JP6139933B2 - 取り付け部材、吸引用器具、管状部材、および、診療用装置 - Google Patents

取り付け部材、吸引用器具、管状部材、および、診療用装置 Download PDF

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Description

本発明は、取り付け部材、吸引用器具、管状部材、および、診療用装置に関する。
特許文献1には、吸引器本体と、吸引器本体に設けられた排出路と、排出路の先端部に着脱自在に設けられる排出用の機器用ノズルとからなる歯科用吸引機器が開示されている。
特開平9−201375号公報
ここで、例えば、診療によって生じた廃液の吸引作業を行っている際に、吸引する意図のない固形物が吸引されてしまうことがある。
本発明の目的は、吸引する意図のない固形物の吸引を起こりにくくすることにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される取り付け部材は、診療によって生じた廃液を端部に形成された開口から吸い込む管状部材の当該端部に取り付けられる取り付け部材であって、筒状に形成され、内周面を備え、前記管状部材の前記端部に取り付けられ、当該内周面の内側を前記廃液が通る取り付け部材本体と、前記取り付け部材本体の前記内周面の内側に配置され、吸引方向下流側に向かっての固形物の移動を規制する規制部と、を備える取り付け部材である。
ここで、前記管状部材の前記端部に対する前記取り付け部材本体の取り付けは、筒状に形成された当該取り付け部材本体の一方の端部に形成された第1の開口から当該管状部材が挿入されることで行われ、前記規制部は、前記取り付け部材本体の前記一方の端部に形成された前記第1の開口側、および、当該取り付け部材本体の他方の端部に形成された第2の開口側のうちの、当該第2の開口側に設けられていることを特徴とすることができる。この場合、規制部によって移動が規制された固形物の除去を行いやすくなる。
また、筒状に形成された前記取り付け部材本体は、前記廃液が入り込む開口を軸方向における端部に有するとともに、当該開口を取り囲む開口縁を備え、前記開口縁の一部分の位置と、前記取り付け部材本体の径方向における中央部を挟み当該一部分とは反対側に位置する他の部分の位置とが、当該取り付け部材本体の軸方向において、互いに異なるように当該開口縁は形成され、前記規制部の少なくとも一部は、前記一部分が設けられている側から前記他の部分が設けられている側に向かう方向に沿うように形成されていることを特徴とすることができる。この場合、取り付け部材の径方向における潰れを生じにくくすることが可能になる。
また、本発明を吸引用器具と捉えた場合、本発明が適用される吸引用器具は、管状に形成され、診療によって生じた廃液を端部に形成された開口から吸い込む管状部材と、筒状に形成され、内周面を備え、前記管状部材の前記端部に取り付けられ、当該内周面の内側を前記廃液が通る取り付け部材と、前記取り付け部材の前記内周面の内側に配置され、吸引方向下流側に向かっての固形物の移動を規制する規制部と、を備える吸引用器具である。
ここで、前記管状部材に対する前記取り付け部材の取り付けは、筒状に形成された当該取り付け部材の一方の端部に形成された開口から当該管状部材が挿入されることで行われ、前記管状部材の前記挿入を予め定められた箇所まで行うと前記規制部に当該管状部材の端部が突き当たるように構成されていることを特徴とすることができる。この場合、管状部材が取り付け部材に対して必要以上に挿入されたり、取り付け部材への管状部材の挿入が不十分になったりすることを抑制できるようになる。
また、本発明を管状部材と捉えた場合、本発明が適用される管状部材は、管状に形成され、内周面を備え、診療によって生じた廃液が溜まる廃液溜まり部に溜まっている廃液を一端部に形成された開口から吸い込む管状部材本体と、前記管状部材本体の前記内周面の内側に配置され、当該内周面に一端部が接続されるとともに当該内周面との接続部から当該管状部材本体の径方向における中央部側に向かって延びるように設けられ且つ当該中央部を挟み当該接続部とは反対側にて当該内周面に他端部が接続され、固形物の吸引方向下流側に向かっての移動を規制する規制部と、を備える管状部材である。
また、本発明を診療用装置と捉えた場合、本発明が適用される診療用装置は、診療に用いられる診療用器具と、前記診療によって生じた廃液の吸引に用いられる吸引用器具と、前記吸引用器具によって吸引された廃液が収容される収容部と、を備え、前記吸引用器具が、上記の何れかに記載の吸引用器具を含んで構成され、または、上記に記載の管状部材を含んで構成されていることを特徴とする診療用装置である。
