JP2017036076A - 凍結保存用バッグ、および凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法 - Google Patents

凍結保存用バッグ、および凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】凍結保存用バッグに対する生体組織の注入作業と、収容部に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも速やかに行える凍結保存用バッグを提供する。
【解決手段】2枚重ねにしたフッ素系樹脂シートS1・S2に赤外線レーザービームを照射して、両シートS1・S2の界面に形成された外郭線ビード1で、生体組織を収容する収容部2を区画する。収容部2の一端に、収容部2に連続する通気口3と、通気口3より広幅の抽気部4が形成されて、抽気部4の端部寄りが第1シールビード5で封止してある。収容部2の他端に、生体組織を収容部2に充填する充填口9が開口してあることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は人、動物、植物などの生体組織を凍結保存する際に使用する凍結保存用バッグと、同バッグに対する生体組織の封入方法に関する。凍結保存用バッグは、例えば2枚重ねにしたフッ素系樹脂シートを赤外線レーザービームで溶着して袋状の容器として形成する。
この種の凍結保存用バッグは、例えば特許文献1に開示されている。そこでは、2枚重ねにした熱可塑性樹脂フィルムを、支持体と放熱材とで挟み込んで加圧し、放熱材の側から赤外レーザービームを両フィルムに照射して溶着ビードを形成し、袋状の凍結保存用バッグを形成している。同文献には熱可塑性樹脂フィルムとして、溶着が困難なフッ素系樹脂を用いることや、赤外レーザービームを水平面内で操作して、収容部と出入口とが一筆書き状に連続する溶着ビードを熱可塑性樹脂フィルムの接触面に形成することが開示されている。収容部および出入口は、出入口の左右幅が小さな瓶状に形成してある。
国際公開第2003−039843号(11ページ実施例1、図21)
特許文献1の凍結保存用バッグにおいては、2枚重ねにしたフッ素系樹脂などの熱可塑性樹脂フィルムに赤外レーザービームを照射して、生体組織が充填される収容部と出入口を瓶状に形成している。そのため、左右幅が小さな出入口から生体組織を収容部に注入する必要があり、生体組織の注入に手間がかかり注入作業を速やかに行えない。また、生体組織を収容部に注入した後には、収容部に入り込んだ空気を脱気して封口処理を行うが、出入口に連続する収容部の肩部分に空気が留まりやすいため、脱気作業に多くの手間がかかってしまう。
袋状に形成されるこの種の凍結保存用バッグは、収容部に生体組織を充填した状態において、収容部に臨むフィルム壁が外膨らみ状に変形して、収容部の横断面形状が凸レンズ状になる。そのため、生体組織が充填された凍結保存用バッグを凍結させるとき、収容部の周縁付近の生体組織は凍結しやすいものの、収容部の中央付近の生体組織は凍結しにくく、収容部における凍結の進行状況にばらつきがあり、全ての生体組織を凍結させるのに多くの時間がかかってしまう。
本発明の目的は、凍結保存用バッグの構造を改良して生体組織の注入作業と、収容部に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも速やかに行える凍結保存用バッグと、凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法を提供することにある。
本発明の目的は、収容部における凍結の進行状況を概ね均等化でき、さらに生体組織をより短い時間で凍結させることができる凍結保存用バッグを提供することにある。
本発明に係る凍結保存用バッグは、2枚重ねにしたフッ素系樹脂シートS1・S2に赤外線レーザービームを照射して、両シートS1・S2の界面に形成された外郭線ビード1で、生体組織を収容する収容部2を区画する。図1に示すように、収容部2の一端に、収容部2に連続する通気口3と、通気口3より広幅の抽気部4が形成されて、抽気部4の端部寄りが第1シールビード5で封止してある。収容部2の他端に、生体組織を収容部2に充填する充填口9が開口してあることを特徴とする。
収容部2を区画する外郭線ビード1は、左右一対の左ビード部6および右ビード部7を備えている。左右の両ビード部6・7を、四角形状に形成したフッ素系樹脂シートS1・S2のひとつの辺部と交差させて、左右の両ビード部6・7の間に充填口9を開口する。
