JP2017043369A - 包装用箱 - Google Patents

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賢寛 中野
Yoshihiro Nakano
賢寛 中野
朋久 白沢
Tomohisa Shirasawa
朋久 白沢
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Abstract

【課題】被包装物を容易に取り出すことができる包装用箱を提供する。【解決手段】包装用箱2は、開口部38を有する箱本体6と、開口部38を覆う閉位置と開口部38を露出させる開位置との間を回動自在に箱本体6に接続された蓋体8と、箱本体6の内部に開口部38に向けて移動自在に収納され、被包装物であるヘッドホン4を保持するための保持部材10と、蓋体8と保持部材10とを連結することにより、蓋体8の閉位置から開位置に向かう開動作に連動して、保持部材10を箱本体6の内部から開口部38に向けて移動させる連動部材12とを備える。【選択図】図6B

Description

本開示は、被包装物を包装するための包装用箱に関する。
特許文献1は、被包装物を包装するための包装用箱を開示する。この包装用箱の天面側における開口部の周縁部には、外側フラップ及び複数の内側フラップが形成されている。これらの外側フラップ及び複数の内側フラップは、上記開口部を開閉自在に覆う蓋として機能する。複数の内側フラップの各々は、上記開口部を覆うように内側に略垂直に折り曲げられる。外側フラップは、複数の内側フラップの各々に外側から重なるように略垂直に折り曲げられる。
被包装物を包装用箱の外部に取り出す際には、外側フラップ及び複数の内側フラップをそれぞれ開いて開口部を露出させた後に、包装用箱の内部から被包装物を手で引き出す必要がある。
特表2003−535785号公報
本開示は、被包装物を容易に取り出すことができる包装用箱を提供する。
本開示における包装用箱は、被包装物を包装するための包装用箱であって、開口部を有する箱本体と、開口部を覆う閉位置と開口部を露出させる開位置との間を回動自在に箱本体に接続された蓋体と、箱本体の内部に開口部に向けて移動自在に収納され、被包装物を保持するための保持部材と、蓋体と保持部材とを連結することにより、蓋体の閉位置から開位置に向かう開動作に連動して、保持部材を箱本体の内部から開口部に向けて移動させる連動部材と、を備える。
本開示における包装用箱によれば、被包装物を容易に取り出すことができる。
蓋体が閉位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る包装用箱を示す図である。 図2の(a)のIII−III断面図である。 蓋体が中間位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 蓋体が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 ヘッドホンが保持部材に保持された状態での、実施の形態1に係る包装用箱の断面図である。 ヘッドホンが保持部材に保持され且つ蓋体が中間位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 ヘッドホンが保持部材に保持され且つ蓋体が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 ヘッドホンが保持部材に保持され且つ蓋体が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱の外観を示す側面図である。 蓋体が閉位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 実施の形態2に係る包装用箱を示す図である。 図9の(a)のX−X断面図である。 蓋体が開位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。 ヘッドホンが保持部材に保持された状態での、実施の形態2に係る包装用箱の断面図である。 ヘッドホンが保持部材に保持され且つ蓋体が開位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱の外観を示す斜視図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図7を参照しながら、実施の形態1について説明する。
[1−1.包装用箱の構成]
[1−1−1.包装用箱の全体構成]
