JP2017042411A - 運動器具 - Google Patents

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義彦 渡邉
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Abstract

【課題】 新たな運動器具を提供する。【解決手段】 少なくとも使用者の背中及び臀部を乗せて使用される運動器具であって、使用者の背中を支持する第1支持部と、使用者の臀部を、第1支持部が背中を支持する方向である支持方向に支持する第2支持部と、を備える。第1支持部と第2支持部との間には、支持方向とは反対の反対方向に向かって使用者の腰部が進入可能な領域である進入領域が形成されている。進入領域は、第1支持部により背中が支持される位置である第1位置、及び、第2支持部により臀部が支持される位置である第2位置、のいずれよりも、反対方向側に位置している領域である。【選択図】図1

Description

本発明は、運動器具に関する。
運動器具として、全体が長尺の柱状の形状であって、床面などに置いて使用し、その上面に使用者の頭部から臀部までを載せて用いられる運動器具が提案されている(特許文献1参照)。この運動器具は身体のストレッチを目的としている。
特開2011−10767号公報
手軽に行うことのできる運動の一つに、数十秒程度連続してお腹をへこませることでお腹周りの筋肉を鍛える、いわゆるドローインがある。しかしながら、このドローインを適切に行うための運動器具は従来存在していなかった。
本発明の目的は、新たな運動器具を提供することである。
上述した問題を解決するためになされた発明は、少なくとも使用者の背中及び臀部を乗せて使用される運動器具であって、前記使用者の背中を支持する第1支持部と、前記使用者の臀部を、前記第1支持部が前記背中を支持する方向である支持方向に支持する第2支持部と、を備え、前記支持方向とは反対の反対方向に向かって前記使用者の腰部が進入可能な領域であって、前記第1支持部により前記背中が支持される位置である第1位置、及び、前記第2支持部により前記臀部が支持される位置である第2位置、のいずれよりも、前記反対方向側に位置する進入領域が形成されていることを特徴とする。
このように構成された運動器具は、ドローインを行って腹筋に力を入れてお腹を引っ込めたときに、腰部が背中側に飛び出しても、その飛び出した部分を進入領域に収めることができる。よって上述した運動器具は、ドローインによる体の動きを妨げることを抑制できれ、ドローインを良好に行わせることができる。
また、上述した運動器具は、前記第1支持部及び前記第2支持部の間に配置され、前記反対方向に向かって凹んだ凹部が形成された凹部形成部を備え、前記進入領域は、前記凹部の内部の領域であり、前記凹部は、前記第1支持部と前記第2支持部とが並ぶ方向に関して、当該凹部の中央に向かって凹みの深さが深くなる部分を有するように構成されていてもよい。
このように構成された運動器具は、進入領域を形成する凹部の深さが徐々に変化することから、凹部の壁面に背中などが触れたときに段差を感じて不快に感じてしまうことを抑制できる。
また上述した運動器具において、前記第1位置と前記第2位置との間の前記支持方向に関する間隔は1cm以下であるように構成されていてもよい。
このように構成された運動器具は、背中と臀部とを近い高さで支持するため、ドローインを良好に行わせることができる。
また上述した運動器具において、前記第1支持部は、該第1支持部と前記第2支持部とが並ぶ方向と直交し、かつ前記支持方向と直交する方向である交差方向の中間部分が、前記交差方向の両端部分よりも柔軟性の小さい部材により構成されていてもよい。
このように構成された運動器具は、背中を第1支持部に載せると第1支持部の左右両端部分が使用者の後方に移動するため、使用者の胸を開く運動をドローインと同時に行わせることができる。
また上述した運動器具において、前記第2支持部は、気体及び液体のうち少なくともいずれか一方が封入された袋状の部材であってもよい。
このように構成された運動器具は、第2支持部により臀部を左右に動かす運動を行いやすくなっているため、ドローインと臀部を動かす運動とを組み合わせた効果的な運動を容易に行うことができる。
また、上述した運動器具は、前記進入領域において前記腰部が最も深く進入可能である位置である第3位置と前記第1位置との前記支持方向に関する間隔、及び、前記第3位置と前記第2位置との前記支持方向に関する間隔は、いずれも1cm以上8cm以下であるように構成されていてもよい。
このように構成された運動器具は、ドローインによる背中の飛び出しを十分に収めることができ、ドローインを好適に実現させることができる。
