JP2015213679A - 体液吸引器 - Google Patents

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Abstract

【課題】体液を容器内部に吸引して溜めることができ、かつ容器内部に溜まった体液や罹患者のインフルエンザウィルスなどが空気吸入管を通って口に侵入するおそれのない体液吸引器を提供する。【解決手段】鼻腔に鼻汁吸引管17の先端部を差し込み、空気吸入管16の先端部を口に銜えて吸うと、第1室10Aの空気が吸引され、ダイヤフラム13が変形して第1室の容積が減少する。それに伴って第2室10Bの容積が拡大するとともに、排気用逆止弁14aで第2室への空気の流入が阻止されているので、第2室に負圧が発生する。この負圧が鼻腔に作用し、負圧で吸引用逆止弁14bが開き、空気とともに鼻汁が鼻腔に差し込まれた鼻汁吸引管を通して第2室に吸引される。第1室と第2室がダイヤフラムで隔絶されているので、空気吸入管16を強く吸っても第2室から鼻汁やウィルスが空気吸入管を通って口に吸い込まれることはなく、ウィルスの二次感染も防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、鼻腔に詰まった鼻汁や、喉に詰まった痰などの体液を吸引して除去する体液吸引器に関する。
体液吸引器の一形式として、特開2014−18499号公報には、容器に空気吸入管と鼻汁吸引管を接続した鼻汁吸引器が開示されている。乳幼児がインフルエンザに罹って鼻づまりになったとき、母親が乳幼児の鼻腔に鼻汁吸引管を挿入し、母親が空気吸入管を口に銜えて吸うと、容器の内部の空気が吸引されて、容器本体内部が負圧になり、この負圧によって鼻腔から鼻汁が、鼻汁吸引管を通して容器内に吸引され、蓄えられる。
上述した鼻汁吸引器は、口に銜えた空気吸入管を強く吸ったとき、容器に溜まっている鼻汁が空気吸入管を通って母親の口に侵入するおそれがある。また、鼻汁だけでなく罹患した幼児からインフルエンザウィルスも吸引されるので、母親がインフルエンザに感染するおそれがある。
一方、特開2005−287520号公報には、容器に空気吸入管と、体液吸引管を接続し、容器内部には、空気吸入管を通って体液が口に侵入するのを防止するため、フィルターを設けた体液吸引器が開示されている。
特開2014−18499号公報 特開2005−287520号公報
上述した体液吸引器では、口に銜えた空気吸入管を強く吸っても、鼻汁や、痰などの体液がフィルターに捕捉されるので、体液が空気吸入管を通って口へ侵入するおそれはない。
しかしながら、インフルエンザウィルスの侵入を防ぐことができるように、目の極めて細かいフィルターを用いた場合、フィルターが体液で目詰まりし易く、フィルターの目詰まりが生ずると、空気吸入管を軽く吸っただけでは体液を吸引できず、空気吸入管を強く吸引しなければならない。そのため、使い勝手が悪い。
本発明はかかる問題点に鑑み、空気吸入管を強く吸わなくても体液を容器内部に吸引して溜めることができ、かつ空気吸引管を強く吸っても容器内部に溜まった体液や罹患者のインフルエンザウィルスなどが空気吸入管を通って口に侵入するおそれのない体液吸引器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、容器と、容器に接続した空気吸入管及び体液吸引管を備え、空気吸入管を口に銜え、容器の内部の空気を吸引して容器本体内部を負圧にし、この負圧により体液吸引管を通して体液を容器内に吸引して蓄える体液吸引器であって、
容器の内部にダイヤフラムを設けることにより、ダイヤフラムを介して隣接する第1室と第2室を区画形成し、
第1室に空気吸入管を接続し、
第2室に排気口と、体液吸引口を形成し、
体液吸引口に体液吸引管を接続し、
排気口に第2室から容器本体の外部への空気の流れを許容し、その逆方向の空気の流れを阻止する排気用逆止弁を設け、
体液吸引口に体液吸引管から第2室への空気の流れを許容し、その逆方向の空気の流れを阻止する吸引用逆止弁を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の体液吸引器において、容器が、上端面を開口し、上端面開口の周囲にフランジ部を形成した有底筒型の容器本体と、容器本体の上端面開口に着脱可能に装着され、上端面開口を覆蓋する蓋から成り、
ダイヤフラムが、上端面を開口し、上端面開口の周囲にフランジ部を形成した有底筒型を有し、
