JP2017044417A - 浴室暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室に入って確かめなくても、浴室の外部において浴室暖房が必要であるか否かを容易に知ることができるようにする。【解決手段】浴室暖房装置本体における浴室内空気流入経路に温度センサを設けるとともに、室外操作器に暖房おすすめ表示部を備え、温度センサで検知した温度θと、予め設定されている表示用設定温度θ1、及び、表示解除用設定温度θ2とを比較し、検知した温度θが、表示用設定温度θ1未満であると暖房おすすめ表示部で浴室暖房運転を促す勧誘表示を行い、検知した温度θが表示解除用設定温度θ2以上であると、勧誘表示を解除する。【選択図】図7

Description

本発明は、浴室暖房装置に関する。
浴室暖房装置としては、例えば、特許文献1に示されているように、ミストサウナ運転時に、浴室暖房装置本体の内部に備えたサーミスタによって浴室内の温度を検知し、ミスト噴射開始のタイミングを決定するように構成したものや、特許文献2に示されているように、効率的なミスト運転を行うために、浴室内のリモコンに備えた温度センサの検知温度等によって浴室の壁面温度を推定するように構成したものが知られている。
特許第4276597号公報 特開2012−220060号公報
冬場の浴室は寒く、入浴の際の急激な温度変化によって、血圧の急激な変動などが生じ、身体に大きな負担を与えることになる。
そこで、浴室に入る前に浴室暖房運転を行っておくことが有効となるが、浴室が、暖房運転が必要なほど冷えているかどうかは、浴室外から判断することができず、浴室に入って体感して、必要ならば浴室暖房運転を実行するようにしている。また、入浴前に無条件で浴室暖房運転を実行すればよいが、浴室が身体に負担をもたらすほど冷えていない場合には、無駄に浴室暖房運転を行うことになって、ガスや電気を無駄に消費することになる。
上記特許文献1は、ミスト噴射開始のタイミングを決定するものであって、浴室外で浴室の温度を知ることはできず、また、浴室暖房装置本体の内部に備えたサーミスタによって浴室の温度を検知するものであるために、浴室暖房装置本体の内部に溜まった熱気の影響を受け易く、浴室の温度を正確に検知するのが困難である。
上記特許文献2は、浴室の壁面付近の温度に応じてミスト噴射開始のタイミングを変えるものであって、浴室外で浴室の温度を知ることはできず、また、浴室の壁面付近の温度を検出するための専用の温度センサを浴室内に設置しなければならず、コストが高くなるという問題がある。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、安価な構成で、浴室に入らなくても浴室暖房運転が必要か否かを容易に知ることができる浴室暖房装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(1)本発明に係る浴室暖房装置は、浴室内の空気を排出する換気ファン、前記浴室内の空気を循環させる循環ファン、循環する空気を、熱源機からの熱媒によって加熱する加熱手段、及び、前記浴室内の空気の流入経路に設けられる温度センサを有すると共に、前記浴室に設置される浴室暖房装置本体と、
浴室暖房運転を促す勧誘表示を行う暖房お勧め表示部を有すると共に、前記浴室の外部に設置される室外操作器と、
前記換気ファン、前記循環ファン、前記加熱手段及び前記室外操作器を制御すると共に、前記温度センサの検知出力及び前記室外操作器からの指令が与えられる制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記温度センサの検知温度、予め設定されている表示用設定温度、及び、表示解除用設定温度に基づいて、前記検知温度が前記表示用設定温度未満になると、前記暖房おすすめ表示部で前記勧誘表示を行い、前記検知温度が前記表示解除用設定温度以上になると、前記勧誘表示を解除する。
