JP2017039388A - オープニングトリムウエザストリップ - Google Patents

オープニングトリムウエザストリップ Download PDF

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Abstract

【課題】ドア閉時のドア閉力を減少させて、シール面圧を確保して、シール性が確保できる自動車用オープニングトリムウエザストリップを提供する。【課題を解決するための手段】オープニングトリムウエザストリップ10は、取付基部20と中空シール部30を有する。中空シール部30は、第1中空部31と第2中空部36に分割して形成される。第1中空部31は、取付基部20の車外側側壁21の開口端から車外側方向で且つ車体開口部周縁の内周側方向に斜めに延設される第1外周側壁32と、中空シール部連結壁35と、第1内周側壁33と、取付基部20の車外側側壁21から形成される。第2中空部36は、第2外周側壁37と第2内周側壁38から形成される。第1外周側壁32と第2外周側壁37の接続部は中空シール部屈曲部34を形成し、中空シール部屈曲部34は、第2中空部36の先端部よりも車体開口部周縁6の内周側方向に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車ドアと車体開口部周縁との間をシールする自動車用のオープニングトリムウエザストリップに関するものである。
従来、図3に示すように、自動車のドアと車体開口部周縁との間のシールは、ドアのドアフレーム2の内周のチャンネル(図示せず)に取付けられるガラスラン(図示せず)と、車体開口部周縁6の開口付近に取り付けられたドアウエザストリップ(図示せず)と、車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられた後述するオープニングトリムウエザストリップ110とによりなされる。
図3及び図4に示すように、オープニングトリムウエザストリップ110は、1本の押出成形で成形され、接続部111で環状に接続され、車体の車体開口部周縁6のほぼ全周に取付けられて、ドアを閉めると、ドアフレーム2又はドアパネルの外周に当接してシールする。図5に示すように、車体開口部周縁6にはフランジ7が設けられ、フランジ7にオープニングトリムウエザストリップ110が取付けられ、フランジ7は、インナーパネル8とアウターパネル9の先端が溶接により固着されて形成されている。
オープニングトリムウエザストリップ110は、図5に示すように、中空シール部130と断面略U字形の取付基部(トリム部)120を有し、取付基部(トリム部)120により上記のフランジ7に取付けられる。このトリム部120は、車外側側壁121、車内側側壁122及び底壁123から形成された断面略U字形に形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
図5に示すように、車外側側壁121及び車内側側壁122の断面略U字形のそれぞれの内面には、フランジ7を把持するために、車外側保持リップ124と車内側保持リップ125が形成されている。フランジ7がトリム部120に挿入されると、車外側保持リップ124と車内側保持リップ125の先端が撓んで、フランジ7のそれぞれの側面に圧接されてフランジ7を保持し、オープニングトリムウエザストリップ110を取付けることができる。ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2aが中空シール部130に当接してシールしている。
また、図6に示すように、トリム部220をフランジ7に取付けて、中空シール部230を中空根元部234と中空延出部235の2個の中空部を形成したオープニングトリムウエザストリップ210がある(例えば、特許文献2参照。)。この場合は、中空シール部230の中空根元部234のシール壁に屈曲部236、236を設けて、ドア閉力の低下とシール性の確保をしようとするものがある。
しかしながら、ドアと車体開口部周縁6の間が狭いスイングドアでは、中空延出部235を押し倒すことなく中空根元部234と中空延出部235との全体を押し潰すシール構造とすると、ドアと車体開口部周縁6の間の寸法のばらつきによっては、中空シール部230の側壁が3重に重なり合って変形の底づきが発生することにより、ドアの閉荷重が急激に上昇してしまう。
特開2011−189880号公報 特開2005−119350号公報
このため、本発明はドア閉時のドア閉力を減少させて、シール面圧を確保して、シール性が確保できる自動車用オープニングトリムウエザストリップを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車の車体開口部周縁に形成されたフランジに取付けられ自動車ドアと車体開口部周縁との間をシールするオープニングトリムウエザストリップにおいて、
