JP2017033379A - 情報処理装置、管理装置、設定情報管理システム、情報処理装置の制御方法、管理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、管理装置、設定情報管理システム、情報処理装置の制御方法、管理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 拡張プログラムをインストールする前に、初期設定を行うアプリケーションが当該拡張プログラムの使用許諾契約書に対する同意の確認を行い、同意確認がとれた後に、当該拡張プログラムをインストールする。
【解決手段】
管理装置と通信する情報処理装置において、所定のスクリプトに従って特定の拡張プログラムをインストールして初期設定を行う際に、当該拡張プログラムに使用許諾契約書が含まれていると判断した場合、前記拡張プログラムをインストールせずに、前記使用許諾契約書の確認後にインストールすべき拡張プログラムとして管理する。そして、操作画面に表示されたアイコンが指示されることに応じて、前記拡張プログラムに対応づけられた前記使用許諾契約書と、当該使用許諾契約書に対する同意を確認するボタンとを表示することを特徴とする。
【選択図】 図15

Description

本発明は、情報処理装置、管理装置、設定情報管理システム、情報処理装置の制御方法、管理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
情報処理装置、例えば画像形成装置を新規に導入するに当たり、事前に画像形成装置の使用環境に応じた初期設置作業を行う必要がある。初期設置作業には、印刷物の仕上げ処理を行うフィニッシャーなどハードウェアオプションの取り付けや、画像形成装置の制御プログラムの設定作業などがある。
近年、画像形成装置が多機能化しており、ソフトウェアのインストールや設定を従来の方法で行う場合、設定項目が大変多く、多くの時間と手間がかかる。そのため、サービスマンが事前に初期設置作業を行うことで、ユーザ先での作業を削減していた。しかし、インストールするアプリケーションはそれぞれ使用許諾契約書を持ち、管理者ユーザが同意して始めてインストール可能となるようにしているため、設置作業を自動化するためには使用許諾契約書の確認作業が負荷になっていた。これに対して、インストール後に使用許諾契約書を確認させることで、ユーザに対して確実に使用許諾契約書を確認してもらう技術(特許文献1参照)があった。
特開2000−357078号公報
しかしながら、前述した技術は、使用許諾契約書の確認前にインストールを実行してしまうため、ユーザが使用許諾契約書を未確認のアプリケーションをコンピュータにインストールしてしまうという問題があった。
また、アプリケーション自身が使用許諾契約書の確認機能を持つ必要があり、アプリケーションの開発の手間がかかる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、拡張プログラムをインストールする前に、初期設定を行うアプリケーションが当該拡張プログラムの使用許諾契約書に対する同意の確認を行い、同意確認がとれた後に、当該拡張プログラムをインストールできる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
管理装置と通信する情報処理装置であって、所定のスクリプトに従って特定の拡張プログラムをインストールして初期設定を行う初期設定手段を備え、前記初期設定手段は、前記拡張プログラムをインストールする際に、当該拡張プログラムに使用許諾契約書が含まれているかどうかを判断する判断手段と、前記使用許諾契約書が含まれていると判断した場合、前記拡張プログラムをインストールせずに、前記使用許諾契約書の確認後にインストールすべき拡張プログラムとして管理する管理手段と、前記管理手段が管理する拡張プログラムに対応づけられたアイコンを操作画面に登録する登録手段と、前記操作画面に表示されたアイコンが指示されることに応じて、前記拡張プログラムに対応づけられた前記使用許諾契約書と、当該使用許諾契約書に対する同意を確認するボタンとを表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の管理装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と通信する管理装置であって、前記情報処理装置にインストールすべき拡張プログラムと、当該拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果とを管理する管理手段と、前記情報処理装置にインストールされた拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果を取得する取得手段と、を備え、前記管理手段は、前記情報処理装置から取得する前記使用許諾契約書に対する同意の結果を前記拡張プログラムに対応づけて登録することを特徴とする。
本発明によれば、拡張プログラムをインストールする前に、初期設定を行うアプリケーションが当該拡張プログラムの使用許諾契約書に対する同意の確認を行い、同意確認がとれた後に、当該拡張プログラムをインストールできる。
初期設置自動化システムの一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 クライアントコンピュータの構成を示すブロック図である。 案件管理サーバの構成を示すブロック図である。 画像形成装置のソフトウェア構成の例を示す図である。 操作部に表示されるメインメニュー画面の例を示す図である。 初期設置作業サポートプログラムの機能構成を示す図である。 設置指示情報管理システムの機能構成の例を示す図である。 案件管理サーバの機能構成を説明する図である。 設置指示情報のファイル構成例を示す図である。 設置作業を自動化設置手順を記述したスクリプトを示す図である。 使用許諾契約書について説明する図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるUI画面の例を示す図である。 操作部に表示されるUI画面の例を示す図である。 案件管理テーブルを示す図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるUI画面の例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
《初期設置自動化システム全体構成》
図1は、本実施形態を示す情報処理装置を含む初期設置自動化システムの一例を示す図である。本発明の初期設置を自動化するための設定情報管理システムは、情報処理装置の一例である画像形成装置101、可搬記憶媒体であるUSBストレージ102、クライアントコンピュータ103、案件管理サーバ104によって構成される。
