JP2017038700A - 消化器管内観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】観察対象とする消化器内壁に係留することが可能な、生体情報を取得する消化器内観察装置を提供する。【解決手段】消化器内観察装置は、消化器官内壁に係留させる係留部と、係留部と機械的に接続され生体情報を取得するセンサと、係留部及びセンサを内蔵したカプセルと、を備える。係留部は、消化器官内壁の一部を把持するクリップ11を有してもよい。係留部は、消化器官が分泌する消化液で溶解する樹脂を用いて伸張動作を規制した螺旋バネ及び前記螺旋バネの先端部に配置された円筒状の押出し部12をさらに有し、クリップは、押出し部の中空部分に配置され、樹脂が溶解して生じる螺旋バネの伸張動作に応じて押出し部が押し出されてクリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持してもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、消化器管内観察装置に関する。
近年、被検者の消化器管内を観察し生体情報を収集する方法として、撮像機能とセンサ機能を有したカプセル型内視鏡が用いられている。カプセル型内視鏡は、被検者が嚥下した後、被検者の生体から自然排出されるまでの間、通過した消化器官内をその蠕動運動に伴って移動し、撮像機能を用いて順次消化器官内を撮像する構成を有する。
関連技術に係るカプセル型内視鏡では、被検者によって飲み込まれ、被検者の消化器内の移動による観察期間に収集した生体情報は、無線通信などの無線機能を介した送信手段や当該カプセル型内視鏡が有するメモリにより取得することができる。観察後は、取得した生体情報をディスプレイに表示し、又は解析装置で診断を行うことができる(例えば特許文献1を参照。)。
特表2008−503310号公報
また、関連技術に係るカプセル型内視鏡では、体外の遠隔制御システムによって任意の位置に移動、回転及び停止できるように永久磁石が搭載されている。外部からの磁力の磁気作用により、カプセル型内視鏡に搭載された永久磁石を磁気誘導することで、被検体の生体データを正確に取得することができる。
しかし、体外の外部装置からの磁気誘導による遠隔制御システムでは、被検者の消化器管内を長時間に渡り観察する場合、常に被検者の近傍に磁気誘導を行う外部装置を配置させておく必要があり、被検者の行動を拘束するという自由度の低下が生じる。また、磁気誘導を行う外部装置が被検者の近傍から一定距離よりも遠ざかる場合、カプセル型内視鏡は、磁界作用を受けることができず消化器官の蠕動に伴いその部位を観察することができない問題が生じる。
被検者の体内に生体情報取得装置を埋設することで生体電気信号を取得するインプラントの関連技術が示されている。本関連技術では、生体情報取得装置が埋設されているため取り外れることがなく、被検者の日常生活においても水や外部の障害物と接触することを防ぐことができる。
しかし、本関連技術では、被検者の体内に埋設する生体情報取得装置であるため、生体情報取得装置を埋設するための切開口の侵襲部を大きく確保しなければならないため被検者の肉体的な負担も発生する。
前記課題を解決するために、本発明は、生体情報を取得する消化器内観察装置を観察対象とする消化器内壁に係留させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、消化器内観察装置を消化器官内壁に係留させるための係留部を持たせる。
具体的には、本発明に係る消化器内観察装置は、
消化器官内壁に係留させる係留部と、
前記係留部と機械的に接続され生体情報を取得するセンサと、
前記係留部及び前記センサを内蔵したカプセルと、を備える。
本発明に係る消化器内観察装置では、
前記係留部は、
消化器官内壁の一部を把持するクリップを有してもよい。
本発明に係る消化器内観察装置では、
前記係留部は、
消化器官が分泌する消化液で溶解する樹脂を用いて伸張動作を規制した螺旋バネ及び前記螺旋バネの先端部に配置された円筒状の押出し部をさらに有し、
前記クリップは、
前記押出し部の中空部分に配置され、
前記樹脂が溶解して生じる前記螺旋バネの伸張動作に応じて前記押出し部が押し出されて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持してもよい。
本発明に係る消化器内観察装置では、
前記係留部は、
熱エネルギーで伸張する形状記憶合金製の螺旋バネ及び前記形状記憶合金製の螺旋バネの先端部に配置された円筒状の押出し部をさらに有し、
前記クリップは、
前記押出し部の中空部分に配置され、
前記形状記憶合金製の螺旋バネの熱エネルギーで生じる伸張動作に応じて前記押出し部が押し出されて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持してもよい。
本発明に係る消化器内観察装置では、
前記係留部は、
前記消化器官が分泌する消化液で収縮する収縮樹脂を円筒状に形成した円筒部をさらに有し、
前記クリップは、
前記押出し部の中空部分に配置され、
前記円筒部が消化液で収縮する収縮動作に応じて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持してもよい。
本発明に係る消化器内観察装置では、
前記係留部は、
被膜内部に生じるガスにより少なくとも一方向に膨張するバルーンをさらに有し、
前記バルーンの膨張によって生じる張力で前記バルーン端を消化器官内壁の一部に押圧して係留してもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、生体情報を取得する消化器内観察装置を観察対象とする消化器内壁に係留させることができる。
