JP2017040607A - 長周期地震動予測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】長周期地震動の発生を容易に予測することができる長周期地震動予測システムを提供する。
【解決手段】長周期地震動予測システムは、過去に長周期地震動を発生させた地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を記憶した記憶部と、緊急地震速報により通知された地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を前記記憶部に記憶された震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と比較することにより建築物における長周期地震動の発生を予測する長周期地震動予測部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、長周期地震動予測システムに関する。
特許文献1は、地震予測システムを開示する。地震予測システムは、過去の地震情報と現在の地震情報との比較結果に基づいて揺れの強さの分布を予測する。
特許第3834449号公報
しかしながら、揺れの強さの分布のみで長周期地震動の発生を予測することはできない。このため、特許文献1に記載のもので長周期地震動の発生を予測することはできない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、長周期地震動の発生を容易に予測することができる長周期地震動予測システムを提供することである。
この発明に係る長周期地震動予測システムは、過去に長周期地震動を発生させた地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を記憶した記憶部と、緊急地震速報により通知された地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を前記記憶部に記憶された震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と比較することにより建築物における長周期地震動の発生を予測する長周期地震動予測部と、を備えた。
この発明によれば、緊急地震速報により通知された地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を記憶部に記憶された震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と比較することで、建築物における長周期地震動の発生が予測される。このため、長周期地震動の発生を容易に予測することができる。
この発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムのブロック図である。 この発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムの動作の概要を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムのハードウェア構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムのブロック図である。
図1において、複数の建築物1は、様々な地域に設けられる。複数の建築物1の各々は、エレベータ2を備える。エレベータ監視装置3は、各エレベータ2に対応して設けられる。エレベータ監視装置3は、公衆回線ネットワークに接続される。例えば、エレベータ監視装置3は、エレベータ2の保守会社の監視センターに設けられる集中管理装置等の機器と公衆回線ネットワークを介して接続される。
例えば、建築物1は、地震計4を備える。例えば、建築物1は、長周期地震動センサ5を備える。例えば、建築物1は、地震計4と長周期地震動センサ5とを備える。例えば、建築物1は、地震計4も長周期地震動センサ5も備えない。
地震計4は、3軸の加速度センサまたは速度センサまたは位置センサを有する。地震計4は、地震波形を記録する。地震計4は、長周期地震動についても記録する。地震計4は、長周期地震動を含む地震動のゆれ方向を解析し得る。例えば、地震計4は、予め設定された加速度以上の加速度を検出した際にエレベータ監視装置3に信号を送信する。例えば、地震計4は、予め設定された振幅以上の振幅を検出した際にエレベータ監視装置3に信号を送信する。
長周期地震動センサ5は、水平方向の2軸の加速度センサまたは位置センサを備える。長周期地震動センサ5は、長周期地震動のゆれ方向を解析し得る。例えば、長周期地震動センサ5は、予め設定された加速度以上の加速度を検出した際にエレベータ監視装置3に信号を送信する。例えば、長周期地震動センサ5は、予め設定された振幅以上の振幅を検出した際にエレベータ監視装置3に信号を送信する。
例えば、長周期地震動予測システム6は、エレベータ2の保守会社の監視センターに設けられる。長周期地震動予測システム6は、公衆回線ネットワークに接続され、様々な地域の内部に存在する複数の建築物1に設けられた各々のエレベータ2の状況を集中管理する。具体的には、長周期地震動予測システム6は、第1記憶部6aと第2記憶部6bと第3記憶部6cと緊急地震速報受信部6dと長周期地震動警報受信部6eと建築物検索部6fと応答増幅度計算部6gと長周期地震動予測部6hと送信部6iとを備える。
第1記憶部6aは、当該地域の内部に存在する建築物1の高さの情報を当該建築物1の情報に対応付けて記憶する。第2記憶部6bは、当該地域の内部に存在する建築物1における水平投影面上の短辺および長辺の比と短辺の方向との情報とを当該建築物1の情報に対応付けて記憶する。第3記憶部6cは、過去に長周期地震動を発生させた地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と当該建築物1から震源位置までの距離と方角との情報とを当該建築物1の情報に対応付けて記憶する。
緊急地震速報受信部6dは、気象庁が管理する緊急地震速報を公衆回線ネットワークに接続された気象業務支援センターから受信する。
例えば、長周期地震動警報受信部6eは、地震計4を備えた建築物1において長周期地震動が観測された際に警報と地震計4に検出された加速度の情報とをエレベータ監視装置3から受信する。例えば、長周期地震動警報受信部6eは、長周期地震動センサ5を備えた建築物1において長周期地震動が観測された際に警報をエレベータ監視装置3から受信する。例えば、長周期地震動警報受信部6eは、地震計4、及び長周期地震動センサ5が自ら公衆回線ネットワークに接続されている場合には、エレベータ監視装置3を介さずに地震計4、及び長周期地震動センサ5から警報や加速度の情報を受信する。
建築物検索部6fは、長周期地震動警報受信部6eが警報を受信した際に当該警報を送信した建築物1から予め設定された範囲の内部に存在する建築物1の中から当該建築物1と同じ高さに分類された建築物1を検索する。例えば、建築物検索部6fは、当該建築物1からの距離が10km以内の距離に存在する建築物1の中から当該建築物1と同じ高さに分類された建築物1を検索する。例えば、建築物検索部6fは、当該建築物1からの距離が30km以内の距離に存在する建築物1の中から当該建築物1と同じ高さに分類された建築物1を検索する。
