JP2017032152A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】断熱性が高く低消費電力の回動仕切体を有する冷蔵庫を提供する。【解決手段】本発明の冷蔵庫は、左右にそれぞれ設けられた第一の扉2a,第二の扉2bのいずれかに設けられた回動仕切体7が、真空断熱材15を収納するケース11と、ケースの開口に嵌合される当て板12と、を有する冷蔵庫において、ケース11は、取り付けリブ11rを有し、真空断熱材15は、湿式であることを特徴とする。【選択図】図14
Description
本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫等の家電製品は、省エネルギ化が求められている。特に、昨今の地球温暖化防止のためのCO2の排出の抑制、エネルギ供給の問題等から、益々省エネルギ化の要請が強くなっている。
特に、冷蔵庫の分野では、消費電力の削減、外形の大型化を伴わない内容積の拡大の点で、各メーカー間の競争が熾烈を極めている。
ここで、冷蔵庫のドアは、観音開きのドアと引き出し式のドアとが主流である。例えば、上段の冷蔵室に観音開きのドアが採用され、製氷室、冷凍室、野菜室に容器とともに引き出される引き出し式のドアが採用される傾向にある。
観音開きのドアは、左右のドアがそれぞれ左右端の鉛直方向のヒンジに軸支され当該左右端の鉛直方向の軸周りに回動自在とされている。そして、左右のドアの中央側が手前側に回動または奥側に回動することで、左右のドアが開閉する構成である。
左右のドアがそれぞれ回動する際、互いに接触しないように、左右のドアの中央端縁間には、若干の隙間が形成されている。
この隙間は、そのままであると、庫内からの冷気漏れが生じることとなる。そこで、冷蔵庫では、左右のドアが閉塞した際には、当該隙間に存在して当該隙間を閉塞するとともに、左右のドアが開けられた際には、略90度回転し、使用者の邪魔にならないように、ドアの奥に隠れるように回転する回動仕切体が設けられている。
回動仕切体は、左右のドアが開けられた際には、隙間を閉塞する箇所が外気に直接触れることとなる。この場合、外気温と庫内との温度差が大きいことから、回動仕切体の外気側の箇所に露付きが発生する現象が生じる。
そこで、回動仕切体内の外気側の箇所の内側にヒータを這わせて温度を上げるとともに、当該ヒータの内側に発泡スチロール等の断熱材を設けている。例えば、特許文献1には、回動仕切体に真空断熱材を利用することで、断熱性能を向上させ、ヒータの入力を低減させることが開示されている。
しかし、回動仕切体の幅は小さく、このような狭い空間に真空断熱材を収納するのは容易ではない。すなわち、真空断熱材は、外袋に芯材を入れて真空引きしたものであるが、回動仕切体のケースに外袋が接触すると外袋が破れてしまう可能性があるため、真空断熱材は小さめにせざるを得ず、断熱性能を高めるのが難しい。この点に関し、特許文献1には、真空断熱材をどのように回動仕切体に収納するか詳述されていない。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、断熱性が高く低消費電力の回動仕切体を有する冷蔵庫の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、左右にそれぞれ設けられた第一の扉および第二の扉と、前記第一の扉または前記第二の扉のいずれかに設けられた回動仕切体と、を備え、前記回動仕切体は、真空断熱材を収納するケースと、前記ケースの開口に嵌合される当て板と、を有する冷蔵庫において、前記ケースは、取り付けリブを有し、前記真空断熱材は、湿式の真空断熱材である。
本発明によれば、断熱性が高く低消費電力の回動仕切体を有する冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、食品や飲料水等を冷蔵或いは冷凍して貯蔵する冷蔵庫に係り、特に観音開きの左右のドアを閉塞するのに用いられる回動仕切体の構成に関する。
<<実施形態1>>
図1は、本発明に係る実施形態1の冷蔵庫の正面図であり、図2は、冷蔵庫の庫内の構成を表す図1におけるI−I縦断面図である。
図1は、本発明に係る実施形態1の冷蔵庫の正面図であり、図2は、冷蔵庫の庫内の構成を表す図1におけるI−I縦断面図である。
実施形態の冷蔵庫1は、上方から、冷蔵室2,製氷室3,上段冷凍室4,下段冷凍室5,野菜室6とを備えて構成される。
冷蔵室2は、前方側に左右に分割され観音開きで手前側に開く第一・第二冷蔵室扉2a,2bを備えている。また、製氷室3,上段冷凍室4,下段冷凍室5,野菜室6は、それぞれ引き出し式の製氷室扉3a,上段冷凍室扉4a,下段冷凍室扉5a,野菜室扉6aを備えている。
