JP2015180991A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の設定値の統廃合があった場合でも、ユーザに手間をかけることなく、容易に、統廃合の前後の設定値の引き継ぎを可能にする画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラムを提供する。【解決手段】新機種の画像形成装置101では、設定値管理部301が、旧機種用の第1のカテゴリに分類される設定値(例えば機能Aの認証設定、機能Bの認証設定等)を含む複数の設定値を、新機種用の第2のカテゴリに分類して(例えば統合認証設定として)管理する。また、アプリケーション管理部311が、第1のカテゴリに分類される設定値についてはインポートのみサポートするように管理する。さらに、エクスポート管理部313が、エクスポート処理の指示が入力された場合に、指示された設定値の中から、アプリケーション管理部311によりインポートのみサポートされている設定値を除いた設定値をエクスポート処理の対象とする。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置にインストール可能なアプリケーションの設定値の管理に関する。
従来より、アプリケーションをインストール可能な画像形成装置が存在する。これらのアプリケーションは、元々画像形成装置が持っていない機能を追加し、付加価値を生み出すためのものである。これらのアプリケーションには該アプリケーションの振る舞いを切り替えるための設定値が存在し、アプリケーション自身がその設定値を管理する仕組みが存在する。
また、画像形成装置は、複数の画像形成装置の設定値を効率的に管理するため、設定値のインポート、エクスポート機能を備えることも一般的である。設定値のインポート処理においては、画像形成装置の機種やオプションによって互換性がない設定値がインポートされてしまうことを防ぐため、アプリケーション自身がインポート、エクスポート機能を備える場合がある。設定値のインポート、エクスポート機能から、アプリケーションのインポート、エクスポート機能を呼び出すことで、各アプリケーションの設定がインポート、エクスポートされる仕組みである。以上の説明は、画像形成装置に後からインストール可能なアプリケーションを想定するものであるが、その形態に限った話ではない。例えば、画像形成装置にもともと組み込まれた機能であっても同様である。
なお、装置の機種や年式の違いにより、同じ機能を提供するアプリケーションであっても、異なる識別子が付与され異なるアプリケーションとして管理される場合がある。通常、設定値の設定がインポート、エクスポートによる移行は、同一の識別子のアプリケーション間で行われる。特許文献1では、アプリケーションを一意に識別するための識別子が異なっていても、柔軟にデータを移行できる技術が提案されている。特許文献1では、設定値のファイルを利用可能なアプリケーションの識別子のリストを含む定義ファイルを、設定ファイルとともに画像形成装置にインポートし、該定義ファイルに含まれる識別子のリストを用いて、識別子が異なるアプリケーション間で同じ設定値を引き継ぐ仕組みとなっている。
特開2013−22872号公報
しかし、特許文献1の技術では、ベンダ等が上述した定義ファイルを事前に作成する必要がある。また、ユーザはベンダ等が作成した上記定義ファイルを事前に取得する必要がある。さらに、ベンダ等で上記定義ファイルが作成されていない場合、ベンダ等に上記定義ファイルの作成を依頼したり、自ら上記定義ファイルの作成を行う必要も出てくる。このように、上記特許文献1の技術では、設定値の移行に手間がかかり、煩雑で使い勝手の良いものではなかった。
また、アプリケーションや機能、設定値の統廃合などによっては、同じ設定値であっても、異なるカテゴリで分類される場合がある。例えば、新機種では、旧機種用の設定値を分類する旧機種用のカテゴリとは異なる新機種用のカテゴリを用いて設定値の管理を行っている場合がある。このような場合、新機種では旧機種用のカテゴリで分類される設定値をインポートして利用することが可能であるが、旧機種では新機種用のカテゴリで分類される設定値をインポートしても利用できないといったケースも考えられる。上記特許文献1の技術では、リストに含まれるアプリケーション間で設定ファイルを移行するものであるため、上記のようなケースは全く考慮されていない。
また、ユーザは、画像形成装置に対して事前に、どの設定値をインポート、エクスポート可能であるか等の情報を知りたい場合があるが、従来では、このような情報を問い合わせる機能についての考慮がされていなかった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置の設定値の統廃合があった場合でも、ユーザに手間をかけることなく、容易に、統廃合の前後の設定値の引き継ぎを可能にする仕組みを提供することである。
本発明は、異なる機種の画像形成装置の複数の設定値を分類するための第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを用いた設定値の管理を行う画像形成装置であって、前記第1のカテゴリに分類される設定値を含む複数の設定値を、前記第2のカテゴリに分類して管理する管理手段と、前記第1のカテゴリに分類される設定値のインポート処理を制御する第1の制御手段と、有し、前記管理手段は、設定値のエクスポート処理の指示が入力された場合に、該指示で指定されている設定値の中から、前記第1の制御手段によるインポート処理の対象となる設定値を除いた設定値をエクスポート処理の対象とすることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の設定値の統廃合があった場合でも、ユーザに手間をかけることなく、容易に、統廃合の前後の設定値の引き継ぎを可能にする。
本発明の画像形成装置を含むネットワークシステムを例示する図。 画像形成装置のハードウェア構成を例示する図。 画像形成装置のソフトウェア構成を例示する図。 アプリケーション管理部で保持管理する情報を例示する図。 エクスポートデータを例示する図。 設定値の情報を登録する処理を例示するフローチャート。 設定値をエクスポートする処理を例示するフローチャート。 設定値をインポートする処理を例示するフローチャート。 インポート・エクスポート可能な設定値の情報を取得する処理を例示するフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
