JP2017040528A - タイヤの氷上性能の評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの氷上制動性能の評価結果のバラツキを低減する評価方法の提供。
【解決手段】本発明に係るタイヤの氷上性能評価方法は、直前慣らし工程、経過期間判定工程、試験慣らし工程及び氷上試験工程を備えている。上記直前慣らし工程では、試験タイヤTが路面を走行させられている。上記経過期間判定工程では、上記直前慣らし工程からの経過期間が所定期間以下であるか否かが判定されている。上記試験慣らし工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間を越えていると判定された上記試験タイヤTが、路面を走行させられている。上記氷上試験工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間以下であると判定された上記試験タイヤT、又は上記試験慣らし工程後の上記試験タイヤTが、氷路面を走行させられている。
【選択図】図1

Description

本発明はタイヤの氷上性能の評価方法に関する。
タイヤの性能の一つとして、氷上性能が評価されている。この氷上性能として、例えば制動性能や駆動性能等が評価される。この氷上性能は、屋外の氷盤路面を実車で走行することで評価できる。実車での評価は、実際の使用状態での評価が得られる。
特開2007−78667号公報及び特開2013−108882号公報では、氷上性能が試験装置を用いて評価されている。これらの方法では、氷上性能が、室内で一定の環境下で評価されうる。これらの方法は、天候等の影響を受けることなく、氷上性能が評価されうる
特開2007−78667号公報の方法では、試験装置の氷盤路面に冷却気体を噴射している。この冷却気体により、氷盤路面に生じた水が吹き飛ばされ、氷盤路面が冷却される。これにより、氷盤路面が一定の状態に保たれる。特開2013−108882号公報の方法では、タイヤが接地する氷盤路面の位置を複数回変更している。これらの方法では、試験装置の氷盤路面の状態変化に起因する、評価のバラツキが抑制されている。
特開2007−78667号公報 特開2013−108882号公報
発明者らは、種々の氷上性能の評価をした結果、この氷上性能が慣らし走行後の経過期間に影響を受けることを見いだした。例えば、慣らし走行直後に測定した摩擦係数と、慣らし走行後に長期間経過後に測定された摩擦係数とが異なることが確認された。この慣らし走行後の経過期間による摩擦係数のバラツキは、氷上性能の評価のバラツキを招来する。本発明の目的は、タイヤの氷上性能の評価のバラツキを低減し、この氷上性能を高精度に評価しうる評価方法の提供にある。
本発明に係るタイヤの氷上性能評価方法は、直前慣らし工程、経過期間判定工程、試験慣らし工程及び氷上試験工程を備えている。上記直前慣らし工程では、試験タイヤが路面を走行させられている。上記経過期間判定工程では、上記直前慣らし工程からの経過期間が所定期間以下であるか否かが判定されている。上記試験慣らし工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間を越えていると判定された上記試験タイヤが、路面を走行させられている。上記氷上試験工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間以下であると判定された上記試験タイヤ、又は上記試験慣らし工程後の上記試験タイヤが、氷路面を走行させられている。この評価方法では、上記試験タイヤの氷上性能が評価されている。
好ましくは、上記直前慣らし工程での走行は、上記試験タイヤの最初の慣らし走行である。上記試験慣らし工程での走行距離は、上記直前慣らし工程の走行距離より短くされている。
好ましくは、上記直前慣らし工程での上記走行距離は、50km以上400km以下である。
好ましくは、上記直前慣らし工程での走行は、上記試験タイヤの2回目以降の慣らし走行である。上記直前慣らし工程の上記走行距離は、1km以上50km未満である。
好ましくは、上記試験慣らし工程の上記走行距離は、1km以上50km未満である。
好ましくは、上記試験慣らし工程の上記走行距離は、3km以上10km以下である。
好ましくは、上記経過期間判定工程における上記所定期間は、20日以下である。
