JP2017042256A - ツボ押圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子に座った状態や体を横にした状態でも足裏のツボを押圧することができ、単一の足裏のツボを押圧することができると共に、ツボを押圧する力を調節できるツボ押圧器を提供する。
【解決手段】ツボ押圧器1を、長筒状の筒体11と、筒体11の軸方向に往復動可能に筒体11に挿通された伝動体30と、筒体11の一端に連結された固定部材13、固定部材13に往復動可能に支持され、伝動体30と連結された可動部材14を備えた操作体12と、筒体11の他端に連結された支持部材16、支持部材16に筒体11の軸方向に往復動可能に支持され、筒体11側に突起部18を有し、伝動体30と連結された押部材17、支持部材16と押部材17とで形成される足を挿通する足挿通部19を備えた押圧体15とを具備するものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、足裏のツボを押圧するツボ押圧器に関するものである。
足裏には胃、肝臓、小腸等の臓器と密接に繋がる複数のツボ(経穴)があり、これらのツボを押圧して刺激することにより、臓器の働きを改善することができると言われている。
このため、半円筒状に切断した竹を凸面を上方に向けて設置し、その上に立って足踏みをして足裏のツボを刺激する所謂青竹踏みが従前より行われている。
また、足裏の図柄が描かれた平板と、足裏のツボの位置に複数の突起を設けた足裏ツボ押板100がある(図7参照)。この足裏ツボ押板100は、足の位置を足裏の図柄に合わせて平板の上に立つことにより、複数の突起で足裏のツボを刺激するものである。
しかしながら、上記の器具では竹の凸面や平板の突起の上に立つことにより足裏のツボを刺激するため、体重がかかり過ぎて足裏が痛くなることがあった。また、椅子に座った状態で上記の器具を使用する場合は、足裏に体重がかかりにくく十分に足裏を刺激することができなかった。更に、床に設置した器具を踏みつけて足裏のツボを刺激するものであるため、体を横にして寝た状態では使用することができなかった。加えて、上記の器具では、足裏の全体を押圧するものであるため、一個のツボのみを押圧したいときには不便であった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、椅子に座った状態や体を横にした状態でも使用でき、単一の足裏のツボを押圧することができると共に、ツボを押圧する力を調節できるツボ押圧器の提供を、課題とするものである。
請求項1の発明にかかるツボ押圧器は、
「長筒状の筒体と、
前記筒体の軸方向に往復動可能に前記筒体に挿通された伝動体と、
前記筒体の一端に連結された固定部材、前記固定部材に往復動可能に支持され、前記伝動体と連結された可動部材を備えた操作体と、
前記筒体の他端に連結された支持部材、前記支持部材に前記筒体の軸方向に往復動可能に支持され、前記筒体側に突起部を有し、前記伝動体と連結された押部材、前記支持部材と前記押部材とで形成される足を挿通する足挿通部を備えた押圧体とを具備する」ものである。
「伝動体」は、鋼材で製造された単線のワイヤ、または単線のワイヤを撚り合わせたワイヤロープ、剛性を有する棒状、または板状の部材がある。
「足」は踝よりも下の部分を指す。
本構成のツボ押圧器は、筒体の両端に操作体と押圧体がそれぞれ連結されている。そして、操作体の固定部材に往復動可能に支持された可動部材と、押圧体の支持部材に往復動可能に支持された押部材とが、筒体に往復動可能に挿通された伝動体に連結されている。これにより、操作体の可動部材を動かすと伝動体を介して可動部材に連結された押圧体の押部材が連動して移動する。従って、足挿通部に足を挿通して足裏のツボを突起部に当てた状態で可動部材を動かして押部材を移動させることにより、足裏のツボを押圧することができる。
また、本構成のツボ押圧器は、操作体と押圧体とが筒体により離れている。これにより、押圧体に足を挿通した状態で、手で操作体を操作することができる。従って、椅子に座った状態や、膝を伸ばして体を横にした状態でも、本構成のツボ押圧器により足裏のツボを押圧することができる。
請求項2の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成において、