ここで、画像形成装置101は、複写機にスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、ファイル送信機能等複数の機能を統合した複合機である。また、画像形成装置101は、可搬記憶媒体を接続するインターフェースを有している。可搬記憶媒体を接続するインターフェースの種別は問わないが、本実施形態ではUSBインターフェースを用いることとする。本インターフェースにUSBストレージ102を接続することで、USBストレージ102に対してデータの読み書きを行うことができる。
画像形成装置101(a)はLAN110を介して案件管理サーバ104と接続し、初期設置に必要な所定の設置指示情報を案件管理サーバ104から取得して初期設置を行う。画像形成装置101(b)は、クライアントコンピュータ103を用いて案件管理サーバ104からUSBストレージ102に保存された設置指示情報を用いて初期設置を行う。USBストレージ102は、ホストとなる機器から容易に取り外せる記憶装置であれば種別を問わないが、本実施形態ではUSBマスストレージクラスを実装するUSBストレージ102を用いる。なお、画像形成装置101(a)、画像形成装置101(b)を総称する場合には、画像形成装置101と記す。
クライアントコンピュータ103は、所謂パーソナルコンピュータである。クライアントコンピュータ103は、USBストレージ102を接続するインターフェースを有している。USBストレージ102を接続するインターフェースの種別は問わないが、本実施形態ではUSBインターフェースを用いる。本インターフェースにUSBストレージ102を接続することで、USBストレージ102に対してデータの読み書きを行うことができる。
案件管理サーバ104は、画像形成装置101の設定値や各種プログラム、ライセンス情報を管理するデータベースを有しており、それぞれの画像形成装置101を設定するための情報を取り出すことが出来る。クライアントコンピュータ103と案件管理サーバ104はLAN110で接続され、データをやり取りすることが出来る。
《ハードウェア構成例−画像形成装置》
図2は、図1に示した画像形成装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、CPU211を含む制御部210は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD214は、画像データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F215は、操作部219と制御部210とを接続する。操作部219には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられている。
プリンタI/F216は、プリンタ220と制御部210とを接続する。プリンタ220で印刷すべき画像データはプリンタI/F216を介して制御部210から転送され、プリンタ220において記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F217は、スキャナ221と制御部210とを接続する。スキャナ221は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。
ネットワークI/F218は、制御部210(画像形成装置101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F218は、LAN110上の外部装置に画像データや情報を送信したり、LAN110上の外部装置から各種情報を受信したりする。
USBホストI/F222は、USBストレージ102と通信するインターフェース部である。USBホストI/F222は、HDD214に格納されているデータをUSBストレージ102に出力する。また、USBホストI/F222は、USBストレージ102に格納されているデータを入力し、CPU211にそれを伝える。USBストレージ102は、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/F222に対して着脱可能である。USBホストI/F222には、USBストレージ102を含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
《ハードウェア構成例−クライアントコンピュータ》
図3は、図1に示したクライアントコンピュータ103の構成を示すブロック図である。
図3において、CPU317を含む制御部316は、クライアントコンピュータ103全体の動作を制御する。CPU317は、ROM318に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM319は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD320は、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
操作I/F321は、クライアントコンピュータ103で実行されるプログラムへの制御操作を入力するユーザインタフェース端末を接続するI/Fである。この例では、マウス322やキーボード323で構成するが、その限りではない。
ディスプレイI/F324は、クライアントコンピュータ103で実行されるプログラムのUIを表示するディスプレイ端末を接続するI/Fである。この例ではディスプレイ325で構成するが、その限りではない。
ネットワークI/F326は、制御部316をLAN110に接続する。ネットワークI/F326は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
USBホストI/F327は、USBストレージ102と通信するインターフェース部である。USBホストI/F327は、HDD320に格納されているデータをUSBストレージ102に出力する。また、USBホストI/F327は、USBストレージ102に格納されているデータを入力し、CPU317にそれを伝える。USBストレージ102は、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/F327に対して着脱可能である。USBホストI/F327には、USBストレージ102を含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
《ハードウェア構成例−案件管理サーバ》
図4は、図1に示した案件管理サーバ104の構成を示すブロック図である。