ダイヤフラムを容器本体に挿入して、ダイヤフラムのフランジ部を容器本体のフランジ部に載置し、蓋を容器本体の上端面開口に被せるとともに、蓋でダイヤフラムのフランジ部を容器本体のフランジ部に圧接し、
蓋とダイヤフラムで第1室を区画形成し、
ダイヤフラムと容器本体で第2室を区画形成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、空気吸入管の先端部を口に銜えて吸うと、ダイヤフラムが変形して第1室の容積が減少し、それに伴って第1室に隣接する第2室の容積が拡大する。第2室は排気用逆止弁で外部と遮断されているので、第2室に負圧が発生する。この負圧によって鼻汁や痰などの体液が鼻腔や喉に差し込まれた体液吸引管を通して第2室に吸引される。その際、第1室と第2室はダイヤフラムで隔絶されているので、空気吸入管を強く吸っても第2室から体液やウィルスが空気吸入管を通って口に吸い込まれることはない。
次に、口から空気吸入管を通して第1室に空気を吹き込むと、変形していたダイヤフラムが復元し、第1室の容積が拡大するとともに、排気用逆止弁が開いて第2室が外部に連通し、第2室の容積が減少し、元の容積に戻る。その際、体液吸引口は吸引用逆止弁で閉じているので、第2室に吸引されている体液が体液吸引管へ逆流することはない。
請求項2に記載の発明によれば、蓋を容器本体から取り外すことにより、体液吸引器を蓋と容器本体及びダイヤフラムに分解できるので、各部を別々に洗浄して汚れを除去できる。
本発明の第1実施例に係る鼻汁吸引器を示す断面図である。 同鼻汁吸引器の容器本体を示す斜視図である。 同鼻汁吸引器の吸排気弁を示す斜視図である。 同鼻汁吸引器のキャップの内側を示す斜視図である。 同鼻汁吸引器のキャップの外側を示す斜視図である。 本発明の第2実施例に係る鼻汁吸引器を示す断面図である。 同鼻汁吸引器の容器本体を示す斜視図である。 同鼻汁吸引器のダイヤフラムを示す斜視図である。
以下に本発明を説明する。図1には本発明の第1実施例に係る鼻汁吸引器10が示されている。当該鼻汁吸引器10は、容器本体11、蓋12、ダイヤフラム13、吸排気弁14、キャップ15、空気吸入管16及び鼻汁吸引管17を備えている。
図1,2に示すように、容器本体11は上端面が開口し、上端面開口の周囲にフランジ部11aを形成した有底筒型を有し、容器本体の上端面開口が蓋12で覆蓋されている。容器本体11と蓋12はいずれも硬質プラスチックの成型品が用いられている。蓋12の中央部には蓋12の内外を連通する吸入口12aが形成され、吸入口12aにシリコン製パイプの空気吸入管16が接続されている。容器本体11のフランジ部11aの外周部には等間隔で4本の凸条11bが形成されている。各凸条11bは容器本体11の上端面開口から容器本体の底部側へ下降するように傾斜しながらフランジ部11aの円周方向に添って延びている。また、容器本体11のフランジ部11aの内側底面にリング溝11cが形成されている。一方、蓋12の内部には凸条11bと同じ傾斜を有する凸部12bが形成されている。蓋12は容器本体11の上端面開口に被せて時計方向に回すことにより凸条11bと凸部12bが係合して容器本体11の上端面開口に着脱可能に固着されている。容器本体11の側面には弁座11dが形成され、弁座11dの内部に容器本体11の内外を連通する排気口11eと鼻汁吸引口11fが形成され、弁座11dの内周面に直線部11gが形成されている。
ダイヤフラム13はシリコンゴムなどの軟質プラスチック成型品が用いられ、上端面が開口した有底筒型の形状を備えている。ダイヤフラム13の上端面開口の周囲にはフランジ部13aが形成され、このフランジ部13aの底部にリング凸条13bが形成されている。ダイヤフラム13は、リング凸条13bが容器本体のフランジ部11aのリング溝11cに嵌合するように容器本体11に上端面開口から挿入されている。ダイヤフラム13のフランジ部13aは容器本体11の上端面開口に被せて固着した蓋12により容器本体11のフランジ部11aに圧着されている。容器本体11の内部空間には、蓋12とダイヤフラム13で第1室10Aが区画形成され、ダイヤフラム13を介して隣接する第2室10Bがダイヤフラム13と容器本体11で区画形成されている。そして、空気吸入管16が第1室10Aに連通し、後述するように鼻汁吸引管17が第2室10Bに連通している。
図3に示すように、吸排気弁14はシリコンゴムなどの軟質プラスチックの成型品が用いられている。吸排気弁14は排気用逆止弁14aと吸引用逆止弁14bが一体に形成され、外周部に切欠部14cが形成されている。吸排気弁14は直線部11gに切欠部14cが当接するように弁座11dに装着されている。吸排気弁14は弁座11dの外周部にネジ着けたキャップ15によって弁座11dに圧接している。
