JP2014164743A - 画像形成システム、画像形成装置、サーバ装置、画像形成装置の制御方法、サーバ装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の画像形成装置の設置環境に適応して構成情報を選択して、各画像形成装置に適切な設定データを初期設定する。
【解決手段】
サーバ装置と通信する画像形成装置において、自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する。そして、取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、サーバ装置から前記設定データを取得する。そして、サーバ装置から取得した設定データを自機に設定する構成を特徴とする。
【選択図】 図7
【解決手段】
サーバ装置と通信する画像形成装置において、自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する。そして、取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、サーバ装置から前記設定データを取得する。そして、サーバ装置から取得した設定データを自機に設定する構成を特徴とする。
【選択図】 図7
Description
本発明は、画像形成システム、画像形成装置、サーバ装置、画像形成装置の制御方法、サーバ装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、画像形成装置は、プリント機能、スキャナ機能、FAX機能、文書保管機能等、様々な機能を備え、ユーザや使用環境に応じて、機能の追加、機能の設定変更が可能なように構成されている。
例えば、ソフトウエアを追加して暗号化プリント機能を追加したり、オプションを有効化してスキャン機能を拡張したり、設定を変更して初期表示画面を変更したりすることが可能となっている。
一般的に、ユーザの利用環境に画像形成装置を設置する場合、設置担当者が画像形成装置を初期設定する。
従来、これは、とても手間がかかる作業であり、当該作業の自動化に関して様々な提案がなされている。
一般的に、ユーザの利用環境に画像形成装置を設置する場合、設置担当者が画像形成装置を初期設定する。
従来、これは、とても手間がかかる作業であり、当該作業の自動化に関して様々な提案がなされている。
例えば、下記特許文献1では、機器がネットワークに接続されている設定情報を管理している管理サーバに設定情報を要求する。そして、設定情報管理サーバが前記機器に対応付けられた設定情報を該機器に送信し、前記機器が該送信されてきた設定情報を登録する設定情報管理システムが提案されている。
また、画像形成装置と構成情報や設定情報を対応づける方法としては、画像形成装置の機体を一意に識別する画像形成装置識別子に関連づける方法が知られている。
また、画像形成装置と構成情報や設定情報を対応づける方法としては、画像形成装置の機体を一意に識別する画像形成装置識別子に関連づける方法が知られている。
従来技術で示したとおり、各画像形成装置の識別子に対応付けられた構成情報を用意しておいて、当該構成情報に基づいて画像形成装置の機能や設定を変更することで、画像形成装置の初期設定を自動化することが可能となる。
しかしながら、構成情報を作成する際に、当該構成情報と画像形成装置の識別子を1対1に対応付けることが困難なケースがある。
しかしながら、構成情報を作成する際に、当該構成情報と画像形成装置の識別子を1対1に対応付けることが困難なケースがある。
例えば、大規模な利用者のために多数の画像形成装置を設置する場合、構成情報と画像形成装置の対応付けは、画像形成装置を設置する時に初めて決まることが多い。ある特定の場所に設置する画像形成装置の構成情報はあらかじめ決まっているが、当該場所に画像形成装置のどの個体を設置するかは設置現場で決まることが多いためである。この場合、画像形成装置の識別子が確定しないため、画像形成装置の識別子に対応付けられた構成情報を事前に用意しておくことができない等の課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の画像形成装置の設置環境に適応して構成情報を選択して、各画像形成装置に適切な設定データを初期設定できる仕組みを提供することである。
これにより、各画像形成装置の設置性が向上し、設置担当者の負荷を軽減することができる仕組みを提供することである。
これにより、各画像形成装置の設置性が向上し、設置担当者の負荷を軽減することができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成システムは以下に示す構成を備える。
複数の画像形成装置とサーバ装置が通信する画像形成システムであって、各画像形成装置は、自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する構成情報取得要求手段と、取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択する選択手段と、いずれかの構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、前記サーバ装置から前記設定データを取得する設定データ取得要求手段と、前記取得した設定データを前記自機に設定する設定処理手段と、を備え、前記サーバ装置は、関連づけられた複数の画像形成装置に設定すべき複数の構成情報を保持する構成情報保持手段と、いずれかの画像形成装置から受信する構成情報取得要求に含まれる前記構成情報の適用条件に基づいて前記構成情報保持手段から読み出す関連する複数の構成情報を要求元の画像形成装置に送信する構成情報提供手段と、いずれかの画像形成装置から受信する設定データ取得要求に含まれる識別情報に対応する構成情報の適用状態を適用済みに設定する設定手段と、前記設定データ取得要求に応じて要求元の画像形成装置に設定すべき設定データを送信する設定データ提供手段と、を含むことを特徴とする。
複数の画像形成装置とサーバ装置が通信する画像形成システムであって、各画像形成装置は、自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する構成情報取得要求手段と、取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択する選択手段と、いずれかの構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、前記サーバ装置から前記設定データを取得する設定データ取得要求手段と、前記取得した設定データを前記自機に設定する設定処理手段と、を備え、前記サーバ装置は、関連づけられた複数の画像形成装置に設定すべき複数の構成情報を保持する構成情報保持手段と、いずれかの画像形成装置から受信する構成情報取得要求に含まれる前記構成情報の適用条件に基づいて前記構成情報保持手段から読み出す関連する複数の構成情報を要求元の画像形成装置に送信する構成情報提供手段と、いずれかの画像形成装置から受信する設定データ取得要求に含まれる識別情報に対応する構成情報の適用状態を適用済みに設定する設定手段と、前記設定データ取得要求に応じて要求元の画像形成装置に設定すべき設定データを送信する設定データ提供手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像形成装置の設置環境に適応して構成情報を選択して、各画像形成装置に適切な設定データを初期設定できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を適用するシステムの構成を説明する図である。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。また、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、LAN,WAN等のネットワークを介して接続が為され処理が行われるシステムであっても本発明を適用できることは言うまでもない。
図1において、101はネットワークで、管理サーバ102、画像形成装置103、104、クライアント装置105等が接続されている。
図1において、101はネットワークで、管理サーバ102、画像形成装置103、104、クライアント装置105等が接続されている。
管理サーバ102は、画像形成装置103、104に適用可能な構成情報、および、設定データを保管しており、ネットワーク101を介して、画像形成装置に当該構成情報、および、設定データを提供する機能を備えている。103、104は画像形成装置である。画像形成装置103、104は、管理サーバ102から適用可能なM個の構成情報を取得して、当該構成情報を選択可能なように表示して選択させる手段を備える。
さらに、画像形成装置103、104は選択された構成情報に基づいて、管理サーバ102から設定データを取得し、当該設定データに従って自身の設定を変更する手段を備える。105はクライアント装置である。設置担当者は、クライアント装置105を操作してN個の画像形成装置のためのN個の構成情報を、管理サーバ102に登録することが可能となっている。また、設置担当者は、クライアント装置105を操作して追加ソフトウエア、追加オプション、設定情報等の設定データを、管理サーバ102に登録することが可能となっている。
<システムの制御構成図の説明>
<システムの制御構成図の説明>
図2は、図1に示した管理サーバ102と画像形成装置103の構成を説明するブロック図である。なお、画像形成装置104は画像形成装置103と同等なため、以下、説明を省略する。またクライアント装置105も管理サーバ102と同等なため、以下、説明を省略する。
まず、画像形成装置103の制御構成について説明する。
まず、画像形成装置103の制御構成について説明する。
図2において、CPU202を含む制御部201は画像形成装置103を統括的に制御する。CPU202は、ROM203に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM204は、CPU202の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD205は画像データや各種プログラム、あるいは各種情報テーブルを記憶する。
操作部I/F206は操作部211と制御部201とを接続する。操作部211は表示部(タッチパネル機能を有する液晶表示部など)やキーボードが備えられている。プリンタI/F207は、プリンタ212と制御部201とを接続する。プリンタ212で印刷すべき画像データはプリンタI/F207を介して制御部201からプリンタ212に転送され、プリンタ212において記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F208は、スキャナ213と制御部201とを接続する。
スキャナ213は、原稿上の画像を読み取り画像データを生成して、スキャナI/F208を介して制御部201に画像データを渡す。ネットワークI/F209は、LAN101上の管理サーバ102等と各種情報の送受信を行う制御部である。
