JP2017042440A - シューズ - Google Patents
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Abstract
Description
≪全体構成≫
図1,2に示すシューズ100は、編地によって形成されるシューズアッパー1と、シューズアッパー1の底側に取り付けられるアウターソール4(図2では図示を省略)と、を備える。上記シューズアッパー1は、着用者の足裏部分を覆うソールカバー2と、着用者の甲側部分を覆うインステップカバー3と、を備える。このシューズ100における従来のニットシューズとの主な相違点は、インステップカバー3の踵部分に編成で繋がるバンド状編地部5を備えることにある。以下、各構成を詳細に説明する。
本例のシューズアッパー1に備わるソールカバー2とインステップカバー3は、無縫製で繋ぎ目無く編成されている。このシューズアッパー1は単層の編組織で構成されており、着用者の足にフィットする柔軟性を有している。
バンド状編地部5は、後述する編成工程の説明で参照する図3に示すように、インステップカバー3の踵側の後端部に編成で繋がっている。図3ではバンド状編地部5は1本の帯状に示されているが、紙面奥側にも図示される帯状体と略同一形状の帯状体がある。両帯状体は、インステップカバー3との接合部5Aの位置と、接合部5Aとは反対側の端部である先端部5Bのうちの紙面下端の位置で繋がっており、従ってバンド状編地部5は環状体となっている。
アウターソール4としては、公知の構成を利用することができる。例えば、樹脂製のアウターソール4を利用することができる。アウターソール4は、シューズアッパー1のソールカバー2に接着剤などで固定することができる。本例のアウターソール4は、ソールカバー2との間でバンド状編地部5を挟み込み、シューズアッパー1におけるバンド状編地部5の位置を固定する機能を有する。
シューズ100は、横編機を用いてバンド状編地部5をシューズアッパー1に一体に編成する編成工程、バンド状編地部5をシューズアッパー1に巻き付ける巻付工程、およびソールカバー2にアウターソール4を取り付ける取付工程、を経て製造することができる。
図3の編成イメージ図に基づいて上記編成工程を説明する。図3では、シューズアッパー1、バンド状編地部5、および履き口編地部6の左側部分のみが図示されているが、紙面奥側の見えない位置には各部1,5,6の右側部分が配置されている。また、バンド状編地部5の中間部(45°のハッチングで示す部分)を除き、図示される各部1,5,6の左側部分は横編機の一方の針床(以下、FB)で編成され、図示されない各部1,5,6の右側部分は横編機の他方の針床(以下、BB)で編成される。二点鎖線は、ソールカバー2とインステップカバー3との境界を示す。
以上説明した編成手順に従ってシューズアッパー1を編成したら、バンド状編地部5をシューズアッパー1の外周に巻き付け(巻付工程)、ソールカバー2の外周にアウターソール4を取り付ける(取付工程)。アウターソール4の固定により、ソールカバー2とアウターソール4との間にバンド状編地部5が挟み込まれて、バンド状編地部5の位置が固定される。ここで、シューズアッパー1、またはバンド状編地部5の編成に熱融着糸を用いている場合、アウターソール4の固定前や固定後に、シューズアッパー1に足型を挿入し、シューズアッパー1を熱処理すれば良い。
シューズアッパー1の爪先側から編成を開始し、バンド状編地部5の先端部5Bで編成を終了することもできる。その場合、バンド状編地部5の接合部5A近傍の部分が単層の編組織となるが、それ以外の部分は肉厚の編組織とすることができる。また、図3に示すようにシューズアッパー1とバンド状編地部5を縦向きに編成するのではなく、両者1,5を横向きに編成する(つまりシューズアッパー1の底側から編成を開始し、履き口側で編成を終了する、あるいはその逆)こともできる。その他、シューズアッパー1を横向きに編成し、シューズアッパー1とは別にバンド状編地部5を縦向きに編成し、シューズアッパー1とバンド状編地部5を接合しても構わない。
実施形態2では、バンド状編地部51に加え、バンド状編地部51と同様にインステップカバー3の踵側の後端部に編成で繋がる環状の補助編地部52を備えるシューズ101を図4,5に基づいて説明する。
1 シューズアッパー
2 ソールカバー
3 インステップカバー
4 アウターソール
5,51 バンド状編地部 52 補助編地部
5A,51A,52A 接合部 5B,51B,52B 先端部
6 履き口編地部
Claims (4)
- 着用者の足裏部分を覆うソールカバーおよび着用者の甲側部分を覆うインステップカバーを有するシューズアッパーと、前記ソールカバーの外側に取り付けられるアウターソールと、を備えるシューズにおいて、
前記シューズアッパーの外周に巻き付けられる環状のバンド状編地部を備え、
前記バンド状編地部は、前記インステップカバーの踵側の後端部に編成で繋がる接合部と、前記接合部とは反対側の先端部と、それら両部間に配置される中間部と、を備え、
前記バンド状編地部における前記接合部近傍の部分が、前記インステップカバーの踵領域に沿って配置され、
前記先端部が、前記ソールカバーまたは前記インステップカバーの爪先側部分に引っ掛けられ、
前記中間部の少なくとも一部が、前記ソールカバーと前記アウターソールとの間に挟み込まれて固定されているシューズ。 - 前記中間部が、前記ソールカバー側と前記インステップカバー側で1回ずつ交差しており、
前記バンド状編地部のうち、前記ソールカバー側に配置される部分は、前記ソールカバーと前記アウターソールとの間に挟み込まれて固定されている請求項1に記載のシューズ。 - 前記中間部が、前記先端部よりも肉厚の編組織で構成される請求項1または請求項2に記載のシューズ。
- さらに、前記シューズアッパーの外周に巻き付けられる環状の補助編地部を備え、
前記補助編地部は、前記インステップカバーの踵側の後端部に編成で繋がる接合部を備え、
前記補助編地部における前記接合部近傍の部分が、前記インステップカバーの踵領域に沿って配置されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のシューズ。
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