JP2003053253A - 表面処理方法 - Google Patents

表面処理方法

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JP2003053253A
JP2003053253A JP2001247077A JP2001247077A JP2003053253A JP 2003053253 A JP2003053253 A JP 2003053253A JP 2001247077 A JP2001247077 A JP 2001247077A JP 2001247077 A JP2001247077 A JP 2001247077A JP 2003053253 A JP2003053253 A JP 2003053253A
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Japan
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treatment
treated
work
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JP2001247077A
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English (en)
Inventor
Koichi Sugimoto
晃一 杉本
Okinobu Okamura
起宜 岡村
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Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば洗車後の水滴が付着した自動車ボディ
に撥水性艶出し剤を塗布する際などに好適に利用でき、
予め水滴を拭き取る作業を省略して短時間に且つ少ない
使用量にて撥水性艶出し剤を均一に塗布することができ
る表面処理方法を提案する。 【解決手段】 本発明の表面処理方法は、被処理面に油
性ベースの処理剤を塗布する表面処理方法であって、水
分の存在下において、少量の処理剤を、少なくとも微細
な連続気泡を無数に有する弾性材からなる処理部分を備
える処理具を用い、被処理面上を滑動させて塗着する作
業と、処理具に吸収した水を弾性材を圧縮変形させて排
出する作業とを繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば洗車後の水
滴が付着した自動車ボディに撥水性艶出し剤を塗布する
際などに好適に利用でき、予め水滴を拭き取る作業を省
略して短時間に且つ少ない使用量にて撥水性艶出し剤を
均一に塗布することができる表面処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被処理面に塗布して撥水艶出し、防汚、
防かび等の各種機能を付与するための処理剤が多種提案
されているが、雨水等の水分の接触により流出しないよ
うな油性ベース(油溶性)のものが殆どである。そし
て、この油性ベースの処理剤を塗布する前には、予め拭
き取り用雑巾や吸水布などにて水分を拭き取る作業を行
う必要があった。また、塗膜形成後は耐水性を有する水
性エマルジョンのように水性ベースのものも提案されて
いるが、被処理面に水分が付着しているような状態では
部分的に希釈されてしまうため、塗布量が不均一になっ
ていた。そのため、やはり予め拭き取り用雑巾や吸水布
などにて水分を拭き取る作業が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の処
理剤の塗布作業に際しては、それに先だって被処理面に
付着している水分を拭き取る作業が必要であり、時間的
にも労力的にも無駄であった。また、水分を拭き取るた
めの拭き取り用雑巾や吸水布と処理剤を塗布するための
塗布具を準備する必要があった。また、油性ベースの処
理剤は水性ベースのものに比べて手に付着した場合に洗
浄し難く、そのため手の汚損を嫌う作業者は手の汚損を
防止する為の使い捨て手袋(ポリプロピレン製など)を
用いて作業するため、無駄なコスト及び無駄なゴミを生
ずるものであった。さらに、水分を拭き取った後に処理
剤を塗布する作業は、例えば業者がガラス面の洗浄等で
用いるスクレイパーなどの処理具を用いれば、少ない使
用量で均一な塗布を実施できるが、一般的に塗布具とし