通気口3の左右幅をB1とし、抽気部4の左右幅をB2とし、収容部2の左右幅をB3とするとき、各部の左右幅が不等式(B1<B2<B3)を満足するように設定する。
収容部2が、平行に形成される左右一対の左ビード部6および右ビード部7と、これら両ビード部6・7から通気口3へ向かって先すぼまり状に傾く肩ビード部8で区画する。
抽気部4と、通気口3と、収容部2の左右両側にラベルLを収容するラベルポケット15を形成する。
収容部2において対向するフッ素系樹脂シートS1・S2どうしを、規制ビード24で一体化する。収容部2に生体組織が充填された状態において、収容部2の周囲壁が外膨らみ状に変形するのを規制ビード24で規制する。
規制ビード24は、収容部2の周囲壁の中央に形成する。
本発明に係る生体組織の封入方法では、収容部2の一端に、収容部2に連続する通気口3と、通気口3より広幅の抽気部4とが形成されて、抽気部4の端部寄りが第1シールビード5で封止されており、収容部2の他端に、生体組織を収容部2に充填するための充填口9が開口してある凍結保存用バッグに対して、以下の手順で生体組織を封入する。
生体組織を充填口9から収容部2に充填する第1手順と、
生体組織が充填された凍結保存用バッグの充填口9を第2シールビード18で封止する第2手順と、
第1シールビード5に沿ってバッグ壁を切断して、第1シールビード5を含むバッグ壁19を分離し、抽気部4の端部寄りに抽気開口20を形成する第3手順と、
凍結保存用バッグを抽気開口20が上になる状態で起立させて、収容部2内の生体組織を通気口3から抽気部4へ押し出しながら、バッグ内の空気を抽気開口20から放出する第4手順と、
少なくとも抽気部4のバッグ壁を密着させて仮封止部21を形成し、仮封止部21を第3シールビード22で封止する第5手順を経て生体組織を封入する。
本発明に係る凍結保存用バッグにおいては、2枚重ねにしたフッ素系樹脂シートS1・S2の界面に外郭線ビード1を形成して、生体組織を収容する収容部2を形成した。また、収容部2の一端に通気口3と、通気口3より広幅の抽気部4を形成し、抽気部4の端部寄りを第1シールビード5で封止した。さらに、収容部2の他端に、生体組織を収容部2に充填する充填口9を開口した。こうした凍結保存用バッグによれば、広幅の充填口9を大きく開口した状態で生体組織を充填できる。従って、収容部と出入口が瓶状に形成してあって、左右幅が小さな出入口から生体組織を収容部に注入する必要があった従来の凍結保存用バッグに比べて、生体組織の収容部2への充填や注入を、簡便にしかも速やかに行うことができる。また、収容部2内の生体組織を通気口3から広幅の抽気部4へ押し出して液位を上げ、さらに抽気部4のバッグ壁を密着させながら空気を抽気開口20から放出することができるので、収容部2に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも速やかに行うことができる。さらに、通気口3より広幅の抽気部4において脱気作業を行うので、通気口3を通過した生体組織が、抽気部4において液位が急激に上昇するのを防止できるので、脱気作業時に生体組織が抽気開口20から誤って放出されるのをよく防止できる。
左右一対のビード部6・7を含んで外郭線ビード1を形成し、前記両ビード部6・7をフッ素系樹脂シートS1・S2のひとつの辺部と交差させるようにすると、左右の両ビード部6・7を形成するだけで両者の間に充填口9を形成することができる。従って、赤外線レーザービームを照射して凍結保存用バッグを形成する際の手間を軽減して、凍結保存用バッグの製造コストを削減できる。また、充填口9が開口する側の辺部は、生体組織を収容部2に収容したのち第2シールビーム18で封止するが、このとき第2シールビーム18を直線状の辺部に沿って形成すればよいので、第2シールビーム18による封止構造を簡素化できるうえ、封止機能を安定した状態で発揮させることができる。
通気口3の左右幅B1と、抽気部4の左右幅B2と、収容部2の左右幅B3が不等式(B1<B2<B3)を満足するように設定してあると、生体組織の収容部2への充填や注入を簡便に行いながら、収容部2に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも的確に行うことができる。従って、生体組織の凍結保存用バッグに対する充填および封入から、冷凍保存に至る一連の作業を、病院の臨床現場や試験研究現場などにおいて誰でもが確実に行える。