図1〜図4Bを参照しながら、包装用箱2の全体構成について説明する。図1は、蓋体8が閉位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る包装用箱2を示す図である。図2の(a)は、包装用箱2の正面図であり、図2の(b)は、包装用箱2の背面図であり、図2の(c)は、包装用箱2の平面図であり、図2の(d)は、包装用箱2の底面図であり、図2の(e)は、包装用箱2の右側面図であり、図2の(f)は、包装用箱2の左側面図である。図3は、図2の(a)のIII−III断面図である。図4Aは、蓋体8が中間位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す斜視図である。図4Bは、蓋体8が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す斜視図である。
図1〜図4Bに示すように、包装用箱2は、被包装物としてのヘッドホン4(後述する図5〜図6B参照)を包装するための六角柱形状の箱であり、箱本体6、蓋体8、保持部材10及び連動部材12を備えている。
ヘッドホン4は、例えば店頭で陳列される商品である。なお、実施の形態1では、被包装物がヘッドホン4である例について説明するが、これに限定されず、被包装物は、例えば、スピーカ等のオーディオアクセサリ商品、美顔器等の理美容商品、化粧品及び日用雑貨等の日用品、又は、ウイスキー及びワイン等の飲料品等の種々の商品であってもよい。
以下、上述した包装用箱2の各構成要素について詳細に説明する。
[1−1−2.箱本体の構成]
まず、図1〜図4Bを参照しながら、箱本体6の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、箱本体6は、例えば六角柱形状を有しており、一対の端板14,16と、3つの側板18,20,22とを有している。箱本体6は、例えば厚紙、段ボール又は樹脂等で形成されている。
一対の端板14,16はそれぞれ、六角柱の対向する一対の端面24a,24bを形成する六角形状の端板である。すなわち、一対の端板14,16は、Z軸方向に間隔を置いて且つ互いに対向するように配置されている。なお、「六角柱」とは、包装用箱2によって形成される仮想的な立体形状である。
図2の(c)に示すように、端板14は、六角形の6つの辺26a,26b,26c,26d,26e,26f(26a〜26f)のうち対向する一対の長辺26a,26dの各々が第1の長さL1を有し、且つ、六角形の6つの辺26a〜26fのうち残りの4つの短辺26b,26c,26e,26fの各々が第1の長さL1よりも短い第2の長さL2を有する六角形状に形成されている。なお、「六角形」とは、端板14又は端板16によって形成される仮想的な平面形状である。
図3に示すように、端板14の短辺26c,26eにはそれぞれ、箱本体6の内部に向けて且つ側板18,22の各内面に重なるように延びる一対の取付片28が形成されている。さらに、図3〜図4Bに示すように、端板14の長辺26a及び当該長辺26aの両側に隣接する一対の短辺26b,26fには、箱本体6の外部に向けて且つ蓋体8の内面に重なるように延びる当接片30が形成されている。なお、当接片30にはマグネット(図示せず)が取り付けられている。
図2の(d)に示すように、端板16は、上述した端板14と同様に、六角形の6つの辺26a〜26fのうち対向する一対の長辺26a,26dの各々が第1の長さL1を有し、且つ、六角形の6つの辺26a〜26fのうち残りの4つの短辺26b,26c,26e,26fの各々が第1の長さL1よりも短い第2の長さL2を有する六角形状に形成されている。
図3に示すように、端板16の短辺26c,26eにはそれぞれ、箱本体6の内部に向けて且つ側板18,22の各内面に重なるように延びる一対の取付片32が形成されている。さらに、図3〜図4Bに示すように、端板16の長辺26a及び当該長辺26aの両側に隣接する一対の短辺26b,26fには、箱本体6の外部に向けて且つ蓋体8の内面に重なるように延びる当接片34が形成されている。なお、当接片34にはマグネット(図示せず)が取り付けられている。
図2に示すように、3つの側板18,20,22はそれぞれ、六角柱の6つの側面36a,36b,36c,36d,36e,36f(36a〜36f)のうち隣接する3つの側面36c,36d,36eを形成する矩形状の側板である。3つの側板18,20,22は、一対の端板14,16の間に配置され、Z軸方向に長尺状に延びている。図3に示すように、側板18,22の長手方向(Z軸方向)における一端部の内面にはそれぞれ、端板14の一対の取付片28が接着剤等で取り付けられている。また、側板18,22の長手方向における他端部の内面にはそれぞれ、端板16の一対の取付片32が接着剤等で取り付けられている。これにより、端板14は3つの側板18,20,22の長手方向における一端部に固定され、端板16は3つの側板18,20,22の長手方向における他端部に固定される。
図4Bに示すように、六角柱の6つの側面36a〜36fのうち残りの3つの側面36a,36b,36fに対応して、開口部38が形成されている。すなわち、開口部38は、一対の端板14,16の各々が形成する六角形の長辺26aと当該長辺26aの両側に隣接する一対の短辺26b,26fとに対応して形成されている。
[1−1−3.蓋体の構成]
