JP2017040731A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017040731A
JP2017040731A JP2015161581A JP2015161581A JP2017040731A JP 2017040731 A JP2017040731 A JP 2017040731A JP 2015161581 A JP2015161581 A JP 2015161581A JP 2015161581 A JP2015161581 A JP 2015161581A JP 2017040731 A JP2017040731 A JP 2017040731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
discharge port
housing
image forming
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015161581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6586817B2 (ja
Inventor
粟野 豊彦
Toyohiko Awano
豊彦 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015161581A priority Critical patent/JP6586817B2/ja
Publication of JP2017040731A publication Critical patent/JP2017040731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6586817B2 publication Critical patent/JP6586817B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】筐体の収容室に収容されている現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を、最初の使用場所で使用可能にするときに初めて開けた状態にすることができる現像装置等を提供する。【解決手段】現像装置は、現像剤が収容される収容室と、収容室の一部と連続する現像用開口と、収容室に収容される現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口55を有する筐体と、筐体の現像用開口の内側に回転自在に配置される現像ロールと、筐体の収容室に回転自在に配置されて現像剤を攪拌及び搬送する攪拌搬送部材と、筐体の排出口55を塞いだ状態にして取り付けられるフィルム材70と、フィルム材70の一端部が取り付けられ、最初の使用場所で初めて始動するときに回転駆動して当該フィルム材70を巻き取って排出口55を開いた状態にする巻取り部材とを備える。【選択図】図21

Description

この発明は、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置として、攪拌室から現像室へ現像剤を受け渡すための第1開口部と、現像室から攪拌室に現像剤を受け渡すための第2開口部と、現像室と攪拌室を区画する隔壁と、攪拌室に現像剤を封止すべく第1開口部と第2開口部を(封止シートで)開封可能にシールするシール部と、駆動可能に設けられシール部を開封する開封機構とを備え、第1開口部が開封開始されるタイミングの方が、第2開口部が開封開始されるタイミングよりも早くなるよう構成された画像形成装置が知られている(下記特許文献1)。特許文献1には、開封機構として、現像剤担持体の回転軸線方向に沿って回転可能な回転軸を備え、その回転軸が駆動することでシール部(封止シート)が回転軸に巻き取られる構成例が示されている。
特開2014−81665号公報
この発明は、筐体の収容室に収容されている現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を、最初の使用場所で使用可能にするときに初めて開けた状態にすることができる現像装置やその現像装置を備えた画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の現像装置は、
現像剤が収容される収容室と、前記収容室の一部と連続する現像用開口と、前記収容室に収容される現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を有する筐体と、
前記筐体の現像用開口の内側に回転自在に配置される現像ロールと、
前記筐体の収容室に回転自在に配置されて現像剤を攪拌及び搬送する攪拌搬送部材と、
前記筐体の排出口を塞いだ状態にして取り付けられるフィルム材と、
前記フィルム材の一端部が取り付けられ、最初の使用場所で初めて始動するときに回転駆動して当該フィルム材を巻き取って前記排出口を開いた状態にする巻取り部材と、
を備えるものである。
この発明(A2)の現像装置は、上記発明A1の現像装置において、前記巻取り部材が、現像装置に入力される回転動力を利用して回転駆動するよう構成されているものである。
この発明(A3)の現像装置は、上記発明A1又はA2の現像装置において、前記巻取り部材が、前記攪拌搬送部材の回転軸と接続して又は前記回転軸を延長して構成されているものである。
この発明(A4)の現像装置は、上記発明A1からA3のいずれかの現像装置において、前記巻取り部材が、前記フィルム材の一端部を挿し込んで取り付ける取付け部を有しているものである。
この発明(A5)の現像装置は、上記発明A1からA4のいずれかの現像装置において、前記筐体の排出口を開ける位置と閉じる位置の間を移動する開閉部材を備え、前記フィルム材が前記排出口と前記開閉部材の間に挿し込まれて当該排出口を塞いだ状態で存在するよう取り付けられているものである。
この発明(A6)の現像装置は、上記発明A5の現像装置において、前記フィルム材が、前記巻取り部材により巻き取られる前に前記開閉部材が前記筐体の排出口を開ける位置に移動したときにも、前記排出口を塞いだ状態で保持されるよう取り付けられているものである。
また、この発明(B1)の画像形成装置は、上記発明A1からA6のいずれかの現像装置と、前記現像装置の前記排出口と向き合う受け口を有し、当該排出口から排出される現像剤を前記受け口から受け入れて収容する着脱式の回収容器とを備えているものである。
この発明(B2)の画像形成装置は、上記発明B1の画像形成装置において、前記回収容器が装着された状態の画像形成装置を最初の使用場所に設置して主電源の最初の投入をして始動させたときに、前記現像装置における前記巻取り部材が回転駆動するよう構成されているものである。
上記発明A1の現像装置によれば、筐体の収容室に収容されている現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を、最初の使用場所で使用可能にするときに初めて開けた状態にすることができる。
上記発明A2の現像装置では、巻取り部材を現像装置に入力される回転動力を使用して回転駆動するよう構成しない場合に比べて、より簡易な構成で上記発明A1による効果を得ることができる。
上記発明A3の現像装置では、巻取り部材を攪拌搬送部材を利用して構成しない場合に比べて、より簡易な構成で上記発明A1による効果を得ることができる。
上記発明A4の現像装置では、巻取り部材が取り付け部を有しない場合に比べて、フィルム部材の一端部の取り付けが容易にできる。
上記発明A5の現像装置では、排出口を開閉する開閉部材が排出口を閉じる位置に移動しているときであっても、フィルム材を容易に取り付けて排出口を閉じた状態にすることができる。
上記発明A6の現像装置では、フィルム材が巻取り部材に巻き取られる前に開閉部材が排出口を開ける位置に移動するときがあっても、その排出口からの現像剤の漏出が防止される。
上記発明B1の画像形成装置によれば、現像装置の筐体の収容室に収容されている現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を、最初の使用場所で使用可能にするときに初めて開けた状態にすることができる。