スキャナI/F208は、スキャナ213と制御部201とを接続する。
スキャナ213は、原稿上の画像を読み取り画像データを生成して、スキャナI/F208を介して制御部201に画像データを渡す。ネットワークI/F209は、LAN101上の管理サーバ102等と各種情報の送受信を行う制御部である。
画像形成装置103の上記構成において装置に電源を投入すると、CPU202はROM203のブートプログラムに従って装置を初期化し、HDD205等にあるOSのロードを行い、その後で各種アプリケーション等を動作させる。
次に、管理サーバ102の制御構成について説明する。
CPU223を含む制御部221は管理サーバ102を統括的に制御する。
CPU223はROM224に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM225はCPU223の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
CPU223を含む制御部221は管理サーバ102を統括的に制御する。
CPU223はROM224に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM225はCPU223の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD226は画像データや各種プログラム、あるいは各種情報テーブルを記憶する。入力装置227は、キーボードやマウスなど利用者の選択指示を受付け、内部バス210を介してプログラムに伝達するための装置である。表示装置228は利用者に情報を伝えるための装置である。内部バス229は、CPU223、RAM225、ROM224、HD226、入力装置227、表示装置228、ネットワークI/F222間を接続する通信バスである。ネットワークI/F222は、制御部221をLAN101に接続して、LAN101上の画像形成装置等と各種情報を送受信する制御部である。
管理サーバ102の上記構成において装置に電源を投入すると、CPU223はROM224のブートプログラムに従って装置を初期化し、HDD226等にあるOSのロードを行い、その後で各種アプリケーション等を動作させる。
<構成情報の説明>
管理サーバ102を操作する画像形成装置の設置を担当する管理者は、ユーザの利用環境にN個の画像形成装置を設置する際、画像形成装置の機能や設定を変更するためのN個の構成情報を作成し、管理サーバ102に登録する
<構成情報の説明>
管理サーバ102を操作する画像形成装置の設置を担当する管理者は、ユーザの利用環境にN個の画像形成装置を設置する際、画像形成装置の機能や設定を変更するためのN個の構成情報を作成し、管理サーバ102に登録する
図3は、図1に示した管理サーバ102が管理する構成情報の一例を説明する図である。
まず、図3の(A)を参照して、設置担当者が作成する構成情報の形式について説明する。
図3の(A)において、301は当該構成情報の識別IDで、当該構成情報を識別するための文字列が設定される。302は当該構成情報を適用する画像形成装置の設置位置情報である。303は当該構成情報の使用済フラグである。当該構成情報が画像形成装置に適用されていない場合は「NULL」が、適用済の場合は当該画像形成装置を適用した画像形成装置の識別子が設定される。
304は構成情報適用条件領域で、当該構成情報の適用条件を複数設定可能となっている。
まず、図3の(A)を参照して、設置担当者が作成する構成情報の形式について説明する。
図3の(A)において、301は当該構成情報の識別IDで、当該構成情報を識別するための文字列が設定される。302は当該構成情報を適用する画像形成装置の設置位置情報である。303は当該構成情報の使用済フラグである。当該構成情報が画像形成装置に適用されていない場合は「NULL」が、適用済の場合は当該画像形成装置を適用した画像形成装置の識別子が設定される。
304は構成情報適用条件領域で、当該構成情報の適用条件を複数設定可能となっている。
図3では、2つの適用条件を文字列で設定可能となっている。
305は設定データ情報領域で、画像形成装置に適用する設定データとして、追加ソフトウエア情報、追加オプション情報、識別情報を複数設定可能となっている。設定データ情報領域305の追加ソフトウエア情報には画像形成装置にインストールする追加ソフトウエアを識別するための文字列が設定される。たとえば追加ソフトウエア名称が設定される。
305は設定データ情報領域で、画像形成装置に適用する設定データとして、追加ソフトウエア情報、追加オプション情報、識別情報を複数設定可能となっている。設定データ情報領域305の追加ソフトウエア情報には画像形成装置にインストールする追加ソフトウエアを識別するための文字列が設定される。たとえば追加ソフトウエア名称が設定される。
設定データ情報領域の追加オプション情報には画像形成装置で使用可能とする追加オプションを識別するための文字列が設定される。例えば、追加オプション名称が設定される。設定データ情報領域の設定情報には画像形成装置に適用する設定情報を識別するための文字列が設定される。例えば、設定情報識別IDが設定される。
図3の(A)では、設定データ情報領域305に、追加ソフトウエア情報、追加オプション情報、識別情報が各1つ設定されていることを表している。
<追加ソフトウエアの説明>
ここで、追加ソフトウエアとは、画像形成装置の初期状態に対して、新規機能の追加や既存機能の拡張を実現するソフトウエアである。追加ソフトウエアは、画像形成装置の識別子に関連付けられた適切なライセンス情報がなければインストールできないように管理されている。設置を担当する管理者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置にインストールする追加ソフトウエア、および、当該追加ソフトウエアのライセンス情報を管理サーバ102に登録しておく。
<追加ソフトウエアの説明>
ここで、追加ソフトウエアとは、画像形成装置の初期状態に対して、新規機能の追加や既存機能の拡張を実現するソフトウエアである。追加ソフトウエアは、画像形成装置の識別子に関連付けられた適切なライセンス情報がなければインストールできないように管理されている。設置を担当する管理者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置にインストールする追加ソフトウエア、および、当該追加ソフトウエアのライセンス情報を管理サーバ102に登録しておく。
図3の(B)に、図1に示した管理サーバ102に登録された追加ソフトウエアの管理テーブルの一例を示す。
図3の(B)において、401は追加ソフトウエア名称登録領域、402はソフトウェアライセンス情報登録領域である。
図3の(B)において、401は追加ソフトウエア名称登録領域、402はソフトウェアライセンス情報登録領域である。
本例では、管理サーバ102に「機能追加ソフトウエアAAA」、「機能追加ソフトウエアBBB」、「機能追加ソフトウエアCCC」という3個の追加ソフトウエアが、各々のソフトウェアライセンスと組み合わされて、登録されていることを表している。
<追加オプションの説明>
追加オプションとは、オプションライセンスが提供された場合に、画像形成装置の追加機能や拡張機能を有効化して利用可能とするものである。
設置担当者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置で利用可能とする追加オプション、および、オプションライセンス情報を管理サーバ102に登録しておく。
<追加オプションの説明>
追加オプションとは、オプションライセンスが提供された場合に、画像形成装置の追加機能や拡張機能を有効化して利用可能とするものである。
設置担当者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置で利用可能とする追加オプション、および、オプションライセンス情報を管理サーバ102に登録しておく。
図3の(C)に、管理サーバ102に登録された追加オプションの管理テーブルの一例を示す。
図3の(C)において、501は追加オプション名称登録領域、502はオプションライセンス情報登録領域である。
本例では、管理サーバ102に「機能拡張オプションSSS」、「機能拡張オプションPPP」という2個の追加オプションが、各々のオプションライセンスと組み合わされて、登録されていることを表している。
<設定情報の説明>
設定情報とは、画像形成装置の各種機能に関する各種設定値の集まりである。設定情報が変更されると、画像形成装置の動作が切り替わる。設置担当者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置に適用する設定情報を管理サーバ102に登録しておく。
図3の(C)において、501は追加オプション名称登録領域、502はオプションライセンス情報登録領域である。
本例では、管理サーバ102に「機能拡張オプションSSS」、「機能拡張オプションPPP」という2個の追加オプションが、各々のオプションライセンスと組み合わされて、登録されていることを表している。
<設定情報の説明>
設定情報とは、画像形成装置の各種機能に関する各種設定値の集まりである。設定情報が変更されると、画像形成装置の動作が切り替わる。設置担当者は、画像形成装置を設置する際、前もって、画像形成装置に適用する設定情報を管理サーバ102に登録しておく。
図3の(D)に、管理サーバ102に登録された設定情報の管理テーブルの一例を示す。
図3の(D)において、601は識別ID、602は設定情報である。
本例では、管理サーバ102に、モデルAの初期画面をコピー画面にするための設定情報、モデルAの初期画面をFAX送信画面にするための設定情報、および、モデルBの初期画面をスキャン画面にする設定情報が、登録されていることを表している。
図3の(D)において、601は識別ID、602は設定情報である。
本例では、管理サーバ102に、モデルAの初期画面をコピー画面にするための設定情報、モデルAの初期画面をFAX送信画面にするための設定情報、および、モデルBの初期画面をスキャン画面にする設定情報が、登録されていることを表している。
<システムのソフトウエア機能の説明>
図4は、本実施形態を示す画像形成システムにおけるソフトウエア機能モジュールの構成を示すブロック図である。
図4に示す各ソフトウエア機能モジュールは、画像形成装置103ではROM203もしくはHDD205に保存されCPU202にて実行され、管理サーバ102ではROM224もしくはHDD226に保存され、CPU223にて実行される。
図4は、本実施形態を示す画像形成システムにおけるソフトウエア機能モジュールの構成を示すブロック図である。
図4に示す各ソフトウエア機能モジュールは、画像形成装置103ではROM203もしくはHDD205に保存されCPU202にて実行され、管理サーバ102ではROM224もしくはHDD226に保存され、CPU223にて実行される。