オープニングトリムウエザストリップは、フランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周に当接して自動車ドアと車体開口部周縁との間をシールする中空シール部を有し、
中空シール部は、中空シール部連結壁により取付基部から延設される第1中空部とドアフレーム又はドアパネルに当接する第2中空部に分割して形成され、
第1中空部は、取付基部の車外側側壁の開口端から車外側方向で、且つ車体開口部周縁の内周側方向に斜めに延設される第1外周側壁と、第1外周側壁の延長方向に延設される中空シール部連結壁と、取付基部の車外側側壁の底壁側から中空シール部連結壁の先端に接続される第1内周側壁と、取付基部の車外側側壁から形成され、
第2中空部は、第1外周側壁と中空シール部連結壁の接続部から車体開口部周縁の外周側に延設される第2外周側壁と、第1内周側壁と中空シール部連結壁の接続部から第2外周側壁に対して内周側方向に位置するように形成される第2内周側壁から形成され、第2外周側壁と第2内周側壁の先端は接続され、第2中空部の先端部を形成し、
第1外周側壁と第2外周側壁の接続部は中空シール部屈曲部を形成し、中空シール部屈曲部の外面は、第2中空部の先端部よりも車体開口部周縁の内周側方向に位置するように形成されていることを特徴とするオープニングトリムウエザストリップである。
請求項1の本発明では、フランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周に当接して自動車ドアと車体開口部周縁との間をシールする中空シール部を有する。このため、取付基部がフランジに取付けられると、中空シール部がドアフレーム又はドアパネルの外周に当接してドアフレーム又はドアパネルの外周と車体開口部周縁との間をシールすることができる。中空シール部は、中空状に形成されたため、ドアの組付けのバラツキがあっても確実にドアフレーム膨出部の広い部分に柔軟に当接して、シール性を確保することができる。
中空シール部は、中空シール部連結壁により取付基部から延設される第1中空部とドアフレーム又はドアパネルの外周に当接する第2中空部に分割して形成される。このため、第1中空部と第2中空部を異なる変形剛性とすることができ、第2中空部がドアフレーム又はドアパネルの外周に所定の面圧で当接して、シール性を確保することができる。
第1中空部は、取付基部の車外側側壁の開口端から車外側方向で、且つ車体開口部周縁の内周側方向に斜めに延設される第1外周側壁と、第1外周側壁の延長方向に延設される中空シール部連結壁と、取付基部の車外側側壁の底壁側から中空シール部連結壁の先端に接続される第1内周側壁と、取付基部の車外側側壁から形成される。このため、ドアフレーム又はドアパネルが当接したときに、第1中空部の第1外周側壁と中空シール部連結壁との接続部は、車外側側壁接続面から離れた位置にあるため、容易に撓むことができ、ドア閉力を低減することができる。
第2中空部は、第1外周側壁と中空シール部連結壁の接続部から車体開口部周縁の外周側に延設される第2外周側壁と、第1内周側壁と中空シール部連結壁の接続部から第2外周側壁に対して内周側方向に位置するように形成される第2内周側壁から形成され、第2外周側壁と第2内周側壁の先端は接続され、第2中空部の先端部を形成する。このため、ドアフレーム又はドアパネルが当接したときに、第2中空部が変形耐力を有して、シール面圧を確保して、シール性を向上させることができる。
第1外周側壁と第2外周側壁の接続部は中空シール部屈曲部を形成し、中空シール部屈曲部は、第2中空部の先端部よりも車体開口部周縁の内周側方向に位置するように形成されている。このため、中空シール部は、ドア閉時に中空シール部屈曲部で屈曲して、ドア閉力を低減して、第2中空部の先端がドアフレーム又はドアパネルに線シール的に当接して、シール性を向上させることができる。
請求項2の本発明は、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルが、中空シール部と当接したときの自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、第1外周側壁と車外側側壁の接続面との間の距離は、第1外周側壁、第2外周側壁及び第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2〜2.5倍の大きさに形成されたオープニングトリムウエザストリップである。
請求項2の本発明では、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルが、中空シール部と当接したときの自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、第1外周側壁と車外側側壁の接続面との間の距離は、第1外周側壁、第2外周側壁及び第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2〜2.5倍の大きさに形成された。