好ましくは、上記所定期間は、15日以下である。
好ましくは、上記直前慣らし工程での走行は、上記試験タイヤの最初の慣らし走行である。上記直前慣らし工程の上記路面は、アスファルト路面である。
好ましくは、上記直前慣らし工程での走行は、上記試験タイヤの2回目以降の慣らし走行である。上記直前慣らし工程の上記路面及び上記試験慣らし工程の上記路面は、アスファルト路面及び圧雪路面のいずれかである
本発明に係るタイヤの氷上性能の評価方法によれば、試験タイヤのトレッド面の状態に起因するバラツキが低減されている。この評価方法によれば、タイヤの氷上性能が高い精度で評価しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤの氷上性能の評価方法に用いられる試験装置が示された正面図である。 図2は、直前慣らし走行からの経過日数T(日)と最大摩擦係数μmaxとの関係が示されたグラフである。 図3は、他の直前慣らし走行からの経過日数T(日)と最大摩擦係数μmaxとの関係が示されたグラフである。 図4は、更に他の直前慣らし走行からの経過日数T(日)と最大摩擦係数μmaxとの関係が示されたグラフである。 図5は、試験慣らし工程の回数と最大摩擦係数μmaxとの関係が示された他のグラフである。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、本実施形態に係る評価方法に用いられる試験装置2の一例が、試験タイヤTと共に示されている。この評価方法では、室内に設置された試験装置2を例に説明がされる。図1の左右方向及び上下方向が、この試験装置2の左右方向及び上下方向であり、紙面に垂直な方向が試験装置2の前後方向である。このタイヤTの軸方向は、試験装置2の左右方向に一致している。
試験装置2は、架台4、タイヤ支持装置6、駆動ドラム8及びドラム支持装置10を備えている。この試験装置2は、図示されないが試験用リムを備えている。このタイヤ支持装置6及びドラム支持装置10は、架台4に設置されている。この駆動ドラム8は、ドラム支持装置10に支持されている。
タイヤ支持装置6は、回転軸12、駆動装置14、昇降装置16、移動装置18及びロードセル20を備えている。この回転軸12の先端には、試験用リムが取り付けられる。この回転軸12の後端部は、駆動装置14に連結されている。この駆動装置14は、回転軸12を回転可能に支持している。
この昇降装置16は、駆動装置14を支持している。この昇降装置16は、回転軸12及び駆動装置14を上下方向に移動可能にしている。移動装置18は、昇降装置16を支持している。移動装置18は、昇降装置16を左右方向に移動可能にしている。移動装置18は、回転軸12及び駆動装置14を左右方向に移動可能にしている。図示されないが、この試験装置2は、回転軸12及び駆動装置14を前後方向に移動しうる移動装置を、更に備えていてもよい。
駆動装置14は、回転軸12の回転速度の制御を可能にしている。この駆動装置14は、回転軸12を駆動回転させる駆動回転状態と、回転を停止させる制動状態と、自由に回転させる自由回転状態とに、切替可能にされている。この駆動回転状態では、駆動装置14は回転軸12の回転速度の制御を可能にしている。
昇降装置16は、回転軸12を上下方向に移動可能にしている。昇降装置16は、上下方向に付加する荷重の大きさを制御可能にしている。ロードセル20は、タイヤTに発生する3軸方向の各反力を測定可能にしている。
駆動ドラム8は、有底の円筒形状を備えている。駆動ドラム8の軸線は、左右方向にされている。この円筒状の左右方向の一方が開口22にされおり、他方が底板24で塞がれている。この開口22の周縁に、リング状の鍔部26が形成されている。
ドラム支持装置10は、回転軸28、軸受30及び駆動装置32を備えている。この回転軸28の一端に、駆動ドラム8が連結されている。この回転軸28の軸線と、駆動ドラム8の軸線とが同一直線上にされている。この回転軸28は、軸受30に回転可能に支持されている。この回転軸28の他端部は、駆動装置32に連結されている。この駆動装置32は、回転軸28を回転可能にしている。駆動装置32は、回転軸28の回転速度の制御を可能にしている。この駆動装置32は、回転軸28を、駆動回転させる駆動回転状態と、回転を停止させる制動状態と、自由に回転させる自由回転状態とに、切替可能にしている。