応答増幅度計算部6gは、地震計4に検出された加速度の波形に基づいて長周期地震動が観測された際に建築物検索部6fにより検索された建築物1に対して当該長周期地震動の向きを第2記憶部6bに記憶された情報と比較することにより建築物1ごとの応答増幅度を計算する。例えば、応答増幅度計算部6gは、当該長周期地震動の向きと建築物1における水平投影面上の短辺の方向とをなす角度θに基づいて建築物1ごとの応答増幅度を計算する。
長周期地震動予測部6hは、長周期地震動警報受信部6eが緊急地震速報を受信した際に当該緊急地震速報における地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を第2記憶部6bと第3記憶部6cとに記憶された情報と比較することにより建築物1ごとの長周期地震動の発生を予測する。例えば、長周期地震動の発生は、震源からの距離を考慮して予測される。
長周期地震動予測部6hは、応答増幅度計算部6gにより計算された応答増幅度に基づいて建築物1ごとに長周期地震動の発生を予測する。
送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1のエレベータ2のかごを当該建築物1の固有振動数に応じた共振回避階へ避難させる指令を当該建築物1のエレベータ監視装置3に送信する。
送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1のエレベータ2のかごまたは乗場に設けられた報知装置に注意または避難を音声または表示により促す情報を報知させる指令を当該建築物1のエレベータ監視装置3に送信する。
送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1から予め設定された範囲の内部に存在する保守員の携帯端末7に注意を促す情報を送信する。
次に、図2を用いて、長周期地震動予測システム6の動作の概要を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムの動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、緊急地震速報受信部6dは、緊急地震速報を受信したか否かを判定する。
ステップS1で緊急地震速報受信部6dが緊急地震速報を受信していない場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、長周期地震動警報受信部6eは、警報を受信したか否かを判定する。
ステップS2で長周期地震動警報受信部6eが警報を受信していない場合は、動作が終了する。
ステップS1で緊急地震速報受信部6dが緊急地震速報を受信した場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、長周期地震動予測部6hは、当該緊急地震速報における地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を第3記憶部6cに記憶された情報と比較することにより建築物1ごとに長周期地震動の発生を予測する。
その後、ステップS4に進む。ステップS4では、送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1に対応した各種の情報を送信する。その後、動作が終了する。
ステップS2で長周期地震動警報受信部6eが警報を受信した場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、長周期地震動予測部6hは、建築物検索部6fにより検索された全ての建築物1に対して長周期地震動の発生を予測する。その後、ステップS6に進む。ステップS6では、長周期地震動警報受信部6eは、加速度の情報を受信したか否かを判定する。
ステップS6で長周期地震動警報受信部6eが加速度の情報を受信していない場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1に対応した各種の情報を送信する。その後、動作が終了する。
ステップS6で長周期地震動警報受信部6eが加速度の情報を受信した場合は、ステップS7に進む。ステップS7では、応答増幅度計算部6gは、建築物検索部6fにより検索された建築物1に対して当該長周期地震動の向きを第2記憶部6bに記憶された情報と比較することにより建築物1ごとの応答増幅度を計算する。
その後、ステップS3に進む。ステップS3では、長周期地震動予測部6hは、応答増幅度計算部6gにより計算された応答増幅度に基づいて建築物1ごとに長周期地震動の発生を予測する。その後、ステップS4に進む。ステップS4では、送信部6iは、長周期地震動予測部6hにより長周期地震動の発生が予測された建築物1に対応した各種の情報を送信する。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、緊急地震速報により通知された地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を第3記憶部6cに記憶された震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と比較することで、建築物1における長周期地震動の発生が予測される。このため、地震計4も長周期地震動センサ5も備えない建築物1における長周期地震動の発生を容易に予測することができる。その結果、高価な地震計4または長周期地震動センサ5を建築物1の各々に設ける必要がなくなる。
なお、長周期地震動予測部6hを用いて、長周期地震動が建築物1に到達する時刻を予測してもよい。この際、緊急地震速報により通知された地震の震源位置から長周期地震動の発生が予測された建築物までの距離と方角を第3記憶部6cに記憶された地震の震源位置から長周期地震動が発生した建築物までの距離と方角との情報と比較すればよい。この場合、長周期地震動が実際に建築物1に到達する前にエレベータ2の管制運転を行うことができる。その結果、エレベータ2のロープ、ケーブル等の長尺物が建築物1の固有振動と共振することにより大きく揺れてエレベータの2の昇降路の機器に引っ掛かる前に利用者の安全を確保することができる。
また、地震計4または長周期地震動センサ5により長周期地震動が観測された際、当該建築物1との高さと同じ高さと分類された建築物1において長周期地震動の発生が予測される。このため、地震計4も長周期地震動センサ5も備えない建築物1における長周期地震動の発生を容易に予測することができる。例えば、千葉、埼玉等、東京の近郊の建築物1に地震計4または長周期地震動センサ5を設置することで、東京の都心部の建築物1の長周期地震動の発生を容易に予測することができる。
この際、長周期地震動の発生は、建築物1の向きと観測された長周期地震動の向きとに基づいて予測される。このため、長周期地震動の発生をより正確に予測することができる。