まず、用語の定義を行う。ユーザとは、図1に示す画像形成装置101a及び101bの機能を利用する人物を指すものとする。以後、全ての画像形成装置を指す場合は、画像形成装置101と表記する。設定とは、画像形成装置101の振る舞いを切り替えるためのデータを指すものとする。後述する設定値管理部301によって記憶され、画像形成装置101の各機能を実現するソフトウェアが適宜参照して動作する。インポートとは、画像形成装置101の設定(全設定または所定単位の設定)を一括で画像形成装置101に取り込むことを指すものとする。インポートデータとは、インポートするデータを指すものとする。エクスポートとは、画像形成装置101の設定(全設定または所定単位の設定)を一括で画像形成装置101の外に取り出すことを指すものとする。エクスポートデータとは、エクスポートされたデータを指すものとする。インポートデータと同値であるが、説明する際の目線によって呼称が異なる。
本実施例では以下の状況を想定する。まず、旧機種と新機種の2機種が存在する。旧機種では、アプリケーションA、Bがインストールされている。アプリケーションA、Bは、それぞれ機能A、Bを提供し、それぞれ機能Aの認証設定、機能Bの認証設定を管理する。また、新機種では、機能A、BがアプリケーションCに統合されている。機能Aの認証設定、機能Bの認証設定は、新機種では統合認証設定として統合されている。即ち、統合認証設定は、機能Aの認証設定および機能Bの認証設定を含む複数の設定からなる。この統合認証設定は、アプリケーションCにより管理される。この前提で、以下、実施例を説明していく。
図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装置を含むネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
画像形成装置101は、複合機に代表される、画像を形成する機能を有する装置である。画像形成装置101aと画像形成装置101bは、同じく画像形成装置101を指すものとする。ただし、画像形成装置101aは旧機種、画像形成装置101bは新機種を指す。画像形成装置101は、LAN110に接続された別の情報機器(例えばPC2)とLAN110を介して通信可能である。画像形成装置101が備える機能については図2、図3で詳しく説明する。
PC102は、一般的なパーソナルコンピュータであって、ネットワーク通信可能な機能と、Webブラウザを備える。PC102は、LAN110に接続された別の情報機器と通信可能である。LAN110は、デジタル通信が可能なネットワークである。画像形成装置101、PC102がLAN110に接続され、相互に通信が可能である。
図2は、画像形成装置101のハードウェア構成を例示するブロック図である。
CPU201は、プログラムの実行や、様々な処理の制御を行う。不揮発性メモリ202は、ROMから構成され、機器の起動処理において初期段階に必要なプログラムやデータが格納されている。揮発性メモリ203は、RAMから構成され、プログラム、データの一時的な格納場所として利用される。
補助記憶装置204は、ハードディスクやRAMドライブ等の大容量記憶装置から構成され、大容量データの保管、プログラムの実行コードの保持、画像形成装置101の設定値の保持を行う。補助記憶装置204は、前記揮発性メモリ203と比較して、長時間保持する必要があるデータを記憶する。補助記憶装置204は不揮発性の記憶装置であるため、画像形成装置101の電源が切られてもデータを記憶し続けることができる。
ディスプレイ205は、ユーザに情報を伝えるための表示装置である。入力装置206は、利用者の選択指示を受け付け、内部バス210を介してプログラムに伝達するための装置である。入力装置206は、例えば、ハードキーや、ディスプレイ205の表面に設けられたタッチパネル等で構成される。
ネットワーク通信装置207は、別の情報処理装置とネットワーク110を介して通信するための装置である。内部バス210は、各ハードウェア装置201〜207を前記画像形成装置101内で通信可能な状態に接続する通信バスである。
図3は、画像形成装置101のソフトウェア構成を例示するブロック図である。
図3に示す各ソフトウェアモジュール(以下、ソフトウェア部)は、画像形成装置101において不揮発性メモリ202もしくは補助記憶装置204に格納されたプログラムをCPU201にて実行することにより実現されるものである。また、各ソフトウェア部の実行時に使用される各種情報は、揮発性メモリ203もしくは補助記憶装置204に保持され、ソフトウェア部の間で各種情報のやりとりを行うことができる。また、ネットワーク上にある各情報機器との通信は、画像形成装置101のネットワーク通信装置207を用いて行うものとする。
以下、各ソフトウェア部について説明する。
設定値管理部301は、画像形成装置101の設定を保持する。設定値管理部301は、設定を補助記憶装置204に保持して、必要に応じて参照する。本実施例では、アプリケーションが管理する設定値も設定値管理部301で管理する構成としているが、アプリケーションが管理する設定値は別に管理する構成であってもよい。例えば、アプリケーション自身が独自の方法でファイル保存するなどの構成であってもよい。
設定値配信フレームワーク310は、設定値のインポート、エクスポートを取りまとめるフレームワークであって、アプリケーション320のインポート、エクスポート機能を取りまとめる機能を提供する。
以下、設定値配信フレームワーク310が保持する機能について説明する。
アプリケーション管理部311は、アプリケーションが後述するフレームワーク登録部321で登録する情報を元に、インポート、エクスポートの対象となる設定値の情報を管理する。
図4は、アプリケーション管理部311で保持管理する情報を例示する図である。
図4(a)は画像形成装置101a(即ち旧機種)のアプリケーション管理部311で管理する情報に対応し、図4(b)は画像形成装置101b(即ち新機種)のアプリケーション管理部311で管理する情報に対応する。