本発明によると、浴室温度が低いときには、室外操作器の暖房おすすめ表示部に、暖房運転を促す勧誘表示がなされ、浴室温度が高くなると、暖房運転を促す勧誘表示が解除されるので、浴室温度を検知するための専用の温度センサを設けることなく、浴室暖房運転を行ったほうが良いか否かを容易に判断することができる。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記表示解除用設定温度として、前記熱媒が使用されない運転に対応する第1表示解除用設定温度と、前記熱媒が使用される運転に対応すると共に、前記第1表示解除用設定温度よりも高い第2表示解除用設定温度とが予め設定され、前記制御手段は、前記熱媒が使用される運転であるか否かに応じて、前記第1表示解除用設定温度または前記第2表示解除用設定温度を選択して、前記暖房おすすめ表示部の前記勧誘表示の解除を制御する。
熱媒が使用されない運転のときには、浴室暖房装置本体に設けられた温度センサが熱媒の影響を受けることなく、浴室の温度を検知できるのに対して、熱媒が使用される運転のときには、浴室暖房装置本体に設けられた温度センサが熱媒の影響を受けて、浴室の温度よりも高い温度を検知することになる。したがって、浴室の温度が低く、浴室暖房運転を促す勧誘表示を行っている状態で、熱媒の使用の有無に関わらず、同一の表示解除用設定温度以上になったときに、勧誘表示を解除すると、熱媒を使用する運転のときには、浴室の温度が十分上昇していないのに、温度センサの検知温度が高いために、勧誘表示が解除されるという不具合が生じる。
この実施態様によれば、勧誘表示を解除するための表示解除用設定温度として、熱媒が使用されない運転に対応する第1表示解除用設定温度と、この第1表示解除用設定温度よりも高く、熱媒が使用される運転に対応する第2表示解除用設定温度とが設定され、制御手段は、熱媒が使用される運転であるか否かに応じて、第1表示解除用設定温度または第2表示解除用設定温度を選択して勧誘表示の解除を制御するので、浴室の温度が十分上昇していないのに、勧誘表示が解除されるという不具合が生じるのを防止することができる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記制御手段は、前記勧誘表示を行っている表示状態において、前記熱媒を使用した運転を行ったときには、その運転を終了した時点から設定時間が経過するまでは、前記第2表示解除用設定温度を選択し、前記設定時間が経過した後は、前記第1表示解除用設定温度を選択する。
この実施態様によると、熱媒を使用した運転を終了した時点から設定時間(例えば30分)が経過するまでは、浴室暖房装置本体の内部に溜まった熱気、いわゆる、熱こもりがあるので、温度センサが、熱媒の使用時に対応する第2表示解除用設定温度以上を検知した時点で勧誘表示が解除される。また、熱媒を使用した運転を終了した時点から前記設定時間が経過した後は、浴室暖房装置本体内の熱こもりは解消しているとして、温度センサが、熱媒の非使用時に対応する第1表示解除用設定温度以上を検知した時点で勧誘表示が解除される。
(4)本発明の更に他の実施態様では、前記制御手段は、前記勧誘表示を解除している表示解除状態において、前記熱媒を使用する運転を行うときには、前記表示解除状態を継続し、その運転の終了時点から設定時間が経過するまでの期間に亘って前記表示解除状態を維持する。
勧誘表示を解除している表示解除状態では、検知温度は表示用設定温度以上であるが、実際の浴室温度は検知温度よりも低くなっていることもある。従って、実際の浴室温度が検知温度を下回っている状態で、熱媒を使用した運転(例えば、暖房運転)を開始すると、先ず、浴室内の冷えた空気を吸い込むことで、検知温度が表示用設定温度より低くなって浴室暖房運転を促す勧誘表示が行われ、その後、直ちに検知温度が上昇して表示解除用設定温度以上になり、勧誘表示が解除される。その結果、熱媒を使用した運転を開始すると、勧誘表示が、「表示解除」→「表示」→「表示解除」と変化することになり、熱媒を使用した運転を開始したにも拘わらず、浴室暖房運転を促す勧誘表示が行われる時間帯が発生するという不具合が生じる。