「前記押圧体の支持部材は、前記筒体と略直交し、内部が連通した状態で連結された筒状の連結部、前記連結部の両端の前記筒体と反対側に内部が連通した状態で連結された筒状の一対の側部を有しており、
前記押圧体の押部材は、一対の係合部が前記一対の側部に沿って往復動可能に係合されており、
前記伝動体は、前記支持部材に挿通されて前記押部材の一対の係合部に連結されている」ものである。
本構成のツボ押圧器では、押圧体の支持部材が連結部と一対の側部を有した略コ字状であり、支持部材の一対の側部に押部材が係合している。つまり、本構成のツボ押圧器の押圧体は枠状であり、押圧体の内周側が足挿通部になる。そして、操作体の可動部材を動かすことにより、押部材は一対の側部に沿って移動する。従って、足挿通部に足を挿通した状態で操作体を操作して押部材を筒体側に移動させることにより、突起部で足裏のツボを押圧することができる。
請求項3の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成において、
「前記押圧体の支持部材は、前記筒体と略直交し、内部が連通した状態で連結された筒状の連結部、前記連結部の両端の前記筒体と反対側に内部が連通した状態で連結された筒状の一対の側部、前記一対の側部に内部が連通した状態で連結され、前記筒体側に孔部が穿設された筒状の足掛部を有し、
前記押圧体の押部材は、前記足掛部の孔部に前記突起部の位置を合わせて前記足掛部内に往復動可能に配されており、
前記伝動体は、前記支持部材に挿通されて前記押部材の両端部に連結されている」ものである。
本構成のツボ押圧器では、支持部材が中空構造の枠状であり、押部材が支持部材の足掛部の内部に往復動可能に配されている。そして、操作体の可動部材を動かすことにより、押部材は足掛部内で筒体の軸方向に移動し、足掛部の孔部から突起部が突出する。従って、足挿通部に足を挿通した状態で操作体を操作して突起部を足掛部の孔部から突出させることにより、突起部で足裏のツボを押圧することができる。
請求項4の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成において、
「前記操作体の固定部材は、前記筒体に略直交して連結された固定部、前記固定部の両端の前記筒体と反対側に連結された一対の固定側部、前記一対の固定側部に連結された把持部を有した枠状であり、
前記操作体の可動部材は、前記固定部材の内周側に、前記一対の固定側部に沿って往復動可能に係合している」ものである。
本構成のツボ押圧器では、枠状の固定部材の内周側に可動部材が一対の固定側部に沿って往復動可能に係合している。そして、可動部材を一対の固定側部に沿って動かすと、伝動体を介して可動部材に連結された押部材が連動して移動する。従って、可動部材を把持部側に引寄せることにより、押部材を筒体側に牽引して足裏のツボを突起部で押圧することができる。
請求項5の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成において、
「前記操作体の固定部材は、前記筒体に連結された固定部、前記固定部に連結された棒状の把持部を有し、
前記操作体の可動部材は、前記伝動体を往復動可能に前記固定部に一端側が軸支されている」ものである。
本構成のツボ押圧器では、可動部材の一端側が伝動体を往復動可能に固定部材の固定部に軸支されている。そして、可動部材を回動させると、伝動体を介して可動部材に連結された押圧体の押部材が連動して往復動する。従って、可動部材を回動して伝動体を牽引することにより、押部材を筒体側に牽引して足裏のツボを押圧することができる。
請求項6の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成に加え、
「前記押圧体は、前記押部材を保持位置側に付勢する押圧側戻機構を更に備えている」ものである。
「保持位置」は、可動部材を操作しない場合に、押部材が筒体から離れて位置する場所を指す。
「押圧側戻機構」は、押部材の突起部が突設された側に押バネを取付け、押部材を保持位置側に押す機構がある。または、押部材の突起部と反対側に引張バネを取付け、押部材を保持位置側に引張る機構がある。