図4において、カテゴリ401は、画像形成装置101の利用者からみたときに、インポート、エクスポート可能な設定値の単位を示す。図4(a)の例では、「機能Aの認証設定」や「機能Bの認証設定」といった単位で設定値のインポート、エクスポート対象を選択できることが示されている。一方、図4(b)の例では、「統合認証設定」、「機能Aの認証設定」、「機能Bの認証設定」といった単位で設定値のインポート、エクスポート対象を選択できることが示されている。
対応識別子402は、カテゴリ401に対応する設定値の識別子を示す。図4(a)の例では、「機能Aの認証設定」というカテゴリに対して「authentication_forA」という設定値の識別子が対応づけられていることが示されている。対応識別子402は、少なくとも1つ以上割り当てられていればよい。「機能Aの認証設定」というカテゴリに対して、例えば「authentication_forA」、「authentication_forA2」という2つの対応識別子が割り当てられていてもよい。
インポートアプリケーション403は、カテゴリ401に対応してインポート処理を実行すべきアプリケーションの情報を示す。図4(a)の例では、「機能Aの認証設定」というカテゴリに対して「アプリケーションA」のインポート処理が呼び出されることが示されている。
なお、実際には、後述するインポート管理部312からアプリケーションのインポート処理を呼び出すためには、クラス名やメソッド名といったプログラムに関する情報が必要となる。本実施例では、クラス名やメソッド名が固定で決まっていることを前提に、アプリケーションが特定されればインポート処理を呼び出すことができる環境を想定している。
また、本実施例では、カテゴリ401に対応したインポート処理を実行するために、インポートアプリケーション403に、アプリケーションを特定するための情報を記憶しているが、他の構成も考えられる。例えば、カテゴリ401に対応したインポート処理を呼び出すためのクラス名およびメソッド名をインポートアプリケーション403に記憶しておいてもよい。その場合、例えば「com.xxx.appa.ImpExp#import()」のような情報がインポートアプリケーション403に記憶されていていてもよい。もしくは、インポート処理を呼び出すための関数ポインタをインポートアプリケーション403に記憶してもよい。その場合、例えば「0x80123456」のようなアドレス情報がインポートアプリケーション403に登録される。
図4(a)のインポートアプリケーション403の例では、1つのカテゴリに対して1つのアプリケーションが記憶されている。しかし、図4(b)のエクスポートアプリケーション404のように、インポートアプリケーション403にアプリケーションの情報が未登録(なし)であってもよいし、2つ以上のアプリケーションが記憶されていてもよい。インポートアプリケーション403にアプリケーションの情報が未登録であるということは、すなわち該当するカテゴリがインポートすることができないカテゴリであることを示す。また、インポートアプリケーション403に2つ以上のアプリケーションが登録されているということは、該当するカテゴリの設定を2つ以上のアプリケーションで分担してインポートすることを示す。
エクスポートアプリケーション404は、カテゴリ401に対応してエクスポート処理を実行すべきアプリケーションの情報を示す。図4(a)の例では、「機能Aの認証設定」というカテゴリに対して「アプリケーションA」のエクスポート処理が呼び出されることが示されている。なお、エクスポートアプリケーション404は、データの移行方向(インポートとエクスポート)の違いだけで、他の点ではインポートアプリケーション403と同様であるので説明を省略する。また、図4(c)については後述する。
以下、図3の説明に戻る。
インポート管理部312は、設定値のインポートを行う。インポート管理部312は、前記入力装置206もしくはネットワーク通信装置207を介したインポート指示を検知すると、インポート指示の内容に応じて、インポートデータを取得する。また、インポート管理部312は、インポートデータに含まれる設定のカテゴリ401を参照し、対応するインポートアプリケーション403の処理を呼び出す。
図5は、エクスポートデータを例示する図である。
エクスポートデータがインポート対象となるため、ここではインポートデータとして説明する。本実施例では、インポートデータはXML形式で表現されているが、他の形式であてもよい。
図5(a)は、画像形成装置101a(即ち旧機種)からエクスポートしたデータに対応する。また、図5(b)、図5(c)は、画像形成装置101b(即ち新機種)からエクスポートしたデータに対応する。以下、図5(a)を用いて説明する。
<env>タグには、インポートデータ全体に対する情報が登録されている。<category>タグには、インポートデータに含まれる設定値のカテゴリ情報(401に対応)が記憶される。図5(a)の例では、カテゴリ「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」が含まれていることを示している。「機能Aの認証設定」の実体は、「機能Aの認証設定」の対応識別子402である<authentication_forA>タグの中に記載される。詳細は本発明と関係がないため割愛する。同様に、「機能Bの認証設定」の実体は、「機能Bの認証設定」の対応識別子402である<authentication_forB>タグの中に記載される。
以下、図3の説明に戻る。
エクスポート管理部313は、設定値のエクスポートを行う。前記入力装置206もしくはネットワーク通信装置207を介したエクスポート指示を検知すると、エクスポート指示の内容に応じて、要求された設定のカテゴリ401を参照し、対応するエクスポートアプリケーション404の処理を呼び出す。なお、エクスポートデータの説明については、既に図5を用いてインポートデータとして説明済みであるため省略する。