て用いられているスポンジ等の塗布具では処理剤がスポ
ンジの内部に吸着されてしまうため、処理剤の使用量が
多くなり、それによって塗布作業時に処理剤の臭気が気
になることもあり、手が汚損する可能性も高くなってい
た。そこで、本発明者らは、予め水滴を拭き取る作業を
省略して短時間に且つ少ない使用量にて処理剤を均一に
塗布することができる方法を提案することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、被処理面に油性ベースの処理剤を塗布
する表面処理方法であって、水分の存在下において、少
量の処理剤を、少なくとも微細な連続気泡を無数に有す
る弾性材からなる処理部分を備える処理具を用い、被処
理面上を滑動させて塗着する作業(第一の作業)と、処
理具に吸収した水を弾性材を圧縮変形させて排出する作
業(第二の作業)とを繰り返すことを特徴とする表面処
理方法に関するものである。処理具は、板状芯材に微細
な連続気泡を無数に有する弾性材を添着したものを用い
ることが望ましい。弾性材は処理剤を塗布し、且つ水を
吸収するための処理部分であり、板状芯材は手などで把
持するための支持部分である。特に板状芯材に折り畳み
用溝を設けた処理具を用い、処理具を折り畳み用溝にて
折り畳んで水を処理部分から排出することが望ましい。
【0005】本発明における表面処理とは、被処理面に
油性ベースの処理剤を塗布する処理を指し、被処理面は
自動車の車体やタイヤ、浴室、内装壁等でも良いし、油
性ベースの処理剤は撥水性艶出し剤や防汚剤、防かび
剤、各種塗料、或いはその他のコーティング剤でも良
い。したがって、本発明の表面処理方法は、被処理面を
洗車後の水滴が付着した自動車ボディとし、油性ベース
の処理剤を撥水性艶出し剤とした場合、洗車後の水滴が
付着した自動車ボディに油性ベースの撥水性艶出し剤を
塗布する撥水性艶出し処理方法となる。また、被処理面
を洗浄後の水滴が付着した浴室壁面とし、油性ベースの
処理剤を防かび剤とした場合、洗浄後の水滴が付着した
浴室壁面に油性ベースの防かび処理方法となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の表面処理方法に用いる処
理具は、前述のように少なくとも微細な連続気泡を無数
に有する弾性材からなる処理部分を備える構成のものを
用いる。即ち処理具としては弾性材(処理部分)のみで
構成されるもの、所謂スポンジ(ポリウレタンフォー
ム)でも良い。処理具を構成する弾性材は、被処理面上
の水を内部に吸収させることができ、微細な連続気泡を
無数に有するものであれば特にその素材(材質)構成、
及び形状(厚み)構成を限定するものではなく、各種用
途に応じて適宜に素材(材質)及び形状(厚み)を選定
することができる。例えばポリウレタン、ポリフェノー
ル、エポキシ等の各種の樹脂フォーム(樹脂発泡体)を
用いることができるが、内部に水を吸収できるように連
続気泡を有するものが用いられる。
【0007】前述のように処理具は、板状芯材に微細な
連続気泡を無数に有する弾性材を添着した態様のものを
用いることが望ましい。即ち処理剤を塗布し、且つ水を
吸収するための処理部分(弾性材)の片面に、手などで
把持するための支持部分(板状芯材)を添着することに
より、手を水で濡らしたり処理剤で汚損されることなく
作業を行うことができる。この態様の処理具を構成する
板状芯材は、少なくとも弾性材よりも硬質であって、特
にその素材(材質)構成、及び形状(厚み)構成を限定
するものではなく、各種用途に応じて適宜に素材(材
質)及び形状(厚み)を選定することができる。特に屈
曲性や弾性を有するものが望ましいが、この屈曲性とは
両手で捻って絞ることを可能にする屈曲性ではなく、後
述する手への馴染み等を向上する程度の屈曲性であれば
良い。例えばスチレン-ブタジエンゴム(SBR)、ブ
タジエンゴム(BR)、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム(IR)、エチレン-プロピレンゴム(EPR)、フ
ッ素ゴムなどのゴム弾性体、或いはエチレン-酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、ポリエチレン(PE)系、ポリ
プロピレン(PP)系などの各種の樹脂フォーム(樹脂
発泡体)を好適に用いることができ、樹脂フォームの場