このため、ドア閉時に、ドアフレーム又はドアパネルと車体開口部周縁のフランジに取付けられる車外側側壁との間に挟持される第1外周側壁、第2外周側壁及び第2内周側壁の肉厚の合計が車外側側壁とドアフレーム又はドアパネルの間の隙間よりも大きくなり、ドア閉力を急激に増大させることがない。
ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と車外側側壁との間の距離がそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2倍よりも小さい場合には、ドアフレーム又はドアパネルと車体開口部周縁の組みつけのばらつき等により、ドア閉力を増大させる恐れがある。ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と車外側側壁との間の距離がそれぞれの壁の肉厚の合計の2.5倍よりも大きい場合には、ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端に第2中空部の先端部が当接するときのシール面圧が小さく、シール性が低下する。
請求項3の本発明は、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周が、中空シール部と当接したときの自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、中空シール部屈曲部との間の距離は、第2外周側壁及び第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計よりも大きく形成されたオープニングトリムウエザストリップである。
請求項3の本発明では、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルが、中空シール部と当接したときの自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、中空シール部屈曲部の外面との間の距離は、第2外周側壁及び第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計よりも大きく形成された。このため、ドア閉時に、ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と第1外周側壁との間に挟持される第2外周側壁及び第2内周側壁の肉厚の合計がドアフレーム又はドアパネルの寸法のばらつきを考慮しても、第1外周側壁の撓んだときの中空シール部屈曲部の位置とドアフレーム又はドアパネルの外周の先端との間の寸法よりも小さくなり、ドア閉力を増大させることがない。
請求項4の本発明は、中空シール部連結壁と第1外周側壁の壁の長さの比は、1:1.57〜1.82であるオープニングトリムウエザストリップである。
請求項4の本発明では、中空シール部連結壁と第1外周側壁の壁の長さの比は、1:1.57〜1.82であるため、ドア閉時に、第1中空部の第1外周側壁が容易に変形して、ドア閉力を増大させることがない。また、第2中空部と第1中空部を接続している中空シール部連結壁が狭小であるため、第2中空部は、回動変形が容易である。1:1.57未満の場合には、中空シール部連結壁が長いため、第2中空部は回動変形を起こしにくく、第2中空部を押し潰す変形により、第2中空部の変形荷重が大きくなり、ドア閉力が増大し、1:1.82を超える場合には第2中空部の変形は、回転変形ではなく、長手方向の途中での屈曲変形となり、変形荷重は大きくなり、第2中空部の先端部とドアフレーム又はドアパネルとの間のシール性が低下する。
請求項5の本発明は、第2外周側壁の最外面と第2内周側壁の最外面との間の距離と、第2中空部の中空シール部連結壁の上面から第2中空部の先端までの距離との間の距離の比は、1:1.3〜1.8であるオープニングトリムウエザストリップである。
請求項5の本発明では、第2外周側壁の最外面と第2内周側壁の最外面との間の距離と、第2中空部の中空シール部連結壁の上面から第2中空部の先端までの距離との間の距離の比は、1:1.3〜1.8である。このため、第2中空部の剛性を確保して、ドア閉時に、ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と第2中空部の先端部が線シール的に当接してシールすることができる。また、中空シール部が縦長に形成され、第2中空部と第1中空部31を接続している中空シール部連結壁が狭小であるため、第2中空部は、回動変形が容易である。