処理種別設定部314は、後述するアプリケーション320のフレームワーク登録部321から登録される設定値の情報を元に、そのアプリケーションがその設定値に対してインポートとエクスポートのどちらをサポートするかを判定し、アプリケーション管理部311に設定する。例えば、アプリケーション320がインポートをサポートするという情報と共に設定値の情報をフレームワークに登録してきた場合、インポートアプリケーション403にのみアプリケーション320の登録を行う。アプリケーション320がインポートとエクスポートをサポートするという情報と共に設定値の情報をフレームワークに登録してきた場合、インポートアプリケーション403とエクスポートアプリケーション404の双方にアプリケーション320の登録を行う。
サポート設定カテゴリ取得部315は、インポートやエクスポートが可能な設定値のカテゴリ401を外部(例えばPC102等)から参照できる機能を提供する。図4(a)の例では、インポート可能な設定値のカテゴリ401は「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」の2つであり、エクスポート可能な設定値のカテゴリ401も「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」の2つである。一方、図4(b)の例では、インポート可能な設定値のカテゴリ401は「統合認証設定」と「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」の3つであるが、エクスポート可能な設定値のカテゴリ401は「統合認証設定」の1つだけである。以上が、設定値配信フレームワーク310が保持する機能についての説明である。
次に、アプリケーション320について説明する。
アプリケーション320は、画像形成装置101上で特定の機能を提供するソフトウェアであり、画像形成装置101に複数インストール可能である。例えば、図3に示す例では、画像形成装置101には、例えば、アプリケーション320−1、320−2、320−3の3つのアプリケーションがインストールされている。以後、全てのアプリケーションを指す場合は、アプリケーション320と表記する。なお、アプリケーション320の構成の詳細は320−1に示し、320−2、320−3では省略し記載してある。
以下、アプリケーション320が保持する機能について説明する。
フレームワーク登録部321は、アプリケーション320が管理する設定値の情報を設定値配信フレームワーク310に登録する。具体的には、「カテゴリ」、「対応識別子」、「インポートをサポートするか」、「エクスポートをサポートするか」という4つの情報を、図4の401〜404に示すように、アプリケーション管理部311に登録する。
以下、図4(a)のアプリケーションAを例に説明する。フレームワーク登録部321は、「機能Aの認証設定」というカテゴリに「authentication_forA」という識別子の設定値が属するという情報の登録を、アプリケーション管理部311に登録する(401、402)。さらに、フレームワーク登録部321は、「機能Aの認証設定」というカテゴリの設定値について、アプリケーションAがインポートをサポートするという情報、及び、エクスポートをサポートするという情報を、アプリケーション管理部311に登録する(403、404)。その結果、図4(a)の「機能Aの認証設定」のような情報が、アプリケーション管理部311に登録される。アプリケーションBについても同様であり、図4(a)の「機能Bの認証設定」のような情報が、アプリケーション管理部311に登録される。
また、図4(b)のアプリケーションCを例に説明する。アプリケーションCは、「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」が統合された「統合認証設定」をサポートする。そのため、フレームワーク登録部321は、「統合認証設定」というカテゴリに「authentication_forC」という識別子の設定値が属するという情報を、アプリケーション管理部311に登録する(401、402)。さらに、フレームワーク登録部321は、「機能Cの認証設定」というカテゴリの設定値について、アプリケーションCがインポートをサポートするという情報、及び、エクスポートをサポートするという情報を、アプリケーション管理部311に登録する(403、404)。
また、アプリケーションCは、「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」を旧機種のエクスポートデータから引き継げるようにするため、以下の登録も依頼する。すなわち、フレームワーク登録部321は、「機能Aの認証設定」というカテゴリに「authentication_forA」という識別子を関連付け、アプリケーションCがインポートのみサポートするという情報を、アプリケーション管理部311に登録する。また、「機能Bの認証設定」というカテゴリに「authentication_forB」という識別子を関連付け、アプリケーションCがインポートのみサポートするという情報を、アプリケーション管理部311に登録する。以上の結果、図4(b)のような情報が、アプリケーション管理部311に登録される。
ここで、新機種の画像形成装置101bにおける「機能Aの認証設定」、「機能Bの認証設定」のインポートを、アプリケーションCではなく、アプリケーションA'、アプリケーションB'がサポートする例について説明する。この例の場合、アプリケーションA'、アプリケーションB'は、旧機種用のカテゴリで分類される設定値のインポート処理が行うためのアプリケーション(以下、互換アプリケーション)である。この互換アプリケーションは、新機種の画像形成装置101bにインストール可能である。例えば、新機種の画像形成装置101bにおいては、アプリケーション320−2、320−3(図3)が上述の互換アプリケーションであるとする。
また、この互換アプリケーションは、設定値のインポートのみをサポートし、エクスポートはサポートしない。よって、この互換アプリケーションは、フレームワーク登録部321、インポート部322を備えるが、エクスポート部323を備えていない。この互換アプリケーションからインポートされる設定値は、アプリケーション管理部311によりインポートのみ可能な設定として管理される。