この実施態様によると、浴室暖房運転を促す勧誘表示を解除している表示解除状態において、熱媒を使用した運転を行うと、強制的に表示解除状態に維持するので、不要な勧誘表示が行われるのを防止することが可能となる。
また、勧誘表示が解除されている表示解除状態で、ユーザーが熱媒を使用する運転を開始して直ぐに運転を停止するような場合が想定されるが、この場合は、熱こもりは生じておらず、勧誘表示が行われる温度まで浴室温度が低下することが考えられる。
ユーザーが意識的に熱媒を使用した運転を停止しているので、その後、直ぐに暖房運転を促す勧誘表示を行うのは好ましくなく、この実施態様によれば、熱媒を使用した運転が終了した時点から設定時間(例えば、10分)が経過するまでの期間は、勧誘表示を表示解除状態に維持することによって、熱媒を使用した運転の終了後直ぐに勧誘表示が行われる不具合をなくことができる。
(5)本発明の他の実施態様では、前記制御手段は、前記勧誘表示を行うときに、凍結予防運転が行われている場合には、前記勧誘表示を行うと共に、凍結予防運転の終了時点から設定時間が経過するまでの期間に亘って前記勧誘表示を継続する。
この実施態様によると、浴室暖房運転を促す勧誘表示を行う時に、凍結予防運転が行われている場合は、浴室は低温であるので、勧誘表示を強制的に継続し、凍結予防運転が終了した時点から設定時間(例えば、60分)が経過するまでの期間は、浴室暖房装置本体の内部に熱がこもっているので、不当に勧誘表示の解除が行われることがないように、勧誘表示を継続する。
(6)本発明の他の実施態様では、前記表示用設定温度を、操作によって切換え設定可能な設定操作部を備える。
この実施態様によると、浴室暖房運転を促す勧誘表示を行うための基準となる表示用設定温度をユーザーが任意に選択設定することで、体調や体質に対応させた好適な勧誘表示を行うことができる。
本発明によれば、浴室に入って確かめなくても安価な構成で浴室暖房運転が必要か否かを容易に知ることができ、必要に応じて浴室暖房運転の指令操作、などを的確に行うことができる。
図1は本発明の一実施形態に係る浴室暖房装置を備えた浴室の斜視図である。 図2は浴室暖房装置の縦断面図である。 図3は浴室暖房装置の配管図である。 図4は制御系統を示すブロック図である。 図5は室外操作器の正面図である。 図6は室内操作器の正面図である。 図7は浴室暖房運転を促す勧誘表示制御の基本的な処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る浴室暖房装置を備えた浴室の斜視図である。この実施形態の浴室暖房装置Aは、浴室2の上部に設置されるものであり、浴室の暖房、浴室の換気、浴室の乾燥、浴室内に干した洗濯物の乾燥、浴室に温水ミストを噴霧するミスト浴、浴室に温水ミストを噴霧すると共に温風を吹き出すミストサウナ浴、等を実行する機能を備えている。
浴室暖房装置Aの本体9は、浴槽7の上方の天井裏に設置されており、吊り金具10によって天井スラブ等に吊下げ支持され、本体の下面が浴室2における天井8の開口部11に臨むように配設されている。
図2は、浴室暖房装置Aの縦断面図であり、図3は、浴室暖房装置Aの配管図である。
浴室暖房装置Aの本体9の下面には、上記天井8の下方から開口部11を覆うように配置されたグリル板12が取り付けられている。
本体9の内部には、循環する空気を加熱する加熱手段としての温風用熱交換器13や送風機14が内装されている。この温風用熱交換器13は、内部に流れる熱媒としての温水によって浴室2内に送り込まれる空気を加温する。この温風用熱交換器13は、本体9に配管した暖房用温水管路15の途中に配置されており、暖房用温水管路15には、図1に示す給湯暖房機などの熱源機16からの温水が供給されるようになっている。暖房用温水管路15の途中には、温風用熱交換器13への温水供給を断続するための熱動弁17が設けられると共に、暖房用温水管路15を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH2が配設されている。