上記発明B2の画像形成装置では、回収容器を装着した状態のままでも、上記発明B1による効果を得ることができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の外観(外装カバーを開けた状態の外観)の一部を示す斜視説明図である。 図1の画像形成装置において現像剤回収容器を取り外した状態の外観の一部示す斜視説明図である。 図1の画像形成装置における内部の構成を概念的に示す説明図である。 図1の画像形成装置の一部(1つの作像装置とその周辺部)を概念的に示す説明図である。 実施の形態1に係る現像装置を現像ロールが見える側から見たときの状態で示す斜視図である。 図5の現像装置を現像ロールが見えない側から見たときの状態で示す斜視図である。 図5の現像装置における排出部、フィルム材及び巻取り部材等の構成部分を拡大して示す斜視図である。 図7の現像装置における排出部等を下側から見上げた状態で示す斜視図である。 図7の現像装置における排出部及びフィルム材等の構成部分を別の角度から見たときの状態で示す斜視図である。 図7の現像装置における一部のQ1−Q1線に沿う概略断面図である。 図7の現像装置における一部のQ2−Q2線に沿う概略断面図である。 図7の現像装置における排出部及び巻取り部材等の構成部分(フィルム材を除く)を拡大して示す斜視図である。 図12の現像装置における排出部及び巻取り部材等の構成部分を、開閉シャッタが排出口を開ける位置に移動したときの状態で示す斜視図である。 (a)は図7における現像装置の排出部等の構成部分を開閉シャッタが排出口を閉じる位置にあるときの状態で示す上面図、(b)は図7における現像装置の排出部等の構成部分を開閉シャッタが排出口を開ける位置にあるときの状態で示す上面図である。 図7の現像装置における排出口の開閉シャッタを示す斜視図である。 図10の現像装置における一部を開閉シャッタが排出口を開ける位置にあるときの状態で示す概略断面図である。 図1の画像形成装置における現像剤回収容器をその内面側から見たときの状態で示す斜視図である。 図17の現像剤回収容器の一部と現像装置の排出部が接続した状態を示す斜視説明図である。 図17の現像剤回収容器と現像装置の排出部が接続したときの状態を示す断面説明図である。 図19の現像剤回収容器に接続されたときの現像装置における排出部を、その下方から見上げたときの状態(開閉シャッタが排出口を開ける位置にあるときの状態)で示す斜視図である。 図20の現像装置における排出部及び巻取り部材等の構成部分をQ−Q線に沿う断面と共に示す一部断面斜視図である。 図20の現像装置におけるQ−Q線に沿う概略断面図である。 図22の現像装置におけるフィルム材の巻き取り動作が開始された後の途中の状態を示す断面説明図である。 図22の現像装置におけるフィルム材の巻き取り動作が完了したときの状態を示す断面説明図である。 図16の現像装置における一部をフィルム材が巻き取られたときの状態で示す概略断面図である。 現像装置における巻取り部材の他の構成例を示し、(a)はその現像装置における排出部及び巻取り部材等の構成部分を示す斜視図、(b)は(a)における巻取り部材の断面説明図である。 現像装置における巻取り部材の更に他の構成例を示し、(a)はその現像装置における排出部及び巻取り部材等の構成部分を示す斜視図、(b)は(a)における巻取り部材の断面説明図である。 現像装置におけるフィルム材を規制する規制突起の他の構成例を示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について添付の図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図5は、実施の形態1に係る現像装置を用いた画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の外装カバーを開けたときの外観の一部を示し、図2は図1の画像形成装置から現像剤回収容器を取り外した後の外観の一部を示し、図3はその画像形成装置の内部の構成を概念的に示し、図4はその画像形成装置の要部(1つの作像装置とその周辺機器)を概念的に示している。上記各図を含むすべての図面中に符号X,Y,Zを付して示す矢印は、その各図面において想定した3次元空間の幅、高さ及び奥行の各方向を示す直交座標軸(の方向)である。
<画像形成装置全体の構成>
実施の形態1に係る画像形成装置1は、現像剤で構成される画像を記録媒体の一例である記録用紙9に形成するものであり、例えば、情報端末機等の外部機器から入力される画像情報を受けて画像の形成を行うプリンタとして構成されている。ちなみに、この画像形成装置1は、例えば原稿読取装置を併設した場合には、複写機、さらにはファクシミリ機能を備えた複写機として構成することもできる。
この画像形成装置1は、全体が箱状の外観からなる筐体10を有している。この筐体10は、支持部材、外装カバー等を用いて構成される構造物である。また、筐体10は、図2、図3等に示されるように、その上面部に画像が形成された後の記録用紙9を排出して収容する収容部12が設けられ、その一側面部に軸部13aを中心に移動して筐体10の内部の一部分を開閉する外装カバー13が設けられている。また、筐体10は、外装カバー13を開けた後の内部に、後述の現像剤回収容器(100)を装着する第1装着部10aと、第1装着部10aの上側の部位に後述の現像剤補給容器(14)を出し入れ自在に装着する装着部10cとが形成されている。さらに、筐体10は、現像剤回収容器を取り外した後の第1装着部10aの一部に、後述の作像装置(20)を装着する第2装着部10bが形成されている。
また、この画像形成装置1は、図3に示されるように、筐体10の内部空間に、現像剤としてのトナーで構成されるトナー像を形成する作像装置20と、作像装置20で形成されるトナー像を一次転写により保持した後に搬送して最終的に記録用紙9に二次転写する二次転写位置まで搬送する中間転写装置30と、中間転写装置30の二次転写位置に供給する記録用紙9を収容するとともに送出する給紙装置40と、中間転写装置30で二次転写されたトナー像を記録用紙9に定着する定着装置45等が配置されている。図3中に示す一点鎖線は、筐体10の内部における記録用紙9の主な搬送経路である。
作像装置20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の現像剤(トナー)像をそれぞれ個別に形成する4つの作像装置20Y,20M,20C,20Kを用いて構成されている。実施の形態1における作像装置20(Y,M,C,K)は、筐体10の内部空間においてブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順番で次第に位置が高くなる状態(傾斜した状態)で配置されている。
この4つの作像装置20(Y,M,C,K)はいずれも、図3や図4に示されるように、回転駆動する感光ドラム21と、感光ドラム21の外周面における像保持面を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、感光ドラム21の帯電後の像形成面に画像情報に基づいて各色成分(Y,M,C,K)に分解された光(矢付き点線)を照射して各色成分の静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を各色成分のトナーを供給して現像することにより上記各色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化する現像装置5(Y,M,C,K)と、感光ドラム21上のトナー像を中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写させる一次転写装置25と、感光ドラム21の外周面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃するドラム清掃装置26等で構成されている。
4つの作像装置20(Y,M,C,K)はいずれも、矢印Aで示す方向に回転駆動するドラム形態の感光体である感光ドラム21と、感光ドラム21の外周面の像形成領域となる部位を所要の電位に帯電させるロール形態等の帯電装置22と、感光ドラム21の帯電後の外周面に所要の画像情報に基づいて各色成分に分解構成された光を照射して各色成分の静電潜像を形成する露光装置23と、その感光ドラム21上の静電潜像を各色成分のトナーにより現像して上記各色のトナー像として顕像化する現像装置5(Y,M,C,K)と、感光ドラム21上のトナー像を中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写させる一次転写装置25と、感光ドラム21の一次転写後の外周面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃するドラム清掃装置26等で構成されている。
このうち現像装置5(Y,M,C,K)はいずれも、各色成分(Y,M,C,K)からなる非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤8を用いる二成分現像装置が採用されている。また、現像装置5(Y,M,C,K)は、補給用の現像剤(トナーのみ又はトナー及びキャリア)を個別に収容する着脱交換式の現像剤補給容器14(Y,M,C,K)から、補給装置15を介して必要な量の補給用現像剤が補給されるよう構成されている。この現像装置5の詳細については後述する。