図2に示すように、冷蔵庫1の庫外と庫内は、発泡断熱材10pが充填される断熱箱体10により隔てられている。発泡断熱材10pは、例えば発泡ポリウレタン等が用いられる。
断熱箱体10は、外箱10s、内箱10u、真空断熱材25等で構成されている。外箱10sは薄い鉄板、例えば、肉厚0.5mm〜0.4mmの鉄板で作られており、内箱10uは合成樹脂、例えばABS樹脂を真空成形して作られている。
断熱箱体10は、発泡断熱材10pより熱伝導率が低い真空断熱材25を、複数断熱性能向上のために実装している。
真空断熱材25は積層したグラスウール等を外袋(薄肉のアルミニウムフィルムや金属蒸着層を有する積層フィルム)で包み、その後で外袋内を真空引きして形成されている。
冷蔵庫1の庫内は、冷蔵温度帯の冷蔵室2と、冷凍温度帯の上段冷凍室4及び製氷室3(図1参照)とが、断熱仕切壁28により隔てられている。また、冷凍温度帯の下段冷凍室5と、野菜の冷蔵温度帯の野菜室6とが、断熱仕切壁29により隔てられている。
図3は、冷蔵庫の庫内の構成を表す正面図であり、冷気ダクトや吹き出し口の配置等を示す図である。
冷気は、冷却器収納室8の上部で冷蔵室2側と野菜室6側に風路が分岐して、一方は冷蔵室送風ダクト18を経て多段に設けられた吹き出し口2c(図2、図3参照)から冷蔵室2へ送られる。他方は、野菜室送風ダクト16b(図3参照)を経て野菜室6背面右側上部に設けられた野菜室吹き出し口6c(図3参照)から野菜室6に流入して野菜室6を冷却する。冷蔵庫1右手奥に配置される風路は前後に分割されており、手前側風路が野菜室送風ダクト16b、奥側風路が冷蔵室2から冷気が戻る冷蔵室戻りダクト16aとなっている。
<第一・第二冷蔵室扉2a,2b>
図1に示すように、第一冷蔵室扉2aと第二冷蔵室扉2bは、冷蔵庫本体1Hに対して、左右に設けたヒンジh1で回動自在にそれぞれ軸支されている。
図1に示すように、第一冷蔵室扉2aと第二冷蔵室扉2bは、冷蔵庫本体1Hに対して、左右に設けたヒンジh1で回動自在にそれぞれ軸支されている。
左右の第一冷蔵室扉2aと第二冷蔵室扉2bがそれぞれ回動する際、互いに接触しないように、左右の第一・第二冷蔵室扉2a、2bの中央側端縁2a1、2b1間には、若干の隙間sが形成されている。つまり、第一冷蔵室扉2aと第二冷蔵室扉2bが隣接する各中央側端縁2a1、2b1は、隙間sの寸法Lが10mm以下となるように形成されている。以下、第一冷蔵室扉2aと第二冷蔵室扉2bとを、単に、第一の扉2aと第二の扉2bと称す。
隙間sの寸法Lは、第一の扉2aと第二の扉2bの何れかが回動した場合、その回動軌跡よりも外側に他方の扉の端部が位置する最小の距離である。換言すると、第一の扉2aと第二の扉2bは、回動時、回動軌跡が、第一の扉2aと第二の扉2bとの中間の線の中心線O(図1参照)をそれぞれ超えないように構成されている。
<回動仕切体7>
図4は、図1のII−II断面図である。
図4は、図1のII−II断面図である。
第一の扉2aの中央側端縁2a1近傍には、両扉2a、2bが閉じた際に、隙間sを閉塞する回動仕切体7が、鉛直方向の軸周りに回転自在に軸支されている。
回動仕切体7は第一の扉2aの扉内板21の突出部21aの側壁21bに対して、ヒンジ8を介して回動軸9を中心に回動自在に取り付けられている。
回動仕切体7は、第一の扉2a、第二の扉2bの冷蔵室2側にそれぞれ配置されるガスケット8a、8bの受け面を構成する。ガスケット8a、8bは、庫内を密閉するためのゴム製の部品である。
すなわち、図4に示すように、回動仕切体7は第一の扉2aが閉塞している時には、実線の位置にあり、庫内をシールする。一方、第一の扉2aが開いている時には、弾性手段15の弾性力で付勢されて回動して、二点鎖線の位置にある。
弾性手段19はねじりコイルばねであり、回動仕切体7と扉内板21の突出部21aとの間に取り付けられ、回動仕切体7を前側に付勢している。そして、第一の扉2aが閉じた際の回動仕切体7が図4の実線の位置(第一の位置)の時には、回動仕切体7をガスケット8a、8b側に付勢する。これにより、冷蔵室2の内部は、第一の扉2aと第二の扉2bと、回動仕切体7とで、密閉状態となり、冷気の外部への漏出が防止される。
一方、回動仕切体7が図4の二点鎖線の位置(第二の位置)の時には、回動仕切体5を扉内板21の突出部21aの側壁21b側に押し付ける方向に付勢する。
すなわち、第一の扉2aを開放すると、回動仕切体7は図4の実線の位置から二点鎖線の位置に移動する。第一の扉2aを閉めると、図4の二点鎖線の位置(第二の位置)から実線の位置(第一の位置)に移動する。回動仕切体7は、不図示のガイド部に案内されて、二点鎖線の位置(第二の位置)から実線の位置(第一の位置)に移動されるとともに実線の位置(第一の位置)から二点鎖線の位置(第二の位置)に移動される構成である。