本発明によれば、吸引する意図のない固形物の吸引を起こりにくくすることができる。
本実施形態にかかる歯科用診療装置の全体構成を示した斜視図である。 サクションシリンジの斜視図である。 覆い部材の斜視図である。 規制部の構造を説明するための図である。 管状部材に対し覆い部材を取り付ける際の状態を示した図である。 覆い部材の他の構成例を示した図である。 覆い部材の他の構成例を示した図である。 図4(B)のVIII―VIII線における断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる歯科用診療装置の全体構成を示した斜視図である。
同図に示すように、本実施形態の歯科用診療装置1では、床面の上に、診療台2が設けられている。診療台2は、基台2aと、基台2aにより支持され昇降可能に設けられた座板2bと、一端が座板2bに取り付けられこの一端を中心に回転可能に設けられた背板2cと、背板2cに取り付けられ患者の頭を支えるヘッドレスト2dとから構成されている。
さらに、本実施形態の歯科用診療装置1では、診療台2の脇に、医師用のトレーテーブル3が設けられるとともに、医師用のインスツルメントホルダ10が設けられている。さらに、本実施形態では、診療台2を挟みトレーテーブル3の反対側に、アシスタント用のインスツルメントホルダ4が設けられている。また、本実施形態では、光源を備えたデンタルライト6a、デンタルライト6aを支持するアーム6b、アーム6bを支持する支柱6cが設けられている。
なお、ドクター用のインスツルメントホルダ10及びアシスタント用のインスツルメントホルダ4には、歯科用の診療用器具(インスツルメント)11が抜差し自在に保持される(図1では、アシスタント用の診療用器具11のみを図示)。ここで、ドクター用の診療用器具11としては、例えば、エアタービンハンドピース、マイクロモータハンドピース、スケーラ、スリーウェーシリンジ、口腔内カメラを挙げることができる。
また、アシスタント用の診療用器具11としては、例えば、患者の口腔内の唾液、血液、切削屑など(以下、「廃液」と称することがある)を吸引する吸引用器具を挙げることができる。なお、図1では、吸引用器具として機能する、サクションシリンジ(バキュームシリンジ)100、サライバエジェクタ200が、インスツルメントホルダ4により保持されている。なお、この吸引用器具は、コンプレッサーやポンプなどの不図示の吸気源に接続されており、この吸気源にて吸気が行われることで、上記廃液の吸引を行う。
また、本実施形態では、診療台2の脇に、患者がうがいを行う際に用いるコップに対して水を供給する供給装置(スピットン装置)5が設けられている。この供給装置5には、ベースユニット51、ベースユニット51の上に設置され患者の口腔内から排出された廃液を受ける廃液受け部(ベースン)52、廃液受け部52の脇に設けられたコップに対し水を供給するコップ用給水部53、清掃用の水を廃液受け部52に供給する清掃用給水部54が設けられている。
さらに、図示は省略するが、本実施形態の供給装置5では、ベースユニット51の内部に、廃液を収容する収容容器(サクションタンク)が設けられている。この収容容器には、上記吸引用器具(サクションシリンジ100、サライバエジェクタ200)によって吸引された廃液(患者の口腔内から吸引された廃液)が収容される。
図2は、サクションシリンジ100の斜視図である。
本実施形態のサクションシリンジ100には、同図に示すように、円筒状の部材により構成されアシスタントによって把持される把持部110が設けられている。また、把持部110の一方の端部に形成された開口に一端部126が挿入され、患者の口腔内に溜まった廃液(廃液溜まり部に溜まった廃液)を、他端部127に形成された開口128から吸い込む管状部材120が設けられている。
また、サクションシリンジ100には、管状部材120の他端部127(先端部)に取り付けられた取り付け部材の一例としての覆い部材(サクションチップ)130が設けられている。ここで、この覆い部材130は、管状部材120の他端部127に取り付けられ、この他端部127を覆う機能を有している。
なお、把持部110の図中下端部には、可撓性を有した管状部材500が取り付けられており、患者の口腔内から吸引された廃液は、この管状部材500を通って、ベースユニット51内の収容容器(不図示)まで移送される。