また、ドラム清掃装置26は、清掃作業用開口が設けられた筐体26aと、一次転写位置を通過した後の感光ドラム21の外周面に清掃作業用開口から接触して残留トナー等の不要物を除去する板状部材26b及び回転ブラシ26cと、その除去したトナー等の除去物を回転して現像剤回収容器(100)にむけて送り出すスクリューオーガ等の送出部材26d等で構成されている。このドラム清掃装置26には、送出部材26dで送り出されるトナー等の除去物を現像剤回収容器(100)まで搬送して排出させる管状の排出部261が、筐体10の第2装着部10bにおいて外側に突出する状態で設けられている(図2)。
中間転写装置30は、4つの作像装置20(Y,M,C,K)の上方側においてそれら作像装置20群の傾斜した配置状態に対応して少し傾斜した状態で配置されている。
この中間転写装置30は、各作像装置20(Y,M,C,K)における感光ドラム21と一次転写装置25(一次転写ロール)の間となる一次転写位置を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31をその内周面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数の支持ロール32a〜32dと、支持ロール32bに支持されている部分の中間転写ベルト31の外周面に所定の圧力で接触して回転する二次転写装置としての二次転写ロール35と、中間転写ベルト31の二次転写ロール35を通過した外周面部分に残留して付着するトナー、紙粉等の不要物を除去するベルト清掃装置36等で構成されている。
このうち、支持ロール32aは駆動ロール兼張力付与ロールとして、支持ロール32bは二次転写バックアップロールとして、支持ロール32c,32dは中間転写ベルト31の一次転写面を保持する面出しロールとして、それぞれ構成されている。
また、ベルト清掃装置36は、その装置の筐体36aの内部に、中間転写ベルト31に接触して残留トナー等の不要物をかき取る弾性板等の清掃部材36b及び回転ブラシ36cと、その除去したトナー等の除去物を回転して現像剤回収容器(100)にむけて送り出すスクリューオーガ等の送出部材36d等を設けて構成されている。このベルト清掃装置36には、送出部材36dで送り出されるトナー等の除去物を現像剤回収容器(100)まで搬送して排出させる管状の排出部361が、筐体10の第2装着部10bにおいて外側に突出する状態で設けられている(図2)。
給紙装置40は、作像装置20(Y,M,C,K)の重力方向の下方側になる位置に配置されている。
この給紙装置40は、筐体10に対して引出し自在に取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9を積載板42の上に積み重ねた状態で収容する用紙収容体41と、用紙収容体41から記録用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置43を備えている。給紙装置40では、画像形成時になると、所要の記録用紙9を用紙収容体41から送出装置43により1枚ずつ送り出す。給紙装置40から送り出された記録用紙9は、一点鎖線で示す搬送経路に沿って進み、その搬送経路上に配置された搬送時期調整ロール対44により二次転写タイミングに合わせて中間転写装置30の二次転写位置(二次転写ロール35が中間転写ベルト31に接触している部位)に最終的に送り込まれる。
定着装置45は、中間転写装置30の二次転写位置の重力方向上方側になる位置に配置されている。
この定着装置45は、その装置の筐体46の内部に、所要の方向に回転駆動するとともに加熱手段により加熱されて表面温度が所要の温度に保持されるロール形態、ベルト形態等の加熱用回転体47と、この加熱用回転体47の回転軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動して回転するロール形態、ベルト形態等の加圧用回転体48等を設置して構成されている。この定着装置45では、加熱用回転体47と加圧用回転体48が接触する領域が、トナー像を保持する記録用紙9が導入されて定着処理(加圧及び加熱)される定着処理部として形成される。
筐体10には、図3に示されるように、給紙装置40における送出装置43から、中間転写装置30における二次転写位置と定着装置45における定着処理部をこの順に経由した後に排出口11へ至るまで、記録用紙9を搬送するメインの用紙搬送路が配置されている。この用紙搬送路は、複数の搬送ロール対44a〜44eと、図示しない搬送ガイド材等で構成されている。特に搬送ロール対44cは、記録用紙9の二次転写位置への搬送時期や搬送姿勢を調整する等の機能を有するレジストロール対として構成されている。また、搬送ロール対44eは、記録用紙9を排出口11から収容部12にむけて排出させる排出ロールとして構成されている。
そして、画像形成装置1は、作像装置20(Y,M,C,K)の全部又は一部(少なくとも複数色のトナー)を選択して作動させることにより、4色(Y,M,C,K)のトナーの全色又は一部の複数色を組み合わせて構成される多色画像を形成することができる。また、作像装置20(Y,M,C,K)の1つを作動させることにより、例えばブラック等の1色のトナーで構成される単色画像を形成することもできる。
<画像形成装置による基本的な画像形成動作>
実際、画像形成装置1による基本的な画像形成動作は、次のようにして行われる。ここでは、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成される多色画像、いわゆるフルカラー画像を形成する場合を例にして説明する。
まず、画像形成動作(プリント)の要求の指令を受けると、4つの作像装置20(Y,M,C,K)において、ほぼ同様にしてトナー像の形成が行われる。
すなわち、各作像装置20(Y,M,C,K)では、その各感光ドラム21が矢印Aの方向に回転し、各帯電装置22がその帯電ロールに供給される帯電バイアスに基づいて発生する放電により各感光ドラム21の像保持面を所要の極性(実施の形態1では例えばマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。この帯電後、露光装置23が、その各感光ドラム21の帯電された像保持面に対して4つの色成分(Y,M,C,K)に分解されて送信される画像信号に基づく露光(光の照射)をそれぞれ行う。これにより、各感光ドラム21の像形成面に、所定の電位差で構成される各色成分の静電潜像を個別に形成する。
続いて、各作像装置20(Y,M,C,K)では、各現像装置5(Y,M,C,K)が、感光ドラム21の像保持面に形成された各色成分の静電潜像を、二成分現像剤8における各色(Y,M,C,K)のトナーを供給して現像する。これにより、各感光ドラム21における各色成分の静電潜像が、その色成分に対応する4色(Y,M,C,K)のトナー像としてそれぞれ顕像化される。
次に、各作像装置20(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成された各色のトナー像が、中間転写装置30を中継して記録用紙9に転写される。
すなわち、各感光ドラム21上に形成された各色のトナー像は、その各感光ドラム21と回転する中間転写ベルト31を挟んで一次転写装置25とが接触する各一次転写位置まで搬送された後、その各一次転写位置において、一次転写装置25の転写ロールに供給される一次転写バイアスに基づいて(中間転写ベルト31を挟んで)感光ドラム21との間に形成される一次転写電界により、その中間転写ベルト31に対してそれぞれ静電的に一次転写される。
続いて、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト31の回転により二次転写位置まで搬送された後、その二次転写位置において、二次転写ロール35(又は支持ロール32b)に供給される二次転写バイアスに基づいて形成される二次転写電界により、給紙装置40から送り出されて用紙搬送路を経由して所要のタイミングで搬送される記録用紙9に対して一括して静電的に二次転写される。
最後に、記録用紙9に転写されたトナー像は、定着装置45により定着される。
すなわち、中間転写装置30において二次転写が終了した記録用紙9は、その中間転写ベルト31から剥離された後に定着装置45に搬送される。定着装置45では、トナー像が転写された記録用紙9がベルト形態の加熱用回転体47と加圧用回転体48の間の定着処理部に導入されて加熱及び加圧される。これにより、トナー像を構成するトナーが溶融されて記録用紙9に定着される。この定着が終了した後の記録用紙9は、その片面への画像形成を行うだけの場合には、用紙搬送路を経由して排出口11まで送られた後に収容部12に排出されて収容される。
