JP6582665B2 - 多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 - Google Patents

多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法に関する。
コンピュータ内部の電気信号の伝送には、プリント基板(回路基板)が用いられている。プリント基板として、絶縁層と配線パターンが形成された導体層とが交互に積層された多層回路基板が知られている。導体層同士の絶縁やプリント基板の剛性を保つために、プリント基板の絶縁層として、ガラス繊維を織り込んだガラスクロスに樹脂を含浸させた絶縁材料が用いられている。
特開2011−71403号公報 特開2011−114263号公報
プリント基板の絶縁層の誘電率が低いほど、配線を介して伝播される信号の伝播時間が短くなる。ガラス繊維の誘電率と樹脂の誘電率とは異なるため、ガラス繊維と配線との位置関係により、配線を介して伝播される信号の伝播時間が変動する。例えば、絶縁層内に一対の配線層を配置した場合、各配線を介して伝播される信号の伝播時間は、ガラス繊維と各配線との位置関係によって影響を受ける。したがって、ガラス繊維を用いるプリント基板では、ガラス繊維と各配線との位置関係により、各配線を介して伝播される信号の伝播時間が異なるため、各配線を介して伝播される信号の到達時間(伝播時間)がずれる。
絶縁層及び導体層に用いる材料や配線構造によって異なるが、信号の到達時間のずれ(Skew)は、信号の伝播時間の1〜5%程度になる。このため、信号が高速化し、信号を送る時間間隔が狭まるほど、信号の到達時間のずれの問題が大きくなる。信号の到達時間のずれは、信号の伝播遅延時間差である。例えば、10cmの配線長では、信号が配線を伝播するのに700psec程度の伝播時間がかかる。信号の到達時間のずれが信号の伝播時間の1%である場合、信号の到達時間のずれは7psec程度となる。
例えば、20Gbps(bits per second)の信号を伝送する場合、信号の間隔は50psec
である。信号の間隔の10%程度の値を、信号の到達時間のずれの許容範囲とすると、20Gbpsの信号を伝送する場合、5psec(50psec×10%)までは、信号の到達時間のずれを許容できる。そのため、20Gbps以上の信号を伝送する場合、信号の到達時間のずれを5psec以下に収めることになる。しかし、10cmの配線長の場合、信号が配線を伝播するのに700psec程度の伝播時間がかかるため、信号の到達時間のずれは7psec程度となり、信号の到達時間のずれの許容範囲に収まらない。
本願は、2つの信号配線間の信号の到達時間のずれを低減することを目的とする。
本願の一観点による多層配線構造は、コア層と、前記コア層の第1面上に形成された第1信号配線と、前記コア層の前記第1面の反対側の第2面上に形成された第2信号配線と、前記コア層の第1面上に形成され、かつ、前記第1信号配線を覆う第1樹脂層と、前記コア層の第2面上に形成され、かつ、前記第2信号配線を覆う第2樹脂層と、前記第1樹
脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第1導電層と、前記第2樹脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第2導電層と、前記第1導電層に形成され、前記第1樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第1突起部と、前記第2導電層に形成され、前記第2樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第2突起部と、を備える。
本願によれば、2つの信号配線間の信号の到達時間のずれを低減することができる。
図1は、多層配線構造の一例を示す断面図である。 図2は、多層配線構造の一例を示す断面図である。 図3は、多層配線構造の一例を示す断面図である。 図4は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図5は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図6は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図7は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図8は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図9は、多層配線構造の製造方法の一例を示す説明図である。 図10は、多層配線構造を備える多層配線基板の一例を示す断面図である。 図11は、プリント基板の一例を示す図である。 図12は、一括積層されたプリント基板の一例を示す図である。 図13は、プリント基板の一例を示す図である。 図14は、一括積層されたプリント基板の一例を示す図である。 図15は、一括積層されたプリント基板の一例を示す図である。