図4において、CPU401を含む制御部400は、案件管理サーバ104全体の動作を制御する。CPU401は、ROM402に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD404は、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。
ネットワークI/F405は、制御部400をLAN110に接続する。ネットワークI/F405は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
《ソフトウェア構成例−画像形成装置》
図5は、図1に示した画像形成装置101のソフトウェア構成の例を示す図である。
図5において、OS500上には、プリンタやFAX、スキャナなどの元々備わっている制御用プログラムのネイティブプログラム501、拡張プログラムの実行プラットフォームである拡張プログラム実行プラットフォーム502が動作している。拡張プログラム実行プラットフォーム502は拡張プログラム507を管理するためのフレームワークを実装している。更に、ネイティブプログラム501上には、ファームウェア更新サービス503、オプション有効化サービス504、設定管理サービス505が動作している。また拡張プログラム実行プラットフォーム502上には、拡張プログラムシステムサービス506と拡張プログラム507が動作している。
ファームウェア更新サービス503は、ファームウェアを更新するための各種機能を提供するサービスである。例えば、ファームウェア更新サービス503は、ユーザから指定されたファームウェアを参照し、該ファームウェアの更新が必要か否かを判断する。またネイティブプログラム501に対し、または介し、ファームウェアを更新する。
オプション有効化サービス504は、ネイティブプログラム501に予め組み込まれているオプション機能を、有効化するためのサービスである。オプション有効化サービス504は、ユーザから指定されたオプションライセンスファイルにより特定されるオプション機能を識別し、有効化する。
設定管理サービス505は、プリンタやスキャナなどの各種設定データを管理するためのサービスである。設定管理サービス505は、例えばユーザから1つまたは複数の設定、または複数の設定データを含むファイルを指定されると、ネイティブプログラム501の設定データを書き換える機能を提供する。尚、設定管理サービス505は、ユーザインターフェース(以下、UI)を持っており、ユーザは画像形成装置101の操作部219を介して設定変更の指示ができる。
拡張プログラムシステムサービス506は、拡張プログラム507に共通に有用なユーティリティライブラリで、システムから提供される。拡張プログラム実行プラットフォーム502に対して、拡張プログラムのインストール、アンインストール、起動、停止などを依頼することも出来る。拡張プログラム507から拡張プログラムシステムサービス506の機能を呼び出すことにより、拡張プログラム507を開発する手間を省くことができる。
拡張プログラム507は、拡張プログラム実行プラットフォーム502または拡張プログラムシステムサービス506を介してのみ、他の拡張プログラム507やRAM213など画像形成装置101の各モジュールへアクセスすることができる。
また、UIを持つ拡張プログラム507は、画像形成装置101の操作部219に表示されるメインメニュー画面(図6)にアイコンを表示することができる。このアイコンをユーザが選択したことを、操作部219を通じて操作部I/F215が検知すると、操作部I/F215はその旨をCPU211に送信する。その旨を受け取ったCPU211はユーザに選択された拡張プログラム507のUIを操作部219に表示する。
尚、本ソフトウェア構成は基本的な部分のみ記載したものであり、実施環境によっては他のサービス等が含まれていても良い。また設定を制限するなどの理由により、不要なサービスは無くても良い。
図6は、図1に示した画像形成装置101の操作部219に表示されるメインメニュー画面の例を示す図である。
図6において、メインメニュー画面600は、プログラムアイコン表示エリア601、標準プログラムアイコン602、拡張プログラムアイコン603を有している。
プログラムアイコン表示エリア601は、画像形成装置101で現在操作可能なプログラムのアイコンを表示するエリアである。標準プログラムアイコン602は、画像形成装置101の制御プログラムが持つ機能を操作するためのUIを表示するためのアイコンである。拡張プログラムアイコン603は、画像形成装置101の拡張プログラムを操作するためのUIを表示するためのアイコンである。ユーザは、これらのアイコンを押下することで、所望のプログラムを呼び出すことが出来る。
《設置作業例》
以下、本発明に係る、画像形成装置の初期設置作業について説明する。
画像形成装置101の初期設置作業は、LAN110を使って案件管理サーバ104に接続する画像形成装置101(a)と、可搬記憶媒体102を接続して初期設置を行う画像形成装置101(b)とでは作業が異なる。
まず、クライアントコンピュータ103で動作する設置指示情報管理システムは案件管理サーバ104に接続し、各画像形成装置101で行いたい設置情報を入力して設置指示情報を作成する。なお、設置指示情報を具体的に記述したリストをスクリプトと呼ぶ。
画像形成装置101(a)の設置作業において、作業者は案件管理サーバ104から設置作業対象の画像形成装置101(a)に拡張プログラム507の一つである初期設置作業サポートプログラムをダウンロードし、インストールする。初期設置作業サポートプログラムは、案件管理サーバ104に接続し、自機で使用する設置指示情報を検索し、スクリプトに記述されている設置作業を自動的に実行する。
画像形成装置101(b)の設置作業においては、設置指示情報管理システムは案件管理サーバ104に接続し、設置作業対象である画像形成装置101の設置指示情報をUSBストレージ102に書き込む。
作業者は、設置作業対象の画像形成装置101(b)に拡張プログラム507の一つである初期設置作業サポートプログラムをインストールする。そして、作業者は、該USBストレージ102をクライアントコンピュータ103から抜き取り、画像形成装置101(b)に接続する。画像形成装置101(b)の初期設置作業サポートプログラムは、USBストレージ102の設置指示情報を検知し、スクリプトに記載されている設置作業を自動的に実行する。
《ソフトウェア機能構成例》