以上の画像形成動作により、1枚の記録用紙9の片面に対して、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成される。
<現像装置の構成>
次に、現像装置5(Y,M,C,K)について詳しく説明する。
現像装置5(Y,M,C,K)はいずれも、図4〜図7等に示すように、前記二成分現像剤8が収容される筐体としてのハウジング50と、そのハウジング50内に配置される、現像ロール61、攪拌搬送部材の一例としての2つのスクリューオーガ62、63、規制部材の一例としての規制板64、ハウジング50における後述の排出口(55)を塞いだ状態で取り付けられるフィルム材70と、そのフィルム材70の一端部が取り付けられ、所要の時期に回転駆動してフィルム材70を巻き取って排出口(55)を開いた状態にする巻取り部材75等を備えている。
ハウジング50は、その全体が一方向に長い外観形状を有するものであり、二成分現像剤8が収容される収容室51と、収容室51の感光ドラム21と向き合う部分を開放する現像用開口52と、収容室51に補給される現像剤を受け入れる補給部53と、収容室51にある二成分現像剤8の一部を溢れ出させて排出させる(トリクル現像方式用の)排出部54等が形成された構造物である。図5、図6等における符号501はハウジング50の手前側端部を筐体10の第2装着部10bに装着して取り付けるための板状の取付け部材、符号502は現像装置5の手前側端部を感光ドラム21に対して位置決めする操作及びその位置決めを解除する操作を行うための操作レバーである。
ハウジング50における収容室51は、長手方向における両端部で循環できるよう互いにつながりかつそれ以外の中央部で仕切り部51aにより仕切られることにより、全体として平行する2列の循環搬送路51b,51c(第1循環搬送路51bと第2循環搬送路51c)を有する形状に形成されている。現像用開口52は、感光ドラム21の回転軸方向における像形成有効領域よりも少し広い寸法の長方形状で形成されている。
現像ロール61は、ハウジング50の内部において現像用開口52から一部露出した状態で回転するように設けられる円筒状のスリーブと、このスリーブの円筒空間内に固定した状態で存在するように設けられる磁石ロールとで構成されている。現像ロール61は、そのスリーブの両端側の軸部に設けた間隔保持ロール61dを感光ドラム21に接触させて、スリーブが感光ドラム21の現像領域となる外周面部分に対して所要の隙間をあけた非接触の状態になるよう配置して使用される。
スリーブは、その一端部の軸部に取り付けられる着脱式の連結具(スプロケットなど)61eを介して画像形成装置1の本体側における図示しない回転駆動装置から回転動力が伝達され、これにより矢印Cで示す方向に回転駆動する。また、スリーブには、感光ドラム21との間で現像電界を形成するための現像バイアスが、図示しない給電装置から供給される。現像バイアスとしては、例えば交流成分を重畳した直流電圧が供給される。
スクリューオーガ62、63はいずれも、回転軸(62a,63a)の周面に板状の搬送羽根(62b,63b)を螺旋状に巻きつけたように設けた構造のものである。このスクリューオーガ62、63(以下、「第1スクリューオーガ62と第2スクリューオーガ63」ともいう。)は、ハウジング50の収容室51における2列の循環搬送路51b,51c内にそれぞれ存在するよう配置され、その両搬送路51b,51cに存在する各現像剤8をそれぞれ一定の方向(実施の形態1では仕切り部51aを挟んで反対の方向)に搬送するよう所要の方向に回転する状態で取り付けられている。また、スクリューオーガ62、63は、現像ロール61と平行して並ぶ状態で配置されるが、そのうち現像ロール61に近い側に配置される第2スクリューオーガ62はその搬送する二成分現像剤8の一部を現像ロール61に供給する役割を果たすようになっている。
スクリューオーガ62、63は、排出部54の外側に設けた三角柱状の駆動伝達部57において、その各回転軸の一端部にそれぞれ固定された伝達ギヤ(62g:図10)が、その両伝達ギヤと中間上部で同時に噛み合う中継ギヤを介して接続されている。また、第2スクリューオーガ63は、その回転軸の奥側になる端部に固定された伝達ギヤが、現像ロール61(スリーブ)の軸部の奥側端部に固定される図示しない伝達ギヤと中継ギヤを介して噛み合っている。
これにより、スクリューオーガ62、63は、現像ロール61から分配される回転動力が第2スクリューオーガ63を介して第1スクリューオーガ62まで伝達され、その結果として例えば同じ方向(図4において時計回りの方向)に回転するようになっている。
規制板64は、一定の厚さからなり、しかも現像ロール61の回転軸方向における長さ(有効現像領域)と同等の又はそれを超える長さ(長辺)からなる長方形状の板材が採用されている。また、規制板64は、その端部(上方の長辺部)が現像ロール61(スリーブ)の表面と所要の隙間(規制間隔)をあけてかつ軸方向に沿って向き合う状態に保たれるようハウジング50の長手方向における両端部に固定した状態で取り付けられている。
また、現像装置5(Y,M,C,K)における補給部53は、図6等に示されるように、ハウジング50の収容室51の一端部を現像ロール61の一端部より奥側(外側)に突出させて延長した部位として形成されている。実施の形態1における補給部53は、収容室51の一端部から第1循環搬送領域51bが形成された部位の一端部を奥側に突出させて延長した状態の部位として形成されている。
また、補給部53は、その上面部に、補給用現像剤を受け入れるための受け口53aが設けられ、しかもその受け口53aを開閉するよう移動する開閉シャッタ53bが設けられている。受け口53aには、図4に示されるように、補給現像剤容器14(Y,M,C,K)に収容されている補給用の二成分現像剤を送出する補給装置15と接続するための現像剤補給管16が接続されるようになっている。
さらに、補給部53は、その延長した第1循環搬送領域51b内に第1スクリューオーガ62の回転軸を延長して配置し、その回転軸に補給された現像剤を第1循環搬送領域51b側に送り込むよう搬送する搬送羽根部を形成している。
また、現像装置5(Y,M,C,K)における排出部54は、図5から図10等に示されるように、ハウジング50の収容室51の他端部を現像ロール61の他端部より手前側(外側)に突出させて延長した状態の部位として形成されている。実施の形態1における排出部54は、収容室51における第1循環搬送路51bが形成された部位の他端部を手前側(外側)に突出させて延長した部位として形成されている。
また、排出部54は、その下面(底面)部に、溢れ出る二成分現像剤8を落下させて排出させる排出口55が設けられ、しかもその排出口55を開閉するよう移動する開閉シャッタ56が設けられている。
さらに、排出部54は、図10に示されるように、第1循環搬送路51bの底部よりも所要の寸法だけ上方側にずれて高くなった底面部を有する排出路54aが形成されており、また、その排出路54a内に第1スクリューオーガ62の軸部62aを延長して存在させている。第1スクリューオーガ62は、排出路54aに存在する軸部62aに、第1循環搬送路51bから一段高い排出路54aに乗り上げて流れ込む二成分現像剤8を排出口55に向けて搬送する排出羽根部62cが設けられている。また、第1スクリューオーガ62は、収容室51において仕切り部51aを存在させず第1循環搬送路51bの端部と第2循環搬送路51cの端部とをつなぐよう開口させた一方の接続通路51dに存在する軸部62aに、二成分現像剤8を第1循環搬送路51bから第2循環搬送路51c側にむけて送るよう搬送する送り出し搬送羽根部62dが設けられている。
排出部54の排出口55は、排出路54aのうち第1スクリューオーガ62の排出羽根部62cが設けられている部分が少なくとも存在する部分の重力方向下方になる部位(底面部)に、例えば長方形の開口として形成されている。また、排出口55には、後述する現像剤回収容器(100)における回収受け部(140)の回収口(142)と向き合って接続するようになっている。
排出部54の排出口55を開閉する開閉シャッタ56は、図8から図15等に示されるように、板状の本体部56aと、本体部56aからほぼ鉛直方向に立ち上がる取付け支柱部56eとで主に構成されている。
開閉シャッタ56の本体部56aは、排出口55から排出される二成分現像剤8を通過させる形状からなる開口部55bと、排出部54の排出口55を含む部位と向き合う上面に開口部55bを含む範囲に存在させる現像剤漏れ防止部材55cと、現像剤回収容器(100)の装着時における回収受け部の接触部(145)と接触して開閉シャッタ56が開ける位置に移動させられる突出部55dとが設けられている。