ここで、把持部110の外周面には、把持部110の軸方向に沿ってスライド移動可能なスライド部材111が設けられている。また、図示は省略するが、本実施形態では、把持部110の内部に、把持部110の軸方向に沿って形成され、吸引された廃液が通る廃液通過路が設けられている。また、この廃液通過路上には、把持部110の軸方向と直交する関係の回転軸を中心に回転可能に設けられ、この廃液通過路を絞りあるいは廃液通過路の断面積を拡げる弁体(不図示)が設けられている。そして、本実施形態では、スライド部材111のスライドと弁体の回転とが連動するようになっており、本実施形態では、スライド部材111を図中上方にスライド移動させると廃液通過路の断面積が拡がり、スライド部材111を図中下方にスライド移動させると廃液通過路が絞られるようになる。これにより、本実施形態では、スライド部材111を図中上方に移動させると吸引量が増加し、スライド部材111を図中下方に移動させると吸引量が減少する。
次に、管状部材120について説明する。
本実施形態の管状部材120は、ステンレスなどの金属材料により形成されるとともに円筒状に形成されている。また、本実施形態では、管状部材120に対して曲げ加工が施されており、管状部材120の長手方向における略中央部に曲げ加工部125が設けられた構成となっている。これにより、本実施形態の管状部材120は、略L字の形状を有するようになっている。
また、本実施形態では、管状部材120に対して曲げ加工が施されることによって、曲げ加工部125から把持部110側に向かって延びる第1部位121と、曲げ加工部125から覆い部材130側に向かって延びる第2部位122とが設けられた構成となっている。なお、本実施形態では、第1部位121と第2部位122とのなす角度が鈍角となるように、管状部材120に対し曲げ加工が施されている。
次に、覆い部材130について説明する。
本実施形態の覆い部材130は、円筒状の部材により構成され、管状部材120の先端部に対し被せられる形で、管状部材120に対して固定されている。付言すると、覆い部材130の内部に対して管状部材120の先端部が挿入されることで、管状部材120に対する覆い部材130の固定が行われている。
ここで、覆い部材130は、シリコンゴムやフッ素ゴムなどのゴム材や、樹脂材料により構成され、管状部材120よりも軟質の材料により構成されている。ここで、覆い部材130を取り付けない場合は、患者の口腔内に、金属製の管状部材120が直接入りこむ形となる。かかる場合、金属製の管状部材120の先端部が、患者の口腔内に直接接触する。覆い部材130を取り付ける場合、金属製の管状部材120が患者の口腔内に直接接触することが避けられ、軟質の覆い部材130が、患者の口腔内に接触するようになる。なお、本実施形態では、金属製の管状部材120に対して覆い部材130を取り付けた場合を一例に説明したが、管状部材120を樹脂材料により構成し、樹脂材料により構成された管状部材120に対して、ゴム材などにより構成された覆い部材130(管状部材120よりも軟質の覆い部材130)を取り付ける構成としてもよい。この場合、患者の口腔内に対し、管状部材120よりも軟質の覆い部材130が接触するようになる。
図3は、覆い部材130の斜視図である。付言すると、図2の矢印III方向から覆い部材130を眺めた場合の斜視図である。
図3に示すように、本実施形態の覆い部材130には、円筒状に形成されるとともに基体としての役割を果たし、内部(内周面の内側)を廃液が通る筒状部131が設けられている。ここで、取り付け部材本体の一例としてのこの筒状部131では、一方の端部側に、廃液が入り込む入口側開口132が形成され、他方の端部側に、廃液の排出に用いられる排出用開口135が形成されている。
なお、本実施形態では、管状部材120に対して覆い部材130が取り付けられる際、第1の開口の一例としての排出用開口135側から、覆い部材130の内部に、管状部材120がまず挿入される。その後、管状部材120は、第2の開口の一例としての入口側開口132側に向かって移動していく。そして、管状部材120の覆い部材130への挿入がある程度行われると、覆い部材130内へ管状部材120が十分に挿入された状態となり、管状部材120に対する覆い部材130の取り付けが終了する。
ここで、筒状部131の両端面のうちの、入口側開口132が設けられている側の端面133は、筒状部131の軸方向と直交する面となっておらず、この軸方向に対して傾斜した状態で配置されている。これにより、本実施形態では、端面133が筒状部131の軸方向と直交する関係で配置されている場合に比べ、入口側開口132が大きくなっている。
さらに説明すると、本実施形態では、入口側開口132が設けられている側の端部が斜めにカットされた形状となっており、これにより、入口側開口132が略楕円状となっている。ここで、入口側開口132がこのように楕円状となっていると、図中矢印X方向からも、筒状部131の内部を視認できるようになり、ユーザが筒状部131の内部を確認する際の利便性が向上する。ここで、端面133が筒状部131の軸方向と直交する関係で配置され、入口側開口132が円形に形成されている場合は、図中矢印S方向からのみ、筒状部131の内部の確認ができるようになる。
