JP2017029948A - ワーク浮上搬送装置 - Google Patents

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伊藤 彰彦
Akihiko Ito
彰彦 伊藤
佐藤 光
Hikari Sato
光 佐藤
角田 耕一
Koichi Tsunoda
耕一 角田
仁志 金井
Hitoshi Kanai
仁志 金井
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Abstract

【課題】ワークの幅方向側端部位における所定の浮上量を確保してワーク幅方向の全域に亘ってワークの平坦度を維持し、ワークの幅方向に亘って均一なコーティング処理を施すワーク浮上搬送装置を提供すること。
【解決手段】搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向側端部位A2abに配置されてワークWの幅方向側端部位Wbに対面する噴射口121および吸引口123の分布密度が、搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向中央部位A2aaに配置されてワークWの幅方向中央部位Waに対面する噴射口121および吸引口123の分布密度より密になっていることを特徴とするワーク浮上搬送装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワークとこのワークの搬送路との間に介在させた圧縮空気で浮上させてワークを搬送するワーク浮上搬送装置であって、特に、太陽電池用フラットパネルや携帯電話、液晶テレビ、パソコン用液晶モニターなどに用いるディスプレイ用ガラス基板等のワークを平坦度維持して浮上搬送するワーク浮上搬送装置に関するものである。
従来、ワーク浮上搬送装置として、搬入領域と塗布領域と搬出領域とから構成されてワークとしての基板を空気圧の力で浮上させるステージと、このステージ上に浮上している基板を保持して搬入領域から搬出領域まで搬送する基板搬送部と、塗布領域を通過する基板に対して処理液を吐出するノズルを有した処理液供給部とを備え、基板とステージとの間に圧縮空気を噴出する噴出口および基板とステージとの間の圧縮空気を吸引する吸引口が、塗布領域において搬送方向および幅方向に一定の間隔で配置してあることにより、一定の分布密度で多数配置されている基板処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許5221508号公報(特に、請求項1、段落0041、図6参照)
しかしながら、上述した従来の基板処理装置は、噴出口および吸引口が塗布領域において一定の分布密度で混在して多数配置された構造であったため、塗布領域においてステージと基板との間の圧縮空気がステージの両側方域から基板の外側へ逃げて塗布領域の幅方向側端部位と対向する基板の幅方向側端部位が、塗布領域の幅方向中央部位と対向する基板の幅方向中央部位よりも下がって基板の平坦度が低下し、基板の幅方向に亘って均一な塗布処理を施すことができないという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ワークの幅方向側端部位における所定の浮上量を確保してワーク幅方向の全域に亘ってワークの平坦度を維持し、ワークの幅方向に亘って均一なコーティング処理を施すワーク浮上搬送装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、ワークを搬送させる搬送路が、該搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬入領域と、該搬入領域より下流側の搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口および空気を吸引する複数の吸引口を備えて浮上状態のワークにコーティング処理を施すコーティング処理領域と、該コーティング処理領域より下流側の搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬出領域とで構成され、浮上した状態のワークの平坦度を維持してワークを搬送するワーク浮上搬送装置であって、前記搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度が、前記搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度より密になっていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記搬送路が、第1浮上量でワークを浮上させる搬入領域と、前記第1浮上量よりも小さい第2浮上量でワークを浮上させるコーティング処理領域と、前記第2浮上量より大きい第3浮上量でワークを浮上させる搬出領域とで構成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記コーティング処理領域の幅方向側端部位における噴射口数と吸引口数との比率が、前記コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口数と吸引口数との比率と同じに設けられていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記搬出領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬出領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口および吸引口が、市松模様状に交互に配置され、該市松模様状の縦横2配列方向のうちの搬送方向に近い配