図4,5に示すように、キャップ15には排気口11eに連通する排気孔15aと、鼻汁吸引口11fに連通する鼻汁通路15bを内部に有するノズル15cが形成され、ノズル15cに鼻汁吸引管17が接続されている。排気用逆止弁14aは排気口11eと排気孔15aの間を導通又は遮断することにより、容器本体11の内部から排気口11eを通って外部へ空気が流出するのを許容し、容器本体11の外部から排気口11eを通って内部に空気が流入するのを阻止する機能を備えている。また、吸引用逆止弁14bは鼻汁吸引口11fと鼻汁吸引通路15bの間を導通又は遮断することにより、容器本体11の外部から鼻汁吸引口11fを通って容器本体11の内部に空気が流入するのを許容し、容器本体11の内部から鼻汁吸引口11fを通って外部へ空気が流出するのを阻止する機能を備えている。
第1実施例に係る鼻汁吸引器10の構造は以上の通りであって、以下にその使用方法を説明する。
風邪を引いて鼻詰まりになった幼児などの鼻腔に鼻汁吸引管17の先端部を差し込み、大人が空気吸入管16の先端部を口に銜えて吸うと、第1室10Aの空気が吸引され、ダイヤフラム13が変形して第1室10Aの容積が減少する。それに伴って第2室10Bの容積が拡大するとともに、排気用逆止弁14aで第2室10Bへの空気の流入が阻止されているので、第2室10Bに負圧が発生する。この負圧が鼻腔に作用し、負圧で吸引用逆止弁14bが開き、空気とともに鼻汁が鼻腔に差し込まれた鼻汁吸引管17を通して第2室10Bに吸引される。
次に、口から空気吸入16管を通して第1室10Aに空気を吹き込むと、変形していたダイヤフラム13が復元する。それに伴い、第1室10Aの容積が拡大するとともに排気用逆止弁14aが開き、第2室10Bが外部に連通するので、第2室10Bが元の容積まで減少する。その際、鼻汁吸引口11fは吸引用逆止弁14bで閉じているので、第2室10Bに吸引された鼻汁が鼻汁吸引管17へ逆流することはない。
本実施例に係る鼻汁吸引器10によれば、第1室10Aと第2室10Bがダイヤフラム13で隔絶されているので、空気吸入管16を強く吸っても第2室10Bから鼻汁やウィルスが空気吸入管16を通って口に吸い込まれることはなく、また幼児からの二次感染も防止できる。
また、蓋12とキャップ15を容器本体から取り外し、鼻汁吸引器10を蓋12、容器本体11、ダイヤフラム13、キャップ15、吸排気弁14に分解できるので、各部を別々に洗浄して汚れを除去できる。
本発明の第2実施例に係る鼻汁吸引器20を図6に示す。当該鼻汁吸引器20は、容器本体21、蓋22、ダイヤフラム23、排気用逆止弁23c、キャップ24、吸引用逆止弁24a、空気吸入管16及び鼻汁吸引管17を備えている。
容器本体21は図6,7に示すように、上端面が開口し、上端面開口の周囲にフランジ部21aを形成した有底筒型を有し、容器本体21の上端面開口が蓋22で覆蓋されている。容器本体21と蓋22はいずれも硬質プラスチックの成型品が用いられている。蓋22の中央部には蓋22の内外を連通する吸入口22aが形成され、吸入口22aに空気吸入管16が接続されている。容器本体21のフランジ部21aの外周部には等間隔で4本の傾斜を有する凸条21bが形成されている。容器本体21のフランジ部21aの内側底面にリング溝21cが形成されている。一方、蓋の内部には凸条21bと同じ傾斜を有する凸部22bが形成されている。蓋22は容器本体11の上端面開口に被せて時計方向に回すことにより凸条21bと凸部22bが係合して容器本体21の上端面開口に着脱可能に固着されている。
容器本体21のフランジ部21aには、3箇所を切り欠いて排気口21dが形成されている。容器本体の内部空間は排気口21dと、容器本体に被せた蓋との間に形成される隙間を通して容器本体の外部に連通している。また、容器本体21の側面には容器本体21の内外を連通する鼻汁吸引口21eが形成されている。
一方、図1,8に示すように、軟質プラスチック製のダイヤフラム23の上端面開口の周囲に形成したフランジ部23aの底部にはリング凸条23bが形成されている。また、フランジ部23aの3箇所に排気用逆止弁23cが一体成形されている。ダイヤフラム23は、ダイヤフラム23のフランジ部23aのリング凸条23bが容器本体21のフランジ部21aのリング溝21cに嵌合するように、またダイヤフラム23のフランジ部23aに形成した排気用逆止弁23cが容器本体21に形成した排気口21dを上から閉じるように、容器本体21に挿入されている。