一方、開閉シャッタ56の取付け支柱部56eは、排出部54と巻取り部材75との間(実際には排出部54とシャッタ取付部50kとの間)に形成される細長い取付け空間S1に嵌め入れられる形状で形成されている。また、取付け支柱部56eは、その上端部に、開閉シャッタ56が排出口55を閉じる位置に存在するよう弾性的に押すコイルばね58を内在させる収容空間56gを有する円筒頂部56fが設けられている。
なお、円筒頂部56fは、例えば、取り付け作業を行う観点から、取付け支柱部56eの上端部に対して着脱自在に結合できる構造になっている。また、現像剤漏れ防止部材55cは、例えば弾性変形し得る材料(具体的には、ウレタンフォーム、フェルトなど)が適用される。
この開閉シャッタ56は、その取付け支柱部56eが、上記取付け空間S1に対して嵌め入れられるとともに矢印D1,D2で示す方向に移動し得るように取り付けられる。この際、本体部56aは、排出部54の排出口55が形成された部位(底面部)に接触した状態になる。またこの際、取付け支柱部56eの円筒頂部56fは、排出部54の頂部や巻取り部材75Aの頂部よりも重力方向上方側に突出した状態になる。
また、開閉シャッタ56は、円筒頂部56fの収容空間56gに一端部が収容されたコイルばね58が、その他端部をハウジング50の一側壁面部50mに接触させた状態で伸びようとすることにより、そのシャッタ全体が矢印D1で示す方向に(現像装置5の手前側端部に)弾性的に押し付けられて停止している。これにより、開閉シャッタ56は、外力が加わらないときには、図8、図10、図12等に示されるように、排出口55を閉じる位置に存在するようになっている。図7、図10等における符号50nは、コイルばね58をそのコイル部分の内側空間に存在して補助的に保持する円柱状の突起である。
次に、巻取り部材75Aは、図7、図11から図14等に示されるように、第2スクリューオーガ63の回転軸の手前側端部と接続した構造物として構成されている。
巻取り部材75Aは、円柱状の本体部に、その回転軸方向に沿って直線状に開口する複数のフィルム差込み孔76をその本体部の反対側に位置する表面部分に貫通させた状態で設けてなる構造物である。フィルム差込み孔76は、フィルム材70の一端部70aを挿し入れることができ、しかも巻取り部材75Aの回転駆動時にフィルム材70の先端部が差込み孔76内に保持されて抜けにくい状態になるように形成される。
また、巻取り部材75Aは、その一端部(奥側端部)の連結部77が、第2スクリューオーガ63の回転軸と連結して固定されている。さらに、巻取部材75Aは、その他端部(手前側端部)が、駆動伝達部57内に回転自在に配置された第2スクリュウオーガ63用の図示しない伝達ギヤを固定する回転軸と連結して固定されている。そして、この巻取り部材75Aは、第2スクリューオーガ63の回転軸から回転動力が伝達されて、第2スクリューオーガ63と同じ方向に回転するようになっている。
フィルム材70は、その一部(一端部70a)が巻取り部材75A(フィルム差込み孔76)に取り付けられ、その一部以外の部分(他端部70b寄りの部分)において補給部54の排出口55を閉じる状態で配置することが可能であり、しかも、巻取り部材75Aの回転駆動により巻取り部材75Aに巻き取られることが可能なものである。
実施の形態1におけるフィルム材70は、一方向に長い帯状の形状からなるものであり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルムで構成されている。また、このフィルム材70の取り付けは、例えば、その他端部70bを排出部54の排出口55を含む部分と開閉シャッタ56の間に挟んだ状態にした後、その他端部50b以外の部分を排出部54の外表面と開閉シャッタ56の円筒頂部56fの外表面とをこの順に経由させ、最後に一端部70a寄りの部分を巻取り部材75Aのフィルム差込み孔76に挿し込んで保持させることで行うことができる。
また、現像装置5においては、図9、図14等に示されるように、排出部54の外表面に、フィルム材70の長手方向における両側端(長辺)70c,70dに接近した状態で配置される両端規制突起85A,85Bを設けている。
この両端規制突起85A,85Bは、開閉シャッタ56が矢印D2で示す方向に移動して排出口55を開ける位置に変位する際にフィルム材70が開閉シャッタ56の移動に追従して変位する(ずれる)ことを防止する機能と、フィルム材70が巻取り部材75Aに巻き取られる際に巻き取られる方向(H)への移動を安定化させる機能を発揮する。
これにより、フィルム材70は、図9、図13、図14(b)、16等に示されるように、特に巻取り部材75Aにより巻き取られる前に開閉シャッタ56が排出部54の排出口55を開ける位置に移動したときでも、その排出口55を塞いだ状態に保持されるようになっている。
そして、この現像装置5は、画像形成装置1の筐体10における第2装着部10bに装着して取り付けられる。
この装着により、現像装置5は、その装着方向の下流側端部になる奥側において、筐体10に対し位置決めされるとともに、現像ロール61の連結具61eが筐体10側に設置された図示しない回転駆動装置の駆動伝達軸の連結具と連結される。これにより、現像装置5は、回転動力の入力が可能な状態になる。
また、現像装置5は、その奥側において、補給部53が補給現像剤容器14(Y,M,C,K)の補給装置15と接続する現像剤補給管16と接続される。これにより、現像装置5は、現像剤の補給が可能な状態になる。
さらに、現像装置5は、その装着方向の上流側端部になる手前側において、取付け部材501を介して筐体10に対し位置決めされるとともに、排出部45が駆動伝達部57と共に第2装着部10bから突出した状態になる(図2)。
また、この現像装置5を装着した画像形成装置1においては、その新品の画像形成装置1を最初の使用場所(ユーザが実際に使用する場所)に設置して主電源を最初に投入したときに、初期化動作が開始されて作像装置20(Y,M,C,K)、中間転写装置30、定着装置45等の稼働機器が始動する。
これにより、各作像装置20(Y,M,C,K)においては、その各現像装置5(Y,M,C,K)も始動して現像ロール61及びスクリューオーガ62,63が回動駆動し始めるとともに、巻取り部材75Aも第2スクリューオーガ63の回転始動により回転駆動し始める。
この結果、各現像装置5(Y,M,C,K)においては、巻取り部材75Aによるフィルム材70の巻き取りが開始されることになる。
なお、現像装置5を装着した画像形成装置1をユーザの使用場所に出荷する前に、その製造した画像形成装置1についての動作確認等の出荷前作業を行う場合は、その出荷前作業の際に稼働させた現像装置5におけるフィルム材70の取り付けは、その出荷前作業の終了後(出荷直前)の時期に行うことになる。
<現像剤等の回収に関する構成>
また、画像形成装置1においては、4つの作像装置2(Y,M,C,K)における各ドラム清掃装置26と中間転写装置30のベルト清掃装置36によりそれぞれ掻き取って除去したトナー等の除去物と、トリクル方式を採用する各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54から排出される二成分現像剤とを、最終的に1つの着脱形式の現像剤回収容器100に集めて回収するよう構成されている。
現像剤回収容器100は、図1や図17等に示されるように、画像形成装置1の筐体10における第1装着部10aに装着することが可能な横長の中空構造物である。また、現像剤回収容器100は、第1装着部10aと向き合う内壁面100aに、各ドラム清掃装置26の排出部261がそれぞれ嵌め入れられて接続される4つの回収受け部120(Y,M,C,K)と、ベルト清掃装置36の排出部361が嵌め入れられて接続される1つの回収受け部130と、各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54がそれぞれ嵌め入れられて接続される4つの回収受け部140(Y,M,C,K)とが設けられている。図17における符号105は、現像剤回収容器100の収容空間内に回収されるトナー、二成分現像剤8等の堆積する山をならす回転ならし部材の軸に、筐体10側に配置される図示しない回転駆動装置の回転動力を伝達するための連結具である。
回収受け部120(Y,M,C,K)と回収受け部130は、排出部261又は排出部361を嵌め入れる孔空間121,131と、図示しない回収口と回収口を開閉する開閉シャッタとがそれぞれ設けられている。開閉シャッタは、嵌め入れられる排出部261又は排出部361に押されることにより各回収口を開ける位置に移動するよう構成されている。