合には内部に水や処理液を吸収しないような独立気泡を
有するものが好適に用いられる。
【0008】さらに前述のように、特に板状芯材に折り
畳み用溝を設けた処理具を用い、処理具を折り畳み用溝
にて折り畳んで水を処理部分から排出することが望まし
い。この態様の処理具における折り畳み用溝は、弾性材
方向へ、即ち弾性材の被処理面上を滑動させる面同士を
接合するように折り畳む(折り込む)ことができるもの
であれば、その形成方法及び形状構成等については特に
限定するものではない。勿論、折り畳み時には折り畳み
用溝が折り畳み基端(外側)になる。例えばこの折り畳
み用溝は、切り込み等の各種の手法にて形成すれば良
く、またその溝断面形状も、略U字状、略V字状、略W
字状など各種形状に形成すれば良く、その長さも一側面
から対向する他側面へ至る連続直線状でも良いし、複数
の溝からなる点線(破線)状でも良い。また、一本でも
複数本でも良く、複数本の場合には平行状でも交差して
いても良い。そして、この折り畳み用溝は、溝の最深部
における板状芯材の厚みにもよるが、折り畳み易く、且
つ当該部位にて切れ(破断し)難いものが望ましい。
【0009】この折り畳み用溝を設けた態様の処理具に
用いる弾性材としては、軟質なものほど軽微な力で圧縮
変形できるため、片手で容易に折り畳んで内部に吸収し
た水を排出することができる。これに対し、比較的硬質
な弾性材では強度が高いため、折り畳み終了時の端部に
ついては上下から挟み込むように押圧して厚み方向に圧
縮することが望ましい。またこの態様の処理具に用いる
板状芯材としては、硬質なものほど面強度が高くなるた
め、折り畳み時に弾性材を全体的に圧縮変形させ易くな
り、弾性材が軟質であれば片手で容易に折り畳んで厚み
方向に圧縮し、即ち内部に吸収した水を排出することが
できる。これに対し、比較的軟質な板状芯材では面強度
が低いため、折り畳み当初は片手で弾性材を圧縮できて
も、折り畳み終了時の端部については弾性材の厚み方向
の反発により板状芯材が変形し易いので、両手で挟み込
むように押圧して圧縮変形することが望ましい。但し、
軟質な板状芯材は硬質なものに比べて手への馴染み等に
ついては向上する。そのため、用途に応じた硬さを適宜
に選定すればよい。
【0010】各態様における処理具は、特にその形状を
限定するものではなく、その平面形状は矩形状(直方
体)でも円形状(円盤状)でも多角形(多角形盤状)で
も良く、或いはアニメキャラクターの形状を模したもの
等でも良い。また、処理具には、その他、公知のどのよ
うな構成を付与しても良い。
【0011】例えば板状芯材に折り畳み用溝を設けた態
様の処理具において、板状芯材に設ける構成としては、
以下のような構成がある。特に矩形状の処理具の板状芯
材には、手袋状の挿入部を設けるようにしても良いし、
帯状(ベルト状)の挿入支持部を設けるようにしても良
い。これらの構成により、手から処理具が外れ難くな
り、各種処理剤を塗布する際の作業性、並びに折り畳み
時の水の排出性(弾性材の圧縮変形性)が向上する。特
に広い被処理面へのワックス掛けなどにおいては、処理
具を把持して処理する場合に握力の低下を生じ易いが、
このように手先を挿入部や挿入支持部に挿入した状態で
処理を行うと、握力の低下を生じ難いので好ましい。ま
た、板状芯材と弾性材とを一連に貫く弧状の凹部を対向
する側面に設けるようにしても良い。このような構成に
より、手の小さな作業者でも処理具を容易に把持するこ
とができ、各種処理剤を塗布する際の作業性が向上す
る。さらに、板状芯材の表面に、各種形状の凹部又は凸
部を指当て部分又は滑り止め部分として設けるようにし
ても良い。このような構成により、指が滑って外れるこ
とがなく、各種処理剤を塗布する際の作業性、並びに折
り畳み時の排水性が向上する。特に処理具を折り畳み用
溝から折り畳む動作においては、板状芯材の材質によっ
ては指が滑り易いが、このように指先を指当て部分や滑
り止め部分に当接させた状態で折り畳むと、確実に折り
畳み動作を実施できるので好ましい。
【0012】また、板状芯材に折り畳み用溝を設けた態
様の処理具において、弾性材に設ける構成としては、以
下のような構成がある。厚肉の弾性材では、略中央に設
けた折り畳み溝から折り畳んだ場合に、板状芯材の先端
からはみ出す弾性材部分が形成され、その部分には折り
畳み圧力(圧縮応力)が作用せず、その部分だけ、水が
排出されずに弾性材の内部に残留してしまう。こうして