プリント基板の製造及び樹脂の流動性について説明する。図11は、プリント基板100の一例を示す図である。図11に示すように、プリント基板100は、コア材101、102及びプリプレグ103を一括積層することにより製造される。コア材101、102は、ガラス繊維を織り込んだガラスクロス104に樹脂105を含浸させた絶縁材料である。コア材101の上面及び下面には導体パターン106が形成されている。コア材102の上面及び下面には導体パターン107が形成されている。プリプレグ103は、ガラス繊維を織り込んだガラスクロス104に樹脂108を含浸させた絶縁材料である。プリプレグ103の樹脂108は流動性を有する。
一括積層の際、プリプレグ103の樹脂108が流動し、コア材101とコア材102との隙間や導体パターン104と導体パターン105との隙間をプリプレグ103の樹脂108が埋めることにより、プリント基板100が製造される。コア材101、102の樹脂105は、硬化がある程度進んでおり、一括積層の際、コア材101、102の樹脂105はほとんど流動しない。
プリプレグ103がガラスクロス104を含む場合、プリプレグ103の厚みが安定する。図12は、一括積層されたプリント基板100の一例を示す図である。図12に示すように、積層の圧力が通常である場合と、積層の圧力が高い場合とで、プリプレグ103の厚みに大きな差はない。したがって、プリプレグ103がガラスクロス104を含むことにより、積層の圧力に差が発生しても、プリプレグ103の厚みは安定している。
Skewを抑制するため、プリプレグからガラスクロスを除いた場合、すなわち、プリプレ
グがガラスクロスを含まない場合、プリント基板のプリプレグの厚みが安定しなくなる。図13は、プリント基板200の一例を示す図である。図13に示すように、プリント基板200は、コア材201、202及びプリプレグ203を一括積層することにより製造される。コア材201、202は、樹脂204で形成された絶縁材料である。コア材201の上面に信号配線205が形成され、コア材201の下面にグランド線206が形成されている。コア材202の上面に信号配線207が形成され、コア材202の下面にグランド線208が形成されている。プリプレグ203は、樹脂209で形成された絶縁材料である。プリプレグ203の樹脂209は流動性を有する。
一括積層の際、プリプレグ203の樹脂209が流動し、コア材201とコア材202との隙間や信号配線205とグランド線208との隙間をプリプレグ203の樹脂209が埋めることにより、プリント基板200が製造される。コア材201、202の樹脂204は、硬化がある程度進んでおり、一括積層の際、コア材201、202の樹脂204はほとんど流動しない。
プリプレグ203がガラスクロスを含む場合、プリプレグ203の厚みが安定する。一方、プリプレグ203がガラスクロスを含まない場合、プリプレグ203の厚みが安定しない。図14は、一括積層されたプリント基板200の一例を示す図である。図14に示すように、積層の圧力が通常である場合と、積層の圧力が高い場合とで、プリプレグ203の厚みに大きな差が生じている。また、プリプレグ203の厚みが極端に薄くなると、信号配線205とグランド線208との間でショートが発生する可能性もある。
また、ビルドアップ工法によって、絶縁層内のガラス繊維をストリップ配線の近くに配置しないパッケージ基板を製造して、パッケージ基板を10Gbps以上の伝送に用いる場合がある。しかし、配線構造の安定性、信号伝送特性、価格の高さ等の理由のため、配線の長さは数mmから30mm程度までとなっている。
以下、図面を参照して実施形態に係る多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法について説明する。以下に示す多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法の構成は例示であり、本願は、実施形態に係る多層配線構造、多層配線基板及び多層配線構造の製造方法の構成に限定されない。