次に、図1〜図4Bを参照しながら、蓋体8の構成について説明する。
図1〜図4Bに示すように、蓋体8は、箱本体6の開口部38を開閉自在に覆うための蓋であり、第1の蓋部40及び第2の蓋部42を有している。第1の蓋部40及び第2の蓋部42はそれぞれ、箱本体6の3つの側板18,20,22のうち両側の一対の側板18,22に回動自在に両開き式(いわゆる、観音開き式)に接続されている。なお、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々は、例えば厚紙、段ボール又は樹脂等で形成されている。
第1の蓋部40は、矩形状に形成されており、端板14側の端部から端板16側の端部まで直線状に延びる折り曲げ線44に沿って折り曲げ自在である。第1の蓋部40の折り曲げ線44よりも側板18側の領域には第1の蓋片46が形成され、第1の蓋部40の折り曲げ線44よりも側板18と反対側の領域には第2の蓋片48が形成されている。第1の蓋片46及び第2の蓋片48の各々は、Z軸方向に長尺状に延びている。第1の蓋片46は、側板18に回動自在に接続され、第2の蓋片48は、第1の蓋片46の側板18と反対側の端部に回動自在に接続されている。
第1の蓋部40は、閉位置(図1参照)と開位置(図4B参照)との間を回動することができる。図1に示すように、第1の蓋部40が閉位置に位置した際には、第1の蓋部40が折り曲げ線44に沿って山折り状に折り曲げられることにより、第1の蓋片46は、開口部38の短辺26bに対応する範囲を覆い、第2の蓋片48は、開口部38の長辺26aの一部に対応する範囲を覆う。すなわち、第1の蓋片46は六角柱の側面36bを形成し、第2の蓋片48は六角柱の側面36aの一部を形成する。なお、第2の蓋片48の長手方向(Z軸方向)における両端部にはそれぞれマグネット(図示せず)が取り付けられている。第2の蓋片48のマグネットと当接片30,34の各マグネットとが互いに吸着することにより、第1の蓋部40が閉位置に保持される。
図4Aに示すように、第2の蓋片48が折り曲げ線44を中心に回動する(すなわち、第1の蓋部40が折り曲げ線44に沿って谷折り状に折り曲げられる)ことにより、第1の蓋部40は、閉位置と開位置との中間の中間位置に位置する。このとき、第1の蓋片46は、開口部38の短辺26bに対応する範囲を覆い、第2の蓋片48は、開口部38の長辺26aの一部に対応する範囲を露出させる。
図4Bに示すように、第1の蓋片46が第1の蓋片46と側板18との境界を中心に回動することにより、第1の蓋部40は開位置に位置する。このとき、第1の蓋片46は、開口部38の短辺26bに対応する範囲を露出させ、第2の蓋片48は、開口部38の長辺26aの一部に対応する範囲を露出させる。
第2の蓋部42は、第1の蓋部40と同様に、矩形状に形成されており、端板14側の端部から端板16側の端部まで直線状に延びる折り曲げ線50に沿って折り曲げ自在である。第2の蓋部42の折り曲げ線50よりも側板22側の領域には第3の蓋片52が形成され、第2の蓋部42の折り曲げ線50よりも側板22と反対側の領域には第4の蓋片54が形成されている。第3の蓋片52及び第4の蓋片54の各々は、Z軸方向に長尺状に延びている。第3の蓋片52は、側板22に回動自在に接続され、第4の蓋片54は、第3の蓋片52の側板22と反対側の端部に回動自在に接続されている。
第2の蓋部42は、第1の蓋部40と同様に、閉位置(図1参照)と開位置(図4B参照)との間を回動することができる。図1に示すように、第2の蓋部42が閉位置に位置した際には、第2の蓋部42が折り曲げ線50に沿って山折り状に折り曲げられることにより、第3の蓋片52は、開口部38の短辺26fに対応する範囲を覆い、第4の蓋片54は、開口部38の長辺26aの残りの一部に対応する範囲を覆う。すなわち、第3の蓋片52は六角柱の側面36fを形成し、第4の蓋片54は六角柱の側面36aの残りの一部を形成する。なお、第4の蓋片54の長手方向(Z軸方向)における両端部にはそれぞれマグネット(図示せず)が配置されている。第4の蓋片54のマグネットと当接片30,34の各マグネットとが互いに吸着することにより、第2の蓋部42が閉位置に保持される。
図4Aに示すように、第4の蓋片54が折り曲げ線50を中心に回動する(すなわち、第2の蓋部42が折り曲げ線50に沿って谷折り状に折り曲げられる)ことにより、第2の蓋部42は、閉位置と開位置との中間の中間位置に位置する。このとき、第3の蓋片52は、開口部38の短辺26fに対応する範囲を覆い、第4の蓋片54は、開口部38の長辺26aの残りの一部に対応する範囲を露出させる。
図4Bに示すように、第3の蓋片52が第3の蓋片52と側板22との境界を中心に回動することにより、第2の蓋部42は開位置に位置する。このとき、第3の蓋片52は、開口部38の短辺26bに対応する範囲を露出させ、第4の蓋片54は、開口部38の長辺26aの残りの一部に対応する範囲を露出させる。