また、回収受け部140(Y,M,C,K)は、各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54(実際には駆動伝達部57を含む)を嵌め入れる孔空間141と、孔空間141の下面部に配置された回収口142と、回収口142を開閉する開閉シャッタ143と、排出部54の開閉シャッタ56における突出部56dが突き当たって停止させられるシャッタ突き当て部145が設けられている。回収口142の開閉シャッタ143は、現像剤回収容器100が装着部10に装着されていないときには各回収口142を閉じる位置に存在し続ける一方で、現像剤回収容器100が装着されるときには孔空間141に嵌め入れられる駆動伝達部57の側面に押されることにより各回収口142を開ける位置に移動するよう構成されている。
<画像形成装置の最初の使用場所に設置されるまでの状態>
この画像形成装置1は、例えば工場から出荷する段階では、作像装置20(Y,M,C,K)等が筐体10の第2装着部10bに装着されているとともに、現像剤回収容器100が筐体10の第1装着部10aに装着された状態におかれている。
具体的には、画像形成装置1は、図2に示されるように、筐体10の第2装着部10bに作像装置20(Y,M,C,K)等が装着されており、また、図1に示されるように、その作像装置20(Y,M,C,K)等が装着されている第1装着部10aに現像剤回収容器100が装着され、最後に外装カバー13が閉じられた状態にされる。
この際、作像装置20(Y,M,C,K)の各現像装置5(Y,M,C,K)においては、図7から図11等に示されるように、その排出部54の排出口55が、開閉シャッタ56により塞がれた状態になっているとともにフィルム材70によっても塞がれた状態になっている(特に図10、図11参照)。
このときのフィルム材70は、その他端部70bが排出部54の排出口55を含む部分と開閉シャッタ56の間に挟んだ状態にされた後、その他端部50b以外の部分が排出部54の外表面と開閉シャッタ56の円筒頂部56fの外表面とをこの順に経由した後、最後に一端部70a寄りの部分が巻取り部材75Aのフィルム差込み孔76に挿し込んで保持されることで取り付けられている。
また現像剤回収容器100が装着された段階では、現像剤回収容器100の4つの回収受け部120(Y,M,C,K)と1つの回収受け部130と4つの回収受け部140(Y,M,C,K)に対し、各ドラム清掃装置26の排出部261とベルト清掃装置36の排出部361と各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54とがそれぞれ嵌め入れられて接続された状態になる。
このときの各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54は、図18から図22等に示されるように、まず現像剤回収容器100の回収受け部140(Y,M,C,K)に嵌め入れられる際、排出部54よりも先端側にある駆動伝達部57が回収受け部140の回収口142の開閉シャッタ143を押すことにより、開閉シャッタ143が回収口142を開ける位置まで移動させられた状態になる。しかる後、排出部54は、排出口55の開閉シャッタ56の突出部56dが回収受け部140のシャッタ突き当て部145に接触して停止させられることにより、開閉シャッタ56がコイルばね58のばね力に抗して排出部54に対し矢印D2で示す方向に相対的に移動させられて排出口55を開ける位置まで移動させられた状態になる。
しかも、この段階の排出部54は、フィルム材70の巻き取りが行われていないため、フィルム材の後端部70bを含む部分が排出口55を閉じた状態のままである(図19から図22)。これにより、排出部54の排出口55は、この段階においてもフィルム材70の一部により閉じられた状態におかれる。
ちなみに、排出部54が現像剤回収容器100の回収受け部140に嵌め入れられる際、開閉シャッタ56が矢印D2で示す方向に移動することにより開閉シャッタ56の円筒頂部56fも同じ方向に一体的に移動するが、フィルム材70の長手方向の端部70c,70dが両端規制突起85A,85Bにより移動が規制される(実際には端部70cが両端規制突起85Aにより移動が規制される)ので、フィルム材70が円筒頂部56fの移動に追従して矢印D2で示す方向に変位することがない(図14)。これにより、フィルム材70は、開閉シャッタ56が矢印D2で示す方向に移動しても、排出部54の排出口55を確実に閉じた状態に保たれる(図19から図22)。
そして、この画像形成装置1では、例えば工場から出荷されて最終的にユーザの最初の使用場所に搬入される間に運搬時や設置時等において振動や傾き等の変動を受けることがあった場合でも、各現像装置5(Y,M,C,K)のハウジング50における収容室51に収容されている二成分現像剤8の一部が、排出部54の排出路54aを通して排出口55から不用意に排出されることがフィルム材70により阻止されることになり、その二成分現像剤8の一部が排出路54aを通して現像剤回収容器100に落下して収容されることもない。
このため、この画像形成装置1によれば、現像剤回収容器100を装着した状態のままで出荷(運搬)をした場合でも、その最初の使用場所に設置されるまでの間に、各現像装置5(Y,M,C,K)に収容されている二成分現像剤8の一部が排出部54の排出路54aから不用意に排出されることで初期設定の現像剤収容量よりも減少してしまうという不具合が発生するおそれもない。
また、このように現像剤回収容器100を装着した状態のままで画像形成装置1を出荷(運搬)することが可能であるため、例えば、現像剤回収容器100を画像形成装置1とは別に梱包して又は別便で搬送する必要がなくなり、その分、輸送費を低減することが可能になる。
<画像形成装置の最初の使用場所に設置された後の状態>
次に、この画像形成装置1は、最初の使用場所に設置されると、その主電源の最初の投入(主電源スイッチのON操作)が行われる。
これにより、画像形成装置1では、所要の初期化動作が開始されるとともに、作像装置20(Y,M,C,K)、中間転写装置30、定着装置45等の稼働機器が始動する。この際、各作像装置20(Y,M,C,K)においては、その各現像装置5(Y,M,C,K)も始動することにより、現像ロール61及びスクリューオーガ62,63が回動駆動し始めるとともに、巻取り部材75Aも第2スクリューオーガ63の回転始動により回転駆動し始める。
そして、各現像装置5(Y,M,C,K)においては、図23、図24等に示されるように、巻取り部材75Aが矢印Eで示すように回転してフィルム材70を巻き取り部材75Aの外周面に巻き付けるようにして巻き取り始め、排出部54の排出口55を開いた状態にする。この結果、各現像装置5(Y,M,C,K)の排出部54における排出口55は、画像形成装置1(同時に各現像装置5)の最初の使用場所で使用可能にするときに初めて開いた状態にされる(図24、図25)。
このフィルム材70の巻き取り動作は、現像剤回収容器100が装着された状態のままで自動的に実行される。このため、画像形成装置1では、その最初の使用場所に設置した後に、例えば、現像剤回収容器100を第1装着部10aから一旦取り外してからフィルム材70を巻き取るための操作を手動で行うことや、排出部54の排出口55を開けるための他の操作を別途行うことが不要となる。また、手動による作業を行う必要がないことから、ユーザ等の作業者が手を汚すこともなくなる。
また、この画像形成装置1は、その後に画像形成動作が開始されると、図19等に示されるように、各現像装置5(Y,M,C,K)では、その第1循環搬送路51bにおいて二成分現像剤8が第1スクリューオーガ62の搬送力により矢印Jで示す方向に搬送され、接続通路51dにおいて二成分現像剤8のほとんどのものが第2循環搬送路51cに送り込まれるように搬送される。
しかも、画像形成動作が開始された後の各現像装置5(Y,M,C,K)では、二成分現像剤8の(余剰の)一部が、第1循環搬送路51b(接続通路51d)において第1循環搬送路51bより一段高い位置の部位になる排出部54の排出路54aに乗り上げるように入り込むことがある。続いて、この排出路54aに入り込んだ二成分現像剤8が、第1スクリューオーガ62の回転軸における排出搬送部62cの搬送力により矢印Mで示す方向に搬送された後、排出口55から自然落下するように排出される。この排出口55から排出された二成分現像剤8は、開閉シャッタ56の開口部55bを通過した後、現像剤回収容器100の回収口142を通して現像剤回収容器100内に収容される。
このように各現像装置5(Y,M,C,K)においては、最初の使用場所で初めて使用開始される段階において排出部54の排出口55が確実に開いた状態にされるので、二成分現像剤8の一部の排出口55からの排出動作、さらには現像剤回収容器100への回収動作が正常に行われる。