残留した水は、例えば車のトランクルーム等の保管場所
を濡らす原因になる。そこで、予め弾性材のはみ出す部
分を切り欠いてテーパ状の側面形状にすると、はみ出し
部分が形成されず、弾性材全体を圧縮変形することがで
き、水が残留することもなく排出することができ、車の
トランクルーム等を濡らすことがない。
【0013】また、本発明の表面処理方法が適用される
被処理面とは、自動車ボディやタイヤ、浴室、内装壁等
でも良いし、被処理面の材質や塗装の有無、或いはその
表面形状等についても何等限定されるものではない。
【0014】さらに、本発明の表面処理方法における水
の存在下とは、洗浄後の水滴が被処理面に付着した状態
でも良いし、霧吹き等で水分を被処理面に噴霧するなど
して水滴を積極的に付着させる場合や処理具に予め被処
理面に付着した水滴などを吸収させる場合をも含む。即
ち本発明では洗浄後の水滴を拭き取ることなく、むしろ
一部の水分を積極的に利用しようとするものである。水
分が付着していない被処理面上に、水分を被処理面上に
積極的に付着させる場合には、被処理面の全面に亘って
微細な水滴が付着している状態が最も水を滑剤として用
いる場合に好適であり、したがって前述のように霧吹き
等で噴霧する態様が好ましい。
【0015】また、本発明の表面処理方法に用いる処理
剤は、有機溶剤を溶媒又は分散媒として含有する油性ベ
ースであって、撥水性艶出し剤や防汚剤、防かび剤、各
種塗料、或いはその他のコーティング剤でも良い。ま
た、水と混合された場合に白化やゲル化を生じない組成
のものが望ましい。この油性ベースの処理剤中には、有
機溶剤が含有されているので、塗装を施した被処理面上
に過剰量の処理剤を塗布した場合には、処理剤中の有機
溶剤が塗装面を冒す虞があり、さらに塗布作業において
処理剤の臭気が気になることもあるため、処理剤の使用
量は少量であるほど好ましい。一般的には水滴を拭き取
った後に処理剤を塗布する場合に比べてその使用量は1
/3〜1/500程度に抑えることができる。例えば後
述する自動車ボディのような高平滑な被処理面に対して
は滑剤として作用する水の効果が大きいため上記範囲の
中でも少ない使用量で良い。
【0016】少量の処理剤を供給する場所は、処理具
(の被処理面上を滑動させる面)でも被処理面でも良
く、その供給手段についても数滴を滴下する態様でも霧
吹き状に噴霧する態様でも良いが、処理具に供給する場
合には処理具の内部に処理剤が吸着されないように予め
処理具に水を含浸させた後、少量の処理剤を供給するこ
とが望ましい。即ち予め処理具の表層に水を吸収させて
おくと、さらにそこに油性ベースの処理剤を供給して
も、油性ベースの処理剤は水の吸収層に妨げられて内部
にまで浸透することがなく、そのため油性ベースの処理
剤は塗布のみに有効に使用される。また、油性ベースの
処理剤の組成にもよるが、一般的に被処理面上に処理剤
を供給した場合にはその表面上の水分と混合され易いた
め、被処理面上よりも処理具側へ処理剤を供給すること
が望ましい。
【0017】本発明の表面処理方法を、その一実施態様
である撥水性艶出し処理方法を例にして説明する。洗浄
後に艶出しを行うような処理、例えば自動車ボディの洗
浄後に多量の水滴が付着している状態では、通常は拭き
取り作業が必要であった。そのため予め拭き取り用雑巾
や吸水布などにて水分を拭き取る作業を行った後、手に
使い捨て手袋(ポリプロピレン製など)を装着し、スポ
ンジ等の塗布具で撥水性艶出し剤を塗布する方法が採ら
れていた。しかし、この方法では、自動車ボディ上でス
ポンジを滑動させるためには撥水性艶出し剤自体が滑剤
の作用を果たす必要があり、撥水性艶出し剤の使用量が
多くなっていた。さらに、撥水性艶出し剤がスポンジの
内部(微細空隙)内部に吸着されてしまうため、その分
自動車ボディ上に塗布される撥水性艶出し剤の量が少な
くなり、その面でも撥水性艶出し剤の使用量が多くなっ
ていた。そして、このように撥水性艶出し剤の使用量が
多くなると、塗布作業時において処理剤の臭気が気にな
ることもあり、仮に均一に塗布することができたとして
も、過剰量が塗布されているため、塗布作業終了後に過
剰な撥水性艶出し剤を柔らかい布などで拭き上げる作業
が必要であり、さらに塗装面である自動車ボディに対し
て処理剤中の有機溶剤が悪影響を与える可能性もあっ
た。
【0018】これに対し、本発明の表面処理方法は、自