実施形態1に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態2に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態3に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態3に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態4に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態5に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態6に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態7に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態8に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態9に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態10に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態11に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態12に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態13に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態14に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態15に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。 実施形態16に係る消化器内観察装置の構成図の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図を図1に示す。消化器内観察装置は、クリップ11と、押出し部12と、固定部13と、伸縮部14と、懸吊部15と、基板16と、を備え、それぞれ係留部として機能する。以下に説明する消化器内観察装置は、生体情報を取得するセンサ(不図示)、上記の係留部及びセンサを内蔵するカプセル(不図示)、並びにセンサ及び消化器内観察装置の動作で必要なバッテリー(不図示)を備える。バッテリーは、動作モードで生体情報を取得し、生体情報の取得を停止している場合は消費電力を抑えるスリープモードに移行してもよい。ここで、カプセル(不図示)は、溶解性の外殻としてもよい。センサとしては、消化器内を撮影するカメラ、消化器内の酸度及びアルカリ度を検出するPHセンサ、体動や消化器の蠕動及び心臓の鼓動を検出する振動センサ、心電を検出する心拍センサ、体温を検出する温度センサ等が例示できる。
また、以下に説明する消化器内壁に係留したクリップ11は、センサと接続されることで、消化器及び消化器周辺の臓器の活動を電気信号で生体情報を取得し、当該生体情報を取得するための電極として機能してもよい。基板16は、磁極を有した磁性体で形成されてもよい。以後の実施形態でも同様である。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図1を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、クリップ11は、ワイヤ状の懸吊部15で基板16と接続する。伸縮部14は、螺旋バネで形成され、筒状の押出し部12を螺旋バネの先端部に配置する。固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、伸縮部14を圧縮した状態で基板16及び懸吊部15とともに包覆する。
被検者によって嚥下された消化器内観察装置は、消化液で樹脂製のカプセルが溶解する。ワイヤ状の懸吊部15で基板16と接続された伸縮部14は、固定部13の溶解を契機に圧縮状態から解放され、伸縮部14が伸張し押出し部12を押し出し、クリップ11を閉じるように締め付ける。クリップ11の先端が閉じると、クリップ11の先端が消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。なお、以後の実施形態では係留部を中心に説明し、特にことわらない限り、消化器内観察装置は、センサ、カプセル、バッテリ等を有するものとする。
(実施形態2)
図2は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、固定部13と、一対に配置されたクリップ17と、応力付与部18と、基板16と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図2を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、一対のクリップ17は、開閉可能な状態で基板16に固定されている。固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、応力付与部18を圧縮した状態でクリップ17とともに包覆する。