図1に示すように、第一の扉2aと第二の扉2bとが閉じた場合、第一の扉2aと第二の扉2bとの間の隙間sから回動仕切体7の一部(露出部7r)が外部に露出している。ここで、冷蔵室2内は、冷蔵温度帯に冷蔵され、冷蔵庫1の外部空間は外気温の状態にあり、回動仕切体7の内部側が冷蔵温度であり、外側が外気温度である。そのため、夏等の外部空間が高温の場合には、庫内と庫外との温度差が大きく、回動仕切体7が断熱構造または外気温に近い温度でない場合、回動仕切体7の露出部7r周りに露付きが発生する。
そこで、回動仕切体7は以下の構成としている。
図4に示す回動仕切体7は、外郭がケース11とケース11の開口11iに嵌合される当て板12とで構成されている。
図5(a)は、回動仕切体を当て板側から見た斜視図であり、(b)は、回動仕切体を分解した状態を示す斜視図である。
回動仕切体7は、冷蔵庫1から取り外すと図5(a)の状態となる。
また、回動仕切体7を分解すると、図5(b)に示すように、当て板12のサブアッセンブリ12Asとケース11のサブアッセンブリ11Asとに分解される。
当て板12の内面には、ヒータ13が粘着テープ等で取着されている。ヒータ13の上側はアルミ箔14が取り付けられ覆われている。アルミ箔14は、ヒータ13の熱を拡散して当て板12に広く伝熱する役割を果たす。
ケース11は、開口11iを有する箱状の形状を有している。ケース11内には、側部をミラーマット16に覆われた乾式の真空断熱材15が収容され、回動仕切体7の断熱を行っている。
図6(a)は、当て板を内側から見た斜視図であり、図6(b)は、当て板内にヒータを取り付けた状態の当て板を内側から見た上面図であり、図6(c)は、当て板内に取り付けたヒータ上にアルミ箔を取り付けた状態を示す当て板を内側から見た上面図である。
図6(a)に示すように、当て板12は、薄い板厚の鋼板を用いて、低い高さの横断面コの字状の長形の形状を有している。
当て板12は、底板12aと、底板12aが一方側に折り曲げられる折り曲げ部12bが成形されている。折り曲げ部12bには、長孔12c1が形成される長方形状の突出し部12cが複数形成されている。突出し部12cは、当て板12をケース11に取り付けるためのものである。
当て板12の底板12a上には、図6(b)に示すように、ヒータ13が大きなピッチの波状に密度低く形成され粘着テープ等で取着されている。
そして、図6(c)、図5(b)に示すように、当て板12の底板12aのヒータ13上にアルミ箔14が取り付けられている。
図7は、ケースの斜視図である。
図8(a)は、ケースを開口側から見た上面図であり、図8(b)は、ケースの取り付けリブの拡大斜視図である。
図7、図8(a)に示すように、ケース11は、樹脂を用いて、開口11iを有する低い高さの長形の箱形状に成形されている。
ケース11は、底板11aと、底板11aの側方に立ち上がる一対の側板11bとが形成されている。
側板11bには、当て板12の折り曲げ部12bが嵌入される嵌入部11r0(図8(b)参照)を有する取り付けリブ11rが深さ方向に延在して複数形成されている。
図8(b)に示すように、取り付けリブ11rの内端部11r1と上端部11r2とは厚み方向に曲率r1を有して形成されている。そして、上端部11r2、および、内端部11r1と上端部11r2との境界部11r3は、1/4円に近い大きな曲率r2を有した形状に形成されている。換言すれば、曲率r2の半径は、嵌入部11r0と取り付けリブ11rの内端縁11r0までの距離と等しいか、または、より大きく形成されている。
取り付けリブ11rの上部と側板11bとの間には、凹形状の嵌入部11r0が形成されている。嵌入部11r0の深さ寸法L2は、ミラーマット16に覆われた真空断熱材15が収納した際に、ミラーマット16に覆われた真空断熱材15の高さより上に位置するように設定されている。
凹形状の嵌入部11r0の奥部11r3は曲率を有する形状に形成されている。
また、ケース11の内側には、当て板12の突出し部12c(図6(a)参照)の長孔12c1が係合される係合リブ11k(図8(a)参照)が内方に突出して複数、形成されている。
図9(a)〜(c)は、乾式の真空断熱材をミラーマットで覆うまでの過程を示す図である。図10は、真空断熱材をミラーマットで覆う方法の別例を示す斜視図である。
乾式の真空断熱材15は、以下のようにして形成される
