JP2017029946A - 処理液塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、無理なく満遍なく処理液を塗布することのできる処理液塗布具を提供する。
【解決手段】塗布材50と、塗布材50を保持するホルダー20を備えたヘッド10と、ホルダー20に保持された塗布材50に処理液を供給するノズル12と、を備える。ホルダー20が、塗布材50の表面53を凹入面に保つ初期状態と、塗布材50の表面53を平坦面に保つ展開状態との間でヒンジ23,23を介して開閉揺動可能である。ホルダー20を展開状態から初期状態に弾性復帰させる付勢機構を備える。付勢機構は、ヒンジ23を樹脂ヒンジで構成したり、樹脂スポンジ24を使ったりすることによって構成することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理液塗布具、詳しくは、自動車のバイザー表面、樹脂面やガラス面、といった平坦面ないし曲面に撥水剤などの処理液を塗布することに用いられる処理液塗布具に関する。
自動車のウインドガラスの表面やサンバイザーの表面、ヘッドライトの前面カバーのガラス面や樹脂面といった相手方処理面に撥水剤や防汚剤などの処理液を塗布することは広く行われている。また、処理液を相手方処理面に塗布するための塗布材を保持させているホルダーに、把持部に兼用される処理液貯留容器を装着してなる処理液塗布具も従来より知られている(たとえば特許文献1参照)。
先行例としての特許文献1には、グリップ兼液剤貯留容器として機能する容器本体の液剤注入口部に蓋部材が外嵌固定され、その蓋部材に円盤形の塗布部材を保持させてなるキャップ付き容器についての記述がある。
特開2008−265852号公報
上記した先行例によって提案されているキャップ付き容器は、塗布部材が一定の厚さを有する円盤形に形作られ、かつその塗布材の表面が平坦面になっている。しかも、塗布材の全体が、蓋部材に備わっている平坦面に重なり合っている。そして、このキャップ付き容器によると、容器本体を手で掴んで塗布部材の表面を自動車のウインドガラスやサンルーフなどの被塗布面に押し当てて動かすことにより、塗布部材に浸み込んだ液剤が上記被塗布面に塗布される、とされている。
しかしながら、このキャップ付き容器は、塗布部材の表面が平坦面になっていることにより、平坦な被塗布面に対しては塗布部材の表面全体が一様に押し当てられるけれども、凸状に湾曲した被塗布面に対しては、塗布部材の表面の一部だけが押し当てられることになるので、凸状に湾曲した被塗布面の広い範囲に液剤を塗布するのに手間がかかったり、被塗布面の全体に満遍なく液剤を塗布することが困難になったりする、という状況が生じる。この点に関し、凸状に湾曲した被塗布面に押し当てられた塗布部材がその柔軟性によってその被塗布面に沿うように変形するという状況が生まれるので、そのことによって上記の事情が多少は緩和されるとしても、そのような状況は、作業に手間をかけずに被塗布面に満遍なく液剤を塗布するための十分な解決策にはなり得ない。
これらのことにより、先行例によっては、平坦な被塗布面と凸状に湾曲した被塗布面との両方に、手間をかけずに満遍なく液剤を塗布することができないという問題が知見された。
本発明は以上の状況に鑑みてなされたものであり、相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、その相手方処理面の広い範囲に、手間をかけずに無理なく満遍なく処理液を塗布することのできる処理液塗布具を提供することを目的とする。
本発明に係る処理液塗布具は、
相手方処理面に処理液を塗布するための塗布材と、この塗布材を一体的に保持するホルダーを備えたヘッドと、上記ホルダーに保持された塗布材に処理液を供給するノズルと、を備えている。そして、上記ホルダーが、開き角度の異なる初期状態と展開状態との相互間でヒンジを介して開閉揺動可能に構成され、このホルダーに保持されている上記塗布材の表面が、初期状態のホルダーによって凹入面に保たれ、かつ、展開状態のホルダーによって平坦面又は凸面に保たれるように構成されていると共に、ホルダーを展開状態から初期状態に向けて弾発付勢する付勢機構を備えている。
この発明において、ホルダーは、その展開状態での開き角度が初期状態の開き角度よりも大きい角度であればよい。たとえば、初期状態での開き角度が180度よりも小さい角度に設定されているときには、展開状態での開き角度を180度又は180度よりも大きい開き角度に設定することが可能である。また、初期状態での開き角度が180度に設定されているときには、展開状態での開き角度を180度よりも大きい開き角度に設定することが可能である。
