JP2017041568A - 配線基板、電子機器および配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板、電子機器および配線基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】繊維状部材を含む中間層を間に挟んで信号配線とシールド配線とが対向配置された配線基板において、信号配線と繊維状部材との近接を抑制する。
【解決手段】信号配線を有する第1の基板と、信号配線よりも面積が大きい導体を有する第2の基板を、を用意する。導体の表面に信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を形成する。信号配線と導体とが対向するように第1の基板と第2の基板とを繊維状部材を含む中間層を間に挟んで配置する。第1の基板および第2の基板に押圧を加えて第1の基板と第2の基板とを積層する。
【選択図】図4

Description

開示の技術は、配線基板、電子機器および配線基板の製造方法に関する。
配線を有する複数の基板を積層した多層配線基板に関する技術として、以下の技術が知られている。
例えば、内層回路および内装回路のパターンとは逆パターンの樹脂絶縁体層が形成された内層回路板の両面に、プリプレグを介して別の内層回路板を積層した多層配線基板が知られている。
特開平8−293676号公報
信号配線を、絶縁体を介してグランド電位または電源電位等の固定電位が印加されるシールド配線で挟んだ構造を有するストリップラインは、例えば以下のようにして形成される。
コア材の一方の面に信号配線を有し、コア材の他方の面にシールド配線を有する複数の基板を作製する。次に、一方の基板の信号配線と、他方の基板のシールド配線とを対向させた状態で、これらの基板の間にプリプレグを介在させる。プリプレグは、例えば、ガラス繊維を含むガラスクロス等の織布に接着剤を含有する熱硬化性樹脂を含浸させて構成される。プリプレグは、一方の基板と他方の基板とを接着する中間層として機能する。その後、基板同士を押さえ付けるように押圧を加えつつ加熱することによりプリプレグ内の熱硬化性樹脂を硬化させる。これにより、複数の基板を積層する。
ここで、信号配線が差動配線を構成する一対の差動配線で構成される場合において、例えば、周波数が10GHz以上の高周波信号が信号配線に伝送される場合には、以下の問題が生じるおそれがある。すなわち、既存の配線基板の製造方法によれば、プリプレグ内のガラス繊維が、信号配線側に偏りやすい。これにより、ガラス繊維が一対の信号配線のうちの一方にのみ近接して配置される場合があり、当該一方の信号配線の電気特性に及ぶガラス繊維の影響がより大きくなる。すなわち、信号配線間で信号配線周囲の比誘電率に差異が生じる。その結果、信号配線間で遅延時間および特性インピーダンスに差異が生じ、伝送品質が低下する。上記の問題は、信号の周波数が高くなる程深刻なものとなる。
開示の技術は、ガラス繊維等の繊維状部材を含む中間層を間に挟んで信号配線とシールド配線とが対向配置された配線基板において、信号配線と繊維状部材との近接を抑制することを目的とする。
開示の技術に係る配線基板は、信号配線を有する第1の基板を含む。該配線基板は、前記信号配線よりも面積が大きい導体、および前記導体の表面に設けられ且つ前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を含み、前記導体の前記凸部が設けられた面が前記信号配線と対向するように配置された第2の基板を含む。該配線基板は、前記信号配線と前記導体との間に設けられた繊維状部材を含む中間層と、を含む。
開示の技術は、ガラス繊維等の繊維状部材を含む中間層を間に挟んで信号配線とシールド配線とが対向配置された配線基板において、信号配線と繊維状部材との近接を抑制することができるという効果を奏する。
比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る配線基板の構成を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の構成を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板100の各構成要素を分解して示す斜視図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の構成を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る電子機器の構成を示す斜視図である。 開示の技術の実施形態に係る電子機器の構成を示す斜視図である。
はじめに、比較例に係る配線基板の製造方法について説明する。図1A〜図1Cおよび図2A〜図2Cは、比較例に係る配線基板の製造方法を示す断面図である。