左右一対のビード部6・7と、これら両ビード部6・7から通気口3へ向かって先すぼまり状に傾く肩ビード部8で収容部2を区画すると、脱気作業に際して抽気部4が上になる状態で凍結保存用バッグを起立保持した状態において、生体組織に含まれている空気の泡を、肩ビード部8で案内して通気口3から抽気部4へ浮上させることができる。従って、収容部2に入り込んだ空気の脱気作業をさらに円滑に行って、脱気作業に要する手間と時間を軽減することができる。また、空気の泡が収容部2内の生体組織に残存するのを防止できるので、液体窒素から取出した状態において、空気の泡の残存に伴う凍結保存用バッグの膨張変形や破裂をよく防止できる。
抽気部4、通気口3、収容部2の左右両側にラベルポケット15が形成してあると、生体組織の管理番号や封入処理の日付などが記入されたラベルLをラベルポケット15に収容することにより、凍結保存用バッグの管理を正確に、しかもミスなく行うことができる。従って、凍結保存用バッグの勘違い等による取違いが生じるのを防止して、検査ミスや判断ミスなどの重大な医療過誤を引起こす事故を確実に防止できる。また、ラベルLをラベルポケット15に収容するので、凍結保存用バッグの取扱い時にラベルLが汚損され、あるいは紛失するのを一掃して、長期にわたる凍結保存用バッグの管理を的確に行うことができる。
フッ素系樹脂シートS1・S2どうしを規制ビード24で一体化すると、収容部2に生体組織が充填された状態において、収容部2の周囲壁が外膨らみ状に変形するのを規制ビード24で規制できる。こうした凍結保存用バッグによれば、生体組織が充填され封口処理が施された凍結保存用バッグを凍結させるとき、外郭線ビード1の付近の生体組織が凍結するのに並行して、規制ビード24の近傍の生体組織をも同時に凍結させることができる。また、生体組織が充填された凍結保存用バッグの前後厚みが大きくなるのを規制ビード24で規制して、収容部2に収容された生体組織を速やかに凍結させることができる。従って、従来の凍結保存用バッグに比べて、収容部2の内部における凍結の進行状況を概ね均等化して、収容部2に充填された生体組織をより短い時間で凍結することができる。
収容部2の周囲壁の中央に規制ビード24を形成すると、他の部位に規制ビード24が形成してある場合に比べて、生体組織が充填された凍結保存用バッグの前後厚みをより小さくすることができる。従って、収容部2の内部における凍結の進行状況をさらに均等化して、収容部2に充填された生体組織をさらに短時間で凍結することができる。
本発明に係る生体組織の封入方法によれば、生体組織の収容部2への充填や注入を簡便に行いながら、収容部2に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも的確に行うことができる。従って、生体組織の凍結保存用バッグに対する充填および封入から、冷凍保存に至る一連の作業を、病院の臨床現場や試験研究現場などにおいて誰でもが確実に行える。
本発明に係る凍結保存用バッグの正面図である。 凍結保存用バッグに対する生体組織の充填状況を示す斜視図および縦断面図である。 凍結保存用バッグの1次封口処理を示す正面図および縦断面図である。 凍結保存用バッグの切断処理を示す正面図および縦断面図である。 凍結保存用バッグの2次封口処理を示す正面図および縦断面図である。 凍結保存用バッグのラベル封入処理を示す正面図および横断面図である。 凍結保存用バッグの別の実施例を示す正面図である。 図7におけるA−A線断面図である。 凍結保存用バッグにおける外郭線ビードの別の実施例を示す正面図である。 凍結保存用バッグにおける外郭線ビードのさらに別の実施例を示す正面図である。 簡易構造化した凍結保存用バッグの形成例を示す正面図である。
図1ないし図6は、本発明に係る凍結保存用バッグの実施例を示す。凍結保存用バッグは、2枚重ねにした透明のフッ素系樹脂シートS1・S2に赤外線レーザービームを照射して、前記両シートS1・S2の界面に左右一対の外郭線ビード1を形成し、外郭線ビード1で挟まれた両シートS1・S2の間に生体組織を収容する収容部2と、収容部2に連続する通気口3と、通気口3に連続する抽気部4とを形成してなる。抽気部4の端部寄りは、第1シールビード5で封止されている。通気口3はバッグ壁の左右中央に形成してある。