上記の距離の比は、1:1.3未満の場合には、中空シール部が縦長でなく、第2中空部の変形は、回転変形ではなく、長手方向の途中での屈曲変形となり、変形荷重は大きくなり、ドア閉力が増大し、1:1.8を超える場合には、第2中空部の変形は、回転変形ではなく、長手方向の途中での屈曲変形となり、変形荷重は大きくなり、第2中空部の先端部とドアフレーム又はドアパネルとの間のシール性が低下する。
請求項6の本発明は、第2外周側壁は、第2中空部の外方に円弧状に湾曲して形成されたオープニングトリムウエザストリップである。
請求項6の本発明では、第2外周側壁は、第2中空部の外方に円弧状に湾曲して形成されたため、ドア閉時に、ドアフレーム又はドアパネルの外周の先端が第2中空部を押圧するときに、押圧の初めの段階の荷重の急激な増大を防止することができる。
請求項7の本発明は、第2内周側壁は、第2中空部の先端付近に第2内周側壁の他の部分の肉厚よりも厚く形成されたオープニングトリムウエザストリップである。
請求項7の本発明では、第2内周側壁は、第2中空部の先端付近に第2内周側壁の他の部分の肉厚よりも厚く形成されたため、ドアフレーム又はドアパネルが第2中空部を押圧するときに、第2内周側壁の変形を防止して、ドア閉時に、ドアフレーム又はドアパネルと第2中空部の先端部が線シール的に当接して、シール面圧を向上させることができ、シールすることができる。
請求項8の本発明は、取付基部は、車外側側壁、車内側側壁及び底壁から構成される断面略U字形に形成されたオープニングトリムウエザストリップである。
請求項8の本発明では、取付基部は、車外側側壁、車内側側壁及び底壁から構成される断面略U字形に形成されたため、フランジを断面略U字形の内部で保持して、車外側側壁と車内側側壁の内部に形成された車外側保持リップと車内側保持リップとで強固に挟持することができる。
第1中空部は、取付基部の車外側側壁の開口端から車外側方向で且つ車体開口部周縁の中心方向に斜めに延設される第1外周側壁を有するため、ドアフレーム又はドアパネルが当接したときに、第1中空部の第1外周側壁と中空シール部連結壁との接続部は、車外側側壁接続面から離れた位置にあるため、容易に撓むことができ、ドア閉力を低減することができる。
第1外周側壁と第2外周側壁の接続部は中空シール部屈曲部を形成し、中空シール部屈曲部は、第2中空部の先端部よりもフランジの先端側に位置するように形成されているため、中空シール部は、ドア閉時に中空シール部屈曲部で屈曲して、ドア閉力を低減して、第2中空部の先端部がドアフレーム又はドアパネルに線シール的に当接して、シール性を向上させることができる。
本発明の実施の形態であるオープニングトリムウエザストリップをフランジに取付けた状態の断面図であり、図4におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるオープニングトリムウエザストリップをフランジに取付けた状態の断面図であり、図1における寸法関係を示す断面図である。 自動車のドアを開いた状態における後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態であるドアオープニングトリムウエザストリップの正面図である。 従来のドアオープニングトリムウエザストリップを自動車の開口部周縁に取付けた状態における断面図である。 従来の他のドアオープニングトリムウエザストリップを自動車の開口部周縁に取付けた状態における断面図である。
本発明の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明する。
図3に示すように、自動車の車体1は、ドア開口部を有し、そのドア開口部は、開閉部材であるドアにより開閉される。ドア開口部の周囲は、車体開口部周縁6を形成し、車体開口部周縁6には、車体1を構成するアウターパネル9とインナーパネル8等の先端が溶接されたフランジ7(図1参照)を備えている。フランジ7は、車体1の車体開口部周縁6の部位により、溶接されるパネルの数が2枚〜8枚程度まで変化する。
このドアと車体開口部周縁6との間のシールは、ドアのチャンネルに取り付けられ、ドアガラス5とドアフレーム2の内周との間をシールするガラスラン(図示せず)と、車体開口部周縁6の開口側をシールする開口部ウエザストリップ(図示せず)と、フランジ7取り付けられ、開口部ウエザストリップよりも車内側をシールするオープニングトリムウエザストリップ10により行われる。
本発明は、このオープニングトリムウエザストリップ10に関するものである。オープニングトリムウエザストリップ10は、押出成形により直線状に成形される。この直線状に形成された1本のオープニングトリムウエザストリップ10は、図4に示すように、車体開口部周縁6の形状に沿って、環状となるようにフランジ7に装着される。
装着は、オープニングトリムウエザストリップ10の一方の端末から順次、フランジ7に装着され装着が完了すると、他方の端末が一方の端末と接合することとなる。この端末は、接続部11により型接合されて環状に形成されていてもよい。