この試験装置2は氷点下の低温環境下におかれる。駆動ドラム8の内部に少しずつ水が入れられながら、駆動ドラム8が回転させられる。回転する駆動ドラム8の内部で、水から氷盤34が形成される。氷盤34の表面は切削バイトで平滑に削られる。更に、駆動ドラム8が回転させられ、例えばプレーンタイヤなどが氷盤34の表面に押圧され、制動力及び駆動力が加えられる。この様にして、氷盤34の表面が整えられて、氷路面としての氷盤路面36が形成される。この氷盤34は、駆動ドラム8の内周面に沿って、一定の厚さの氷層から形成されている。氷盤路面36の軸線は、駆動ドラム8の内周面の軸線とは同軸にされている。
この試験装置2にタイヤTが取り付けられる。タイヤTは、試験用リムに装着される。この試験用リムが回転軸12に取り付けられる。タイヤTは、駆動装置14により、駆動回転状態と、制動状態と、自由回転状態とに、切替可能にされている。この駆動装置14は、駆動回転状態では、タイヤTの回転速度の制御を可能にしている。ロードセル20は、タイヤTが氷盤路面36に押しつけられたときに、その反力を測定可能にされている。
更に、図示されないが、タイヤ支持装置6は、支持したタイヤTの中心軸の方向を、駆動ドラム8の中心軸に対して、任意角度傾斜させたり、平行にしたりすることができる軸線角度制御手段を備えていている。この軸線角度制御手段により、タイヤTに、任意のキャンバー角及びスリップ角を設定しうる。
本発明の一の実施形態に係るタイヤTの氷上性能の評価方法が、この試験装置2を用いて説明される。この評価方法は、直前慣らし工程、経過期間判定工程、試験前慣らし工程、氷上試験工程及び評価工程を備えている。ここでは、タイヤTの氷上性能として制動性能を例に説明がされる。
直前慣らし工程では、例えば、未使用のタイヤTが準備される。この未使用のタイヤTでは、直前慣らし工程での走行は、タイヤTの最初の慣らし走行である。このタイヤTは、正規リムに組み込まれて、正規内圧になるように空気が充填されている。このタイヤTが慣らし走行させられる。例えば、このタイヤTが実車に装着される。この実車がアスファルト路面で走行させられる。この走行距離は、例えば、100kmである。走行速度は、例えば、80km/hである。この直前慣らし工程は、試験装置2と同様の試験装置であって、アスファルト路面を備える試験装置でされてもよい。
経過期間判定工程では、予め所定期間が設定されている。直前慣らし工程から経過期間が、この所定期間以下であるか否かが判定される。この経過期間は、例えば、40日である。この経過期間は、直前慣らし工程での慣らし走行の終了時刻からの判定時点における経過時間として算出される。この走行の終了は、路面に接地して転がるタイヤTが最終的に停止したときをいう。この直前慣らし工程からの経過期間が所定期間を超えていると判定されたタイヤTは、試験慣らし工程に送られる。この経過期間が所定期間以下であると判定されたタイヤTは、氷上試験工程に送られる。
試験慣らし工程では、前述の経過期間が所定期間を超えていると判定されたタイヤTが準備される。試験慣らし工程では、このタイヤTが慣らし走行をさせられる。このタイヤTは、例えば実車に装着される。この実車がアスファルト路面で走行させられる。この走行距離は、例えば、10kmである。走行速度は、例えば、80km/hである。この試験慣らし工程は、試験装置2と同様の試験装置であって、アスファルト路面を備える試験装置でされてもよい。この試験慣らし工程後に、タイヤTは、氷上試験工程に送られる。
氷上試験工程では、前述の経過期間が所定期間以下であると判定されたタイヤT、又は試験慣らし工程後のタイヤTが準備される。この試験装置2は、氷点下の室内に置かれている。この試験装置2は、例えば−5℃の室内に置かれている。準備されたタイヤTは、試験装置2に取り付けられる。タイヤTは、正規内圧になるように空気が充填されている。試験慣らし工程後のタイヤTでは、試験慣らし工程から氷上試験工程までの経過期間は、例えば、1日である。この経過期間は、試験慣らし工程での慣らし走行の終了時刻から、氷上試験工程の氷盤路面36での走行の開始時刻までの時間として算出される。氷盤路面36の走行の開始は、タイヤTが氷盤路面36に接地して転がり始めるとき、又はタイヤTが回転する駆動ドラム8の氷盤路面36に接地するときをいう。