送風機14は、浴室内空気を循環させる循環ファン14aと、浴室内空気を外部へ排出する換気ファン14bとで構成されている。なお、換気ファン14bの排出路には、図2に示すように排気によって開放される自閉式の逆風止め50が設けられている。
本体9の下面側には、循環ファン14aで送風される空気を吹き出す吹出し口3が設けられている。この吹出し口3には、可動ルーバー18が備えられており、可動ルーバー18を回動することによって吹出し口3を開閉したり、吹出し口3から吹き出す風向きを変更することができるようになっている。また、グリル板12には、浴室2内の空気を吸い込む吸気口1が設けられており、この吸気口1の内側近傍の空気の流入経路に、浴室温度を検知する温度センサとしての浴室温度サーミスタTH3が配備されている。
また、浴室暖房装置Aには、ミスト浴の機能を持たせるためのミスト発生部19が組み込まれ、本体9の上部に設置されている。ミスト発生部19からはミスト用給水管路20が導出され、その先端部に連結したミストノズル4がグリル板12における吸気口1の近傍適所に設けられている。ミストノズル4は、2個のミストノズル4a,4bで構成され、各ミストノズル4a,4bの上手に設置された電磁駆動型のミスト開閉弁21a,21bを同時に開放、あるいは、一方のみを開放することで、強弱2段階のミスト量でミストを噴出することができるようになっている。なお、ミスト用給水管路20には、水道水が供給されるようになっており、上流側から順に、ストレーナ22、電磁駆動型の給水開閉弁23が設けられている。
前記暖房用温水管路15は、ミスト加熱用管路24と温風用熱交換器13への管路とに分岐され、分岐されたミスト加熱用管路24の蛇行部とミスト用給水管路20の蛇行部とが近接配備されて、ミスト加熱用管路24を流れる温水でミスト用給水管路20を流れるミスト用の水を加熱するミスト用熱交換器26が構成されている。なお、ミスト加熱用管路24には、電磁式の比例弁25が設けられ、ミスト加熱用管路24を流れる温水量を調整制御するようになっている。また、ミスト用給水管路20におけるミスト用熱交換器26とミスト開閉弁21a,21bとの間には、加熱されたミスト用温水の温度を検出するミスト温度サーミスタTH1が配備されている。
この実施形態の浴室暖房装置Aは、以上のように構成されており、図1に示す浴室2外の脱衣室の壁面に設置された脱衣室リモコンである室外操作器5、及び、浴室2内の壁面に設置された浴室リモコンである室内操作器30によって遠隔操作されるようになっている。
図4に示すように、浴室暖房装置本体9に備えられた各種の作動機器、室外操作器5及び室内操作器30は、メモリ28及び演算回路29を備えたマイクロコンピュータで構成される制御手段としての制御部Bに接続されており、この制御部Bは、浴室暖房装置本体9に備えられている。
図5に示すように、室外操作器5には、タイムアップまでの残り時間を表示するタイマー表示部31、各種モードでの運転時間を増減設定するタイマー設定スイッチ32、浴室2に吹き込まれる風の向きを一定状態とスイング状態に切り換える風向スイッチ33、ミストサウナ運転の起動とミスト量の2段切換えを行うミストサウナスイッチ34、乾燥運転の起動と乾燥モードを浴室乾燥とエコ乾燥と衣類乾燥に切換え選択する乾燥スイッチ6、暖房運転の起動とその強弱選択を行う暖房スイッチ36、涼風運転を起動する涼風スイッチ37、浴室2の換気運転を起動すると共に風力を強弱2段に切換え選択する換気スイッチ38、全てのモードでの運転を停止する停止スイッチ39、24時間の換気運転を起動する24時間換気スイッチ41、及び、選択された各種設定状態を表示するモニターランプ類、が備えられている。