基材11の両面に銅箔15を貼り付けたコア材1を用意する。基材11は、例えばガラスクロスに熱硬化性樹脂を含浸させたガラスエポキシ樹脂であってもよい。コア材1は、基材11内の熱硬化性樹脂を予め硬化させた状態で提供される(図1A)。
次に、銅箔15をエッチング等によってパターニングすることにより、基材11の一方の面に差動配線を構成する一対の信号配線13a、13bを形成する。また、基材11の他方の面に電源電位またはグランド電位等の固定電位が印加されるシールド配線14を形成する。これにより、第1の基板10が形成される(図1B)。
第1の基板10を形成するための上記の各処理と同様の処理を行うことで、基材21の一方の面に一対の信号配線23a、23bを有し、基材21の他方の面にシールド配線24を有する第2の基板20を形成する(図1C)。
次に、信号配線13a、13bとシールド配線24とが対向するように第1の基板10および第2の基板20を配置し、これらの基板の間にプリプレグ30を配置する(図2A)。プリプレグ30は、例えば、ガラス繊維32等の繊維状部材を含むガラスクロス等の織布に接着剤を含有する熱硬化性樹脂を含浸させた基材31を含んで構成される。プリプレグ30は、第1の基板10と第2の基板20とを接着する中間層として機能する。プリプレグ30は、基材31内の熱硬化性樹脂が未硬化の状態で提供される。なお、プリプレグ30の基材31、第1の基板10の基材11および第2の基板20の基材21は、それぞれ、同じ材質および構造を有するものであってもよい。
次に、第1の基板10と第2の基板20とを加熱しながらこれらを相互に押し付ける押圧を加える。加熱によりプリプレグ30内の熱硬化性樹脂は一旦軟化する(図2B)。
ここで、プリプレグ30と接する面における第1の基板10および第2の基板20の残銅率は、第1の基板10の方が第2の基板20よりも小さい。このように、プリプレグ30と接する面における残銅率が異なることにより、プリプレグ30に作用する圧力は、第1の基板10側および第2の基板20側で不均一となる。これにより、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂は、第1の基板10および第2の基板20のうち、プリプレグ30が接する面における残銅率がより小さい第1の基板10側に向けて流動する。プリプレグ30内の熱硬化性樹脂が、第1の基板10側に流動することで、ガラス繊維32は、第1の基板10側に偏って配置される(図2B)。
なお、第1の基板10のプリプレグ30と接する面における残銅率は、第1の基板10のプリプレグ30と接する面の面積に対する信号配線13a、13bの総面積の割合である。第2の基板20のプリプレグ30と接する面における残銅率は、第2の基板20のプリプレグ30と接する面の面積に対するシールド配線24の面積の割合である。第1の基板10と第2の基板20とで、プリプレグ30に接する面の面積は略同じである。一方、信号配線13aおよび13bの総面積は、シールド配線24の面積よりも小さい。従って、プリプレグ30と接する面における残銅率は、第1の基板10の方が第2の基板20よりも小さい。
その後、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂が硬化することで、第1の基板10と第2の基板20とを積層した配線基板100Xが形成される(図2C)。
このように、比較例に係る配線基板の製造方法によれば、第1の基板10と第2の基板20との間で、プリプレグ30と接する面における残銅率に差があることから、残銅率がより小さい第1の基板10側にガラス繊維32が偏って配置される。これにより、図3に示すように、ガラス繊維32が、差動配線を構成する一対の信号配線のうち、一方の信号配線13aのみに近接して配置されやすく、当該一方の信号配線13aの電気特性に及ぶガラス繊維32の影響がより大きくなる。すなわち、信号配線13aと信号配線13bとの間で信号配線周囲の比誘電率に差異が生じる。その結果、信号配線13aと信号配線13bとの間で遅延時間および特性インピーダンスに差異が生じ、伝送品質が低下する。上記の問題は、信号の周波数が高くなる程深刻なものとなる。従って、高速信号の伝送線路を構成する配線基板においては、プリプレグ内のガラス繊維と信号配線との距離を一定以上確保することが重要となる。更に、ガラス繊維と導体とが接触することで絶縁劣化が生じることが知られているところ、上記の比較例に係る配線基板の製造方法によれば、ガラス繊維32と信号配線13aまたは13bとの接触により絶縁劣化が生じるおそれがある。
本発明者らは、プリプレグ30内のガラス繊維32と信号配線13a、13bとの距離を10μm以上確保することを狙って、熱硬化性樹脂の量を増加させたプリプレグを用いた配線基板の作製を試みた。しかしながら、残銅率差に起因するガラス繊維32の偏りを根本的に改善することはできず、ガラス繊維32と信号配線13a、13bとの距離を10μm以上確保することはできなかった。