したがって、図1に示すように、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々が閉位置に位置した(すなわち、蓋体8が閉位置に位置した)際には、開口部38の全域が第1の蓋部40及び第2の蓋部42により覆われる。また、図4Aに示すように、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々が中間位置に位置した(すなわち、蓋体8が中間位置に位置した)際には、開口部38の一部のみが露出される。さらに、図4Bに示すように、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々が開位置に位置した(すなわち、蓋体8が開位置に位置した)際には、開口部38の全域が露出される。
[1−1−4.保持部材の構成]
次に、図3〜図4Bを参照しながら、保持部材10の構成について説明する。
保持部材10は、ヘッドホン4を保持するためのものであり、箱本体6の内部に開口部38に向けて移動自在に収納されている。図3〜図4Bに示すように、保持部材10は、第1の保持部56及び第2の保持部58を有している。なお、保持部材10は、例えば厚紙、段ボール又は樹脂等で形成されている。
図4A及び図4Bに示すように、第1の保持部56は、X軸方向に長尺状に延びており、長手方向(X軸方向)における一端部から他端部まで直線状に延びる折り曲げ線59に沿って折り曲げ自在である。図4Bに示すように、第1の保持部56の長手方向における両端部にはそれぞれ、例えばウレタン等のクッション材で形成された一対のホルダ60,62が取り付けられている。
図4Bに示すように、第2の保持部58は、第1の保持部56に接続されている。図3に示すように、第2の保持部58は凹状に形成されている。
後述する図5及び図6Bに示すように、一対のホルダ60,62にそれぞれヘッドホン4のヘッドセット64の両端部が着脱自在に挟持され、且つ、第2の保持部58にヘッドホン4の一対のハウジング66が収容されることにより、ヘッドホン4が保持部材10に保持される。
[1−1−5.連動部材の構成]
次に、図3〜図4Bを参照しながら、連動部材12の構成について説明する。
連動部材12は、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の閉位置から開位置に向かう方向への開動作(回動動作)に連動して、保持部材10を箱本体6の内部から開口部38に向けて移動させるためのものである。図3及び図4Bに示すように、連動部材12は、第1の連動部68及び第2の連動部70を有している。第1の連動部68は、第1の保持部56の長手方向における一端部と第1の蓋片46の裏面(すなわち、閉位置における箱本体6の内部側の面)とを連結する。第2の連動部70は、第1の保持部56の長手方向における他端部と第3の蓋片52の裏面(すなわち、閉位置における箱本体6の内部側の面)とを連結する。なお、第1の連動部68及び第2の連動部70の各々は、例えば厚紙、段ボール又は樹脂等で形成されている。
図4Aに示すように、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々が閉位置から中間位置まで回動する際には、第1の蓋片46及び第3の蓋片52はそれぞれ、開口部38の短辺26b,26fに対応する範囲を覆った状態に保持される。これにより、図3及び図4Aに示すように、保持部材10は、第1の連動部68及び第2の連動部70により移動することなく、箱本体6の内部に収納された状態で静止している。このとき、第1の保持部56は折り曲げ線59に沿って折り曲げられておらず、保持部材10はZ軸方向に延びた姿勢に保持される。
一方、図4Bに示すように、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々が中間位置から開位置まで回動する際には、第1の蓋片46及び第3の蓋片52はそれぞれ側板18,22に対して回動する。この第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各開動作に連動して、第1の保持部56の長手方向における両端部はそれぞれ、第1の連動部68及び第2の連動部70によって箱本体6の開口部38に向けて牽引される。これにより、第1の保持部56は折り曲げ線59に沿って山折り状に折り曲げられるので、保持部材10は、箱本体6の内部から開口部38に向けて移動する。このとき、保持部材10は、Z軸方向に対して傾斜した姿勢に保持され、第1の保持部56の少なくとも一部は、箱本体6の開口部38から箱本体6の外部に突出するようになる。
なお、保持部材10が箱本体6の内部から開口部38に向けて移動した際には、第2の保持部58は、3つの側板18,20,22の各内面を摺動するようになる。そのため、保持部材10の動きを良くするために、例えば3つの側板18,20,22の各内面及び保持部材10をそれぞれ滑りの良い布生地(図示せず)で覆ってもよい。
[1−2.ヘッドホンの取り出し手順]