動車ボディ上の水滴を敢えて拭き取ることなく、むしろ
この水滴(水分)を積極的に用いるものであり、水分の
存在下において、少量の撥水性艶出し剤を、少なくとも
微細な連続気泡を無数に有する弾性材からなる処理部分
を備える処理具を用い、自動車ボディ上を滑動させて塗
着する第一の作業と、処理具に吸収した水を弾性材を圧
縮変形させて排出する第二の作業とを繰り返して行うも
のである。
【0019】第一の作業では、自動車ボディ上に撥水性
艶出し剤が薄く広げられて塗布されると共に自動車ボデ
ィ上の水滴を処理具に吸水するという処理が同時に果た
される。具体的には前述のように処理具の被処理面上を
滑動させる面に予め水を含浸させ、さらに少量の処理剤
を供給した状態で被処理面上を滑動させる作業を行うこ
とが望ましい。その際、自動車ボディ上の水分の一部
は、自動車ボディ上で処理具を滑らかに滑動させる滑剤
としての作用も果たし、滑り性が向上して軽微な力で滑
動させることができる。また、水分が滑剤として作用す
るために、撥水性艶出し剤の使用量もその分少なくな
る。さらに、処理具に水が吸収されるため、処理具の内
部に吸着される撥水性艶出し剤も少なくなり、その分使
用量が少なくなる。例えばその目安としては、自動車ボ
ディの一枚のボンネットに対して数滴(0.1ml)程度
の撥水性艶出し剤を使用すれば良いものとなる。一般的
には水滴を拭き取った後に撥水性艶出し剤を塗布する場
合に比べてその使用量は1/50〜1/500程度に抑
えることができる。そのため、塗布作業終了後の拭き上
げ作業も必要でなく、塗装面である自動車ボディに対し
て溶剤が悪影響を与える可能性も極めて低くすることが
でき、さらに塗布作業時において処理剤の臭気が殆ど気
にならない。また、板状芯材に弾性材を添着した態様の
処理具を用いることにより、手を水で濡らしたり撥水性
艶出し剤で汚損されることなく作業を行うことができ
る。
【0020】第二の作業では、処理具(処理部分)に吸
収した水分を排出する。尚、前述のように撥水性艶出し
剤の使用量は数滴程度の極微量であるため、水の排出に
際して撥水性艶出し剤が液滴となって排出されることは
なく、水分のみを排出することができる。そのため、そ
の後の第一の作業では処理具(処理部分)の吸水性能が
回復し、同様な作用を繰り返すことができる。また、板
状芯材に折り畳み用溝を設けた処理具を用いることによ
り、処理具を折り畳み用溝にて折り畳んで水を容易に処
理部分から排出することができる。このように本発明の
一実施態様である撥水性艶出し処理方法では、自動車ボ
ディ上に多量に水分が残っている状態でも水を拭き取る
ことなく撥水性艶出し剤を塗布することができ、塗布作
業終了後の拭き上げ作業も必要でないため、短時間に、
容易に且つ少ない使用量で処理を行うことができる。
【0021】また、従来には洗浄、その後の水拭き取
り、及び艶出しに際し、洗浄剤(洗浄液)や艶出し剤以
外に、洗浄具、使い捨て手袋、拭き取り用雑巾や吸水
布、艶出し用塗布具を準備する必要があった。そして、
これらをトランクルーム内に常備しておくと、占有容積
が大きく、頻繁に使うものではないため邪魔であった。
また、ゴミ(使い捨て手袋)も生じるものであった。こ
れに対し、本発明では処理具が塗布具であり、使い捨て
手袋も拭き取り用雑巾や吸水布も必要なく、さらに処理
具を洗浄具としても兼用させた場合には、洗浄剤(洗浄
液)や艶出し剤以外には、処理具のみを準備しておけば
良く、これをトランクルーム内に常備しておいても全く
邪魔にならず、さらにはゴミも生じない。
【0022】さらに、前記第二の作業では、処理具を捻
って絞ったり押圧するなどして圧縮変形することによ
り、内部に吸収した水分を排出するのであるが、板状芯
材に折り畳み用溝を形成した処理具では片手で容易に折
り畳むことにより、手を濡らすことなく、弾性材から水
分を排出、除去することができる。即ち板状芯材を添着
しない処理具や板状芯材を添着しているものの折り畳み
用溝を形成しない処理具では、これを圧縮変形させるた
めには、両手で捻って絞ったり、バケツの内壁面などに
押圧する必要があった。処理具を両手で捻って絞る場合
には、両手が濡れたり汚損してしまうものであり、さら
に板状芯材を添着しているものの折り畳み用溝を形成し
ない処理具を両手で捻って絞る場合には、特に硬質の板
状芯材が破損したり、板状芯材と弾性材との境界部分で
剥離し易いものであった。また、バケツの内壁面などに