一方、第1の基板10と第2の基板20との残銅率差を小さくするために、信号配線13a、13bの近傍にダミー配線を形成することも考えられる。しかしながら、高速信号を伝送する信号配線の近傍にフローティングまたは電位固定された他の配線が存在すると信号配線の電気的特性が著しく変化するため好ましくない。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または対応する構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、上記した比較例に係る配線基板100Xの各構成要素と同一または対応する構成要素については、配線基板100Xの各構成要素に付された参照符号と同一の参照を付与し、重複する説明は、適宜省略する。
[第1の実施形態]
図4は、開示の技術の第1の実施形態に係る配線基板100の構成を示す断面図、図5は、配線基板100の各構成要素を分解して示す斜視図である。
開示の技術の第1の実施形態に係る配線基板100は、比較例に係る配線基板100Xと同様、プリプレグ30を間に挟んで積層された第1の基板10および第2の基板20を含む。第1の基板10は、基材11の一方の面に差動配線を構成する一対の信号配線13a、13bを有し、基材11の他方の面に固定電位が印加されるシールド配線14を有する。同様に、第2の基板20は、基材21の一方の面に差動配線を構成する一対の信号配線23a、23bを有し、基材21の他方の面にシールド配線24を有する。第1の基板10および第2の基板20は、プリプレグ30を間に挟んで信号配線13a、13bとシールド配線24とが対向するように配置されている。配線基板100において、信号配線13a、13bが、シールド配線14および24の間に挟まれたストリップラインが形成されている。信号配線13a、13bの総面積は、シールド配線24の面積よりも小さい。すなわち、プリプレグ30と接する面における第1の基板10および第2の基板20の残銅率は、第1の基板10の方が、第2の基板20よりも小さい。プリプレグ30は、ガラス繊維32を含むガラスクロス等の織布に接着剤を含有する熱硬化性樹脂を含浸させた基材31を含んで構成されている。
シールド配線24の表面には、絶縁体によって構成され、信号配線13a、13bのパターンと略同じパターンを有する一対の線状部40a、40bを含む凸部40が設けられている。すなわち、凸部40を構成する一対の線状部40a、40bは、信号配線13a、13bに沿って伸びており、シールド配線24の表面から突出した形態を有する。線状部40a、40bは、それぞれ、第1の基板10と第2の基板20とを積層したときに、シールド配線24が延在する面の方向において、信号配線13a、13bと重なる位置に配置されている。すなわち、線状部40a、40bは、それぞれ、信号配線13a、13bの直上に配置されている。線状部40a、40bは、樹脂などの絶縁体によって構成されている。
シールド配線24の表面に、信号配線13a、13bのパターンに対応するパターンを有する凸部40(線状部40a、40b)を設けることで、第2の基板20のプリプレグ30と接する面における擬似的な残銅率を、第1の基板10における残銅率に略一致させることができる。これにより、第1の基板10と第2の基板20との間の残銅率差に起因する、ガラス繊維32と信号配線13a、13bとの近接を抑制することができる。
以下に、開示の技術の実施形態に係る配線基板100の製造方法について説明する。図6A〜図6Dおよび図7A〜図7Cは、開示の技術の実施形態に係る配線基板100の製造方法を示す断面図である。
はじめに、基材11の両面に銅箔15を貼り付けたコア材1を用意する。基材11は、例えばガラスクロスに熱硬化性樹脂を含浸させたガラスエポキシ樹脂であってもよい。コア材1は、基材11内の熱硬化性樹脂を予め硬化させた状態で提供される(図6A)。
次に、銅箔15をエッチング等によってパターニングすることにより、基材11の一方の面に差動配線を構成する一対の信号配線13a、13bを形成する。また、基材11の他方の面に電源電位またはグランド電位等の固定電位が印加されるシールド配線14を形成する。これにより、第1の基板10が形成される(図6B)。
第1の基板10を形成するための上記の各処理と同様の処理を行うことで、基材21の一方の面に一対の信号配線23a、23bを有し、基材21の他方の面にシールド配線24を有する第2の基板20を形成する(図6C)。
次に、第2の基板20のシールド配線24の表面に、第1の基板10の信号配線13a、13bのパターンと同じパターンを有する一対の線状部40a、40bを含む凸部40を形成する。第1の基板10と第2の基板20とを積層したときに、シールド配線24が延在する面の方向において信号配線13a、13bと重なる位置に、線状部40a、40bを配置する(図6D)。凸部40の材料として樹脂などの絶縁体を好適に用いることができる。凸部40は、例えば、塗布法や転写法などの公知の手法を用いてシールド配線24の表面に形成することができる。
