JP2017042913A - カバーの開口部の一部を遮蔽する仕切り部材を備える工作機械、仕切り装置、およびロボットシステム - Google Patents

カバーの開口部の一部を遮蔽する仕切り部材を備える工作機械、仕切り装置、およびロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の工作機械において、カバーに設けられた扉の開扉時に、カバーの内部で発生した切削液等が開口部から漏出したり、開口部を通って外気が作業空間内に流入したりすることが課題となっていた。
【解決手段】工作機械30は、作業空間を画定するカバー34に設けられた開口部38を開閉する扉36と、該扉36とは別の部材としてカバー34に取り付けられ、開口部38の一部を遮蔽して該開口部38よりも小さな小型開口部66を画定する仕切り部材54とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業空間を画定するカバーに設けられた開口部の一部を遮蔽する仕切り部材を備える工作機械、仕切り装置、およびロボットシステムに関する。
物体を加工するための作業空間を画定するカバーと、該カバーに形成された開口部を開閉可能な扉を備える工作機械が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2014−205231号公報
上述した工作機械においては、様々な寸法を有する多種類の物体を加工する場合がある。このような多種類の物体に対応するために、一般的に、カバーに形成された開口部の寸法は、比較的に大きく設定されている。
このように比較的大きな開口部をカバーに形成した場合、扉の開扉時にカバーの内部で発生した切削液等が開口部から漏出し易くなる。また、扉の開扉時に開口部を通って外気が作業空間内に流入し易くなる。このように外気が作業空間内に流入すると、加工機の温度変化が生じ、これにより加工精度が不安定になる場合がある。
本発明の一態様において、工作機械は、作業空間を画定するカバーに設けられた開口部を開閉する扉と、扉とは別の部材としてカバーに取り付けられ、開口部の一部を遮蔽して該開口部よりも小さな小型開口部を画定する仕切り部材とを備える。
仕切り部材は、小型開口部の寸法を変化させるように、開口部を画定する壁面に対して移動可能に設けられてもよい。工作機械は、仕切り部材の移動を案内するガイドをさらに備えてもよい。仕切り部材は、ガイドに沿って摺動してもよい。
工作機械は、互いに対して移動可能な複数の仕切り部材を備えてもよい。工作機械は、第1の仕切り部材と、第1の仕切り部材に可動に取り付けられた第2の仕切り部材とを備えてもよい。
本発明の他の態様において、工作機械の作業空間を画定するカバーに設けられた開口部を開閉する扉とは別の部材として、該カバーに取り付けられる仕切り装置は、開口部の一部を遮蔽して該開口部よりも小さな小型開口部を画定する仕切り部材を備える。仕切り部材は、開口部を画定する壁面に対して移動可能に設けられ、移動することによって小型開口部の寸法を変化させる。
仕切り装置は、仕切り部材の移動を案内するガイドをさらに備える。仕切り部材は、ガイドに沿って摺動してもよい。仕切り装置は、互いに対して移動可能な複数の仕切り部材を備えてもよい。仕切り装置は、第1の仕切り部材と、第1の仕切り部材に可動に取り付けられた第2の仕切り部材とを備えてもよい。
本発明のさらに他の態様において、ロボットシステムは、上述の工作機械と、扉の開放時に作業空間に進退可能に設けられたロボットと、ロボットによって仕切り部材を移動させるようにロボットの動作を制御する制御部とを備える。
仕切り部材には、凹部、凸部、または孔が形成されてもよい。ロボットは、凹部、凸部、または孔と係合可能な係合部を有してもよい。制御部は、ロボットを動作させて、係合部を凹部、凸部、または孔と係合させた状態で仕切り部材を移動させてもよい。
本発明の一実施形態に係るロボットシステムの図である。 図1に示す工作機械の要部を拡大した拡大斜視図である。 図2に示す仕切り装置の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る仕切り装置の図であって、領域(a)は、上ガイドの断面図を示し、領域(b)は、下ガイドの断面図を示す。 図4に示す仕切り装置の動作を説明するための図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る仕切り装置の図を示す。 図6中の二点鎖線で示す領域VIIを拡大した拡大図である。 図7中のVIII−VIIIに沿った断面図である。 図6に示す仕切り部材の変形例の図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るロボットシステム10について説明する。なお、以下の説明においては、便宜上、図中の直交座標系のx軸プラス方向を右方、y軸プラス方向を前方、z軸プラス方向を上方として説明する。