タイヤ支持装置6は、昇降装置16を駆動ドラム8に向かって移動させる。タイヤTは、駆動ドラム8の開口22から、駆動ドラム8の内部に挿入される。駆動装置14は、タイヤTを回転させる。このタイヤTの回転速度は、例えば、30km/hにされる。駆動装置32は、駆動ドラム8をタイヤTの回転速度と同じ速度で回転させる。氷盤路面36の周方向の速度は、例えば、30km/hにされる。
昇降装置16は、タイヤTを下降させる。タイヤTが氷盤路面36に接地する。昇降装置16は、タイヤTを氷盤路面36に所定の荷重で押圧する。タイヤTが氷盤路面36に接地して転がる。この様にして、タイヤTは氷上を走行する状態にされる。
駆動装置14は、タイヤTの回転速度を徐々に減速する。駆動装置14は、徐々に減速して、タイヤTの回転を停止させる。例えば、30秒間で、タイヤTの回転速度が30km/hから0km/hまで減速される。タイヤTのスリップ率は、0%から100%に変化する。その後、昇降装置16は、タイヤTを上昇させる。タイヤTが氷盤路面36から離間する。
ここで、スリップ率は、一般に、自動車の車体の移動速度を車体速度とし、タイヤの回転数によって特定される自動車の速度を車輪速度としたとき、下式で表される。ここでは、自動車の車体の移動速度として、駆動ドラム8の氷盤路面36の周方向の速度が用いられる。
スリップ率(%)=((車体速度−車輪速度)/車体速度)×100
この氷上試験工程において、タイヤTが氷盤路面36に接地している間、ロードセル20は、タイヤTに発生する反力を測定する。ロードセル20は、タイヤTに作用する荷重Fz、前後力Fx及び横力Fyを測定する。この荷重Fzは、駆動ドラム8の半径方向に加わる反力から求められる。前後力Fxは、駆動ドラム8及びタイヤTの接線方向である前後方向の力から求められる。横力Fyは、駆動ドラム8の軸方向の力から求められる。このロードセル20として、6分力ロードセルが用いられてもよい。ロードセル20は、更に、セルフアライニングトルクMz、オーバーターニングモーメントMx、及び転がり抵抗モーメントMyの各回転力を測定してもよい。
この氷上試験工程において、タイヤTが氷盤路面36に接地してから、氷盤路面36から離間されるまでを、タイヤTに発生する反力を測定する測定サイクルの1サイクルとする。この氷上試験工程では、この測定サイクルが複数回繰り返される。例えば、この測定サイクルが3回繰り返される。例えば、このタイヤTが氷盤路面36から離間した状態で、このタイヤTが軸方向に移動させられる。この測定サイクル毎に、氷盤路面36の接地位置が軸方向に移動させられる。この様して、測定サイクルが所定回数、例えば3回繰り返されて、氷上試験工程が終了する。
評価工程では、氷上試験工程で得られたデータから、タイヤTの氷上性能が評価される。例えば、前後力Fxと荷重Fzから摩擦係数μが算出される。この摩擦係数μは、下式の通り、前後力Fxを荷重Fzで除することにより得られる。この摩擦係数μは、測定サイクル毎に算出される。
摩擦係数μ = Fx / Fz
測定サイクル毎に、この摩擦係数μは、タイヤTが氷盤路面36に接地している間に連続して算出される。測定サイクル毎に、この摩擦係数μの最大値μmaxが算出される。各測定サイクルの最大値μmaxから最大値μmaxの平均値が算出される。この最大値μmaxの平均値より、タイヤTの氷上制動性能が評価される。
この方法では、経過期間の判定工程を備える。この経過期間がこの所定期間を超えるタイヤTは、試験慣らし工程で慣らし走行がされる。この試験慣らし工程により、トレッド面が本来の性能を発揮できる状態にされる。この方法は、直前慣らし工程からの経過期間に起因する評価のバラツキが抑制される。直前慣らし工程からの経過期間が長いタイヤTと、その経過期間が短いタイヤTとの評価のバラツキを低減できる。この方法は、氷上性能を高精度に評価することに寄与する。また、経過期間の判定工程で経過期間がこの所定期間以下のタイヤTは、試験慣らし工程がされない。この方法は、試験慣らし工程を必ずしも必要としないので、評価にかかる時間を短縮されうる。
この経過期間の判定工程では、予め所定期間が定められている。この期間が長くなると、経過期間に起因する評価のバラツキが大きくなり易い。この評価のバラツキを抑制する観点から、この所定期間は、好ましくは20日以内であり、更に好ましくは15日以内である。