また、本実施形態では、入口側開口132が設けられている側の端部が斜めにカットされていることによって、図3に示すように、覆い部材130の先端部の一部(図中下側の部分)が、先端部の他の部分(図中、上側の部分)よりも先方に伸びており、本実施形態では、覆い部材130の先端部且つ下部に、覆い部材130の先方に向かって突出した突出片136が設けられた構成となっている。
ここで、患者の口腔内の廃液の吸引が行われる際には、一般的に、覆い部材130の図中下端部側(突出片136が設けられている側)が下方に配置される。そしてこの場合、廃液内に突出片136が浸かる状態となる。その後、この廃液が、吸引によって覆い部材130の内部に進入する。
なお、口腔内の廃液の吸引が行われる際には、このように、覆い部材130の図中下端部側(突出片136が設けられている側)が下方に配置されたうえで吸引が行われるが、この際、覆い部材130の図中下端部側が、患者の口腔の内壁に、押し当てられるようになる。この場合、覆い部材130には、図中矢印Yに示すように、覆い部材130の下方から覆い部材130の下端部に向かって荷重が作用する。なお、覆い部材130の下端部に作用するこの荷重(矢印Yで示す荷重)を、以下、本明細書では、「押し当て荷重」と称する。
また、本実施形態の覆い部材130では、筒状部131の内部に(筒状部131の内周面の内側に)、吸引された固形物の吸引方向下流側への移動(図中右上方向に向かっての移動)を規制する規制部400が設けられている。付言すると、入口側開口132から入った固形物が排出用開口135に向かうことを規制する規制部400が設けられている。さらに説明すると、本実施形態では、予め定められたサイズを超える固形物の吸引方向下流側への移動を規制する規制部400が設けられている。ここで、診療中、補綴物や、治療に用いた脱脂綿などの固形物が吸引されることが起こりうる。本実施形態では、この場合、規制部400にこの固形物が引っかかるようになり、固物物が吸引されることが防止される。なお、廃液に含まれる液体成分や小さい固形物については、規制部400を通過し、収容容器へ収容される。
ここで、図4(規制部400の構造を説明するための図)も参照し、規制部400について詳細に説明する。なお、図4(A)は、図3におけるIVA−IVA線における断面図であり、図4(B)は、図4(A)における矢印IVB方向から覆い部材130を眺めた場合の図である。
本実施形態における規制部400は、図4(B)に示すように、筒状部131の軸方向と直交する面における断面形状が十字形となるように形成されている。
より具体的に説明すると、本実施形態の規制部400は、図4(B)に示すように、図中上下方向に沿って配置され且つ板状に形成された第1板状部材410と、図中左右方向に沿って配置され且つ板状に形成された第2板状部材420とから構成されている。
ここで、第1板状部材410では、図中下端部が筒状部131の内周面に接続され、図中上端部が筒状部131の内周面に接続されている。付言すると、第1板状部材410は、筒状部131の内周面に下端部が接続されるとともに、この内周面との接続部から筒状部131の径方向における中央部側に向かって延びるように設けられている。さらに、本実施形態では、筒状部131の径方向における中央部を挟み上記接続部(第1板状部材410の下端部と筒状部131の内周面との接続部)が設けられている側とは反対側にて、筒状部131の内周面に対し、第1板状部材410の他端部が接続されている。
また、第2板状部材420では、図中右端部が筒状部131の内周面に接続され、図中左端部が筒状部131の内周面に接続されている。付言すると、第2板状部材420は、筒状部131の内周面に右端部が接続されるとともに、この内周面との接続部から、筒状部131の径方向における中央部側に向かって延びるように設けられている。さらに、筒状部130の径方向における中央部を挟み上記接続部とは反対側にて、筒状部130の内周面に対し、第2板状部材420の左端部が接続されている。
ここで、本実施形態では、第1板状部材410の両端部(上端部、下端部)が筒状部131の内周面に接続されることによって、図4(B)に示すように、廃液の通過路が分断(区画)された状態となっている。また、本実施形態では、第2板状部材420の両端部(右端部、左端部)が筒状部131の内周面に接続されることによっても、廃液の通過路が分断(区画)された状態となっている。