列方向が、前記搬送方向に対して幅方向1ピッチ以内で傾いていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記搬出領域の幅方向中央部位における噴射口が、格子状に配列され、該格子状の配列方向が、前記搬送方向に対して傾いていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬入側調整領域が、前記搬入領域とコーティング処理領域との間に配置され、前記搬入側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬入側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載されたワーク浮上搬送装置の構成に加えて、前記搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬出側調整領域が、前記コーティング処理領域と搬出領域との間に配置され、前記搬出側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬出側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明のワーク浮上搬送装置は、ワークとワークの搬送路との間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口と、搬送路とワークとの間から空気を吸引する複数の吸引口とを備えていることにより、ワークと搬送路との間に圧縮空気を介在させてワークを浮上させて搬送することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度が、搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度より密になっていることにより、ワークに作用する噴射口からの噴射力および吸引口からの吸引力がワークの幅方向側端部位で幅方向中央部位よりも大きく、そして、きめ細かに作用してワークの幅方向側端部位の浮上量が安定してワークの幅方向側端部位の沈み込みが阻止されるため、ワークの幅方向側端部位における所定の浮上量が確保され、ワーク幅方向の全域に亘ってワークの平坦度を維持し、ワークの幅方向に亘って均一なコーティング処理を施すことができる。
本請求項2に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、搬送路が、第1浮上量でワークを浮上させる搬入領域と、第1浮上量よりも小さい第2浮上量でワークを浮上させるコーティング処理領域と、第2浮上量より大きい第3浮上量でワークを浮上させる搬出領域とで構成されていることにより、コーティング処理領域におけるワークの浮上量が安定するため、コーティング処理領域において精度よくコーティング処理を施すことができる。
本請求項3に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、コーティング処理領域の幅方向側端部位における噴射口数と吸引口数との比率が、コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口数と吸引口数との比率と同じに設けられていることにより、ワークに作用する噴射力と吸引力とのバランスがコーティング処理領域の幅方向側端部位とコーティング処理領域の幅方向中央部位とにおいて同じ状態で噴射力および吸引力がワーク中央部位よりもワーク幅方向側端部位で大きく作用するため、ワークの幅方向側端部位の浮上量とワークの幅方向中央部位の浮上量との差を抑制することができる。
本請求項4に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、搬出領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、搬出領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、搬出領域においてワークに作用する噴射口からの噴射力がワークの幅方向中央部位よりも下がろうとするワークの幅方向側端部位でワークの幅方向中央部位よりも大きくきめ細かに作用するため、搬出領域においてワークの幅方向側端部位の浮上量とワークの幅方向中央部位の浮上量との差を小さくまたは無にしてワークの平坦度を向上させた状態でコーティング層が変形することなくコーティング層を固化させながらコーティング処理後のワークを搬送することができる。
本請求項5に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口および吸引口が、市松模様状に交互に配置され、この市松模様状の縦横2配列方向のうちの搬送方向に近い配列方向が、搬送方向に対して幅方向1ピッチ以内で傾いていることにより、コーティング処理領域の幅方向側端部位の噴射口および吸引口の分布密度とコーティング処理領域の幅方向中央部位の噴射口および吸引口の分布密度との大小関係を維持したまま、噴射口の配置分布が幅方向に分散されてワークが受ける給気温度エネルギーの分布も幅方向に分散されるため、コーティング処理されたときの塗布ムラや乾燥ムラを幅方向において小さくまたは無にしてコーティング層の状態を幅方向で略均一にすることができる。
本請求項6に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、搬出領域の幅方向中央部位における噴射口が、格子状に配列され、この格子状の配列方向が、搬送方向に対して傾いていることにより、搬出領域において噴射口の配置分布が幅方向に分散されてワークが受ける給気温度エネルギーの分布も幅方向に分散されるため、コーティング処理された後の乾燥ムラを幅方向において小さくまたは無にしてコーティング層の厚みなどを幅方向で略均一にすることができる。