また、実行時に使用する各種情報は、画像形成装置103ではRAM204もしくはHDD205に保持され、管理サーバ102ではRAM225もしくはHDD226に保持され、各々のソフトウエア機能モジュール間でやりとりされる。外部機器との通信は、画像形成装置103はネットワークI/F209、管理サーバ102はネットワークI/F222を用いて通信を行う。画像形成装置103は、ハードウエア構成情報保持部701から送受信手段712の各機能モジュールを含む。
図4において、ハードウエア構成情報保持部701は、画像形成装置のモデル名、オプション機器の装着状況をハードウエア構成情報として保持する。例えば「モデル名:画像形成装置A」、「装着オプション:製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」という情報を保持する。識別子保持部702は、画像形成装置の出荷から廃棄までのライフサイクルにおいて、機体を一意に識別する識別子を保持する。
構成情報取得要求部703は、管理サーバ102の構成情報提供部に対して、構成情報適用条件を含んだ構成情報取得要求を作成する機能を備える。構成情報取得要求部703で作成された取得要求は送受信手段712を経由して管理サーバ102に送信される。
また、構成情報取得要求部703は、管理サーバ102から取得した構成情報を構成情報選択部704に送信する手段を備える。
構成情報取得要求部703は、管理サーバ102の構成情報提供部に対して、構成情報適用条件を含んだ構成情報取得要求を作成する機能を備える。構成情報取得要求部703で作成された取得要求は送受信手段712を経由して管理サーバ102に送信される。
また、構成情報取得要求部703は、管理サーバ102から取得した構成情報を構成情報選択部704に送信する手段を備える。
構成情報選択部704は、管理サーバ102から取得した構成情報を操作部211の表示部上の画面に表示して設置担当者に選択させる機能を備える。また、構成情報選択部704は、設置担当者によって選択された構成情報を構成情報取得要求部703に送信する手段を備える。ソフトウエア管理部705は、インストールされた追加ソフトウエアを管理する。本ソフトウエア管理部705にインストールされた追加ソフトウエアを実行することで画像形成装置の機能追加や機能拡張が実現される。
ソフトウェアインストール部706は、設定処理部710の指示により、ソフトウェアライセンス情報を用いて追加ソフトウエアをインストールする機能を備える。ソフトウェアインストール部706は、画像形成装置の識別子に関連付けられた適切なソフトウェアライセンスが存在しない場合、追加ソフトウエアのインストールを許可しない。インストールが完了すると追加ソフトウエアは、ソフトウエア管理部705にて管理されるものとなる。
オプションライセンス管理部707は、オプションライセンス情報が提供された場合に、画像形成装置の追加機能や拡張機能を有効化して利用可能とする機能を備える。オプションライセンス管理部707は、設定処理部710の指示により、追加機能や拡張機能を利用可能とする。設定情報保持部708は、画像形成装置の各種機能に関する設定情報を保持する。なお、設定情報が変更されると、画像形成装置の動作が切り替わる。
設定情報更新部709は、設定処理部710の指示により、管理サーバ102から取得した設定情報で、設定情報保持部708が保持する設定情報を更新する。
設定情報更新部709は、設定処理部710の指示により、管理サーバ102から取得した設定情報で、設定情報保持部708が保持する設定情報を更新する。
設定処理部710は、ソフトウェアインストール部706、オプションライセンス管理部707、設定情報更新部709を制御して、管理サーバ102から取得した設定データに基づいて画像形成装置を初期設定する。
具体的には、設定データに追加ソフトウエア情報が含まれている場合は、ソフトウェアインストール部706に追加ソフトウエア、および、ソフトウェアライセンス情報を送信し当該追加ソフトウエアのインストールを指示する。
また、設定データに追加オプション情報が含まれている場合は、オプションライセンス管理部707に追加オプション名称、および、オプションライセンス情報を送信し当該オプション機能の有効化を指示する。また、設定データに設定情報が含まれている場合は、設定情報更新部709に設定情報を送信し、設定情報保持部708が保持する設定情報の更新を指示する。
設定データ取得要求部711は、管理サーバ102の構成情報提供部714に対して、構成情報選択部704で選択された構成情報の識別ID、当該構成情報に含まれる設定データ情報、および、画像形成装置の識別子を含んだ、設定データ取得要求を作成する。作成された取得要求データ送受信部712を経由して管理サーバ102に送信される。
また、設定データ取得要求部711は、管理サーバ102から取得した画像形成装置の設定データを設定処理部710に送信する機能を備える。取得要求データ送受信部712は、管理サーバ102に対する送受信全般を司る。各処理部からの要求を管理サーバに送信し、管理サーバから受信した応答を各処理部に振り分ける。
また、設定データ取得要求部711は、管理サーバ102から取得した画像形成装置の設定データを設定処理部710に送信する機能を備える。取得要求データ送受信部712は、管理サーバ102に対する送受信全般を司る。各処理部からの要求を管理サーバに送信し、管理サーバから受信した応答を各処理部に振り分ける。
次に、管理サーバ102のソフトウエア機能モジュールについて説明する。
管理サーバ102は、データ送受信部713から設定情報保持部722を備える。データ送受信部713は、画像形成装置103やクライアント装置105に対する送受信全般を司る。データ送受信部713は、要求を受信して各処理部に振り分ける機能、および、要求に対する応答を返す機能を備える。
管理サーバ102は、データ送受信部713から設定情報保持部722を備える。データ送受信部713は、画像形成装置103やクライアント装置105に対する送受信全般を司る。データ送受信部713は、要求を受信して各処理部に振り分ける機能、および、要求に対する応答を返す機能を備える。
構成情報提供部714は、画像形成装置の構成情報取得要求部703からの構成情報取得要求を受け、画像形成装置に適用可能な構成情報を、データ送受信部713を介して画像形成装置103に送信する機能を備える。構成情報提供部714は、構成情報取得要求に含まれている構成情報適用条件を、構成情報フィルタリング部715に引き渡して構成情報を抽出させる。
また、構成情報提供部714は、構成情報フィルタリング部715により抽出された構成情報を、データ送受信部713を介して画像形成装置103に送信する。
また、構成情報提供部714は、構成情報フィルタリング部715により抽出された構成情報を、データ送受信部713を介して画像形成装置103に送信する。
構成情報フィルタリング部715は、構成情報提供部714からの要求に従って、構成情報保持部716に保持されているN個の構成情報の中から、画像形成装置に適用可能な1または「複数」個の構成情報を抽出する。
具体的には、構成情報保持部716に保持されている構成情報の中から、構成情報取得要求に含まれている構成情報適用条件を備えた構成情報を抽出する。構成情報保持部716は、設置対象となるN個の画像形成装置の設定を行うためのN個の構成情報を保持する。構成情報登録部717は、クライアント装置105からの要求に基づいて、画像形成装置の構成情報を構成情報保持部716に保管する機能を備える。
具体的には、構成情報保持部716に保持されている構成情報の中から、構成情報取得要求に含まれている構成情報適用条件を備えた構成情報を抽出する。構成情報保持部716は、設置対象となるN個の画像形成装置の設定を行うためのN個の構成情報を保持する。構成情報登録部717は、クライアント装置105からの要求に基づいて、画像形成装置の構成情報を構成情報保持部716に保管する機能を備える。
設置担当者が、クライアント装置105を用いて、文書編集機能を備えたアプリケーション等で作成した構成情報を管理サーバ102に送信すると、構成情報登録部717が構成情報を構成情報保持部716に保管する。 設定データ登録部718は、クライアント装置105からの要求に基づいて、画像形成装置の設定データを、各設定データ保持部に保管する機能を備える。
設置担当者が、クライアント装置105を用いて、追加ソフトウエア情報を管理サーバ102に送信すると、設定データ登録部718が、追加ソフトウエア、および、追加ソフトウェアライセンス情報をソフトウエア保持部720に保管する。
また、設置担当者が、クライアント装置105を用いて、追加オプション情報を管理サーバ102に送信すると、設定データ登録部718が、追加オプション、および、オプションライセンス情報をオプションライセンス保持部721に保管する。
また、設置担当者が、クライアント装置105を用いて、画像形成装置の設定情報を管理サーバ102に送信すると、設定データ登録部718が、設定情報を設定情報保持部722に保管する。
また、設置担当者が、クライアント装置105を用いて、画像形成装置の設定情報を管理サーバ102に送信すると、設定データ登録部718が、設定情報を設定情報保持部722に保管する。
設定データ提供部719は、画像形成装置103の設定データ取得要求部711からの設定データ取得要求に応答して、要求された設定データを各設定データ保持部から取得して、データ送受信部713を介して画像形成装置103に送信する機能を備える。
設定データ提供部719は、設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれている場合、当該追加ソフトウエア情報により特定される追加ソフトウエア、および、追加ソフトウェアライセンス情報をソフトウエア保持部720から取得する。そして、追加ソフトウェアライセンス情報に、設定データ取得要求に含まれていた画像形成装置の識別子を関連づけた後、追加ソフトウエアと共に画像形成装置103に送信する。
また、設定データ提供部719は、設定データ取得要求に追加オプション情報が含まれている場合、当該追加オプション情報により特定される追加オプション名称、および、追加オプションライセンス情報をオプションライセンス保持部721から取得する。そして、追加オプションライセンス情報に、設定データ取得要求に含まれていた画像形成装置の識別子を関連づけた後、追加オプション名と共に画像形成装置103に送信する。
また、設定データ提供部719は、設定データ取得要求に設定情報が含まれている場合、当該設定情報を設定情報保持部722から取得して、画像形成装置103に送信する。
<構成情報の作成と登録>
以下、本実施形態に示す画像形成システムにおける構成情報の作成手順について説明する。
ユーザの利用環境に画像形成装置を設置する際、設置担当者は、画像形成装置の設置場所、および、画像形成装置のモデル名が記載された設置図例を作成する。
また、設定データ提供部719は、設定データ取得要求に設定情報が含まれている場合、当該設定情報を設定情報保持部722から取得して、画像形成装置103に送信する。
<構成情報の作成と登録>
以下、本実施形態に示す画像形成システムにおける構成情報の作成手順について説明する。