まず、芯材のグラスウールを複数層重ねる。そして、所定厚さ(始めの1/4〜1/5位の厚さ)にプレス成形する。そして、所定厚さの芯材を内袋に入れて、当該内袋をアルミ製の外袋に入れて、真空引きする。その後、外袋の耳部15mを密閉して、図9(a)に示す耳部15mが周囲に形成される真空断熱材15が形成される。
まず、芯材のグラスウールを複数層重ねる。そして、所定厚さ(始めの1/4〜1/5位の厚さ)にプレス成形する。そして、所定厚さの芯材を内袋に入れて、当該内袋をアルミ製の外袋に入れて、真空引きする。その後、外袋の耳部15mを密閉して、図9(a)に示す耳部15mが周囲に形成される真空断熱材15が形成される。
その後、図9(b)に示すように、耳部15mを芯材部15sに折り返して、粘着テープ等で固定する。
その後、図9(c)に示すように、ミラーマット16で真空断熱材15の全体を覆って取り付ける。つまり、ミラーマット16の全長は、乾式の真空断熱材15よりも長く、両端を折り返して乾式の真空断熱材15を包むようにしている。
ミラーマット16とは、厚さ数mm程度のスポンジの片面に粘着材を施したものである。
ミラーマット16は、真空断熱材15とケース11の内面との隙間(ギャップ)を埋めるため、また、真空断熱材15が、ケース11の取り付けリブ11rや係合リブ11kに接触して、真空断熱材15の外袋が破れてリークすることを回避するためのものである。
なお、図10に示すように、真空断熱材15の両サイド(側部)にミラーマット16を粘着材で取り付ける構成としてもよい。
そして、真空断熱材15にミラーマット16を貼り付けたものを、ケース11内に収容して、ケース11のサブアッセンブリ11As(図5(b)が組み上がる。ここで、真空断熱材15の耳部15mを折り返した側は、折り返した耳部15mがあるため、平面度がでない。そこで、真空断熱材15の耳部15mの折り返し箇所がない平面度が高い側(耳部15mを折り返した側の反対側)に、ヒータ13が当接するようにするとよい。これにより、真空断熱材15の断熱効果が高くなり、ヒータ13の熱が冷蔵室2に入ることや冷蔵室2の冷気が外部に漏れることを可及的に抑制できる。
なお、ケース11の上下端部は断熱材のスチロフォーム11s(図5(b)の二点鎖線参照)が収容されているが、真空断熱材15をできる限り、長手方向に大きく形成し、真空断熱材15を配置する領域を広げるとよい。
その後、当て板12の突出し部12cの長孔12c1を、ケース11の内側の係合リブ11kに係合するとともに、当て板12の折り曲げ部12bを、ケース11の取り付けリブ11rに形成される嵌入部11r0に嵌入することで、ケース11のサブアッセンブリ11Asに、当て板12のサブアッセンブリ12As(図5(b)参照)を取り付ける。これにより、回動仕切体7が完成する(図5(a)参照)。
図11(a)は、比較例(従来)の回動仕切体を示す斜視図であり、図11(b)は、比較例の回動仕切体を分解した状態を示す斜視図である。
図11(a)に示す比較例の回動仕切体107について、その外形形状は、実施形態1の回動仕切体7と同様な形状を有している。
回動仕切体107は、外郭がケース111と当て板112とで形成されている。
図11(b)に示すように、当て板112内には、発泡スチロールである断熱材117が収容されている。ここで、発泡スチロールである断熱材117は熱伝導率が真空断熱材15に比較してほぼ1桁程度高い。
一方、当て板112内には、ヒータ113が配設されている。
図12(a)は、比較例(従来)の当て板を開口側から斜めに見た斜視図であり、図12(b)は、比較例の当て板内にヒータを配置した状態を当て板の開口側から見た上面図であり、図12(c)は、比較例の当て板内に配置したヒータをアルミ箔で覆った状態を当て板の開口側から見た上面図である。
当て板112(図12(a)参照)の構成は、実施形態1の当て板12と同様であるため、実施形態1の当て板12の符号に100番台の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
図12(b)に示すように、当て板112内には、ヒータ113が波形状を有して這わせられ、粘着テープ等で固定されている。上述したように、発泡スチロールである断熱材117は、熱伝導率が真空断熱材15に比較して1桁程度高く、断熱性に劣る。そのため、ヒータ113の波形状のピッチは、真空断熱材15を用いる実施形態1のヒータ13の波形状のピッチよりも小さな(ヒータ113の密度がより高い)ものになっている。
これに対して、実施形態1の回動仕切体7のヒータ13は、比較例のヒータ113より密度が低いため、比較例のヒータ113の年間当たりの消費電力12kw/年が1.4kw削減される(10.6kw/年)。つまり、実施形態1の構成により、12%程度の消費電力の削減効果がある。
