JP2017042446A - 便座装置 - Google Patents

便座装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017042446A
JP2017042446A JP2015168307A JP2015168307A JP2017042446A JP 2017042446 A JP2017042446 A JP 2017042446A JP 2015168307 A JP2015168307 A JP 2015168307A JP 2015168307 A JP2015168307 A JP 2015168307A JP 2017042446 A JP2017042446 A JP 2017042446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
hinge
cover
lower linear
linear portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015168307A
Other languages
English (en)
Inventor
雄大 森川
Yudai Morikawa
雄大 森川
元輝 香川
Mototeru Kagawa
元輝 香川
了介 鈴木
Ryosuke Suzuki
了介 鈴木
龍一 横井
Ryuichi Yokoi
龍一 横井
亮介 中村
Ryosuke Nakamura
亮介 中村
恒太 樋口
Kota Higuchi
恒太 樋口
隆人 松浦
Takahito MATSUURA
隆人 松浦
貴史 谷本
Takashi Tanimoto
貴史 谷本
彰高 濱島
Akitaka Hamajima
彰高 濱島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2015168307A priority Critical patent/JP2017042446A/ja
Publication of JP2017042446A publication Critical patent/JP2017042446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

【課題】カバー部材の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる便座装置を提供すること。【解決手段】機能部材を覆うカバー部材41と、便座本体11及び該便座本体11から後方に延びカバー部材41に回動可能に取り付けられる一対のヒンジ部12を有する便座1と、を備える便座装置100であって、カバー部材41は、便座1側に凸形状となる部分413bを有し、ヒンジ部12は、便座装置100を側方から視た場合において、凸形状となる部分413bに対応する位置に、ヒンジ部12の下部において上方側に窪むように湾曲する下部湾曲部122bを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、便座装置に関する。
従来、機能部材を覆うカバー部材と、便座本体と、便座本体から後方に延び且つカバー部材に回動可能に取り付けられるヒンジ部と、を有する便座と、を備える便座装置において、ヒンジの下部が、後方側に上り傾斜となる直線状に形成される便座装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−233795号公報
ヒンジの下部が、後方側に上り傾斜となる直線状に形成される便座装置においては、カバー部材の内部の容積を大きくするためには、ヒンジの下部の傾斜角度を大きくする必要がある。
一方、便座装置をコンパクトに形成することも望まれている。しかし、ヒンジの下部の傾斜角度を大きくすると、カバー部材の高さが大きくなり、便座装置が大型化することがある。
従って、カバー部材の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる便座装置が望まれる。
本発明は、カバー部材の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる便座装置を提供することを目的とする。
本発明は、機能部材を覆うカバー部材と、便座本体及び該便座本体から後方に延び前記カバー部材に回動可能に取り付けられる一対のヒンジ部を有する便座と、を備える便座装置であって、前記カバー部材は、前記便座側に凸形状となる部分を有し、前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記凸形状となる部分に対応する位置に、前記ヒンジ部の下部において上方側に窪むように湾曲する下部湾曲部を有する便座装置に関する。
また、前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記ヒンジ部の上部において直線状に延びる上部直線状部を有することが好ましい。