次に、信号配線13a、13bとシールド配線24とが対向するように、第1の基板10および第2の基板20を配置し、これらの基板の間にプリプレグ30を配置する。凸部40を構成する線状部40a、40bは、それぞれ、信号配線13a、13bの直上に配置される(図7A)。プリプレグ30は、例えば、ガラス繊維32を含むガラスクロス等の織布に接着剤を含有する熱硬化性樹脂を含浸させた基材31を含んで構成される。プリプレグ30は、第1の基板10と第2の基板20とを接着する中間層として機能する。プリプレグ30は、基材31を構成する熱硬化性樹脂が未硬化の状態で提供される。なお、プリプレグ30の基材31、第1の基板10の基材11および第2の基板20の基材21は、それぞれ、同じ材質および構造を有するものであってもよい。
次に、第1の基板10と第2の基板20とを加熱しながらこれらを相互に押し付ける押圧を加える。加熱によりプリプレグ30内の熱硬化性樹脂は一旦軟化する。シールド配線24上に信号配線13a、13bのパターンと略同一のパターンを有する線状部40a、40bを含む凸部40を設けることで、第2の基板20のプリプレグ30と接する面における擬似的な残銅率が、第1の基板10における残銅率に略等しくなる。これにより、プリプレグ30に作用する圧力が第1の基板10側と第2の基板20側とで均一化され、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂の流動も均一化される。すなわち、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂の信号配線13a、13b側への流動が抑制される。これにより、ガラス繊維32の、信号配線13a、13b側への偏りが抑制される(図7B)。
その後プリプレグ30を構成する熱硬化性樹脂が硬化することで、第1の基板10と第2の基板20とを積層した配線基板100が形成される(図7C)。
以上のように、開示の技術の実施形態に係る配線基板100において、シールド配線24の表面には、信号配線13a、13bのパターンに対応するパターンを有する凸部40が設けられている。これにより、信号配線13a、13bとプリプレグ30内のガラス繊維32との近接を抑制することが可能となる。すなわち、信号配線13a、13bとガラス繊維32との間に一定以上の距離が確保される。これにより、信号配線13a、13bの電気特性に及ぶガラス繊維32の影響を小さくすることができる。従って、信号配線13aと信号配線13bとの間で信号配線周囲の比誘電率が略等しくなることから、信号配線間での遅延時間差および特性インピーダンス差を抑制することができ、良好な伝送品質を確保することができる。また、ガラス繊維32と信号配線13a、13bとの接触による絶縁劣化を防止することができる。
なお、絶縁体からなる凸部を、第1の基板10の信号配線13a、13bの近傍に配置することにより、第1の基板10側の擬似的な残銅率を、第2の基板20側の残銅率に近づける対応も考えられる。しかしながら、この場合には、信号配線13a、13bが、凸部を構成する絶縁体から受ける影響が大きくなり、伝送品質が劣化するおそれがある。本実施形態に係る配線基板100によれば、凸部40は、プリプレグ30を間に挟んで信号配線13a、13bと対向する第2の基板20のシールド配線24の表面に設けられるので、信号配線13a、13bの電気特性に及ぶ凸部40の影響を小さくできる。
[第2の実施形態]
図8は、開示の技術の第2の実施形態に係る配線基板100Aの構成を示す断面図である。配線基板100Aは、凸部40の構成および配置が第1の実施形態に係る配線基板100とは異なる。
すなわち、第1の実施形態に係る配線基板100において、凸部40は、信号配線13a、13bのパターンと略同じパターンを有し且つ信号配線13a、13bの直上に配置された一対の線状部40a、40bを含むものであった。これに対して、第2の実施形態に係る凸部40は、第1の基板10と第2の基板20とを積層したときに、シールド配線24が延在する面の方向において信号配線13a、13bからずれた位置に配置される線状部40a、40b、40cを含む。すなわち凸部40は、図8に示すように、信号配線13a、13bの外側に配置され且つ信号配線13a、13bに沿って伸びる線状部40a、40bと、信号配線13aと13bの間に配置され且つ信号配線13a、13bに沿って伸びる線状部40cとを含む。
以下に、開示の技術の第2の実施形態に係る配線基板100Aの製造方法について説明する。図9および図10は、配線基板100Aの製造方法を示す断面図である。
はじめに、基材11の両面に銅箔15を貼り付けたコア材1を用意する。基材11は、例えばガラスクロスに熱硬化性樹脂を含浸させたガラスエポキシ樹脂であってもよい。コア材1は、基材11内の熱硬化性樹脂を予め硬化させた状態で提供される(図9A)。