図13(a)は、比較例(従来)のケースを開口側から見た上面図であり、図13(b)は、図13(a)のIV部拡大図である。
実施形態1のケース11と同様、比較例のケース111には、底板111aと、底板111aの側方に立ち上がる一対の側板111bとが形成されている。ケース111の内側には、当て板112の突出し部112cの長孔112c1(図12(a)参照)が係合される係合リブ111kが内方に突出して複数、形成されている。
図13(b)に示すように、側板111bには、当て板112の折り曲げ部112bを嵌入する嵌入部111r0を有する取り付けリブ111rが深さ方向に延在して複数形成されている。
取り付けリブ111rの内端部111r1と上端部111r2とは厚み方向に曲率がない角部で形成されている。そして、上端部111r2はほぼ半円の小さな曲率r102を有した形状に形成されている。嵌入部111r0から上端部111r2に続く壁面111r3は、上端部111r2に近付くに従い内方に位置するようにテーパを有して形成されている。
取り付けリブ111rの上部と側板111bとの間には、凹形状の嵌入部111r0が形成されている。嵌入部111r0の深さ寸法L3は、実施形態1の嵌入部11r0の深さ寸法L2よりかなり大きな寸法とされ、当て板112の折り曲げ部112bが深く嵌入して設置されるように構成されている。
凹形状の嵌入部111r0の奥部111r3は側板111bの内面111b1からほぼ垂直に立ち上がる形状に形成されている。
比較例では、取り付けリブ111rの内端部111r1と上端部111r2とは厚み方向に曲率がない角部で形成されているので、真空断熱材15を比較例のケース111に収容する際に、外袋が破けてリークし、真空が毀損するおそれがある。また、上端部111r2はほぼ半円の小さな曲率r102を有した形状に形成されているため、真空断熱材15の外袋が、小さな曲率r102をもつ上端部111r2に引っ掛かるおそれがあり、真空断熱材15の外袋が破けてリークするおそれがある。
また、嵌入部111r0の深さ寸法L3が大きく、当て板112の折り曲げ部112bが嵌入部111r0の奥部111r3まで入るので、当て板112の折り曲げ部112bの端縁が真空断熱材15の外袋を奥部111r3近くまで引張り、真空断熱材15の外袋が破けてリークするおそれがある。
これに対して、実施形態1では、図8(b)に示すように、取り付けリブ11rの内端部11r1と上端部11r2とは厚み方向の角部に曲率r1を有して形成されているので、真空断熱材15をケース11に収容する際に、外袋が破けることが抑制される。
また、上端部11r2、および、内端部11r1と上端部11r2との境界部11r3の曲率r2は、嵌入部11r0と取り付けリブ11rの内端縁11r0までの距離と等しいか、または、大きい曲率の形状に形成されているため、真空断熱材15の外袋が引っ掛かりずらく、真空断熱材15の外袋が破けることが抑制される。
また、嵌入部11r0の深さ寸法L2は、ミラーマット16に覆われた真空断熱材15が収納した際に、ミラーマット16に覆われた真空断熱材15の高さとほぼ同じまたはより上に位置するように設定されるので、当て板12の折り曲げ部12bの端縁が、真空断熱材15やミラーマット16に当たることが回避され、真空断熱材15の外袋が破けることが抑制または阻止される。
実施形態1では、回動仕切体7に入れる断熱材を発泡スチロールに代えて、熱伝導性が低い乾式の真空断熱材15としたので、回動仕切体7の断熱性が向上する。そのため、当て板12に這わせるヒータ13の長さが短くでき(ヒータ13の密度が、断熱材が発泡スチロールの場合よりも低くでき)、消費電力を従来比で、1.4kw、割合で、約12%低減できる。
また、熱伝導性が低い乾式の真空断熱材15を採用することで断熱性が向上し、回動仕切体7への露付きが抑制される。
加えて、回動仕切体7の断熱性が向上するので、回動仕切体7の厚さを薄くでき、庫内容積を大きくすることに貢献できる。
従って、フレンチドア型の冷蔵庫1の左右の第一、第二の扉2a、2bに配設する回動仕切体7に、真空断熱材15を搭載する仕切りの鉄板嵌合構造が得られる。
以上から、断熱性が高く低消費電力が低い回動仕切体7を有する冷蔵庫1を提供できる。
ここで、回動仕切体7の幅は40〜60mm程度なので、内部に収納する真空断熱材15の幅は狭く、外袋を伝わる熱の影響を受け易い。この回動仕切体7に約25mmの幅の真空断熱材15を収納すると、アルミ蒸着とアルミ箔を外袋に用いた場合の真空断熱材15の平均の熱伝導率を比較すると、アルミ箔はアルミ蒸着の約28倍の熱伝導率となる。したがって、ケース11に収納する真空断熱材15は、アルミ蒸着を用いた外袋の方が、冷蔵室に伝わる熱を低減することが可能となる。また、少ないヒータ13の入力で当て板12の温度を所定の温度にして結露の発生を抑え、省エネルギー性能を高めることができる。