また、本実施形態では、第1板状部材410および第2板状部材420は、筒状部131の径方向における中央部にて交わっている。これにより、本実施形態では、筒状部131の径方向における中央部を中心として、4つの板状部材が放射状に設けられた構成となっている。なお、本実施形態の覆い部材130は、射出成形により形成された成形品であり、規制部400(第1板状部材410、第2板状部材420)、および、筒状部131は、一体で形成されている。
図4(A)を参照してさらに説明すると、規制部400は、入口側開口132および排出用開口135のうちの、入口側開口132側に寄せられた状態で設けられている。
また、本実施形態では、図4(A)に示すように、筒状部131の長手方向における中央部あたりから入口側開口132に向かう領域において、筒状部131の内周面にテーパが付与されている。具体的には、入口側開口132に向かうに従い内周面の直径を小さくするテーパが付与されている。ここで、本実施形態では、規制部400は、このテーパが付与された箇所に設けられている。
さらに、説明すると、本実施形態では、図3に示すように、覆い部材130の外部から見える箇所に、規制部400が設けられた構成となっている。より具体的には、図3に示すように、規制部400が露出した状態となっている。さらに、説明すると、本実施形態では、入口側開口132を通じ、規制部400が見えるようになっている。ここで、規制部400が外部から見える箇所にあると、固形物が規制部400に引っ掛かっている場合に、この固形物を確認しやすくなる。また、この場合、規制部400に引っ掛かった固形物の除去を行いやすくなる。
また、本実施形態では、第1板状部材410および第2板状部材420が設けられていることによって、筒状部131が補強された形となっている。ここで、筒状部131に対しては側方から外力が作用することがあり、この場合、筒状部131の径方向に筒状部131が潰れてしまうおそれがある。本実施形態では、第1板状部材410および第2板状部材420によって筒状部131が内側から支持された形となり、筒状部131のこの潰れが生じにくくなっている。
なお、本実施形態では、上記押し当て荷重の作用方向(図3の矢印Yで示した荷重の作用方向)に沿うように、第1板状部材410を設けている。ここで、上記のとおり、患者の口腔内の廃液が吸引される際には、覆い部材130のうちの突出片136(図3参照)が設けられている側(図3において覆い部材130の下端部側)が、患者の口腔の内壁に押し当てられことが多い。かかる場合、覆い部材130が潰れ、単位時間当たりに吸引される廃液の量が低下しやすくなる。本実施形態のように、押し当て荷重の作用方向に、第1板状部材410を沿わせた場合、上記押し当て荷重に起因する覆い部材130の潰れが生じにくくなる。
さらに説明すると、本実施形態では、図3に示すように、入口側開口132が設けられている側に、この入口側開口132を取り囲む開口縁139が設けられているが、本実施形態では、この開口縁139のうちの図中下端部に位置する下端部部分(符号3Dで示す部分、開口縁139の一部分)の位置と、開口縁139のうちの図中上端部に位置する上端部部分(符号3Eで示す部分、筒状部131の径方向における中央部を挟み下端部部分とは反対側に位置する他の部分)の位置とが、筒状部131の軸方向において異なっている。
そして、本実施形態では、上記下端部部分が設けられている側から上記上端部部分が設けられている側に向かう方向(図中、上下方向)に沿うように、第1板状部材410を設けている。上記押し当て荷重が覆い部材130に作用するようになると、下端部部分が設けられている側から上端部部分が設けられている側に向かう荷重が覆い部材130に作用するようになる。この際、上記下端部部分が設けられている側から上端部部分が設けられている側に向かう方向に沿うように第1板状部材410が設けられていると、覆い部材130の潰れが生じにくくなる。
なお、筒状部131のうちの排出用開口135が設けられている側は、管状部材120によって内側から支持されるようになるため、排出用開口135側においては、覆い部材130の潰れは生じにくくなっている。その一方で、入口側開口132が設けられている側については、このような支持がなされておらず潰れが生じやすくなっている。本実施形態では、入口側開口132が設けられている側に、第1板状部材410および第2板状部材420が設けられており、これにより、入口側開口132が設けられている側における潰れが生じにくくなっている。
ここで、管状部材120に対する覆い部材130の取り付けは、図5(管状部材120に対し覆い部材130を取り付ける際の状態を示した図)の(A)に示すように、覆い部材130の排出用開口135側から、覆い部材130の内部に、管状部材120の先端部を挿入する。これにより、覆い部材130の内側に管状部材120の先端部が入り込み、管状部材120の先端部に対し覆い部材130が取り付けられるようになる。