また、図6に示すように、室内操作器30には、各モードの運転状態やタイマー残り時間、等を表示する状態表示部40、ミストサウナ運転の指令及び風量を選択するミストサウナスイッチ34、ミスト運転の指令及びミスト量を選択するミストスイッチ41、温度設定スイッチ42、暖房運転の指令及びその強弱を選択する暖房スイッチ36、涼風運転を指令する涼風スイッチ37、風向きを変更する風向スイッチ33、ミスト入浴時間のタイマー設定を行うスタート/ストップスイッチ43、タイマーのリセットを行うリセットスイッチ45、及び、各種運転を停止する停止スイッチ39が備えられている。
なお、暖房運転が設定されると、熱動弁17を開くと共に、可動ルーバー18を回動させて吹出し口3を開き、かつ、暖房温水サーミスタTH2の検知温度が、60℃以上であるか否かを判断する。検知温度が60℃以上であることが認識されると、循環ファン14aを作動して、浴室2内の空気が吸気口1から吸い込まれ、温風用熱交換器13によって加熱されて温風となった空気が吹出し口3から浴室2内に吹き出される。暖房運転の設定時間が経過すると、循環ファン14aを停止させると共に、熱動弁17を閉止し、可動ルーバー18によって吹出し口3を閉止し、暖房スイッチ36のモニターランプを消灯し、タイマー表示部31の時間表示を停止し、暖房運転が終了する。なお、この暖房運転中にユーザーによって停止スイッチ39が押されると、制御部Bに暖房運転停止の指令が出され、循環ファン14aの停止、熱動弁17の閉止、吹出し口3の閉止、モニターランプの消灯、タイマー表示部31の表示が消えて、自動暖房運転が終了する。
浴室暖房装置は以上のように構成されているが、本実施形態においては、更に、浴室外から浴室暖房が必要か否かを判断できるように、浴室の温度が低いときには、浴室暖房運転を促す勧誘表示を、室外操作器5で行うようにしている。
すなわち、図5に示すように、室外操作器5に、浴室温度が低い場合に浴室暖房運転を促す勧誘表示を行う暖房おすすめ表示部60が備えられている。この暖房おすすめ表示部60には、暖房おすすめ状態にあることを点灯表示するLED等からなる表示ランプ61と、点灯表示を行う基準となる表示用設定温度θ1を設定変更する設定操作部としての温度設定スイッチ62、及び、設定された状態を「高」,「中」,「低」で知らせるモニターランプ63群とが備えられている。
この実施形態では、浴室暖房運転を促す勧誘表示は、表示ランプ61を点灯させることによって行われ、勧誘表示の解除は、表示ランプ61を消灯させることによって行われる。
浴室暖房運転を促す勧誘表示を行うか否か、すなわち、表示ランプ61を点灯させるか否かの基準となる表示用設定温度θ1は、ユーザーが温度設定スイッチ62を操作することで、「高」(20℃),「中」(15℃),「低」(10℃)、及び、「表示しない」を選択することができ、出荷時には「中」に設定されている。そして、温度設定スイッチ62は、ユーザーによる操作毎に、「中」→「低」→「高」→「表示しない」→「中」のように順次循環して切換え選択することができ、選択した温度設定状態は、対応するモニターランプ63の点灯によって表示される。また、「表示しない」の設定では、全てのモニターランプ63が消灯する。
浴室暖房運転を促す勧誘表示における表示制御の基本の処理が、図7のフローチャートに示されている。
浴室温度サーミスタTH3によって浴室温度(厳密には浴室暖房装置Aにおける空気流入経路の温度)が常時検知されており、先ず、表示用設定温度θ1が設定されている、すなわち、上記の「表示しない」以外の設定であるときに(ステップn1)、浴室温度サーミスタTH3による検知温度θが表示用設定温度θ1未満(θ<θ1)であると(ステップn2)、表示ランプ61が点灯されて暖房運転を促す勧誘表示が行われ(ステップn3)、検知温度θが予め設定されている表示解除用設定温度θ2以上(θ≧θ2)になると(ステップn7)、表示ランプ61が消灯されて勧誘表示が解除される(ステップn8)。