フッ素系樹脂シートS1・S2は、完全フッ素化樹脂と、部分フッ素化樹脂と、フッ素化樹脂共重合体のいずれか一つを形成素材にして、赤外線レーザーの透過を許す透明シートとして形成してある。具体的な形成素材としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ペルフルオロアルコキシフッ素系樹脂(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)などがある。この実施例では、縦長長方形状のフッ素系樹脂シートS1・S2を、厚みが100μmの四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体製のシートで形成して、両シートS1・S2に赤外線レーザービームを照射して凍結保存用バッグを形成するようにした。
収容部2は、左右一対の左ビード部6および右ビード部7と、これら両ビード部6・7から通気口3へ向かって先すぼまり状に傾く肩ビード部8で区画されており、左右の両ビード部6・7の上端部はフッ素系樹脂シートS1・S2の短辺部と直交状に交差していて、両ビード部6・7の間に生体組織を収容部2に充填するための充填口9が開口してある。抽気部4は、左右一対の抽気左ビード部12と抽気右ビード部13と、これら両ビード部12・13から通気口3へ向かって先すぼまり状に傾く傾斜ビード部14とで漏斗状に形成してある。抽気部4と、通気口3と、収容部2の左右両側、より詳しくは傾斜ビード部14と通気口3を形成するビード部と肩ビード部8に臨んで、ラベルLを収容するためのラベルポケット15がフッ素系樹脂シートS1・S2の間に形成される。
図1に示すように、通気口3の左右幅をB1とし、抽気部4の左右幅をB2とし、収容部2の左右幅をB3とするとき、各部の左右幅は不等式(B1<B2<B3)を満足するように設定してある。具体的には、フッ素系樹脂シートS1・S2の短辺部の長さを116mmとするとき、B1は20mm、B2は70mm、B3は100mmとした。このように、抽気部4は通気口3より広幅に形成され、収容部2および充填口9は通気口3よりさらに広幅に形成してある。
以上のように構成した凍結保存用バッグは、血液などの生体組織を収容部2に充填し封止したのち、液体窒素に浸漬して凍結保存するが、凍結保存用バッグに対する生体組織の封入は以下の手順に従って行う。
まず、図2(a)に示すように、充填口9を開口した状態で、生体組織を充填口9から収容部2に充填する(第1手順)。このとき、収容部2と同じ幅の充填口9を大きく開口した状態で生体組織を充填できるので、生体組織の収容部2への充填や注入を、簡便にしかも速やかに行うことができる。次に、収容部2内の空気を押し出しながら、充填口9側のバッグ壁を密着させて、図3に示すように生体組織が充填された凍結保存用バッグの充填口9を第2シールビード18で封止する(第2手順)。この状態の収容部2には、僅かに空気が含まれていることが多く、この空気を放出するために、図4に示すように第1シールビード5に沿ってバッグ壁を切断して、第1シールビード5を含むバッグ壁19を分離除去し、抽気部4の端部寄りに抽気開口20を形成する(第3手順)。
抽気開口20が形成された凍結保存用バッグを、図4(a)に示すように抽気部4が上、収容部2が下になる状態にして、図示していないスタンドで起立保持する。次に、収容部2内の生体組織を通気口3から抽気部4へ押し出して液位を上げ、さらに抽気部4のバッグ壁を密着させながら空気を抽気開口20から放出する(第4手順)。このとき、凍結保存用バッグをスタンドで起立保持することにより、生体組織に含まれている空気の泡を、肩ビード部8で案内して通気口3から抽気部4へ浮上させることができる。また、広幅の抽気部4のバッグ壁を密着させながら空気を抽気開口20から放出することにより抽気部4内の空気の全てを確実に排出できる。さらに、抽気部4から収容部2の上部に至る間のバッグ壁を密着させて仮封止部21を形成することができる。この状態で、図5(a)に示すように仮封止部21を第3シールビード22で封止する(第5手順)ことにより、生体組織のみを収容部2内に封入することができる。この実施例では、仮封止部21のうち、肩ビード部8の上部を左右に横断する状態で第3シールビード22を形成した。
上記のようにして生体組織が封入された凍結保存用バッグには、生体組織の管理番号や封入処理の日付などを記入して凍結保存する。しかし、撥水性および撥油性に優れたフッ素系樹脂シートS1・S2は、たとえ油性のマーカーであってもシート表面に文字や記号を記入することはできない。こうした不便を解消するために、生体組織の管理番号や封入処理の日付などをラベルLに記入し、このラベルLを左右いずれか一方のラベルポケット15に封入している。この実施例では、図6に示すように、ラベルポケット15を横断する第3シールビード22に沿って、抽気左ビード部13側のラベルポケット15にラベルLを配置し、一対のフッ素系樹脂シートS1・S2の間にラベルLを配置した。さらに、抽気左ビード部13と平行で、第3シールビード22と交差する閉止ビード部23を形成して、ラベルLを分離不能に封入した。封入されたラベルLの表示は、透明のフッ素系樹脂シートS1(またはS2)を介して明確に視認することができる。