本構成のツボ押圧器は、操作体の可動部材を操作しない状態では、押圧側戻機構に付勢されて押圧体の押部材が保持位置側に付勢されている。これにより、押圧側戻機構の付勢に抗して可動部材を動かして押部材を筒体側に移動させた状態で、可動部材を放すと押部材は保持位置に復帰する。
請求項7の発明にかかるツボ押圧器は、上記構成に加え、
「前記操作体は、前記押部材が前記保持位置側に位置するように前記可動部材を付勢する操作側戻機構を更に備えている」ものである。
「操作側戻機構」は、可動部材に引張バネを取付け、押部材が保持位置に位置するように可動部材を引張る機構がある。また、可動部材に押バネを取付け、押部材が保持位置に位置するように可動部材を押す機構がある。
本構成のツボ押圧器は、操作体の可動部材を操作しない状態では、可動部材が操作側戻機構に付勢されて保持位置に位置している押部材に対応した位置にある。そして、操作側戻機構の付勢に抗して可動部材を動かして押部材を筒体側に移動させた状態で、可動部材を放すと可動部材は元の位置に復帰する。
以上のように、本発明の効果として、椅子に座った状態や体を横にした状態でも使用でき、単一の足裏のツボを押圧することができると共に、ツボを押圧する力を調節できるツボ押圧器を、提供することができる。
本発明の第一実施形態であるツボ押圧器の斜視図である。 図1のツボ押圧器の(a)は操作体を操作していない場合の押圧体の断面図、(b)は操作体を操作した場合の押圧体の断面図である。 図1のツボ押圧器の使用方法を説明する図である。 本発明の第二実施形態であるツボ押圧器の斜視図である。 図4のツボ押圧器の(a)は操作体を操作していない場合の押圧体の断面図、(b)は操作体を操作した場合の押圧体の断面図である。 本発明の第三実施形態であるツボ押圧器の(a)は斜視図、(b)は操作体の側面図である。 従来の足裏のツボを押圧する器具の図である。
以下、本発明の第一実施形態乃至第三実施形態である足ツボ押圧器1〜3について図1〜6を用いて説明する。
第一実施形態の足ツボ押圧器1は、図1〜3に示すように、長い円筒状の筒体11に伝動体として鋼材で製造された単線のワイヤ30が挿通されている。そして、筒体11の一端側には操作体12が連結され、他端側には押圧体15が連結されている。操作体12は、中空構造の略矩形枠状の固定部材13と、固定部材13の内周に、筒体11の軸方向に往復動可能に取付けられている長棒状の可動部材14とを備えている。可動部材14には、ワイヤ30が連結されている。押圧体15は、略コ字状の中空構造の支持部材16と、支持部材16の両端側に筒体11の軸方向に往復動可能に取付けられた押部材17を備えている。押部材17には、筒体11側に突起部18が突設されていると共に、支持部材16に挿通されたワイヤ30が連結されている。そして、支持部材16と押部材17とで押圧体15は枠状になっており、その内周側が足挿通部19である。なお、筒体11、操作体12、押圧体15は、樹脂製である。
筒体11は、膝を伸ばした状態で押圧体15の足挿通部19に足を挿通した場合でも操作体12を手で握ることができる長さになっており、具体的には800mmに形成されている。なお、筒体11の長さは、700mm〜1200mmにすることができる。
操作体12の固定部材13は、長さ方向の略中央で筒体11と略直交して連結された固定部13aと、固定部13aの両端の筒体11と反対側に連結された一対の筒状の固定側部13bと、一対の固定側部13bに連結された把持部13cとから構成されている。固定部13aには貫通孔13dが設けられており、筒体11からワイヤ30が引出されている。また、一対の固定側部13bの内側には、固定側部13bの長さ方向に沿って側部溝13eが形成されている。
操作体12の可動部材14は、長棒状であり、下側が波形に形成されているため、握りやすい。また、可動部材14の両端の可動端部14aは、側部溝13eに係合している。これにより、可動部材14は側部溝13eに沿って筒体11の軸方向に往復動可能になっている。また、可動部材14には筒体11から引出されたワイヤ30が連結されている。
更に、一対の固定側部13b内の固定部13a側には、バネ係合片13fが形成されている。そして、バネ係合片13fと可動部材14の可動端部14aとに引張バネ40が取付けられている。可動部材14を筒体11側の位置に付勢する引張バネ40が操作側戻機構である。
