JP2017032460A - 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法 - Google Patents

高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017032460A
JP2017032460A JP2015154230A JP2015154230A JP2017032460A JP 2017032460 A JP2017032460 A JP 2017032460A JP 2015154230 A JP2015154230 A JP 2015154230A JP 2015154230 A JP2015154230 A JP 2015154230A JP 2017032460 A JP2017032460 A JP 2017032460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blast furnace
propagation
time
reflecting
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015154230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6533938B2 (ja
Inventor
早衛 萱野
Hayae Kayano
早衛 萱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wadeco Co Ltd
Original Assignee
Wadeco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wadeco Co Ltd filed Critical Wadeco Co Ltd
Priority to JP2015154230A priority Critical patent/JP6533938B2/ja
Priority to PCT/JP2016/072905 priority patent/WO2017022818A1/ja
Publication of JP2017032460A publication Critical patent/JP2017032460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533938B2 publication Critical patent/JP6533938B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)

Abstract

【課題】高炉の外に設置された表面検出装置の伝搬部に検出波を伝搬させるとともに、伝搬部の内部に設置した反射手段により検出波を高炉内部に送って送受信を行う方式の表面検出装置において、伝搬部内の伝搬経路上に設置された部材への粉塵の付着状況を、装置を分解することなく簡便に、かつ正確に検知する。【解決手段】表面検出装置の取り付け時に、反射手段の反射面を高炉の開口部以外の方向に向けて回動させて伝搬部の内壁との間で検出波の送受信を行って初期受信強度を測定し、所定時間間隔で装置取り付け時と同一の測定条件にて、それぞれの時期における受信強度を測定して初期受信強度からの減衰量を求め、減衰量が予め設定した閾値以上になった時期を基に、伝搬経路上の部材の交換時期や清掃時期を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、高炉の外に設置された伝搬部に検出波を伝搬させるとともに、検出波を反射手段により高炉内部に送り送受信を行う方式の表面検出装置において、伝搬部の内部に存在する部品への粉塵の付着状況を検知する方法に関する。
高炉では、コークスや鉄鉱石等の装入物の堆積量を測定したり、表面プロフィールを測定して装入物の堆積状態を最適化することが行われている。このような表面検出装置として、例えば特許文献1に記載されているように、先端に反射板を備えたランスを炉内に挿入し、ランスを水平移動させながら検出波の送受信を行って、装入物の表面を走査して表面プロフィールを検知する表面検出装置が使用されている。
しかし、ランスを備える表面検出装置では、ランスを移動させるために炉外に広い空間が必要になり、また炉内の高温によりランスが湾曲してランスの水平移動に支障を来す等の問題がある。そこで、特許文献2に記載されている表面検出装置では、高炉の炉頂近傍に設けた開口部の直上に耐圧容器を取り付け、容器内に反射手段や送受信手段に直結するアンテナを収容し、送受信手段からの検出波を反射手段で反射して開口部を通じて高炉の内部へと送り、炉内の装入物で反射された検出波を再度反射手段で反射して送受信手段へと送るとともに、反射手段の反射角度を変えることにより装入物の表面を走査して表面プロフィールを測定している。