また、オープニングトリムウエザストリップ10の端末同士を装着前に接着剤で接着して環状にしてもよい。
オープニングトリムウエザストリップ10は、図1及び図2に示すように、フランジ7に取付けられる、断面略U字形のトリム部(取付基部)20と、トリム部20から一体的に形成され、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2aに当接して、ドアと車体開口部周縁6との間をシールするシール部である中空状の中空シール部30を有する。
本発明の実施の形態をドアフレーム2に当接するオープニングトリムウエザストリップ10を例にとり説明する。
本発明は、トリム部20の車外側側壁21の外面に、中空シール部30が一体的に設けられている。中空シール部30については後述する。
図1及び図2において、図1に示す左側方向は車内側方向であり、図1の右側方向が車外側方向である。図1の上方向は、車体開口部周縁6の外周側方向であり、図1の下方向は、車体開口部周縁6の内周側方向である。車体開口部周縁6の外周側方向とは、図3に示す車体の開口部である車体開口部周縁6の開口部の中心から反対方向であり、車体開口部周縁6の内周側方向とは、車体開口部周縁6の開口部の中心方向である。車体開口部周縁6に形成されたフランジ7は、開口部の中心方向を向いているため、フランジ7の先端方向が内周側方向であり、フランジ7の根元方向が外周側方向である。
車体の車体開口部周縁6の位置により、外周側方向と内周側方向は、上下左右の方向が異なる。車体開口部周縁6の上部では、外周側方向は、上方向であり、内周側方向は、下方向である。車体開口部周縁6の下部では、外周側方向は、下方向であり、内周側方向は、上方向である。
取付基部であるトリム部20は、車外側側壁21、車内側側壁22と底壁23からなり、断面略U字形に形成されている。トリム部20の内部には、フランジ7を把持する強度を増加させるために、インサート部材27が埋設されている。インサート部材27は、板金や硬質樹脂で形成され、コーナー部に取付けられるときの柔軟性を確保するため、梯子状や、魚の骨状、ジグザグ状等に形成されている。トリム部20はソリッド材又は微発泡材で形成されている。
車外側側壁21と車内側側壁22の内面にはそれぞれ長手方向に延設され、フランジ7を挟持する車外側保持リップ24と車内側保持リップ25が形成される。このため、車外側保持リップ24と車内側保持リップ25のそれぞれの先端がフランジ7の両側の側面にそれぞれ当接して、フランジ7を強固に保持する。このため、トリム部20が倒れることがなく、中空シール部30がドアフレーム2に確実に当接して、シール性を確保することができる。
本実施の形態における車内側保持リップ25は、1本で長く形成されている。このため、車内側保持リップ25により、フランジ7の肉厚が変化しても、車内側保持リップ25が撓んで、フランジ7が車外側側壁21側に押圧されて、フランジ7を安定して保持することができる。車内側保持リップ25の先端は底壁23方向に屈曲して形成され、フランジ7を保持しやすくされている。
本実施の形態における車外側保持リップ24は、押出成形後では、1本短く形成され、車内側保持リップ25は、長く1本で断面略U字形の内部に斜め方向に突出形成されている。このため、フランジ7は車外側側壁21の内面側に位置して、車外側保持リップ24で保持されている。また、フランジ7の凹凸や曲がりに対しても確実に追従しフランジ7に当接し、シール性を確保することができる。
車内側側壁22と底壁23の連続部分から車内方向にカバーリップ28が延設され、車内に取付けられたガーニッシュ40の先端を覆っている。
車外側側壁21の先端に、フランジ7と当接する車外側シールリップ26が設けられている。このため、図1に示すように、トリム部20をフランジ7に取付けると、車外側シールリップ26がフランジ7の根元部分に当接して、アウターパネル9と車外側側壁21の隙間を塞ぎ、アウターパネル9を伝わって流入した雨水が、車外側側壁21との間から車室内に進入することを防止できる。
次に、シール部である中空シール部30について、図1と図2に基づき本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態において、中空シール部30は、2つの中空部から形成され、中空シール部30は、中空シール部連結壁35によりトリム部20から延設される第1中空部31とドアフレーム2又はドアパネルの外周に当接する第2中空部36に分割して形成される。
中空シール部30は比重が0.5〜0.7のスポンジ材で形成することが好ましい。この場合には、中空シール部30は柔軟性を有して、自動車ドアのドアフレーム2の変化に応じて当接することができ、ドアフレーム2との間のシール性を確保することができる。さらに、オープニングトリムウエザストリップ10の全体の重量を軽減して、自動車の軽量化に貢献することができる。