この直前慣らし工程では、トレッド面全体を十分に本来の性能を発揮できる状態にする観点から、走行距離は長いことが好ましい。特に、未使用のタイヤTでは、本来の氷上性能を安定的に発揮できる状態にする観点から、走行距離は十分な長さにすることが好ましい。この観点から、この直前慣らし工程の慣らし走行がタイヤTの最初の慣らし走行であるとき、この直前慣らし工程での走行距離は、好ましくは50km以上である。一方で、この走行距離が長くなると、直前慣らし工程にかかる時間が長くなる。また、この走行距離が長くなりすぎると、トレッドの摩耗が進み、タイヤTの使用寿命が短くなる。これらの観点から、この直前慣らし工程の走行距離は、好ましくは400km以下であり、更に好ましくは200km以下である。
試験慣らし工程では、直前慣らし工程で慣らし走行をしたタイヤTで、慣らし走行がされる。このために、直前慣らし工程より短い走行距離で、トレッド面が本来の性能を発揮できる状態にされうる。この走行距離を短くすることで、試験慣らし工程にかかる時間が短くなる。また、タイヤTの使用寿命が長くなる。これにより、タイヤTを繰り返し使用することができる。このタイヤTを繰り返し使用することで、氷上性能評価にかかる時間を短縮できる。この観点から、試験慣らし工程の走行距離は、好ましくは50km未満であり、更に好ましくは10km以下である。一方で、直前慣らし工程後の経過期間が長くなると、タイヤTのトレッド面の状態に変化を生じる。この試験慣らし工程の走行距離を長くすることで、トレッド面が本来の性能を発揮できる状態に戻される。この観点から、この走行距離は、好ましくは1km以上であり、更に好ましくは3km以上である。
この方法において、直前慣らし工程での慣らし走行は、経過期間の判定工程で判定される時点において、タイヤTの直近の慣らし走行を意味する。この直近の慣らし走行から経過期間を判定することで、タイヤTのトレッド面の状態に起因するバラツキが低減されうる。
直前慣らし工程で準備されるタイヤTは、未使用のものに限られない。既に、慣らし走行がされたタイヤTが準備されてもよい。例えば、前述の様に、既に、氷上制動性能が評価されたタイヤTが準備されてもよい。言い換えると、既に、直前慣らし工程での慣らし走行と試験慣らし工程での慣らし走行とがされたタイヤTが準備されてもよい。このタイヤTでは、経過期間の判定工程での、直前慣らし工程は、前回の試験慣らし工程である。この経過期間の判定工程では、前回の試験慣らし工程から経過期間が所定期間以下か否かが判定される。
最初の慣らし走行の後に更に慣らし走行がされたタイヤTでは、直前慣らし工程での走行距離は、未使用のタイヤTに比べて短くできる。未使用タイヤTに比べて、短い走行距離で、本来の氷上性能を安定的に発揮できる。この観点から、最初の慣らし走行の後に更に慣らし走行がされたタイヤTでは、この直前慣らし工程での走行距離は、好ましくは1km以上であり、更に好ましくは3km以上である。一方で、このタイヤTを繰り返し使用する観点から、この走行距離は、好ましくは50km未満であり、更に好ましくは10km以下である。
この方法では、予め、最初の慣らし走行を完了したタイヤTを準備することで、長い距離の慣らし走行を必要としない。このタイヤTでは、直前慣らし走行を含めて慣らし走行の走行距離を短くして、氷上性能を評価しうる。この方法では、特に、最初の慣らし走行を完了したタイヤTを準備することで、この評価にかかる時間を大幅に短縮できる。この方法によれば、効率よく、タイヤTの氷上性能を評価しうる。
この制動性能に代えて、氷上の駆動性能が評価されてもよい。試験装置2の氷盤路面36が所定の速度にされる。この氷盤路面36にタイヤTが所定の荷重で押圧される。タイヤTの回転速度が次第に上げられる。このときのタイヤTのスリップ率や摩擦係数μが測定されてもよい。
また、氷上の旋回性能が評価されてもよい。試験装置2の左右方向に対して、タイヤTの軸線が傾けられる。この傾けられたタイヤTが氷盤路面36に所定の荷重で押圧される。このときのタイヤTのスリップ率や摩擦係数μが測定されてもよい。
この氷上試験工程では試験装置2を用いたが、実車が用いられてもよい。タイヤTが実車に装着される。例えば、氷路面で所定の速度から停止するまでの走行距離が測定されて、タイヤTの制動性能が評価されてもよい。氷上で停止状態から所定の距離を、例えば400mの距離を走行する時間が計測されて、タイヤTの駆動性能が評価されてもよい。また、氷上で旋回走行させて旋回性能が評価されてもよい。