押圧する場合には、強い押圧力が必要であり、弾性材の
表面に付着した撥水性艶出し剤がバケツの内壁面に転着
してバケツを汚損することもあった。これに対し、板状
芯材に折り畳み用溝を形成した処理具では、片手で折り
畳んで弾性材を厚み方向に圧縮変形することにより、弾
性材の内部に吸収した水を容易に且つ軽微な力で排出す
ることができる。その際、処理具を破損することもな
く、撥水性艶出し剤が付着した弾性材の表面同士を接合
するように折り畳むので、手等を汚したり濡らしたりす
ることもない。
【0023】さらに、このような撥水性艶出し処理方法
に用いる撥水性艶出し剤としては、有機シリコーンオイ
ルを、炭化水素系溶剤、揮発性シリコーン系溶剤、及び
塩素系溶剤から選ばれる少なくとも一種の溶剤に分散も
しくは溶解してなるもの、特に側鎖を炭素数30の長鎖
アルキル基で変性した有機変性シリコーンオイルを用い
たものを好適に用いることができる。
【0024】この撥水性艶出し剤における有機シリコー
ンオイル又は有機変性シリコーンオイルの割合は、通常
0.5〜20重量%、好ましくは1〜5重量%である。
この割合が0.5重量%未満であると、艶出効果や撥水
性が十分に発揮されないことがあり、また20重量%を
超えると、塗布後に厚い油膜が残り、それを均一化する
ために拭き取り操作を行なわねばならず、作業が煩雑で
あり、場合によっては艶出効果の阻害される恐れがあ
る。
【0025】また、この撥水性艶出し剤における溶剤と
しては、炭化水素系溶剤、シリコーン系溶剤、及び塩素
系溶剤の中から選ばれる溶剤を挙げることができ、これ
らの溶剤の中でも、特に沸点が50〜300℃、さらに
は沸点が100〜220℃の範囲にある揮発性の溶剤を
使用することが望ましい。
【0026】前記炭化水素系溶剤としては、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、デカン、リグロイン、ミネラルス
ピリット、ケロシン、イソパラフィン等の飽和脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素等を例示することができる。更にその他に、石油ナ
フサ、ソルベントナフサ、石油エーテル、石油ベンジ
ン、イソパラフィン、デカリン、工業ガソリン、リグロ
イン等を使用することもできる。
【0027】また、前記塩素系溶剤としては、トリクロ
ルエタン、トリクロルエチレン等を例示することができ
る。
【0028】さらに、前記シリコーン系溶剤としては、
ジメチルジシロキサン、シクロシロキサン等の揮発性シ
リコ−ン系溶剤などを例示することができる。更にその
他に、ジメチルシリコーン、フェニルシリコーン、アミ
ノ変性シリコーン、メチルフェニルシリコーン等を使用
することもできる。また、前記揮発性シリコーン系溶剤
は、その粘度が300〜1000csであるのが好適であ
る。これらの中でも、イソパラフィン、ジメチルジシロ
キサン、トリクロルエチレンなどが好ましい。これらは
一種単独で用いても良いし、二種以上を組み合わせて用
いても良い。
【0029】また、この撥水性艶出し剤には、前述の成
分以外に必要に応じてワックス類、樹脂類、低級アルコ
ール、研磨剤、界面活性剤等を含有していても良い。
【0030】このような成分からなる撥水性艶出し剤
は、自動車の塗装面、各種金属塗装面、プラスチック、
ゴム、ガラス等に対する艶出効果に優れるだけでなく、
撥水性と作業性とにおいても優れている。
【0031】尚、このような撥水性艶出し処理方法は、
自動車ボディの洗浄後に多量の水滴が付着している状態
の被処理面を対象とするものとして説明したが、軽微な
汚れであれば洗浄を実質的に行うことなく、水をホース
やバケツなどで供給した状態で前述と同様の処理を行う
ようにしても良い。即ち軽微な汚れであれば、供給した
水で汚れが溶解され、自動車ボディ上で処理具を滑動さ
せることにより水と共に流下させることができ、洗浄効
果をも果たすことができる。
【0032】以上、自動車ボディの撥水性艶出し処理方
法について説明したが、本発明の表面処理方法は、これ
に限定されるものでなく、前述のように種々の処理に適
用することができるものである。
【0033】
【実施例】図1に示す処理具11は、ポリエチレンフォ
ーム製の厚さ10mmの板状芯材12にポリウレタンフ
ォーム製の厚さ30mmの弾性材13を添着した構成
で、その平面形状は角部が丸められた縦100mm、横