第1中空部31と第2中空部36を異なる断面形状に形成して、第1中空部31と第2中空部36を異なる変形剛性とすることができる。このため、第1中空部31を撓みやすくして、後述する第2中空部36の先端部36aがドアフレーム2又はドアパネルの外周に線シール的に所定の面圧で当接して、シール性を確保することができる。
第1中空部31は、トリム部20の車外側側壁21の断面略U字形の開口端から車外側方向で且つ車体開口部周縁6の内周側方向(図1における左側下方斜めの方向)に斜めに延設される第1外周側壁32と、第1外周側壁32の延長方向に延設される中空シール部連結壁35と、トリム部20の車外側側壁21の底壁側から中空シール部連結壁35の先端に接続される第1内周側壁33と、トリム部20の車外側側壁21から形成される。第1外周側壁32は、車外側側壁21の車外側側壁延出部21bの先端の車外側側壁接続面21aから延設されている。
本実施の形態では、第1内周側壁33は、車外側側壁21から延設される第1内周側壁保持部33aと、第1内周側壁保持部33aから延設される第1内周側壁本体部33bを有している。第1内周側壁本体部33bの外面には、ソリッド材で形成される第1内周側壁表皮層33cが設けられている。このため、表面が円滑で見栄えが向上されている。
第1内周側壁保持部33aは、車外側側壁21と同様にソリッド材から形成され、第1内周側壁本体部33bはスポンジ材から形成されている。第1内周側壁保持部33aが、第1内周側壁本体部33bと第1内周側壁接続面33dで接続している。第1内周側壁保持部33aは、内周側方向に階段状に屈曲して形成されている。
第2中空部36は、第1外周側壁32と中空シール部連結壁35の接続部である中空シール部屈曲部34から車体開口部周縁6の外周側に延設される第2外周側壁37と、第1内周側壁33と中空シール部連結壁35の接続部から第2外周側壁に対して内周側方向に位置するように形成される第2内周側壁38から形成されている。
第2外周側壁37と第2内周側壁38の先端は接続され、第2中空部36の先端部36aを形成している。第2外周側壁37と第2内周側壁38は、円弧状に形成されているため、第2中空部36は、断面形状が楕円形に形成されている。このため、ドアフレーム2又はドアパネルが第2中空部36の先端部36aに当接したときに、第2中空部36が変形耐力を有して、先端部36aが線シール的に当接して、シール面圧を確保して、シール性を向上させることができる。
円弧状に形成された第1外周側壁32と中空シール部連結壁35は連続して、第1中空部31は断面形状が略三角形状をなしている。ドアフレーム2又はドアパネルがオープニングトリムウエザストリップ10と当接したときに、第1中空部31の第1外周側壁32と中空シール部連結壁35の接続部である中空シール部屈曲部34は、第2中空部36の第2外周側壁37により押し込まれる。
この時、中空シール部屈曲部34は、第1外周側壁32の変形を拘束する車外側側壁接続面21aから離れた位置にあるため、容易に変形移動することが可能であり、ドア閉力の低減に寄与する。
また、第1外周側壁32は、車外側側壁接続面21aから中空シール部屈曲部34までの間に折り返し部が形成されていないため、中空シール部30が大変形した場合にも、各側壁の重なりによる底づき現象が発生するまでの余裕代が大きい。
また、第2外周側壁37は、第2中空部36の外周側方向に円弧状に湾曲して形成されているため、ドア閉時に、ドアフレーム2又はドアパネルが第2中空部36を押圧するときに、第2外周側壁37自体の形状を維持しつつ中空シール部屈曲部34を押し込んでいくため、押圧の初めの段階における第2中空部36の転び挙動又は回動による変形となり、ドア閉力の上昇を抑制することができる。
第2内周側壁38は、第2中空部36の先端部36a付近に第2内周側壁38の他の部分の肉厚よりも厚く形成された厚肉部38aを形成することが好ましい。この場合には、ドアフレーム2又はドアパネルが第2中空部36を押圧するときに、第2内周側壁38の変形を防止して、ドア閉時に、ドアフレーム2又はドアパネルに第2中空部36の先端部36aが当接するときに、シール面圧を向上させて、線シール的に当接してシールすることができる。
第1外周側壁32と第2外周側壁37の接続部は、中空シール部屈曲部34を形成し、中空シール部屈曲部34の外面は、第2中空部36の先端部36aよりも車体開口部周縁6の内周側方向に位置するように形成されている。すなわち、図1において、中空シール部屈曲部34は、第2中空部36の先端部36aよりも下方に位置している。
このため、中空シール部30は、ドア閉時にドアフレーム2又はドアパネルが第2中空部36の先端部36aに当接したときに、第2中空部36が中空シール部屈曲部34で屈曲して、容易に撓むことができ、ドア閉力を低減することができる。また、第2中空部36の先端部36aがドアフレーム2又はドアパネルに線シール的に当接して、シール性を向上させることができる。
