JP2017036077A - Ppキャッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】PPキャッパのスピンドル24を昇降させるカム(溝カム)27とカムフォロア32の耐久性を向上させる。
【解決手段】スピンドル24を構成するメインロッド18を弱いスプリング力で常時上方へ付勢するリフトアップ機構70を設け、カムフォロア32をカム27の上面27aに常に当接させて走行するように構成する。メインロッド18とキャッピングヘッド30との連結部92が中間筒体14の内部に収容された状態になるので、リフトアップ機構70の付勢力を解除する付勢力解除手段80を設け、キャッピングヘッド30の交換作業を行う際に、この付勢力解除手段80を作動させてメインロッド18を下降できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は容器にキャップを装着するキャッパに係り、特に、容器に被せたキャップの外面にびん口のねじ山に沿ったねじを形成して装着するPPキャッパに関するものである。
PPキャッパは、回転体の外周に円周方向等間隔で、昇降および自転可能に設けられたスピンドルの下端に、プレッシャブロックやスレッドローラおよびロックローラ等を備えたキャッピングヘッドを取り付け、容器にキャップを被せた後、プレッシャブロックによってキャップの天面を押圧しつつ、スレッドローラをキャップの側面に圧接させてキャップの表面にねじを形成している(例えば、特許文献1参照)。
スピンドルおよびキャッピングヘッドは、スピンドルに取り付けたカムフォロアをカムに係合させて昇降させるようにしているが、高い荷重で押圧することからカムとして溝カム27(図5参照)を採用している。溝カム27とこの溝カム27に係合するカムフォロア32(この図5を実施例の説明にも使用するので、実施例の符号を付している)の間には、カムフォロア32がスムーズに移動するためにクリアランスを設けてあり、カムフォロア32はスピンドルおよびキャッピングヘッドの自重によって溝カム27の下面に接触しながら移動するようになっている。
特許第3083889号公報
しかしながら、高能力の装置では、回転速度が速くなり、カムフォロアが溝カムを走行する際に、カムの上面と下面に衝突し、騒音が発生したり、カムフォロアやカムが傷つく等の問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられたスピンドルと、このスピンドルに設けられ、カムに係合してこのスピンドルを昇降させるカムフォロアと、スピンドルを自転させる駆動手段と、スピンドルの下端に連結されたキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッドに設けられ、容器に被せられたキャップの天面を押圧するプレッシャブロックと、キャップの側面に圧接されて溝を形成するローラとを備え、カムによってスピンドルを昇降させつつ、キャッピングヘッドを自転させることにより、キャップの側面に溝を形成するPPキャッパにおいて、前記スピンドルを、回転筒とこの回転筒の内部に昇降可能に配置されたロッドとから構成し、ロッドに形成された係合部に係合してロッドを上方へ付勢する付勢手段と、ロッドを上方へ付勢する付勢手段の付勢力を解除する下降手段とを設け、キャッピング時には、前記付勢手段によってロッドを介して、前記回転筒に取り付けられたカムフォロアをカムに付勢し、キャッピングヘッドを交換する際には、前記下降手段を作動させてロッドを回転筒に対して下降可能としたことを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記第1の発明において、前記付勢手段は、前記ロッドの係合部に係合するブロックと、このブロックを上方へ付勢するスプリングとを備えたことを特徴とするものである。
スピンドルを構成するロッドを上方に付勢する付勢手段を設け、キャッピング運転中は常にロッドを上方に付勢しておくので、カムフォロアが回転移動する際に常に溝カムの上面に当接させておくことが可能になり、カムやカムフォロアの耐久性を向上させることができる。また、ロッドに対する付勢手段の付勢力を解除する下降手段を設けたので、キャッピングヘッドの交換を行う際には、付勢手段の付勢力を解除することにより、従来と同様の作業を行うことが可能である。