また、前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記ヒンジ部の下部において、前記便座本体側の端部側において直線状に形成される第1下部直線状部と、前記便座本体とは反対側の端部側において直線状に形成される第2下部直線状部と、を更に有し、前記第1下部直線状部及び前記第2下部直線状部は、前記便座本体とは反対側の端部側に上るように傾斜しており、前記下部湾曲部、前記第1下部直線状部及び前記第2下部直線状部は、前記ヒンジ部の下部における前記便座本体側の端部から前記便座本体とは反対側の端部までの間において、前記第1下部直線状部、前記下部湾曲部、前記第2下部直線状部の順に配置されることが好ましい。
また、前記カバー部材は、前記機能部材の後部を覆う第1カバー部と、前記第1カバー部の前方において側面に前記一対のヒンジ部が取り付けられる第2カバー部と、前記第2カバー部の側面における前記ヒンジ部の下方に配置される一対の第3カバー部と、を有し、前記第3カバー部は、前記ヒンジ部の下方において下方に窪む凹部を有することが好ましい。
本発明によれば、カバー部材の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる便座装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る便座装置100を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る便座1を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る便座1を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る便座1を側面から視た場合の部分拡大図である。 本実施形態の便座1の座表部材5と座裏部材6とが組み合わされる前の状態を示す斜視図である。 本実施形態の便座1の座表部材5と座裏部材6とが組み合わされた後の状態を示す斜視図である。
以下、本発明の便座1を含む便座装置100の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、便座装置100を正面から視た場合(便座装置100に対面した場合)における左右の向きを左右方向といい、便座装置100を正面から視た場合(便座装置100に対面した場合)における前後の向きを前後方向という。また、本実施形態においては、便座1について、便器3の上部に水平に配置された場合において、一対のヒンジ部12側を後方ともいい、一対のヒンジ部12と反対側を前方ともいう。
本実施形態の便座装置100は、図1に示すように、便座1と、便蓋2と、便器3と、機能部4と、を備える。便座1及び便蓋2は、便器3の上部に、便器3に対して開閉可能に取り付けられる。本実施形態においては、便座1及び便蓋2は、それぞれ、電動モータ(図示せず)の回動軸部材(図示せず)に取り付けられ、電動モータ(図示せず)を駆動することで回動可能に構成される。
機能部4は、便器3の後部の上部に配置される。機能部4は、洗浄タンク(図示せず)やホース(図示せず)や電動モータ(図示せず)等の機能部材(図示せず)と、機能部材を覆うカバー部材41と、を有する。
カバー部材41は、第1カバー部411と、第2カバー部412と、一対の第3カバー部413と、を有する。
第1カバー部411は、便座装置100の後部に配置される。第1カバー部411は、機能部材の後部(洗浄タンク(図示せず)やホース(図示せず)等の機能部材)を覆う。
第2カバー部412は、第1カバー部411の前方に配置される。第2カバー部412の側面には、便座1の一対のヒンジ部12(後述)が取り付けられている。第2カバー部412は、電動モータ(図示せず)等の機能部材を覆う。
一対の第3カバー部413は、それぞれ、第2カバー部412の側面における便座1の一対のヒンジ部12(後述)の下方に配置される。第3カバー部413の上面には、凹部413aと、凸形状となる部分である凸形状部分413bと、が形成される。凹部413aは、ヒンジ部12(後述)の下方において、第3カバー部413の上面から下方に円弧状に窪む。凹部413aは、ヒンジ部12(後述)の回動によるヒンジ部12の接触を避けるように、第3カバー部413の上面から下方に窪んでいる。凸形状部分413bは、第3カバー部413の前方側の上部において、便座1側に凸形状となるように形成される(図4参照)。
便座1は、便器3の上部に配置される。便座1は、図1〜図4に示すように、便座本体11と、一対のヒンジ部12と、一対の第1脚部13と、一対の第2脚部14と、を備える。
便座本体11は、中央部に開口111が形成された長円形状に形成される。便座本体11の後方側の両端部からは、一対のヒンジ部12が後方に延びている。便座本体11は、図2に示すように、座表部21と、座裏部22と、を有する。座表部21は、便座1の上面(表面)側を構成する。座裏部22は、便座1の下面(裏面)側を構成する。
一対のヒンジ部12は、図2〜図4に示すように、便座1の後方の端部側に配置され、便座本体11の後方側の両端部から、便座1の後方に延びるように形成される。一対のヒンジ部12は、カバー部材41に回動可能に取り付けられる。
ヒンジ部12は、図3に示すように、側面視において、上部直線状部121と、下部線状部122と、を有する。