ロボットシステム10は、ロボット12、制御部14、および工作機械30を備える。ロボット12は、例えば垂直多関節型ロボットであり、ワークセルの床の上に固定されたベース16と、ベース16に回動可能に連結されたロボットアーム18と、ロボットアーム18の先端に設けられたロボットハンド20とを有する。
ロボットハンド20は、爪部20aを有し、ワークまたは工具等の物体を把持したり、解放したりすることができる。ロボットハンド20は、ロボットアーム18の動作によって移動される。制御部14は、ロボット12の各構成要素を直接的または間接的に制御する。
工作機械30は、加工機32、カバー34、扉36、および仕切り装置50を備える。加工機32は、例えば、旋盤、ボール盤、またはフライス盤のような、ワーク(図示せず)を機械加工するためのものである。
カバー34は、加工機32の周囲を取り囲むように配置され、内部に作業空間を画定する。カバー34は、加工機32による加工作業中に作業空間内に生じる切削液等の液剤が外部に飛散するのを防止する。
カバー34は、ロボット12に面する後壁34aと、該後壁34aに形成された開口部38とを有する。本実施形態においては、後壁34aは、図中のx−z平面と略平行となるように設けられている。開口部38は、後壁34aに形成された4つの壁面によって画定され、四角形の外形を有している。
より具体的には、開口部38は、左右方向に延在する底壁面40と、底壁面40の左端縁から上方に延びる左壁面42と、底壁面40の右端縁から上方に延びる右壁面44と、左壁面42と右壁面44との間で底壁面40と略平行に延在する上壁面46とによって画定されている。
扉36は、カバー34の後壁34aに左右方向に移動可能となるように設置されており、開口部38を開放および閉鎖することができる。なお、図1に示す状態においては、扉36は、その移動ストロークの左端に配置されており、開口部38を開放している。
扉36は、その移動ストロークの右端に配置されると、開口部38を完全に閉鎖する。扉36は、例えばサーボモータまたはエアシリンダのような扉駆動部(図示せず)によって、左右方向へ移動される。
ロボット12は、カバー34の後壁34aに隣接して配置され、制御部14からの指令に応じて、扉36の開放時に、開口部38を通して、作業空間に進入し、および作業空間から退出することができる。
これにより、ロボット12は、ロボットハンド20によって把持した物体を作業空間内に搬入して所定の位置に設置したり、作業空間内に設置された物体を把持して取り出したりすることができる。
次に、図1〜図3を参照して、仕切り装置50について説明する。仕切り装置50は、カバー34の後壁34aの内面34b(図2)に、扉36とは別の部材として着脱可能に取り付けられている。仕切り装置50は、枠52および仕切り部材54を備える。
枠52は、カバー34の後壁34aに、ボルト等の締結工具によって着脱可能に取り付けられる。仕切り部材54は、枠52に固定されている。仕切り部材54には、四角形の孔56が形成されている。
孔56は、仕切り部材54に形成された4つの壁面によって画定されている。具体的には、孔56は、左右方向に延在する底壁面58と、底壁面58の左端縁から上方に延びる左壁面60と、底壁面58の右端縁から上方に延びる右壁面62と、左壁面60と右壁面62との間で底壁面58と略平行に延在する上壁面64とによって画定されている。
図1および図2に示すように、仕切り装置50がカバー34に取り付けられた場合、仕切り部材54は、カバー34の開口部38の一部を遮蔽して、開口部38よりも小さな小型開口部66を画定する。
具体的には、小型開口部66は、孔56を画定する底壁面58および右壁面62と、開口部38を画定する左壁面42および上壁面46とによって画定されている。なお、仕切り装置50の孔56を画定する左壁面60および上壁面64は、それぞれ、開口部38を画定する左壁面42および上壁面46と略同一の平面となるように配置されてもよい。
本実施形態において、ロボット12によってワーク等の物体を作業空間へ出し入れする場合、ロボット12は、小型開口部66を通して、作業空間に対して進退する。この小型開口部66の寸法は、作業空間へ出し入れされる物体の寸法、物体の搬入経路、または作業空間における物体の設置位置等に応じて、適宜設定される。