この発明に係る処理液塗布具によれば、初期状態のホルダーに保持されている塗布材の表面を相手方処理面に押し当てると、相手方処理面が、凸状の湾曲面であっても、平坦面であっても、さらには凹入面であっても、ヒンジや付勢機構の作用によってホルダーが開閉揺動することによって、塗布材の表面の全体が相手方処理面に重なり合う凹入面、平坦面又は凸面に変形する。したがって、この発明によると、相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、さらには凸面であっても、その相手方処理面の広い範囲に、手間をかけずに無理なく満遍なく処理液を塗布することができるようになる。
本発明において、上記塗布材は、相手方処理面に当接される表面が平坦面になっている細長直方体形状を有し、上記ホルダーは、上記塗布材の長手方向中央部が重なり合う固定板部と、この固定板部を挟む両側に位置して塗布材の上記長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部と、を備え、初期状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が先上がりの傾斜姿勢になって上記塗布材の表面が凹入面に保たれ、展開状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が傾斜角を持たない水平姿勢になって上記塗布材の表面が平坦面に保たれるように構成されているものであってもよい。この構成であると、相手方処理面に当接される表面が平坦面になっている細長直方体形状の塗布材を用いるので、塗布材を安価に製作又は入手することが可能である。また、相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、その相手方処理面の広い範囲に、手間をかけずに無理なく満遍なく処理液を塗布することができるようになる、という上記同様の作用が奏される。なお、この発明において、塗布材の表面が凹入面に保たれるときの一対の揺動板部の開き角度は180度よりも小さい角度であり、塗布材の表面が平坦面になるときの一対の揺動板部の開き角度は180度(傾斜角を持たない水平姿勢)である。
本発明において、上記塗布材は、相手方処理面に当接される表面が凹入面になっている細長直方体形状を有し、上記ホルダーは、上記塗布材の長手方向中央部が重なり合う固定板部と、この固定板部を挟む両側に位置して塗布材の上記長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部と、を備え、初期状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が傾斜角を持たない水平姿勢になって上記塗布材の表面が凹入面に保たれるように構成され、展開状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が先下がりの傾斜姿勢になって上記塗布材の表面が平坦面に保たれるように構成されている、という構成を採用することも可能である。これによっても、相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、その相手方処理面の広い範囲に、手間をかけずに無理なく満遍なく処理液を塗布することができるようになる、という上記同様の作用が奏される。
本発明では、上記ヒンジが、上記固定板部とその両側の一対の上記揺動板部との連結箇所に形成された樹脂ヒンジでなり、かつ、その樹脂ヒンジが上記付勢機構を構成している、という構成を採用することができる。これによれば、ヒンジと付勢機構とを別々に設ける必要がなくなるという利点がある。
本発明では、上記ヒンジが、上記固定板部とその両側の一対の上記揺動板部との連結箇所に形成された樹脂ヒンジでなり、上記付勢機構が、一対の上記揺動板部のそれぞれと上記ヘッドとの間に介在された弾性体でなる、という構成を採用してもよい。これによれば、樹脂ヒンジに弾性を付与しておく必要がないので、樹脂ヒンジを容易に構成することが可能になる。なお、弾性体には、弾力性を有するスポンジや樹脂ばね、金属ばねなどを適宜選択して用いることが可能である。
本発明では、上記ホルダーの固定板部及び一対の揺動板部が樹脂で作られ、上記樹脂ヒンジが、それらの固定板部及び一対の揺動板部と共に樹脂で一体成形されている、という構成を採用することが望ましい。この構成であると、ホルダーの固定板部と一対の揺動板部と樹脂ヒンジとを樹脂で安価に一体成形することができるようになる。
本発明では、上記塗布材がその厚さ方向に貫通する貫通孔を有し、上記ノズルが、上記ホルダーに保持された塗布材の上記貫通孔の内側に配備されるようになっていることが望ましい。この構成であると、処理液がノズルによって塗布材に効率よく供給される。