図1は、多層配線構造1の一例を示す断面図である。多層配線構造1は、コア層(コア材)2と、コア層2の下面(第1面)上に形成された信号配線11及び樹脂層21と、コア層2の下面の反対側の上面(第2面)上に形成された信号配線12及び樹脂層22と、を備える。信号配線11は、第1信号配線の一例である。信号配線12は、第2信号配線の一例である。樹脂層21は、第1樹脂層の一例である。樹脂層22は、第2樹脂層の一例である。信号配線11がコア層2の下面上に形成され、信号配線12が上面上に形成されているので、信号配線11、12は、コア層2を間に挟んで配置されている。樹脂層21は、信号配線11を覆っている。すなわち、信号配線11は、コア層2と接する面を除く全ての面が樹脂層21によって覆われている。樹脂層22は、信号配線12を覆っている。すなわち、信号配線12は、コア層2と接する面を除く全ての面が樹脂22によって覆われている。
コア層2は、樹脂3で形成された絶縁層である。樹脂3は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂である。信号配線11、12は、例えば、銅(Cu)等の導電材料を用いて形成されている。信号配線11、12は、差動配線として用いられる。すなわち、コア層2の表裏に対となる差動伝送の信号配線ペア(差動配線ペア)が配置されている。
差動配線は、一つの信号当たり2本の配線が使われ、2つの信号の電位差が信号レベル
になる。例えば、2つの信号の電位差がプラスであれば“High”、2つの信号の電位差がマイナスであれば“Low”と認識される。信号配線11、12は、コア層2の厚さ方向(
高さ方向)において互いに対向する位置に配置することが好ましい。信号配線11、12が、コア層2の厚さ方向において互いに対向する位置に配置されることにより、信号配線11、12間の電磁結合が強くなり、信号配線11、12によって伝送される信号のノイズを抑制することができる。コア層2の厚さ方向は、例えば、垂直方向と同一方向である。
樹脂層21、22は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂で形成された絶縁層である。樹脂層21、22は、ガラス繊維及びガラスクロスを有していない。したがって、樹脂層21、22は、面方向に均一な誘電率分布を有する。樹脂層21が信号配線11を覆い、樹脂層22が、信号配線12を覆うため、信号配線11を介して伝送される信号の伝播時間と信号配線12を介して伝送される信号の伝播時間との遅延時間差(Skew)の発生が抑制される。
樹脂層21のコア層2と接触している面(上面)の反対側の面(下面)上に導電層31が形成されている。導電層31は、第1導電層の一例である。導電層31は、コア層2と導電層31との間に配置された複数のスペーサ41を有する。スペーサ41は、第1突起部の一例である。スペーサ41は、導電層31に形成され、樹脂層21を貫通してコア層2と接触している。したがって、スペーサ41は、コア層2が配置されている方向に向かって突起している。スペーサ41は、例えば、銅等の導電材料を用いて形成されている。スペーサ41は、導電層31に固定されており、スペーサ41は、導電層31と一体である。図1には、2つのスペーサ41を示しているが、実施形態に係る多層配線構造1は、図1に示す例に限定されない。導電層31は、一つのスペーサ41を有してもよいし、3つ以上のスペーサ41を有してもよい。
樹脂層22のコア層2と接触している面(下面)の反対側の面(上面)上に導電層32が形成されている。導電層32は、第2導電層の一例である。導電層32は、コア層2と導電層32との間に配置された複数のスペーサ42を有する。スペーサ42は、第2突起部の一例である。スペーサ42は、導電層32に形成され、樹脂層22を貫通してコア層2と接触している。したがって、スペーサ42は、コア層2が配置されている方向に向かって突起している。スペーサ42は、例えば、銅等の導電材料を用いて形成されている。スペーサ42は、導電層32に固定されており、スペーサ42は、導電層32と一体である。図1には、2つのスペーサ42を示しているが、実施形態に係る多層配線構造1は、図1に示す例に限定されない。導電層32は、一つのスペーサ42を有してもよいし、3つ以上のスペーサ42を有してもよい。
コア層2と導電層31との間にスペーサ41が配置されることにより、一括積層の際、ガラス繊維及びガラスクロスを含まない樹脂層21の厚みが安定する。したがって、一括積層の際、樹脂層21の厚みが薄くなり過ぎることが抑制される。コア層2と導電層32との間にスペーサ42が配置されることにより、一括積層の際、ガラス繊維及びガラスクロスを含まない樹脂層22の厚みが安定する。したがって、一括積層の際、樹脂層22の厚みが薄くなり過ぎることが抑制される。