例えば、小型開口部66の寸法は、ロボット12によって物体を作業空間へ出し入れするときに物体またはロボット12がカバー34または仕切り部材54と干渉しない範囲で可能な限り小さい値に、設定される。
このように、本実施形態においては、仕切り部材54によって、ロボット12による物体の出し入れ作業に支障がない程度の、開口部38よりも小さな小型開口部66が画定されている。
この構成によれば、物体の出し入れのために扉36を開扉したときに、作業空間内に存在する切削液等が外部へ漏出する漏出量を、低減できる。これにより、扉36の開扉時に漏出した切削液等によって周囲の環境に影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、扉36の開扉時に作業空間内へ流入する外気の流入量を低減できる。したがって、作業空間内に流入した外気によって加工機の温度が変化し、これにより加工精度が不安定になることを抑制することができる。
また、仕切り装置50は、サーボモータ等の駆動部を要さない簡単な構造を有しており、且つ、使用者は、作業に応じて仕切り装置50をカバー34に容易に着脱できる。したがって、より低いコストで、切削液等の漏出や外気流入の抑制等の作用効果を実現できる。
次に、図4を参照して、他の実施形態に係る仕切り装置70について説明する。仕切り装置70は、上述の仕切り装置50の代替として、図1に示す工作機械30に適用することができる。
仕切り装置70は、枠72および仕切り部材74を備える。枠72は、下ガイド76、左柱部78、右柱部80、および上ガイド82を有する。下ガイド76は、左右方向に延在する棒部材である。
図4中の領域(b)に示すように、下ガイド76には、該下ガイド76の上面76aから内方へ凹む凹部76bが形成されている。この凹部76bに、仕切り部材74の下端縁74aが摺動可能に受容されている。
左柱部78は、下ガイド76の左端部から上方に延在し、上ガイド82に接続される棒部材である。また、右柱部80は、下ガイド76の右端部から左柱部78と略平行に上方に延在し、上ガイド82に接続される棒部材である。
上ガイド82は、下ガイド76と略平行となるように延在する棒部材である。上ガイド82は、下ガイド76と同様の構成を有している。具体的には、図4中の領域(a)に示すように、上ガイド82には、該上ガイド82の下面82aから内方へ凹む凹部82bが形成されている。この凹部82bに、仕切り部材74の上端縁74bが摺動可能に受容されている。
仕切り部材74は、略L字状の外形を有する板部材である。具体的には、仕切り部材74は、左右方向に延在する第1板部84と、該第1板部84の右端から上方に延びる第2板部86とを有する。
第1板部84の上端面84aは、左右方向に延在している。一方、第2板部86の左端面86aは、上下方向に延在している。該上端面84aと該左端面86aとは、互いに直交する。
仕切り部材74は、下ガイド76および上ガイド82によって案内されて、左柱部78と右柱部80との間で、下ガイド76および上ガイド82に沿って左右方向に摺動可能である。
次に、図4および図5を参照して、仕切り装置70の機能について説明する。仕切り装置70は、上述の仕切り装置50の代わりに、図1に示すカバー34の後壁34aの内面34bに取り付けられる。
なお、図5中の一点鎖線は、カバー34に形成された開口部38の外縁を示している。仕切り装置70がカバー34の後壁34aに取り付けられたとき、図5に示すように、仕切り部材74は、カバー34の開口部38の一部を遮蔽して、該開口部38よりも小さな小型開口部88を画定する。
具体的には、小型開口部88は、仕切り部材74の第1板部の上端面84aおよび第2板部86の左端面86aと、開口部38を画定する左壁面42および上壁面46とによって画定されている。
ここで、上述したように、仕切り部材74は、下ガイド76および上ガイド82に沿って左右方向に摺動可能である。すなわち、仕切り部材74は、開口部38を画定する壁面40、42、44、および46に対して移動可能である。
換言すれば、仕切り部材74は、開口部38の中心軸線Oに対して、移動することができる。なお、本実施形態においては、中心軸線Oは、前後方向に延びる軸線として規定される。
仕切り部材74の左右方向への移動に伴って、小型開口部88の寸法は、増減することになる。例えば、仕切り部材74を、図5中の領域(a)に示す位置から、図5中の領域(b)に示す位置まで左方に移動させると、小型開口部88の寸法は、この移動に応じて減少することになる。