本発明に係る、後述する初期設置処理は、拡張プログラムの一つである初期設置作業サポートプログラム700が行う。初期設置作業サポートプログラム700は画像形成装置101が生産現場から出荷される段階でインストールされていることが望ましいが、初期設置作業現場でインストールしてもよい。また、本発明に係る、後述する設置指示情報出力処理は、クライアントコンピュータ103で動作する設置指示情報管理システムまたは、案件管理サーバ104で動作する案件管理サーバプログラムが行う。
図7は、図1に示した画像形成装置101で動作する初期設置作業サポートプログラム700の機能構成の例を示す図である。
図7において、CPU211が各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。初期設定処理を行う初期設置作業サポートプログラム700は、UI制御部701、ストレージ管理部702、処理実行部703、スクリプト解析部705、ネットワーク通信部704とデータ管理部706を有する。
UI制御部701は、初期設置作業サポートプログラム700を操作するためのUIを、操作部219を通じて作業者に提供し、作業者の操作を受け付ける。ストレージ管理部702は、USBストレージ102のデータの読み書きを行う。また、USBストレージ102の挿抜を検知する。処理実行部703は、UI制御部701及びストレージ管理部702の指示を受け、各種処理を行う。
ネットワーク通信部704は、ネットワークI/F210を通して案件管理サーバ104に対して設置指示情報の転送を依頼する。案件管理サーバ104から得られたデータを処理実行部703に渡すことで設定作業を行う。
スクリプト解析部705は、ネットワーク通信部704が案件管理サーバ104から取得した設定作業指示情報のスクリプトまたはUSBストレージ102に格納されているスクリプトを解析し、処理実行部703が実行すべき処理、順序を決定する。
図8は、図1に示したクライアントコンピュータ103で動作する設置指示情報管理システム800の機能構成の例を示す図である。
図8において、CPU317が各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。また、本実施形態では、クライアントコンピュータ103でプログラムが実行されることを想定するが、その限りではない、ネットワークI/F326を介して、ネットワーク上にあるサーバやサービスで実行してもよい。
設置指示情報管理システム800は、UI制御部801、設置指示情報管理部802、ネットワーク通信部803、ストレージ管理部804、処理実行部805とスクリプト生成部806を有する。
UI制御部801は、設置指示情報管理システム800を操作するためのUIを、ディスプレイ325を通じて作業者に提供し、マウス322やキーボード323を通じて作業者の操作を受け付ける。
設置指示情報管理部802は、UI制御部801および処理実行部805の指示に従い、設置指示情報の読み出しや書き込みを管理する。設置指示情報は、ネットワーク通信部803から受け取ることを想定するが、クライアントコンピュータ103上にデータベースを保持し、そこで管理するような構成でも構わない。
ネットワーク通信部803は、ネットワークI/F326を介して、案件管理サーバ104と通信し、案件管理サーバ104に対して設置指示情報の保存や取得を行う。ストレージ管理部804は、USBストレージ102のデータの読み書きを行う。また、ストレージ管理部804は、USBストレージ102の挿抜を検知する。
処理実行部805は、UI制御部801および設置指示情報管理部802、ストレージ管理部804の指示に従い、各種処理を行う。スクリプト生成部806は、処理実行部805の指示に従い、設置指示情報として初期設置作業サポートプログラム700が解析可能なスクリプトを生成する。
図9は、図1に示した案件管理サーバ104で動作する、案件管理サーバプログラム900、および、案件データ格納部904の機能構成の例を示す図である。
図9において、CPU401がプログラムを実行することにより、各機能が実現される。
案件管理サーバプログラム900は、制御部901、案件データ管理部902、通信部903を有するWebアプリケーションである。制御部901は、通信部903が受信するリクエスト内容にしたがって、案件データ管理部902に対して案件データの格納、削除、更新、取得等の処理を指示する。
案件データ管理部902は、制御部901の指示に従い、後述する案件データ格納部904に対して案件データの格納、削除、更新を行う。また、案件データ管理部902は案件データ格納部904から案件データの取得などを行う。
通信部903は、クライアントコンピュータ103などからのリクエストを受信して、制御部901にリクエスト内容を送信する。更に、制御部901からリクエストに対する処理結果を受け取り、前記リクエストに対するレスポンスデータを作成し、クライアントコンピュータ103などにレスポンスを送信する。
案件データ格納部904は案件管理サーバ104で動作するデータベースである。CPU401がプログラムを実行することにより、各機能が実現される。尚、本例では案件管理サーバ104に案件データ格納部904が構成されているが、案件管理サーバプログラム900と連携できるようになっていれば別のサーバに配置されるような構成でも良い。
《USBストレージの設置指示情報とスクリプト例》
図10は、本実施形態に係る、設置指示情報管理システムが生成し、初期設置作業サポートプログラム700が使用する、設置指示情報のファイル構成例を示す図である。
図10において、ルートフォルダー1000は、Firmwareフォルダー1001、EmbeddedFuncフォルダー1003、Appフォルダー1005、DevConfigフォルダー1008、Logフォルダー1010、Script.xmlファイル1012を含む。
Firmwareフォルダー1001は、画像形成装置101に対して更新したいファームウェアを格納するフォルダーである。本図では、Firmwareフォルダー1001の中にファームウェア群をzip形式でアーカイブしたFirmware_v1.0.1.zipファイル1002が存在している。
EmbeddedFuncフォルダー1003は、画像形成装置101にプリインストールされている機能をアクティベートするためのライセンスファイルを格納するフォルダーである。本図では、EmbeddedFuncフォルダー1003の中にライセンスファイルEmbeddedFunc−License.lic1004が存在している。
Appフォルダー1005は、初期設置作業にて画像形成装置101に対してインストールすべき拡張プログラム、及び拡張プログラムのインストールに必要なライセンスファイルを格納するフォルダーである。本図では、Appフォルダー1005に拡張プログラムApplication001.jar1006、及びライセンスファイルApp001−License.lic1007が存在している。