アプリケーションA'のフレームワーク登録部321は、「機能Aの認証設定」というカテゴリに「authentication_forA」という対応識別子を関連付け、アプリケーションA'がインポートをサポートし、エクスポートをサポートしないという情報を、アプリケーション管理部311に登録する。その結果、図4(c)の「機能Aの認証設定」のような情報が、アプリケーション管理部311に登録される。同様に、フレームワーク登録部321は、アプリケーションB'から登録依頼に応じて、「機能Bの認証設定」というカテゴリに「authentication_forB」という対応識別子を関連付け、アプリケーションB'がインポートをサポートし、エクスポートをサポートしないという情報を、アプリケーション管理部311に登録する。その結果、図4(c)の「機能Bの認証設定」のような情報が、アプリケーション管理部311に登録される。
以下、インポート部322について説明する。
インポート部322は、設定値のインポート処理を行う。具体的には、インポート部322は、インポート管理部312から渡されたインポートデータを、前記設定値管理部301に登録する。本実施例では、旧機種の「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」を新機種に引き継ぐことを想定している。新機種である画像形成装置101bにおいては、例えば、アプリケーションCが「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」のインポートを行う。以下、例えば新機種の「統合認証設定」を新機種にインポートする場合について説明する。
図5(b)は、新機種である画像形成装置101bで「統合認証設定」を指定してエクスポート処理を実行した場合のエクスポートデータの例である。
図5(b)に示す例では、<category>タグには、「統合認証設定」だけでなく、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」も含まれている例が示されている。「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」は旧機種への互換のため含まれているものである。よって、図5(c)に示すように、画像形成装置101bで「統合認証設定」を指定してエクスポート処理を実行した場合、<category>タグに、「統合認証設定」のみが含まれ、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」を含まれないようにエクスポート処理する構成としてもよい。
図5(b)に例示するインポートデータをインポート処理する場合、インポート管理部312は、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」のインポート処理(図4(b)の例ではアプリケーションCのインポート部322)も呼び出す。しかし、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」は旧機種への互換のため登録されているにすぎず、新機種のエクスポートデータであれば、本来「統合認証設定」のインポートだけを行えばよい。そのため、アプリケーションCのインポート部322は、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」のインポート処理のために呼び出された場合に以下のような制御を行う。まず、アプリケーションCのインポート部322は、「統合認証設定」のインポートが行われているか判定する。「統合認証設定」のインポートが行われている場合、アプリケーションCのインポート部322は、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」のインポート処理は行わない制御を実行する。
また、上記と異なる構成として、画像形成装置101bに、上述したアプリケーションA'、アプリケーションB'をインストールし、アプリケーションA'が「機能Aの認証設定」のインポートを行い、アプリケーションB'が「機能Bの認証設定」のインポートを行うように構成してもよい。なお、この構成では、アプリケーションCは、「統合認証設定」のインポートは行うが、「機能Aの認証設定」、「機能Bの認証設定」は行わない構成とする。
この構成の場合、アプリケーションA'のインポート部322は、「機能Aの認証設定」のインポート処理のために呼び出された場合に以下のような制御を行う。まず、アプリケーションA'のインポート部322は、アプリケーションCのインポート部322により「統合認証設定」のインポートが行われているか判定する。そして、「統合認証設定」のインポートが行われている場合、アプリケーションA'のインポート部322は、「機能Aの認証設定」のインポート処理は行わない制御を実行する。アプリケーションB'のインポート部322も同様に、「統合認証設定」のインポートが行われている場合、「機能Bの認証設定」のインポート処理は行わない制御を実行する。なお、「統合認証設定」のインポートが行われているかどうかは、アプリケーションからインポート管理部312に問い合わせる、又は、インポート管理部312からアプリケーション320に通知すること等で確認できる。また、「統合認証設定」がちょうど、「機能Aの認証設定」と「機能Bの認証設定」を合わせたものである場合、互換アプリケーション(アプリケーションA'、B')によりインポートを実行し、アプリケーションCが呼び出しを無視してもよい。
上述したいずれの構成であっても、複数のカテゴリを指定したインポート指示が行われた場合に、各カテゴリで重複する同じ設定値に対するインポート処理のために複数回、インポートのためにアプリケーションが呼び出される。この場合、アプリケーション側で2回目以降の呼び出しを無視して、重複設定を避けるように制御する。例えば、アプリケーションCに対する複数回の呼び出しが発生する場合には、アプリケーションCが2回目移行の呼び出しを無視する。また、アプリケーションCと互換アプリケーション(アプリケーションA'、B')の両方の呼び出しが発生する場合には、互換アプリケーション又はアプリケーションCのいずれかが当該呼び出しを無視する。