次に、図1及び図5〜図7を参照しながら、ヘッドホン4を包装用箱2の外部に取り出す手順について説明する。図5は、ヘッドホン4が保持部材10に保持された状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の断面図である。図6Aは、ヘッドホン4が保持部材10に保持され且つ蓋体8が中間位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す斜視図である。図6Bは、ヘッドホン4が保持部材10に保持され且つ蓋体8が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す斜視図である。図7は、ヘッドホン4が保持部材10に保持され且つ蓋体8が開位置に位置した状態での、実施の形態1に係る包装用箱2の外観を示す側面図である。
図1及び図5に示すように、ヘッドホン4が包装用箱2に包装された状態では、ヘッドホン4は保持部材10に保持された状態で箱本体6の内部に収納され、且つ、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々は閉位置に位置している。
その後、図6Aに示すように、ユーザは、第2の蓋片48及び第4の蓋片54をそれぞれ両手の指で掴みながら、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々を閉位置から中間位置まで回動させる。この状態では、開口部38の長辺26aに対応する範囲が露出されるので、ユーザは、開口部38の一部を通して箱本体6の内部に収納されたヘッドホン4を見ることができる。
その後、図6Bに示すように、ユーザは、第2の蓋片48及び第4の蓋片54をそれぞれ両手の指で掴みながら、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々を中間位置から開位置まで回動させる。この状態では、開口部38の全域が露出されるとともに、保持部材10が第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各開動作に連動して箱本体6の内部から開口部38に向けて移動する。このとき、ヘッドホン4が保持部材10とともに箱本体6の内部から開口部38に向けて移動するので、ヘッドホン4全体が開口部38の全域に露出される。
また、図7に示すように、ヘッドホン4のヘッドセット64の一部は、箱本体6の開口部38から箱本体6の外部に突出するようになる。これにより、ユーザは、ヘッドホン4を保持部材10から取り外して包装用箱2の外部に取り出す際に、ヘッドセット64等を手で容易に掴むことができる。
なお、ヘッドホン4を包装用箱2の内部に収納する際には、図6Bに示すようにヘッドホン4が保持部材10に保持された状態で、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々を開位置から閉位置まで回動させる。これにより、保持部材10は、第1の連動部68及び第2の連動部70により箱本体6の内部に向けて押し下げられるので、図5に示すように箱本体6の内部に再度収納される。
[1−3.効果]
次に、実施の形態1に係る包装用箱2により得られる効果について説明する。上述したように、実施の形態1に係る包装用箱2は、ヘッドホン4(被包装物)を包装するための包装用箱である。包装用箱2は、開口部38を有する箱本体6と、開口部38を覆う閉位置と開口部38を露出させる開位置との間を回動自在に箱本体6に接続された蓋体8と、箱本体6の内部に開口部38に向けて移動自在に収納され、ヘッドホン4を保持するための保持部材10と、蓋体8と保持部材10とを連結することにより、蓋体8の閉位置から開位置に向かう開動作に連動して、保持部材10を箱本体6の内部から開口部38に向けて移動させる連動部材12とを備える。
これにより、蓋体8の開動作に連動して、ヘッドホン4が保持部材10とともに箱本体6の内部から開口部38に向けて移動するので、ユーザはヘッドホン4を容易に取り出すことができる。
さらに、蓋体8は、箱本体6に回動自在に接続された第1の蓋片46と、第1の蓋片46の箱本体6と反対側の端部に回動自在に接続された第2の蓋片48とを有する。連動部材12は、第1の蓋片46と保持部材10とを連結する。
これにより、第2の蓋片48のみが開方向に回動した際には、保持部材10が箱本体6の内部に収納された状態で静止し、且つ、開口部38の一部が露出するので、ユーザは、開口部38の一部を通して箱本体6の内部に収納されたヘッドホン4を見ることができる。また、第1の蓋片46及び第2の蓋片48がともに開方向に回動した際には、連動部材12により保持部材10が箱本体6の内部から開口部38に向けて移動するので、ユーザはヘッドホン4を容易に取り出すことができる。