排気用逆止弁23cは排気口21dを開放又は閉鎖することにより、容器本体21の内部から排気口21dを通って外部へ空気が流出するのを許容し、容器本体21の外部から排気口21dを通って内部に空気が流入するのを阻止する機能を備えている。
そして、容器本体21の上端面開口に被せて固着した蓋22により容器本体21のフランジ部21aにダイヤフラム23のフランジ部23aが圧着されている。容器本体21の内部空間には、蓋22とダイヤフラム23で第1室20Aが区画形成され、ダイヤフラム23を介して隣接する第2室20Bがダイヤフラム23と容器本体21で区画形成されている。そして、空気吸入管16が吸入口22aを介して第1室10Aに連通している。
容器本体21の鼻汁吸引口21eには軟質プラスチック製のキャップ24が被せられている。このキャップ24の内部には断面形状が三角形で、その頂点にスリット24bを形成した吸引用逆止弁24aが一体成形されている。キャップ24に鼻汁吸引管17が接続され、鼻汁吸引管17が吸引用逆止弁24aを介して第2室20Bに連通している。吸引用逆止弁24aはスリット24bの開閉により、鼻汁吸引口21eを導通、遮断し、容器本体21の外部から鼻汁吸引口21eを通って容器本体21の内部に空気が流入するのを許容し、容器本体21の内部から鼻汁吸引口21eを通って外部へ空気が流出するのを阻止する機能を備えている。
第2実施例に係る鼻汁吸引器20の構造は以上の通りであって、空気吸入管16の先端部を口に銜えて吸うと、第1室10Aの空気が吸引され、ダイヤフラム23が変形して第1室20Aの容積が減少する。それに伴って第2室20Bの容積が拡大するので第2室20Bに負圧が発生する。この負圧が鼻腔に作用し、負圧で吸引用逆止弁24aが開き、空気とともに鼻汁が鼻腔に差し込まれた鼻汁吸引管17を通して第2室20Bに吸引される。
口から空気吸入管16を通して空気を吹き込むと、変形していたダイヤフラム23が復元する。それに伴い、第1室20Aの容積が拡大するとともに排気用逆止弁23cが開き、第2室20Bの容積が元に戻る。その際、鼻汁吸引口21eは吸引用逆止弁24aで閉じているので、第2室20Bに吸引されている鼻汁が鼻汁吸引管17へ逆流することはない。
なお、本発明の実施例として鼻汁吸引器10,20につて説明したが、本発明は喉から痰を吸引する用途にも適用できる。
10…鼻汁吸引器
10A…第1室
10B…第2室
11…容器本体
11a…フランジ部
11e…排気口
11f…鼻汁吸引口
12…蓋
13…ダイヤフラム
13a…フランジ部
14a…排気用逆止弁
14b…吸引用逆止弁
16…空気吸入管
17…鼻汁吸引管(体液吸引管)
20…鼻汁吸引器
21…容器本体
21a…フランジ部
21d…排気口
21e…鼻汁吸引口
22…蓋
23c…排気用逆止弁
24a…吸引用逆止弁

Claims (2)

  1. 容器と、容器に接続した空気吸入管及び体液吸引管を備え、空気吸入管を口に銜え、容器の内部の空気を吸引して容器本体内部を負圧にし、この負圧により体液吸引管を通して体液を容器内に吸引して蓄える体液吸引器であって、
    容器の内部にダイヤフラムを設けることにより、ダイヤフラムを介して隣接する第1室と第2室を区画形成し、
    第1室に空気吸入管を接続し、
    第2室に排気口と、体液吸引口を形成し、
    体液吸引口に体液吸引管を接続し、
    排気口に第2室から容器本体の外部への空気の流れを許容し、その逆方向の空気の流れを阻止する排気用逆止弁を設け、
    体液吸引口に体液吸引管から第2室への空気の流れを許容し、その逆方向の空気の流れを阻止する吸引用逆止弁を設けたことを特徴とする体液吸引器。
  2. 容器が、上端面を開口し、上端面開口の周囲にフランジ部を形成した有底筒型の容器本体と、容器本体の上端面開口に着脱可能に装着され、上端面開口を覆蓋する蓋から成り、
    ダイヤフラムが、上端面を開口し、上端面開口の周囲にフランジ部を形成した有底筒型を有し、
    ダイヤフラムを容器本体に挿入して、ダイヤフラムのフランジ部を容器本体のフランジ部に載置し、蓋を容器本体の上端面開口に被せるとともに、蓋でダイヤフラムのフランジ部を容器本体のフランジ部に圧接し、
    蓋とダイヤフラムで第1室を区画形成し、
    ダイヤフラムと容器本体で第2室を区画形成したことを特徴とする請求項1に記載の体液吸引器。
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