また、本出願人も先に、特許文献3において、高炉の炉頂近傍に設けた開口部の直上に連続して管体を取り付け、管体の一端に開口部と対向して反射手段を設置し、他端に送受信手段に直結するアンテナを設置し、送受信手段からの検出波を反射手段で反射して開口部を通じて高炉の内部へと送り、炉内の装入物で反射された検出波を再度反射手段で反射して送受信手段へと送るとともに、反射手段の反射角度を変えることにより装入物の表面を走査して表面プロフィールを測定している。
特開2002−115008号公報 特開2011−145237号公報 特開2014−196992号公報
高炉からは、開口部を通じて炉内から鉄鉱石片やコークス片、粉塵等が侵入するため、特許文献2では、開口部と反射手段との間を、検出波を透過する材料からなる通気性耐熱ボードで塞ぐとともに、耐圧容器内に不活性ガスを供給して通気性耐熱ボードの通気孔から噴き出している。また、特許文献3では、管体の内部において、反射手段とアンテナとの間に、反射手段に近い側から順に、検出波を透過する耐熱材料からなる通気性の隔壁と、検出波を透過する耐熱材料からなる非通気性の隔壁とを設置するとともに、両隔壁との間に形成された空間に不活性ガスを供給し、通気性の隔壁の通気孔から不活性ガスを噴き出している。
しかしながら、通気性耐熱ボードや通気性の隔壁の通気孔よりも小さい粉塵が耐圧容器や管体の内部に侵入することを完全に防ぐことはできず、通気性耐熱ボードや通気性の隔壁が目詰まりを起こす。また、特許文献2でが、アンテナと反射手段との間に隔壁を設けることもあり(公報の図5参照)、その場合はこの隔壁に粉塵が付着する。特許文献3でも、非通気性の隔壁に粉塵が付着する。尚、目詰まりも、粉塵が通気孔に付着して起こる現象であるため、以降の説明では目詰まりも含めて「付着」という。
通気性耐熱ボードや通気性の隔壁、非通気性の隔壁は、検出波の伝搬経路上にあるため、粉塵の付着量が増すと、検出波の受信強度が低下して検出条件が悪化する。粉塵の発生は、コークスや鉄鉱石の種類(組成)や大きさ、装入量、炉内の温度や圧力等により変化するため、必ずしも粉塵の付着量が高炉の操業時間に比例して増加するとは限らず、定期点検時に通気性耐熱ボードや通気性の隔壁、非通気性の隔壁を交換したとしても、次の定期点検までの間に粉塵の付着量が急に多くなって、送受信ができなくなるおそれもある。従来では、高炉の操業中に粉塵の付着状況を検知することができず、定期点検以外であっても、送受信ができなって高炉の操業を停止しなければならないこともあり、生産計画に狂いが生じる。
尚、特許文献3では、管体の反射手段の直上に窓を設け、反射手段を180°回動させて反射面を窓に向けることにより反射面への粉塵の付着状況を観察しているが、通気性の隔壁や非通気性の隔壁への粉塵の付着状況を数値的に検知することはできない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、高炉の外に設置された伝搬部に検出波を伝搬させるとともに、伝搬部の内部に設置した反射手段により検出波を高炉内部に送って送受信を行う方式の表面検出装置において、伝搬部内の伝搬経路上に設置された部材への粉塵の付着状況を、装置を分解することなく簡便に、かつ正確に検知することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、高炉の開口部に接続した伝搬部に送受信手段からの検出波を伝搬させるとともに、伝搬部内に設置した反射手段により開口部を通じて炉内に検出波を送り、炉内の装入物の表面で反射された検出波を反射手段で反射して伝搬部を伝搬させて送受信手段に送り、送受信手段で検波して装入物の表面までの距離や表面のプロフィールを検出する表面検出装置における、伝搬部の伝搬経路上に設置された部品への高炉内からの粉塵の付着状況を検知する方法であって、表面検出装置の取り付け時に、反射手段の反射面を高炉の開口部以外の方向に向けて回動させて伝搬部の内壁との間で検出波の送受信を行い、初期受信強度を測定し、所定時間間隔で、表面検出装置の取り付け時と同一の測定条件にて、それぞれの時期における受信強度を測定して初期受信強度からの減衰量を求め、減衰量が予め設定した閾値以上になった時期を基に、伝搬経路上の部材の交換時期や清掃時期を決定することを特徴とする高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法を提供する。
本発明の粉塵付着状況の検知方法では、表面検出装置の取り付け時に伝搬部の内壁との間で測定した初期受信強度と、所定時間経過後の時期に同条件にて測定した受信強度とを比較する。そして、受信信号の初期受信強度からの減衰量を求め、予め規定した閾値よりもかなり小さい場合にはそのまま高炉の操業を続けてもよいと判断し、閾値以上になった場合は部品の交換時期が近いとして交換時期の決定に反映させることができる。
