JP2017032470A - 多変量解析結果表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】統計量規格化部17はデータに対する主成分分析によって主成分毎、サンプル毎に算出されたスコア値を主成分毎に正規化する。統計量ヒートマップ作成部18は、サンプルを横軸、主成分を縦軸としたヒートマップにおいて、各セルに対応する正規化後のスコア値に基づいてセルの表示色とその濃淡を決定し、さらに主成分毎の決定係数R2に応じてセルの高さを変更する。ヒートマップ表示制御部19はこうして作成されたスコア値を表すヒートマップを表示部3の画面上に表示する。このヒートマップによれば、一つの主成分におけるサンプル間のスコア値の比較や、一つのサンプルにおける主成分間のスコア値の比較が容易になり、一つのグラフで主成分分析の結果の全体的な把握が簡便に行える。
【選択図】図1
Description
図5に示すピークマトリクスは、縦方向にサンプル、横方向にピーク位置(質量電荷比m/z)をとり、信号強度値を各要素の値としたものである。したがって、このピークマトリクスにおける1行の各要素は、一つのサンプルについての各質量電荷比における信号強度値を示しており、1列の各要素は或る質量電荷比における全てのサンプルの信号強度値を示している。
a)多変量解析の過程で求まる成分毎に、複数のサンプルについてそれぞれ求まった統計量を規格化する統計量規格化部と、
b)2次元表示領域上で直交する二軸のうちの第1の軸に沿ってサンプルを、第2の軸に沿って前記成分を配置し、一つのサンプルの一つの成分における規格化後の統計量を、そのサンプル及び成分に対応するセルの色、濃淡、又は色及び濃淡、のいずれかで表現するとともに、各セルの第1の軸方向のサイズを、多変量解析の過程で前記成分毎に求まる、その成分の信頼性を示す指標値に応じて変更した行列型のヒートマップを作成するヒートマップ作成部と、
を備えることを特徴としている。
上記ヒートマップ作成部により作成されたヒートマップが表示された画面上で任意のサンプル及び/又は成分を分析者が指示するための指示部をさらに備え、
上記ヒートマップ作成部は、上記指示部によりサンプル及び/又は成分が指示されたとき、指示されたサンプル及び/又は成分のみに対応するヒートマップを再作成する構成とするとよい。
また、ヒートマップ上で成分毎の決定係数等の指標値の大小も把握できるため、分析者は例えば、数値データの分散等を説明するのに適当な主成分であるか否かを視覚的に簡単に判断することができる。さらにまた、従来であれば、例えばサンプルの差異解析の際に用いた多変量解析結果として複数のスコアプロットを保存しておく必要があったが、本発明に係る多変量解析結果表示装置によれば、一つのヒートマップを保存しておきさえすればよいので、データの管理が容易であるという効果もある。
図1は本実施例の質量分析システムの概略構成図である。
質量分析装置4は与えられたサンプルに含まれる化合物をイオン化して質量分析を実行するものであり、そのイオン化手法や質量分離手法などは特に問わない。
データ処理部1は、質量分析装置4で収集されたデータを解析処理してその結果を表示部3に表示するものであり、機能ブロックとして、マススペクトルデータ記憶部11、ピークマトリクス作成部12、主成分分析実行部13、主成分分析結果一時記憶部14、目的サンプル・成分選択部15、ヒートマップ枠作成部16、統計量規格化部17、統計量ヒートマップ作成部18、及び、ヒートマップ表示制御部19、を含む。入力部2は、分析者がパラメータを設定したり何らかの指示を行ったりするためのものであり、表示部3は入力されたパラメータや解析結果等が表示されるモニタである。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、本実施例の質量分析システムのデータ処理部で実施される主成分分析処理とその結果の表示処理について説明する。
以上のように、こうしたヒートマップ表示によれば、主成分数が多い場合でも、またサンプル数が多い場合でも、異なる主成分間や異なるサンプル間のスコア値を適正に比較評価することができる。また、その際に、決定係数R2の大きさも考慮しながら、比較評価を行うことができる。
即ち、上記実施例は本発明の一例にすぎず、上記に記載された以外の点で、本発明の趣旨の範囲で適宜変形、修正、追加等を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは当然である。
11…マススペクトルデータ記憶部
12…ピークマトリクス作成部
13…主成分分析実行部
14…主成分分析結果一時記憶部
15…目的サンプル・成分選択部
16…ヒートマップ枠作成部
17…統計量規格化部
18…統計量ヒートマップ作成部
19…ヒートマップ表示制御部
2…入力部
3…表示部
4…質量分析装置
Claims (7)
- 複数のサンプルについてのデータを多変量解析することで得られた結果を表示する多変量解析結果表示装置であって、
a)多変量解析の過程で求まる成分毎に、複数のサンプルについてそれぞれ求まった統計量を規格化する統計量規格化部と、
b)2次元表示領域上で直交する二軸のうちの第1の軸に沿ってサンプルを、第2の軸に沿って前記成分を配置し、一つのサンプルの一つの成分における規格化後の統計量を、そのサンプル及び成分に対応するセルの色、濃淡、又は色及び濃淡、のいずれかで表現するとともに、各セルの第1の軸方向のサイズを、多変量解析の過程で前記成分毎に求まる、その成分の信頼性を示す指標値に応じて変更した行列型のヒートマップを作成するヒートマップ作成部と、
を備えることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記多変量解析は主成分分析であることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記多変量解析は独立成分分析であることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記多変量解析は部分最小二乗法による回帰分析であることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記多変量解析は因子分析であることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記指標値は決定係数であることを特徴とする多変量解析結果表示装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の多変量解析結果表示装置であって、
前記ヒートマップ作成部により作成されたヒートマップが表示された画面上で任意のサンプル及び/又は成分を分析者が指示するための指示部をさらに備え、
前記ヒートマップ作成部は、前記指示部によりサンプル及び/又は成分が指示されたとき、指示されたサンプル及び/又は成分のみに対応するヒートマップを再作成することを特徴とする多変量解析結果表示装置。
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