図1はPPキャッパの上部の縦断面図である(実施例1)。 図2は図1の下側に連続する部分(キャッピングヘッド)の拡大図である。 図3は下降手段の平面図である。 図4は付勢手段および下降手段の正面図である。 図5はカムとカムフォロアの位置関係を示す展開図である。
回転体の外周部に、円周方向等間隔で複数のスピンドルおよびキャッピングヘッドが設けられている。スピンドルにはカムフォロアが取り付けられ溝カムに沿って移動することにより昇降される。各スピンドルは中央のメインロッドとその外周に嵌合している筒体から構成されており、一体的に回転するとともに、相対的に昇降できるようになっている。メインロッドの下端に、キャップの天面を押圧するプレッシャブロックと、キャップの側面に圧接されてキャップの外面に容器の口部のねじに沿った溝を形成するスレッドローラおよびロックローラを有するキャッピングヘッドが連結される。スレッドローラおよびロックローラは、アームに取り付けられ、軸線の中心側に付勢されており、カムによって外方へ拡開され、また、容器(びん)の口部に被せられたキャップに圧接される。
前記スピンドルのメインロッドを常に上方へ付勢する付勢手段(リフトアップ機構)が設けられている。このリフトアップ機構は、メインロッドの外周に形成された係合部に係合する円筒状のブロックとこのブロックを上方へ付勢するスプリングとを有しており、運転中は常にメインロッドを上方へ付勢させておくので、カムフォロアが溝カムの上面に常時接した状態で移動する。さらに、前記付勢手段の付勢力を解除する下降手段(付勢力解除手段)を設けている。この下降手段は、回転体の回転経路の所定位置に配置されたエアシリンダと、このエアシリンダの作動によって下降して前記ブロックを下降させる押し下げプレートを有している。型替え(キャッピングヘッドの交換)時には、付勢力解除手段の位置にスピンドルを停止させ、付勢手段の付勢力を解除することにより従来と同様の作業によってキャッピングヘッドの交換が可能になる。
以下、図示実施例により本発明を説明する。回転体(全体の図示は省略するが、図1および図2の右側に回転中心が位置する)を構成する上、中、下の3枚の回転板2、4、6が水平に配置され、中間と下側の2枚の回転板4、6の孔内にブッシュ8、10を介して上方筒体12および中間筒体14が嵌合している。これら2つの筒体(回転筒)12、14は一体的に連結され、上方筒体12の外周に設けられたギア12aを介して回転される。両筒体12、14の内部には、スリーブ16等を介してメインロッド18が相対的に昇降可能に挿通されている。上方筒体12とメインロッド18との間には圧縮ばね20が配置され、筒体12を相対的に上方へ、メインロッド18を下方へ付勢している。
中間の回転板4と下側の回転板6とによって垂直に支持されている両筒体12、14とメインロッド18に隣接して、上中下3枚の回転板2、4、6を貫通するガイドロッド22が固定されている。前記メインロッド18は、下部が中間の筒体14内のブッシュ16に支持されるとともに、上端部は上方筒体12の上端から突出し、さらに、上側の回転板2を貫通して上方へ伸びている。なお、前記メインロッド18および上、中の筒体12、14によってスピンドル24が構成されている
ガイドロッド22の、中間回転板4と下側回転板6との間の部分の外周に昇降ガイド26の一方の筒部26aが嵌合している。この昇降ガイド26は図示右方の中間筒体14側にも筒部26bを有しており、中間筒体14が回転可能なようにベアリング28、29を介して中間筒体14の外周に嵌合している。この昇降ガイド26の2つの筒部26a、26bの間にはカムフォロア32が取付けられており、カム27(図5参照)に係合して前記筒体12、14およびメインロッド18を昇降させる。
メインロッド18および上、中の筒体12、14からなるスピンドル24の下方にキャッピングヘッド30(図2参照)が連結されている。メインロッド18の下端にはキャッピングヘッド30のセンター軸36が連結され、その外周に下方筒体34が回転可能に嵌合している。下方筒体34は、センター軸36の外周側の上下段部に配置された一対のスラストベアリング37、38およびブッシュ39、40を介して回転可能に、かつ、軸方向には一体的に移動するようにセンター軸36に嵌合している。