さらに、上記と異なる構成も考えられる。例えば、「統合認証設定」のインポートが行われている場合でも、インポート部322が、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」のインポート処理を行う構成でもよい。この構成の場合、処理の無駄ではあるものの、結果的には正しくインポートが実施される。または、インポート管理部312が、インポートアプリケーションのみが登録されたカテゴリを互換用カテゴリと判定し、新機種間でのインポート処理であれば互換用カテゴリに対応するインポートアプリケーションを呼び出さない構成であってもよい。この構成をとる場合、図5で説明した<env>タグなどに、エクスポートした画像形成装置101の機種情報を埋め込む必要がある。
次に、エクスポート部323について説明する。
エクスポート部323は、設定値のエクスポート処理を行う。具体的には、エクスポート管理部313から指示された設定値をエクスポートデータに書き込む。本実施例では、旧機種の「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」を新機種に引き継ぐことを想定している。
まず、新機種である画像形成装置101bを、旧機種の「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」を新機種に引き継ぐことを想定するが、新機種の「統合認証設定」を旧機種に引き継ぐことを想定しない構成として説明する。このような構成の画像形成装置101bで「統合認証設定」を指定してエクスポート処理を実行した場合、エクスポートデータは、以下のようになる。この場合、<category>タグには、「統合認証設定」だけが含まれ、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」はエクスポートデータには含まれない。さらに、<authentication_forA>タグと<authentication_forB>タグもエクスポートデータには含まれない。即ち、図5(c)に示すエクスポートデータとなる。
また、仮に、新機種の「統合認証設定」を旧機種に引き継ぐことを想定するように構成してもよい。以下、新機種である画像形成装置101bを、旧機種の「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」を新機種に引き継ぐこと、及び、新機種の「統合認証設定」を旧機種に引き継ぐことも想定した構成として説明する。このような構成の画像形成装置101bで「統合認証設定」を指定してエクスポート処理を実行した場合、エクスポートデータは、以下のようになる。この場合、<category>タグには、「統合認証設定」だけでなく、「機能Aの認証設定」及び「機能Bの認証設定」もエクスポートデータに含まれる。これは、過去機種への互換性を考慮し、アプリケーションCが「統合認証設定」をエクスポートする際に含めるものである。同様に、アプリケーションCは、<authentication_forA>タグと<authentication_forB>タグ以下もエクスポートデータに含める。即ち、図5(b)に示すエクスポートデータとなる。
また、図5(c)のように新機種で統合された設定値を旧機種に引き継がないエクスポートデータを作成するモードと、図5(b)のように新機種で統合された設定値を旧機種に引き継ぐエクスポートデータを作成するモードとを、ユーザ(例えば管理者)が選択設定するようにしてもよい。
以下、図6〜図9のフローチャートを参照して、画像形成装置101で実行される処理について説明する。なお、図6〜図9のフローチャートに示す処理は、図3に示した各ソフトウェアモジュールにより実行される。即ち、これらの処理は、画像形成装置101において不揮発性メモリ202もしくは補助記憶装置204に格納されたプログラムをCPU201にて実行することにより実現されるものである。
図6は、アプリケーション320がアプリケーション管理部311に設定値の情報を登録する処理を例示するフローチャートである。
S601において、アプリケーション320のフレームワーク登録部321が設定値配信フレームワーク310に設定値の情報を渡し、該設定値の情報の登録依頼を行う。なお、ここで渡される設定値の情報は、「カテゴリ」、「対応識別子」、「インポートをサポートするか」、「エクスポートをサポートするか」等を示す情報である。また、アプリケーションからの設定値の情報の登録依頼は、例えば、そのアプリケーションがインストールされた際、バージョンアップされた際、又は、管理者等の指示に応じて実行されるものとする。
S602において、設定値配信フレームワーク310のアプリケーション管理部311は、上記登録依頼に応じて、前記フレームワーク登録部321から渡された設定値の情報のうち、カテゴリの情報、対応識別子の情報を、カテゴリ401、対応識別子402として登録する。
次に、S603において、処理種別設定部314は、上記S601でフレームワーク登録部321から渡された設定値の情報に基づいて、上記S601で登録依頼をしてきたアプリケーションがインポートをサポートするか否かを判定する。そして、インポートをサポートすると判定した場合(S603でYesの場合)、S604に処理を進める。S604では、アプリケーション管理部311は、上記S602で登録したカテゴリのインポートアプリケーション403として、上記S601で登録依頼をしてきたアプリケーションを登録する。そして、S605に処理を進める。一方、インポートをサポートしないと判定した場合(S603でNoの場合)、そのままS605に処理を進める。
S605では、処理種別設定部314は、上記S601でフレームワーク登録部321から渡された設定値の情報に基づいて、上記S601で登録依頼をしてきたアプリケーションがエクスポートをサポートするか否かを判定する。そして、エクスポートをサポートすると判定した場合(S605でYesの場合)、S606に処理を進める。S606では、アプリケーション管理部311は、上記S602で登録したカテゴリのエクスポートアプリケーション404として、上記S601で登録依頼をしてきたアプリケーションを登録する。そして、本フローチャートの処理を終了する。一方、エクスポートをサポートしないと判定した場合(S605でNoの場合)、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
図7は、設定値をエクスポートする処理を例示するフローチャートである。