さらに、箱本体6は、六角柱の対向する一対の端面24a,24bをそれぞれ形成する六角形状の一対の端板14,16と、一対の端板14,16の間に配置され、六角柱の6つの側面36a〜36fのうち隣接する3つの側面36c,36d,36eをそれぞれ形成する矩形状の3つの側板18,20,22とを有する。開口部38は、六角柱の6つの側面36a〜36fのうち残りの3つの側面36a,36b,36fに対応して形成されている。蓋体8は、閉位置に位置した際に、六角柱の残りの3つの側面36a,36b,36fを形成する。
これにより、開口部38は六角柱の残りの3つの側面36a,36b,36fに対応して形成されているので、開口部38の面積を大きく確保することができる。その結果、ユーザは、ヘッドホン4を開口部38から容易に取り出すことができる。
さらに、蓋体8は、3つの側板18,20,22のうち両側の一対の側板18,22にそれぞれ回動自在に両開き式に接続された第1の蓋部40及び第2の蓋部42を有する。連動部材12は、保持部材10の一端部と第1の蓋部40の裏面とを連結する第1の連動部68と、保持部材10の他端部と第2の蓋部42の裏面とを連結する第2の連動部70とを有する。
これにより、第1の蓋部40及び第2の蓋部42の各々を閉位置から開位置まで回動させた際に、保持部材10の両端部をそれぞれ第1の連動部68及び第2の連動部70により牽引することができる。その結果、保持部材10を箱本体6の内部から開口部38に向けて容易に移動させることができる。
さらに、一対の端板14,16の各々は、六角形の6つの辺26a〜26fのうち対向する一対の長辺26a,26dの各々が第1の長さL1を有し、且つ、六角形の6つの辺26a〜26fのうち残りの4つの短辺26b,26c,26e,26fの各々が第1の長さL1よりも短い第2の長さL2を有する六角形状に形成されている。開口部38は、長辺26aと当該長辺26aの両側に隣接する一対の短辺26b,26fとに対応して形成されている。
これにより、開口部38の面積を大きく確保することができるので、ユーザは、ヘッドホン4を開口部38から容易に取り出すことができる。
さらに、第1の蓋部40は、一対の側板18,22のうち一方の側板18に回動自在に接続された第1の蓋片46と、第1の蓋片46の一方の側板18と反対側の端部に回動自在に接続された第2の蓋片48とを有する。第2の蓋部42は、一対の側板18,22のうち他方の側板22に回動自在に接続された第3の蓋片52と、第3の蓋片52の他方の側板22と反対側の端部に回動自在に接続された第4の蓋片54とを有する。第1の連動部68は、保持部材10の一端部と第1の蓋片46の裏面とを連結し、第2の連動部70は、保持部材10の他端部と第3の蓋片52の裏面とを連結する。
これにより、第1の蓋部40のうち第2の蓋片48のみが開方向に回動し、且つ、第2の蓋部42のうち第4の蓋片54のみが開方向に回動した際には、保持部材10が箱本体6の内部に収納された状態で静止し、且つ、開口部38の一部が露出するので、ユーザは、開口部38の一部を通して箱本体6の内部に収納されたヘッドホン4を見ることができる。また、第1の蓋部40のうち第1の蓋片46及び第2の蓋片48がともに開方向に回動し、且つ、第2の蓋部42のうち第3の蓋片52及び第4の蓋片54がともに開方向に回動した際には、第1の連動部68及び第2の連動部70により保持部材10が箱本体6の内部から開口部38に向けて移動するので、ユーザはヘッドホン4を容易に取り出すことができる。
(実施の形態2)
以下、図8〜図13を参照しながら、実施の形態2について説明する。
[2−1.包装用箱の構成]
実施の形態2と上記実施の形態1とでは、包装用箱2Aの形状が異なっている。具体的には、実施の形態2に係る包装用箱2Aは直方体形状を有している。以下、包装用箱2Aの各構成要素について、上記実施の形態1との相違点を中心に説明する。
[2−1−1.箱本体の構成]
まず、図8〜図11を参照しながら、実施の形態2に係る包装用箱2Aの箱本体6Aの構成について説明する。図8は、蓋体8Aが閉位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱2Aの外観を示す斜視図である。図9は、実施の形態2に係る包装用箱2Aを示す図である。図10は、図9の(a)のX−X断面図である。図11は、蓋体8Aが開位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱2Aの外観を示す斜視図である。なお、実施の形態2において、上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8〜図11に示すように、箱本体6Aは、例えば直方体形状を有しており、底板72と、4つの側板74,76,78,80とを有している。
底板72は、直方体の底面82aを形成する矩形状の底板である。なお、「直方体」とは、包装用箱2Aによって形成される仮想的な立体形状である。
4つの側板74,76,78,80はそれぞれ、直方体の4つの側面84a,84b,84c,84dをそれぞれ形成する矩形状の側板である。4つの側板74,76,78,80はそれぞれ、底板72の各辺に接続されている。なお、側板74にはマグネット(図示せず)が取り付けられている。
