JP2017029463A - 口腔外サクション及び口腔外サクション用開口フード - Google Patents

口腔外サクション及び口腔外サクション用開口フード Download PDF

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Abstract

【課題】切削かすが散らばることを防止することができる口腔外サクション用開口フード及びそれを備えた口腔外サクションを提供する。
【解決手段】口腔外サクション用開口フード20は、一端部に吸気口11に取り付けるための取付開口部21Aが形成され、他端部に吸気するための吸気開口部21Bが形成された中空状のフード本体21を備えている。フード本体21の吸気開口部21Bの側には、吸気開口部21Bの側の一部を閉鎖し、吸気口11の側に切削かすを溜めるかす溜部23を形成する仕切板22が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯科治療において用いられる口腔外サクション及び口腔外サクション用開口フードに関する。
近年、歯科治療においては、歯牙またはプラスチックや金属を切削した場合に生ずる切削粉塵や、注水噴霧の発散を、口腔外において吸引排除する口腔外サクションが用いられている。人の口腔内には細菌やウィルスが存在する場合があるので、それらが歯科治療中に切削粉塵や注水噴霧とともに口腔外に飛散して、吸い込んだ人に悪影響を及ぼすことを防止するためである。口腔外サクションとしては、例えば、一端部に吸気口が設けられ、他端部がバキューム源に対して連通された排気管を有し、吸気口には、患者の口腔周辺を覆うようにフードが取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−103454号公報
しかしながら、このような口腔外サクションは、吸気口に、大きな切削かすが吸引されることを防止するために網状のフィルタが配設されているので、網の目よりも大きな切削かすは、吸引時にはフィルタに引っかかって吸引されず、吸引を停止すると下に落ちて散らばってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、切削かすが散らばることを防止することができる口腔外サクション用開口フード、及び、それを備えた口腔外サクションを提供することを目的とする。
本発明の口腔外サクション用開口フードは、バキューム源に連通された吸気口を有する口腔外サクションに用いるものであって、一端部に吸気口に取り付けるための取付開口部が形成され、他端部に吸気するための吸気開口部が形成された中空状のフード本体と、このフード本体の吸気開口部側において、一部を閉鎖し、吸気口の側に切削かすを溜めるかす溜部を形成する仕切板とを備えたものである。
本発明の口腔外サクションは、バキューム源に連通された吸気口を有するものであって、本発明の口腔外サクション用開口フードを備えたものである。
本発明によれば、フード本体の吸気開口部側に仕切板を設けて一部を閉鎖し、吸気口の側に切削かすを溜めるかす溜部を形成するようにしたので、吸引時に吸気口に引っかかった切削かすが、吸引を停止した時に、吸気口からフード本体内に落ちて、かす溜部に溜まるようにすることができる。よって、切削かすがフード本体から下に落ちて散らばってしまうことを防止することができる。
特に、仕切板は、吸気開口部側の少なくとも下側の一部を閉鎖するように設け、仕切板の高さを吸気開口部の縁から吸気開口部の中心までの長さの60%以下とするようにすれば、吸引の低下を抑制しつつ、切削かすをかす溜部に溜めることができる。
本発明の一実施の形態に係る口腔外サクションの構成を表す図である。 図1に示した口腔外サクション用開口フードの構成を表す図である。 図1に示した口腔外サクション用開口フードの構成を表す断面図である。 口腔外サクション用開口フードの他の構成を表す図である。 口腔外サクション用開口フードの変形例を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る口腔外サクション10の構成を表わすものである。図2及び図3は、図1に示した口腔外サクションに用いられる口腔外サクション用開口フード20の構成を表すものである。口腔外サクション10は、歯科治療に用いられるものであり、一端部に吸気口11が設けられた吸気管12を備え、吸気管12の他端部は図示しないバキューム源に対して連通されている。吸気管12は、例えば、図示しないアーム機構により、吸気口11の位置を移動させることができるようになっている。吸気口11には、例えば、網目状のフィルタ13が配設されている。
吸気口11には、また、口腔外サクション用フード20が取り付けられている。口腔外サクション用開口フード20は、一端部に吸気口11に取り付けるための取付開口部21Aが形成され、他端部に吸気するための吸気開口部21Bが形成された中空状のフード本体21を備えている。フード本体21は、例えば、プラスチックにより構成されている。フード本体21の吸気開口部21Bは、例えば、取付開口部21Aよりも大きく、フード本体21は、吸気開口部21Bに向かい拡大するように形成されていることが好ましい。吸気開口部21Bの縁の形状は、例えば、円形とされている。