固定部13で包覆した応力付与部18は、固定部13の溶解を契機に圧縮状態から解放され、応力付与部18の開き動作と連動してクリップ17の先端が狭まり、クリップ17が消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態3)
図3及び4は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、クリップ11と、伸縮部14と、基板16と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。伸縮部14は、形状記憶合金の螺旋バネで形成され、図3に示すようにクリップ11の短径方向の最も突出した長さ未満の位置まで覆うように配置される。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図3を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、クリップ11は、基板16で固定されている。形状記憶合金製の螺旋バネである伸縮部14は、折りたたまれており、被検者の体温に応じて予め定められた温度以上に達することを契機に伸張する。
クリップ11の先端は、伸縮部14の伸張動作に応じて徐々に狭まる。伸縮部14の先端部が押し出されることで、クリップ11の先端が閉じるように締め付けることによって消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
また、図4において、形状記憶合金製の螺旋バネである伸縮部14は、クリップ11の短径方向の最も突出した長さを超える位置まで覆うように配置される。図4に示す伸縮部14の形状は、クリップ11の先端部に沿って漸次内径が狭まる円錐状であってもよい。伸縮部14は、伸張されており、被検者の体温に応じて予め定められた温度以上に達することを契機に収縮する。クリップ11は、伸縮部14の収縮動作に応じて徐々に狭まる。伸縮部14の先端部が引き入れられることで、クリップ11の先端が閉じるように締め付けることによって消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態4)
図5は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、クリップ11と、基板16と、締結部19と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。消化器内観察装置が備える係留部において、クリップ11は基板16で固定され、締結部19は消化器官が分泌する消化液により収縮する収縮樹脂で円筒状に形成される。クリップ11は、先端部分が開いた状態のまま円筒状に形成された収縮樹脂の締結部19で包覆する。
被検者によって嚥下された消化器内観察装置は、消化器内部でカプセルが割れ、消化液で締結部19が収縮する。締結部19で包覆したクリップ11は、締結部19の収縮運動に連動して狭まり、クリップ11の先端が閉じるように締め付けることによって係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態5)
図6は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、バルーン21と、第1の保持部22と、第2の保持部23と、開閉弁24と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。消化器内観察装置が備える係留部において、第1の保持部22では炭酸水素ナトリウムを封入し、第2の保持部23では酢酸を封入する。互いに隣接した第1の保持部22及び第2の保持部23間には、電気動作により開閉する開閉弁24が設けられている。
開閉弁24が開いた際、バルーン21内に配置した第1の保持部22及び第2の保持部23の炭酸水素ナトリウム及び酢酸が混合され、中和反応により二酸化炭素が発生する。発生した二酸化炭素は、バルーン21を少なくとも1方向に膨張させる。バルーン21が膨張によってつっかえ棒となり、消化器内壁に係留部を係留させることができる。ここで、開閉弁24の開閉動作は、遠隔操作による無線通信、体温を利用する形状記憶合金の形状回復、タイマー等で行ってもよい。また、ここでは、炭酸水素ナトリウムと酢酸の反応を利用して二酸化炭素を発生させたが、他の組み合わせで二酸化炭素又は人体に無害なガスを発生させてもよい。
(実施形態6)
図7は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、固定部13と、中心軸25で固定したゼンマイバネ26と、ゼンマイバネ26と接続された動力伝達線27と、ローラー28と、旋回軸29を中心に可動する縫い付け針30と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図7を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、ゼンマイバネ26の巻き上げ又は巻き戻しを係止する。
被検者によって嚥下された消化器内観察装置は、消化器内部でカプセルが割れ、消化液で固定部13が溶解する。固定部13で係止したされたゼンマイバネ26は、樹脂である固定部13の溶解により係止状態から解放される。動力伝達線27は、当該ゼンマイバネ26の巻き上げ又は巻き戻し運動と連動し、ローラー28を介して旋回軸29を可動させる。縫い付け針30は、旋回軸29の可動にともない旋回軸29を中心に旋回し、消化器内壁に縫い付けられることで係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態7)