運動器具を示す斜視図である。 運動器具の内部を示す図であって、図2(A)が透明斜視図であり、図2(B)が平面図であり、図2(C)が左側面図であり、図2(D)が正面図である。 運動器具の使用方法を説明する図であって、図3(A)が使用者が仰向けに載った状態であり、図3(B)がドローインを行った状態であり、図3(C)が足を持ち上げた状態である。 運動器具の変形例を説明する図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[1.実施形態]
(1−1)全体構成
本実施形態の運動器具1は、数十秒程度連続してお腹をへこませることでお腹周りの筋肉を鍛える、いわゆるドローインを行うことに適した運動器具であって、図1に示すように、長尺状で厚みを有しており、床面に置いて使用するものである。この運動器具1は、図3(A)などに示すように、使用者の臀部、背中、頭部を載せて使用することができる。
以下の記載において、説明の便宜上、床面側を下方向とし、その反対方向を上方向とし、また運動器具1の長手方向を前後方向とし、また使用者が仰向けに運動器具1に載った載るときの左右を左右方向として記載する。なお、上方向が支持方向の一例であり、下方向が反対方向の一例であり、上下方向及び前後方向と直交する左右方向が交差方向の一例である。
運動器具1は、前後方向に並ぶ第1支持部21及び第2支持部23と、それらの間に配置される凹部形成部25と、を有する。これらは、図2(A)〜(C)にされるように、それぞれ別の部品により構成されており、薄い布状のカバー11(図1参照)によって被覆され一体化している。なお、カバー11はデザイン性向上と防汚が主目的でありドローインに大きな影響を与えるものではないため、以下の説明ではカバー11を省略する。
第1支持部21は、使用者の背中を支持する部分である。第1支持部21は、前後に長さを有する柱部31と、柱部31の左右両側に配置され、前後に長さを有する左右一対の側方支持部33と、を有している。柱部31は下部が前後に長さを有する角柱形状であって、上部が前後に長さを有する上に凸の半円柱形状である。側方支持部33は角柱形状である。
第2支持部23は、使用者の臀部を支持する部分である。第2支持部23は上方から見て略矩形であり、上下方向に高さを有する。この第2支持部23は袋状の部材であって、その内部には空気が封入されている。第2支持部23の角部分は丸みを帯びており、特に前方上部の辺に関する曲率半径が他の辺や角よりも大きく形成されている。
なお、第2支持部23は荷重が加わると変形する。但し、左右に臀部の重心を偏らせることなく第2支持部23の中央に臀部を載せた場合には、第2支持部23は大きく圧縮や変形をしない。一方、使用者が臀部を動かすなどして第2支持部23の左右に臀部の重心を偏らせると、体重を掛けた側の高さが小さくなるように、比較的大きく変形する。
凹部形成部25は、上方から見ると略矩形であるが、図2(C)などに明確に示されるように、左右側方から見ると、運動器具1の長さ方向(すなわち前後方向)の中間部分に、下向きに凹んだ凹部41が形成されている。
凹部41における前方部分の壁面は、後方に向かって徐々に凹みの深さが深くなる第1傾斜面43として形成されている。一方、凹部41における後方部分の壁面は、前方に向かって徐々に凹みの深さが深くなる第2傾斜面45として形成されている。すなわち凹部41は、凹部41の前後方向の中央に向かって凹みの深さが深くなる。
次に、運動器具1の各構成要素の高さについて説明する。以下の説明において、高さとは各構成要素の下面からの高さ(すなわち、床面からの高さ)を意味する。
図2(C)、(D)に示すように、第1支持部21の柱部31の高さをL1、第2支持部23の高さをL2、凹部形成部25の凹部41の最も低い位置の高さをL3とすると、L1=L2>L3となる。一例として、L1及びL2を80mm、L3を55mmとすることができる。
第1傾斜面43は第1支持部21に近づくほど徐々に高さが高くなり、凹部41の前方端部では柱部31と同じ高さ(L3)になる。第2傾斜面45は第2支持部23に近づくほど徐々に高さが高くなるが、第2支持部23の主要部分の高さ(L2)よりも低い位置までしか高くならない。なお、第2支持部23の前端が下がっているため、凹部41の後方端部は第2支持部23と小さな段差で繋がる。
なお、第2支持部23に臀部を載せると若干高さが変化するが、第2支持部23の中心に臀部を乗せて左右に重心を偏らせることなく載せた場合には、高さはL2とほぼ同じであり、L3よりも十分に大きい。
また、他の部分の寸法の一例を以下に示す。これらはあくまで設計の一例であって、この寸法に何ら限定されることはない。
運動器具1の左右方向の幅は200mmとすることができる。また前後方向に長さについて、第1支持部21は380mm、第2支持部23は220mm、凹部形成部25は240mmとすることができる。また、柱部31の幅は82mm、側方支持部33それぞれの幅は59mmとすることができる。また側方支持部33それぞれの高さは、柱部31よりもやや低く、77mmとすることができる。