このように、本実施形態においては、仕切り部材74が開口部38の壁面40、42、44、および46に対して移動可能であるので、使用者は、ワーク等の物体の寸法等に応じて、小型開口部88の寸法を適宜調整することができる。
このため、使用者は、ロボット12による物体の出し入れ作業に支障がない範囲で、小型開口部88の寸法を、より小さい寸法に容易に調整することができる。したがって、扉36の開扉時に切削液等が外部へ漏出する漏出量を効果的に低減できる。
また、扉36の開扉時に作業空間内へ流入する外気の流入量を効果的に低減できるので、作業空間内に流入した外気に起因して加工精度が不安定になることを、効果的に抑制することができる。また、仕切り装置70は、簡単な構造を有するので、より低いコストで切削液等の漏出や外気流入の抑制等の作用効果を実現できる。
次に、図6〜図8を参照して、さらに他の実施形態に係る仕切り装置90について説明する。仕切り装置90は、上述の仕切り装置50の代替として、図1に示す工作機械30に適用することができる。
仕切り装置90は、枠92と、複数の仕切り部材94、96、98および100とを備える。枠92は、上述の枠72と同様の構成を有する。具体的には、枠92は、下ガイド102、左柱部104、右柱部106、および上ガイド108を有する。
下ガイド102は、左右方向に延在する棒部材であって、該下ガイド102には、その上面102aから内方へ凹む凹部(図示せず)が形成されている。左柱部104は、下ガイド102の左端部から上方に延在する棒部材である。また、右柱部106は、下ガイド102の右端部から左柱部104と略平行に上方に延在する棒部材である。
上ガイド108は、左柱部104と右柱部106との間で、下ガイド102と略平行となるように延在する棒部材である。上ガイド108には、該上ガイド108の下面108aから内方へ凹む凹部(図示せず)が形成されている。
仕切り部材94は、略L字状の外形を有する板部材であって、その下端縁(図示せず)が、下ガイド102に形成された凹部内に摺動可能に受容されている一方、その上端縁(図示せず)が、上ガイド108に形成された凹部内に摺動可能に受容されている。このため、仕切り部材94は、下ガイド102および上ガイド108に案内されて、左右方向に摺動可能である。
仕切り部材94は、左右方向に延在する第1板部110と、該第1板部110の左端から上方に延びる第2板部112とを有する。第1板部110の上端面110aは、左右方向に延在する一方、第2板部112の右端面112aは、上下方向に延在している。該上端面110aと該右端面112aとは、互いに直交する。第2板部112には、貫通孔112bが形成されている。
仕切り部材96は、略矩形の板部材であって、仕切り部材94の後側に隣接して配置されている。仕切り部材96の上端面96aは、仕切り部材94の第1板部110の上端面110aと、略平行となるように配置されている。仕切り部材96には、貫通孔96bが形成されている。
仕切り部材96(第2の仕切り部材)は、計2個の締結機構114を介して、仕切り部材94(第1の仕切り部材)に可動に取り付けられている。以下、図7および図8を参照して、締結機構114について説明する。締結機構114は、締結具116および押え板118を有する。
締結具116は、例えばボルトであって、仕切り部材94の第1板部110の前面110bと係合するヘッド116aと、該ヘッド116aから延出するシャフト116bを含む。シャフト116bの表面にはネジ加工が施されている。
押え板118は、略矩形の板部材であって、仕切り部材96の後面96cと当接する。押え板118には、ネジ孔118aが形成されている。締結具116のシャフト116bは、ネジ孔118aと螺合可能である。
仕切り部材94の第1板部110には、貫通孔120が形成されている。この貫通孔120は、シャフト116bに対応する形状を有している。一方、仕切り部材96には、上下方向へ延びるスリット122が形成されている。このスリット122は、締結具116のシャフト116bよりも大きな左右方向の幅を有しており、該シャフト116bを摺動可能に受容する。
締結具116のシャフト116bは、第1板部110の貫通孔120およびスリット122を通って、押え板118のネジ孔118aと螺合する。これにより、仕切り部材94および仕切り部材96は、締結具116のヘッド116aと押え板118との間に挟み込まれて、互いに連結される。
ここで、締結具116を押え板118に締結する締結力は、以下のように調整される。すなわち、使用者が仕切り部材96を仕切り部材94に対して移動させるのを許容し、且つ、仕切り部材96が仕切り部材94に対して任意の位置で静止することができるような摩擦力を、仕切り部材94と仕切り部材96との間に発生させる。