この直前慣らし工程及び試験慣らし工程では、アスファルト路面でタイヤTが走行させられた。アスファルト路面を走行することで、状態が変化したトレッド面の表面が容易に取り除かれる。これにより、タイヤTのトレッド面を、タイヤTの性能を評価するのに、適正な状態にしている。特に未使用のタイヤTの直前慣らし工程では、アスファルト路面での走行が好ましい。これにより、未使用のタイヤTで、本来の氷上性能を安定的に発揮できる状態にしうる。ここでは、アスファルト路面を例示したが、この直前慣らし工程及び試験慣らし工程では、タイヤTが圧雪路面を走行してもよい。圧雪路面は、雪が踏み固められて形成された路面である。圧接路面でも、状態が変化したトレッド面の表面が取り除かれる。
本明細書において正規リムとは、タイヤTが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤTが依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。本明細書において正規荷重とは、タイヤが依拠する規格において定められた荷重を意味する。JATMA規格における「最高負荷能力」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「LOAD CAPACITY」は、正規荷重である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
試験タイヤとして、表1に示されたタイヤA、B及びCが準備された。それぞれのタイヤサイズ、正規リム、正規内圧及び正規荷重が表1に示されている。
Figure 2017040528
[テスト1]
直前慣らし工程後のタイヤAが準備された。具体的には、タイヤAが実車に装着されて、その実車がアスファルト路面を走行させられた。この走行距離は100kmであり、この走行速度は、80km/hであった。この慣らし走行の後、タイヤAは、常温の室内で保管された。このタイヤAについて、この慣らし走行から4日後に、前述の試験装置で氷上性能が評価された。このタイヤAの制動性能試験がされて、最大摩擦係数μmaxが測定された。同様にして、この慣らし走行から6日後、14日後、22日後、28日後、35日後及び42日後のタイヤAで、最大摩擦係数μmaxが測定された。
更に、直前慣らし工程から52日経過後に、試験慣らし工程が実施されたタイヤAが準備された。具体的には、試験慣らし工程で、このタイヤAが実車に装着されて、その実車がアスファルト路面を走行させられた。この走行距離は10kmであり、この走行速度は、80km/hであった。このタイヤAが試験装置で制動性能試験がされた。このタイヤAの最大摩擦係数μmaxが測定された。
このタイヤAと同様にして、慣らし走行から4日後、6日後、14日後、22日後、28日後、35日後及び42日後のタイヤB及びCで、最大摩擦係数μmaxが測定された。直前慣らし工程から52日経過後に、試験慣らし工程が実施されたタイヤB及びCの最大摩擦係数μmaxが測定された。
図2には、この様にして得られた、最大摩擦係数μmaxと直前慣らし工程からの経過期間との関係が示されている。図2の丸印は、タイヤAの最大摩擦係数μmaxの値を、三角印はタイヤBの最大摩擦係数μmaxの値を、X印はタイヤCの最大摩擦係数μmaxの値を、それぞれ表している。この関係から明らかな様に、直前慣らし工程後の経過時間により、徐々に最大摩擦係数μmaxは低下している。試験慣らし工程を実施することで、直前慣らし工程直後と同等の最大摩擦係数μmaxの値が得られている。
直前慣らし工程から4日以下の評価であれば、最大摩擦係数μmaxは、直前慣らし工程直後の最大摩擦係数μmaxに対する低下をその約10%以下にされうる。直前慣らし工程から4日以下であれば、最大摩擦係数μmaxが大きく低下することがない。この試験慣らし工程の実施は、直前慣らし工程からの経過期間が長い場合において、評価結果のバラツキを抑制する効果が大きい。この観点から、直前慣らし工程から試験慣らし工程までの経過期間は、好ましくは5日以上であり、更に好ましくは7日以上である。一方で、タイヤTを適正に管理する観点から、この経過期間が好ましくは120日以下である。