高炉装入物の表面検出装置の一例を示す要部断面図である。 高炉の開口部と管体との連結部分を、反射面と対向する側から見た断面図である。 粉塵の付着状況を確信するための送受信方法を説明するための図である。 高炉装入物の表面検出装置の他の例を示す要部断面図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明の粉塵付着状況の検知方法(以下「本検知方法」ともいう。)は、高炉の開口部に接続する伝搬部に検出波を伝搬させ、伝搬部内に設置した反射手段を用いて検出波を炉内に送って炉内との送受信を行う構成の表面検出装置を対象にする。このような表面検出装置として、例えば特許文献3に記載されている表面検出装置を例示することができる。
即ち、図1に示すように、高炉100の頂部近傍には開口部101が開口しており、この開口部101に表面検出装置1の管体30の連結部32が連結される。連結部32の直上空間31には反射手段20が収容されており、反射手段20の反射面20aと対向して、管体30の他端にはアンテナ11が設置されている。アンテナ11には、導波管12を介してマイクロ波やミリ波(以下、総称して「検出波」)の送受信手段10が接続されており、アンテナ11から送信された検出波は管体30の内部を伝搬し、反射手段20の反射面20aで反射されて開口部101を通じて炉内へと送られる。管体30が伝搬部に相当し、アンテナ11から反射面20aを通り、炉内へと続く伝搬経路が形成される。
また、管体30の内部には、反射手段20の反射面20aと対向して通気性の隔壁40が配設され、通気性の隔壁40とアンテナ11との間に非通気性の隔壁41が配設されている。尚、通気性の隔壁40及び非通気性の隔壁41が、伝搬経路上の部材に相当する。そして、両隔壁40、41で区画された空間に、ガス供給口50から窒素ガス等の不活性ガスが高圧で供給される。
非通気性の隔壁41は、検出波を透過し、更には耐熱性を有し、高圧の不活性ガスに耐え得る機械的強度を有する材料で形成され、例えばセラミックス製とすることができる。但し、セラミックスの種類によっては、若干ではあるが検出波を反射するものがあり、アンテナ11に近すぎたり、検出波の送信強度が低い場合にはノイズとなることがある。そこで、図示されるように、非通気性の隔壁41を、アンテナ11に対して傾斜させることが好ましい。
通気性の隔壁40は、ポーラスセラミックス製とする他に、セラミックス繊維やガラス繊維等からなる通気性織物を用いることができる。
また、管体30の連結部32と、高炉100の開口部101との連結部分には、仕切弁110が介在しており、測定時には開状態となり、非測定時には閉状態となる。
このように構成される表面検出装置1は、測定時には、図示されるように、アンテナ11を通じて送受信手段10から送信された検出波(Ms)は、非通気性の隔壁41及び通気性の隔壁40を透過して反射手段20の反射面20aで反射され、連結部32を通って高炉100の開口部101から炉内に入射する。そして、送信検出波Msは、炉内に堆積している装入物である鉄鉱石やコークス(図示せず)の表面で反射され、その反射波(Mr)が開口部101を通じて反射手段20へと進み、反射面20aで反射された後、通気性の隔壁40及び非通気性の隔壁41を透過してアンテナ11で受信され、送受信手段10で検波される。そして、送受信手段10では受信信号を演算装置(図示せず)に送り、演算装置で検出波の送受信結果を基に炉内の装入物までの距離を求める。
また、モータ70により反射手段20の反射面20aを、検出波の伝搬軸と垂直な方向に回動させることもできる。反射面20aを回動させることにより、図2に示すように、回動方向に沿って検出波を送信することができ、炉内の装入物の表面を線状に走査して表面のプロフィールを検知することができる。尚、同図に示すように、管体30の連結部32を、反射面20aの回動角度θ(振り幅)に対応して高炉側に漸次拡径する扇形に形成して開口部101の側壁が送受信の妨げにならないようにする。
更に、管体30の反射手段20の周囲の適所、例えば反射面20aの直上部分に窓80を形成し、反射手段20を180°回動させて反射面20aを窓80に対面させることにより、反射面20aへの粉塵の付着状況を観察することもできる。
上記の表面検出装置1では、測定時に、ガス供給口50から通気性の隔壁40と非通気性の隔壁41との間の空間に高圧の不活性ガスを供給し、通気性の隔壁40の通気孔から噴出させることにより、通気性の隔壁40のや、非通気性の隔壁41の隔壁40側の面41aへの粉塵の付着を防いでいる。しかし、このような粉塵の付着を完全に防ぐことは不可能であり、実際には高炉の操業とともに粉塵の付着量が増加する。
そこで本検知方法では、装置取り付け時に、図3に示すように、反射手段20の反射面20aが高炉100の開口部101とは異なる方向を向くように、反射手段20を回動させ、その回動位置にて検出波の送受信を行う。この反射手段20の回動により、反射面20aは管体30の内壁30aと対向し、内壁30aとの間で送受信を行うことになる。そして、その時の受信強度を初期受信強度とする。尚、反射面20aは、図示のように開口部101の中心に対して90°の位置である必要はなく、管体30の内壁30aと対向する位置であれば、反射手段20の回動角度は不問である。例えば、反射面20aが開口部101と対向する内壁30a(図3において内壁30aの天井部分)を向くように、反射手段20を180°回動させてもよい。尚、窓80を形成する場合は、反射手段20を180°回動させると反射面20aが窓80と対向して送受信ができなくなるため、窓80以外の内壁30aとの間に回動角度を調整する。