本請求項7に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬入側調整領域が、搬入領域とコーティング処理領域との間に配置され、搬入側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、搬入側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、搬入側調整領域においてワークに作用する噴射口からの噴射力がワークの幅方向中央部位よりも下がろうとするワークの幅方向側端部位でワークの幅方向中央部位よりも大きく、そして、きめ細かに作用するため、搬入側調整領域においてワークの幅方向側端部位の浮上量とワークの幅方向中央部位の浮上量との差を小さくまたは無にしてワークの平坦度を向上させることができる。
本請求項8に係る発明のワーク浮上搬送装置によれば、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬出側調整領域が、コーティング処理領域と搬出領域との間に配置され、搬出側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、搬出側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることにより、搬出側調整領域においてワークに作用する噴射口からの噴射力がワークの幅方向中央部位よりも下がろうとするワークの幅方向側端部位でワークの幅方向中央部位よりも大きく、そして、きめ細かに作用するため、搬出側調整領域においてワークの幅方向側端部位の浮上量とワークの幅方向中央部位の浮上量との差を小さくまたは無にしてワークの平坦度を向上させることができる。
さらに、ワークの平坦度を向上させた状態でコーティング層が変形することなくコーティング層を固化させながらコーティング処理後のワークを搬送することができる。
本発明の実施例であるワーク浮上搬送装置を示す概略斜視図。 図1に示す符号2で視た平面図。 本発明の実施例である高精度浮上量領域プレートを示す平面図。 図3に示す符号4の箇所を示す拡大平面図。 (A)はコーティング処理領域における本発明の効果を説明する搬送方向から視た概略断面図であり、(B)は比較例を示す概略断面図。 (A)は搬出領域における本発明の効果を説明する搬送方向から視た概略断面図であり、(B)は比較例を示す概略断面図。
本発明のワーク浮上搬送装置は、搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度が、搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度より密になっていることにより、ワークの幅方向側端部位における所定の浮上量が確保され、ワーク幅方向の全域に亘ってワークの平坦度を維持し、ワークの幅方向に亘って均一なコーティング処理を施すものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、本発明における搬送路は、平坦であることが重要であり、この平坦な搬送路の加工精度が高ければ被搬送物のより安定した搬送状態が得られることは言うまでもない。
なお、本発明のワーク浮上搬送装置によって浮上搬送させるワークとしては、例えば、ガラス、プラスチック、金属などの素材からなる薄板状のものであり、特に好適なワークとしては、太陽電池用フラットパネルや携帯電話、液晶テレビ、パソコン用液晶モニターなどに用いる厚さ0.1乃至0.5mm程度のディスプレイ用ガラス基板である。
以下に、本発明の実施例であるワーク浮上搬送装置について、図1乃至図6(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例であるワーク浮上搬送装置を示す概略斜視図であり、図2は、図1に示す符号2で視た平面図であり、図3は、本発明の実施例である高精度浮上量領域プレートを示す平面図であり、図4は、図3に示す符号4の箇所を示す拡大平面図であり、図5(A)は、コーティング処理領域における本発明の効果を説明する搬送方向から視た概略断面図であり、図5(B)は、比較例を示す概略断面図であり、図6(A)は、搬出領域における本発明の効果を説明する搬送方向から視た概略断面図であり、図6(B)は、比較例を示す概略断面図である。
本発明の実施例であるワーク浮上搬送装置100は、図1および図2に示すように、ワークWと、このワークWの搬送路100Aとの間に介在する圧縮空気でワークWを浮上させ、図示しない公知のワーク保持手段による搬送力で搬送するように構成されている。
例えば、ワーク保持手段は、搬送路上で浮上したワークWの一部を吸引吸着して把持してワークWを搬送方向下流側に搬送する。
なお、図1にワークWの浮上方向U、幅方向S、搬送方向Cを示す。
ワークWの搬送路100Aは、搬入領域A1と、この搬入領域A1より下流側で浮上状態のワークWにコーティング処理を施すコーティング処理領域A2と、コーティング処理領域A2より下流側の搬出領域A3とで構成されている。
このうち、搬入領域A1の搬送路100Aは、一例としてワークWの搬送方向Cに対する幅方向Sに並べて配置された4本の搬入領域レール110で形成されている。
そして、搬入領域レール110には、ワークWとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口111と、大気と連通して搬送路100AとワークWとの間の圧縮空気を大気中へ開放する複数の大気排気穴112とが配置されている。