上部直線状部121は、便座装置100を側方から視た場合において、ヒンジ部12の上部において、便座本体11の後方側の端部から、便座本体11の上部とのなす角度が鈍角となるように上り傾斜の傾斜角度で、直線状に延びる。見方を変えると、上部直線状部121は、図4に示すように、ヒンジ部12の上部において、便座本体11の後方側の端部から、便座本体11の底部とのなす角度が鈍角となる上り傾斜の傾斜角度α0で、直線状に延びる。
なお、上部直線状部121は、直線状に延びる形状であればよく、僅かに湾曲している形状も含む。
下部線状部122は、便座装置100を側方から視た場合において、ヒンジ部12の下部において、便座本体11の後方側の端部から、便座本体11の底部とのなす角度が鈍角となるように上り傾斜して延び、かつ、上方側に窪むように湾曲する部分を有する。
下部線状部122は、図4に示すように、第1下部直線状部122aと、下部湾曲部122bと、第2下部直線状部122cと、を有する。第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b及び第2下部直線状部122cは、ヒンジ部12の下部における便座本体11側の端部から便座本体11とは反対側の端部までの間において、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に配置される。
第1下部直線状部122aは、ヒンジ部12の下部において、便座本体11側の端部側において直線状に形成される。第1下部直線状部122aは、ヒンジ部12における便座本体11とは反対側の端部側に上るように傾斜する。第1下部直線状部122aは、便座本体11の後方側の端部から、便座本体11の底部とのなす角度が鈍角となる上り傾斜の傾斜角度α1で、直線状に延びる。
下部湾曲部122bは、便座装置100を側方から視た場合において、第3カバー部413の凸形状部分413bに対応する位置に、ヒンジ部12の下部において上方側に窪むように湾曲する。下部湾曲部122bは、第1下部直線状部122aの後方側の端部から、ヒンジ部12の下部において上方側に窪むように湾曲して延びる。
第2下部直線状部122cは、便座装置100を側方から視た場合において、便座本体11とは反対側の端部側において、直線状に形成される。第2下部直線状部122cは、ヒンジ部12における便座本体11とは反対側の端部側に上るように傾斜する。第2下部直線状部122cは、下部湾曲部122bの後方側の端部から、便座本体11の底部とのなす角度が第1下部直線状部122aの傾斜角度α1よりも大きい鈍角となる上り傾斜の傾斜角度α2(>α1)で、直線状に延びる。
また、本実施形態においては、第2下部直線状部122cの傾斜角度α2は、上部直線状部121の傾斜角度α0よりも大きい傾斜角度に形成される。そのため、ヒンジ部12における上部直線状部121と第2下部直線状部122cとに挟まれる部分は、便座装置100を側方から視た場合において、便座1の後方側から前方側に向かうにしたがって徐々に細くなるように形成されている。
なお、第2下部直線状部122cの傾斜角度α2と上部直線状部121の傾斜角度α0とが同じ角度になるように形成することにより、ヒンジ部12における上部直線状部121と第2下部直線状部122cとが平行となるように、ヒンジ部12を形成してもよい。
また、第1下部直線状部122aと第2下部直線状部122cとの間に下部湾曲部122bが配置されることで、第1下部直線状部122aと第2下部直線状部122cとのなす角度α3は、90°以上に形成される。第1下部直線状部122aと第2下部直線状部122cとのなす角度α3を90°以上とすることで、便座1を容易に製造することができ、便座1の生産性を向上させることができる。
一対の第1脚部13及び一対の第2脚部14は、図3に示すように、座裏部22に配置される。一対の第1脚部13及び一対の第2脚部14は、便座1が便器3の上部に配置された場合(図1参照)に、便器3に当接する脚部を構成する。
以上の便座1は、ヒンジ部12に挿通される電動モータの回動軸部材(図示せず)等を介して機能部4に連結される。これにより、便座1は、機能部4に対して回動可能に取り付けられる。
本実施形態では、便座1は、図5に示すように、座表部材5と座裏部材6とを溶着により接合して形成される。便座1は、図6に示すように、座表部材5の縁部及び座裏部材6の縁部を溶着により接合して形成された接合部30を切削することで製造される。本実施形態では、接合部30は、図6に示すように、便座1の内周縁に形成される内周縁接合部31と、便座1の外周縁に形成される外周縁接合部32と、ヒンジ部12の下部線状部122(図4参照)として形成されるヒンジ下部接合部33と、である。なお、本実施形態においては、座表部材5及び座裏部材6は、略直交する角度で組み合わされ、座表部材5の縁部及び座裏部材6の縁部は、溶着により接合される。
座表部材5は、図5に示すように、中央部に開口111が形成された長円形状に形成される。座表部材5は、前述の座表部21と、一対の座表側ヒンジ構成部51と、を有する。