180mmの略矩形状であり、板状芯材12の長手方向
(横方向)の中央には、一側面から対向する他側面へ直
線状に至る断面略U字状の幅10mmの折り畳み用溝1
4が設けられている。また、この処理具11の長手方向
の対向する側面には、弧状の凹部15を設けることによ
り、手の小さな作業者でも表面処理具11を容易に把持
することができるようにした。
【0034】この処理具11は、同図(b)に示すよう
に弾性材13を下に、板状芯材12を上にした状態で水
滴が多数付着した被処理面a上に沿わせ、予め水を吸収
させた後、少量(数滴)の処理剤を垂らす。そして、こ
の処理具11にて、被処理面a上を滑動させる第一の作
業を行う。この第一の作業において、少量の処理剤が被
処理面a上に薄く広げられて塗着し、被処理面a上の水
滴は処理具11に吸収される。ある程度の水滴が吸収さ
れたら、処理具11を折り畳み用溝14にて折り畳んで
圧縮変形させる第二の作業を行う。この第二の作業にお
いて、処理具11に吸収された水分が排出され、処理具
11は当初の吸水性能を回復する。このような第一の作
業及び第二の作業を繰り返して処理剤が均一に美麗に塗
着される。
【0035】〔作業性及び仕上げ性試験〕 1.被処理面;市販の自動車ボディのボンネット部とほ
ぼ同面積の塗装板の全面に亘って水滴を付着させたも
の、その水滴を乾いた布で拭き取ったものの2種を用意
した。前者を表1中では「水分有」と表記し、後者を
「水分無」と表記した。
【0036】2.処理剤;以下の2種の配合組成のもの
を用い、水滴を付着させた被処理面に対しては使用量は
0.1mlとし、水滴を拭き取った被処理面に対しては0.
1ml、3ml、10mlの3種の条件で行った。 撥水性艶出し剤1 有機変性シリコーンオイル・・・・・・・・・・・・・・・・・2wt% (化1においてXが炭素数30の長鎖アルキル基である)
【化1】 ジメチルシリコン(粘度1000cs)・・・・・・・・・・・・3wt% イソパラフィン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95wt% 撥水性艶出し剤2 有機変性シリコーンオイル・・・・・・・・・・・・・・・・・5wt% (化2においてXが炭素数30の長鎖アルキル基である)
【化2】 ポリエチレン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2wt% イソパラフィン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93wt%
【0037】3.処理具;前記図1の処理具11を用い
た。
【0038】4.試験方法;被処理面に水滴が付着して
いる「水分有」に対しては、処理具に予め水を吸収させ
た後、所定量の撥水性艶出し剤と供給し、これを用いて
被処理面上を滑動させる第一の作業と、処理具を折り畳
んで内部に吸収した水を排出する第二の作業とを繰り返
しながら処理を行った。そして、第一の作業における作
業性、並びに処理後の仕上がり性について試験した。一
方、被処理面に水滴が付着していない「水分無」に対し
ては、処理具に所定量の処理剤をそのまま供給し、これ
を用いて被処理面上を滑動させて処理を行った。
【0039】5.判定基準;作業性に関しては、10人
の作業者にて同様に処理を行い、被処理面に水滴が付着
していない「水分無」に対して10mlの撥水性艶出し剤
を用いて処理を行った場合の滑り抵抗等の作業のし易さ
を基準(○)とし、 明らかに基準よりも容易に塗布作業を行うことができたものを・・・◎、 基準もしくは基準と同程度の塗布作業ができたものを・・・・・・・○、 明らかに基準よりも塗布作業が困難であったものを・・・・・・・・△、 塗布作業が最後まで行えなかった(斑となった)ものを・・・・・・×、 と判定し、表1に示した。仕上がり性に関しては、無作
為に10箇所にて撥水性(接触角)及び艶出し性(光沢
度)を測定し、被処理面に水滴が付着していない「水分
無」に対して10mlの撥水性艶出し剤を用いて処理を行
い、塗布作業終了後に乾いた布で拭き上げを行った場合
の接触角(撥水性艶出し剤1を使用した場合は79〜8
1゜、撥水性艶出し剤2を使用した場合は89〜91
゜)及び光沢度(撥水性艶出し剤1を使用した場合は8
9.1〜89.3、撥水性艶出し剤2を使用した場合は8