押圧体15の支持部材16は、長さ方向の略中央で筒体11と略直交して筒体11に連結された筒状の連結部16aと、連結部16aの両端の筒体11と反対側に連結された筒状の一対の側部16bを有し、略コ字状に形成されている。連結部16aは筒体11と連通しており、連結部16aと一対の側部16bは互いに連通している。また、一対の側部16bの内周側には、側部16bの長さ方向に案内溝16cが形成されている。
押圧体15の押部材17は、上面の略中央に一個の突起部18が突設されている。そして、押部材17の両端の係合部17aは、支持部材16の案内溝16cに係合している。これにより、押部材17は、案内溝16cに沿って筒体11の軸方向に往復動可能になっている。
筒体11の押圧体15側の端部から引出されたワイヤ30は、連結部16aの両側に二又に分かれて挿通され、それぞれ一対の側部16bに挿通されて、押部材17の係合部17aに連結されている。ワイヤ30は、撓みがない状態で操作体12の可動部材14と、押圧体15の押部材17に連結されている。
また、係合部17aの下面と、側部16bの内部先端16dとに引張バネ41が連結されている。この押部材17の下面に取付けられて押部材17を内部先端16d側に引張る引張バネ41が押圧側戻機構である。そして、操作体12を操作していない場合に、引張バネ41に付勢されて押部材17が位置する場所が保持位置である。
従って、引張りバネ40,41の付勢に抗して可動部材14を把持部13c側に引寄せることにより、ワイヤ30が牽引される。そして、ワイヤ30に連結された押部材17が案内溝16cに沿って筒体11側に移動する。可動部材14を放すと、引張バネ40,41の復元力により、押部材17は保持位置に復帰し、可動部材14は元の位置に復帰する。可動部材14を操作していない場合は、押部材17は引張りバネ40,41により保持位置側に付勢されている。つまり、足挿通部19が広く開口した状態になっており、足を足挿通部19に挿通させ易い。
次に、第一実施形態のツボ押圧器1の使用方法について図3を用いて説明する。本実施形態のツボ押圧器1では、操作体12の把持部13cと可動部材14を持って、押圧体15の足挿通部19に足を挿通し、足裏のツボに突起部18の位置を合わせる。このとき、ツボ押圧器1の操作体12と押圧体15が筒体11により離れているため、膝を伸ばした状態でも操作体12を持って足挿通部19に足を挿通することができる。そして、可動部材14を把持部13c側に引寄せてワイヤ30を牽引する。これにより、押圧体15の押部材17がワイヤ30に牽引されて筒体11側に移動する。つまり、支持部材16と押部材17とで足を挟んで、押部材17の突起部18で足裏のツボを押圧することができる。また、本実施形態のツボ押圧器1の突起部18は一個であるため、単一のツボのみを押圧することができる。
従って、第一実施形態のツボ押圧器1では、押圧体15の足挿通部19に足を挿通した状態で、操作体12の可動部材14を把持部13c側に動かすことにより、押圧体15の押部材17が筒体11側に移動する。そして、押部材17に突設された突起部18で足裏のツボを押圧することができる。
また、本実施形態のツボ押圧器1では、膝を伸ばした状態で足を押圧体15の足挿通部19に挿通しても操作体12を手で操作できるような長さに筒体11が形成されている。これにより、例えば布団の上で膝を伸ばして横になった状態や、椅子に座った状態でもツボ押圧器1を使用して足裏のツボを押圧することができる。この際、突起部18が一個であることにより、単一のツボのみを押圧することができる。
更に、ツボを押圧する力は、可動部材14を把持部13cに接近させる力よって調節することができ、足裏のツボを適度な力で押圧することができる。特に、本実施形態のツボ押圧器1では、可動部材14と押部材17とが直線的に連動し、可動部材14を牽引する力が直接ツボを押圧する力になるため、押圧する力の調節がし易い。
また、押部材17の突起部18を視認できるため、押圧したいツボの位置に突起部18を合わせやすい。
ここで、突起部18は、押部材17と一体で形成してもよく、別体で形成してもよい。別体の場合は、突起部18の材質を押部材17と変えることができる。例えば、柔軟性を有するゴム製の突起部18にしてもよい。また、突起部18を着脱可能に押部材17に取付けられる構成にしてもよい。この場合は、硬さや大きさの異なる突起部18を複数備えてもよい。これにより、使用者の好みに応じて突起部18の硬さや大きさを変更することができる。