座裏部材6は、中央部に開口111が形成された長円形状に形成される。この座裏部材6は、前述の座裏部22と、一対の座裏側ヒンジ構成部61と、前述の一対の第1脚部13を構成する一対の第1脚部構成部62と、一対の前記第2脚部14の一対の台座部141(図6参照)を構成する一対の第2脚部台座構成部63と、を有する。
以上の座表部材5及び座裏部材6は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料を、金型を用いて射出成形することにより形成される。
本実施形態では、便座1は、座表部材5の縁部と座裏部材6の縁部とを当接させて溶着して接合部30を形成し、その後、座表部材5と座裏部材6とが溶着されて形成された接合部30の一部を切削して処理面としての切削面80(図6参照)を形成することで構成される。
ここで、本実施形態の便座1の製造方法における切削工程について説明する。
便座1を製造する場合には、図6に示すように、座裏部材6と座表部材5とを溶着機(図示せず)により溶着して接合部30を形成した後、切削工程を実行する。本実施形態では、座表部材5及び座裏部材6は、略直交する角度で組み合わされ、座表部材5の縁部及び座裏部材6の縁部は、溶着により接合される。
切削工程では、接合部30の一部を、座表部材5及び座裏部材6と共に切削する。具体的には、接合部30が延びる方向に沿って、切削工具(図示せず)を移動させて切削を行う。
便座本体11については、図3及び図6に示すように、便座本体11の内周縁接合部31及び外周縁接合部32それぞれにおいて、切削工具(図示せず)を、周方向に沿って水平に移動させる。つまり、便座本体11における内周縁接合部31及び外周縁接合部32においては、図3に示すように、切削工具(図示せず)を、側面視において、直線方向に移動させる。
また、ヒンジ部12のヒンジ下部接合部33においては、図3に示すように、切削工具(図示せず)を、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に移動させる。つまり、ヒンジ部12の下部においては、切削工具(図示せず)を、側面視において、第1下部直線状部122aにおける直線方向、下部湾曲部122bにおける曲線方向、第2下部直線状部122cにおける直線方向の順に移動させる。なお、本実施形態では、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に切削工具(図示せず)を移動させて切削を行ったが、これに限定されず、第2下部直線状部122c、下部湾曲部122b、第1下部直線状部122aの順に切削工具(図示せず)を移動させて切削を行ってもよい。
ここで、ヒンジ部12のヒンジ下部接合部33においては、図4に示すように、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に配置して形成した。
従来から、接合部30に沿って切削工具(図示せず)を移動させて湾曲部を切削する場合には、湾曲部が含まれる場合には、湾曲部から削り始めると、処理面に処理跡が残ってしまい、処理面をきれいに形成できなかった。そのため、湾曲部を形成せずに、直線状の処理面としていた。そこで、本実施形態においては、直線状部から切削を開始して直線状部で切削を終了するように、処理面を、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に配置して形成した。つまり、ヒンジ部12のヒンジ下部接合部33においては、切削工具(図示せず)の移動方向は、側面視において、直線方向(第1下部直線状部122a)、曲線方向(下部湾曲部122b)、直線方向(第2下部直線状部122c)の順とした。
これにより、ヒンジ部12における下部線状部122の途中に、湾曲状の下部湾曲部122bを形成できる。第1下部直線状部122a及び第2下部直線状部122cの間に下部湾曲部122bを形成することで、第2下部直線状部122cの傾斜角度α2を、第1下部直線状部122aの傾斜角度α1よりも大きくできる。これにより、第1下部直線状部122aの傾斜角度α1を大きく形成して、下部湾曲部122bにより途中で湾曲させて、第2下部直線状部122cの傾斜角度α2を第1下部直線状部122aの傾斜角度α1よりも大きく形成することで、機能部4のカバー部材41の内部の容積を便座装置100の前方側に広く確保して機能部4のカバー部材41の内部の容積を大きくしつつ、機能部4のカバー部材41の高さを小さくできる。従って、カバー部材41の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる。
以上説明した本実施形態の便座装置100によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の便座装置100は、機能部材を覆うカバー部材41と、便座本体11及び該便座本体11から後方に延び且つカバー部材41に回動可能に取り付けられる一対のヒンジ部12を有する便座1と、を備える便座装置100であって、カバー部材41は、便座1側に凸形状となる凸形状部分413bを有し、ヒンジ部12は、便座装置100を側方から視た場合において、第3カバー部413の凸形状部分413bに対応する位置に、ヒンジ部12の下部において上方側に窪むように湾曲する下部湾曲部122bを有する。そのため、ヒンジ部12の下部において上方側に窪むように湾曲する下部湾曲部122bを形成することで、ヒンジ部12の下部には、スペースが生じる。これにより、ヒンジ部12の下部において、カバー部材41を上方側に突出させて形成することができる。従って、機能部材を覆うカバー部材41の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる。