次に、運動器具1の柔軟性について説明する。
柱部31と側方支持部33とを比較すると、側方支持部33の方が同じ圧力を加えたときに圧縮されやすい材料で形成されている。言い換えると、第1支持部21は、左右方向の中間部分が、左右方向の両端部分よりも柔軟性の小さい部材により構成されている。ここでいう柔軟性とは、同じ圧力を加えたときの高さの減少の度合である。つまり、柔軟性が大きいほど、上面に下方向への圧力を受けたときに高さが小さくなる。
材料の一例として、柱部31を発泡ポリエチレン、側方支持部33を発泡ポリウレタンで形成することができる。凹部形成部25の材料は特に限定されないが、例えば柱部31と同じ材料で形成することができる。第2支持部23は、一例としてポリ塩化ビニルにより形成することができる。
もちろん、上述した材料はあくまで一例であり、様々な材料により形成することができる。例えば、様々な合成樹脂や金属、木材、皮革などを採用することができる。
(1−2)使用例
図3(A)〜(C)を用いて運動器具1の使用方法の一例を説明する。
図3(A)に示すように、使用者は背中及び頭部を第1支持部21に載せ、臀部を第2支持部23に載せて仰向けに寝ることができる。背中は第1支持部21によって上方向に支持され、臀部は第2支持部23によって上方向に支持される。なおここでいう支持方向は、各部に使用者の身体から加わる荷重の方向と反対向きの方向である。つまり本実施形態のように重力によって下向きに荷重が加わる場合、支持方向は上方向となる。
凹部形成部25の凹部41は、第1支持部21と第2支持部23との間に位置する。この凹部41の内部の領域が、支持方向(すなわち上方向)とは反対の反対方向(すなわち下方向)に向かって使用者の腰部が進入可能な領域である進入領域となる。なお、ここでいう領域とは、三次元の広がりを持つ範囲である。
第1支持部21により背中が支持される位置である第1位置71は、体重による柱部31の変形が小さいため、床面からの高さがほぼL1と等しくなる。また、第2支持部23により臀部が支持される位置である第2位置73の高さも、ほぼL2と等しくなる。
凹部41の内部の領域は、L1及びL2よりも低いL3まで到達している。つまり、凹部41の内部の領域は、第1位置71及び第2位置73のいずれよりも、上下方向に関して、下方向側に位置しているといえる。
図3(A)に示した状態から使用者がドローインを行うと、腹筋が収縮して背中が丸まるため、腹筋に力を入れると腰部の背面側が丸まって飛び出す。そのとき図3(B)に示すように、飛び出した腰部は凹部41に進入する。
つまり運動器具1は、ドローインを行うときに支持すべき背中と臀部とを支持しつつ、腰部の下方への移動を妨げないため、ドローインを良好に行わせることができる。
なおドローインは、使用者の背中と臀部の高さが近い状態で行うことで効果的なものとなるが、この運動器具1は、第1位置71と第2位置73との高さが近いため、ドローインを好適に行わせることができる。
また、第2支持部23が臀部の体重移動により変形するため、臀部を左右に揺らす運動を容易に行うことができる。そして、この運動と、上述したドローインとを同時に行うことで、運動の効果を向上させることができる。また、図3(C)に示すように、脚を上に上げつつこれらの運動を行うことで更に運動を効果的なものとすることができる。
また、運動器具1に使用者が仰向けに横たわることで、柱部31を中心として、胸を広げる運動を行うことができる。使用者が背中を第1支持部21に乗せると、柱部31は大きく圧縮されずに背中を支えるが、側方支持部33は比較的大きく圧縮されるため、図3(C)の矢印に示すように左右両方の肩が下がり、使用者の胸が開くこととなる。
(1−3)効果
(1A)本実施形態の運動器具1では、ドローインを行ってお腹を引っ込めたときに腰部が背面側に反って飛び出しても、その飛び出した部分が凹部41に収まる。そのため背中の飛び出しが妨げられず、ドローインを好適に実行することができる。
また、凹部41は背中や臀部を支持する高さと比較して25mmほど凹んでいるため、十分に背中の飛び出しを収めることができ、ドローインを好適に実現させることができる。また、第1支持部21と第2支持部23が使用者の背中と臀部とを同じ高さで支持するため、ドローインを良好に行うことができる。
(1B)本実施形態の運動器具1では、凹部41は、前後方向に関して中央に向かって徐々に凹みの深さが深くなるように構成されているため、背中や腰に段差を感じて不快に感じてしまうことを抑制できる。また、凹部形成部25は、凹部41の前後の部分を含めて第1支持部21及び第2支持部23の端部の高さよりも低くなっており、上方に突出する部分がないため、更に背中や腰に感じる不快感の低減を図ることができる。