例えば、使用者が、仕切り部材96に上方へ向けた所定の力を加えると、仕切り部材96は、仕切り部材94に対して上方へ移動することができる。このとき、締結具116のシャフト116bは、スリット122と係合しつつ、該スリット122内を相対摺動する。
このシャフト116bとスリット122との係合によって、仕切り部材94に対する仕切り部材96の移動が案内される。すなわち、スリット122は、仕切り部材96の移動を案内するガイドとして機能する。
このような締結機構114によって、仕切り部材96は、スリット122に沿って(すなわち、上下方向へ)移動可能となるように、仕切り部材94に取り付けられている。且つ、使用者は、仕切り部材96を、スリット122の長さに対応する移動ストロークの任意の位置で静止させることができる。
再度、図6を参照して、仕切り部材98は、略L字状の外形を有する板部材であって、仕切り部材94の前側に隣接して配置されている。仕切り部材98の下端縁(図示せず)は、下ガイド102に形成された凹部内に摺動可能に受容されている。
その一方で、仕切り部材98の上端縁(図示せず)は、上ガイド108に形成された凹部内に摺動可能に受容されている。これにより、仕切り部材98は、下ガイド102および上ガイド108に案内されて、左右方向に摺動可能となっている。
仕切り部材98は、左右方向に延在する第1板部124と、該第1板部124の右端から下方へ延びる第2板部126とを有する。第1板部124の下端面124aは、左右方向に延在する一方、第2板部126の左端面126aは、上下方向に延在している。該下端面124aと該左端面126aとは、互いに直交する。第2板部126には、貫通孔126bが形成されている。
仕切り部材100は、略矩形の板部材であって、仕切り部材98の前側に隣接して配置されている。仕切り部材100の下端面100aは、仕切り部材98の第1板部124の下端面124aと、略平行となるように配置されている。仕切り部材100には、貫通孔100bが形成されている。
仕切り部材100(第2の仕切り部材)は、上述の締結機構114を介して、仕切り部材98(第1の仕切り部材)に可動に取り付けられている。具体的には、仕切り部材98の第1板部124には、締結具116のシャフト116bに対応する形状を有する貫通孔(図示せず)が形成されている。一方、仕切り部材100には、上下方向へ延びるスリット128が形成されている。
スリット128は、締結具116のシャフト116bを摺動可能に受容する。上述のスリット122と同様の作用によって、スリット128は、仕切り部材100の移動を案内するガイドとして機能する。
仕切り部材100は、この締結機構114を介して、スリット128に沿って(すなわち、上下方向へ)移動可能となるように、仕切り部材98に取り付けられている。且つ、使用者は、仕切り部材100を、その移動ストロークの任意の位置で静止させることができる。
次に、図6を参照して、仕切り装置90の機能について説明する。仕切り装置90は、上述の仕切り装置50の代わりに、図1に示すカバー34の後壁34aの内面34bに取り付けられる。
なお、図6中の一点鎖線は、カバー34に形成された開口部38の外縁を示している。仕切り装置90がカバー34の後壁34aに取り付けられたとき、図6に示すように、仕切り部材94、96、98および100は、共同で、カバー34の開口部38の一部を遮蔽して、該開口部38よりも小さな小型開口部130を画定する。
具体的には、小型開口部130は、仕切り部材94の右端面112aと、仕切り部材96の上端面96aと、仕切り部材98の左端面126aと、仕切り部材100の下端面100aとによって、画定されている。
ここで、上述したように、仕切り部材94は、下ガイド102および上ガイド108に沿って左右方向に摺動可能である。すなわち、仕切り部材94は、開口部38を画定する壁面40、42、44、および46に対して移動可能である。換言すれば、仕切り部材94は、カバー34の開口部38の中心軸線Oに対して移動することができる。
同様に、仕切り部材98も、下ガイド102および上ガイド108に沿って左右方向に摺動可能である。すなわち、仕切り部材98も、カバー34の開口部38の壁面40、42、44、および46(または中心軸線O)に対して移動することができる。
仕切り部材94および仕切り部材98が左右方向に移動するのに伴って、仕切り部材94の右端面112aと、仕切り部材98の左端面126aとが、互いに接近または離反する。これにより、小型開口部130の左右方向の幅が増減することになる。