図8は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、接着剤31と、検出ユニット32と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。検出ユニット32は、上述したセンサ、バッテリを備えることで被検者の生体情報を取得することができる。接着剤31は、消化液の酸で溶解する溶解性の接着剤を用いてもよい。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図8を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、検出ユニット32の一面には、層を形成するように接着剤31が被覆されている。検出ユニット32は、消化液による溶解を契機に接着剤31が消化器内壁の一部に接着固定することで、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態8)
図9は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。溶解性のカプセルで包覆した消化器内観察装置は、伸縮部14と、基板16と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図9を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、伸縮部14は、圧縮された状態で基板16に固定され、ステントを用いて形成されてもよい。
伸縮部14は、カプセルの溶解を契機に圧縮状態から解放され、少なくとも一方向に開き動作を始める。開き動作により開いた伸縮部14の両端が支点となり、消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態9)
図10は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、固定部13と、伸縮部14と、基板16と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図10を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、伸縮部14は、先端をブレード形状に加工した螺旋バネで形成され、基板16に固定されている。固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、伸縮部14を圧縮した状態、かつ、伸縮部14の巻き方向と反対方向に加圧したまま包覆する。
固定部13で包覆した伸縮部14は、固定部13の溶解を契機に圧縮及び加圧状態から解放され、巻き方向に生じる回転動作と伸張動作とを利用して、ブレード形状の先端が消化器内壁にねじ込んでいく。ねじ込まれた伸縮部14は、消化器官内壁に係留される。
(実施形態10)
図11は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、伸縮部14と、基板16と、2か所に配置したマグネット34と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図11を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、伸縮部14は、先端をブレード形状に加工した螺旋バネで形成され、基板16に固定されている。マグネット34は、基板16に固定され、被検者の体外からの磁気に反応し、伸縮部14の巻き方向に回転することができる。
基板16に固定された2つのマグネット34は、被検者の体外からの巻き方向に回転する磁気を受けることで、体外からの磁気の回転方向と同一の方向に回転運動が発生する。基板16に固定された伸縮部14は、基板16を介してマグネット34による回転運動と連動してブレード形状の先端が消化器内壁にねじ込んでいく。ねじ込まれた伸縮部14は、消化器官内壁に係留される。
(実施形態11)
図12は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、基板16と、クリップ35と、アクチュエータ36と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図12を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、一対のクリップ35は、開閉可能な状態でアクチュエータ36に固定されている。アクチュエータ36は、外部からの信号の受信を契機に一対のクリップ35の先端が狭まり、消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態12)
図13は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、伸縮部14と、把持部材37と、ヘッド部38と、樹脂係止部39と、躯体部40と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図13を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、伸縮部14の終端部を固定した躯体部40は、伸縮部14の先端部と接続されたヘッド部38を収容する。ヘッド部38は、躯体部40の開口部から突出するように配置され、U字形又はC字形形状の把持部材37がヘッド部38の突出部に仮止めされている。躯体部40の開口部は、ヘッド部38の直径と略同等の大きさで設けられている。樹脂係止部39は、消化液で溶解する樹脂で形成され、圧縮された状態の伸縮部14の先端部と、当該伸縮部14と接続されたヘッド部38と、の間を係止する。