更に、押圧体15の支持部材16の内周側にスポンジやゴム等の柔軟性を有する部材を取付けてもよい。この場合は、押部材17と支持部材16で足を挟んだ際に足の甲側が柔軟性を有する部材に当接するため、足の甲が痛くなりにくい。
次に、第二実施形態のツボ押圧器2について図4,5を用いて説明する。第二実施形態のツボ押圧器2は、押圧体25と伝動体の構成が第一実施形態のツボ押圧器1と相違している。なお、本実施形態のツボ押圧器2の筒体11と操作体12は、第一実施形態のツボ押圧器1と同様の構成であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のツボ押圧器2の押圧体25は、中空構造の略矩形枠状の支持部材26と、支持部材26内に往復動可能に配された押部材27とを備えている。そして、支持部材26の内周側が足挿通部29になっている。
支持部材26は、長さ方向の略中央で筒体11と略直交して連結された筒状の連結部26aと、連結部26aの両端の筒体11と反対側に連結された筒状の一対の側部26bと、一対の側部26bに連結され、連結部26aと対向した筒状の足掛部26cを有している。連結部26aは、筒体11と連通しており、一対の側部26bは、連結部26a及び足掛部26cと連通している。また、足掛部26cの上面の略中央に孔部26dが穿設されている。
押部材27は、上面の略中央に孔部26dに挿通可能な突起部28が突設されている。そして、押部材27は突起部28の位置を孔部26dに合わせて足掛部26c内に配されている。
ツボ押圧器2の伝動体は、硬質の樹脂製の長棒部材31とU字状の連結具32から構成されている。長棒部材31は、筒体11の軸方向に往復動可能に挿通されており、一端が操作体12の可動部材14に連結されている。長棒部材31の他端は、支持部材26の連結部26aと一対の側部26bに挿通された連結具32に連結されている。そして、連結具32の両端は、押部材27に連結されている。
押部材27は、足掛部26cの内部の幅よりも薄く形成されており、連結具32は、連結部26a及び一対の側部26bの内部の幅よりも細く形成されている。これにより、押部材27は、足掛部26cの内部で往復動可能になっている。
押部材27の下面と足掛部26cの内部の外周面側26eとに引張バネ42が連結されている。この引張バネ42が押圧側戻機構であり、押部材27を足掛部26cの外周面側26e側(保持位置側)に付勢している。
従って、引張バネ40,42の付勢に抗して操作体12の可動部材14を把持部13c側に引寄せることにより、長棒部材31及び連結具32を介して押部材27が筒体11側に牽引されて孔部26dから突起部28が突出する。そして、可動部材14を放すと、引張バネ40,42の復元力により、押部材27が保持位置に復帰し、可動部材14が元の位置に復帰する。
次に、第二実施形態のツボ押圧器2の使用方法について説明する。ツボ押圧器2では、操作体12の把持部13cと可動部材14を持ち、押圧体25の足挿通部29に足を挿通する。このとき、足掛部26cに足を掛けて押圧したいツボの位置に孔部26dの位置を合わせる。そして、足裏で足掛部26cを踏むように力を加えた状態で操作体12の可動部材14を把持部13c側に引寄せる。これにより、足掛部26cの孔部26dから突起部28が突出して足裏のツボを押圧することができる。そして、本実施形態のツボ押圧器2では、操作体12の可動部材14を把持部13cに引寄せる力と、足掛部26cに加える力により、足裏のツボを押圧する力を調節することができる。
また、本実施形態のツボ押圧器2も、第一実施形態のツボ押圧器1と同様に、筒体11の両端に操作体12と押圧体25が連結されていることにより、膝を伸ばした状態で押圧体25の足挿通部29に足を挿通しても操作体12を手で操作することができる。従って、体を横にした状態や、椅子に座った状態でもツボ押圧器2を使用して足裏のツボを押圧することができる。
更に、本実施形態のツボ押圧器2では、支持部材26が足掛部26cを有していることにより、足掛部26cを踏むようにして突起部28よりも広い範囲で足裏を刺激することもできる。そして、突起部28を突出させて単一のツボのみを押圧することもできる。