導電層31、32は、グランド層又は電源層である。すなわち、導電層31は、グランド電位又は電源電位に接続され、導電層32は、グランド電位又は電源電位に接続されている。
コア層2の下面上に信号配線11を配置し、コア層2の上面上に信号配線12を配置することにより、一括積層の際の信号配線11、12の位置ずれを抑制することができる。
図15に示すように、別々のコア材301、302に信号配線303、304をそれぞれ配置する場合、一括積層の際に信号配線303、304の位置ずれが発生する。図15は、一括積層されたプリント基板300の一例を示す図である。
図15に示すプリント基板300では、コア材301とコア材302との間にプリプレグ305を配置している。コア材301、302は、樹脂306で形成された絶縁材料である。コア材301の上面に信号配線303が形成され、コア材301の下面にグランド線307が形成されている。コア材302の下面に信号配線304が形成され、コア材302の上面にグランド線308が形成されている。プリプレグ305は、樹脂309で形成された絶縁材料である。一括積層の際、プリプレグ305の樹脂309が流動し、コア材301、302の位置ずれが発生する。そのため、一括積層の際に信号配線303、304の位置ずれが発生する。信号配線303、304の位置ずれは、例えば、数10μm以上となる場合や、100μm以上となる場合がある。
スペーサ41は、導電層31と一体であり、スペーサ42は、導電層32と一体である。例えば、コア層2と導電層31との間に球状のスペーサを散布し、球状のスペーサを導電層31に固定しない場合、一括積層の際、樹脂層21の流動とともに球状のスペーサが流れてしまう。スペーサ41は、導電層31と一体となっているため、一括積層の際、樹脂層21が流動しても、スペーサ41の位置は動かない。したがって、一括積層の際、樹脂層21の厚みが安定する。スペーサ42は、導電層32と一体となっているため、一括積層の際、樹脂層22が流動しても、スペーサ42の位置は動かない。したがって、一括積層の際、樹脂層22の厚みが安定する。
スペーサ41が、導電層31と一体であり、スペーサ42が、導電層32と一体である例を示したが、実施形態に係る多層配線構造1は、この例に限定されない。スペーサ41は、導電層31と一体でなくてもよいし、スペーサ42は、導電層32と一体でなくともよい。スペーサ41が、導電層31に固定されていればよく、スペーサ42が、導電層32に固定されていればよい。
スペーサ41、42は、銅等の導電体であることが好ましい。スペーサ41、42が導電体である場合、スペーサ41、42は、樹脂層21、22よりも高い剛性を有する。スペーサ41、42が、樹脂層21、22よりも高い剛性を有する場合、一括積層の際、スペーサ41が樹脂層21を突き抜けやすくなり、スペーサ42が樹脂層22を突き抜けやすくなる。また、一括積層の際、スペーサ41、42は、コア層2を支持し、樹脂層21、22の厚みを安定化させる支持部として機能する。
スペーサ41、42が導電体である場合、隣接する差動配線ペアとのクロストークや電磁干渉が抑制される。図2に示すように、多層配線構造1は、コア層2の平面方向において、複数の差動配線ペアを備えてもよい。図2は、多層配線構造1の一例を示す断面図である。多層配線構造1は、コア層2の下面に形成された複数の信号配線11と、コア層2の上面に形成された複数の信号配線12とを備える。図2に示すように、コア層2の平面方向において、差動配線ペア51と差動配線ペア52とが隣接している。差動配線ペア51と差動配線ペア52との間にスペーサ41、42が配置されているため、差動配線ペア51と差動配線ペア52とのクロストークや電磁干渉が抑制される。
図3に示すように、コア層2は、単層のガラスクロス4と、ガラスクロス4に含浸させた樹脂3とを有してもよい。図3は、多層配線構造1の一例を示す断面図である。コア層2は、例えば、単層のガラスクロス4に樹脂3を含浸させた絶縁層である。ガラスクロス4は、複数のガラス繊維5が平行に配列されている。ガラス繊維5の誘電率は、樹脂3の誘電率より大きい。したがって、単層のガラスクロス4を備えるコア層2は、誘電率の大
きい部分と誘電率の小さい部分とを有する。
差動配線ペア52は、差動配線ペア51よりもガラス繊維5との距離が短い。差動配線ペア51は、コア層2の誘電率の小さい部分と近く、差動配線ペア52は、コア層2の誘電率の大きい部分と近い。そのため、差動配線ペア52における信号配線11B、12Bの信号速度は、差動配線ペア51における信号配線11A、12Aの信号速度よりも遅くなる。差動配線ペア52における信号配線11B、12Bによって伝送される信号の遅延時間は、差動配線ペア51における信号配線11A、12Aによって伝送される信号の遅延時間よりも大きくなる。