ここで、表示ランプ61を消灯して勧誘表示を解除するための表示解除用設定温度θ2は、温水を使用しない運転に対応する第1表示解除用設定温度と、温水を使用する運転に対応する第2表示解除用設定温度とが、予め設定されており、制御部Bは、運転状況に基づいて、いずれかの表示解除用設定温度θ2を選択して、勧誘表示の解除を制御する。
温水を使用しない運転では、浴室暖房装置Aの本体9内に設置されている浴室温度サーミスタTH3は、温水の熱の影響を受けないので、その検知温度は、浴室の温度と略等しくなるが、温水を使用する運転では、浴室温度サーミスタTH3は、温水の熱の影響を受けるので、その検知温度は、浴室の温度よりも高くなる。
そこで、この実施形態では、下記表1に示すように、温水が使用されない運転が行われるとき(温水使用時以外)の表示解除用設定温度θ2である第1表示解除用設定温度は、表示用設定温度θ1に2℃を加算した値(22℃,17℃,12℃)とし、温水を使用した運転が行われるとき(温水使用時)の表示解除用設定温度θ2である第2表示解除用設定温度は、第1表示解除用設定温度よりも高い、一律25℃としている。
Figure 2017044417
浴室の温度が低く、図7に示すように、表示ランプ61が点灯して勧誘表示がなされた後(ステップn3)、温水を使用した運転(暖房、乾燥、ミストサウナなど)が行われると、温水使用時の表示解除用設定温度θ2(25℃)が設定され(ステップn4,n5)、この表示解除用設定温度θ2が、浴室温度サーミスタTH3の検知温度θと比較され、検知温度θが表示解除用設定温度θ2以上(θ≧θ2)になると(ステップn7)、浴室の温度も十分高くなっているとして、表示ランプ61が消灯されて勧誘表示が解除される(ステップn8)。
また、浴室の温度が低く、表示ランプ61が点灯して勧誘表示がなされた後(ステップn3)、温水を使用しない運転(涼風、換気、水ミスト、24時間換気など)が行われる場合、あるいは、何も運転を行わない場合には、表示用設定温度θ1の選択設定に対応して、それより2℃高い温水使用時以外の表示解除用設定温度θ2(θ1+2℃=22℃,17℃,12℃)が設定され(ステップn4,n6)、この表示解除用設定温度θ2が、検知温度θと比較され、検知温度θが、表示解除用設定温度θ2以上(θ≧θ2)になると(ステップn7)、表示ランプ61が消灯されて勧誘表示が解除される(ステップn8)。
また、図7のフローチャートには示されていないが、この実施形態では、以下のような制御が行われる。
(1)温水を使用した運転を終了した時点から設定時間U1(例えば30分)が経過するまでは、温水を使用する運転が終了していても、浴室暖房装置本体9内に熱こもりがあるので、検知温度θが、温水使用時の表示解除用設定温度θ2である第2表示解除用設定温度(25℃)以上を検知した時点で表示ランプ61を消灯して勧誘表示を解除する。また、温水を使用した運転を終了した時点から前記設定時間U1が経過した後は、浴室暖房装置本体9内の熱こもりは解消しているとして、検知温度θが、本来の温水使用時以外の表示解除用設定温度θ2である第1表示解除用設定温度(22℃,17℃,12℃)以上を検知した時点で表示ランプ61を消灯して勧誘表示を解除する。
(2)また、表示ランプ61が消灯している状態、すなわち、浴室暖房運転を促す勧誘表示が解除されている表示解除状態で、温水を使用した運転を行った場合、表示ランプ61は強制的に消灯状態に維持され、温水を使用した運転が終了した時点から設定時間U2(例えば、10分)が経過するまでの期間は、表示ランプ61は消灯状態に維持されて、勧誘表示は表示解除状態を継続する。