DevConfigフォルダー1008は、設定データを格納するフォルダーである。本図では、DevConfigフォルダー1008に、zip形式でアーカイブし、拡張子を変更したファイルdeviceConfigurationFile.zip1009が存在している。zip形式のファイルを例として挙げているが、ファイル形式やファイル名、拡張子はこれにこだわらない。
Logフォルダー1010は、初期設置作業サポートプログラム700が実行した結果のファイル(以降、ログ)を格納するためのフォルダーである。
本図では、Log.txt1011が格納されているが、初期設置作業サポートプログラム700を実行する前は、Logフォルダー1010、及びLog.txt1011は存在しない。これらのフォルダー及びファイルは、実行中、または実行後に初期設置作業サポートプログラム700が、一旦Logフォルダー1011、及びLog.txt1011を画像形成装置101のHDD320に作成し、それをコピーすることによって作成される。
Script.xml1012は、初期設置作業を自動で処理するための作業手順を示す指示書(スクリプト)である。スクリプトの詳細については、図11にて後述する。
設置指示情報は、初期設置作業サポートプログラム700が案件管理サーバ104または、可搬記憶媒体102から取得する情報である。尚、本図における構成は一例であり、これに限らず任意のフォルダー構成として良いし、データベースに管理されても良いし、初期設置作業サポートプログラム700からの要求に応じて案件管理サーバプログラム900が作成しても良い。
図11は、図1に示した画像形成装置101の設置作業を自動で実施するための設置手順を記述したスクリプトの一例を示す図である。
図11において、スクリプト1100は、初期設置作業サポートプログラム700のストレージ管理部702で読み込まれ、処理実行部703を介しスクリプト解析部705によって解析される。スクリプト解析部705によって解析されたスクリプト1100は、処理実行部703によって実行される。また本図におけるスクリプト1100は、クライアントコンピュータ103で動作する、設置指示情報管理システム800によって生成される。スクリプト1100は、案件情報1101とターゲット情報1102、コマンド情報1103の大きく3つの情報によって構成される。
案件情報1101には、案件識別子1104と案件種別1105が記述される。案件識別子1104は、案件データを一意に識別するためのものである。案件識別子は案件管理サーバプログラム900によって案件データが生成される際に、案件データに対して付与される識別子で、全ての案件データに対してユニークな値である。例えばGUID(Global Unizue Identifier)などを用いる。
案件種別1105は、複数台の画像形成装置に対して共通データのみを適用させるような共通案件か、それとも、ターゲット識別子毎に異なるデータを適用させるような個別案件か、を示したものである。
ターゲット情報1102には、ターゲット識別子1106が記述される。ターゲット識別子1106は、セットアップ対象となる画像形成装置を一意に特定可能なシリアル番号である。
本実施形態では、1スクリプト1ターゲットの構成をとるため、ターゲット識別子1106には、ターゲットのシリアル番号が一つだけ記述されるものとする。但し、この構成に限定する必要はなく、一つのスクリプトに複数のターゲット識別子を記述する構成でも良い。このとき、案件情報1101やコマンド情報1103には、どのターゲット識別子に対応した情報なのかがわかるような記述をすれば良い。
コマンド情報1103は、ファームウェア処理部1107、システムオプション処理部1108、デバイス設定情報処理部1109、拡張プログラム処理部1110、拡張プログラム設定情報処理部1111によって構成される。
例えば、ファームウェア処理部1107には、更新するファームウェアを特定するための、バージョンや名称、更にそのファームウェアの所在を示すURLやパス情報などが記述される。
システムオプション処理部1108には、有効化するシステムオプションを特定するためのオプション名やオプションID,有効化ライセンスファイルの所在を示すURLやパス情報、更に、ライセンスファイルを取得するためのアクセスキーなどが記述される。
デバイス設定情報処理部1109には、デバイス設定情報ファイルを特定するための名称や、ファイルの所在を示すURLやパス情報などが記述される。
拡張プログラム処理部1110には、インストールする拡張プログラムを特定するための名称やIDと、インストールするためのライセンスファイルの所在を示すURLやパス情報、更に、ライセンスファイルを取得するためのアクセスキーなどが記述される。拡張プログラム設定情報処理部1111には、インストールする拡張プログラムに関する設定情報ファイルを特定するための名称や、ファイルの所在を示すURLやパス情報などが記述される。
スクリプト1100は、本実施形態においてXML(Extensible Markup Language)で記載されているものとする。しかし、XMLに限定されず、初期設置作業サポートプログラム700および案件管理サーバプログラム900において解釈可能であれば如何なる書式であっても良い。
また、本図で示すスクリプトの構成は、画像形成装置のセットアップに必要な処理を限定するものではなく、必要に応じて処理の重複、増減があっても良い。
《拡張プログラムの構成》
図12は、図1に示した画像形成装置101にインストール可能な拡張プログラムのファイル構成と、使用許諾契約書について説明する図である。
図12において、拡張プログラムファイル1200は、拡張プログラム定義1201、使用許諾契約書1202、拡張プログラム1203から成る。拡張プログラム定義1201には、インストールする拡張プログラム1203についてのパスや、拡張プログラムの名称、画像形成装置101において消費する資源量などが記載される。また、同じフォルダーの中に、画像形成装置101のメインメニュー画面600にボタン表示するために用いる画像などが含まれていても良い。
使用許諾契約書1202は、拡張プログラムファイル1200をインストールする前に、画像形成装置101の管理者に対して、予め確認させたい免責事項や、ユーザの権利について書かれた文書である。拡張プログラム1203は、インストールする拡張プログラムの実行プログラムである。
本実施形態では、使用許諾契約書を用いて説明しているが、ユーザが確認する文書は使用許諾契約書に限らず、制限事項について説明した文書などでも良いし、複数の文書が含まれていても良い。
《初期設置作業の処理フロー》