下方筒体34の上部外周には、後に説明するスレッドローラ42およびロックローラ44をキャップ(図示しないが、びんの口部に被せられた状態で供給される)に接近または後退させるためのアクチュエータカム46が嵌合している。このアクチュエータカム46は、前記中間筒体14の下端面に固定されており、中間筒体14とともに回転昇降する。また、下方筒体34に対してはキー(図示せず)を介して嵌合しているので一体的に回転し相対的に上下動する。
スレッドローラ42およびロックローラ44は、メインロッド18の周囲に2個づつ90度間隔で交互に配置されている。スレッドローラ42はキャップの外周面に、びん口のねじに沿った螺旋状の溝を切り、ロックローラ44はキャップの下端部を内側へ折曲げてシールを行う。前記アクチュエータカム46は、各ローラ42、44の上部にそれぞれ取付けられた4個のカムフォロア50がそれぞれ案内されるようになっている。
下方筒体34の前記アクチュエータカム46が嵌合している部分よりやや下方に、フランジ部34aが形成されている。このフランジ部34aを上下に貫通して4本のピボット軸54が支持されている。これら各ピボット軸54の上端には半径方向に揺動可能なアーム56が取付けられている。アーム56の上端には、前記アクチュエータカム46の面上を上下に転動する前記カムフォロア50が取付けられている。また、ピボット軸54の下端には、スレッドローラ42あるいはロックローラ44を備えた軸58、60が貫通支持されるアーム62、64が固定されている。ピボット軸54の周囲にはねじりばね66が装着されており、スレッドローラ42およびロックローラ44をびん(図示せず)に被せられたキャップに圧接させるように常時付勢している。
メインロッド18に連結されているセンター軸36の下端に、びんに被せられたキャップの天面を押圧するプレッシャブロック52が取付けられる。
回転体の上側回転板2の上方に、上、中の筒体12、14とその中心に保持されたメインロッド18から構成されたスピンドル24の、メインロッド18を上方へ付勢する付勢手段70(リフトアップ機構)が設けられている。メインロッド18の、上側の回転板2の上方へ突出している部分に固定された筒体18aの上部外周に、円筒状ブロック72が嵌合している。この円筒状ブロック72の内面に段部72aが形成され、メインロッド18の外周に設けられたフランジ(係合部)18bの下面側に係合している。上側回転板2の上面に、メインロッド18の周囲を囲んでバネ受け部材74が配置され、前記円筒状ブロック72の外面側の段部72bとこのバネ受け部材74との間にスプリング76が配置されて、円筒状ブロック72を常時上方へ付勢している。この円筒状ブロック72が前記メインロッド18のフランジ18bに係合してメインロッド18を上方へ付勢している。このリフトアップ機構70のスプリング76は、メインロッド18と上方筒体12との間に配置された圧縮ばね20よりも弱い力で前記円筒状ブロック72を付勢している。
前記のようにスピンドル24を昇降させるカム27は溝カムであり(図5参照)、従来の構成では、カムフォロア32はキャッピング装置の自重により基本的には溝カム27の下面27bに接触しながら移動している(図5に示す状態)。これに対しこの実施例装置では、前記リフトアップ機構70のスプリング76によってスピンドル24を持ち上げて、カムフォロア32をカム溝27の上面27aに常時当接させて走行させるようになっている。
回転体の上側回転板2よりも上方に環状の固定プレート78が配置されている。この環状プレート78に、前記リフトアップ機構70によって常時上方へ付勢されているメインロッド18の、上方への負荷を除去する下降手段(付勢力解除手段)80が設けられている。この付勢力解除手段80は、前記環状プレート78上にブラケット82を介して垂直方向に固定されたガイド付きのエアシリンダ84と、このエアシリンダ84のピストンロッド86の先端(下端)に取り付けられた押し下げプレート88を有している。また、ピストンロッド86の上部外周には、シリンダピストン持ち上げ用のスプリング90が装着されている。