自動車ドアのドア閉時において、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周が、中空シール部30と当接したときの自動車ドアのドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周の先端と、第1外周側壁32と車外側側壁21の車外側側壁接続面21aとの間の距離(図2においてAで示す距離)は、第1外周側壁32、第2外周側壁37及び第2内周側壁38のそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2〜2.5倍の大きさに形成することが好ましい。
この場合は、ドア閉時に、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周と車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられた車外側側壁21との間に挟持される第1外周側壁32、第2外周側壁37及び第2内周側壁38が、ドア閉力を増大させることがない。
ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周の先端と車外側側壁接続面21aとの間の距離(図2においてAで示す距離)がそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2倍よりも小さい場合には、ドアフレーム2又はドアパネルと車体開口部周縁6のフランジ7と組みつけのばらつき等により、ドア閉力を急激に増大させる恐れがある。
ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周の先端と車外側側壁接続面21aとの間の距離がそれぞれの壁の肉厚の合計の2.5倍よりも大きい場合には、ドアフレーム2又はドアパネルの外周の先端に第2中空部先端部36aが当接するときのシール面圧が小さく、シール性が低下する。
ドア閉時に、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周が、中空シール部30と当接したときのドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周の先端と、中空シール部屈曲部34の外面との間の距離(図2においてBで示す距離)は、第2外周側壁37及び第2内周側壁38のそれぞれの壁の肉厚の合計よりも大きく形成されることが好ましい。この場合には、ドア閉時に、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルと第1外周側壁32との間に挟持される第2外周側壁37及び第2内周側壁38が、ドア閉力の急激な増大を抑制する。
中空シール部連結壁35の壁の長さ(図2においてCで示す距離)と、第1外周側壁32の壁の長さ(図2においてDで示す距離)の比は、1:1.57〜1.82であることが好ましい。この場合には、ドア閉時に、ドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周の先端が中空シール部30と当接したときに、中空シール部屈曲部34と車外側側壁接続面21aとの距離が長いため、中空シール部屈曲部34の押し込み変形を容易にし、さらに、中空シール部連結壁35の長さを短くすることで第2中空部36を転び易くすることができ、2つの相乗効果でドア閉力を抑制することができる。
第2外周側壁37の最外面と第2内周側壁38の最外面との間の距離(図2においてFで示す距離)と、第2中空部36の中空シール部連結壁35の上面から第2中空部36の先端部36aまでの距離(図2においてEで示す距離)との比は、1:1.3〜1.8であることが好ましい。
この場合には、第2中空部36の剛性を確保して、ドア閉時に、ドアフレーム2のドアフレーム膨出部2a又はドアパネルの外周と第2中空部36が線シール的に当接してシールすることができる。上記の距離の比は、1:1.3よりも小さい場合には、転び変形しにくくなるため、ドアフレーム2又はドアパネルにより第2中空部36が潰れ変形しやすく、中空シール部30の全体の潰れ変形により、ドア閉力の増大のみならず、シール性が低下して、1:1.8よりも大きい場合には、第2中空部36自体が屈曲変形しやすくなり、ドア閉力の増加やシール性の低下が引き起こされる。
次に、オープニングトリムウエザストリップ10の製造方法を説明する。
このオープニングトリムウエザストリップ10は、押出成形により成形され、トリム部20を構成するソリッドゴム又は微発泡材、インサート部材27と中空シール部30を構成するスポンジゴムを押出成形機で一体に押出すことができる。
その後、通常の方法により加硫を行い、その後、1本分の所定長さに切断される。
2 ドアフレーム
7 フランジ
