下(摂氏45度、湿度95%)で72時間保管し、その後、低温低湿の環境下(摂氏10度、湿度15%)に画像形成装置1を移動させた。そして、発明者は、一次転写ロール35の転写電位をオフ(即ち電位差をゼロ)とし、画像密度100%(つまりベタ)の単色のトナー像を、A3サイズの用紙設定にして1枚、感光体31に形成させた。この場合、感光体31から中間転写体41へのトナー像の転写が行われないので、トナー像が感光体31にほぼそのまま残った状態で、清掃装置36による清掃が行われる。例えば、画像形成装置1でのプリント中に紙詰まりが発生した場合に、トナー像が感光体31にほぼそのまま残った状態になることがあるから、発明者は、感光体31へのトナーの付着量が多い場合を想定して、清掃性能を評価した。更に、発明者は、A4サイズの用紙設定とし、一次転写ロール35の転写電位を通常のプリント時の設定として、画像密度5%の単色のトナー像を10万枚プリントした後の清掃性能を、清掃部材362の経時の清掃性能として評価した。
通常、ブレードめくれを防止するために、清掃部材の先端部にPMMAからなる潤滑粉を塗布し、感光体を空回転させる場合がある。このように清掃部材にPMMAを塗布した場合の評価結果を、「ZnStの塗布なし」の評価結果とする。「ZnStを清掃部材に塗布」は構成例1、「ZnStを感光体に塗布」は構成例2の場合の評価結果である。
また、現像装置34に収容される現像剤のZnStの含有率を、0質量%(つまり、現像剤にZnStを含ませない。)、0.05質量%、0.20質量%として、それぞれ評価を行った。ZnStの含有率は、トナーの質量に占める、ZnStの質量の割合を示す。また、発明者は、清掃部材362の清掃性能に加え、10万枚プリント後の帯電装置32の帯電ロールの汚染(以下「BCR汚染」という。)の状況と、10万枚プリント後に清掃した後の、感光体31における画像スジの発生度合いを評価した。これらの評価結果を図6に示す。
図6において、清掃部材362の清掃性能については、感光体31においてトナーのすり抜けが発生しなかった場合を、「○」、発生した場合を「×」としている。BCR汚染については、BCRに起因した画像スジが発生しなかった場合を「○」、発生した場合を「×」としている。画像スジの発生度合いについては、感光体31の回転方向に延びる画像スジが発生しなかった場合を「○」、発生した場合を「×」としている。
図6に示すように、PMMAが端面362Aに塗布された場合、ZnStの含有量を0.20質量%とすることで、清掃部材362の初期の清掃性能が改善した。しかし、経時の清掃性能、BCR汚染、及び画像スジはそれぞれ不良であり、清掃性能が不良であった。ZnStが現像剤に比較的多く含まれ、且つこれが継続的に感光体31に供給された場合、帯電装置32の帯電ロールに到達するZnStの量が増大する。このZnStの存在が、帯電ロールのベタツキの原因となり、現像剤の外添剤が帯電ロールに付着することにより、BCR汚染が進行したと考えられる。ZnStの含有量を、0質量%又は0.05質量%とした場合、経時の清掃性能、BCR汚染、及び画像スジはそれぞれ良好であったが、清掃部材の初期の清掃性能は不良であった。
これに対し、清掃部材362にZnStを塗布した場合、及び感光体31にZnStを塗布した場合のそれぞれについて、ZnStの含有量を0質量%、又は0.05質量%とすることで、清掃部材362の初期の清掃性能とした。また、経時の清掃性能、BCR汚染、及び画像スジもそれぞれ良好で、清掃性能が改善した状態で安定した。ZnStの含有量を0.20質量%とした場合、清掃部材362の初期の清掃性能は改善したが、経時の清掃性能、BCR汚染、及び画像スジがそれぞれ不良であった。
以上説明したとおり、発明者は、清掃部材362又は感光体31にZnStを塗布することで、清掃部材362による感光体31の初期の清掃性能を改善し、更に経時の清掃性能が安定することを確認した。また、発明者は、現像装置34に収容する現像剤において、ZnStの含有量が一定量以下である場合に、清掃性能が改善されることが確認した。
よって、画像形成装置1は、清掃部材362の初期の清掃性能を改善させ、更にその経時の清掃性能が安定させるために、潤滑剤(例えば、脂肪酸金属塩を含む潤滑剤)を感光体31の表面に供給する潤滑剤供給手段を用いなくてよい。具体的には、画像形成装置1は、潤滑剤供給手段を別途備えたり、また、潤滑剤供給手段を装着するための構成を備えたりしなくてよい。