図11に示すように、直方体の底面82aに対向する天面82bには、矩形状に開口された開口部38Aが形成されている。
[2−1−2.蓋体の構成]
次に、図8〜図11を参照しながら、実施の形態2に係る包装用箱2Aの蓋体8Aの構成について説明する。
図8〜図11に示すように、蓋体8Aは、矩形状に形成されており、4つの側板74,76,78,80のうち1つの側板78に回動自在に接続されている。蓋体8Aは、X軸方向に直線状に延びる折り曲げ線86に沿って折り曲げ自在である。蓋体8Aの折り曲げ線86よりも側板78側の領域には第1の蓋片88が形成され、蓋体8Aの折り曲げ線86よりも側板78と反対側の領域には第2の蓋片90が形成されている。なお、図10及び図11に示すように、第1の蓋片88の裏面には、クッション材92が取り付けられている。
図8に示すように、蓋体8Aが閉位置に位置した際には、蓋体8Aが折り曲げ線86に沿って山折り状に折り曲げられることにより、第1の蓋片88は開口部38Aを覆い、第2の蓋片90は側板74を覆う。すなわち、第1の蓋片88は、直方体の天面82bを形成する。なお、第2の蓋片90にはマグネット(図示せず)が取り付けられている。第2の蓋片90のマグネットと側板74のマグネットとが互いに吸着することにより、蓋体8Aが閉位置に保持される。
図11に示すように、蓋体8Aが蓋体8Aと側板74との境界を中心に回動することにより、蓋体8Aは開位置に位置する。このとき、蓋体8Aは、開口部38Aの全域を露出させる。
なお、実施の形態2では、蓋体8Aは、閉位置と開位置との中間の中間位置には位置しない。
[2−1−3.保持部材の構成]
次に、図10及び図11を参照しながら、実施の形態2に係る包装用箱2Aの保持部材10Aの構成について説明する。
図10及び図11に示すように、保持部材10Aは、上記実施の形態1と同様に、第1の保持部56A及び第2の保持部58を有している。なお、第1の保持部56Aには、実施の形態1で説明した一対のホルダは取り付けられていない。
[2−1−4.連動部材の構成]
次に、図11を参照しながら、実施の形態2に係る包装用箱2Aの連動部材12Aの構成について説明する。
図11に示すように、連動部材12Aは、第1の連動部68A及び第2の連動部70Aを有している。第1の連動部68Aは、第1の保持部56Aの長手方向における一端部と第1の蓋片88の裏面とを連結する。第2の連動部70Aは、第1の保持部56Aの長手方向における他端部と第1の蓋片88の裏面とを連結する。
[2−2.ヘッドホンの取り出し手順]
次に、図12及び図13を参照しながら、ヘッドホン4を包装用箱2Aの外部に取り出す手順について説明する。図12は、ヘッドホン4が保持部材10Aに保持された状態での、実施の形態2に係る包装用箱2Aの断面図である。図13は、ヘッドホン4が保持部材10Aに保持され且つ蓋体8Aが開位置に位置した状態での、実施の形態2に係る包装用箱2Aの外観を示す斜視図である。
図12に示すように、ヘッドホン4が包装用箱2Aに包装された状態では、ヘッドホン4は保持部材10Aに保持された状態で箱本体6Aの内部に収納され、且つ、蓋体8Aは閉位置に位置している。
その後、図13に示すように、ユーザは、第2の蓋片90を指で掴みながら、蓋体8Aを閉位置から開位置まで回動させる。この状態では、開口部38Aの全域が露出されるとともに、保持部材10Aが蓋体8Aの開動作に連動して箱本体6Aの内部から開口部38Aに向けて移動する。このとき、ヘッドホン4が保持部材10Aとともに箱本体6Aの内部から開口部38Aに向けて移動するので、ヘッドホン4全体が開口部38Aの全域に露出される。
[2−3.効果]
次に、実施の形態2に係る包装用箱2Aにより得られる効果について説明する。上述したように、実施の形態2に係る包装用箱2Aでは、箱本体6Aは、直方体の底面82aを形成する矩形状の底板72と、底板72の各辺に接続され、直方体の4つの側面84a,84b,84c,84dをそれぞれ形成する矩形状の4つの側板74,76,78,80とを有する。開口部38Aは、直方体の底面82aに対向する天面82bに形成されている。蓋体8Aは、4つの側板74,76,78,80のうち1つの側板78に回動自在に接続され、閉位置に位置した際に、直方体の天面82bを形成する。
これにより、上記実施の形態1と同様に、ユーザはヘッドホン4を容易に取り出すことができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1及び2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1及び2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、包装用箱2を六角柱形状に形成したが、これに限定されず、例えば三角柱形状又は五角柱形状等の任意の角柱形状に形成してもよい。あるいは、包装用箱2を例えば円柱形状又は楕円柱形状等の任意の立体形状に形成してもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、被包装物を包装するための包装用箱に適用可能である。具体的には、例えばヘッドホン等の商品を包装するための包装用箱に、本開示は適用可能である。