搬送路100Aの搬送方向Cの中央部には、搬入領域A1とコーティング処理領域A2との間に配置される搬入側調整領域A4、コーティング処理領域A2およびコーティング処理領域A2と搬出領域A3との間に配置される搬出側調整領域A5により搬送方向Cの上流側から下流側に向かって構成される高精度浮上量領域プレート120が設置されている。
高精度浮上量領域プレート120のコーティング処理領域A2には、圧縮空気を噴射する複数の噴射口121と、圧縮空気を吸引する複数の吸引口123とが配置されている。
搬入側調整領域A4および搬出側調整領域A5には、複数の噴射口121と、複数の大気排気穴127とが配置されている。
さらに、高精度浮上量領域プレート120の搬送方向下流側には、搬出領域A3の搬送路100Aを形成する搬出領域プレート130が設置され、搬出領域プレート130には、複数の噴射口131と、複数の大気排気穴132とが配置されている。
搬入領域A1では、第1浮上量でワークWを浮上させ、コーティング処理領域A2では、第1浮上量よりも小さい第2浮上量でワークWを浮上させ、搬出領域A3では、第2浮上量より大きい第3浮上量でワークWを浮上させるように構成されている。
なお、搬入側調整領域A4では、ワークWが搬送方向下流側へ進むことに従って、ワークWの浮上量を第1浮上量から第2浮上量へ滑らかに変化させるように、複数の噴射口121と、複数の大気排気穴127とが配置されている。
同様に、搬出側調整領域A5では、ワークWが搬送方向下流側へ進むことに従って、ワークWの浮上量を第2浮上量から第3浮上量へ滑らかに変化させるように、複数の噴射口121と、複数の大気排気穴127とが配置されている。
また、第3浮上量は、第1浮上量と同じでもよいし、異なる浮上量でもよい。
そして、ワークWが、搬入領域A1からコーティング処理領域A2を介して搬出領域A3へ搬送される際、コーティング処理領域A2に設置されたプロセスラインPLにおいて、図示しないコーティング手段によってワークWの表面がコーティングされる。
噴射口121は、噴射口121に給気圧を発生させる給気圧発生手段(図示せず)と連通されている。
また、吸引口123は、吸引口123に吸引圧を発生させる吸引圧発生手段(図示せず)と連通されている。
図3に示すように、コーティング処理領域A2は、プロセスラインPLの上流側第1列乃至下流側第1列を含むプロセスライン直下部分A2a、プロセスラインPLの上流側第2列乃至第5列および下流側第2列乃至第5列を含むプロセスライン近傍部分A2b、プロセスラインPLの上流側第6列乃至第17列および下流側第6列乃至第17列を含むプロセスライン周辺部分A2cから構成されている。
コーティング処理領域A2のプロセスラインPLの上流側では、噴射口121および吸引口123が、市松模様状に交互に配置されている。
また、コーティング処理領域A2のプロセスラインPLの下流側でも、噴射口121および吸引口123が、市松模様状に交互に配置されている。
さらに、搬送方向Cにおける噴射口121および吸引口123の配置間隔が、プロセスライン直下部分A2a、プロセスライン近傍部分A2b、プロセスライン周辺部分A2cの順で広くなっている。
また、プロセスライン直下部分A2a、プロセスライン近傍部分A2b、プロセスライン周辺部分A2cのそれぞれにおいて、幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbにおける幅方向Sの噴射口121および吸引口123の配置間隔が、幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caにおける幅方向Sの噴射口121および吸引口123の配置間隔より狭くなっている。
具体的に、プロセスライン直下部分A2aの幅方向中央部位A2aaでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1をあけて交互に配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121同士、吸引口123同士が、所定間隔L1より狭い所定間隔L2をあけて配置されている。
そして、プロセスライン直下部分A2aの幅方向側端部位A2abでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1より狭く所定間隔L2より広い所定間隔L3をあけて配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121同士、吸引口123同士が、所定間隔L2をあけて配置されている。
また、プロセスライン近傍部分A2bの幅方向中央部位A2baでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1をあけて交互に配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L3をあけて交互に配置されている。
そして、プロセスライン近傍部分A2bの幅方向側端部位A2bbでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1より狭い所定間隔L3をあけて配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L3をあけて交互に配置されている。
さらに、プロセスライン周辺部分A2cの幅方向中央部位A2caでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、基本的に所定間隔L1をあけて交互に配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1をあけて交互に配置されている。