ユーザの利用環境に画像形成装置を設置する際、設置担当者は、画像形成装置の設置場所、および、画像形成装置のモデル名が記載された設置図例を作成する。
図5は、本実施形態を示すサーバ装置で作成される設置図の一例を表した図である。
図5において、801、802、803はモデルAという画像形成装置である。
図5に示されるように、画像形成装置の設置予定場所には、事務室1、および、事務室2が存在し、事務室1は、事務室1Aと事務室1Bという2つのブロックから構成され、事務室2は、事務室2Aと事務室2Bという2つのブロックから構成される。
図5では、事務室1A、事務室1B、事務室2AにモデルAを1台ずつ設置予定であることを表している。
次に、設置担当者は、設置図に記載された画像形成装置の構成を決定する。
図5において、801、802、803はモデルAという画像形成装置である。
図5に示されるように、画像形成装置の設置予定場所には、事務室1、および、事務室2が存在し、事務室1は、事務室1Aと事務室1Bという2つのブロックから構成され、事務室2は、事務室2Aと事務室2Bという2つのブロックから構成される。
図5では、事務室1A、事務室1B、事務室2AにモデルAを1台ずつ設置予定であることを表している。
次に、設置担当者は、設置図に記載された画像形成装置の構成を決定する。
本実施形態では、事務室1Aに設置する画像形成装置は「機能追加ソフトウエアAAA」をインストールし、「機能拡張オプションSSS」を有効化し、設定情報を「SETA001」に置き換えることとする。
また、事務室1Bに設置する画像形成装置は「機能追加ソフトウエアAAA」および「機能追加ソフトウエアBBB」をインストールし、「機能拡張オプションSSS」を有効化し、設定情報を「SETA001」に置き換えることとする。
また、事務室2Aに設置する画像形成装置は「機能追加ソフトウエアAAA」をインストールし、「機能拡張オプションPPP」を有効化し、設定情報を「SETA002」に置き換えることとする。
次に、設置担当者は、設置図と、決定した各画像形成装置の構成に合わせて、構成情報を生成する。
図6は、図1に示した管理サーバ102で作成される画像形成装置群に対する構成情報の一例を示す図である。本例は、3台の画像形成装置のために生成された3個の構成情報の例である。
図6において、901は事務室1Aに設置される画像形成装置用の構成情報1Aである。902は事務室1Bに設置される画像形成装置用の構成情報1Bである。903は事務室2Aに設置される画像形成装置用の構成情報2Aである。
図6に示されるように構成情報901の識別IDは「構成情報1A」、設置場所は「事務室1A」となっている。
次に、設置担当者は、設置図と、決定した各画像形成装置の構成に合わせて、構成情報を生成する。
図6は、図1に示した管理サーバ102で作成される画像形成装置群に対する構成情報の一例を示す図である。本例は、3台の画像形成装置のために生成された3個の構成情報の例である。
図6において、901は事務室1Aに設置される画像形成装置用の構成情報1Aである。902は事務室1Bに設置される画像形成装置用の構成情報1Bである。903は事務室2Aに設置される画像形成装置用の構成情報2Aである。
図6に示されるように構成情報901の識別IDは「構成情報1A」、設置場所は「事務室1A」となっている。
また、構成情報901の構成情報適用条件領域には、適用条件1として画像形成装置の識別子「0001、0002、0003」が設定されている。これは、構成情報901が、識別子が「0001」、「0002」、「0003」の何れかを備えた画像形成装置に適用可能であることを表している。また、構成情報901の設定済フラグにはNULLが設定されている。
また、構成情報901の設定データ情報領域には、追加ソフトウエア情報に「機能追加ソフトウエアAAA」、追加オプション情報に「機能拡張オプションSSS」、設定情報に「SETA001」が設定されている。構成情報902の識別IDは「構成情報1B」、設置場所は「事務室1B」となっている。また、構成情報902の構成情報適用条件領域には、適用条件1として「0001、0002、0003」が設定されている。また、構成情報902の設定済フラグにはNULLが設定されている。
また、構成情報902の設定データ情報領域には、追加ソフトウエア情報に「機能追加ソフトウエアAAA」および「機能追加ソフトウエアBBB」、追加オプション情報に「機能拡張オプションSSS」、設定情報に「SETA001」が設定されている。構成情報903の識別IDは「構成情報2A」、設置場所は「事務室2A」となっている。
また、構成情報903の構成情報適用条件領域には、適用条件1として「0001、0002、0003」が設定されている。また、構成情報903の設定済フラグにはNULLが設定されている。
また、構成情報903の構成情報適用条件領域には、適用条件1として「0001、0002、0003」が設定されている。また、構成情報903の設定済フラグにはNULLが設定されている。
また、構成情報903の設定データ情報領域には、追加ソフトウエア情報に「機能追加ソフトウエアAAA」、追加オプション情報に「機能拡張オプションPPP」、設定情報に「SETA002」が設定されている。
次に、設置担当者は、図6で示される3個の構成情報を、管理サーバ102に保管する。
次に、設置担当者は、図6で示される3個の構成情報を、管理サーバ102に保管する。
本実施形態では、構成情報901、902、903の構成情報適用条件として画像形成装置の識別子が個別に設定されているが、他の実施例では画像形成装置の識別子を範囲で設定する構成にしてもよい。例えば構成情報適用条件に「0001〜0003」と設定し、識別子「0001」、「0002」、「0003」の何れかを備えた画像形成装置に適用可能とする構成にしてもよい。画像形成装置の識別子は、画像形成装置の生産計画に基づいて数字の連番で設定されることが多い。
例えば、毎月100台の生産計画の場合、初回生産月は0001〜0100が設定され、次の月には0101〜0200が設定される。そのため、設置予定の画像形成装置の識別子が確定していない場合でも、生産計画から識別子の範囲を想定することが可能である。識別子を範囲で設定可能とすることで、画像形成装置の識別子が確定していない場合でも、構成情報を前もって用意しておくことが可能となる。
<画像形成装置の初期設定手順>
次に、図7、図8を用いて、図5に示した3台の画像形成装置を初期設定する手順について説明する。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、管理サーバ102から取得する構成情報に従って初期設定する処理例である。なお、各ステップは、CPU202がROM203に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。なお、画像形成装置群の設置を担当する者が、識別子「0001」を備えた画像形成装置を操作して、図示しない初期設定の開始を指示すると、本処理を開始される。以下、各画像形成装置が管理サーバ102に自機に対応づけるための構成情報と、設定データの取得要求を行い、管理サーバ102から構成情報と、設定データの取得要求を取得して、設定データを自機に設定する処理を説明する。なお、管理サーバ102は、各画像形成装置からの構成情報の取得要求時に、要求元の画像形成装置を含む登録された複数の構成情報を当該要求元の画像形成装置に提供する。
例えば、毎月100台の生産計画の場合、初回生産月は0001〜0100が設定され、次の月には0101〜0200が設定される。そのため、設置予定の画像形成装置の識別子が確定していない場合でも、生産計画から識別子の範囲を想定することが可能である。識別子を範囲で設定可能とすることで、画像形成装置の識別子が確定していない場合でも、構成情報を前もって用意しておくことが可能となる。
<画像形成装置の初期設定手順>
次に、図7、図8を用いて、図5に示した3台の画像形成装置を初期設定する手順について説明する。
図7は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、管理サーバ102から取得する構成情報に従って初期設定する処理例である。なお、各ステップは、CPU202がROM203に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。なお、画像形成装置群の設置を担当する者が、識別子「0001」を備えた画像形成装置を操作して、図示しない初期設定の開始を指示すると、本処理を開始される。以下、各画像形成装置が管理サーバ102に自機に対応づけるための構成情報と、設定データの取得要求を行い、管理サーバ102から構成情報と、設定データの取得要求を取得して、設定データを自機に設定する処理を説明する。なお、管理サーバ102は、各画像形成装置からの構成情報の取得要求時に、要求元の画像形成装置を含む登録された複数の構成情報を当該要求元の画像形成装置に提供する。
S1001で、画像形成装置103のCPU202は、構成情報適用条件として画像形成装置の識別子を含んだ構成情報取得要求を作成する。次に、S1002で、CPU202は、当該画像形成装置103に適用可能な構成情報を取得するために、S1001で作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信する。
次に、S1003で、CPU202は、管理サーバ102から、1または「複数」個の構成情報を取得できたか判定する。ここで、構成情報が取得できていないとCPU202が判断した場合、処理はS1011に進み、画像形成装置は、図示しないエラーメッセージを表示して、本処理を終了する。
本実施形態では、ここで、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aという3個の構成情報が取得されるため、処理はS1004に進み、画像形成装置では、図8の(A)で示される構成情報選択画面を操作部211が備える表示部(LCD)に表示し、設置担当者に適用する構成情報を選択させる。
図8の(A)では、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aが取得され、かつ、いずれの構成情報の適用済フラグもNULLであった場合に、画像形成装置が表示する構成情報選択画面である。
図8の(A)において、1101は構成情報1Aの選択ボタン、1102は構成情報1Bの選択ボタン、1103は構成情報2Aの選択ボタン、1104はOKボタンである。
同図に示されるように、選択ボタンの横には、構成情報に含まれる識別ID、および、設置位置情報が表示される。ここで、設置を担当する者が、選択ボタン1101、1102、1103いずれかの選択ボタンを選択して「OK」ボタン1104を押下すると、画像形成装置に適用する構成情報が選択される。本実施形態では、構成情報1Aが選択されたものとする。
次に、S1005で、CPU202は、図8の(A)に示した表示画面において、構成情報が選択されたか否かを判断する。ここで、構成情報が選択されていないとCPU202が判断した場合は、CPU202は、図8の(A)に示す表示画面において、構成情報が選択されるのを待つ。ここで、本実施形態では、構成情報1Aが選択されたとする。