これにより、例えば、画像形成装置1を使用する段階において現像装置5における排出口55が誤って閉じられている場合には、排出部54を通して排出される二成分現像剤8の一部が排出口55から排出される排出部54の排出路54a内で詰まって凝集してしまうことがある。この場合、その詰まった現像剤が第1スクリューオーガ62の回転動作時の負荷になって悪影響を及ぼすことや、最悪の場合には第1スクリューオーガ62を完全に阻害して現像装置5が故障し、現像装置5を交換せざるを得ないトラブルに発展するおそれがある。しかし、この現像装置5を備えた画像形成装置1においては、このような悪影響やトラブルを誘発するおそれがなくなる。
なお、各現像装置5(Y,M,C,K)におけるフィルム材70は、図24に例示されるように、その全体が巻取り部材75Aに巻き付けられた状態で巻き取られたままとなる。その後、フィルム材70は、現像装置5が稼働して第2スクリューオーガ63が回転駆動する度に巻取り部材75Aが矢印Eで示す方向に回転駆動するので、その巻取り部材75Aに巻き付けられた状態のままで巻取り部材75Aと共に回転する。
しかし、各現像装置5(Y,M,C,K)については、巻取り部材75Aにフィルム材70が巻き付けられた状態のままで存在しても、現像装置5等の動作には何ら支障がない。また、巻取り部材75Aは、その上方が開閉シャッタ56の円筒頂部56fの上方に及ぶまでの範囲において、例えば取り付け部材501の一部により覆い隠された状態になっている。
また、フィルム材70は、巻取り部材75Aの回転駆動により巻取り部材75Aに巻き取られる際、その長手方向における両端部70c,70dが両端規制突起85A,85Bに規制されるので(図9、図14、図23)、位置ずれすることがなく巻き取り方向Hに沿って円滑に走行するよう移動し、最終的に巻取り部材75Aにも正常に巻き取られる。
[他の実施の形態]
現像装置5における巻取り部材75については、実施の形態1における巻取り部材75Aの構成に限定されず、他の構成のものを適用することも可能である。その他の構成の巻き取り部材75としては、例えば以下に示すものが適用できる。
例えば、図26に例示する巻取り部材75Bを適用することができる。この巻取り部材75Bは、その回転軸方向に沿って延びる例えば4本の棒状部材78を、その回転中心部において互いに接触せずに離間させてフィルム通し隙間73が存在するような状態で配置した構造のものである。また、この巻取り部材75Bに対するフィルム材70の一端部側の取り付けは、例えば、向き合う位置にある2つの棒状部材78に沿わせるとともに、その2つの棒状部材78の間に存在する1つの棒状部材78との間との間の隙間73を通過させるような状態で挿し込んで保持させることで行われる。
また、図27に例示する巻取り部材75Cを適用することができる。この巻取り部材75Cは、その回転軸方向に沿って延びる例えば十字状に交差する板状の本体74を配置するとともに、その各板の上端部の中央部に突出部79がそれぞれ存在する形態とした構造のものである。この巻取り部材75Cを適用する場合、フィルム材70としては、突起部79が嵌め入れられる嵌合孔70eを先端部70a寄りの部分に複数設けたものが使用される。また、この巻取り部材75Cに対するフィルム材70の取り付けは、例えば、そのフィルム70の先端部70a側に存在する嵌合孔70eを巻取り部材75Cの突出部79に嵌め入れた状態に保持させることで行われる。
また、実施の形態1では、フィルム材70の長手方向の両端部70c,70dを規制する両端規制突起85A,85Bを設ける構成を示したが、この他にも、例えば図28に示す中央規制突起86を設ける構成を採用してもよい。
中央規制突起86は、フィルム材70の長手方向の途上位置でほぼ中央部なる位置に設ける長孔状の規制孔70fが嵌め入れられるものであり、その規制孔70fの長手方向の両端部と接触することにより特に開閉シャッタ56が矢印D1,D2で示す方向に移動する際におけるフィルム材全体の不要な変位を規制するものである。
ちなみに、現像装置5においては、例えば開閉シャッタ56が矢印D1,D2で示す方向に移動する際にフィルム材70が開閉シャッタ56の移動時に追従して変位するおそれがない場合、両端規制突起85A,85Bや中央規制突起86を設けることを省略しても差し支えない。
また、実施の形態1では、巻取り部材75(75A,75,75C)を回転駆動させるときの回転動力を現像装置5(実際には現像ロール61)に入力される回転動力を利用する構成を示したが、必要であれば、巻取り部材75に専用に回転動力を入力するよう構成しても構わない。
また、実施の形態1では、巻取り部材75として第2スクリューオーガ63の回転軸と接続する別部材からなる構成例を示したが、巻取り部材75としては、例えば、第2スクリューオーガ63の回転軸を延長して巻取り部材75を一体的に成形した構成などを採用することも可能である。
さらに、巻取り部材75としては、フィルム材70の一端部70aを取り付ける構成について他の構成を適用することが可能である。その他の構成としては、例えば、両面粘着テープ等を用いて取り付ける構成などである。
この他、本発明が適用される画像形成装置は、カラー画像を形成することが可能な画像形成装置とする場合、中間転写装置を使用しない方式(記録紙Pを各作像装置における各一次転写位置を通過させるように搬送してトナー像を記録紙に直接に転写させる、いわゆる直接転写形式)を採用するものであってもよい。また、本発明が適用される画像形成装置としては、白黒画像等の単色画像を形成するものであっても構わない。
1 …画像形成装置
5 …現像装置
8 …二成分現像剤(現像剤の一例)
50…ハウジング(筐体の一例)
51…収容室
52…現像用開口部
55…排出口
56…開閉シャッタ(開閉部材の一例)
61…現像ロール
62,63…スクリューオーガ(攪拌搬送部材の一例)
70…フィルム材
70a…先端部(一端部の一例)
73…隙間(取付け部の一例)
75…巻き取り部材
76…フィルム差込み孔(取付け部の一例)
100…現像剤回収容器(回収容器の一例)
D1…開閉シャッタが排出口を閉じる位置に移動する方向
D2…開閉シャッタが排出口を開ける位置に移動する方向

Claims (8)

  1. 現像剤が収容される収容室と、前記収容室の一部と連続する現像用開口と、前記収容室に収容される現像剤の一部を溢れ出させて排出させる排出口を有する筐体と、
    前記筐体の現像用開口の内側に回転自在に配置される現像ロールと、
    前記筐体の収容室に回転自在に配置されて現像剤を攪拌及び搬送する攪拌搬送部材と、
    前記筐体の排出口を塞いだ状態にして取り付けられるフィルム材と、
    前記フィルム材の一端部が取り付けられ、最初の使用場所で初めて始動するときに回転駆動して当該フィルム材を巻き取って前記排出口を開いた状態にする巻取り部材と、
    を備える現像装置。
  2. 前記巻取り部材は、現像装置に入力される回転動力を利用して回転駆動するよう構成されている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記巻取り部材は、前記攪拌搬送部材の回転軸と接続して又は前記回転軸を延長して構成されている請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記巻取り部材は、前記フィルム材の一端部を挿し込んで取り付ける取付け部を有している請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記筐体の排出口を開ける位置と閉じる位置との間を移動する開閉部材を備え、
    前記フィルム材は、前記排出口と前記開閉部材の間に挿し込まれて当該排出口を塞いだ状態で存在するよう取り付けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記フィルム材は、前記巻取り部材により巻き取られる前に前記開閉部材が前記筐体の排出口を開ける位置に移動したときに、前記排出口を塞いだ状態で保持されるよう取り付けられている請求項5に記載の現像装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置の前記排出口と向き合う受け口を有し、当該排出口から排出される現像剤を前記受け口から受け入れて収容する着脱式の回収容器と、
    を備えている画像形成装置。
  8. 前記回収容器が装着された状態の画像形成装置を最初の使用場所に設置して主電源の最初の投入をして始動させたときに、前記現像装置における前記巻取り部材が回転駆動するよう構成されている請求項7に記載の画像形成装置。