次に、銅箔15をエッチング等によってパターニングすることにより、基材11の一方の面に差動配線を構成する一対の信号配線13a、13bを形成する。また、基材11の他方の面に電源電位またはグランド電位等の固定電位が印加されるシールド配線14を形成する。これにより、第1の基板10が形成される(図9B)。
第1の基板10を形成するための上記の各処理と同様の処理を行うことで、基材21の一方の面に一対の信号配線23a、23bを有し、基材21の他方の面にシールド配線24を有する第2の基板20を形成する(図9C)。
次に、第2の基板20のシールド配線24の表面に、信号配線13a、13bに沿って伸びる線状パターンを有する線状部40a、40b、40cを含む凸部40を形成する。第1の基板10と第2の基板20とを積層したときに、シールド配線24が延在する面の方向において信号配線13a、13bと重ならない位置に、線状部40a、40b、40cを配置する。すなわち、信号配線13a、13bの外側に位置するように線状部40a、40bを配置し、信号配線13aと13bの間に位置するように線状部40cを配置する(図9D)。凸部40の材料として樹脂などの絶縁体を好適に用いることができる。凸部40は、例えば、塗布法や転写法などの公知の手法を用いてシールド配線24の表面に形成することができる。
次に、信号配線13a、13bとシールド配線24とが対向するように、第1の基板10および第2の基板20を配置し、これらの基板の間にプリプレグ30を配置する(図10A)。
次に、第1の基板10と第2の基板20とを加熱しながらこれらを相互に押し付ける押圧を加える。加熱によりプリプレグ30内の熱硬化性樹脂は一旦軟化する。シールド配線24上に信号配線13a、13bのパターンに対応するパターンを有する線状部40a、40b、40cを含む凸部40を設けることで、第2の基板20のプリプレグ30と接する面における擬似的な残銅率を、第1の基板10における残銅率に近づけることができる。これにより、プリプレグ30に作用する圧力が第1の基板10側と第2の基板20側とで均一化され、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂の流動も均一化される。すなわち、プリプレグ30内の熱硬化性樹脂の信号配線13a、13b側への流動が抑制される。これにより、ガラス繊維32の、信号配線13a、13b側への偏りが抑制される(図10B)。
その後プリプレグ30を構成する熱硬化性樹脂が硬化することで、第1の基板10と第2の基板20とを積層した配線基板100Aが形成される(図10C)。
以上のように、開示の技術の第2の実施形態に係る配線基板100Aにおいて、シールド配線24の表面には、信号配線13a、13bのパターンに対応するパターンを有する凸部40が設けられている。これにより、信号配線13a、13bとプリプレグ30内のガラス繊維32との近接を抑制することが可能となる。すなわち、信号配線13a、13bとガラス繊維32との間に一定以上の距離が確保される。これにより、信号配線13a、13bの電気特性に及ぶガラス繊維32の影響を小さくすることができる。従って、信号配線13aと信号配線13bとの間で信号配線周囲の比誘電率が略等しくなることから、信号配線間での遅延時間差および特性インピーダンス差を抑制することができ、良好な伝送品質を確保することができる。また、ガラス繊維32と信号配線13a、13bとの接触による絶縁劣化を防止することができる。
また、凸部40を構成する各線状部40a、40b、40cを、それぞれ、信号配線13a、13bの直上からずれた位置に配置することにより、信号配線13a、13bの電気特性に及ぶ凸部40の影響を小さくできる。すなわち、絶縁体で構成される凸部40を信号配線13a、13bの直上に配置した場合と比較して、信号配線13a、13bにおける信号伝送において、凸部40から受ける影響を小さくすることができる。
なお、凸部40を構成する各線状部を、それぞれ、信号配線13a、13bの直上からずれた位置に配置する場合には、以下の点に留意することが好ましい。すなわち、プリプレグ30に作用する圧力およびプリプレグ30内の樹脂の流動が第1の基板10側と第2の基板20側とで均一化されるように、シールド配線24のパターンを含めた凹凸バランスを考慮して、各線状部の形状および配置を定めることが好ましい。
第1および第2の実施形態に係る配線基板100および100Aにおいて、凸部40を、信号配線13a、13bに沿って伸びる線状パターンとする場合を例示したが、この態様に限定されるものではない。凸部40は、信号配線13a、13bに沿って断続的に連なる複数のセグメントを含んで構成されていてもよい。