図8の(A)では、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aが取得され、かつ、いずれの構成情報の適用済フラグもNULLであった場合に、画像形成装置が表示する構成情報選択画面である。
図8の(A)において、1101は構成情報1Aの選択ボタン、1102は構成情報1Bの選択ボタン、1103は構成情報2Aの選択ボタン、1104はOKボタンである。
同図に示されるように、選択ボタンの横には、構成情報に含まれる識別ID、および、設置位置情報が表示される。ここで、設置を担当する者が、選択ボタン1101、1102、1103いずれかの選択ボタンを選択して「OK」ボタン1104を押下すると、画像形成装置に適用する構成情報が選択される。本実施形態では、構成情報1Aが選択されたものとする。
次に、S1005で、CPU202は、図8の(A)に示した表示画面において、構成情報が選択されたか否かを判断する。ここで、構成情報が選択されていないとCPU202が判断した場合は、CPU202は、図8の(A)に示す表示画面において、構成情報が選択されるのを待つ。ここで、本実施形態では、構成情報1Aが選択されたとする。
すると、処理はS1006に進み、CPU202は、選択された構成情報の識別ID、構成情報に含まれる設定データ情報を読み込む。本実施形態では、構成情報1Aの識別ID、および、構成情報1Aに含まれる設定データ情報が読み込まれる。
具体的には、識別ID「構成情報1A」、追加ソフトウエア情報「機能追加ソフトウエアAAA」、追加オプション情報「機能拡張オプションSSS」、設定情報「SETA001」が読み込まれる。
次に、S1007で、CPU202は、S1006で読み込んだ識別ID、設定データ情報、および、画像形成装置の識別子「0001」を含んだ設定データ取得要求を作成する。次に、S1008で、CPU202は、画像形成装置の設定データを取得するために、S1007で作成した設定データ取得要求を管理サーバ102に送信する。
次に、S1009で、CPU202は、管理サーバ102から設定データが取得できたか否かを判断する。ここで、設定データを取得できていないとCPU202が判断した場合、処理はS1011に進み、CPU202は、図示しないエラーメッセージを操作部211の表示部に表示して、本処理を終了する。
次に、S1007で、CPU202は、S1006で読み込んだ識別ID、設定データ情報、および、画像形成装置の識別子「0001」を含んだ設定データ取得要求を作成する。次に、S1008で、CPU202は、画像形成装置の設定データを取得するために、S1007で作成した設定データ取得要求を管理サーバ102に送信する。
次に、S1009で、CPU202は、管理サーバ102から設定データが取得できたか否かを判断する。ここで、設定データを取得できていないとCPU202が判断した場合、処理はS1011に進み、CPU202は、図示しないエラーメッセージを操作部211の表示部に表示して、本処理を終了する。
本実施形態では、設定データとして、機能追加ソフトウエアAAAとソフトウェアライセンス情報、機能拡張オプションSSSのオプション名称とオプションライセンス情報、設定情報SETA0001の設定情報が取得されるため処理は、S1010に進む。
S1010で、CPU202は、取得した設定データに従って自身を初期設定する。具体的には、「機能追加ソフトウエアAAA」をインストールし、「機能拡張オプションSSS」を有効化して利用可能とし、設定情報を「SETA001」の設定情報で更新する。
S1010の処理が終了した時点で、本処理を終了し、識別子が「0001」の画像形成装置の初期設定は終了する。
S1010で、CPU202は、取得した設定データに従って自身を初期設定する。具体的には、「機能追加ソフトウエアAAA」をインストールし、「機能拡張オプションSSS」を有効化して利用可能とし、設定情報を「SETA001」の設定情報で更新する。
S1010の処理が終了した時点で、本処理を終了し、識別子が「0001」の画像形成装置の初期設定は終了する。
次に、設置を担当する者が、識別子が「0002」の画像形成装置の操作部211を操作して初期設定の開始を指示する。
すると、S1001で、画像形成装置のCPU202は、構成情報取得要求を作成する。そして、S1002で、CPU202は、作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信し、S1003で構成情報を取得できたか判定する。
本実施形態では、ここで、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aが取得される。ただし、構成情報1Aの適用済フラグには識別子「0001」が設定されている。
すると、S1001で、画像形成装置のCPU202は、構成情報取得要求を作成する。そして、S1002で、CPU202は、作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信し、S1003で構成情報を取得できたか判定する。
本実施形態では、ここで、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aが取得される。ただし、構成情報1Aの適用済フラグには識別子「0001」が設定されている。
次に、S1004で、CPU202は、図8の(B)に示される構成情報選択画面を操作部211の表示部に表示し、設置担当者に適用する構成情報を選択させる。
図8の(B)は、構成情報1Aの適用済フラグが「0001」で、構成情報1B、構成情報2Aの適用済フラグが「NULL」であった場合に、画像形成装置が表示する構成情報選択画面である。
図8の(B)は、構成情報1Aの適用済フラグが「0001」で、構成情報1B、構成情報2Aの適用済フラグが「NULL」であった場合に、画像形成装置が表示する構成情報選択画面である。
図8の(B)において、1201は構成情報1Aの選択ボタン、1202は構成情報1Bの選択ボタン、1203は構成情報2Aの選択ボタン、1204はOKボタンである。
画像形成装置は、構成情報の適用済フラグが「NULL」以外の場合、当該構成情報の選択ボタンを選択できない状態で表示する。図8の(B)に示されるように、選択ボタン1Aは選択できないようになっている。
画像形成装置は、構成情報の適用済フラグが「NULL」以外の場合、当該構成情報の選択ボタンを選択できない状態で表示する。図8の(B)に示されるように、選択ボタン1Aは選択できないようになっている。
図8の(B)において、設置担当者が、1202、1203、いずれかの選択ボタンを選択して「OK」ボタン1204を押下すると、画像形成装置に適用する構成情報が選択される。本実施形態では、構成情報1Bが選択されたものとする。
次に、処理はS1005に進むが、以降の処理は、識別子が「0001」の画像形成装置と同様であるため説明を省略する。識別子が「0002」の画像形成装置の初期設定が終了すると、設置担当者は、識別子が「0003」の画像形成装置の初期設定を開始する。識別子が「0003」の画像形成装置の初期設定手順は、識別子が「0002」の画像形成装置と同様であるため、説明を省略する。
次に、処理はS1005に進むが、以降の処理は、識別子が「0001」の画像形成装置と同様であるため説明を省略する。識別子が「0002」の画像形成装置の初期設定が終了すると、設置担当者は、識別子が「0003」の画像形成装置の初期設定を開始する。識別子が「0003」の画像形成装置の初期設定手順は、識別子が「0002」の画像形成装置と同様であるため、説明を省略する。
次に、図1に示した管理サーバ102の処理の流れについて説明する。
図9は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した管理サーバ102の構成情報送信処理例である。なお、各ステップは、管理サーバ102のCPU223がHDD226等に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
図9は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示した管理サーバ102の構成情報送信処理例である。なお、各ステップは、管理サーバ102のCPU223がHDD226等に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置群の設置を担当する者が、識別子「0001」を備えた画像形成装置を操作して初期設定を開始した後、画像形成装置が、画像形成装置の識別子を含んだ構成情報取得要求を作成し管理サーバ102に送信すると、管理サーバ102の構成情報送信処理が開始される。
S1301で、管理サーバのCPU223は構成情報取得要求を受信する。次に、S1302で、CPU223は構成情報取得要求に含まれる構成情報適用条件を読み込む。本実施形態では、画像形成装置の識別子「0001」を読み込む。
S1301で、管理サーバのCPU223は構成情報取得要求を受信する。次に、S1302で、CPU223は構成情報取得要求に含まれる構成情報適用条件を読み込む。本実施形態では、画像形成装置の識別子「0001」を読み込む。
次に、S1303で、CPU223は、自身の構成情報保持部に保持されているN個の構成情報の中から、S1302で読み込んだ構成情報適用条件を備えたものを1または「複数」個、抽出する。本実施形態では、構成情報保持部に図6で示される3個の構成情報の中から、構成情報適用条件に識別子「0001」を備えた構成情報を抽出する。
判断する。本実施形態では、S1303で、構成情報1A、構成情報1B、構成情報2Aが抽出されるため、処理はS1305に進み、CPU223は抽出した構成情報を画像形成装置103に送信し、処理を終了する。
一方、S1304で、構成情報が抽出されていないとCPU223が判断した場合、処理はS1306に進み、管理サーバ102のCPU223は、構成情報取得エラーを画像形成装置103に送信し、本処理を終了する。
一方、S1304で、構成情報が抽出されていないとCPU223が判断した場合、処理はS1306に進み、管理サーバ102のCPU223は、構成情報取得エラーを画像形成装置103に送信し、本処理を終了する。
図10は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、管理サーバ102の設定データ送信処理例である。なお、各ステップは、管理サーバ102のCPU223がHDD226等に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。なお、本処理は、画像形成装置103が、構成情報の識別ID、設定データ情報、および、画像形成装置の識別子を含んだ設定データ取得要求を作成し、管理サーバに送信すると、管理サーバ102の設定データ送信処理が開始される。