被検者の消化器内壁を押圧したヘッド部38は、樹脂係止部39が消化液で溶解するとともに、接続された伸縮部14と連動して躯体部40内部に引き下がる。ヘッド部38が引き下がる際、ヘッド部38の先端は吸盤の機能を持つ。ヘッド部38の先端に消化器内壁の一部が吸引されたまま引き込まれる。把持部材37は、躯体部40の開口部に止められ、引き込んだ消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態13)
図14は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、固定部13と、伸縮部14と、懸吊部15と、基板16と、躯体部40と、吸引部33と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図14を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、基板16は、伸縮部14を収容する躯体部40を当該伸縮部14とともに接続固定する。伸縮部14の先端部と接続された吸引部33は、躯体部40の開口部分より大きい直径を有し、ワイヤ状の懸吊部15で基板16と接続される。固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、吸引部33を懸吊部15でけん引した状態のまま基板16、懸吊部15、躯体部40とともに包覆する。
被検者によって嚥下された消化器内観察装置は、消化液で固定部13が溶解する。ワイヤ状の懸吊部15で基板16と接続された伸縮部14は、固定部13の溶解を契機に固定状態から解放され、被検者の消化器内壁を押圧した吸引部33をけん引する。けん引した吸引部33は、接続された伸縮部14と連動して躯体部40内部に引き下がる。吸引部33は、引き下がる際、当該吸引部33は消化器内壁の一部を吸着し、吸着したままの消化器内壁の一部を吸引して把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態14)
図15は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、固定部13と、一対の伸縮部14と、基板16と、一対の指示板20と、クリップ41と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図15を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、基板16は、それぞれ平行して配置するように一対の指示板20を固定する。指示板20は、クリップ41を両端から支持する伸縮部14が固定されている。伸縮部14は、固定部13が溶解した際、伸張するように圧縮した状態でクリップ41を支持する。固定部13は、消化液で溶解する樹脂で形成され、クリップ41の内側を満たすように配置されている。
被検者によって嚥下された消化器内観察装置は、消化液で固定部13が溶解する。クリップ41を支持する一対の伸縮部14は、固定部13の溶解を契機に圧縮状態から解放され、伸張することでクリップ41を閉じるように締め付けることによって、クリップ11の先端が消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態15)
図16は、本実施形態に係る消化器内観察装置の概略構成図の一例を示す。消化器内観察装置は、基板16と、接着剤保持部42と、押し付け部材43と、を備え、それぞれ係留部の一部として機能する。
以下に本実施形態に係る消化器内観察装置の構成例を図16を用いて具体的に示す。消化器内観察装置が備える係留部において、基板16は、磁性体の押し付け部材43が固定されている。押し付け部材43は、接着剤保持部42を押し付けて破裂するように傾斜面が設けられている。接着剤保持部42は、押し付け部材43の傾斜面の押し付けによる破裂が生じないように基板16上に配置されている。
磁性体の押し付け部材43は、被検者の体外からの磁気誘導を受けることで接着剤保持部42に対し押し付け力が発生する。押し付け部材43の押し付け力により破裂した接着剤保持部42の接着剤は、消化器内に流出し近接した消化器内壁の一部を把持し、係留部を消化器管内に係留させることができる。
(実施形態16)
図17〜22は、消化器内壁に係留した消化器内観察装置の解除方法の一例を示し、概略構成図を用いてそれぞれ以下に説明する。具体的には、図17において、消化器内観察装置10は、基板16が磁石を有している場合、被検者の体外から磁石と同一又は反対の磁極のマグネット44を用いて生じる磁気誘導により、消化器内壁の係留から解除することができる。
例えば、基板16内の磁石の磁極が体外側の磁石と同一の場合、消化器内観察装置10は、磁石同士で生じる反発力を利用して消化器内壁の係留から解除することができる。基板16内の磁石の磁極が体外側の磁石と対向した磁極を有する場合、消化器内観察装置10は、磁石同士で生じる吸引力を利用して消化器内壁の係留から引き付けるように移動させて解除することができる。
図18に示す消化器内観察装置の解除方法を以下に説明する。基板16及び伸縮部14の接続部分に予め接着剤42を付着させておくことで、消化器内観察装置は、伸縮部14及び接着剤42により消化器内壁に係留している。この場合、被検者の血液又は消化液で溶解する接着剤42を用いることで、一定時間経過後接着剤42の溶解により、消化器内壁の係留から解除することができる。