そして、プロセスライン周辺部分A2cの幅方向側端部位A2cbでは、幅方向Sにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1より狭い所定間隔L3をあけて配置され、搬送方向Cにおいて、噴射口121および吸引口123が、所定間隔L1をあけて交互に配置されている。
つまり、コーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度が、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度より密になっている。
さらに、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caは、ワークWの幅方向中央部位Waと対面し、コーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbは、ワークWの幅方向側端部位Wbと対面する。
これにより、プロセスライン直下部分A2aの幅方向SのワークWの浮上状態を示す図5(A)のように、ワークWに作用する噴射口121からの噴射力および吸引口123からの吸引力がワークWの幅方向側端部位Wbで幅方向中央部位Waよりも大きく、そして、きめ細かに作用してワークWの幅方向側端部位Wbの浮上量が安定してワークWの幅方向側端部位Wbの沈み込みが阻止される。
なお、参考までに、図5(B)に比較例として、プロセスライン直下部分A2aの幅方向側端部位A2abに配置された噴射口521および吸引口523の分布密度が、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aaに配置された噴射口521および吸引口523の分布密度と同じであるものを示す。
図5(B)に示すように、比較例のプレート520には、幅方向Sにおいて、噴射口521および吸引口523が、所定間隔をあけて配置されている。
そして、プロセスライン直下部分A2aの幅方向側端部位A2abに配置された噴射口521および吸引口523の分布密度が、プロセスライン直下部分A2aの幅方向中央部位A2aaに配置された噴射口521および吸引口523の分布密度と同じになっている。
図5(A)と図5(B)とを比べて明らかなように、比較例の図5(B)では、プレート520とワークWとの間の圧縮空気がプレート520の両側方域からワークWの外側へ逃げてコーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2abと対向するワークWの幅方向側端部位Wbが、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aaと対向するワークWの幅方向中央部位Waよりも下がってワークWの平坦度が低下するが、本実施例の図5(A)では、ワークWの幅方向側端部位Wbにおける所定の浮上量が確保され、ワーク幅方向の全域に亘ってワークWの平坦度が維持される。
そのため、コーティング処理を施したときにコーティング層W1が均一の厚みで形成される。
さらに、コーティング層W1の平坦度も維持される。
なお、図5(A)において、コーティング処理領域A2のプロセスライン直下部分A2aの幅方向Sについて図示したが、コーティング処理領域A2のプロセスライン近傍部分A2b、プロセスライン周辺部分A2cについても、コーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2bb、A2cbに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度が、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2ba、A2caに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度より密になっているため、プロセスライン直下部分A2aと同様の作用効果が得られる。
また、本発明の実施例において、コーティング処理領域A2それぞれの幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbにおける噴射口121の数と吸引口123の数との比率は、コーティング処理領域A2それぞれの幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caにおける噴射口121の数と吸引口123の数との比率と同じであることが好ましいが、同じでなくても適用可能である。
さらに、図3および図4に示すように、プロセスライン周辺部分A2cの幅方向中央部位A2caにおける噴射口121および吸引口123が、市松模様状に交互に配置され、市松模様状の縦横2配列方向のうちの搬送方向Cに近い配列方向が、搬送方向Cに対して幅方向1ピッチである所定間隔L1以内で傾いている。
これにより、プロセスライン周辺部分A2cの幅方向側端部位A2cbの噴射口121および吸引口123の分布密度とプロセスライン周辺部分A2cの幅方向中央部位A2caの噴射口121および吸引口123の分布密度との大小関係を維持したまま、噴射口121の配置分布が幅方向Sに分散されてワークWが受ける給気温度エネルギーの分布も幅方向Sに分散される。
つまり、コーティング処理されたときの塗布ムラや乾燥ムラが幅方向Sにおいて小さくまたは無になってコーティング層W1の状態が幅方向Sで略均一になる。
また、図3に示すように、搬入側調整領域A4の幅方向側端部位A4bの噴射口121の分布密度が、搬入側調整領域A4の幅方向中央部位A4aの噴射口121の分布密度より密になっている。
これにより、搬入側調整領域A4においてワークWに作用する噴射口121からの噴射力がワークWの幅方向中央部位Waよりも下がろうとするワークWの幅方向側端部位WbでワークWの幅方向中央部位Waよりも大きくきめ細かに作用する。