S1401で、管理サーバ102のCPU223は、画像形成装置103から設定データ取得要求を受信し、S1402で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる画像形成装置の識別子を読み込む。本実施形態では、識別子「0001」を読み込む。
S1401で、管理サーバ102のCPU223は、画像形成装置103から設定データ取得要求を受信し、S1402で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる画像形成装置の識別子を読み込む。本実施形態では、識別子「0001」を読み込む。
次に、S1403で、管理サーバ102のCPU223は、設定データ取得要求に含まれる識別IDで特定される構成情報を自身の構成情報保持部の中から検索し、当該構成情報の適用状態を示す適用済フラグにS1402で読み込んだ画像形成装置の識別子を設定する。本実施形態では、構成情報1Aの適用済フラグに識別子「0001」を設定する。
次に、S1404で、管理サーバ102のCPU223は、設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれているか判断する。本実施形態では、設定データ取得要求に、追加ソフトウエア情報「機能追加ソフトウエアAAA」が含まれているため、処理はS1405に進む。
一方、S1404で、設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれていないとCPU223が判断した場合は、処理はS1407に進む。
次に、S1405で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる追加ソフトウエア情報により特定されるソフトウェアライセンス情報に、画像形成装置の識別子を関連づける。本実施形態ではソフトウェアライセンス情報「AAA」に識別子「0001」を関連づける。
次に、S1406で、管理サーバ102は、追加ソフトウエアとソフトウェアライセンス情報を画像形成装置103に送信する。本実施形態では、機能追加ソフトウエアAAAとソフトウェアライセンス情報を画像形成装置103に送信する。
次に、処理はS1407に進み、CPU223は、設定データ取得要求に追加オプション情報が含まれているか判断する。本実施形態では、設定データ取得要求に、追加オプション情報「機能拡張オプションSSS」が含まれているため、処理はS1408に進む。
一方、S1407で設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれていないとCPU223が判断した場合は、処理はS1410に進む。次に、S1408で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる追加オプション情報により特定されるオプションライセンス情報に、画像形成装置の識別子を関連づける。本実施形態ではオプションライセンス情報「SSS」に識別子「0001」を関連づける。
次に、S1409で、CPU223は、追加オプション名称とオプションライセンス情報を画像形成装置に送信する。本実施形態では、機能拡張オプションSSSとオプションライセンス情報を画像形成装置103に送信する。
次に処理は、S1410に進み、CPU223は、設定データ取得要求に設定情報が含まれているか判断する。
次に、S1404で、管理サーバ102のCPU223は、設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれているか判断する。本実施形態では、設定データ取得要求に、追加ソフトウエア情報「機能追加ソフトウエアAAA」が含まれているため、処理はS1405に進む。
一方、S1404で、設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれていないとCPU223が判断した場合は、処理はS1407に進む。
次に、S1405で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる追加ソフトウエア情報により特定されるソフトウェアライセンス情報に、画像形成装置の識別子を関連づける。本実施形態ではソフトウェアライセンス情報「AAA」に識別子「0001」を関連づける。
次に、S1406で、管理サーバ102は、追加ソフトウエアとソフトウェアライセンス情報を画像形成装置103に送信する。本実施形態では、機能追加ソフトウエアAAAとソフトウェアライセンス情報を画像形成装置103に送信する。
次に、処理はS1407に進み、CPU223は、設定データ取得要求に追加オプション情報が含まれているか判断する。本実施形態では、設定データ取得要求に、追加オプション情報「機能拡張オプションSSS」が含まれているため、処理はS1408に進む。
一方、S1407で設定データ取得要求に追加ソフトウエア情報が含まれていないとCPU223が判断した場合は、処理はS1410に進む。次に、S1408で、CPU223は、設定データ取得要求に含まれる追加オプション情報により特定されるオプションライセンス情報に、画像形成装置の識別子を関連づける。本実施形態ではオプションライセンス情報「SSS」に識別子「0001」を関連づける。
次に、S1409で、CPU223は、追加オプション名称とオプションライセンス情報を画像形成装置に送信する。本実施形態では、機能拡張オプションSSSとオプションライセンス情報を画像形成装置103に送信する。
次に処理は、S1410に進み、CPU223は、設定データ取得要求に設定情報が含まれているか判断する。
本実施形態では、設定情報「SETA001」が含まれているため、処理はS1411に進み、CPU223は、識別ID「SETA001」で特定される設定情報を画像形成装置に送信し、本処理を終了する。
一方、S1410で、設定データ取得要求に設定情報が含まれていないと判断された場合は、処理は終了する。以上、説明した手順により、図5で示される3台の画像形成装置の初期設定が完了する。
本実施形態では、構成情報に構成情報適用条件を1つ設定しているが、他の実施形態では、複数の構成情報適用条件を設定し、構成情報適用条件を組み合わせて利用することも可能である。例えば、画像形成装置から送信される複数の構成情報適用条件を全て備えた構成情報を、画像形成装置に適用可能な構成情報とする構成にすることが可能である。
また、例えば、画像形成装置から送信された複数の構成情報適用条件のいずれかを備えた構成情報を、画像形成装置に適用可能な構成情報とする構成にすることが可能である。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態に示した画像形成システムでは、ユーザの利用環境に設置する画像形成装置の識別子が不明な場合、画像形成装置を初期設定することができない。そこで、本実施形態では、構成情報適用条件としてハードウエア構成情報を用いる例を説明する。
図11は、本実施形態を示すサーバ装置で作成される設置図の一例を表した図である。 図11において、1501はモデルBという画像形成装置である。本例では、事務室2BにモデルBを1台、設置予定であることを表している。
次に、設置を担当する者は、設置図に記載された画像形成装置の構成を決定する。
一方、S1410で、設定データ取得要求に設定情報が含まれていないと判断された場合は、処理は終了する。以上、説明した手順により、図5で示される3台の画像形成装置の初期設定が完了する。
本実施形態では、構成情報に構成情報適用条件を1つ設定しているが、他の実施形態では、複数の構成情報適用条件を設定し、構成情報適用条件を組み合わせて利用することも可能である。例えば、画像形成装置から送信される複数の構成情報適用条件を全て備えた構成情報を、画像形成装置に適用可能な構成情報とする構成にすることが可能である。
また、例えば、画像形成装置から送信された複数の構成情報適用条件のいずれかを備えた構成情報を、画像形成装置に適用可能な構成情報とする構成にすることが可能である。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態に示した画像形成システムでは、ユーザの利用環境に設置する画像形成装置の識別子が不明な場合、画像形成装置を初期設定することができない。そこで、本実施形態では、構成情報適用条件としてハードウエア構成情報を用いる例を説明する。
図11は、本実施形態を示すサーバ装置で作成される設置図の一例を表した図である。 図11において、1501はモデルBという画像形成装置である。本例では、事務室2BにモデルBを1台、設置予定であることを表している。
次に、設置を担当する者は、設置図に記載された画像形成装置の構成を決定する。
本実施形態では、事務室2Bに設置する画像形成装置は「機能追加ソフトウエアCCC」をインストールし、「機能拡張オプションPPP」を有効化し、設定情報を「SETA003」に置き換えることとする。
次に、設置担当者は、設置図と、決定した各画像形成装置の構成に合わせて、構成情報を生成する。
図12は、図11に示した画像形成装置のために生成された構成情報を表した図である。図12において、図11で示される構成情報の識別IDは「構成情報2B」、設置場所は「事務室2B」となっている。また、当該構成情報の構成情報適用条件領域には、適用条件2にハードウエア構成情報として「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」が設定されている。これは、当該構成情報が、ハードウエア構成「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」を備えた画像形成装置に適用可能であることを表している。また、当該構成情報の設定済フラグにはNULLが設定されている。
図12は、図11に示した画像形成装置のために生成された構成情報を表した図である。図12において、図11で示される構成情報の識別IDは「構成情報2B」、設置場所は「事務室2B」となっている。また、当該構成情報の構成情報適用条件領域には、適用条件2にハードウエア構成情報として「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」が設定されている。これは、当該構成情報が、ハードウエア構成「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」を備えた画像形成装置に適用可能であることを表している。また、当該構成情報の設定済フラグにはNULLが設定されている。
また、当該構成情報の設定データ情報領域には、追加ソフトウエア情報に「機能追加ソフトウエアCCC」、追加オプション情報に「機能拡張オプションPPP」、設定情報に「SETB003」が設定されている。
次に、設置担当者は、図12に示される構成情報を、管理サーバ102に保管する。
次に、設置担当者が、識別子「1000」、ハードウエア構成「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」を備えた画像形成装置を操作して、初期設定の開始を指示すると画像形成装置の処理が開始される。