この実施例では、付勢力解除手段80が、前記回転体によるキャッピングヘッド30の回転経路の所定位置に2個設けられている。このPPキャッパの運転中は、前記エアシリンダ84を作動させず、押し下げプレート88をリフトアップ機構70の円筒状ブロック72に接触しない高さに位置させておき(図4の左方の付勢力解除手段80参照)、キャッピングヘッド30の交換を行う際には、エアシリンダ84を作動させて押し下げプレート88によって円筒状ブロック72を下降させることにより(図4の右方の付勢力解除手段80参照)、リフトアップ機構70によるメインロッド18への上方への付勢力を解除する。運転中には、リフトアップ機構70によってメインロッド18は常時上方へ付勢されており、このメインロッド18の下端とキャッピングヘッド30のセンター軸36の上端との連結部92が、中間筒体14の内部に位置しているため、キャッピングヘッド30の交換が困難である。そこで、キャッピングヘッド30の交換を行う際には、付勢力解除手段80によってメインロッド18の上方への付勢力を解除するようにしている。なお、この実施例では、2個の付勢力解除手段80を併設してあるが、付勢力解除手段80の数は、2個に限らないことは言うまでもない。
前記PPキャッパの作動について説明する。この実施例に係るPPキャッパでは、通常運転時には、スピンドル24がリフトアップ機構70のスプリング76によって常時上方へ付勢されており、昇降ガイド26に取り付けられたカムフォロア32が常に溝カム27の上面27aに当接している。キャッピングの最初の段階では、昇降ガイド26のカムフォロア32が溝カム27の上部区間に位置しており、上方筒体12および中間筒体14は最も高い位置にある。この時メインロッド18は、上方筒体12内の圧縮ばね20によって、両筒体12、14に対して最も下降した位置にある。従って、メインロッド18と一体的に昇降する下方筒体34に取付けられているカムフォロア50は、中間筒体14に固定されたアクチュエータカム46の最も下部(大径の部分)に接している。この状態では、ピボット軸54の上下のアーム56および62、64は軸心から遠ざかる方向へ振られ、スレッドローラ42およびロックローラ44は外側へ移動している。
メインロッド18の真下にキャップが被せられたびんが供給されると、カムフォロア32が溝カム27の下降区間(図示せず)を通過することによって昇降ガイド26および中間筒体14が下降する。メインロッド18もともに下降するが、下端のプレッシャブロック52がキャップに当たると、メインロッド18はそれ以上下降せず、上方筒体12および中間筒体14がメインロッド18に対して僅かに相対的に下降する。その結果、カムフォロア50がアクチュエータカム46のカム面上を上方の径の細い部分へ向けて移動し、スレッドローラ42およびロックローラ44がキャップの側面に圧接される。なお、上方筒体12がギア12aを介して回転され、これとともに中間筒体14およびアクチュエータカム46も回転しており、さらに、キー(図示せず)を介して下方筒体34も回転しているので、アクチュエータカム46とカムフォロア50とは一体的に回転し、カムフォロア50は、カム面上を軸線方向(上下方向)にのみ移動する。
さらに、カムフォロア32が溝カム27の下降区間を通ることによって、昇降ガイド26を少しづつ下降させると、カムフォロア50は、アクチュエータカム46上をさらに上方へと移動してスレッドローラ42およびロックローラ44をキャップの中心へ向けて少しづつ押込みながら螺旋状の溝切りとキャップ下端部の折曲げを行う。