図13は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、初期設置作業サポートプログラム700が可搬記憶媒体102の挿入を検知した後、設置処理を実行する処理例である。なお、各ステップは、CPU211が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1301では、初期設置作業サポートプログラム700が動作する画像形成装置101のIDを取得する。このIDとは、画像形成装置101の個体識別子や型番など、設置作業をすべき画像形成装置101を特定するための情報である。S1302では、可搬記憶媒体102または、案件管理サーバ104に保存されている設置指示情報のスクリプト1100を検索し、実行すべき設置指示情報を特定する。
S1303では、処理実行部703が前記S1302において、実行すべき設置指示情報が見つかったかどうか判断する。ここで、設置指示情報が見つかったと処理実行部703が判断した場合はS1304へ進む。一方、見つからなかったと処理実行部703が判断した場合は、本処理を終了する。
S1304では、S1302で見つかったスクリプト1100および設置指示情報を、操作部219に、例えば図20に示すUI画面で表示し、作業者にその旨を通知する。作業者は正しい設置指示情報が見つかった旨を確認し、実行ボタン2001を押下することで、次のS1305に移る。
S1305では、S1304の実行指示に応じて、S1302で見つかったスクリプトファイルのコマンド情報1103の記述に従い、各種コマンドを実行する。コマンドは、初期設置作業として実行しなければならないソフトウェアのインストール・更新・設定作業を実行可能にする。
例えば、画像形成装置101のネイティブプログラム501を含むファームウェアの更新や、拡張プログラム507のインストール、開始などである。本ステップが終了すると、本フローを終了する。
《拡張プログラムのインストールフロー》
図14は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図13におけるS1305で、初期設置作業サポートプログラム700が実行する拡張プログラムのインストール処理例である。なお、各ステップは、CPU211が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1401では、スクリプト1100によって画像形成装置101にインストール指示された拡張プログラムについて、処理実行部703がファイル構成を確認する。S1402において、処理実行部703が拡張プログラムファイル1200の中に使用許諾契約書1202が含まれるかどうかを判断する。ここで、使用許諾契約書1202が含まれると処理実行部703が判断した場合は、拡張プログラムファイル1200のインストールは行わず、S1403に進む。一方、使用許諾契約書1202が含まれないと処理実行部703が判断した場合は、S1404において、画像形成装置101に対して拡張プログラムのインストールを行い、本処理を終了する。
S1403では、使用許諾契約書が含まれる拡張プログラムのアプリケーションファイル1006と、ライセンスファイル1007とをデータ管理部706が初期設置作業サポートプログラム700の管理下にコピーして、本処理を終了する。
なお、ここではインストール指示を受けた拡張プログラムのスクリプト1100をコピーしたが、ファイルの保存場所を示す情報だけを保存し、必要な時に適宜案件管理サーバ104から取得するように構成しても良い。また、本実施形態では使用許諾契約書が拡張プログラムファイルに含まれる場合について記載したが、他の文書であっても構わないし、複数の文書を保持しているような拡張プログラムに適用されても良い。
《拡張プログラムの使用許諾契約書確認とインストールのフロー》
図15は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図14のS1402において使用許諾契約書1202が含まれると判断された拡張プログラムファイル1200の使用許諾契約書を確認して、拡張プログラムファイル1200をインストールする処理例である。なお、このフローは、図14のフロー終了後であれば、どのタイミングで行われても良い。また、各ステップは、CPU211が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置101が起動されると、S1501で、データ管理部706が、S1403で初期設置作業サポートプログラム700の管理下に保存された拡張プログラムが存在するかどうかを判断する。ここで、拡張プログラムが存在するとデータ管理部706が判断した場合はS1502へ進み、存在しないと判断した場合は、本処理を終了する。
S1502では、処理実行部703が拡張プログラムから、使用許諾契約書1202やアイコンを取得する。これらのファイルについては、予め拡張プログラムとは別のファイルとして保存されていても良いし、案件管理サーバ104から別途、取得しても良い。
S1503では、初期設置作業サポートプログラム700がインストールを行う拡張プログラムのアプリケーション名と、先のS1502で取得したアイコンを用いて、アイコンの表示を行う。処理実行部703が拡張プログラムシステムサービス506を用いて、操作画面であるメインメニュー画面600に拡張プログラムのインストールを行うためのボタンを表示する表示制御を実行する。
ここではインストールを行う拡張プログラムのアイコンを使用したが、設置作業サポートプログラム700が持つアイコンを使用しても良い。S1504では、UI制御部701がS1503で表示したメインメニュー画面600のインストールボタンが押されるまで待機する。
S1505では、S1504でボタンを押下したユーザが画像形成装置101の管理者で有るかどうかを処理実行部703が判断する。特定権限を有する管理者であると処理実行部703が判断した場合にはS1506に進み、管理者ではないと判断した場合は、図16のUI画面で表示するように、管理ユーザに確認してもらう旨を表示したエラーダイアログ1600をS1512において表示して、本処理を終了する。具体的には、ユーザがエラーダイアログ1600を確認後、本処理を終了する。
S1506では、ユーザに対してUI制御部701が使用許諾契約書確認画面1700を表示する。使用許諾契約書1202の確認画面については、図17で説明する。
S1507では、UI制御部701が使用許諾契約書確認画面1700の同意ボタン1702が押下されたかどうかを判断する。また、S1511では、不同意ボタン1703が押下されたかどうかを判断する。どちらかが押下されるまでは待機する。ここで、同意ボタン1702が押されたとUI制御部701が判断した場合にはS1508へ進み、拡張プログラムシステムサービス506を用いて拡張プログラムのインストールを行う。