10 ドアオープニングトリムウエザストリップ
20 トリム部(取付基部)
21 車外側側壁
21a 接続面
30 中空シール部
31 第1中空シール部
32 第1外周側壁
33 第1内周側壁
34 中空シール部屈曲部
35 中空シール部連結壁
36 第2中空部
37 第2外周側壁
38 第2内周側壁

Claims (8)

  1. 自動車の車体開口部周縁を囲むように形成されたフランジに取付けられ自動車ドアと車体開口部周縁との間をシールするオープニングトリムウエザストリップにおいて、
    該オープニングトリムウエザストリップは、上記フランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に設けられ、自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルに当接して上記自動車ドアと上記車体開口部周縁との間をシールする中空シール部を有し、
    上記中空シール部は、中空シール部連結壁により上記取付基部から延設される第1中空部と上記ドアフレーム又はドアパネルの外周に当接する第2中空部に分割して形成され、
    上記第1中空部は、上記取付基部の車外側側壁の開口端から車外側方向で、且つ上記車体開口部周縁の内周側方向に斜めに延設される第1外周側壁と、該第1外周側壁の延長方向に延設される上記中空シール部連結壁と、上記取付基部の車外側側壁の底壁側から上記中空シール部連結壁の先端に接続される第1内周側壁と、上記取付基部の車外側側壁から形成され、
    上記第2中空部は、上記第1外周側壁と上記中空シール部連結壁の接続部から上記車体開口部周縁の外周側に延設される第2外周側壁と、上記第1内周側壁と上記中空シール部連結壁の接続部から上記第2外周側壁に対して内周側方向に位置するように形成される第2内周側壁から形成され、上記第2外周側壁と上記第2内周側壁の先端は接続され、上記第2中空部の先端部を形成し、
    上記第1外周側壁と上記第2外周側壁の接続部は中空シール部屈曲部を形成し、該中空シール部屈曲部の外面は、上記第2中空部の先端部よりも上記車体開口部周縁の内周側方向に位置するように形成されていることを特徴とするオープニングトリムウエザストリップ。
  2. 上記自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルが、上記中空シール部と当接したときの上記自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、上記第1外周側壁と上記車外側側壁の接続面との間の距離は、上記第1外周側壁、上記第2外周側壁及び上記第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計の1.2〜2.5倍の大きさに形成された請求項1に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  3. 上記自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周が、上記中空シール部と当接したときの上記自動車ドアのドアフレーム又はドアパネルの外周の先端と、上記中空シール部屈曲部の外面との間の距離は、上記第2外周側壁及び上記第2内周側壁のそれぞれの壁の肉厚の合計よりも大きく形成された請求項1又は請求項2に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  4. 上記中空シール部連結壁と上記第1外周側壁の壁の長さの比は、1:1.57〜1.82である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  5. 上記第2外周側壁の最外面と上記第2内周側壁の最外面との間の距離と上記第2中空部の上記中空シール部連結壁の上面から上記第2中空部の先端までの距離の比は、1:1.3〜1.8である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  6. 上記第2外周側壁は、上記第2中空部の外方に円弧状に湾曲して形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  7. 上記第2内周側壁は、上記第2中空部の先端付近に上記第2内周側壁の他の部分の肉厚よりも厚く形成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
  8. 上記取付基部は、車外側側壁、車内側側壁及び底壁から構成される断面略U字形に形成された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のオープニングトリムウエザストリップ。
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