本発明では、上記ホルダーの固定板部及び一対の揺動板部が、それらに重なり合った上記塗布具の横幅方向の外側へ突き出さない横幅を有していることが望ましい。この構成であると、塗布材を相手方処理面に押し当てて塗布作業を行うときに、ホルダーが傾いたとしても、ホルダーの一部が相手方処理面に当たることがなくなる。そのため、自動車のヘッドライトの前カバーのように相手方処理面が傷付きやすい樹脂面であっても、その相手方処理面を傷付けるという事態が起こりにくい。
本発明では、上記ヘッド部に手で掴む把持部として機能する処理液貯留容器を着脱可能であり、上記ヘッド部に装着した上記処理液貯留容器から処理液が上記ノズルに供給されるように構成されていることが望ましい。この構成を採用することにより、ヘッド部に装着した上記処理液貯留容器を把持部として利用できるので使い勝手が向上する。
本発明によれば、相手方処理面が平坦面であっても凸状の湾曲面であっても、その相手方処理面の広い範囲に、手間をかけずに無理なく満遍なく処理液を塗布することができる。そのため、本発明に係る処理液塗布具は、自動車のヘッドライトの前面カバーや前面ガラス、サイドガラス、サンバイザーの表面、フロントガラスやリヤガラスの表面などに撥水剤や防汚剤を塗布する作業に特に適している。
本発明の第1の実施形態に係る処理液塗布具の分解斜視図である。 ヘッドの平面図である。 ヘッドの側面図である。 ヘッドの縦断側面図である。 塗布材の斜視図である。 塗布材が凸状に湾曲した相手方処理面に押し当てられた状態を示した説明図である。 塗布材が平坦な相手方処理面に押し当てられた状態を示した説明図である。 ホルダーと塗布材との重なり状態を説明的に示した概略斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る処理液塗布具の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る処理液塗布具の側面図である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る処理液塗布具の分解斜視図、図2はヘッド10の平面図、図3はヘッド10の側面図、図4はヘッド10の縦断側面図である。また、図5は塗布材50の斜視図である。さらに、図6及び図7は使用状態の説明図である。
図1に示したように、この処理液塗布具は、ヘッド10及び塗布材50のほか、キャップ60を備えている。
図4に示したように、ヘッド10は処理液貯留容器を取り外し可能に装着することのできる着脱部11を備えている。この着脱部11に装着される処理液貯留容器は、処理液塗布作業を行うときに作業者が手で掴むことのできる把持部として機能する。なお、処理液貯留容器についてはさらに後述する。ヘッド10には、塗布材50が装着されるホルダー20が設けられている。この実施形態に係るホルダー20は、矩形の固定板部21と、この固定板部21を挟む両側に位置して同一のサイズを有する一対の矩形の揺動板部22,22とを備えていて、固定板部21と個々の揺動板部22,22との連結箇所にヒンジ23,23が設けられている。また、固定板部21及び一対の揺動板部22,22の幅寸法は同一になっている。さらに、図4に示したように、ホルダー20の固定板部21が、ヘッド10の中央上部に連結され、しかも、着脱部11の中央部に一体成形されているノズル12が、固定板部21の中央部から突出している。
図1〜図4に示したように、ホルダー20には、その固定板部21や揺動板部22に重ね合わせて配備される塗布材50を位置決めすることに役立つ位置決め機構31及び、塗布材50がホルダー20から浮き上がって脱落することを阻止する脱落防止機構37などが設けられている。これらのうち、位置決め機構31は、ホルダー20に装着された塗布材50が位置ずれすることを抑制するために固定板部21と揺動板部22に設けられていて、ホルダー20の固定板部21には幅方向(横方向)両側に立ち上げられた起立片32に、所要数の縦リブ33及び支え面34を設けてなり、これらの縦リブ33の前面と支え面34とは図2のように同一の仮想平面P上に位置しており、揺動板部22には中央部に立ち上げられた板片部38を設けてなる。脱落防止機構37は、上記起立片32に設けられた先尖り状の所要数の突起39…を備えている。この脱落防止機構37は、ホルダー20に装着された塗布材50がホルダー20から浮き上がって脱落することを阻止する機能を発揮する。位置決め機構31のうち揺動板部22の板片部38はホルダー20の一対の揺動板部22,22がヒンジ23,23を介して揺動することに伴う塗布材50の変形を阻害するものではなくホルダー20の一対の揺動板部22,22が揺動するときに、そのホルダー20に対する塗布材50の長手方向での相対的な摺動を許容するものである。