コア層2のガラスクロス4を単層とすることで、差動配線ペアの2つの信号配線の遅延時間が揃い、Skewが略ゼロになる。信号配線11A及び信号配線12Aは、コア層2の厚さ方向に互いに対向する位置に配置されている。したがって、信号配線11Aからガラス繊維5までの距離と、信号配線12Aからガラス繊維5までの距離とは略同一である。したがって、信号配線11Aの信号速度と信号配線12Aの信号速度とは略同一となり、信号配線11Aによって伝送される信号の遅延時間と信号配線12Aによって伝送される信号の遅延時間とは略同一となる。コア層2のガラスクロス4を単層とすることで、差動配線ペア51における信号配線11A、12AのSkewを略ゼロにすることができる。
信号配線11B及び信号配線12Bは、コア層2の厚さ方向に互いに対向する位置に配置されている。したがって、信号配線11Bからガラス繊維5までの距離と、信号配線12Aからガラス繊維5までの距離は略同一である。信号配線11Bの信号速度と信号配線12Bの信号速度とは略同一となり、信号配線11Bによって伝送される信号の遅延時間と信号配線12Bによって伝送される信号の遅延時間とは略同一となる。コア層2のガラスクロス4を単層とすることで、差動配線ペア52における信号配線11B、12BのSkewを略ゼロにすることができる。
図4〜図9を参照して、多層配線構造1の製造方法の一例について説明する。図4の(A)に示すように、導電層31を準備した後、導電層31の表面上に絶縁層61を形成する。絶縁層61は、第1絶縁層の一例である。絶縁層61は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂である。絶縁層61は、ガラス繊維及びガラスクロスを有していない。したがって、絶縁層61は、面方向に均一な誘電率分布を有する。次に、図4の(B)に示すように、レーザーにより、絶縁層61に穴を開けることにより、絶縁層61に複数の開口62を形成し、絶縁層61の開口62から導電層31を露出させる。開口62は、第1開口の一例である。
次いで、図4の(C)に示すように、電解メッキにより、導電層31の露出部分のそれぞれにスペーサ41を形成する。スペーサ41は、絶縁層61よりも大きな高さを有しているので、スペーサ41は、絶縁層61よりも上方に突出している。電解メッキによりスペーサ41を形成することにより、スペーサ41の先端の径は、スペーサ41の先端に向かって小さくなっている。図4の(A)〜(C)に示すスペーサ41の形成工程によれば、アスペクト比の高いスペーサ41を形成することが可能である。
次に、図5の(A)に示すように、導電層31の絶縁層61が形成されている面の反対側の面にフォトレジスト63を塗布する。次いで、フォトレジスト63の露光及び現像を行うことにより、導電層31にレジストパターン64を形成する。すなわち、フォトリソグラフィにより、導電層31にレジストパターン64を形成する。次に、図5の(B)に示すように、レジストパターン64をマスクとしてエッチングを行うことにより、導電層31をパターニングする。その後、図5の(C)に示すように、アッシング(灰化処理)により、レジストパターン64を除去する。
図6の(A)に示すように、導電層32を準備した後、導電層32の表面上に絶縁層71を形成する。絶縁層71は、第2絶縁層の一例である。絶縁層71は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂である。絶縁層71は、ガラス繊維及びガラスクロスを有していない。したがって、絶縁層71は、面方向に均一な誘電率分布を有する。次に、図6の(B)に示すように、レーザーにより、絶縁層71に穴を開けることにより、絶縁層71に複数の開口72を形成し、絶縁層71の開口72から導電層32を露出させる。開口72は、第2開口の一例である。
次いで、図6の(C)に示すように、電解メッキにより、導電層32の露出部分のそれぞれにスペーサ42を形成する。スペーサ42は、絶縁層71よりも大きな高さを有しているので、スペーサ42は、絶縁層71よりも上方に突出している。電解メッキによりスペーサ42を形成することにより、スペーサ42の先端の径は、スペーサ42の先端に向かって小さくなっている。図6の(A)〜(C)に示すスペーサ42の形成工程によれば、アスペクト比の高いスペーサ42を形成することが可能である。