なお、本実施形態では、管状部材120の先端部の外径よりも、覆い部材130の内周面の直径の方を小さくしており、管状部材120の先端部に対し覆い部材130が取り付けられると、覆い部材130の周方向に沿って覆い部材130が伸長する。また、伸長した状態の覆い部材130が、管状部材120の外周面に密着するようになる。
また、本実施形態では、覆い部材130の先端部側(入口側開口132が設けられている側)まで、管状部材120が達しうる構造となっている。このため、覆い部材130に対する管状部材120の挿入を予め定められた箇所まで行うと、規制部400に対し、管状部材120の端部が突き当たるようになる。これにより、管状部材120の先端部にて、覆い部材130の位置決めがなされるようになる。
ここで、規制部400が設けられておらず、管状部材120の先端部がいずれにも突き当たらない場合は、管状部材120の先端部が入口側開口132から突出し、管状部材120の先端部が露出するおそれがある。また、管状部材120の先端部がいずれにも突き当たらない場合、覆い部材130に対する管状部材120の挿入が不十分となることも起こりうる。かかる場合、管状部材120からの覆い部材130の脱落が生じやすくなる。
なお、図3、図4では、第1板状部材410および第2板状部材420の厚みを一定とした場合を一例に説明したが、図5(B)に示すように、第1板状部材410および第2板状部材420のうち、管状部材120の先端部が当たる部分の厚みを増すようにしてもよい。付言すると、第1板状部材410および第2板状部材420のうち、管状部材120の先端部が当たる部分の剛性を、管状部材120の先端部が当たらない他の部分の剛性よりも大きくすることができる。この場合、第1板状部材410、第2板状部材420の損傷などが生じにくくなり、覆い部材130の長寿命化が可能になる。
図6、図7は、覆い部材130の他の構成例を示した図である。
図6(A)に示す構成例では、筒状部131の内周面から筒状部131の径方向における中央部に向かって延びる板状部材430を3つ設けるとともに、この3つの板状部材430が、筒状部131の径方向における中央部にて接続した構成となっている。なお、この構成では、筒状部131の周方向において、120°おきに板状部材430が設けられている。ここで、本実施形態の構成では、図3にて示した構成よりも固形物が通過しやすくなるが、その一方で、単位時間当たりに吸引できる廃液の量が増加する。
図6(B)に示す構成例では、図4(B)にて説明した第2板状部材420を省略し、第1板状部材410のみを設けている。この構成例においても、固形物が通過しやすくなるが、その一方で、単位時間当たりに吸引できる廃液の量は増加する。なお、図6(B)に示すこの構成例では、上記と同様、押し当て方向に沿って第1板状部材410が設けられており、覆い部材130の潰れが生じにくくなっている。
図6(C)に示す構成例では、2つの板状部材430を設けるとともに、この2つの板状部材430が互いに平行となるように、板状部材430を設けている。なお、この構成例においても、押し当て方向に沿って、2つの板状部材430が設けられており、覆い部材130の潰れが生じにくくなっている。
図6(D)に示す構成例では、図6(C)にて示した2つの板状部材430に加え、図中左右方向に沿って延び且つ板状部材430と交差(直交)する2つの板状部材440がさらに設けられている。ここで、この構成例では、この2つの板状部材440も互いに平行となるように配置されている。また、本実施形態では、2つの板状部材430、および、この板状部材430に交差する2つの板状部材440が設けられることによって、4つの板状部材430,440が格子状に配置された構成となっている。この構成例では、単位時間当たりに吸引できる廃液の量は少なくなるが、吸引方向下流側への固形物の移動がより確実に規制されるようになる。
図6(E)に示す構成例では、図6(D)にて示した2つの板状部材440のうちの一方の板状部材440を省略するともに、筒状部131の径方向における中央部を通過するように板状部材440を設けている。この構成例では、図6(D)にて示した構成例よりも、板状部材430,440が占める面積が減り、単位時間当たりに吸引できる廃液の量が増加する。
なお、図6(E)にて示した構成例のように、押し当て方向に沿った板状部材の数と、押し当て方向と交差する方向に沿った板状部材の数とを異ならせる場合は、押し当て方向に沿った板状部材の数の方を、交差方向に沿った板状部材の数よりも多くすることが好ましい。押し当て方向に沿った荷重の方が、押し当て方向と交差する方向に沿った荷重よりも、より高い頻度で、覆い部材130に作用するため、押し当て方向に沿った板状部材の数の方を、交差方向に沿った板状部材の数よりも多くしておけば、覆い部材130の潰れがより効果的に抑制される。