また、第1および第2の実施形態に係る配線基板100および100Aが、第1の基板10および第2の基板20を含む構成を例示したが、第2の基板20上に1つまたは複数の基板をプリプレグを介して更に積層してもよい。この場合、第2の基板20上に積層される第3の基板(図示せず)のシールド配線の表面にも、第2の基板20に形成された信号配線23a、23bのパターンに対応するパターンを有する絶縁体からなる凸部を形成することが好ましい。
また、上記の第1および第2の実施形態に係る配線基板100および100Aにおいて、第2の基板20の、シールド配線24が形成された面とは反対側の面に、信号配線23a、23bを設ける場合を例示したが、この態様に限定されるものではない。第2の基板20の、シールド配線24が形成された面とは反対側の面に、更にシールド配線を形成してもよい。
図11Aは、第1の実施形態に係る配線基板100または第2の実施形態に係る配線基板100Aと、これらの配線基板100、100Aに搭載された電子部品と、を含む開示の技術の実施形態に係る電子機器の構成の一例を示す斜視図である。
図11Aでは、電子部品として複数のCPU(Central Processing Unit)110および複数のメモリ111が配線基板100または100Aに搭載されたサーバコンピュータ200が例示されている。CPU110およびメモリ111の入出力信号は、配線基板100または100Aに形成された信号配線13a、13bを介して伝送される。CPU110およびメモリ111を搭載した配線基板100または100Aは、図11Bに示すように、筐体120の内部に収容されていてもよい。
なお、開示の技術の実施形態に係る配線基板100、100Aは、サーバコンピュータに限らず、あらゆる電子機器に適用することが可能である。
配線基板100、100Aは、開示の技術における配線基板の一例である。第1の基板10は、開示の技術における第1の基板の一例である。第2の基板20は、開示の技術にける第2の基板の一例である。信号配線13a、13bは、開示の技術における信号配線の一例である。シールド配線24は、開示の技術における導体の一例である。プリプレグ30は、開示の技術における中間層の一例である。ガラス繊維32は、開示の技術における繊維状部材の一例である。サーバコンピュータ200は、開示の技術における電子機器の一例である。CPU110およびメモリ111は、開示の技術における電子部品の一例である。
以上の第1および第2の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
信号配線を有する第1の基板と、
前記信号配線よりも面積が大きい導体、および前記導体の表面に設けられ且つ前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を含み、前記導体の前記凸部が設けられた面が前記信号配線と対向するように配置された第2の基板と、
前記信号配線と前記導体との間に設けられた繊維状部材を含む中間層と、
を含む配線基板。
(付記2)
前記凸部は、前記信号配線に沿って伸びる線状パターンを有する
付記1に記載の配線基板。
(付記3)
前記凸部は、前記信号配線と重なる位置に設けられている
付記1または付記2に記載の配線基板。
(付記4)
前記信号配線は、一対の差動配線であり
前記凸部は、前記一対の差動配線に対応する一対の線状部を含んで構成されている
付記1から付記3のいずれか1つに記載の配線基板。
(付記5)
前記凸部は、前記信号配線からずれた位置に設けられている
付記1または付記2に記載の配線基板。
(付記6)
前記中間層はガラス繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを含んで構成される
付記1から付記5のいずれか1つに記載の配線基板。
(付記7)
前記導体は、固定電位が印加されるシールド配線である
付記1から付記6のいずれか1つに記載の配線基板。
(付記8)
前記第1の基板は、前記信号配線が形成された面とは反対側の面に前記信号配線よりも面積が大きい第2の導体を有する
付記1から付記7のいずれか1つに記載の配線基板。
(付記9)
信号配線を有する第1の基板と、前記信号配線よりも面積が大きい導体、および前記導体の表面に設けられ且つ前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を含み、前記導体の前記凸部が設けられた面が前記信号配線と対向するように配置された第2の基板と、前記信号配線と前記導体との間に設けられた繊維状部材を含む中間層と、を含む配線基板と、
前記配線基板に搭載された電子部品と、
を含む電子機器。
(付記10)
前記凸部は、前記信号配線に沿って伸びる線状パターンを有する
付記9に記載の電子機器。
(付記11)
前記凸部は、前記信号配線と重なる位置に設けられている
付記9または付記10に記載の電子機器。
(付記12)
前記信号配線は、一対の差動配線であり
前記凸部は、前記一対の差動配線に対応する一対の線状部を含んで構成されている
付記9から付記11のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記13)