エクスポート要求が入力されると、S701において、設定値配信フレームワーク310のエクスポート管理部313は、エクスポート要求を検知し、S702に処理を進める。なお、エクスポート要求は、例えば、入力装置206又はPC102等の外部装置から入力されるものとする。また、エクスポート要求を行う場合、エクスポート要求対象となる設定値のカテゴリ(401)の指定と、エクスポート先の指定を行うものとする。なお、エクスポート要求対象となる設定値のカテゴリの指定は、カテゴリ毎に指定することもできるし、全てのカテゴリを一括して指定することもできる。
S702では、エクスポート管理部313は、上記S701で検知したエクスポート要求で指定された設定値のカテゴリのうち未処理の設定値のカテゴリを1つ取得する処理を行う。そして、未処理の設定値のカテゴリを1つ取得できた場合(S702でYesの場合)、エクスポート管理部313は、S703に処理を進める。
S703では、エクスポート管理部313は、アプリケーション管理部311を参照して、上記S702で取得した設定値のカテゴリ401に関連づけられたエクスポートアプリケーション404のうち未処理のエクスポートアプリケーションを1つ取得する処理を行う。そして、未処理のエクスポートアプリケーションを1つ取得できた場合(S703でYesの場合)、エクスポート管理部313は、S704に処理を進める。
S704では、エクスポート管理部313は、上記S703で取得したエクスポートアプリケーションのエクスポート部323に、上記S702で取得した設定値のカテゴリのエクスポート処理を依頼する。この依頼を受けたアプリケーションのエクスポート部323は、依頼されたカテゴリの設定値のエクスポート処理を行う。このエクスポート処理では、エクスポート部323が、依頼されたカテゴリの設定値を、設定値管理部301から取得して、上記エクスポート要求で指定されたエクスポート先に出力する。また、エクスポート処理を依頼したエクスポート管理部313は、S703に処理を戻し、次のエクスポートアプリケーションの処理に移る。
そして、上記S703において、全てのエクスポートアプリケーションについてエクスポート処理が完了しており、未処理のエクスポートアプリケーションが取得できなかった場合(S703でNoの場合)、エクスポート管理部313は、S702に処理を戻し、次の設定値のカテゴリの処理に移る。
また、上記S702において、エクスポート要求で指定された全ての設定値のカテゴリについてエクスポート処理が完了しており、未処理の設定値のカテゴリが取得できなかった場合(S702でNoの場合)、エクスポート管理部313は、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S704において、エクスポート部323が実行するエクスポート処理では、エクスポート部323が直接、設定値をエクスポート要求で指定されたエクスポート先に出力するものとしてもよいし、エクスポート部323が設定値を揮発性メモリ203内に出力しておき、全ての設定値のカテゴリについて処理が完了した場合に、エクスポート管理部313がまとめて、上記S704で揮発性メモリ203内に出力された設定値を、上記エクスポート要求で指定されたエクスポート先に出力するようにしてもよい。
以上のように、エクスポート管理部313は、設定値のエクスポート処理の指示が入力された場合に、アプリケーション管理部311で管理される設定値の情報に基づいて、エクスポート処理の指示で指定されている設定値の中から、エクスポート処理の対象を決定する。そして、エクスポート処理の対象となった設定値のエクスポートアプリケーション404のエクスポート部323がエクスポート処理を実行する。
図8は、設定値をインポートする処理を例示するフローチャートである。
インポート要求が入力されると、S801において、設定値配信フレームワーク310のインポート管理部312は、インポート要求を検知し、S802に処理を進める。なお、インポート要求は、例えば、入力装置206又はPC102等の外部装置から入力されるものとする。また、インポート要求を行う場合、インポート要求対象の設定値のカテゴリの指定と、インポート元となるインポートデータファイル等の指定を行うものとする。なお、インポート要求対象の設定値のカテゴリの指定は、カテゴリ毎に指定することもできるし、全てのカテゴリを一括して指定することもできる。
S802では、インポート管理部312は、上記S801で検知したインポート要求で指定されたインポート要求対象の設定値のカテゴリのうち未処理の設定値のカテゴリを1つ取得する処理を行う。そして、未処理の設定値のカテゴリを1つ取得できた場合(S802でYesの場合)、インポート管理部312は、S803に処理を進める。
S803では、インポート管理部312は、アプリケーション管理部311を参照して、上記S802で取得した設定値のカテゴリに関連づけられたインポートアプリケーション403のうち未処理のインポートアプリケーションを1つ取得する処理を行う。そして、未処理のインポートアプリケーションを1つ取得できた場合(S803でYesの場合)、インポート管理部312は、S804に処理を進める。
S804では、インポート管理部312は、上記S802で取得した設定値のカテゴリのインポートデータを、上記インポート元から取得し、上記S803で取得したインポートアプリケーションのインポート部322に、上記取得したインポートデータのインポート処理を依頼する。この依頼を受けたアプリケーションのインポート部322は、依頼されたカテゴリの設定値のインポート処理を行う。このインポート処理では、インポート部322が、依頼されたカテゴリの設定値を、設定値管理部301に格納する。また、インポート処理を依頼したインポート管理部312は、S803に処理を戻し、次のインポートアプリケーションの処理に移る。
そして、上記S803において、全てのインポートアプリケーションについてインポート処理が完了しており、未処理のインポートアプリケーションが取得できなかった場合(S803でNoの場合)、インポート管理部312は、S802に処理を戻し、次のカテゴリの処理に移る。
また、上記S802において、インポート要求で指定された全ての設定値のカテゴリについてインポート処理が完了しており、未処理の設定値のカテゴリが取得できなかった場合(S802でNoの場合)、インポート管理部312は、本フローチャートの処理を終了する。