また、長周期地震動の発生が予測された際、エレベータ2のかごまたは乗場を当該建築物1の固有振動数に応じた共振回避階へ避難させる指令が送信される。このため、当該かごを安全な位置に避難させることができる。
また、長周期地震動の発生が予測された際、エレベータ2のかごまたは乗場に設けられた報知装置に注意または避難を促す情報を報知させる指令が送信される。このため、かごまたは乗場に存在する利用者の安全を確保することができる。
また、長周期地震動の発生が予測された際、当該建築物1から予め設定された範囲の内部に存在する保守員の携帯端末7に注意または避難を促す情報を送信する。このため、保守員の安全を確保することができる。
次に、図3を用いて、長周期地震動予測システム6の例を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における長周期地震動予測システムのハードウェア構成図である。
長周期地震動予測システム6の各機能は、処理回路により実現される。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ8aと少なくとも1つのメモリ8bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア9を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ8aと少なくとも1つのメモリ8bとを備える場合、長周期地震動予測システム6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ8bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ8aは、少なくとも1つのメモリ8bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、長周期地震動予測システム6の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ8aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ8bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア9を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、長周期地震動予測システム6の各機能それぞれは、処理回路で実現される。例えば、長周期地震動予測システム6の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
長周期地震動予測システム6の各機能について、一部を専用のハードウェア9で実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。例えば、長周期地震動警報受信部6eの機能については専用のハードウェア9としての処理回路で実現し、長周期地震動警報受信部6e以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ8aが少なくとも1つのメモリ8bに格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア9、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、長周期地震動予測システム6の各機能を実現する。
1 建築物、 2 エレベータ、 3 エレベータ監視装置、 4 地震計、 5 長周期地震動センサ、 6 長周期地震動予測システム、 6a 第1記憶部、 6b 第2記憶部、 6c 第3記憶部、 6d 緊急地震速報受信部、 6e 長周期地震動警報受信部、 6f 建築物検索部、 6g 応答増幅度計算部、 6h 長周期地震動予測部、 6i 送信部、 7 携帯端末、 8a プロセッサ、 8b メモリ、 9 ハードウェア

Claims (8)

  1. 過去に長周期地震動を発生させた地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を記憶した記憶部と、
    緊急地震速報により通知された地震の震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報を前記記憶部に記憶された震源位置と震源深さとマグニチュードとの情報と比較することにより建築物における長周期地震動の発生を予測する長周期地震動予測部と、
    を備えた長周期地震動予測システム。
  2. 前記記憶部は、過去に長周期地震動を発生させた地震の震源位置から長周期地震動が発生した建築物までの距離と方角との情報を記憶し、
    前記長周期地震動予測部は、緊急地震速報により通知された地震の震源位置から長周期地震動の発生が予測された建築物までの距離と方角を前記記憶部に記憶された地震の震源位置から長周期地震動が発生した建築物までの距離と方角との情報と比較することにより長周期地震動が建築物に到達する時刻を予測する請求項1に記載の長周期地震動予測システム。
  3. 前記長周期地震動予測部は、建築物の地震計に検出された加速度の波形に基づいて長周期地震動が観測された際に当該建築物の高さと同じ高さと分類された建築物における長周期地震動の発生を予測する請求項1または請求項2に記載の長周期地震動予測システム。
  4. 前記長周期地震動予測部は、建築物の地震計に検出された加速度の波形に基づいて長周期地震動が観測された際に当該建築物の高さと同じ高さと分類された建築物の向きと長周期地震動の向きとに基づいて当該建築物の高さと同じ高さと分類された建築物における長周期地震動の発生を予測する請求項3に記載の長周期地震動予測システム。
  5. 前記長周期地震動予測部は、建築物の長周期地震動センサにより長周期地震動が観測された際に当該建築物の高さと同じ高さと分類された建築物における長周期地震動の発生を予測する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の長周期地震動予測システム。
  6. 前記長周期地震動予測部により長周期地震動の発生が予測された建築物のエレベータのかごを当該建築物の固有振動数に応じた共振回避階へ避難させる指令を当該建築物のエレベータ監視装置に送信する送信部、
    を備えた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の長周期地震動予測システム。
  7. 前記送信部は、前記長周期地震動予測部により長周期地震動の発生が予測された建築物のエレベータのかごまたは乗場に設けられた報知装置に注意または避難を促す情報を報知させる指令を当該建築物のエレベータ監視装置に送信する請求項6に記載の長周期地震動予測システム。
  8. 前記送信部は、前記長周期地震動予測部により長周期地震動の発生が予測された建築物から予め設定された範囲の内部に存在する保守員の携帯端末に注意または避難を促す情報を送信する請求項6または請求項7に記載の長周期地震動予測システム。
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