一方、不同意ボタン1703が押されたとUI制御部701が判断した場合にはインストールは行わず、S1510に進む。
本実施形態では、インストールのみ実行するが、同時に使用許諾契約書1202の印刷を行うなどしても良い。
S1509では、処理実行部703がインストールされた拡張プログラムAの画面をメインメニュー画面600に表示させる。S1510では、データ管理部706が管理していた拡張プログラムファイルやアイコンファイルを削除して、本処理を終了する。
なお、上記メインメニュー画面600において、複数のボタンが表示された場合には、複数の拡張プログラムに対する同意を一括して受け付けるように制御してもよい。これにより、複数の拡張プログラムを効率よくインストールすることができる。
図17は、図2に示した操作部219に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、管理者ユーザに対して表示する、使用許諾契約書確認画面1700である。
図17において、使用許諾契約書確認画面1700は、使用許諾契約条項表示部1701と、同意ボタン1702、不同意ボタン1703を持つ。使用許諾契約条項表示部1701に表示された内容に対して、同意する場合は同意ボタン1702、不同意の場合は不同意ボタン1703を押すことで、ユーザの意思を反映する。以上により、初期設置作業サポートプログラム700の自動設置作業を妨げず、画像形成装置101の管理ユーザに対して確実に使用許諾契約書1202を確認させることが可能になる。なお、操作部219の画面サイズが使用許諾契約書1202を1画面で表示できない場合には、画面スクロール機能を設けたり、使用許諾契約書1202の表示文字サイズが小さい場合には、大文字表示に切り替えて表示したりする機能を付加してもよい。また、同意ボタン1702が押下された際、操作を実行したユーザ名と、その日時を拡張プログラムのインストールログに記録して、後日内容を確認できるようにしてもよい。さらに、当該インストールログを案件管理サーバ104に通知するように制御してもよい。
本実施形態によれば、画像形成装置の初期設置作業時には使用許諾契約書の確認を必要とせず、実際にユーザが使用する際に使用許諾契約書を確認する。これにより、拡張プログラムの仕様を変更することなく、画像形成装置に対する設置作業の自動化を妨げず、確実にユーザに使用許諾契約書を確認させた後に、拡張プログラムをインストールすることが出来る環境を整備できる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、拡張プログラムをインストールする画像形成装置101の1台1台に対して、管理者ユーザが使用許諾契約書1202を確認する必要があった。しかし、複数台の画像形成装置101を導入するような会社において、画像形成装置101の管理者は一人で複数台の画像形成装置101を管理していることは一般的である。
このような状況を鑑みて、管理者ユーザが一度確認した使用許諾契約書1202に関して、2台目以降の画像形成装置101へのインストールにおいては、使用許諾契約書1202の確認をせずにインストール可能にするものである。本実施形態は、画像形成装置101(a)のように、LAN110を介して案件管理サーバ104と直接通信する構成の場合に適用される。
図18は、図1に示した案件管理サーバ104で管理する、各案件に対して使用許諾契約書1202が確認されたかどうかを管理する案件管理テーブル1800を示す図である。
図18において、案件管理テーブル1800は、案件を識別するための案件ID1801、案件名1802、インストール対象の拡張プログラムを示す対象プログラム1803、使用許諾契約書1202が確認されたかどうかを示す使用許諾契約書確認状態1804の列を持つ。これらの情報をテーブルとして管理することにより、どの案件のどの拡張プログラムのインストールに対して使用許諾契約書1202の確認が終わったかを管理する。
図19は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、拡張プログラムのインストールフローについて説明する。なお、各ステップは、CPU112が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1501では、データ管理部706は、S1402において使用許諾契約書1202が含まれると判断された拡張プログラムを初期設置作業サポートプログラム700で管理しているかどうかを判断する。その後、S1901において、ネットワーク通信部704が使用許諾契約書1202を管理者ユーザに確認させる必要があるかどうかを案件管理サーバ104に対して問い合わせる。案件管理サーバ104で管理される案件管理テーブル1800において、拡張プログラムに対応する使用許諾契約書1202が既に確認済みかどうかを確認する。この時、案件IDをキーにして検索が行われても良いし、画像形成装置101のシリアル番号などをキーにして検索されても良い。
S1902では、S1901の問い合わせの結果によって、管理ユーザが使用許諾契約書を確認する必要があるとデータ管理部706が判断した場合、S1502に進み、既に使用許諾契約書に同意済みであるとデータ管理部706が判断した場合、S1508に進む。S1502からS1508は第1実施形態同様のため、説明は割愛する。
S1903では、S1507において、管理者ユーザが使用許諾契約書1202を同意したことを示す情報をネットワーク通信部704が案件管理サーバ104に対して通知する。
案件管理サーバ104の案件データ管理部902は、管理者ユーザが使用許諾契約書1202に同意したことを対象となる拡張プログラムが登録されている全ての案件に登録する。
さらに、S1511で不同意ボタン1703が押された場合にも案件管理サーバ104に対してその状態を通知して登録しておくことで、S1902でユーザが使用許諾契約書に不同意であった場合はS1510に進むようにしても良い。
以上により、管理者ユーザは1度同意した使用許諾契約書1202に対して、2台目以降の設置では、確認なしで画像形成装置101にインストールすることが可能になる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
101 画像処理装置
102 可搬記憶媒体
103 クライアントコンピュータ

Claims (11)

  1. 管理装置と通信する情報処理装置であって、
    所定のスクリプトに従って特定の拡張プログラムをインストールして初期設定を行う初期設定手段を備え、