図1又は図5から明らかなように、塗布材50の形状は、表面53が平坦面でなる細長直方体形状であって、その中央部の1箇所に貫通孔51が備わり、この貫通孔51を挟む縦方向両側の2箇所に縦長の貫通孔52,52が形成されている。この塗布材50は、図3及び図4に示したようにホルダー20に重ね合わされることによってそのホルダー20に保持される。具体的には、塗布材50の長手方向中央部がホルダー20の固定板部21に重ね合わされ、相対峙している2箇所の起立片32の縦リブ33の前面と支え面34とによって幅方向で挟まれると共に、脱落防止機構37の突起39が塗布材50に喰い込み、塗布材50の貫通孔51の内部に上記ノズル12が配備される。また、塗布材50の長手方向中央部を除く残部が一対の揺動板部22,22に重ね合わされて、位置決め機構31ある揺動板部22の板片部38が塗布材50の2箇所の縦長の貫通孔52,52に挿入される。塗布材50が上記の構成でホルダー20に保持されていると、位置決め機構31や脱落防止機構37の作用によって塗布材50の位置ずれが防止され、同時に、塗布材50がホルダー20から浮き上がったり脱落したりすることが阻止される。また、ホルダー20の一対の揺動板部22,22が揺動するときには、塗布材50がそのホルダー20と共に変形する。この場合、図5に見えるように塗布材50の幅方向に切り込みを入れて、スリット54を設けておくと、より変形が容易となる。
上記ホルダー20は、固定板部21の両側の一対の揺動板部22,22が、ヒンジ23,23を介して、開き角度の異なる初期状態と展開状態との相互間で開閉揺動可能であり、初期状態では、一対の揺動板部22,22が図3や図4などに示した先上がりの傾斜姿勢に保たれ、展開状態では、一対の揺動板部22,22が傾斜角を持たない水平姿勢(図7参照)になるように構成されている。ここで、先上がりの傾斜姿勢とは、揺動板部22の外側端部がその内側端部よりも上位に位置する傾斜姿勢のことである。そして、ホルダー20に保持されている塗布材50は、ホルダー20が初期状態のときには、図3又は図4に仮想線で示したように、その表面53が凹入面に保たれ、ホルダー20が展開状態のときには、その表面53が平坦形状に保たれるようになっている。
ここで、ヘッド10に備わっている着脱部11、ホルダー20、位置決め機構31、及び脱落防止機構37は、樹脂で一体成形されている。したがって、上記ヒンジ23,23は、線状に形成された肉薄部でなる樹脂ヒンジによって構成されている。また、この実施形態では、ヒンジ23,23が、樹脂に特有のばね性を備えていて、ホルダー20を上記の展開状態から初期状態に向けて弾発付勢する付勢手段をも構成している。
図1に示したキャップ60は、塗布材50を保持しているホルダー20に対して着脱可能であり、このキャップ60をホルダー20に装着することにより、塗布材50がキャップ60により覆われて保護される。
以上のように構成されている処理液塗布具の作用を図6及び図7を参照して次に説明する。図6及び図7は塗布材50が相手方処理面Sに押し当てられた状態を示した説明図である。
ヘッド10の着脱部11には、図6又は図7に示したように、手で掴む把持部として機能する処理液貯留容器70が装着される。この処理液貯留容器70には、たとえば撥水剤やタイヤのつや出し剤などの処理液が貯留されている。そして、この処理液貯留容器70を傾けたり倒立させたりすると、処理液が図1や図4などに示したノズル12に供給され、そのノズル12から流出した処理液が相手方処理面S又は塗布材50に供給される。このため、塗布材50の表面53を相手方処理面Sに押し当てて動かすと、塗布材50に浸み込んだ処理液が相手方処理面Sに塗布される。
このような処理液塗布作業において、凸状に湾曲している相手方処理面Sの曲率が、上記した初期状態のホルダー20によって保形されている塗布材50の表面53でなる凹入面の曲率と同等であるときには、ヒンジ23の変形を伴わずに図6のように塗布材50の表面53の全体が、その塗布材50の柔軟性に応じて湾曲状に変形することにより相手方処理面Sに接触する。そのため、塗布材50の表面の全体を使って処理液を無理なく手間をかけずに塗布することができる。また、凸状に湾曲している相手方処理面Sの曲率が、初期状態のホルダー20によって保持されている塗布材50の表面53でなる凹入面の曲率よりも大きいときには、ヒンジ23がそのばね性に抗して変形することによりホルダー20が中間状態になって、図6のように塗布材50の表面53の全体が相手方処理面Sに接触し、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに処理液を塗布することができる。さらに、相手方処理面Sが図7のように平坦であるときには、ヒンジ23がそのばね性に抗して変形することによってホルダー20が上記中間状態を経て展開状態になり、塗布材50の表面53が平坦面に保たれる。したがって、この場合も、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに処理液を塗布することができる。ここで、凸状に湾曲している相手方処理面Sとしては、処理液が撥水剤にあっては自動車のヘッドライトの前面カバー、サイドバイザーの表面などがあり、処理液がタイヤのつや出剤にあってはタイヤのサイドウォールがある。また、平坦な相手方処理面Sには、自動車のフロントガラスやサイドガラスの表面などがある。