以上のように構成した凍結保存用バッグによれば、広幅の充填口9を大きく開口した状態で生体組織を充填できるので、生体組織の収容部2への充填や注入を、簡便にしかも速やかに行うことができる。また、収容部2内の生体組織を通気口3から広幅の抽気部4へ押し出して液位を上げ、さらに抽気部4のバッグ壁を密着させながら空気を抽気開口20から放出することができるので、収容部2に入り込んだ空気の脱気作業を楽にしかも速やかに行うことができる。
図7および図8は、凍結保存用バッグの別の実施例を示す。上記の凍結保存用バッグにおいては、収容部2に生体組織を充填すると、図8に想像線で示すように、収容部2の中央部の周囲壁が外膨らみ状に変形してしまう。こうした収容部2の周囲壁の変形を規制するために、収容部2において対向するフッ素系樹脂シートS1・S2どうしを、規制ビード24で一体化した。詳しくは、収容部2の周囲壁の中央に規制ビード24を縦長直線状に形成して、収容部2の周囲壁が充填された生体組織によって外膨らみ状に変形するのを規制している。外郭線ビード1と規制ビード24は、どちらが先に形成してあってもよい。
上記のように、規制ビード24を備えた凍結保存用バッグによれば、生体組織が充填された状態の収容部2は、その周囲壁の中央部分が規制ビード24で一体化されているので、外膨らみ状に変形することができず、図8に示すように、規制ビード24の左右の周囲壁が薄い凸レンズ状に変形する。この状態の規制ビード24の左右の収容部2における厚みは、想像線で示すように規制ビード24が設けられていない場合の収容部2における厚みに比べて充分に小さくできる。また、生体組織が充填された凍結保存用バッグを凍結させるとき、収容部2の周縁の左右ビード部6・7、および肩ビード部8の付近の生体組織が凍結するのに並行して、規制ビード24の近傍の生体組織をも同時に凍結させることができる。また、厚みが小さい分だけ、規制ビード24の左右の周囲壁の間に保持された生体組織を速やかに凍結させることができる。従って、従来の凍結保存用バッグに比べて、収容部2の内部における凍結の進行状況を概ね均等化して、収容部2に充填された生体組織をより短い時間で凍結させることができる。
図9および図10はそれぞれ凍結保存用バッグのさらに別の実施例を示す。図9に示す凍結保存用バッグにおいては、左ビード部6および右ビード部7を下すぼまり状のなだらかな湾曲線状に形成して、収容部2と通気口3と抽気部4をビアグラスの外郭線状に形成した。また、図10に示す凍結保存用バッグにおいては、左ビード部6および右ビード部7を外突湾曲線状に形成して、収容部2と通気口3と抽気部4をワイングラスの外郭線状に形成した。このように、収容部2と通気口3と抽気部4を滑らかに連続させると、凍結保存用バッグをスタンドで起立保持した状態において、収容部2に含まれていた空気の泡を通気口3から抽気部4へ円滑に案内浮上させて、抽気開口20から確実に放出することができる。図10における充填口9の左右幅は、収容部2の最大左右幅より僅かに小さいが、抽気部4の左右幅よりは充分に大きく、従って、充填口9を大きく開口した状態で生体組織を充填できる。従って、図1で説明した凍結保存用バッグと同様に、生体組織の収容部2への充填や注入を簡便にしかも速やかに行うことができる。
図11は簡易構造化した凍結保存用バッグの形成例を示す。図11(a)においては、外郭線ビード1を左ビード部6と右ビード部7と、これら両者6・7の下端同士を繋ぐ底ビード部30を一筆書き状に連続させて逆門形に形成した。また、図11(b)においては、外郭線ビード1を左ビード部6と右ビード部7と、これら両者6・7の下端同士を繋ぐ下突湾曲状の底ビード部30を一筆書き状に連続させてU字状に形成した。さらに、図11(c)においては、左ビード部6および右ビード部7を外突湾曲線状に形成し、これら両者6・7の下端同士を繋ぐ下突湾曲状の底ビード部30を一筆書き状に連続させて、徳利状に形成した。また、収容部2に連続して通気口3と抽気部4を設けるようにした。これらの凍結保存用バッグにおいては、いずれもフッ素系樹脂シートS1・S2の上縁の充填口9から生体組織を収容部2に充填したのち、収容部2内の生体組織の液位を充填口9側へ上げ、バッグ壁を密着させながら空気を充填口9から放出したのち、第3シールビード22で封止する。