その後、高炉の操業を行いつつ所定時間間隔で装置取り付け時と同一の測定条件、即ち検出波の出力及び反射手段20の回動角度を同じにして管体30の内壁30aとの間で送受信を行い、それぞれの測定時期での受信強度を測定し、初期受信強度からの減衰量を求める。この送受信では、検出波は非通気性の隔壁41及び通気性の隔壁40しか透過しないため、両隔壁41、40及び反射面20aへの粉塵の付着量に応じて受信強度が減衰する。
そして、減衰量が、予め設定した閾値以上になった時期を、通気性の隔壁40や非通気性の隔壁41や反射面20aへの粉塵の付着量が多く、交換時期や清掃時期が近いと判断し、交換時期や清掃時期の決定に反映させる。尚、閾値は、安全率を考慮して決定されるが、受信強度が初期受信強度の70%(減衰率で30%)程度が適当である。
また、図4に示すような構成の表面検出装置も知られている。尚、図4に示す表面検出装置は、特許文献2の図5に相当する。図示される表面検出装置は、高炉100の開口部101に、仕切弁110を介して耐圧容器120が設置されており、耐圧容器120の内部に反射手段20とアンテナ11とを対向配置するとともに、アンテナ11と反射手段20との間を、検出波を透過する材料からなる隔壁122で仕切っている。アンテナ11には、耐圧容器120の外部に導波管12を介して送受信手段10が接続しており、反射手段20はモータ70により回動される。送受信手段10からの検出波は、アンテナ11から送信され、反射手段20で反射されて開口部101を通じて高炉100の内部へと送られ(Ms)、装入物で反射された検出波(Mr)は反射手段20で反射されてアンテナ11で受信され、送受信手段10で検波される。その際、反射手段20をモータ70で回動させることにより、検出波Msが紙面の前後方向に振られて装入物の表面を走査する。尚、この表面面出装置では、検出波が耐圧容器120の内部を伝搬するため、耐圧容器120が伝搬部に相当する。
また、耐圧容器120の反射手段20の収容部123には、ガス供給口50から不活性ガスが供給され、通気性耐熱ボード121から不活性ガスを噴出させて粉塵の耐圧容器120への侵入を防いでいる。しかし、通気性耐熱ボード121の目詰まりや、侵入した粉塵が隔壁122の反射手段側表面122aに付着するのを完全に防ぐことができず、検出波の受信強度を低下させる。
そこで、上記と同様に、反射手段20を回動させ、反射面20aを耐圧容器120の高炉100の開口部101以外の面(側面や天井面)に向けた状態で検出波の送受信を行う。そして、装置取り付け時の受信強度と比較し、その減衰量から通気性耐熱ボード121や隔壁122の反射手段側表面122aへの粉塵の付着状況を推察する。
このように、高炉100の炉外に設置された伝搬部(管体30や耐圧容器120)に検出波を伝搬させるとともに、検出波を反射手段20により炉内に送り送受信を行う方式の表面検出装置1であれば、装置取り付け時及び所定時間間隔で、高炉100の開口部101以外の伝搬部内壁との間で送受信を行うという簡単な操作により、検出波の伝搬経路に配置された非通気性の隔壁41や通気性の隔壁40、反射面20a、通気性耐熱ボード121、隔壁122等の部材への粉塵の付着状況を、装置を分解することなく正確に検知することができる。
尚、上記の表面検出装置は、反射面を1方向に回動させて検出波を装入物の表面を線状に走査する構成であるが、反射面を2方向に回動させて検出波を挿入物の表面を面状に走査する構成の表面検出装置においても、同様に、高炉の開口部以外の伝搬路内壁との間で送受信をするだけで、伝搬経路上に配置された部材への粉塵の付着状況を正確に検知することができる。
また、アンテナと反射板とを連結し、アンテナを検出波の伝搬軸を中心に回動させることにより、反射面も同方向に回動させる方式の表面検出装置にも適用可能である。このような表面検出装置でも、表面検出装置を高炉の外に設置し、高炉の開口部に通気性耐熱ボードを設置している。また、アンテナに円筒状の部材を取り付け、その先端の一部に反射板を固定して、円筒状の部材の開口を通気性の隔壁や非通気性の隔壁で塞ぐことも行われている。そのため、通気性耐熱ボードや両隔壁に粉塵が付着するため、上記と同様にしてアンテナを開口部以外の方向に向けて送受信を行い、その受信強度から付着状況を求めることができる。
1 検出装置
10 送受信手段
11 アンテナ
12 導波管
20 反射手段
30 管体
40 通気性の隔壁
41 非通気性の隔壁
70 モータ
100 高炉
101 開口部
120 耐圧容器
121 通気性耐熱ボード
122 隔壁

Claims (1)