<<実施形態2>>
図14(a)は、実施形態2の回動仕切体を当て板側から見た斜視図であり、(b)は、実施形態2の回動仕切体を分解した状態を示す斜視図である。
図14(a)は、実施形態2の回動仕切体を当て板側から見た斜視図であり、(b)は、実施形態2の回動仕切体を分解した状態を示す斜視図である。
実施形態2の回動仕切体27は、実施形態1の回動仕切体7の発泡スチロールの断熱材15に代えて、湿式の真空断熱材25を収容する構成としたものである。
これ以外の構成は、実施形態1の構成と同様であるから、同様な構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
回動仕切体27を分解すると、図14(b)に示すように、当て板12のサブアッセンブリ12Asとケース11のサブアッセンブリ21Asとに分解される。
当て板12のサブアッセンブリ12Asは、実施形態1と同様な構成である。
サブアッセンブリ21Asは、ケース11内に、耳部25mが芯材部25sに折り曲げられた湿式の真空断熱材25が、直接収容されている。
<湿式の真空断熱材>
図15(a)は、湿式の真空断熱材を示す上面図であり、図15(b)は、湿式の真空断熱材の芯材の積層状態を示す側面図である。
図15(a)は、湿式の真空断熱材を示す上面図であり、図15(b)は、湿式の真空断熱材の芯材の積層状態を示す側面図である。
湿式の真空断熱材25A(図15(a)参照)は、和紙をすくような感じで作ったシート状のもの(25z1)を何十枚重ねて内袋に入れたものを炉に入れて湿気をなくす(図15(b)参照)。内袋に入れられ湿気をなくした何十枚重ねたシート状のものを芯材25Azとして、外袋25Aoに入れて、真空引きして密封し、湿式の真空断熱材25Aが形成される。
このようにして作られる湿式の真空断熱材25Aは、薄いシート25z1を多層化し、1層当たりの密度のばらつきが緩和されるため表面の凹凸が少ない。つまり、表面の平面度が高く、寸法精度がよいという性質をもつ。
<乾式の真空断熱材>
図16(a)は、実施形態1で用いた乾式の真空断熱材を示す上面図であり、図16(b)は、乾式の真空断熱材の芯材の積層状態を示す側面図である。
図16(a)は、実施形態1で用いた乾式の真空断熱材を示す上面図であり、図16(b)は、乾式の真空断熱材の芯材の積層状態を示す側面図である。
乾式の真空断熱材15Aは、前記したように、芯材15zのグラスウールを複数層重ねる。そして、所定厚さ(始めの1/4〜1/5位の厚さ)にプレス成形する。そして、所定厚さの芯材15zを内袋に入れて、当該内袋をアルミ製の外袋15oに入れて、真空引きする。その後、外袋の耳部15Amを密閉して、図9(a)に示す耳部15mが周囲に形成される真空断熱材15が形成される。そして、耳部15Amを芯材部15Asに折り返して、粘着テープ等で固定し、乾式の真空断熱材15Aが完成する。
乾式の真空断熱材15Aは、芯材15zの密度のばらつきや嵩密度が大きいため、端面のズレや表面の凹凸が大であり、表面精度が高くない。
以上の点を踏まえて、本実施形態2では、平面度が高く寸法精度がよい湿式の真空断熱材25を回動仕切体27の断熱材として用いることとした。
<回動仕切体27に用いる湿式の真空断熱材25>
回動仕切体27に用いる湿式の真空断熱材25(図17(a)参照)は、耳部25mを、短手方向の耳部25m1、長手方向の耳部25m2の順に、芯材部25s側に折り返して、粘着テープ等で固定して用いられる(図17(b)参照)。なお、図17(a)は、実施形態2の回動仕切体に用いる湿式の真空断熱材を示す斜視図であり、図17(b)は、実施形態2の回動仕切体に用いる湿式の真空断熱材の耳部を折り返して芯材部に固定した状態を示す斜視図である。
回動仕切体27に用いる湿式の真空断熱材25(図17(a)参照)は、耳部25mを、短手方向の耳部25m1、長手方向の耳部25m2の順に、芯材部25s側に折り返して、粘着テープ等で固定して用いられる(図17(b)参照)。なお、図17(a)は、実施形態2の回動仕切体に用いる湿式の真空断熱材を示す斜視図であり、図17(b)は、実施形態2の回動仕切体に用いる湿式の真空断熱材の耳部を折り返して芯材部に固定した状態を示す斜視図である。