図9は、インポート・エクスポート可能な設定値の情報を取得する処理の一例を示すフローチャートである。
サポート設定カテゴリの取得要求が入力されると、S901において、設定値配信フレームワーク310のサポート設定カテゴリ取得部315は、サポート設定カテゴリの取得要求を検知し、S902に処理を進める。なお、サポート設定カテゴリの取得要求は、例えば、PC102等の外部装置から入力されるものとする。また、サポート設定カテゴリの取得要求を行う場合、インポート処理に対する要求か、エクスポート処理に対する要求か等の指定を行うものとする。
S902では、サポート設定カテゴリ取得部315は、上記S901で検知したサポート設定カテゴリの取得要求がインポート処理に対する要求か否かを判定する。インポート処理に対する要求であると判定した場合(S902でYesの場合)、サポート設定カテゴリ取得部315は、S903に処理を進める。一方、インポート処理に対する要求でないと判定した場合(S902でNoの場合)、サポート設定カテゴリ取得部315は、エクスポート処理に対する要求であると判断して、S904に処理を進める。
S903では、サポート設定カテゴリ取得部315は、アプリケーション管理部311を参照して、インポートアプリケーション403にアプリケーションが1つ以上登録されているカテゴリのリストを作成し、S905に処理を進める。
S904では、サポート設定カテゴリ取得部315は、アプリケーション管理部311を参照して、エクスポートアプリケーション404にアプリケーションが1つ以上登録されているカテゴリのリストを作成する。具体的には、図4のエクスポートアプリケーション404の情報を用いる。エクスポートアプリケーション404において、未登録(なし)となっているカテゴリはエクスポートしないので、リストには加えない。本S904の処理の後、S905に処理を進める。
S905では、サポート設定カテゴリ取得部315は、上記S901で検知したサポート設定カテゴリの取得要求の要求元に、上記S903もしくは上記S904で作成したカテゴリのリストを、返却する。
以上本実施例にて示したように、画像形成装置101において、アプリケーションや機能、設定値の統廃合が行われた場合にも、画像形成装置101のユーザに手間をかけさせることなく、設定値のインポートやエクスポートが可能になる。さらに、インポートやエクスポートが可能な設定値の情報を、PC102等の外部システムから画像形成装置101に問い合わせ可能となる。
即ち、画像形成装置の設定値の統廃合があった場合でも、ユーザに手間をかけることなく、容易に、統廃合の前後の設定値の引き継ぎを可能にすることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (8)

  1. 異なる機種の画像形成装置の複数の設定値を分類するための第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを用いた設定値の管理を行う画像形成装置であって、
    前記第1のカテゴリに分類される設定値を含む複数の設定値を、前記第2のカテゴリに分類して管理する管理手段と、
    前記第1のカテゴリに分類される設定値のインポート処理を制御する第1の制御手段と、有し、
    前記管理手段は、設定値のエクスポート処理の指示が入力された場合に、該指示で指定されている設定値の中から、前記第1の制御手段によるインポート処理の対象となる設定値を除いた設定値をエクスポート処理の対象とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2のカテゴリを指定した設定値のインポート処理を制御する第2の制御手段をさらに有し、
    前記管理手段は、設定値のエクスポート処理の指示が入力された場合に、該エクスポート処理の指示で指定されている設定値の中から、前記第2の制御手段によるインポート処理の対象となる設定値を除かずに、エクスポート処理の対象を決定することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のカテゴリ及び第2のカテゴリを指定したインポート処理の指示が入力された場合に、同じ設定値に関連するインポート処理のために前記第1の制御手段及び前記第2の制御手段の両方の呼び出しが発生する場合には、前記第1の制御手段及び前記第2の制御手段のいずれかが当該呼び出しを無視することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記管理手段は、前記第1の制御手段によるインポート処理の対象となる設定値については、インポート処理のみ可能な設定として管理することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記管理手段が前記エクスポート処理の対象として管理する設定値の情報を取得する取得手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記管理手段が前記エクスポート処理の対象として管理する設定値のエクスポート処理を制御する第3の制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 異なる機種の画像形成装置の複数の設定値を分類するための第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを用いた設定値の管理を行うものであり、前記第1のカテゴリに分類される設定値を含む複数の設定値を、前記第2のカテゴリに分類して管理する画像形成装置の制御方法であって、
    前記第1のカテゴリに分類される設定値のインポート処理を制御する制御ステップと、設定値のエクスポート処理の指示が入力された場合に、該指示で指定されている設定値の中から、前記制御ステップによるインポート処理の対象となる設定値を除いた設定値をエクスポート処理の対象とするステップと、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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