図8はホルダー20と塗布材50との重なり状態を説明的に示した概略斜視図である。同図のように、この実施形態では、ホルダー20の揺動板部22の横幅と、それらに重なり合った塗布材50の横幅とが略同一幅になっている。また、図示していないけれども、ホルダー20の固定板部21の横幅と、それに重なり合った塗布材50の横幅とも略同一幅になっている。そして、塗布材50は、上記した位置決め機構31によって、ホルダー20の固定板部21及び一対の揺動板部22,22の横幅方向の外側へ突き出さないように位置決めされている。このため、上記した処理液塗布作業において、塗布材50が傾いてその側面が相手方処理面に当たるような事態が生じても、ホルダー20の一部が相手方処理面に当たって傷付ける、といった事態が生じないという利点がある。このような利点は、傷つきやすい樹脂で作られている自動車の前面カバーやサイドバイザーなどに撥水剤を塗布する場合に特に有益なものになる。
また、この実施形態では、図4に示したように、ノズル12の通孔13が、ノズル12の周面で開口して、その通孔13から流出した処理液が塗布材50の貫通孔51の内周面に多く供給されるようになっている。このため、塗布材50に処理液が十分な量だけ供給されて処理液塗布作業を円滑に行うことができるという利点もある。
この実施形態では、ヒンジ23が樹脂ヒンジによって形成されているけれども、この点は、固定板部21と揺動板部22とを連結するゴム板によってヒンジを構成してもよい。また、位置決め機構31及び脱落防止機構37を利用して塗布材50をホルダー20に保持させる代わりに、塗布材50をホルダー20に接着剤で接合しておいてもよい。
図9は第2の実施形態に係るヘッド10の側面図である。この実施形態において、塗布材50は、相手方処理面に当接される表面53が凹入面になった細長直方体形状を有している。また、ヘッド10のホルダー20は、塗布材50の長手方向中央部が重なり合う固定板部21と、この固定板部21を挟む両側に位置して塗布材50の長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部22,22と、を備えている点で、上記した第1の実施形態と同様である。
しかし、ホルダー20の初期状態や展開状態での形状が、上記した第1の実施形態とは相違している。すなわち、この第2の実施形態においては、初期状態のホルダー20では、図9に実線で示したように、一対の揺動板部22,22が傾斜角度を持たない平坦な水平姿勢に保たれ、展開状態のホルダー20では、図9に仮想線で示したように、一対の揺動板部22,22が先下がりの傾斜姿勢になるように構成されている。そして、展開状態のホルダー20によって塗布材50の表面53が平坦面に変形されるように構成されている。さらに、ヘッド10の肩部14は、一対の揺動板部22,22が先下がりの傾斜姿勢になることを許容させるために、同図のように外下がりに傾斜している。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同一又は相応する部分には図1〜図8と同様の符号を付してある。
この第2の実施形態の処理液塗布具によると、処理液塗布作業において、凸状に湾曲している相手方処理面の曲率が、初期状態のホルダー20に保持されている塗布材50の表面53によって形成されている凹入面の曲率と同等であるときには、ヒンジ23の変形を伴わずに塗布材50の表面53の全体が、その塗布材50の柔軟性に応じて湾曲状に変形することにより相手方処理面に接触する。そのため、塗布材50の表面53の全体を使って撥水剤を無理なく手間をかけずに塗布することができる。また、凸状に湾曲している相手方処理面の曲率が、初期状態のホルダー20によって保形されている塗布材50の表面53によって形成されている凹入面の曲率よりも大きいときには、ヒンジ23がそのばね性に抗して変形することによりホルダー20が中間状態になり、この場合も塗布材50の表面53の全体が相手方処理面に接触し、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに撥水剤を塗布することができる。さらに、相手方処理面が平坦であるときには、ヒンジ23がそのばね性に抗して変形することによってホルダー20が上記中間状態を経て展開状態になり、塗布材50の表面53が平坦面に保たれる。したがって、この場合も、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに撥水剤を塗布することができる。