ここで、耳部25を芯材部25sに折り返した湿式の真空断熱材25は、一方の端部25T1と、他方の端部25T2とにおいて、耳部25が折り返されていることから、横寸法L5が他の中央部の寸法L6よりも大きい。そこで、回動仕切体27では、湿式の真空断熱材25の両端部25T1、25T2の横寸法L5をケース11内面寸法より若干大きめに製作し、端部25T1、25T2を、湿式の真空断熱材25(図17(b)参照)をケース11内に収容する際の固定用に用いている。
また、図17(b)に示す湿式の真空断熱材25の耳部25が折り返される面25fの反対側の平坦な面25hが、当て板12内のヒータ13にアルミ箔14を介して当たるように、湿式の真空断熱材25を裏返して、そのまま、ケース11内に収容している(図14(b)参照)。これにより、回動仕切体27を効果的に断熱して、ヒータ13の熱が冷蔵室2に入ることを抑制することができる。
上記構成によれば、平面度が高く寸法精度が高い湿式の真空断熱材25をケース11内に収容するので、可能な限り大きな湿式の真空断熱材25を用いることができる。
そのため、断熱性能が高い回動仕切体27を得られる。
従って、ヒータ13の熱が冷蔵室2に入ることを抑制できる。また、回動仕切体27の断熱性が向上し、露付きを抑制できる。断熱性が向上するので、ヒータ13の密度を低くでき、低消費電力化することができる。
また、湿式の真空断熱材25における耳部25m1、25m2を芯材部25sに折り返した端部25T1、25T2を、ケース11内面寸法より若干大きめに製作し、固定用に用いるので、固定用の部品がいらず、部品点数が削減できる。
以上のことから、断熱性能が高く、部品点数が少なく、低消費電力の低コストの回動仕切体27を有する冷蔵庫1を得られる。
<<実施形態3>>
図18は、実施形態1、2のケース内を開口側から見た模式的上面図である。
実施形態1、2では、ケース11における真空断熱材15、25を収容する同じ室に、取り付けリブ11r、係合リブ11k(図5(b)、図7(b)参照)を形成する場合を説明した。
図18は、実施形態1、2のケース内を開口側から見た模式的上面図である。
実施形態1、2では、ケース11における真空断熱材15、25を収容する同じ室に、取り付けリブ11r、係合リブ11k(図5(b)、図7(b)参照)を形成する場合を説明した。
この場合、ケース11において、真空断熱材15(25)と取り付けリブ11rと係合リブ11kとが、同じ室にあるため、真空断熱材15(25)をケース11の内部に入れる際、真空断熱材15(25)の外袋15o、25oが破れる可能性がある。
実施形態3の回動仕切体37は、図19に示すように、ケース31において、真空断熱材15(25)を収容する室K3と、当て板12の折り曲げ部12bを嵌入する室K1、K2とを、別の室としたものである。図19は、実施形態3のケース内をケースの開口側から見た模式的上面図である。
取り付けリブ11r、係合リブ11kは、室K1内の外壁K1aおよび室K2内の外壁K2aに形成している。
当て板12をケース31に組み付ける際には、当て板12の一対の折り曲げ部12b(図6(a)参照)が、室K1と室K2とに嵌入され、折り曲げ部12bの長孔12c1がケース11の室K1、室K2内の係合リブ11kに係合することで、当て板12がケース31に取り付けられ、回動仕切体37となる。
実施形態3によれば、当て板12の折り曲げ部12bを嵌入する室K1、K2と真空断熱材15(25)を収容する室K3とを別の室としたので、真空断熱材15(25)の外袋15o(25)oが破れ、リークすることが抑制または阻止される。
従って、真空断熱材15(25)の長寿命化が可能であり、回動仕切体37の信頼性が向上する。
図20は、実施形態3の別例のケース内をケースの開口側から見た模式的上面図である。
実施形態3の別例の回動仕切体47は、実施形態3のケース41において、取り付けリブ11r、係合リブ11kを、室K1内の内壁K1bおよび室K2内の内壁K2bに形成している。これ以外の構成は、実施形態3と同様であるから、詳細な説明は省略する。
実施形態3の別例においても、実施形態3と同様の作用効果を奏する。
<<その他の実施形態>>
1.前記実施形態1〜3では、回動仕切体7、27、37、47に本発明を適用した場合を説明したが、冷蔵室2と上段冷凍室4及び製氷室3(図1参照)との間の断熱仕切壁28や、下段冷凍室5と野菜室6との間の断熱仕切壁29の露付き防止に本発明を適用してもよい。この場合も、実施形態1〜3と同様な作用効果を奏する。
1.前記実施形態1〜3では、回動仕切体7、27、37、47に本発明を適用した場合を説明したが、冷蔵室2と上段冷凍室4及び製氷室3(図1参照)との間の断熱仕切壁28や、下段冷凍室5と野菜室6との間の断熱仕切壁29の露付き防止に本発明を適用してもよい。この場合も、実施形態1〜3と同様な作用効果を奏する。