また、本実施形態の便座装置100においては、ヒンジ部12は、便座装置100を側方から視た場合において、ヒンジ部12の下部において、便座本体11側の端部側において直線状に形成される第1下部直線状部122aと、便座本体11とは反対側の端部側において直線状に形成される第2下部直線状部122cと、を更に有し、第1下部直線状部122a及び第2下部直線状部122cは、便座本体11とは反対側の端部側に上るように傾斜しており、下部湾曲部122b、第1下部直線状部122a及び第2下部直線状部122cは、ヒンジ部12の下部における便座本体11側の端部から便座本体11とは反対側の端部までの間において、第1下部直線状部122a、下部湾曲部122b、第2下部直線状部122cの順に配置される。
そのため、第1下部直線状部122a及び第2下部直線状部122cの傾斜角度を調整することで、カバー部材41の高さ及びカバー部材41の内部の容積を調整できる。これにより、カバー部材41の内部に配置される機能部材の配置の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態の便座装置100においては、第3カバー部413は、ヒンジ部12の下方において下方に窪む凹部413aを有する。そのため、第3カバー部413によりカバー部材41の内部の容積を確保しつつ、凹部413aによりヒンジ部12の回動の際の移動を避ける逃げ部を形成できる。これにより、カバー部材41の内部の容積を確保しつつ、カバー部材41の上方においてヒンジ部12を低い位置に配置することができるため、装置の高さを小さくすることができる。従って、機能部材を覆うカバー部材41の内部の容積を確保しつつ、装置をコンパクトに形成できる。
以上、本発明の便座の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
1 便座
11 便座本体
12 ヒンジ部
41 カバー部材
100 便座装置
122a 第1下部直線状部
122b 下部湾曲部
122c 第2下部直線状部
411 第1カバー部
412 第2カバー部
413 第3カバー部
413a 凹部
413b 凸形状部分(凸形状となる部分)

Claims (4)

  1. 機能部材を覆うカバー部材と、
    便座本体及び該便座本体から後方に延び前記カバー部材に回動可能に取り付けられる一対のヒンジ部を有する便座と、を備える便座装置であって、
    前記カバー部材は、前記便座側に凸形状となる部分を有し、
    前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記凸形状となる部分に対応する位置に、前記ヒンジ部の下部において上方側に窪むように湾曲する下部湾曲部を有する便座装置。
  2. 前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記ヒンジ部の上部において直線状に延びる上部直線状部を有する請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記ヒンジ部は、前記便座装置を側方から視た場合において、前記ヒンジ部の下部において、前記便座本体側の端部側において直線状に形成される第1下部直線状部と、前記便座本体とは反対側の端部側において直線状に形成される第2下部直線状部と、を更に有し、
    前記第1下部直線状部及び前記第2下部直線状部は、前記便座本体とは反対側の端部側に上るように傾斜しており、
    前記下部湾曲部、前記第1下部直線状部及び前記第2下部直線状部は、前記ヒンジ部の下部における前記便座本体側の端部から前記便座本体とは反対側の端部までの間において、前記第1下部直線状部、前記下部湾曲部、前記第2下部直線状部の順に配置される請求項1又は2に記載の便座装置。
  4. 前記カバー部材は、前記機能部材の後部を覆う第1カバー部と、前記第1カバー部の前方において側面に前記一対のヒンジ部が取り付けられる第2カバー部と、前記第2カバー部の側面における前記ヒンジ部の下方に配置される一対の第3カバー部と、を有し、
    前記第3カバー部は、前記ヒンジ部の下方において下方に窪む凹部を有する請求項1から3のいずれかに記載の便座装置。
JP2015168307A 2015-08-27 2015-08-27 便座装置 Pending JP2017042446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168307A JP2017042446A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168307A JP2017042446A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 便座装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017042446A true JP2017042446A (ja) 2017-03-02