一方、仕切り部材96は、スリット122に沿って、仕切り部材94に対して上下方向に摺動可能である。すなわち、仕切り部材96は、カバー34の開口部38の壁面40、42、44、および46(または中心軸線O)に対して移動することができる。
また、仕切り部材100は、スリット128に沿って、仕切り部材98に対して上下方向に摺動可能である。すなわち、仕切り部材100は、カバー34の開口部38の壁面40、42、44、および46(または中心軸線O)に対して移動することができる。
仕切り部材96および仕切り部材100が上下方向に移動するのに伴って、仕切り部材96の上端面96aと、仕切り部材100の下端面100aとが、互いに接近または離反する。これにより、小型開口部130の上下方向の高さが増減することになる。
このように、仕切り部材94、96、98および100の移動に伴って、小型開口部130の寸法は、増減することになる。したがって、使用者は、仕切り部材94、96、98および100の少なくとも1つを移動させることによって、小型開口部130の寸法を適宜調整することができる。
このため、使用者は、ロボット12による物体の出し入れ作業に支障がない範囲で、小型開口部130の寸法を、より小さい寸法に容易に調整することができる。したがって、扉36の開扉時に切削液等が外部へ漏出する漏出量を効果的に低減できる。
また、扉36の開扉時に作業空間内へ流入する外気の流入量を効果的に低減できるので、作業空間内に流入した外気に起因して加工精度が不安定になることを、効果的に抑制することができる。また、仕切り装置90は、簡単な構造を有するので、より低いコストで切削液等の漏出や外気流入の抑制等の作用効果を実現できる。
なお、図6に示す仕切り装置90を、図1に示す工作機械30に適用した場合において、ロボット12によって、仕切り部材94、96、98および100を移動させることができる。
以下、このようなロボットシステム10の動作の一例について説明する。まず、制御部14は、使用者、上位コントローラ、またはロボットプログラムから、加工対象となるワーク等の物体の情報を取得する。
次いで、制御部14は、取得した物体の情報に基づいて、小型開口部130の寸法を決定する。次いで、制御部14は、決定した小型開口部130の寸法に対応する仕切り部材94、96、98および100の目的位置を決定する。
次いで、制御部14は、現時点での仕切り部材94の貫通孔112bの3次元座標を記憶部から読み出し、上記目的位置に対応する貫通孔112bの3次元座標と比較して、仕切り部材94を移動させるべき移動方向および移動量を決定する。
次いで、制御部14は、現時点での貫通孔112bの3次元座標に基づいて、ロボットアーム18およびロボットハンド20を動作させて、ロボットハンド20に設けられた爪部20aを、貫通孔112bに係合させる。
そして、制御部14は、決定された移動方向および移動量に基づいて、爪部20aを貫通孔112bに係合させた状態で仕切り部材94を移動させて、仕切り部材94を目的位置に配置する。このように、本実施形態においては、爪部20aは、仕切り部材94の貫通孔112bと係合する係合部として機能する。
仕切り部材94を移動させるとともに、制御部14は、仕切り部材94の貫通孔112b、および仕切り部材96の貫通孔96bの3次元座標を順次算出し、記憶部へ記憶する。
次いで、制御部14は、現時点での仕切り部材96の貫通孔96bの3次元座標を記憶部から読み出し、上記目的位置に対応する貫通孔96bの3次元座標と比較して、仕切り部材96を移動させるべき移動方向および移動量を決定する。
次いで、制御部14は、現時点での貫通孔96bの3次元座標に基づいて、ロボットアーム18およびロボットハンド20を動作させて、ロボットハンド20の爪部20aを、該貫通孔96bに係合させる。
そして、制御部14は、決定された移動方向および移動量に基づいて、爪部20aを貫通孔112bに係合させた状態で仕切り部材96を移動させて、該仕切り部材96を目的位置に配置させる。
同様のスキームに従って、制御部14は、仕切り部材98および仕切り部材100を、それぞれ、目的位置へ移動させる。こうして、小型開口部130の寸法を、ロボット12によって調整することができる。
この構成によれば、仕切り部材94、96、98および100を移動させるための駆動部を別途設けることなく、ワーク等の物体の寸法等に応じて、小型開口部130の寸法をロボット12によって自動的に変更することができる。これにより、作業の簡単化および迅速化を実現できる。
なお、図6に示す実施形態においては、仕切り部材94、96、98、および100に、貫通孔112b、96b、126b、および100bを形成する場合について述べた。しかしながら、貫通孔112b、96b、126b、および100bの代わりに、凹部または凸部を形成してもよい。