図7を参照し、覆い部材130の他の構成例についてさらに説明する。
上記にて説明した構成例では、各板状部材は、その一端が筒状部131の内周面に接続され、他端も、筒状部131の内周面の他の部位に接続されていた。図7に示す構成例では、板状部材の一端が内周面に接続されるものの、他端は、接続されず自由端となっている。付言すると、図7に示す構成例では、筒状部131の内周面に、突起が複数設けられた構成となっている。
図7(A)に示す構成例では、筒状部131の内周面から筒状部131の径方向における中央部に向かって突出し且つ板状に形成された突起600が3つ設けられた構成となっている。なお、この構成例では、筒状部131の周方向において、120°おきに突起600が配置されている。ここで、この構成例では、固形物が規制部400を通過する際にこの固形物が突起600に引っ掛かる。これにより、固形物が吸引されることが抑制される。
図7(B)に示す構成例では、4つの突起600が設けられるとともに、筒状部131の周方向において、90°おきに突起600が配置されている。ここで、この構成例では、図7(A)で示す構成例に比べ、単位時間当たりに吸引できる廃液の量が減少するものの、図7(A)で示す構成例に比べ、固形物の規制部400の通過が起きにくくなる。
また、図7(C)に示す構成例では、3つの突起600が設けられるとともに、各々の突起600において、根元における厚みを先端部における厚みよりも大きくしている。本実施形態では、図5(A)にて説明したとおり、管状部材120の先端部が規制部400に突き当たる。これに伴い、突起600の破損などが生じやすくなるが、本実施形態のように、根元における厚み(管状部材120の先端部が当たる部分の厚み)を先端部における厚みよりも大きくしておくと、この破損が生じにくくなる。
なお、図4〜図6にて説明した板状部材のように、板状部材の一端を筒状部131の内周面に接続し、板状部材の他端を筒状部131の内周面の他の部位に接続する構成の方が、図7にて示した構成のように、一方の端部が自由端となっている構成に比べ、規制部400の機能がより長期に亘って保たれる可能性が高まる。図7にて示した構成例でも固形物の移動を十分に規制できるが、図7にて示した構成では、突起600の自由端側にて突起600の損耗等が生じやすくなる。
図8は、図4(B)のVIII―VIII線における断面図である。
本実施形態では、第2板状部材420(第1板状部材410も同様)の断面形状が、図8(A)に示すように矩形状となっている。ところで、第2板状部材420の断面形状は、図8(B)、(C)に示すように、矩形状以外の形状とすることもできる。
図8(B)に示す構成例では、4つの角部の各々に対し面取りを施した形状となっており、角部の各々に、曲率が付与された状態となっている。また、図8(C)に示す構成例では、第2板状部材420の断面形状が流線形となっている。付言すると、図中左方に向かうに従い、また、図中右方に向かう従い、第2板状部材420の厚みが次第に小さくなっている。図8(B)、(C)に示す構成例の場合、図8(A)に示す構成例に比べ、廃液が規制部400を通過する際に廃液に作用する抵抗が小さくなり、廃液が規制部400をより円滑に通過しやすくなる。
なお、上記では、歯科に用いられる診療用装置を一例に説明したが、上記にて説明した診療用装置は、耳鼻咽喉科、産婦人科、外科、獣医科など他の診療科で行われる診療にも用いることができる。
また、本実施形態では、上記のとおり、覆い部材130に対して規制部400を設けた場合を説明したが、管状部材120に対して規制部400を設けるようにしてもよい。例えば、サクションシリンジ100を樹脂性の管状部材120のみで構成し、覆い部材130を取り付けない態様も考えられるが、このような場合は、管状部材120に対して規制部400を設けることで、固形物の吸引が抑制されるようになる。なお、管状部材120に規制部400を設ける場合も、覆い部材130に規制部400を設ける場合と同様に、廃液の入口となる入口側開口側に規制部400を設けることが好ましい。
5…供給装置、100…サクションシリンジ、120…管状部材、130…覆い部材、131…筒状部、132…入口側開口、135…排出用開口、139…開口縁、400…規制部、410…第1板状部材

Claims (9)

  1. 診療によって生じた廃液を端部に形成された開口から吸い込む管状部材の当該端部に取り付けられる取り付け部材であって、