この場合、表示ランプ61が消灯されて、勧誘表示が解除された状態では、検知温度θは、表示用設定温度θ1以上であるが、実際の浴室温度は検知温度θよりも低くなっていることもある。従って、実際の浴室温度が検知温度θを下回っている状態で、温水を使用した運転(例えば、暖房運転)を開始すると、先ず、循環ファン14aが作動して浴室内の冷えた空気を吸い込むことで、検知温度θが表示用設定温度θ1より低くなって、表示ランプ61が点灯して勧誘表示が行われ、その後、直ちに検知温度θが上昇して表示解除用設定温度θ2(25℃)以上になり、表示ランプ61が消灯して勧誘表示が解除される。その結果、温水を使用した運転を開始すると、表示ランプ61が「消灯」→「点灯」→「消灯」と変化することになり、温水を使用した運転を開始したにも拘わらず、表示ランプ61が点灯して浴室暖房運転を促す勧誘表示が行われる時間帯が発生するという不具合が生じる。
この実施形態では、上記のように、表示ランプ61が消灯している状態、すなわち、勧誘表示が解除されている表示解除状態で、温水を使用した運転を行った場合、表示ランプ61は強制的に消灯状態に維持され、温水を使用した運転が終了した時点から設定時間U2(例えば、10分)が経過するまでの期間は、表示ランプ61は消灯状態に維持されて、勧誘表示は表示解除状態を継続する。
これによって、表示ランプ61が消灯して勧誘表示が解除されている表示解除状態で、温水を使用した運転を行うときに、表示ランプ61が不必要に点灯して勧誘表示が行われるのを防止することができる。
また、表示ランプ61が消灯されて、勧誘表示が解除された表示解除状態で、ユーザーが温水を使用する運転を開始して直ぐに運転を停止するような場合が想定されるが、この場合は、熱こもりは生じておらず、勧誘表示が行われる温度まで浴室温度が低下することが考えられる。
しかし、ユーザーが意識的に温水を使用した運転を停止しているので、その後、直ぐに温水を使用する浴室暖房運転を促す勧誘表示を行うのは好ましくなく、そのため、この実施形態によれば、温水を使用した運転が終了した時点から設定時間U2(例えば、10分)が経過するまでは、勧誘表示を表示解除状態に維持することによって、温水を使用した運転の終了後に直ちに勧誘表示が行われる不具合をなくことができる。
(3)また、表示ランプ61を点灯させて勧誘表示を行う時に、凍結予防運転、すなわち、熱動弁17を開いて熱源機16からの温水を温風用熱交換器13に供給して、配管等が凍らないようにする凍結予防運転が行われている場合は、浴室は低温であるので、表示ランプ61の点灯状態、すなわち、勧誘表示を強制的に維持する。また、循環ファン14a及び換気ファン14bを作動させない凍結予防運転が終了した時点から設定時間U3(例えば、60分)が経過するまでは、熱がこもっているので、検知温度は浴室温度より高くなっており、不当に表示ランプ61が消灯されることがないように、表示ランプ61の点灯状態を維持し、勧誘表示を継続する。
なお、上記の設定時間U1,U2,U3の時間は、一例であり、上記に限らないのは勿論である。
以上のように本実施形態によると、浴室暖房装置本体9に設けられている浴室温度サーミスタTH3を用いて、浴室暖房が必要か否かを外部に表示することができ、浴室温度を検知するための専用の温度センサを設けることのない安価な構成で、また、浴室に入って浴室温度を体感確認することなく、浴室暖房が必要か否かを事前に知ることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)暖房おすすめ表示部60の表示ランプ61の輝度を、他のモニターランプ類より高いものにしたり、表示ランプ61の点灯色相を他のモニターランプ類と異ならせると、浴室暖房運転を促す勧誘表示が行われていることが認識し易くなる。
(2)暖房おすすめ表示部60の表示ランプ61を点滅させて、勧誘表示が行われていることを認識しやすくするようにしてもよい。
(3)暖房おすすめ表示部60を液晶パネル等で構成して、例えば、「暖房おすすめ」等を文字表示して浴室暖房運転を促す勧誘表示を行うようにしてもよい。この場合、液晶パネルをタッチ入力可能にして、表示用設定温度θ1の設定変更、及び、その設定のモニター表示を液晶パネル上で行うようにしてもよい。