なお、脂肪酸金属塩としては、ZnStに限られず、以下の素材が使用されてもよい。例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、スタエリン酸、アレイン酸等の直鎖状炭化水素の脂肪酸金属塩が挙げられ、金属としては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、アルミニウム、セリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉄等が好ましく、特にステアリン酸亜鉛が好ましい。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施してもよい。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、清掃部材362の先端部Tと感光体31との間に、脂肪酸金属塩が介在することで、清掃部材362の清掃性能を改善させていた。同じ作用により、感光体以外の像保持体を清掃する清掃部材の先端部と、当該像保持体との間に、脂肪酸金属塩が介在することによっても、当該清掃部材の清掃性能が改善すると考えられる。例えば、板状の清掃部材であるベルトクリーナ49の先端部と、中間転写体41との間に、脂肪酸金属塩が介在するように、これらの一方に脂肪酸金属塩が塗布されてもよい。この場合、脂肪酸金属塩は、中間転写体41を周回させる回転軸(ベルト搬送ロール43、又はバックアップロール44)の軸方向において、ベルトクリーナ49の先端部又は中間転写体41の一端から他端にわたって塗布される。
本発明の画像形成ユニットは、少なくとも感光体及び清掃部材を備える装置であればよい。また、清掃装置36をユニット化し、画像形成装置1に対して着脱可能にされてもよい。
本発明の画像形成装置は、4色の画像を形成する装置でなくてもよく、3色以下又は5色以上の画像を形成する装置であってもよい。また、本発明の画像形成装置は、ロータリ型等の、タンデム以外の画像形成装置であってもよい。また、本発明の画像形成装置は、直接転写により感光体から用紙等の媒体にトナー像を転写してもよい。
1…画像形成装置、11…制御部、12…記憶部、13,13Y,13M,13C,13K…トナー像形成部、15…定着装置、16…搬送装置、17…操作部、31…感光体、311…脂肪酸金属塩、32…帯電装置、33…露光装置、34…現像装置、35…一次転写ロール、36…清掃装置、361…支持部材、362…清掃部材、363…脂肪酸金属塩、41…中間転写体、42…二次転写ロール、43…ベルト搬送ロール、44…バックアップロール、49…ベルトクリーナ

Claims (7)

  1. 回転可能に構成され、トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体と、
    前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、
    前記先端部又は前記表面に塗布された粉体の脂肪酸金属塩と
    を備える画像形成ユニット。
  2. 前記脂肪酸金属塩が、前記像保持体の回転軸の軸方向において、前記先端部の一端から他端にわたって塗布されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
  3. 前記脂肪酸金属塩が、前記像保持体の回転軸の軸方向において、前記表面の一端から他端にわたって塗布されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
  4. トナーを含み脂肪酸金属塩を含まない現像剤を用いて、前記表面に形成された潜像を現像する現像手段
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成ユニット。
  5. 回転可能に構成され、トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体と、
    前記表面を帯電させる帯電手段と、
    帯電した前記表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記表面に形成された潜像を、トナーを含む現像剤を用いてトナー像として現像する現像手段と、
    前記表面に形成された前記トナー像を媒体に転写する転写手段と、
    前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、
    前記先端部又は前記表面に塗布された粉体の脂肪酸金属塩と
    を備える画像形成装置。
  6. 脂肪酸金属塩を含む潤滑剤を前記表面に供給する潤滑剤供給手段を用いない
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. トナーを用いて表面に形成された像を保持する像保持体の前記表面に先端部が押し付けられ、前記像保持体の回転に伴い前記表面の付着物を掻き落とす板状の清掃部材と、
    前記先端部に塗布された粉体の脂肪酸金属塩と
    を備える清掃装置。
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