次に、図7の(A)に示すように、導電層32の絶縁層71が形成されている面の反対側の面にフォトレジスト73を塗布する。次いで、フォトレジスト73の露光及び現像を行うことにより、導電層32にレジストパターン74を形成する。すなわち、フォトリソグラフィにより、導電層32にレジストパターン74を形成する。次に、図7の(B)に示すように、レジストパターン74をマスクとしてエッチングを行うことにより、導電層32をパターニングする。その後、図7の(C)に示すように、アッシング(灰化処理)により、レジストパターン74を除去する。
図4及び図5に示す工程では、導電層31にスペーサ41を形成した後、導電層31をパターニングする例を示した。実施形態は、図4及び図5に示す工程に限定されない。導電層31にスペーサ41を形成する前に、導電層31をパターニングしてもよい。導電層31にスペーサ41を形成する前に、導電層31をパターニングする場合、図5に示す工程が省略される。コア材の一方面に形成された導電層31をパターニングしてもよい。また、コア材の一方面に他の導電層が形成され、コア材の他方面に形成された導電層31をパターニングしてもよい。
図6及び図7に示す工程では、導電層32にスペーサ42を形成した後、導電層32をパターニングする例を示した。実施形態は、図6及び図7に示す工程に限定されない。導電層32にスペーサ42を形成する前に、導電層32をパターニングしてもよい。導電層32にスペーサ42を形成する前に、導電層32をパターニングする場合、図7に示す工程が省略される。コア材の一方面に形成された導電層32をパターニングしてもよい。また、コア材の一方面に他の導電層が形成され、コア材の他方面に形成された導電層32をパターニングしてもよい。
図8に示すように、スペーサ41の先端と、スペーサ42の先端とが向かい合うように、導電層31及び導電層32を配置する。図8に示すように、導電層31と導電層32との間に、樹脂層81、コア層2及び樹脂層82を配置する。この場合、コア層2を挟むように樹脂層81、82を配置する。樹脂層81は、第1樹脂層の一例である。樹脂層82は、第2樹脂層の一例である。樹脂層81、82は、ガラス繊維及びガラスクロスを有していない。したがって、樹脂層81、82は、面方向に均一な誘電率分布を有する。導電層31、絶縁層61、樹脂層81、コア層2、樹脂層82、絶縁層71、及び導電層32の順序で配置されている。コア層2は、単層のガラスクロス4と、ガラスクロス4に含浸させた樹脂3とを有してもよい。
図9に示すように、導電層31、絶縁層61、樹脂層81、コア層2、樹脂層82、絶縁層71及び導電層32を一括積層する。一括積層により、導電層31の上に絶縁層61が積層され、絶縁層61の上に樹脂層81が積層され、樹脂層81の上にコア層2が積層され、コア層2の上に樹脂層82が積層され、樹脂層82の上に絶縁層71が積層され、絶縁層71の上に導電層32が積層される。樹脂層21は、絶縁層61及び樹脂層81を含む。樹脂層22は、絶縁層71及び樹脂層82を含む。したがって、導電層31、樹脂層21、コア層2、樹脂層22及び導電層31がこの順序で一括積層される。
樹脂層81は流動性を有するため、一括積層の際、スペーサ41が樹脂層81に接触した後、スペーサ41が樹脂層81を貫通する。コア層2の硬化は、樹脂層81の硬化よりも進んでおり、コア層2は流動性を有していない。一括積層の際、スペーサ41は、コア層2と接触するが、スペーサ41は、コア層2を貫通しない。
一括積層の際、樹脂層81が流動し易いように、スペーサ41の先端の径は、スペーサ41の先端に向かって小さくなっていることが好ましい。また、スペーサ41の先端の径が、スペーサ41の先端に向かって小さくなることにより、スペーサ41が樹脂層81を突き抜け易くなる。スペーサ41は、スペーサ41の先端に向かってスペーサ41の径が小さくなるテーパー形状であってもよい。
樹脂層82は流動性を有するため、一括積層の際、スペーサ42が樹脂層82に接触した後、スペーサ42が樹脂層82を貫通する。コア層2の硬化は、樹脂層82の硬化よりも進んでおり、コア層2は流動性を有していない。一括積層の際、スペーサ42は、コア層2と接触するが、スペーサ42は、コア層2を貫通しない。
一括積層の際、樹脂層82が流動し易いように、スペーサ42の先端の径は、スペーサ42の先端に向かって小さくなっていることが好ましい。また、スペーサ42の先端の径が、スペーサ42の先端に向かって小さくなることにより、スペーサ42が樹脂層82を突き抜け易くなる。スペーサ42は、スペーサ42の先端に向かってスペーサ42の径が小さくなるテーパー形状であってもよい。
一括積層した後、加熱処理を行うことにより、絶縁層61、樹脂層81、コア層2、樹脂層81及び絶縁層71を硬化する。例えば、加熱温度を200℃、加熱時間を3時間として、加熱処理を行う。絶縁層61、樹脂層81、コア層2、樹脂層82及び絶縁層71が硬化することにより、絶縁層61と樹脂層81とが接着され、樹脂層81とコア層2とが接着され、コア層2と樹脂層82とが接着され、樹脂層82と絶縁層71とが接着される。すなわち、コア層2と樹脂層21とが接着され、コア層2と樹脂層22とが接着される。