ここで、突起部28は、押部材27と別体で形成してもよい。また、押部材27に着脱可能に取付けられる構成にしてもよい。この場合は、足掛部26cの孔部26dの大きさの範囲内で大きさの異なる突起部28を複数備えてもよい。或いは、材質を変えて硬さの異なる突起部28を複数備えてもよい。これにより、使用者の好みに応じて突起部28の硬さや大きさを変更することができる。
また、支持部材26の内周側にスポンジやゴム等の柔軟性を有する部材を取付けてもよい。この場合は、突起部28を突出させて足裏のツボを押圧した際に足の甲側が柔軟性を有する部材に当接するため、足の甲が痛くなりにくい。
次に、第三実施形態のツボ押圧器3について図6を用いて説明する。第三実施形態のツボ押圧器3は、操作体22の構成が第一実施形態及び第二実施形態のツボ押圧器1,2と相違している。なお、本実施形態のツボ押圧器3の筒体11と押圧体15、及び伝動体であるワイヤ30の構成は第一実施形態のツボ押圧器1と同様の構成であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
本施形態のツボ押圧器3の操作体22は、略L字状の固定部材23と可動部材24を備えている。固定部材23は、一端側の中空構造の固定部23aが筒体11に連結されている。そして、固定部23aの他端側から棒状の把持部23bが屈曲して延びている。
可動部材24は、一端側が固定部23a内で支軸24aにより軸支されている。支軸24aは、筒体11の中心軸から離れた位置にある。また、筒体11から引出されたワイヤ30は、可動部材24の筒体11の中心軸上の連結点24bに連結されている。そして、可動部材24の他端側は、固定部材23の把持部23bと離れた状態になっている。上記構成により、可動部材24を回動させて把持部23bに接近させることで連結点24bが支軸24aを中心として筒体11から離れるように回動してワイヤ30を牽引することができる。
可動部材24に連結されたワイヤ30は、第一実施形態のツボ押圧器1と同様に、押圧体15の押部材17の係合部17aに連結されている。そして、押部材17の係合部17aの下面と支持部材16の一対の側部16bの内部先端16dとに引張バネ41が連結されている。これにより、引張バネ41の付勢に抗して把持部23bに接近させた可動部材24を放すと、引張バネ41の復元力により、押部材17は保持位置に復帰し、可動部材24は元の位置に復帰する。
次に、第三実施形態のツボ押圧器3の使用方法について説明する。ツボ押圧器3では、操作体22の把持部23bと可動部材24を持って押圧体15の足挿通部19に足を挿通し、突起部18を足裏のツボの位置に合わせる。そして、可動部材24を把持部23b側に動かしてワイヤ30を牽引する。これにより、ワイヤ30に牽引されて押部材17が筒体11側に移動する。つまり、支持部材16と押部材17で足を挟んで押部材17の突起部18で足裏のツボを押圧することができる。
本実施形態のツボ押圧器3も、筒体11の両端に操作体22と押圧体15が連結されていることにより、膝を伸ばした状態で押圧体15の足挿通部19に足を挿通しても操作体22を手で操作することができる。従って、体を横にした状態や、椅子に座った状態でもツボ押圧器3を使用して足裏のツボを押圧することができる。
また、本実施形態のツボ押圧器3では、可動部材24を把持部23bに接近させる力により、ツボを押圧する力を調節できる。このとき、支軸24aを支点として可動部材24に力を加えるとこができるため、テコの原理により、より大きな力で押部材17を牽引し足裏のツボを突起部18で押圧することができる。更に、突起部18が一個であることにより、単一のツボのみを押圧することができる。
ここで、第一実施形態乃至第三実施形態のツボ押圧器1〜3の操作体12,22、押圧体15,25、及び伝動体の構成の組合せは上記に限られない。具体的には、第三実施形態のツボ押圧器3の押圧体15が第二実施形態のツボ押圧器2の押圧体25と同様の構成であってもよい。この場合は、可動部材24を把持部23bに接近させてワイヤ30を牽引し、突起部28を足掛部26cの孔部26dから突出させて足裏のツボを押圧することができる。