(1C)本実施形態の運動器具1では、第2支持部23により、臀部を左右に動かす運動を行いやすくなっている。そのため、使用者はドローインと臀部を動かす運動とを組み合わせた効果的な運動を容易に行うことができる。
(1D)本実施形態の運動器具1では、第1支持部21によって、使用者の胸を開く運動を行わせることができる。
[2.その他の実施形態]
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(2A)上記実施形態では第1支持部21と第2支持部23との間に凹部形成部25が形成される構成を例示した。しかしながら、第1支持部21と第2支持部23の支持方向とは反対の反対方向に向かって使用者の腰部が進入可能な領域である進入領域が形成されていれば、凹部形成部25の形状は上述したものに限定されず、また、凹部形成部25を有さない構成であってもよい。
例えば、図4(A)に示す運動器具1aのように、運動器具は、第1支持部81及び第2支持部83と、それらを連結する連結部85と、を備えるように構成されていてもよい。この運動器具は、第1支持部81と第2支持部83との間に、腰部が進入可能な進入領域87を有しており、ドローインを良好に実行させることができる。
また、図4(B)に示す運動器具1bのように、第1支持部及び第2支持部の機能を有する本体部91には凹部93が設けられているが、伸縮する矩形のカバー95によって覆われることによって外観からは凹部93が視認できないように構成されていてもよい。また凹部93に柔軟性の高いスポンジ97が配置されていてもよい。このように構成された運動器具1bでは、ドローインを行うと腰部がカバー95やスポンジ97を押し込んで凹部93に進入する。
このように、腰部が進入可能な領域とは、ドローインを行うときに腰部が進入可能な領域であればよく、何らの部材も存在しない空間である必要はない。
(2B)上記実施形態では、運動器具1は、背中を支持する第1支持部21と臀部を支持する第2支持部23とが水平方向に並んでおり、その上に使用者が床面に沿って仰向けになって用いる構成を例示した。しかしながら、第1支持部と第2支持部が身体を支持する支持方向が同じであれば、第1支持部と第2支持部との高さが相違するように構成されていてもよい。
例えば図4(C)に示す運動器具1cのように、第1支持部101側が第2支持部103側より高くなるように構成されていてもよいし、反対に、第1支持部101側が低くなるように構成されていてもよい。
この場合において、凹部105は、背中が支持される第1位置111及び臀部が支持される第2位置113のいずれに対しても、矢印121で示す支持方向に関して、矢印123で示す反対方向の側に位置している。なお、第1支持部101と第2支持部103の支持方向は、背中が支持される第1位置111及び臀部が支持される第2位置113の並ぶ方向と直交し、かつ左右方向(紙面と直交する方向)と直交する方向である。
(2C)上記実施形態では、第1位置71と第2位置73とは同じ高さである構成を例示したが、同じでなくともよい。但し、その間隔が1cm以下であると、ドローインを行うための背中と臀部との位置が適当なものとなり、都合がよい。ここでいう間隔とは、支持方向に関する間隔である。
(2D)上記実施形態では、凹部41の深さ、言い換えるとL1及びL2と、L3との差は25mmである構成を例示したが、凹部41の深さは上記実施形態とは異なる深さであってもよい。
なお、凹部41において腰部が最も深く進入可能である位置を第3位置としたとき、第3位置と第1位置71の支持方向及び反対方向に関する間隔、及び、第3位置と第2位置の支持方向及び反対方向に関する間隔は、いずれも、1cm以上であるように構成することができる。このような間隔とすることで、腰部が進入するための十分な深さを確保することができる。なお、上記間隔を3cm以上とすることで、より高度に腰部の接触を抑制できる。
また、適切なドローインを実行させるため、腰部の過剰な進入領域への進入を抑制する目的で、上述した第3位置と、第1位置及び第2位置と、の間隔は8cm以下としてもよい。
(2E)上記実施形態では、運動器具1に臀部、背中、及び頭部を載せることができる構成を例示したが、少なくとも背中及び臀部を乗せることができればよく、頭部を載せることができない構成であってもよいし、脚部を載せる部分が設けられていてもよい。
(2F)上記実施形態において、第2支持部23は、気体が封入された袋状の部材である構成を例示したが、気体及び液体の少なくともいずれか一方が封入されたものとすることができる。例えば液体のみが封入される構成であってもよいし、液体と気体とが封入される構成であってもよい。なお、封入される材料は運動器具1を使用する段階において気体及び液体であればよい。