  1. 高炉の開口部に接続した伝搬部に送受信手段からの検出波を伝搬させるとともに、伝搬部内に設置した反射手段により開口部を通じて炉内に検出波を送り、炉内の装入物の表面で反射された検出波を反射手段で反射して伝搬部を伝搬させて送受信手段に送り、送受信手段で検波して装入物の表面までの距離や表面のプロフィールを検出する表面検出装置における、伝搬部の伝搬経路上に設置された部品への高炉内からの粉塵の付着状況を検知する方法であって、
    表面検出装置の取り付け時に、反射手段の反射面を高炉の開口部以外の方向に向けて回動させて伝搬部の内壁との間で検出波の送受信を行い、初期受信強度を測定し、
    所定時間間隔で、表面検出装置の取り付け時と同一の測定条件にて、それぞれの時期における受信強度を測定して初期受信強度からの減衰量を求め、
    減衰量が予め設定した閾値以上になった時期を基に、伝搬経路上の部材の交換時期や清掃時期を決定することを特徴とする高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法。
JP2015154230A 2015-08-04 2015-08-04 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法 Active JP6533938B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015154230A JP6533938B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法
PCT/JP2016/072905 WO2017022818A1 (ja) 2015-08-04 2016-08-04 高炉内装入物の表面検出装置及び装入方法、並びに高炉の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015154230A JP6533938B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017032460A true JP2017032460A (ja) 2017-02-09
JP6533938B2 JP6533938B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=57988934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015154230A Active JP6533938B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6533938B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611328A (ja) * 1992-03-23 1994-01-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 竪型炉の装入物プロフィール測定方法および測定装置
CN1405330A (zh) * 2001-08-13 2003-03-26 宝山钢铁股份有限公司 高炉炉顶全料面毫米波三维成像仪
JP2009535647A (ja) * 2006-05-01 2009-10-01 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー フィルタ負荷判定のためのマイクロ波検出
JP2011021910A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Nippon Steel Engineering Co Ltd 層高レベル検知装置及び工業炉
EP2363694A1 (en) * 2010-02-05 2011-09-07 China Steel Corporation Resident measurement system for charge level of blast furnace
JP2012507660A (ja) * 2008-11-03 2012-03-29 レスリー ブロムバーグ, フィルタにおける保留物を計測するシステムおよび方法
JP5391458B2 (ja) * 2009-07-09 2014-01-15 株式会社ワイヤーデバイス 高炉における装入物プロフィールの測定方法及び測定装置
WO2014072780A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-15 Menn Anatoly Naftaly Device for monitoring fouling deposits in a pulverized coal furnace
JP2014196992A (ja) * 2012-11-12 2014-10-16 株式会社ワイヤーデバイス 高炉内装入物の表面検出装置