図10は第3の実施形態に係るヘッド10の側面図である。この実施形態では、ヘッド10のホルダー20が、塗布材50の長手方向中央部が重なり合う固定板部21と、この固定板部21を挟む両側に位置して塗布材50の長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部22,22と、を備えていて、固定板部21と一対の揺動板部22,22とが樹脂ヒンジでなるヒンジ23,23を介して開閉揺動可能に連結されているという点で、上記した第1の実施形態と同様である。また、この実施形態において、図10に実線で示したように、初期状態のホルダー20では、一対の揺動板部22,22が先上がりの傾斜姿勢に保たれるという点、及び、図10に仮想線で示したように、展開状態のホルダーでは、一対の揺動板部22,22が水平姿勢になるように構成されているという点でも、上記した第1の実施形態と同様である。
しかし、この実施形態では、ホルダー20を展開状態から初期状態に向けて弾発付勢するための付勢機構の構成が、上記した第1の実施形態とは相違している。すなわち、この実施形態では、一対の揺動板部22,22のそれぞれとヘッド10との間に弾力性を有する樹脂スポンジ24を介在させてあり、このようにすることによって、ホルダー20を展開状態から初期状態に向けて弾発付勢する力を強めている。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同一又は相応する部分には図1〜図8と同様の符号を付してある。
この構成であると、ヒンジ23としての樹脂ヒンジの弾発付勢作用がそれほど強くなくても、弾発付勢力の不足が樹脂スポンジ24の弾力性によって補われる。
第3の実施形態の処理液塗布具によると、処理液塗布作業において、凸状に湾曲している相手方処理面の曲率が、初期状態のホルダー20に保持されている塗布材50の表面53によって形成されている凹入面の曲率と同等であるときには、ヒンジ23の変形を伴わずに塗布材50の表面53の全体が、その塗布材50の柔軟性に応じて湾曲状に変形することにより相手方処理面に接触する。そのため、塗布材50の表面53の全体を使って撥水剤を無理なく手間をかけずに塗布することができる。また、凸状に湾曲している相手方処理面の曲率が、初期状態のホルダー20に保持されている塗布材50の表面53によって形成されている凹入面の曲率よりも大きいときには、ヒンジ23が樹脂スポンジ24のばね性に抗して変形することによりホルダー20が中間状態になり、この場合も塗布材50の表面53の全体が相手方処理面に接触し、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに撥水剤を塗布することができる。さらに、相手方処理面が平坦であるときには、ヒンジ23が、樹脂スポンジのばね性に抗して変形することによって、ホルダー20が上記中間状態を経て展開状態になり、塗布材50の表面53が平坦面に保たれる。したがって、この場合も、塗布材50の表面53の全体を使って無理なく手間をかけずに撥水剤を塗布することができる。
なお、上記樹脂スポンジ24は、弾性体の一例であり、この樹脂スポンジ24に代えて、樹脂製又は金属製の板ばねやコイルばねなどを採用することも可能である。
上記した第1及び第3の各実施形態において、初期状態のホルダー20では、一対の揺動板部22,22が180度よりも小さい開き角度を持つ先上がりの傾斜姿勢になり、展開状態では、一対の揺動板部22,22が180度の開き角度、すなわち水平姿勢になるように構成されている。しかし、この点に関し、展開状態では、一対の揺動板部22,22が180度よりも大きい開き角度を持つ先下がりの傾斜姿勢になるように構成することも可能である。この構成を採用しておくと、相手方処理面Sが凸面であっても、一対の揺動板部22,22が180度よりも大きい先下がりの傾斜姿勢になることによって塗布材50の表面53が凸面(凸状の湾曲面)に保たれるようになり、塗布材50の表面53の全体が相手方処理面Sに追従して接触する。