フード本体21の吸気開口部21Bの側には、吸気開口部21Bの側の一部を閉鎖する仕切板22が設けられている。仕切板22は、吸気口11の側に切削かすを溜めるかす溜部23を形成するものであり、例えば、プラスチックにより構成されている。仕切板22は、例えば、吸気開口部21Bの側の少なくとも下側の一部を閉鎖するように設けられることが好ましい。
仕切板22の高さは、例えば、吸気開口部21Bの縁から吸気開口部21Bの中心までの長さの60%以下であることが好ましく、吸気開口部21Bの縁から吸気開口部21Bの中心までの長さの20%以上、50%以下であればより好ましい。吸引の低下を抑制しつつ、切削かすをかす溜部23に溜めることができるからである。
より具体的には、仕切板22は、例えば、図2及び図3に示したように、吸気開口部21Bの最も下側の縁から上に向かい所定の高さまで設けるようにすることが好ましく、吸気開口部21Bの最も下側の縁における高さT1が上述した範囲内、すなわち、吸気開口部21Bの縁から吸気開口部21Bの中心までの長さT2の60%以下、更には、20%以上50%以下の範囲内であることが好ましい。また、仕切板22は、例えば、図4に示したように、吸気開口部21Bの下側の縁に沿って上述した所定の高さの範囲内でもうけるようにしてもよい。なお、図4は、口腔外サクション用開口フード20を吸気開口部21Bの側から見た図である。
この口腔外サクション10では、吸引時には、口腔外サクション用開口フード20を介して、切削粉塵や注水噴霧等を吸引する。その際、吸引口11に設けられたフィルタ13の目よりも大きさが大きい切削かすは、フィルタ13に引っかかり、吸気管12には吸引されない。次いで、吸引を停止すると、フィルタ13に引っかかった切削かすが吸気口11からフード本体21内に落ち、仕切板22で停止して、かす溜部23に溜まる。
このように本実施の形態によれば、フード本体21の吸気開口部側に仕切板22を設けて一部を閉鎖し、吸気口11の側に切削かすを溜めるかす溜部23を形成するようにしたので、吸引時に吸気口11に引っかかった切削かすが、吸引を停止した時に、吸気口11からフード本体21内に落ちて、かす溜部23に溜まるようにすることができる。よって、切削かすがフード本体21から下に落ちて散らばってしまうことを防止することができる。
特に、仕切板22は、吸気開口部側の少なくとも下側の一部を閉鎖するように設け、仕切板22の高さを吸気開口部の縁から吸気開口の中心までの長さの60%以下とするようにすれば、吸引の低下を抑制しつつ、切削かすをかす溜部23に溜めることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、口腔外サクション10及び口腔外サクション用フード20の構造について具体的に説明したが、他の構造を有するように構成してもよく、また、さらに他の構成要素を備えていてもよい。
更に、上記実施の形態では、吸気開口部21Bの縁の形状が円形の場合について説明したが、楕円形や多角形などの他の形状であってもよい。加えて、上記実施の形態では、口腔外サクション用開口フード20がフード本体21と仕切板22とを備える場合について説明したが、例えば、図5に示したように、吸気開口部21Bの側の上側に、患者の顔面を覆うことができるようにフード本体21から伸長して設けられたガード部24を備えていてもよい。
口腔外サクションに用いることができる。
10…口腔外サクション、11…吸気口、12…吸気管、13…フィルタ、20…口腔外サクション用フード、21…フード本体、21A…取付開口部、21B…吸気開口部、22…仕切板、23…かす溜部、24…ガード部

Claims (3)

  1. バキューム源に連通された吸気口を有する口腔外サクションに用いる口腔外サクション用開口フードであって、
    一端部に前記吸気口に取り付けるための取付開口部が形成され、他端部に吸気するための吸気開口部が形成された中空状のフード本体と、
    このフード本体の吸気開口部側において、一部を閉鎖し、前記吸気口の側に切削かすを溜めるかす溜部を形成する仕切板と
    を備えたことを特徴とする口腔外サクション用開口フード。
  2. 前記仕切板は、前記吸気開口部側の少なくとも下側の一部を閉鎖するように設けられ、前記仕切板の高さは、前記吸気開口部の縁から前記吸気開口部の中心までの長さの60%以下であることを特徴とする請求項1記載の口腔外サクション用開口フード。
  3. バキューム源に連通された吸気口を有する口腔外サクションであって、
    請求項1又は請求項2に記載の口腔外サクション用開口フードを備えたことを特徴とする口腔外サクション。
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