JP2014235041A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 古野電気株式会社 レーダ装置及びレーダパフォーマンス計測方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611328A (ja) * 1992-03-23 1994-01-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 竪型炉の装入物プロフィール測定方法および測定装置
CN1405330A (zh) * 2001-08-13 2003-03-26 宝山钢铁股份有限公司 高炉炉顶全料面毫米波三维成像仪
JP2009535647A (ja) * 2006-05-01 2009-10-01 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー フィルタ負荷判定のためのマイクロ波検出
JP2012507660A (ja) * 2008-11-03 2012-03-29 レスリー ブロムバーグ, フィルタにおける保留物を計測するシステムおよび方法
JP5391458B2 (ja) * 2009-07-09 2014-01-15 株式会社ワイヤーデバイス 高炉における装入物プロフィールの測定方法及び測定装置
JP2011021910A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Nippon Steel Engineering Co Ltd 層高レベル検知装置及び工業炉
EP2363694A1 (en) * 2010-02-05 2011-09-07 China Steel Corporation Resident measurement system for charge level of blast furnace
WO2014072780A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-15 Menn Anatoly Naftaly Device for monitoring fouling deposits in a pulverized coal furnace
JP2014196992A (ja) * 2012-11-12 2014-10-16 株式会社ワイヤーデバイス 高炉内装入物の表面検出装置
JP2014235041A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 古野電気株式会社 レーダ装置及びレーダパフォーマンス計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6533938B2 (ja) 2019-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017164358A1 (ja) 高炉装入物の表面検出装置及び検出方法
KR102087778B1 (ko) 고로에 장입된 물질의 표면 검출용 검출장치
JP6405362B2 (ja) 高炉への装入物の装入及び堆積方法、装入物の表面検出装置、並びに高炉の操業方法
CN106532271B (zh) 天线和用于运行天线的方法
JP2015172184A (ja) コークス炉の装炭レベル測定装置
JP5787607B2 (ja) 高炉内装入物のプロフィル測定装置
CN104198003A (zh) 超声流量计
JP5441730B2 (ja) 高炉内装入物のプロフィル測定装置
WO2018056171A1 (ja) 高炉用表面検出装置
JP2017032460A (ja) 高炉内装入物の表面検出装置における粉塵付着状況の検知方法
CN105899915B (zh) 测量装置及超声流量测量设备
JP2018066589A (ja) 高温物体の表面検出装置
JP2006214609A (ja) マイクロ波用アンテナ及びマイクロ波レベル計
JP2015219129A (ja) 高炉内装入物の表面検出装置
JP6758643B2 (ja) 装炭レベル測定装置の付着状態検出方法
JP2017161410A (ja) ホーンアンテナ付きマイクロ波レベル計及びホーンアンテナへの揮発物の付着防止方法
JP2012013434A (ja) 粉体流量測定装置
JP4504090B2 (ja) マイクロ波式距離測定装置
JP2022098550A (ja) レベル測定装置及び方法
JP2015132580A (ja) 管内を流れる粉体の流速測定方法及び測定装置
JP6285813B2 (ja) 亀裂検出方法
JP2021076498A (ja) 物体検出装置
US20220034648A1 (en) Device and method for detecting an object
EP3839495B1 (en) Device for acoustic temperature measurement
JP6844768B2 (ja) 高炉用レベル計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533938

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250