信号配線11は、コア層2の下面に形成され、信号配線12は、コア層2の上面に形成されている。そのため、一括積層の際、信号配線11、12の位置ずれが発生せず、信号配線11及び信号配線12は、コア層2の厚さ方向に互いに対向する位置に配置される。導電層31、信号配線11、12及び導電層32の4層構造は、銅等の導電材料、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂を用いて形成されるため、簡易な一括積層によって多層配線構造1を製造することが可能である。したがって、差動配線ペアにおけるSkewの発生を抑制しつつ、多層配線構造1の製造コストを抑えることができる。
コア層2の樹脂3、絶縁層61、71、樹脂層81、82の各材料を、同一種類の材料としてもよい。すなわち、コア層2の樹脂3、樹脂層21、22の各材料を、同一種類の材料としてもよい。異なる樹脂材料どうしの接着には相性があり、接着強度の問題や熱膨張率の違いの問題等により、異なる樹脂材料どうしでは、相性の良いものを探すことに各
種の信頼性試験等を行う労力を要する。そのため、一種類の樹脂材料を用いることにより、追加の研究開発投資を抑えることができ、安価で信頼性の高い多層配線構造1を製造することができる。
コア層2、樹脂層21、22として、例えば、パナソニック電工社製の商品名「MEGTRON4」、「MEGTRON6」、「MEGTRON7」等を用いてもよい。コア層2、樹脂層21、22のそれぞれの厚さは、例えば、50μm以上200μm以下程度である。コア層2の厚さは、樹脂層21、22のそれぞれの厚さと同程度である。スペーサ41、42の高さは、樹脂層21、22のそれぞれの厚さと同程度である。信号配線11、12のそれぞれの幅は、例えば、50μm以上200μm以下程度である。信号配線11、12のそれぞれの長さは、例えば、5cm以上50cm以下程度である。多層配線構造1の厚さは、例えば、200μm以上800μm以下程度である。多層配線構造1を用いて伝送される差動信号の伝送レートは、例えば、10Gbps以上100Gbps以下程度である。
多層配線構造1を、多層配線基板に適用してもよい。多層配線基板は、プリント基板又は多層回路基板とも呼ばれる。図10は、多層配線構造1を備える多層配線基板91の一例を示す断面図である。多層配線基板91上に半導体パッケージ92が設けられている。半導体パッケージ92は、LSI(Large Scale Integration)等の半導体チップ93及
びパッケージ基板94を有する。半導体パッケージ92は、BGA(Ball Grid Array)
95を介して、多層配線基板91と電気的に接続されている。多層配線基板91は、グランド層96、電源層97、信号配線98及びスルーホールビア等とも呼ばれる貫通ビア99を備える。
図10に示す多層配線基板91の一例では、導電層31、32をグランド層として用いている。導電層31、32及びグランド層96は、貫通ビア99を介して電気的に接続されている。図10に示す多層配線基板91の一例では、信号配線11、12は、高速信号用の差動配線ペアとして用いており、信号配線98は、非高速信号用の配線として用いている。
多層配線基板91によれば、差動配線ペアにおけるSkewの発生を抑制しつつ、多層配線基板91の製造コストを抑えることができる。多層配線基板91では、コア層2と導電層31との間にスペーサ41が配置されているため、一括積層の際、ガラス繊維及びガラスクロスを含まない樹脂層21の厚みが薄くなり過ぎることが抑制される。多層配線基板91では、コア層2と導電層32との間にスペーサ42が配置されているため、一括積層の際、ガラス繊維及びガラスクロスを含まない樹脂層22の厚みが薄くなり過ぎることが抑制される。例えば、数10cm程度の大きさを有する多層配線基板91においても、ガラス繊維及びガラスクロスを含まない樹脂層21、22の厚みが安定する。
1 多層配線構造
2 コア層
3 樹脂
4 ガラスクロス
11、12、98 信号配線
21、22、81、82 樹脂層
31、32 導電層
41、42 スペーサ
51、52 差動配線ペア
61、71 絶縁層
62、72 開口
91 多層配線基板
92 半導体パッケージ
93 半導体チップ
94 パッケージ基板
95 BGA
96 グランド層
97 電源層
99 貫通ビア

Claims (8)

  1. 単層のガラスクロスと、前記ガラスクロスに含浸させた樹脂とを有するコア層と、