次に、設置担当者は、図12に示される構成情報を、管理サーバ102に保管する。
次に、設置担当者が、識別子「1000」、ハードウエア構成「モデルB、製本フィニッシャー、大容量ペーパーデッキ」を備えた画像形成装置を操作して、初期設定の開始を指示すると画像形成装置の処理が開始される。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。画像形成装置の処理の流れを表したフローチャートである。管理サーバ102から取得する構成情報に従って初期設定する処理例である。なお、各ステップは、CPU202がROM203に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1701で、画像形成装置のCPU202は、適用条件として画像形成装置のハードウエア構成情報を含んだ構成情報取得要求を作成する。次に、S1702で、CPU202は、S1701で作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信する。次に、S1703で、CPU202は、管理サーバ102から構成情報を取得できたか否かを判断する。
S1701で、画像形成装置のCPU202は、適用条件として画像形成装置のハードウエア構成情報を含んだ構成情報取得要求を作成する。次に、S1702で、CPU202は、S1701で作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信する。次に、S1703で、CPU202は、管理サーバ102から構成情報を取得できたか否かを判断する。
本実施形態では、ここで、構成情報2Bが取得されるため、処理はS1704に進み、画像形成装置は、図14で示される構成情報選択画面を操作部211の表示部に表示し、設置を担当する者に適用する構成情報を選択させる。図14では、構成情報2Bが取得された場合に、画像形成装置が表示する構成情報選択画面例である。
図14において、1801は構成情報2Bの選択ボタン、1802はOKボタンである。図14に示されるように、選択ボタンの横には、構成情報に含まれる識別ID、および、設置位置情報が表示される。ここで、画像形成装置の設置を担当する者が、構成情報2Bの選択ボタン1801を選択して「OK」ボタンを押下すると、処理は、S1705に進み、画像形成装置は構成情報が選択されたか判定する。
図14において、1801は構成情報2Bの選択ボタン、1802はOKボタンである。図14に示されるように、選択ボタンの横には、構成情報に含まれる識別ID、および、設置位置情報が表示される。ここで、画像形成装置の設置を担当する者が、構成情報2Bの選択ボタン1801を選択して「OK」ボタンを押下すると、処理は、S1705に進み、画像形成装置は構成情報が選択されたか判定する。
本実施形態では、構成情報2Bが選択されているため、処理はS1706に進み、画像形成装置は、構成情報に含まれる設定データ情報を読み込む。
具体的には、識別ID「構成情報2B」、追加ソフトウエア情報「機能追加ソフトウエアCCC」、追加オプション情報「機能拡張オプションPPP」、設定情報「SETB003」を読み込む。次に、S1707で画像形成装置は、S1706で読み込んだ識別ID、設定データ情報、および、画像形成装置の識別子「0001」を含んだ設定データ取得要求を作成する。以降の処理は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
具体的には、識別ID「構成情報2B」、追加ソフトウエア情報「機能追加ソフトウエアCCC」、追加オプション情報「機能拡張オプションPPP」、設定情報「SETB003」を読み込む。次に、S1707で画像形成装置は、S1706で読み込んだ識別ID、設定データ情報、および、画像形成装置の識別子「0001」を含んだ設定データ取得要求を作成する。以降の処理は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
次に、本実施形態におけるサーバ装置の処理について説明する。基本的な処理の流れは、第1実施形態と同様なので説明を省略するが、本実施形態における管理サーバ102は、画像形成装置からの構成情報取得要求に対して、構成情報2Bを送信する。
また、第2実施形態にける管理サーバ102は、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、機能追加ソフトウエアCCCとソフトウェアライセンス情報を送信する。そして、管理サーバ102は、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、機能拡張オプションPPPの追加オプション名称とオプションライセンス情報を送信する。
また、本実施形態における管理サーバ102では、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、識別ID「SETB003」で特定される設定情報を送信する。以上、説明した手順により、図11に示した画像形成装置の初期設定が完了する。
また、第2実施形態にける管理サーバ102は、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、機能追加ソフトウエアCCCとソフトウェアライセンス情報を送信する。そして、管理サーバ102は、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、機能拡張オプションPPPの追加オプション名称とオプションライセンス情報を送信する。
また、本実施形態における管理サーバ102では、画像形成装置103からの設定データ取得要求に対して、識別ID「SETB003」で特定される設定情報を送信する。以上、説明した手順により、図11に示した画像形成装置の初期設定が完了する。
〔第3実施形態〕
第1実施形態では、構成情報の適用条件に記載されていない識別子を備えた画像形成装置を初期設定することができない。そのため、設置時に設置画像形成装置の不具合がみつかり、急遽、予定外となる未登録の画像形成装置で代替する場合、当該画像形成装置を初期設定できない場合がある。そこで、本実施形態では、設置時に代替される画像形成装置から管理サーバ102に対して代替構成情報の取得要求を行うことで、すでに設定した画像形成装置の構成情報を取得して、設定データを代替される画像形成装置に設定する例を説明する。
第1実施形態では、構成情報の適用条件に記載されていない識別子を備えた画像形成装置を初期設定することができない。そのため、設置時に設置画像形成装置の不具合がみつかり、急遽、予定外となる未登録の画像形成装置で代替する場合、当該画像形成装置を初期設定できない場合がある。そこで、本実施形態では、設置時に代替される画像形成装置から管理サーバ102に対して代替構成情報の取得要求を行うことで、すでに設定した画像形成装置の構成情報を取得して、設定データを代替される画像形成装置に設定する例を説明する。
以下、本実施形態では、図6に示した3個の構成情報が保持されている設定システムで、識別子「0001」の画像形成装置に不具合が発見されたために、代替装置として、識別子「0004」の画像形成装置を設置して初期設定する際の処理について説明する。
図15は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。管理サーバ102から取得する構成情報に従って初期設定する処理例である。なお、各ステップは、CPU202がROM203に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、画像形成装置の設置を担当する者が、識別子「0004」、ハードウエア構成情報「モデルA、オプションなし」を備えた画像形成装置を操作して、初期設定の開始を指示すると画像形成装置の処理が開始される。以下、いずれかの画像形成装置より未登録の識別情報を含む構成情報の取得要求を受信することに応じて、代替すべき画像形成装置に設定された構成情報を要求元の画像形成装置に要求するための適用条件を作成する処理を説明する。さらに、作成した当該適用条件を管理サーバ102に送信する処理を説明する。なお、適用条件は、図16に示すUI画面上で指示される内容に基づいて作成される。
図15は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。管理サーバ102から取得する構成情報に従って初期設定する処理例である。なお、各ステップは、CPU202がROM203に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、画像形成装置の設置を担当する者が、識別子「0004」、ハードウエア構成情報「モデルA、オプションなし」を備えた画像形成装置を操作して、初期設定の開始を指示すると画像形成装置の処理が開始される。以下、いずれかの画像形成装置より未登録の識別情報を含む構成情報の取得要求を受信することに応じて、代替すべき画像形成装置に設定された構成情報を要求元の画像形成装置に要求するための適用条件を作成する処理を説明する。さらに、作成した当該適用条件を管理サーバ102に送信する処理を説明する。なお、適用条件は、図16に示すUI画面上で指示される内容に基づいて作成される。
S1901で、画像形成装置のCPU202は、構成情報適用条件として画像形成装置の識別子を含んだ構成情報取得要求を作成する。次に、S1902で、CPU202は、S1901で作成した構成情報取得要求を管理サーバ102に送信する。次に、S1903で画像形成装置は、管理サーバ102から構成情報を取得できたか判定する。
ここで、構成情報が取得できたとCPU202が判断した場合、処理はS1907に進み、取得できないとCPU202が判断した場合、処理はS1904に進む。本実施形態では、管理サーバ102に、構成情報適用条件に識別子「0004」が設定されている構成情報が存在しないため、構成情報が取得できない。
次に、S1904で、CPU202は、図16で示される適用条件設定画面を操作部211の表示部に表示し、設置担当者に構成情報適用条件を設定させる。
次に、S1904で、CPU202は、図16で示される適用条件設定画面を操作部211の表示部に表示し、設置担当者に構成情報適用条件を設定させる。
図16において、2001は識別子選択チェックボックス、2002は識別子テキストボックス、2003はハードウエア構成情報選択チェックボックス、2004はハードウエア構成情報テキストボックス、2005は「OK」ボタンである。
ここで、画像形成装置の設置を担当する者が、識別子選択チェックボックス2001をチェックし、識別子テキストボックス2002に識別子「0001」を入力した後「OK」ボタン2005を押下すると、当該入力された識別子が構成情報適用条件となる。
また、画像形成装置の設置を担当する者が、ハードウエア構成情報選択チェックボックス2003をチェックし、ハードウエア構成情報テキストボックス2004に識別子を入力し「OK」ボタン2005を押下すると、当該入力されたハードウエア構成情報が構成情報適用条件となる。