また、筒体の形状は円筒状に限らず、断面形状が四角形や六角形の筒状であってもよい。そして、筒体内に押圧体の押部材を保持位置側に付勢する引張バネ等の戻機構を備えてもよい。
更に、押部材の突起部の位置は押部材の中央に限らない。例えば押部材の左右の一方に突起部が突設されている場合は、足挿通部に足を挿通する方向を変えることにより、足裏の押圧する場所を左右の他方に変更することができる。
また、上記では、筒体、操作体、押圧体が樹脂で成形されている場合を例示したが、これに限らず、金属製や木製等にしてもよい。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
1,2,3 ツボ押圧器
11 筒体
12,22 操作体
13,23 固定部材
14,24 可動部材
15,25 押圧体
16,26 支持部材
17,27 押部材
18,28 突起部
19,29 足挿通部
30 ワイヤ(伝動体)
31 長棒部材(伝動体)
32 連結具(伝動体)

Claims (7)

  1. 長筒状の筒体と、
    前記筒体の軸方向に往復動可能に前記筒体に挿通された伝動体と、
    前記筒体の一端に連結された固定部材、前記固定部材に往復動可能に支持され、前記伝動体と連結された可動部材を備えた操作体と、
    前記筒体の他端に連結された支持部材、前記支持部材に前記筒体の軸方向に往復動可能に支持され、前記筒体側に突起部を有し、前記伝動体と連結された押部材、前記支持部材と前記押部材とで形成される足を挿通する足挿通部を備えた押圧体と
    を具備することを特徴とするツボ押し器具。
  2. 前記押圧体の支持部材は、前記筒体と略直交し、内部が連通した状態で連結された筒状の連結部、前記連結部の両端の前記筒体と反対側に内部が連通した状態で連結された筒状の一対の側部を有しており、
    前記押圧体の押部材は、一対の係合部が前記一対の側部に沿って往復動可能に係合されており、
    前記伝動体は、前記支持部材に挿通されて前記押部材の一対の係合部に連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のツボ押し器具。
  3. 前記押圧体の支持部材は、前記筒体と略直交し、内部が連通した状態で連結された筒状の連結部、前記連結部の両端の前記筒体と反対側に内部が連通した状態で連結された筒状の一対の側部、前記一対の側部に内部が連通した状態で連結され、前記筒体側に孔部が穿設された筒状の足掛部を有し、
    前記押圧体の押部材は、前記足掛部の孔部に前記突起部の位置を合わせて前記足掛部内に往復動可能に配されており、
    前記伝動体は、前記支持部材に挿通されて前記押部材の両端部に連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のツボ押し器具。
  4. 前記操作体の固定部材は、前記筒体に略直交して連結された固定部、前記固定部の両端の前記筒体と反対側に連結された一対の固定側部、前記一対の固定側部に連結された把持部を有した枠状であり、
    前記操作体の可動部材は、前記固定部材の内周側に、前記一対の固定側部に沿って往復動可能に係合している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のツボ押圧器。
  5. 前記操作体の固定部材は、前記筒体に連結された固定部、前記固定部に連結された棒状の把持部を有し、
    前記操作体の可動部材は、前記伝動体を往復動可能に前記固定部に一端側が軸支されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載のツボ押圧器。
  6. 前記押圧体は、前記押部材を保持位置側に付勢する押圧側戻機構を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載のツボ押圧器。
  7. 前記操作体は、前記押部材が前記保持位置側に位置するように前記可動部材を付勢する操作側戻機構を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載のツボ押圧器。
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