前記凸部は、前記信号配線からずれた位置に設けられている
付記9または付記10に記載の電子機器。
(付記14)
前記中間層はガラス繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを含んで構成される
付記9から付記13のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記15)
前記導体は、固定電位が印加されるシールド配線である
付記9から付記14のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記16)
前記第1の基板は、前記信号配線が形成された面とは反対側の面に前記信号配線よりも面積が大きい第2の導体を有する
付記9から付記15のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記17)
信号配線を有する第1の基板および前記信号配線よりも面積が大きい導体を有する第2の基板を用意し、
前記導体の表面に前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を形成し、
前記信号配線と前記導体とが対向するように前記第1の基板と前記第2の基板とを繊維状部材を含む中間層を間に挟んで配置し、
前記第1の基板および前記第2の基板に押圧を加えて前記第1の基板と前記第2の基板とを積層する
配線基板の製造方法。
(付記18)
前記凸部を、前記信号配線と重なる位置に配置する
付記17に記載の製造方法。
(付記19)
前記信号配線は、一対の差動配線であり
前記凸部を、前記一対の差動配線に対応する一対の線状部を含むように構成する
付記17または付記18に記載の製造方法。
(付記20)
前記凸部を、前記信号配線からずれた位置に配置する
付記17に記載の製造方法。
10 第1の基板
13a、13b 信号配線
20 第2の基板
24 シールド配線
30 プリプレグ
32 繊維状部材
40 凸部
100、100A 配線基板

Claims (8)

  1. 信号配線を有する第1の基板と、
    前記信号配線よりも面積が大きい導体、および前記導体の表面に設けられ且つ前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を含み、前記導体の前記凸部が設けられた面が前記信号配線と対向するように配置された第2の基板と、
    前記信号配線と前記導体との間に設けられた繊維状部材を含む中間層と、
    を含む配線基板。
  2. 前記凸部は、前記信号配線に沿って伸びる線状パターンを有する
    請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記凸部は、前記信号配線と重なる位置に設けられている
    請求項1または請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記信号配線は、一対の差動配線であり、
    前記凸部は、前記一対の差動配線に対応する一対の線状部を含んで構成されている
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線基板。
  5. 前記凸部は、前記信号配線からずれた位置に設けられている
    請求項1または請求項2に記載の配線基板。
  6. 前記第1の基板は、前記信号配線が形成された面とは反対側の面に前記信号配線よりも面積が大きい第2の導体を有する
    請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の配線基板。
  7. 信号配線を有する第1の基板と、信号配線よりも面積が大きい導体、および前記導体の表面に設けられ且つ前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を含み、前記導体の前記凸部が設けられた面が前記信号配線と対向するように配置された第2の基板と、前記信号配線と前記導体との間に設けられた繊維状部材を含む中間層と、を含む配線基板と、
    前記配線基板に搭載された電子部品と、
    を含む電子機器。
  8. 信号配線を有する第1の基板および前記信号配線よりも面積が大きい導体を有する第2の基板を用意し、
    前記導体の表面に前記信号配線のパターンに対応するパターンを有する絶縁体で構成された凸部を形成し、
    前記信号配線と前記導体とが対向するように前記第1の基板と前記第2の基板とを繊維状部材を含む中間層を間に挟んで配置し、
    前記第1の基板および前記第2の基板に押圧を加えて前記第1の基板と前記第2の基板とを積層する
    配線基板の製造方法。
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