さらに、画像形成装置の設置を担当する者が、識別子選択チェックボックス2001、および、ハードウエア構成情報選択チェックボックス2003をチェックし、各々のテキストボックスに文字列を入力し「OK」ボタンを押下すると、識別子とハードウエア構成情報の両方が構成情報適用条件となる。
本実施形態では、設置担当者が識別子選択チェックボックス2001をチェックし、識別子テキストボックス2002に識別子「0001」を入力して「OK」ボタン2005を押下したとする。
本実施形態では、設置担当者が識別子選択チェックボックス2001をチェックし、識別子テキストボックス2002に識別子「0001」を入力して「OK」ボタン2005を押下したとする。
次に、S1905で、CPU202は、構成情報適用条件が設定されたか判定する。ここで、構成情報適用条件が設定されていないと判定された場合、画像形成装置は適用条件が入力されるのを待つ。
第3実施形態では、識別子「0001」が設定されているため、処理はS1906に進む。
第3実施形態では、識別子「0001」が設定されているため、処理はS1906に進む。
S1906で、CPU202は、適用条件設定画面で設定された構成情報に関わる適用条件を含んだ構成情報取得要求を作成する。第3実施形態では、識別子「0001」を含んだ構成情報取得要求を作成する。次に処理は、S1902に進む。以降の処理は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。同様に、第3実施形態に示す管理サーバ102の処理は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
以上、説明した手順により、識別子「0004」から代替される画像形成装置の識別子が「0001」の画像形成装置の初期設定が完了する。
以上、説明した手順により、識別子「0004」から代替される画像形成装置の識別子が「0001」の画像形成装置の初期設定が完了する。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 ネットワーク
102 管理サーバ
103、104 画像形成装置
102 管理サーバ
103、104 画像形成装置
Claims (15)
- 複数の画像形成装置とサーバ装置が通信する画像形成システムであって、
各画像形成装置は、
自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する構成情報取得要求手段と、
取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択する選択手段と、
いずれかの構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、前記サーバ装置から前記設定データを取得する設定データ取得要求手段と、
前記取得した設定データを前記自機に設定する設定処理手段と、
を備え、
前記サーバ装置は、
関連づけられた複数の画像形成装置に設定すべき複数の構成情報を保持する構成情報保持手段と、
いずれかの画像形成装置から受信する構成情報取得要求に含まれる前記構成情報の適用条件に基づいて前記構成情報保持手段から読み出す関連する複数の構成情報を要求元の画像形成装置に送信する構成情報提供手段と、
いずれかの画像形成装置から受信する設定データ取得要求に含まれる識別情報に対応する構成情報の適用状態を適用済みに設定する設定手段と、
前記設定データ取得要求に応じて要求元の画像形成装置に設定すべき設定データを送信する設定データ提供手段と、
を含むことを特徴とする画像形成システム。 - 各画像形成装置は、
取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択するための画面を表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、すでに選択された構成情報を選択できないように表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。 - 前記表示手段は、前記構成情報の適用状態に基づいてすでに選択された構成情報を選択できないように表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
- 前記設定データ取得要求に特定の要求が設定されているかどうかを判断する判断手段を備え、
前記設定データ提供手段は、前記特定の要求が設定されていると判断した場合、当該特定の要求に応じた情報を要求元の画像形成装置に送信する請求項1記載の画像形成システム。 - 前記特定の要求は、要求元の画像形成装置にインストールすべき追加ソフトウエアを要求する設定であることを特徴とする請求項4記載の画像形成システム。
- 前記特定の要求は、要求元の画像形成装置にインストールすべき追加オプション情報を要求する設定であることを特徴とする請求項4記載の画像形成システム。
- 前記適用条件は、自機を識別する識別情報であることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記自機を識別する識別情報は、ハードウエア構成情報であることを特徴とする請求項7記載の画像形成システム。
- 前記画像形成装置は、
いずれかの画像形成装置より未登録の識別情報を含む構成情報の取得要求を受信することに応じて、代替すべき画像形成装置に設定された構成情報を要求元の画像形成装置に要求するための適用条件を作成する作成手段と、
作成された前記適用条件を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、
前記要求元の画像形成装置から前記適用条件を取得することに応じて、前記構成情報提供手段が前記構成情報保持手段から読み出す当該構成情報を要求元の画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。 - サーバ装置と通信する画像形成装置であって、
自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する構成情報取得要求手段と、
取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択する選択手段と、
いずれかの構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、前記サーバ装置から前記設定データを取得する設定データ取得要求手段と、
前記取得した設定データを前記自機に設定する設定処理手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 複数の画像形成装置と通信するサーバ装置であって、
関連づけられた複数の画像形成装置に設定すべき複数の構成情報を保持する構成情報保持手段と、
いずれかの画像形成装置から受信する構成情報取得要求に含まれる前記構成情報の適用条件に基づいて前記構成情報保持手段から読み出す関連する複数の構成情報を要求元の画像形成装置に送信する構成情報提供手段と、
いずれかの画像形成装置から受信する設定データ取得要求に含まれる識別情報に対応する構成情報の適用状態を適用済みに設定する設定手段と、
前記設定データ取得要求に応じて要求元の画像形成装置に設定すべき設定データを送信する設定データ提供手段と、
を含むことを特徴とするサーバ装置。 - サーバ装置と通信する画像形成装置の制御方法であって、
自機に設定すべき構成情報を含む複数の画像形成装置の構成情報並びに、当該構成情報の適用条件を含む取得要求を前記サーバ装置に行い、前記サーバ装置から前記複数の画像形成装置の構成情報を取得する構成情報取得要求工程と、
取得した前記複数の構成情報から自機に対応づけるべき構成情報を選択する選択工程と、
いずれかの構成情報が選択されることに応じて、当該構成情報に対応づけられた設定データの取得要求を行い、前記サーバ装置から前記設定データを取得する設定データ取得要求工程と、
前記取得した設定データを前記自機に設定する設定処理工程と、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 複数の画像形成装置と通信するサーバ装置の制御方法であって、
関連づけられた複数の画像形成装置に設定すべき複数の構成情報を構成情報保持手段に保持する保持工程と、
いずれかの画像形成装置から受信する構成情報取得要求に含まれる前記構成情報の適用条件に基づいて前記構成情報保持手段から読み出す関連する複数の構成情報を要求元の画像形成装置に送信する構成情報提供工程と、
いずれかの画像形成装置から受信する設定データ取得要求に含まれる識別情報に対応する構成情報の適用状態を適用済みに設定する設定工程と、
前記設定データ取得要求に応じて要求元の画像形成装置に設定すべき設定データを送信する設定データ提供工程と、
を含むことを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 請求項12に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項13に記載のサーバ装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038376A JP2014164743A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 画像形成システム、画像形成装置、サーバ装置、画像形成装置の制御方法、サーバ装置の制御方法、及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10394500B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-08-27 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing system and application installation method |
US11023253B2 (en) | 2017-07-21 | 2021-06-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013038376A patent/JP2014164743A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10394500B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-08-27 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing system and application installation method |
US11023253B2 (en) | 2017-07-21 | 2021-06-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium |
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