つまり、搬入側調整領域A4においてワークWの幅方向側端部位Wbの浮上量とワークWの幅方向中央部位Waの浮上量との差が小さくまたは無になってワークWの平坦度が向上する。
さらに、図3および図4に示すように、搬出側調整領域A5についても、搬入側調整領域A4と同様、幅方向側端部位A5bの噴射口121の分布密度が、搬出側調整領域A5の幅方向中央部位A5aの噴射口121の分布密度より密になっている。
これにより、ワークWの平坦度が向上する。
さらに、ワークWの平坦度を向上させた状態でコーティング層W1が変形することなくコーティング層W1を固化させながらコーティング処理後のワークWが搬送される。
また、図1および図2に示すように、搬出領域A3の幅方向側端部位A3bの噴射口131の分布密度が、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aの噴射口131の分布密度より密になっている。
さらに、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aは、ワークWの幅方向中央部位Waと対面し、搬出領域A3の幅方向側端部位A3bは、ワークWの幅方向側端部位Wbと対面する。
これにより、図6(A)に示すように、搬出領域A3においてワークWに作用する噴射口131からの噴射力がワークWの幅方向中央部位Waよりも下がろうとするワークWの幅方向側端部位WbでワークWの幅方向中央部位Waよりも大きくきめ細かに作用する。
つまり、搬出領域A3においてワークWの幅方向側端部位Wbの浮上量とワークWの幅方向中央部位Waの浮上量との差が小さくまたは無になる。
さらに、ワークWの平坦度を向上させた状態でコーティング層W1が変形することなくコーティング層W1を固化させながらコーティング処理後のワークWが搬送される。
なお、参考までに、図6(B)に比較例として、搬出領域A3の幅方向側端部位A3bに配置された噴射口531の分布密度が、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aに配置された噴射口531の分布密度と同じであるものを示す。
図6(B)に示すように、比較例のプレート530には、幅方向側端部位A3bおよび幅方向中央部位A3aの幅方向Sにおいて、噴射口531が、所定間隔をあけて配置されている。
そして、搬出領域A3の幅方向側端部位A3bに配置された噴射口531の分布密度が、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aに配置された噴射口531の分布密度と同じになっている。
図6(A)と図6(B)とを比べて明らかなように、比較例の図6(B)では、プレート530とワークWとの間の圧縮空気がプレート530の両側方域からワークWの外側へ逃げて搬出領域A3の幅方向側端部位A3bと対向するワークWの幅方向側端部位Wbが、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aと対向するワークWの幅方向中央部位Waよりも下がってワークWの平坦度が低下するが、本実施例の図6(A)では、ワークWの幅方向側端部位Wbにおける所定の浮上量が確保され、ワーク幅方向の全域に亘ってワークWの平坦度が維持される。
そのため、コーティング処理後にコーティング層W1が変形することがない。
さらに、搬出領域A3の幅方向中央部位A3aにおける噴射口131が、格子状に配列され、格子状の配列方向が、搬送方向Cに対して傾いている。
これにより、搬出領域A3において噴射口131の配置分布が幅方向Sに分散されてワークWが受ける給気温度エネルギーの分布も幅方向Sに分散される。
つまり、コーティング処理された後の乾燥ムラが幅方向Sにおいて小さくまたは無になってコーティング層W1の厚みなどが幅方向Sで略均一になる。
このようにして得られた本発明の実施例であるワーク浮上搬送装置100は、搬送路100Aにおけるコーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度が、搬送路100Aにおけるコーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caに配置された噴射口121および吸引口123の分布密度より密になっていることにより、ワークWの幅方向側端部位Wbにおける所定の浮上量が確保され、ワーク幅方向の全域に亘ってワークWの平坦度を維持し、ワークWの幅方向に亘って均一なコーティング処理を施すことができる。
さらに、コーティング処理領域A2の幅方向側端部位A2ab、A2bb、A2cbにおける噴射口121の数と吸引口123の数との比率が、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2aa、A2ba、A2caにおける噴射口121の数と吸引口123の数との比率と同じに設けられていることにより、ワークWの幅方向側端部位Wbの浮上量とワークWの幅方向中央部位Waの浮上量との差を抑制することができる。
また、コーティング処理領域A2の幅方向中央部位A2caにおける噴射口121および吸引口123が、市松模様状に交互に配置され、この市松模様状の縦横2配列方向のうちの搬送方向Cに近い配列方向が、搬送方向Cに対して幅方向1ピッチ以内で傾いていることにより、コーティング処理されたときの塗布ムラや乾燥ムラを幅方向Sにおいて小さくまたは無にしてコーティング層W1の状態を幅方向Sで略均一にすることができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ ワーク浮上搬送装置
100A・・・ 搬送路
110 ・・・ 搬入領域レール
111 ・・・ 噴射口