図2には、直前慣らし工程から経過期間が長くなると、徐々に最大摩擦係数μmaxが低下することが示されている。これは、慣らし走行直後と、慣らし走行後長期間経過後とでは、タイヤTのトレッド面の表面状態が変化することに起因すると推定される。この表面状態の変化は、慣らし走行後の時間の経過により徐々に進行すると推定される。この観点から、試験慣らし工程から氷上試験工程までの経過期間も、4日以下であることが好ましい。
この評価方法を用いて、複数の試験タイヤの氷上性能を比較評価する場合には、それぞれの試験タイヤについて、それぞれの慣らし走行から氷上試験工程までの経過期間は、4日以下であることが好ましい。これにより、複数の試験タイヤの氷上性能が高精度に比較評価しうる。
[テスト2]
テスト1と同様にして、直前慣らし工程後のタイヤAが準備された。この慣らし走行の後、タイヤAは、常温の室内で保管された。このタイヤAについて、この慣らし走行から4日後、22日後及び42日後のタイヤAが試験装置で氷上での制動性能が評価された。
更に、直前慣らし工程から100日経過後に、試験慣らし工程が実施されたタイヤAが準備された。具体的には、このタイヤAが実車に装着されて、その実車がアスファルト路面を走行させられた。この走行速度は、80km/hであった。この走行距離は4kmとしたタイヤAと、1kmとしたタイヤAとが準備された。更に、この試験慣らし工程を実施しないタイヤAが準備された。これらのタイヤAが試験装置で氷上での制動性能が評価された。これらのタイヤAの最大摩擦係数μmaxが測定された。
図3には、この様にして得られた、最大摩擦係数μmaxと直前慣らし工程からの経過期間との関係が示されている。図3の丸印は試験慣らし工程で走行距離が4kmとされたタイヤAを示している。三角印は、試験慣らし工程での走行距離が1kmとされたタイヤAを示している。X印は、試験慣らし工程を実施しないタイヤAを表している。この関係から明らかな様に、試験慣らし工程での走行距離が4kmにされたタイヤAでは、直前慣らし工程直後と同等の最大摩擦係数μmaxの値が得られる。試験慣らし工程での走行距離が1kmにされたタイヤAの最大摩擦係数μmaxは、直前慣らし工程直後のそれに比べて低くなっており、試験慣らし工程を実施しないタイヤAの最大摩擦係数μmaxは、更に低くなっている。
[テスト3]
テスト1と同様にして、直前慣らし工程後のタイヤAが準備された。この慣らし走行の後、タイヤAは、常温の室内で保管された。この慣らし走行から2日後、4日後、12日後、22日後、28日後、34日後及び42日後のタイヤAが試験装置で氷上での制動性能が評価された。このタイヤAが、直前慣らし工程から52日後に、試験慣らし工程が実施されて、試験装置で氷上での制動性能が評価された。具体的には、このタイヤAが実車に装着されて、その実車がアスファルト路面を走行させられた。この走行速度は、80km/hであり、この走行距離は10kmであった。更に、このタイヤAが試験慣らし工程から40日後(直前慣らし工程から92日後)に、試験装置で氷上での制動性能が評価された。更に、このタイヤAが最初の試験慣らし工程から50日後(直前慣らし工程から102日後)に、2回目の試験慣らし工程が実施された。この2回目の試験慣らし工程は、最初の試験慣らし工程と同様にされた。この様にして、タイヤAについて、試験装置で氷上での制動性能が評価された。
図4には、この様にして得られた、最大摩擦係数μmaxと直前慣らし工程からの経過期間との関係が示されている。図4に示されるように、最初の試験慣らし工程後の最大摩擦系μmaxに対して、2回目の試験慣らし工程後の最大摩擦系μmaxが大きくなっている。試験慣らし工程を繰り返すことで、最大摩擦係数μmaxが徐々に大きくなる傾向がある。特に、試験慣らし工程の走行距離が長くなると、その傾向が大きくなる。摩擦係数μmaxが徐々に大きくなることは、評価のバラツキの要因となる。この観点から、試験慣らし工程の走行距離は短くされることが好ましい。
[テスト4]
テスト3と同様にして、このタイヤAが、直前慣らし工程から50日後に、試験慣らし工程が実施されて、試験装置で氷上での制動性能が評価された。次に、このタイヤAが最初の試験慣らし工程から50日後に、2回目の試験慣らし工程が実施されて、氷上での制動性能が評価された。そして、その後も同様に50日経過後に、3回目の試験慣らし工程が実施されて、氷上での制動性能が評価された。更にその後も同様に50日経過後に、4回目の試験慣らし工程が実施されて、氷上での制動性能が評価された。