続いて、びんの高さのばらつきを吸引する分だけさらに下降させてねじ切りを完了する。その後、溝カム27の上昇区間によって、カムフォロア32および中間筒体14を上昇させると、アクチュエータカム46も上昇してカムフォロア50はアクチュエータカム46の大径部側へ移動し、スレッドローラ42およびロックローラ44は外側へ開いてびんから離れる。この実施例装置では、スピンドル24のメインロッド18をリフトアップ機構70によって常時上方へ付勢しているので、中間筒体14の外周に嵌合している昇降ガイド26のカムフォロア32が常に溝カム27の上面27aに当接して移動するため、カムフォロア32が移動中に溝カム27の上下の面27a、27bに衝突することがなく、カムフォロア32および溝カム27の耐久性が向上する。また、リフトアップ機構70のスプリング76はメインロッド18の周囲を囲んで配置されており、メインロッド18を同軸で付勢しているので、ロッドに嵌装されているブッシュ16がかじることを抑えることができ、耐久性が向上する。
一方、キャッピングヘッド30を交換する型替え作業を行う際には、回転体を間欠的に回転させ、エアシリンダ84と押し下げプレート88を備えた付勢解除手段80の設置された位置の下方に順次停止させる。続いて、キャッピングヘッド30と中間筒体14とを連結しているボルト(図示せず)を取り外す。この実施例では、2個の付勢解除手段80が設けられており、その下方に停止している2本のスピンドル24に対して、付勢解除手段80を作動させる。エアシリンダ84の作動によって押し下げプレート88を下降させると、この押圧プレート88がリフトアップ機構70の円筒状ブロック72を押し下げる。円筒状ブロック72が押し下げられることによってスプリング76が圧縮され、メインロッド18および上中の筒体12、14からなるスピンドル24を押し上げる力を解除する。このようにリフトアップ機構70の付勢力を解除することにより、中間筒体14の内部に位置していたメインロッド18は自重で下降し、メインロッド18とキャッピングヘッド30との連結部92を外部に露出させることが可能になり、キャッピングヘッド30の交換作業を通常通り行うことができる。なお、この実施例では、エアシリンダ84によって押し下げプレート88を下降させることにより付勢力を解除するようにしたが、例えば、円筒状ブロック72にローラを設け、このローラをカムによって押し下げる構成としてもよい。このカムは、エアシリンダによって昇降可能としてもよく、また、装置に昇降機構が備えられていれば、カムを装置と別に配置して、生産運転中は装置をカムと係合しない位置まで下降させ、型替え時には、カムと係合できるように装置を上昇させる構成としてもよい。
12 回転筒(上方筒体)
14 回転筒(中間筒体)
18 ロッド(メインロッド)
18b 係合部
24 スピンドル
27 カム
30 キャッピングヘッド
32 カムフォロア
42 ローラ(スレッドローラ)
52 プレッシャブロック
70 付勢手段(リフトアップ機構)
80 下降手段(付勢力解除手段)

Claims (2)

  1. 回転体の外周に円周方向等間隔で設けられたスピンドルと、このスピンドルに設けられ、カムに係合してこのスピンドルを昇降させるカムフォロアと、スピンドルを自転させる駆動手段と、スピンドルの下端に連結されたキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッドに設けられ、容器に被せられたキャップの天面を押圧するプレッシャブロックと、キャップの側面に圧接されて溝を形成するローラとを備え、カムによってスピンドルを昇降させつつ、キャッピングヘッドを自転させることにより、キャップの側面に溝を形成するPPキャッパにおいて、
    前記スピンドルを、回転筒とこの回転筒の内部に昇降可能に配置されたロッドとから構成し、ロッドに形成された係合部に係合してロッドを上方へ付勢する付勢手段と、ロッドを上方へ付勢する付勢手段の付勢力を解除する下降手段とを設け、
    キャッピング時には、前記付勢手段によってロッドを介して、前記回転筒に取り付けられたカムフォロアをカムに付勢し、キャッピングヘッドを交換する際には、前記下降手段を作動させてロッドを回転筒に対して下降可能としたことを特徴とするPPキャッパ。
  2. 前記付勢手段は、前記ロッドの係合部に係合するブロックと、このブロックを上方へ付勢するスプリングとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のPPキャッパ。
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