(4)台所に設置した台所リモコンである別の室外操作器を、脱衣室の室外操作器5と同様の機能を備えた構造としてもよい。
(5)浴室暖房装置Aと携帯電話などの情報端末器とを双方向に通信可能に接続して、情報端末器を操作して該情報端末器に浴室暖房運転を促す勧誘表示がなされるように構成してもよい。
2 浴室
5 室外操作器
9 浴室暖房装置本体
13 温風用熱交換器
14a 循環ファン
14b 換気ファン
60 暖房おすすめ表示部
61 表示ランプ
62 設定操作部(温度設定スイッチ)
A 浴室暖房装置
B 制御部
TH3 温度センサ(浴室温度サーミスタ)
θ 検知温度
θ1 表示用設定温度
θ2 表示解除用設定温度

Claims (6)

  1. 浴室内の空気を排出する換気ファン、前記浴室内の空気を循環させる循環ファン、循環する空気を、熱源機からの熱媒によって加熱する加熱手段、及び、前記浴室内の空気の流入経路に設けられる温度センサを有すると共に、前記浴室に設置される浴室暖房装置本体と、
    浴室暖房運転を促す勧誘表示を行う暖房お勧め表示部を有すると共に、前記浴室の外部に設置される室外操作器と、
    前記換気ファン、前記循環ファン、前記加熱手段及び前記室外操作器を制御すると共に、前記温度センサの検知出力及び前記室外操作器からの指令が与えられる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記温度センサの検知温度、予め設定されている表示用設定温度、及び、表示解除用設定温度に基づいて、前記検知温度が前記表示用設定温度未満になると、前記暖房おすすめ表示部で前記勧誘表示を行い、前記検知温度が前記表示解除用設定温度以上になると、前記勧誘表示を解除する、
    ことを特徴とする浴室暖房装置。
  2. 前記表示解除用設定温度として、前記熱媒が使用されない運転に対応する第1表示解除用設定温度と、前記熱媒が使用される運転に対応すると共に、前記第1表示解除用設定温度よりも高い第2表示解除用設定温度とが予め設定され、
    前記制御手段は、前記熱媒が使用される運転であるか否かに応じて、前記第1表示解除用設定温度または前記第2表示解除用設定温度を選択して、前記暖房おすすめ表示部の前記勧誘表示の解除を制御する、
    請求項1に記載の浴室暖房装置。
  3. 前記制御手段は、前記勧誘表示を行っている表示状態において、前記熱媒を使用した運転を行ったときには、その運転を終了した時点から設定時間が経過するまでは、前記第2表示解除用設定温度を選択し、前記設定時間が経過した後は、前記第1表示解除用設定温度を選択する、
    請求項2に記載の浴室暖房装置。
  4. 前記制御手段は、前記勧誘表示を解除している表示解除状態において、前記熱媒を使用する運転を行うときには、前記表示解除状態を継続し、その運転の終了時点から設定時間が経過するまでの期間に亘って前記表示解除状態を維持する、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の浴室暖房装置。
  5. 前記制御手段は、前記勧誘表示を行うときに、凍結予防運転が行われている場合には、前記勧誘表示を行うと共に、凍結予防運転の終了時点から設定時間が経過するまでの期間に亘って前記勧誘表示を継続する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の浴室暖房装置。
  6. 前記表示用設定温度を、操作によって切換え設定可能な設定操作部を備える、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の浴室暖房装置。
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