図5には、この様にして得られた、最大摩擦係数μmaxと試験慣らし工程の繰り返し回数との関係が示されている。図5の丸印は、1回目から4回目までの試験慣らし工程の走行距離が4kmにされた最大摩擦係数μmaxを表している。三角印は、1回目から4回目までの試験慣らし工程の走行距離が10kmにされた最大摩擦係数μmaxを表している。X印は、1回目から4回目までの試験慣らし工程の走行距離が50kmにされた最大摩擦係数μmaxを表している。
図5に示されるように、試験慣らし工程の走行距離が長くなると、試験慣らし工程を繰り返すことで、最大摩擦係数μmaxが徐々に大きくなっている。試験慣らし工程を繰り返すことによる、評価にバラツキが生じる。この観点から、試験慣らし工程の走行距離は、好ましくは10km未満であり、更に好ましくは8km以下であり、特に好ましくは6km以下である。一方で、この走行距離が短すぎると、タイヤの本来の氷上性能を評価し得ない。この観点から、この走行距離は、好ましくは、2km以上であり、更に好ましくは3km以上であり、特に好ましくは4km以上である。
本発明に係るタイヤの氷上制動性能の評価方法は、あらゆるタイヤの氷上での制動性能の評価に適用されうる。
2・・・試験装置
4・・・架台
6・・・タイヤ支持装置
8・・・駆動ドラム
10・・・ドラム支持装置
12・・・回転軸
14・・・駆動装置
16・・・昇降装置
18・・・移動装置
20・・・ロードセル
22・・・開口
24・・・底板
26・・・鍔部
28・・・回転軸
30・・・軸受
32・・・駆動装置
34・・・氷盤
36・・・路面

Claims (10)

  1. 直前慣らし工程、経過期間判定工程、試験慣らし工程及び氷上試験工程を備えており、
    上記直前慣らし工程では試験タイヤが路面を走行させられており、
    上記経過期間判定工程では、上記直前慣らし工程からの経過期間が所定期間以下であるか否かが判定されており、
    上記試験慣らし工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間を越えていると判定された上記試験タイヤが、路面を走行させられており、
    上記氷上試験工程では、上記直前慣らし工程からの上記経過期間が上記所定期間以下であると判定された上記試験タイヤ、又は上記試験慣らし工程後の上記試験タイヤが、氷路面を走行させられており、
    上記試験タイヤの氷上性能が評価されているタイヤの氷上性能評価方法。
  2. 上記直前慣らし工程での走行が上記試験タイヤの最初の慣らし走行であって、
    上記試験慣らし工程での走行距離が上記直前慣らし工程の走行距離より短くされている請求項1に記載の評価方法。
  3. 上記直前慣らし工程での上記走行距離が50km以上400km以下である請求項2に記載の評価方法。
  4. 上記直前慣らし工程での走行が上記試験タイヤの2回目以降の慣らし走行であって、
    上記直前慣らし工程の上記走行距離が1km以上50km未満である請求項1に記載の評価方法。
  5. 上記試験慣らし工程の上記走行距離が1km以上50km未満である請求項1から4のいずれかに記載の評価方法。
  6. 上記試験慣らし工程の上記走行距離が3km以上10km以下である請求項5に記載の評価方法。
  7. 上記経過期間判定工程における上記所定期間が20日以下である請求項1から6のいずれかに記載の評価方法。
  8. 上記所定期間が15日以下である請求項7に記載の評価方法。
  9. 上記直前慣らし工程での走行が上記試験タイヤの最初の慣らし走行であって、
    上記直前慣らし工程の上記路面がアスファルト路面である請求項1から8のいずれかに記載の評価方法。
  10. 上記直前慣らし工程での走行が上記試験タイヤの2回目以降の慣らし走行であって、
    上記直前慣らし工程の上記路面及び上記試験慣らし工程の上記路面がアスファルト路面及び圧雪路面のいずれかである請求項1から8のいずれかに記載の評価方法。
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