収容部2の外郭形状は四角形状である必要はなく、円形、楕円形、四角形以外の多角形、ハート形など必要に応じて任意の形状から選定することができるが、単純な形状であることが好ましい。生体組織の封入方法に適用される凍結保存用バッグに関しては、2枚重ねにしたフッ素系樹脂シートS1・S2に赤外線レーザービームを照射して形成した凍結保存用バッグに限定するものではなく、フッ素系樹脂シート以外の樹脂シートで形成した凍結保存用バッグにも等しく適用できる。
1 外郭線ビード
2 収容部
3 通気口
4 抽気部
5 第1シールビード
6 左ビード部
7 右ビード部
8 肩ビード部
9 充填口
S1・S2 フッ素系樹脂シート

Claims (8)

  1. 2枚重ねにしたフッ素系樹脂シート(S1・S2)に赤外線レーザービームを照射して、前記両シート(S1・S2)の界面に形成された外郭線ビード(1)で、生体組織を収容する収容部(2)が区画してある凍結保存用バッグであって、
    収容部(2)の一端に、収容部(2)に連続する通気口(3)と、通気口(3)より広幅の抽気部(4)とが形成されて、抽気部(4)の端部寄りが第1シールビード(5)で封止されており、
    収容部(2)の他端に、生体組織を収容部(2)に充填する充填口(9)が開口してあることを特徴とする凍結保存用バッグ。
  2. 収容部(2)を区画する外郭線ビード(1)が、左右一対の左ビード部(6)および右ビード部(7)を備えており、
    左右の両ビード部(6・7)を、四角形状に形成したフッ素系樹脂シート(S1・S2)のひとつの辺部と交差させて、左右の両ビード部(6・7)の間に充填口(9)が開口してある請求項1に記載の凍結保存用バッグ。
  3. 通気口(3)の左右幅を(B1)とし、抽気部(4)の左右幅を(B2)とし、収容部(2)の左右幅を(B3)とするとき、各部の左右幅が不等式(B1<B2<B3)を満足するように設定してある請求項1、または2に記載の凍結保存用バッグ。
  4. 収容部(2)が、平行に形成される左右一対の左ビード部(6)および右ビード部(7)と、これら両ビード部(6・7)から通気口(3)へ向かって先すぼまり状に傾く肩ビード部(8)で区画してある請求項3に記載の凍結保存用バッグ。
  5. 抽気部(4)と、通気口(3)と、収容部(2)の左右両側にラベル(L)を収容するラベルポケット(15)が形成してある請求項3、または4に記載の凍結保存用バッグ。
  6. 収容部(2)において対向するフッ素系樹脂シート(S1・S2)どうしが、規制ビード(24)で一体化されており、
    収容部(2)に生体組織が充填された状態において、収容部(2)の周囲壁が外膨らみ状に変形するのを規制ビード(24)で規制している請求項3から5のいずれかひとつに記載の凍結保存用バッグ。
  7. 規制ビード(24)が、収容部(2)の周囲壁の中央に形成してある請求項6に記載の凍結保存用バッグ。
  8. 収容部(2)の一端に、収容部(2)に連続する通気口(3)と、通気口(3)より広幅の抽気部(4)とが形成されて、抽気部(4)の端部寄りが第1シールビード(5)で封止されており、収容部(2)の他端に、生体組織を収容部(2)に充填するための充填口(9)が開口してある凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法であって、
    生体組織を充填口(9)から収容部(2)に充填する第1手順と、
    生体組織が充填された凍結保存用バッグの充填口(9)を第2シールビード(18)で封止する第2手順と、
    第1シールビード(5)に沿ってバッグ壁を切断して、第1シールビード(5)を含むバッグ壁(19)を分離し、抽気部(4)の端部寄りに抽気開口(20)を形成する第3手順と、
    凍結保存用バッグを抽気開口(20)が上になる状態で起立させて、収容部(2)内の生体組織を通気口(3)から抽気部(4)へ押し出しながら、バッグ内の空気を抽気開口(20)から放出する第4手順と、
    少なくとも抽気部(4)のバッグ壁を密着させて仮封止部(21)を形成し、仮封止部(21)を第3シールビード(22)で封止する第5手順を経ることを特徴とする凍結保存用バッグに対する生体組織の封入方法。
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