JP2015161581A 2015-08-19 2015-08-19 現像装置及び画像形成装置 Active JP6586817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161581A JP6586817B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 現像装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161581A JP6586817B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 現像装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017040731A true JP2017040731A (ja) 2017-02-23
JP6586817B2 JP6586817B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=58206329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015161581A Active JP6586817B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 現像装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6586817B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123826A (ja) * 2017-01-27 2018-08-09 株式会社デンソー 燃料噴射弁
DE112018000562T5 (de) 2017-01-27 2019-10-17 Denso Corporation Kraftstoffeinspritzventil

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337515A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いる現像剤回収容器
JP2006251503A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Oki Data Corp 現像剤収容体および画像形成装置
JP2008242296A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kyocera Mita Corp トナーカートリッジおよびトナーの再充填方法
JP2011100064A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012103483A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
WO2015111445A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP2016031487A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 キヤノン株式会社 現像装置
WO2016117068A1 (ja) * 2015-01-22 2016-07-28 キヤノン株式会社 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337515A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いる現像剤回収容器
JP2006251503A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Oki Data Corp 現像剤収容体および画像形成装置
JP2008242296A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kyocera Mita Corp トナーカートリッジおよびトナーの再充填方法
JP2011100064A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012103483A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤回収容器および画像形成装置
WO2015111445A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置
JP2016031487A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 キヤノン株式会社 現像装置
WO2016117068A1 (ja) * 2015-01-22 2016-07-28 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123826A (ja) * 2017-01-27 2018-08-09 株式会社デンソー 燃料噴射弁
DE112018000562T5 (de) 2017-01-27 2019-10-17 Denso Corporation Kraftstoffeinspritzventil

Also Published As

Publication number Publication date
JP6586817B2 (ja) 2019-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5811452B2 (ja) 画像形成装置
JP4862911B2 (ja) トナーカートリッジ取付構造及び画像形成装置
JP4755867B2 (ja) 現像装置、及びこれを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置
JP5171890B2 (ja) 現像搬送装置およびそれを備えた現像装置、トナーカートリッジおよびクリーニングユニット
JP6318604B2 (ja) トナーカートリッジ
TWI479283B (zh) Powder container, toner cartridge, developing device, processing unit, image forming apparatus, and powder container
US8180260B2 (en) Image forming apparatus comprising a vibration applying member
JP4543077B2 (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置
TWI490669B (zh) 顯影劑容器、顯影裝置、處理匣、影像形成裝置及顯影劑再填充方法
JP6860281B2 (ja) 画像形成装置
JP5495096B2 (ja) 粉体収納容器、粉体補給装置及び画像形成装置
US8989633B2 (en) Image forming apparatus
JP7003757B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2011257692A (ja) トナー搬送装置、それを備えたトナーカートリッジおよびクリーニングユニット
JP6550845B2 (ja) 粉体収容容器、現像剤補給装置及び画像形成装置
JP4828620B2 (ja) トナーカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置
JP6586817B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6395490B2 (ja) 画像形成装置
JP5476695B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4332472B2 (ja) 現像装置
JP4948101B2 (ja) 粉体搬送装置、及び画像形成装置
JP2011191420A (ja) トナーカートリッジおよびそれを備えた画像形成装置
JP6728922B2 (ja) 現像剤収納容器及び画像形成装置
JP5910104B2 (ja) 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤再充填方法
JP6146614B2 (ja) 粉体補給装置、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6586817

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350