2.前記実施形態1〜3では、当て板12を金属製の場合を説明したが、所定の強度、耐久性等があれば、金属以外の樹脂等の材料を用いてもよい。
3.前記実施形態2では、湿式の真空断熱材25をそのままケース11内に収容する場合を説明したが、ミラーマット等の緩衝材に少なくとも一部を覆ってケース11内に収容する構成にしてもよい。
4.以上、本発明の様々な実施形態を述べたが、その説明は典型的であることを意図したものである。そして、本発明の範囲内でより多くの形態と実施が可能であることは、勿論である。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲内で様々な修正と変更が行える。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室(貯蔵室)
7、27、37、47 回動仕切体(仕切体)
11 ケース
11r 取り付けリブ
11r0 嵌入部(凹部)
11r1 内端部(取り付けリブの内端縁の角部)
11r2 上端部(取り付けリブの外端縁の角部)
12 当て板(ケース組み付け部材)
13 ヒータ
15 乾式の真空断熱材(断熱材)
25 湿式の真空断熱材断熱材)
25m 耳部(湿式の真空断熱材の耳部)
25T1、25T2 湿式の真空断熱材の耳部を折り曲げた箇所
28、29 断熱仕切壁(仕切体)
117 断熱材(非真空断熱材)
L2 嵌入部の深さ寸法(凹部の深さ)
2 冷蔵室(貯蔵室)
7、27、37、47 回動仕切体(仕切体)
11 ケース
11r 取り付けリブ
11r0 嵌入部(凹部)
11r1 内端部(取り付けリブの内端縁の角部)
11r2 上端部(取り付けリブの外端縁の角部)
12 当て板(ケース組み付け部材)
13 ヒータ
15 乾式の真空断熱材(断熱材)
25 湿式の真空断熱材断熱材)
25m 耳部(湿式の真空断熱材の耳部)
25T1、25T2 湿式の真空断熱材の耳部を折り曲げた箇所
28、29 断熱仕切壁(仕切体)
117 断熱材(非真空断熱材)
L2 嵌入部の深さ寸法(凹部の深さ)
Claims (3)
- 左右にそれぞれ設けられた第一の扉および第二の扉と、
前記第一の扉または前記第二の扉のいずれかに設けられた回動仕切体と、を備え、
前記回動仕切体は、真空断熱材を収納するケースと、前記ケースの開口に嵌合される当て板と、を有する冷蔵庫において、
前記ケースは、取り付けリブを有し、
前記真空断熱材は、湿式の真空断熱材である
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1に記載の冷蔵庫において、
前記取り付けリブの内端縁の厚み方向の角部および外端縁の厚み方向の角部は、曲率を有する
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1に記載の冷蔵庫において、
前記当て板にはヒータが取り付けられ、
前記真空断熱材は、外袋内に芯材のグラスウールを有し、
前記外袋のうち耳部がある側とは反対の面を、前記ヒータに当接させた
ことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015149163A JP2017032152A (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 冷蔵庫 |
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JP2015149163A JP2017032152A (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 冷蔵庫 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020170310A1 (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2015
- 2015-07-29 JP JP2015149163A patent/JP2017032152A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020170310A1 (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JPWO2020170310A1 (ja) * | 2019-02-18 | 2021-09-30 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
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