一例として、図9に、仕切り部材94の第2板部112に、上記の貫通孔112bの代替として、第2板部112の後面112cから後方へ突出する凸部132が形成されている実施形態を示す。
また、図4に示す仕切り装置70を、図1に示すロボットシステム10に適用した場合においても、上述と同様のスキームに従って、ロボット12によって仕切り部材74を移動させることができる。この場合、仕切り部材74に、ロボットハンド20の爪部20aを係合させるための凹部、凸部、または孔を形成してもよい。
また、仕切り装置50、70、90は、カバー34に直接的に取り付けられてもよいし、または、取り付け具等の他の部材を介して、カバー34に間接的に取り付けられてもよい。
また、上述の実施形態においては、締結機構114が、締結具116および押え板118から構成されている場合について述べた。しかしながら、締結機構は、仕切り部材96、100の相対移動を許容するものであれば、如何なる構造を有してもよい。例えば、締結機構は、ガイドレールと、該ガイドレール上を転動する転動体とを含むものであってもよい。
また、上述の実施形態においては、締結機構114が、仕切り部材96、100を任意の位置で静止することができるような摩擦力を発生させる場合について述べた。しかしながら、このような摩擦力を締結機構114に生じさせることなく、仕切り部材96、100を任意の位置で保持するためのロック機構をさらに設けてもよい。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、本発明の実施形態の中で説明されている特徴を組み合わせた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得るが、これら特徴の組み合わせの全てが、発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることも当業者に明らかである。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、工程、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」、「次いで」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ロボットシステム
12 ロボット
14 制御部
30 工作機械
32 加工機
34 カバー
36 扉
38 開口部
50,70,90 仕切り装置
54,74,94,96,98,100 仕切り部材
66,88,130 小型開口部

Claims (4)

  1. 作業空間を画定するカバーに設けられた開口部を開閉する扉と、
    前記扉とは別の部材として前記カバーに取り付けられ、前記開口部の一部を遮蔽して該開口部よりも小さな小型開口部を画定する仕切り部材であって、前記小型開口部の寸法を変化させるように前記開口部を画定する壁面に対して移動可能に設けられる、仕切り部材と、を備え、
    前記仕切り部材は、
    第1の方向へ移動可能な第1の仕切り部材と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向へ移動可能となるように前記第1の仕切り部材に取り付けられた第2の仕切り部材と、を有する、工作機械。
  2. 前記仕切り部材の移動を案内するガイドをさらに備え、
    前記仕切り部材は、前記ガイドに沿って摺動する、請求項1に記載の工作機械。
  3. 工作機械の作業空間を画定するカバーに設けられた開口部を開閉する扉とは別の部材として、該カバーに取り付けられる仕切り装置であって、
    前記開口部の一部を遮蔽して該開口部よりも小さな小型開口部を画定する仕切り部材であって、前記小型開口部の寸法を変化させるように前記開口部を画定する壁面に対して移動可能に設けられる、仕切り部材を備え、
    前記仕切り部材は、
    第1の方向へ移動可能な第1の仕切り部材と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向へ移動可能となるように前記第1の仕切り部材に取り付けられた第2の仕切り部材と、を有する、仕切り装置。
  4. 前記仕切り部材の移動を案内するガイドをさらに備え、
    前記仕切り部材は、前記ガイドに沿って摺動する、請求項3に記載の仕切り装置。
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