    筒状に形成され、内周面を備え、前記管状部材の前記端部に取り付けられ、当該内周面の内側を前記廃液が通る取り付け部材本体と、
    前記取り付け部材本体の前記内周面の内側に配置され、吸引方向下流側に向かっての固形物の移動を規制する規制部と、
    を備え
    前記規制部は、板状に形成されるとともに、前記取り付け部材本体の軸方向に沿って延びるように形成され、
    板状の前記規制部の厚みよりも、前記取り付け部材本体の軸方向における当該規制部の長さの方が大きい取り付け部材。
  2. 前記規制部のうちの、前記取り付け部材本体の前記内周面に接続された接続部分の厚みが、当該接続部分以外の厚みよりも大きい請求項1に記載の取り付け部材。
  3. 筒状に形成された前記取り付け部材本体は、前記廃液が入り込む開口を軸方向における端部に有するとともに、当該開口を取り囲む開口縁を備え、
    前記開口縁の一部分の位置と、前記取り付け部材本体の径方向における中央部を挟み当該一部分とは反対側に位置する他の部分の位置とが、当該取り付け部材本体の軸方向において、互いに異なるように当該開口縁は形成され、
    前記取り付け部材本体の前記内周面の内側に、前記規制部が複数設けられ、
    前記一部分が設けられている側から前記他の部分が設けられている側に向かう方向に沿う前記規制部の方が、当該向かう方向と交差する方向に沿う当該規制部よりも多く設けられている請求項1又は2に記載の取り付け部材。
  4. 前記管状部材の前記端部に対する前記取り付け部材本体の取り付けは、筒状に形成された当該取り付け部材本体の一方の端部に形成された第1の開口から当該管状部材が挿入されることで行われ、
    前記規制部は、前記取り付け部材本体の前記一方の端部に形成された前記第1の開口側、および、当該取り付け部材本体の他方の端部に形成された第2の開口側のうちの、当該第2の開口側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の取り付け部材。
  5. 筒状に形成された前記取り付け部材本体は、前記廃液が入り込む開口を軸方向における端部に有するとともに、当該開口を取り囲む開口縁を備え、
    前記開口縁の一部分の位置と、前記取り付け部材本体の径方向における中央部を挟み当該一部分とは反対側に位置する他の部分の位置とが、当該取り付け部材本体の軸方向において、互いに異なるように当該開口縁は形成され、
    前記規制部の少なくとも一部は、前記一部分が設けられている側から前記他の部分が設けられている側に向かう方向に沿うように形成されていることを特徴とする請求項1記載の取り付け部材。
  6. 管状に形成され、診療によって生じた廃液を端部に形成された開口から吸い込む管状部材と、
    筒状に形成され、内周面を備え、前記管状部材の前記端部に取り付けられ、当該内周面の内側を前記廃液が通る取り付け部材と、
    前記取り付け部材の前記内周面の内側に配置され、吸引方向下流側に向かっての固形物の移動を規制する規制部と、
    を備え
    前記規制部は、板状に形成されるとともに、前記取り付け部材の軸方向に沿って延びるように形成され、
    板状の前記規制部の厚みよりも、前記取り付け部材の軸方向における当該規制部の長さの方が大きい吸引用器具。
  7. 前記管状部材に対する前記取り付け部材の取り付けは、筒状に形成された当該取り付け部材の一方の端部に形成された開口から当該管状部材が挿入されることで行われ、
    前記管状部材の前記挿入を予め定められた箇所まで行うと前記規制部に当該管状部材の端部が突き当たるように構成されていることを特徴とする請求項記載の吸引用器具。
  8. 管状に形成され、内周面を備え、診療によって生じた廃液が溜まる廃液溜まり部に溜まっている廃液を一端部に形成された開口から吸い込む管状部材本体と、
    前記管状部材本体の前記内周面の内側に配置され、吸引方向下流側に向かっての固形物の移動を規制する規制部と、
    を備え
    前記規制部は、板状に形成されるとともに、前記管状部材本体の軸方向に沿って延びるように形成され、
    板状の前記規制部の厚みよりも、前記管状部材本体の軸方向における当該規制部の長さの方が大きい管状部材。
  9. 診療に用いられる診療用器具と、
    前記診療によって生じた廃液の吸引に用いられる吸引用器具と、
    前記吸引用器具によって吸引された廃液が収容される収容部と、
    を備え、
    前記吸引用器具が、請求項乃至の何れかに記載の吸引用器具を含んで構成され、または、請求項に記載の管状部材を含んで構成されていることを特徴とする診療用装置。
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