    前記コア層の第1面上に形成された第1信号配線と、
    前記コア層の前記第1面の反対側の第2面上に形成された第2信号配線と、
    前記コア層の第1面上に形成され、かつ、前記第1信号配線を覆う第1樹脂層と、
    前記コア層の第2面上に形成され、かつ、前記第2信号配線を覆う第2樹脂層と、
    前記第1樹脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第1導電層と、
    前記第2樹脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第2導電層と、
    前記第1導電層に形成され、前記第1樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第1突起部と、
    前記第2導電層に形成され、前記第2樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第2突起部と、
    を備えることを特徴とする多層配線構造。
  2. 前記第1信号配線及び前記第2信号配線は、前記コア層の厚さ方向に互いに対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の多層配線構造。
  3. 前記第1樹脂層及び前記第2樹脂層は、均一な誘電率分布を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の多層配線構造。
  4. 単層のガラスクロスと、前記ガラスクロスに含浸させた樹脂とを有するコア層と、
    前記コア層の第1面上に形成された第1信号配線と、
    前記コア層の前記第1面の反対側の第2面上に形成された第2信号配線と、
    前記コア層の第1面上に形成され、かつ、前記第1信号配線を覆う第1樹脂層と、
    前記コア層の第2面上に形成され、かつ、前記第2信号配線を覆う第2樹脂層と、
    前記第1樹脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第1導電層と、
    前記第2樹脂層の、前記コア層と接触する面の反対側の面に形成された第2導電層と、
    前記第1導電層に形成され、前記第1樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第1突起部と、
    前記第2導電層に形成され、前記第2樹脂層を貫通し、前記コア層と接触している第2
    突起部と、
    を備えることを特徴とする多層配線基板。
  5. 第1導電層の上に第1絶縁層を形成する工程と、
    前記第1絶縁層に第1開口を形成し、前記第1開口から前記第1導電層を露出する工程と、
    前記第1導電層の露出部分に前記第1絶縁層よりも大きな高さを有する第1突起部を形成する工程と、
    第2導電層の上に第2絶縁層を形成する工程と、
    前記第2絶縁層に第2開口を形成し、前記第2開口から前記第2導電層を露出する工程と、
    前記第2導電層の露出部分に前記第2絶縁層よりも大きな高さを有する第2突起部を形成する工程と、
    前記第1突起部と前記第2突起部とが向かい合うように前記第1導電層及び前記第2導電層を配置し、前記第1導電層と前記第2導電層との間に、第1樹脂層、コア層及び第2樹脂層を配置する工程と、
    前記第1導電層、前記第1絶縁層、前記第1樹脂層、前記コア層、前記第2樹脂層、前記第2絶縁層及び前記第2導電層をこの順序で一括積層する工程と、
    加熱処理を行うことにより、前記第1絶縁層、前記第1樹脂層、前記コア層、前記第2絶縁層及び前記第2樹脂層を硬化する工程と、
    を備え、
    前記コア層の第1面に第1信号配線が形成され、
    前記コア層の前記第1面の反対側の第2面に第2信号配線が形成されていることを特徴とする多層配線構造の製造方法。
  6. 前記第1信号配線及び前記第2信号配線は、前記コア層の厚さ方向に互いに対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項に記載の多層配線構造の製造方法。
  7. 前記コア層は、単層のガラスクロスと、前記ガラスクロスに含浸させた樹脂とを有することを特徴とする請求項に記載の多層配線構造の製造方法。
  8. 前記第1絶縁層、前記第2絶縁層、前記第1樹脂層及び前記第2樹脂層は、均一な誘電率分布を有することを特徴とする請求項からの何れか一項に記載の多層配線構造の製造方法。
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