8.0〜88.2)を基準(◎)とし、 全ての測定箇所で基準と同程度の接触角、光沢度が得られたものを・◎、 1箇所にて測定値にバラツキが生じたものを・・・・・・・・・・・△、 2箇所以上にて測定値にバラツキが生じたものを・・・・・・・・・×、 と判定し、表1に示した。
【0040】6.試験結果;
【表1】 上表1より明らかなように、水滴が付着したままの被処
理面に対し、前述の第一の作業及び第二の作業を繰り返
して処理したものは、撥水性艶出し剤の少ない(0.1m
l)使用量にて優れた作業性及び仕上がり性を得ること
ができた。しかも被処理面に水滴が付着していない「水
分無」に対して10mlの撥水性艶出し剤を用いて処理を
行った基準に対し、滑剤として作用する水分が被処理面
全面に存在しているため、作業性はより向上した。これ
に対し、「水分無」に対して10mlの撥水性艶出し剤を
用いて処理を行った基準では、満足できる作業性及び仕
上がり性を得たが、水滴を拭き取る作業に加え、塗布作
業終了後に過剰量の撥水性艶出し剤を拭き上げる作業が
必要であった。また、撥水性艶出し剤の使用量を減ずる
と、満足する作業性及び仕上がり性は得られなかった。
【0041】以上本発明の実施例を示したが、本発明は
前記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実
施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表面処理方
法は、被処理面に付着する水分を拭き取ることなく処理
剤を塗着する第一の作業と、処理具に吸収した水を弾性
材を圧縮変形させて排出する第二の作業とを繰り返して
行うものであって、短時間に且つ少ない使用量にて処理
剤を均一に塗着することができ、例えば自動車ボディの
撥水性艶出し処理などに好適に利用することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に用いる処理具の一実施例を示す
斜視図、(b)側面図、(c)使用状態(折り畳んだ状
態)を示す側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC47 AC49 AC59 CA34 CA36 CA45 CB04 DA23 DA37 DC02 DC12 DC13 EA05 EA37 EB43 4F042 FA26 FA45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理面に油性ベースの処理剤を塗布す
    る表面処理方法であって、水分の存在下において、少量
    の処理剤を、少なくとも微細な連続気泡を無数に有する
    弾性材からなる処理部分を備える処理具を用い、被処理
    面上を滑動させて塗着する作業と、処理具に吸収した水
    を弾性材を圧縮変形させて排出する作業とを繰り返すこ
    とを特徴とする表面処理方法。
  2. 【請求項2】 処理具の被処理面上を滑動させる面に水
    を含浸させ、さらに少量の処理剤を供給した状態で被処
    理面上を滑動させる作業を行うようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の表面処理方法。
  3. 【請求項3】 処理具は板状芯材に微細な連続気泡を無
    数に有する弾性材を添着したものであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の表面処理方法。
  4. 【請求項4】 板状芯材に折り畳み用溝を設けた処理具
    を用い、処理具を折り畳み用溝にて折り畳んで水を排出
    することを特徴とする請求項3に記載の表面処理方法。
  5. 【請求項5】 被処理面は洗車後の水滴が付着した自動
    車ボディであり、油性ベースの処理剤は撥水性艶出し剤
    であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記
    載の表面処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029946A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 株式会社ソフト99コーポレーション 処理液塗布具

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