Family

ID=58210838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168307A Pending JP2017042446A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 便座装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017042446A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080781A (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 株式会社Lixil トイレ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051781A (ja) * 2008-04-03 2010-03-11 Panasonic Corp 衛生洗浄装置
JP2011200508A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toto Ltd 便座装置
US20120150148A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Huashan Shi Method for emptying rectum
KR200463555Y1 (ko) * 2010-06-07 2012-11-12 주식회사 콜러노비타 변좌 및 변좌커버 개폐장치
CN204098180U (zh) * 2014-09-18 2015-01-14 中山市美图塑料工业有限公司 一种具有清洗功能的马桶座圈

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051781A (ja) * 2008-04-03 2010-03-11 Panasonic Corp 衛生洗浄装置
JP2011200508A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toto Ltd 便座装置
KR200463555Y1 (ko) * 2010-06-07 2012-11-12 주식회사 콜러노비타 변좌 및 변좌커버 개폐장치
US20120150148A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Huashan Shi Method for emptying rectum
CN204098180U (zh) * 2014-09-18 2015-01-14 中山市美图塑料工业有限公司 一种具有清洗功能的马桶座圈

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080781A (ja) * 2019-11-21 2021-05-27 株式会社Lixil トイレ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10441118B2 (en) Toilet seat and method of manufacturing same
JP2017042446A (ja) 便座装置
JPWO2018123366A1 (ja) 携帯用切断機
JP2008183129A (ja) クッションパッドの製造方法
JP6741520B2 (ja) 車両用シート
JP6748927B2 (ja) 便座
JP6755836B2 (ja) 首振り式剃刀
JP5874364B2 (ja) 中折れシートのバックボード
JP6333593B2 (ja) 車両用シート
JP6745168B2 (ja) オットマン用フットレスト装置
JP6466126B2 (ja) 便座
JP2022145867A (ja) 車両用シート
JP6049199B2 (ja) ステアリングホイール
JP6834245B2 (ja) 便座
JP7486306B2 (ja) 便座装置、便器装置、及び便座装置の製造方法
JP6748960B2 (ja) 便座および便座の製造方法
JP2015182503A5 (ja)
JP4992879B2 (ja) 樹脂成形品の製造方法
TWI579082B (zh) Component joint method
JP6838314B2 (ja) 便座の製造方法
JP6788217B2 (ja) 便座
JP2018052452A (ja) 車両用内装品、車両用内装品の製造装置及び車両用内装品の製造方法
JP5929930B2 (ja) 製缶構造及び建設機械
JP2021083664A (ja) 便蓋
JP6249159B2 (ja) 往復動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190416