112 ・・・ 大気排気穴
120 ・・・ 高精度浮上量領域プレート
121 ・・・ 噴射口
123 ・・・ 吸引口
127 ・・・ 大気排気穴
130 ・・・ 搬出領域プレート
131 ・・・ 噴射口
132 ・・・ 大気排気穴
A1 ・・・ 搬入領域
A2 ・・・ コーティング処理領域
A2a ・・・ プロセスライン直下部分
A2aa・・・ (プロセスライン直下部分のさらに)幅方向中央部位
A2ab・・・ (プロセスライン直下部分のさらに)幅方向側端部位
A2b ・・・ プロセスライン近傍部分
A2ba・・・ (プロセスライン近傍部分のさらに)幅方向中央部位
A2bb・・・ (プロセスライン近傍部分のさらに)幅方向側端部位
A2c ・・・ プロセスライン周辺部分
A2ca・・・ (プロセスライン周辺部分のさらに)幅方向中央部位
A2cb・・・ (プロセスライン周辺部分のさらに)幅方向側端部位
A3 ・・・ 搬出領域
A3a ・・・ (搬出領域の)幅方向中央部位
A3b ・・・ (搬出領域の)幅方向側端部位)
A4 ・・・ 搬入側調整領域
A4a ・・・ (搬入側調整領域の)幅方向中央部位
A4b ・・・ (搬入側調整領域の)幅方向側端部位
A5 ・・・ 搬出側調整領域
A5a ・・・ (搬出側調整領域の)幅方向中央部位
A5b ・・・ (搬出側調整領域の)幅方向側端部位
W ・・・ ワーク
Wa ・・・ (ワークの)幅方向中央部位
Wb ・・・ (ワークの)幅方向側端部位
W1 ・・・ コーティング層
PL ・・・ プロセスライン
C ・・・ 搬送方向
S ・・・ 幅方向
U ・・・ 浮上方向

Claims (8)

  1. ワークを搬送させる搬送路が、該搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬入領域と、該搬入領域より下流側の搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口および空気を吸引する複数の吸引口を備えて浮上状態のワークにコーティング処理を施すコーティング処理領域と、該コーティング処理領域より下流側の搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬出領域とで構成され、浮上した状態のワークの平坦度を維持してワークを搬送するワーク浮上搬送装置であって、
    前記搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度が、前記搬送路におけるコーティング処理領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口および吸引口の分布密度より密になっていることを特徴とするワーク浮上搬送装置。
  2. 前記搬送路が、第1浮上量でワークを浮上させる搬入領域と、前記第1浮上量よりも小さい第2浮上量でワークを浮上させるコーティング処理領域と、前記第2浮上量より大きい第3浮上量でワークを浮上させる搬出領域とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のワーク浮上搬送装置。
  3. 前記コーティング処理領域の幅方向側端部位における噴射口数と吸引口数との比率が、前記コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口数と吸引口数との比率と同じに設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク浮上搬送装置。
  4. 前記搬出領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬出領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のワーク浮上搬送装置。
  5. 前記コーティング処理領域の幅方向中央部位における噴射口および吸引口が、市松模様状に交互に配置され、
    該市松模様状の縦横2配列方向のうちの搬送方向に近い配列方向が、前記搬送方向に対して幅方向1ピッチ以内で傾いていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のワーク浮上搬送装置。
  6. 前記搬出領域の幅方向中央部位における噴射口が、格子状に配列され、
    該格子状の配列方向が、前記搬送方向に対して傾いていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のワーク浮上搬送装置。
  7. 前記搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬入側調整領域が、前記搬入領域とコーティング処理領域との間に配置され、
    前記搬入側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬入側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のワーク浮上搬送装置。
  8. 前記搬送路とワークとの間に圧縮空気を噴射する複数の噴射口を備えてワークを浮上させる搬出側調整領域が、前記コーティング処理領域と搬出領域との間に配置され、
    前記搬出側調整領域の幅方向側端部位に配置されてワークの幅方向側端部位に対面する噴射口の分布密度が、前記搬出側調整領域の幅方向中央部位に配置されてワークの幅方向中央部位に対面する噴射口の分布密度より密になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載のワーク浮上搬送装置。
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