(2G)第1支持部21及び第2支持部23は、背中及び臀部を同じ方向に支持するものであれば、その具体的な形状や機能は上記実施形態のものに限定されない。例えば、第1支持部21は柔軟性の低い部分を有しておらず、左右方向全域に亘って同じ柔軟性である構成であってもよい。また第2支持部23は袋状でなくともよい。例えば、柱部31や凹部形成部25と同様の材料で形成されていてもよい。
また第1支持部21、第2支持部23、凹部形成部25が同じ材料で構成されていてもよいし、さらにこれらが一体に成形されていてもよい。
(2H)上記実施形態においては、凹部41の前後両方に、凹部41の中央に向かって凹みの深さが深くなる部分(第1傾斜面43、第2傾斜面45)が形成される構成を例示した。しかしながら、このような傾斜部分は凹部41の前後いずれか一方においてのみ形成されていてもよいし、前後方向の一領域にのみ形成されていてもよい。傾斜部分が形成された箇所において、使用者の不快感を低減することができる。
なお、凹部41を構成する壁面の前端及び後端は、使用者の腰部などが接触しやすい部分である。そのため、上述した前端及び後端の少なくともいずれか一方を含む部分に、上述した傾斜部分を形成してもよい。
(2I)上記実施形態におけるM個(Mは1以上の整数)の構成要素が有する機能をN個(NはMより大きい整数)の構成要素として分散させたり、N個の構成要素が有する機能をM個の構成要素に統合させたりしてもよい。例えば、上記実施形態においては、第1支持部21、第2支持部23、凹部形成部25がそれぞれ異なる部材により構成されていたが、第1支持部21と凹部形成部25とが、又は第2支持部23と凹部形成部25とが、1つ以上の共通の部材により構成されたものであってもよい。
また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1,1a〜1c…運動器具、11…カバー、21…第1支持部、23…第2支持部、25…凹部形成部、31…柱部、33…側方支持部、41…凹部、43…第1傾斜面、45…第2傾斜面、81…第1支持部、83…第2支持部、85…連結部、87…進入領域、91…本体部、93…凹部、95…カバー、97…スポンジ、101…第1支持部、103…第2支持部、105…凹部。

Claims (6)

  1. 少なくとも使用者の背中及び臀部を乗せて使用する運動器具であって、
    前記使用者の背中を支持する第1支持部と、
    前記使用者の臀部を、前記第1支持部が前記背中を支持する方向である支持方向に支持する第2支持部と、を備え、
    前記支持方向とは反対の反対方向に向かって前記使用者の腰部が進入可能な領域であって、前記第1支持部により前記背中が支持される位置である第1位置、及び、前記第2支持部により前記臀部が支持される位置である第2位置、のいずれよりも、前記反対方向側に位置する領域である進入領域が形成されている
    ことを特徴とする運動器具。
  2. 前記第1支持部及び前記第2支持部の間に配置され、前記反対方向に向かって凹んだ凹部が形成された凹部形成部を備え、
    前記進入領域は、前記凹部の内部の領域であり、
    前記凹部は、前記第1支持部と前記第2支持部とが並ぶ方向に関して、当該凹部の中央に向かって凹みの深さが深くなる部分を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運動器具。
  3. 前記第1位置と前記第2位置との間の前記支持方向に関する間隔は1cm以下である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運動器具。
  4. 前記第1支持部は、該第1支持部と前記第2支持部とが並ぶ方向と直交し、かつ前記支持方向と直交する方向である交差方向の中間部分が、前記交差方向の両端部分よりも柔軟性が小さい部材により構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運動器具。
  5. 前記第2支持部は、気体及び液体のうち少なくともいずれか一方が封入された袋状の部材である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の運動器具。
  6. 前記進入領域において前記腰部が最も深く進入可能である位置である第3位置と前記第1位置との前記支持方向に関する間隔、及び、前記第3位置と前記第2位置との前記支持方向に関する間隔は、いずれも1cm以上8cm以下である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の運動器具。
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