図19に示す消化器内観察装置の解除方法を以下に説明する。伸縮部14が磁極を有した磁性体の場合、消化器内観察装置は、予め備えたバッテリーからの電流を用いて伸縮部14と同一の磁極を生じさせ、磁極の反発力により、消化器内壁の係留から解除することができる。
図20に示す消化器内観察装置の解除方法を以下に説明する。消化器内観察装置は、基板16及び伸縮部14の接続部分に、予め電気動作により開閉する開閉弁47を間に設けて一体化した溶液保持部45及び溶液保持部46を装着させておく。炭酸水素ナトリウムを封入した溶液保持部45と、酢酸を封入した溶液保持部46との間に設けた開閉弁47を開くことで、溶液保持部45及び46の酸水素ナトリウム及び酢酸が混合され、中和反応により二酸化炭素が発生する。発生した二酸化炭素は、消化器内壁の係留部分に間隙を作り解除を容易にすることができる。
図21に示す消化器内観察装置の解除方法を以下に説明する。基板16及び伸縮部14の接続部分に予め接着剤48を付着させておくことで、消化器内観察装置は、伸縮部14及び接着剤48により消化器内壁に係留している。この場合、一定温度で溶解する接着剤42を用いることで、一定温度到達後の接着剤42の溶解により、消化器内壁の係留から解除を容易にすることができる。
図22に示す消化器内観察装置の解除方法を以下に説明する。消化器内観察装置が備える係留部において、伸縮部14は、先端をブレード形状に加工した螺旋バネで形成され、マグネット34を有した基板16に固定されている。ブレード形状の先端がねじ込むことで消化器内壁の一部を把持した伸縮部14を解除するためにマグネット34は、被検者の体外からのマグネット49による磁気誘導を用いて伸縮部14の巻き方向に回転することで解除することができる。
以上の実施形態では、消化器官が分泌する消化液で溶解する樹脂を用いてクリップ等が消化器官内壁の一部を把持する契機を作り出したが、無線による遠隔操作、体温で形状が元に戻る形状記憶合金、タイマ動作を契機としてもよい。
以上、本実施形態に係る消化器内観察装置における生体情報を入手するための通信手段は、安価で消費電力が少ない近距離無線通信手段によるNFC、ZIGBEE、bluetoothが例示できる。また、取得した生体情報を記憶するための通信手段は、消化器内観察装置内にメモリを備えて、必要時に生体情報を入手してもよい。
本発明に係る消化器内観察装置は、医療機器産業に適用することができる。
10:消化器内観察装置
11、17、35、41:クリップ
12:押出し部
13:固定部
14:伸縮部
15:懸吊糸
16:基板
18:応力付与部
19:締結部
20:指示板
21:バルーン
22、45:溶液保持部
23、46:溶液保持部
24、47:開閉弁
25:中心軸
26:ゼンマイバネ
27:動力伝達線
28:ローラー
29:旋回軸
30:縫い付け針
31、42、48:接着剤
32:検出ユニット
33:吸引部
34、44、49:マグネット
36:アクチュエータ
37:把持部材
38:ヘッド部
39:樹脂係止部
40:躯体部
43:押し付け部材

Claims (6)

  1. 消化器官内壁に係留させる係留部と、
    前記係留部と機械的に接続され生体情報を取得するセンサと、
    前記係留部及び前記センサを内蔵したカプセルと、
    を備えることを特徴とする消化器内観察装置。
  2. 前記係留部は、
    消化器官内壁の一部を把持するクリップを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の消化器内観察装置。
  3. 前記係留部は、
    消化器官が分泌する消化液で溶解する樹脂を用いて伸張動作を規制した螺旋バネ及び前記螺旋バネの先端部に配置された円筒状の押出し部をさらに有し、
    前記クリップは、
    前記押出し部の中空部分に配置され、
    前記樹脂が溶解して生じる前記螺旋バネの伸張動作に応じて前記押出し部が押し出されて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持する
    ことを特徴とする請求項2に記載の消化器内観察装置。
  4. 前記係留部は、
    熱エネルギーで伸張する形状記憶合金製の螺旋バネ及び前記形状記憶合金製の螺旋バネの先端部に配置された円筒状の押出し部をさらに有し、
    前記クリップは、
    前記押出し部の中空部分に配置され、
    前記形状記憶合金製の螺旋バネの熱エネルギーで生じる伸張動作に応じて前記押出し部が押し出されて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持する
    ことを特徴とする請求項2に記載の消化器内観察装置。
  5. 前記係留部は、
    前記消化器官が分泌する消化液で収縮する収縮樹脂を円筒状に形成した円筒部をさらに有し、
    前記クリップは、
    前記押出し部の中空部分に配置され、
    前記円筒部が消化液で収縮する収縮動作に応じて前記クリップを閉じるように締め付けることによって、消化器官内壁の一部を把持する
    ことを特徴とする請求項2に記載の消化器内観察装置。
  6. 前記係留部は、
    被膜内部に生じるガスにより少なくとも一方向に膨張するバルーンをさらに有し、
    前記バルーンの膨張によって生じる張力で前記バルーン端を消化器官内壁の一部に押圧して係留する
    ことを特徴とする請求項1に記載の消化器内観察装置。
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