2,2A 包装用箱
4 ヘッドホン(被包装物)
6,6A 箱本体
8,8A 蓋体
10,10A 保持部材
12,12A 連動部材
14,16 端板
18,20,22,74,76,78,80 側板
24a,24b 端面
26a,26d 長辺
26b,26c,26e,26f 短辺
28,32 取付片
30,34 当接片
36a,36b,36c,36d,36e,36f,84a,84b,84c,84d,84e,84f 側面
38,38A 開口部
40 第1の蓋部
42 第2の蓋部
44,50,59,86 折り曲げ線
46,88 第1の蓋片
48,90 第2の蓋片
52 第3の蓋片
54 第4の蓋片
56,56A 第1の保持部
58 第2の保持部
60,62 ホルダ
64 ヘッドセット
66 ハウジング
68,68A 第1の連動部
70,70A 第2の連動部
72 底板
82a 底面
82b 天面
92 クッション材

Claims (7)

  1. 被包装物を包装するための包装用箱であって、
    開口部を有する箱本体と、
    前記開口部を覆う閉位置と前記開口部を露出させる開位置との間を回動自在に前記箱本体に接続された蓋体と、
    前記箱本体の内部に前記開口部に向けて移動自在に収納され、前記被包装物を保持するための保持部材と、
    前記蓋体と前記保持部材とを連結することにより、前記蓋体の前記閉位置から前記開位置に向かう開動作に連動して、前記保持部材を前記箱本体の内部から前記開口部に向けて移動させる連動部材と、を備える
    包装用箱。
  2. 前記蓋体は、
    前記箱本体に回動自在に接続された第1の蓋片と、
    前記第1の蓋片の前記箱本体と反対側の端部に回動自在に接続された第2の蓋片と、を有し、
    前記連動部材は、前記第1の蓋片と前記保持部材とを連結する
    請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記箱本体は、
    六角柱の対向する一対の端面をそれぞれ形成する六角形状の一対の端板と、
    前記一対の端板の間に配置され、前記六角柱の6つの側面のうち隣接する3つの側面をそれぞれ形成する矩形状の3つの側板と、を有し、
    前記開口部は、前記六角柱の前記6つの側面のうち残りの3つの側面に対応して形成され、
    前記蓋体は、前記閉位置に位置した際に、前記六角柱の前記残りの3つの側面を形成する
    請求項1に記載の包装用箱。
  4. 前記蓋体は、前記3つの側板のうち両側の一対の側板にそれぞれ回動自在に両開き式に接続された第1の蓋部及び第2の蓋部を有し、
    前記連動部材は、
    前記保持部材の一端部と前記第1の蓋部の裏面とを連結する第1の連動部と、
    前記保持部材の他端部と前記第2の蓋部の裏面とを連結する第2の連動部と、を有する
    請求項3に記載の包装用箱。
  5. 前記一対の端板の各々は、六角形の6つの辺のうち対向する一対の長辺の各々が第1の長さを有し、且つ、前記六角形の前記6つの辺のうち残りの4つの短辺の各々が前記第1の長さよりも短い第2の長さを有する六角形状に形成され、
    前記開口部は、前記長辺と当該長辺の両側に隣接する一対の短辺とに対応して形成されている
    請求項4に記載の包装用箱。
  6. 前記第1の蓋部は、
    前記一対の側板のうち一方の側板に回動自在に接続された第1の蓋片と、
    前記第1の蓋片の前記一方の側板と反対側の端部に回動自在に接続された第2の蓋片と、を有し、
    前記第2の蓋部は、
    前記一対の側板のうち他方の側板に回動自在に接続された第3の蓋片と、
    前記第3の蓋片の前記他方の側板と反対側の端部に回動自在に接続された第4の蓋片と、を有し、
    前記第1の連動部は、前記保持部材の前記一端部と前記第1の蓋片の裏面とを連結し、
    前記第2の連動部は、前記保持部材の前記他端部と前記第3の蓋片の裏面とを連結する
    請求項4又は5に記載の包装用箱。
  7. 前記箱本体は、
    直方体の底面を形成する矩形状の底板と、
    前記底板の各辺に接続され、前記直方体の4つの側面をそれぞれ形成する矩形状の4つの側板と、を有し、
    前記開口部は、前記直方体の前記底面に対向する天面に形成され、
    前記蓋体は、前記4つの側板のうち1つの側板に回動自在に接続され、前記閉位置に位置した際に、前記直方体の前記天面を形成する
    請求項1に記載の包装用箱。
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