また、上記した第2の実施形態において、初期状態のホルダー20では、一対の揺動板部22,22が180度の開き角度(水平姿勢)になるように構成され、展開状態では、一対の揺動板部22,22が180度よりも大きい開き角度になって塗布材50の表面53が平坦面に保たれるように構成されている。しかし、この点に関し、展開状態での一対の揺動板部22,22の開き角度をさらに大きくしておくと、相手方処理面Sが凸面である場合に、一対の揺動板部22,22の開き角度が180度よりも大きい先下がりの傾斜姿勢になることによって塗布材50の表面53が凸面(凸状の湾曲面)に保たれるようになるので、塗布材50の表面53の全体が凸面である相手方処理面Sに追従して接触する。
10 ヘッド
12 ノズル
20 ホルダー
21 固定板部
22 揺動板部
23 ヒンジ機構(樹脂ヒンジ)(連結部)
24 樹脂スポンジ
50 塗布材
51 貫通孔
70 処理液貯留容器
S 相手方処理面

Claims (9)

  1. 相手方処理面に処理液を塗布するための塗布材と、この塗布材を一体的に保持するホルダーを備えたヘッドと、上記ホルダーに保持された塗布材に処理液を供給するノズルと、を備える処理液塗布具であって、
    上記ホルダーが、開き角度の異なる初期状態と展開状態との相互間でヒンジを介して開閉揺動可能に構成され、このホルダーに保持されている上記塗布材の表面が、初期状態のホルダーによって凹入面に保たれ、かつ、展開状態のホルダーによって平坦面又は凸面に保たれるように構成されていると共に、ホルダーを展開状態から初期状態に向けて弾発付勢する付勢機構を備えていることを特徴とする処理液塗布具。
  2. 上記塗布材は、相手方処理面に当接される表面が平坦面になっている細長直方体形状を有し、
    上記ホルダーは、上記塗布材の長手方向中央部が重なり合う固定板部と、この固定板部を挟む両側に位置して塗布材の上記長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部と、を備え、初期状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が先上がりの傾斜姿勢になって上記塗布材の表面が凹入面に保たれ、展開状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が傾斜角を持たない水平姿勢になって上記塗布材の表面が平坦面に保たれるように構成されている請求項1に記載した処理液塗布具。
  3. 上記塗布材は、相手方処理面に当接される表面が凹入面になっている細長直方体形状を有し、
    上記ホルダーは、上記塗布材の長手方向中央部が重なり合う固定板部と、この固定板部を挟む両側に位置して塗布材の上記長手方向中央部を除く残部が重なり合う一対の揺動板部と、を備え、初期状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が傾斜角を持たない水平姿勢になって上記塗布材の表面が凹入面に保たれるように構成され、展開状態のホルダーでは、一対の上記揺動板部が先下がりの傾斜姿勢になって上記塗布材の表面が平坦面に保たれるように構成されている請求項1に記載した処理液塗布具。
  4. 上記ヒンジが、上記固定板部とその両側の一対の上記揺動板部との連結箇所に形成された樹脂ヒンジでなり、かつ、その樹脂ヒンジが上記付勢機構を構成している請求項2又は請求項3に記載した処理液塗布具。
  5. 上記ヒンジが、上記固定板部とその両側の一対の上記揺動板部との連結箇所に形成された樹脂ヒンジでなり、上記付勢機構が、一対の上記揺動板部のそれぞれと上記ヘッドとの間に介在された弾性体でなる請求項2又は請求項3に記載した処理液塗布具。
  6. 上記ホルダーの固定板部及び一対の揺動板部が樹脂で作られ、上記樹脂ヒンジが、それらの固定板部及び一対の揺動板部と共に樹脂で一体成形されている請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載した処理液塗布具。
  7. 上記塗布材がその厚さ方向に貫通する貫通孔を有し、上記ノズルが、上記ホルダーに保持された塗布材の上記貫通孔の内側に配備されるようになっている請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載した処理液塗布材。
  8. 上記ホルダーの固定板部及び一対の揺動板部が、それらに重なり合った上記塗布具の横幅方向の外側へ突き出さない横幅を有している請求項2ないし請求項7のいずれか1項に記載した処理液塗布具。
  9. 上記ヘッド部に手で掴む把持部として機能する処理液貯留容器を着脱可能であり、上記ヘッド部に装着した上記処理液貯留容器から処理液が上記ノズルに供給されるように構成されている請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載した処理液塗布具。
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