    前記初期設定手段は、
    前記拡張プログラムをインストールする際に、当該拡張プログラムに使用許諾契約書が含まれているかどうかを判断する判断手段と、
    前記使用許諾契約書が含まれていると判断した場合、前記拡張プログラムをインストールせずに、前記使用許諾契約書の確認後にインストールすべき拡張プログラムとして管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理する拡張プログラムに対応づけられたアイコンを操作画面に登録する登録手段と、
    前記操作画面に表示されたアイコンが指示されることに応じて、前記拡張プログラムに対応づけられた前記使用許諾契約書と、当該使用許諾契約書に対する同意を確認するボタンとを表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記初期設定手段は、前記操作画面に表示される前記ボタンの指示で特定権限のユーザから前記使用許諾契約書に対する同意の確認を受け付けることに応じて、前記アイコンで特定される拡張プログラムを取得してインストールすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、管理される複数の拡張プログラムに対する同意を一括して受け付ける画面を表示し、前記初期設定手段は、当該画面で同意を受け付けた複数の拡張プログラムをインストールすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作画面に表示される前記ボタンの指示で特定権限のユーザから前記使用許諾契約書に対する同意の確認を受け付けることに応じて、前記使用許諾契約書を印刷する印刷手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作画面は、拡張プログラムを選択する画面であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置と通信する管理装置であって、
    前記情報処理装置にインストールすべき拡張プログラムと、当該拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果とを管理する管理手段と、
    前記情報処理装置にインストールされた拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果を取得する取得手段と、を備え、
    前記管理手段は、前記情報処理装置から取得する前記使用許諾契約書に対する同意の結果を前記拡張プログラムに対応づけて登録することを特徴とする管理装置。
  7. 管理装置と情報処理装置とが通信する設定情報管理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    所定のスクリプトに従って特定の拡張プログラムをインストールして初期設定を行う初期設定手段を備え、
    前記初期設定手段は、さらに、
    前記拡張プログラムをインストールする際に、当該拡張プログラムに使用許諾契約書が含まれているかどうかを判断する判断手段と、
    前記使用許諾契約書が含まれていると判断した場合、前記拡張プログラムをインストールせずに、前記使用許諾契約書の確認後にインストールすべき拡張プログラムとして管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理する拡張プログラムに対応づけられたアイコンを操作画面に登録する登録手段と、
    前記操作画面に表示されたアイコンが指示されることに応じて、前記拡張プログラムに対応づけられた前記使用許諾契約書と、当該使用許諾契約書に対する同意を確認するボタンとを表示する表示制御手段と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記情報処理装置にインストールすべき拡張プログラムと、当該拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果とを管理する管理手段と、
    前記情報処理装置にインストールされた拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果を取得する取得手段と、を備え、
    前記管理手段は、前記情報処理装置から取得する前記使用許諾契約書に対する同意の結果を前記拡張プログラムに対応づけて登録することを特徴とする設定情報管理システム。
  8. 管理装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
    所定のスクリプトに従って特定の拡張プログラムをインストールして初期設定を行う初期設定工程を備え、
    前記初期設定工程は、さらに、
    前記拡張プログラムをインストールする際に、当該拡張プログラムに使用許諾契約書が含まれているかどうかを判断する判断工程と、
    前記使用許諾契約書が含まれていると判断した場合、前記拡張プログラムをインストールせずに、前記使用許諾契約書の確認後にインストールすべき拡張プログラムとして管理する管理工程と、
    前記管理工程が管理する拡張プログラムに対応づけられたアイコンを操作画面に登録する登録工程と、
    前記操作画面に表示されたアイコンが指示されることに応じて、前記拡張プログラムに対応づけられた前記使用許諾契約書と、当該使用許諾契約書に対する同意を確認するボタンとを表示する表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 情報処理装置と通信する管理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置にインストールすべき拡張プログラムと、当該拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果とを管理する管理工程と、
    前記情報処理装置にインストールされた拡張プログラムに対する使用許諾契約書の同意の結果を取得する取得工程と、を備え、
    前記管理工程は、前記情報処理装置から取得する前記使用許諾契約書に対する同意の結果を前記拡張プログラムに対応づけて登録することを特徴とする管理装置の制御方法。
  10. 請求項8に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9に記載の管理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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