JP2017029306A - 自動洗米炊飯機 - Google Patents

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【課題】自動洗米炊飯機の使用者が離れた場所にいても、音声によりスマートフォン経由で自動洗米炊飯機の運転設定をできるようにする。
【解決手段】自動洗米炊飯機Aの運転現場で使用者操作用のスマートフォン85と、イヤホン87,マイク88を備えたヘッドセット89を備え、スマートフォン85には短距離無線通信機能を備え、スマートフォン85と自動洗米炊飯機Aの制御部とを音声による無線通信で相互に情報伝達を可能にし、使用者がマイク88,スマートフォン85経由で自動洗米炊飯機Aの制御部に運転情報を伝達し、制御部からの機械言語による炊飯運転情報をスマートフォン85,イヤホン87経由で使用者に伝達することを特徴とする自動洗米炊飯機とする。
【選択図】図14

Description

本発明は、自動洗米炊飯機の運転装置に関するものであり、米の洗浄から水加減までを行って炊飯準備をし、炊飯装置で炊飯する自動洗米炊飯機に関する。
貯米タンクと、洗米タンクと、炊飯装置を上から下に順次配置している洗米炊飯機と、スイッチ群を備えた操作パネルと、運転制御用の制御部とを備え、スイッチ操作の炊飯設定に従い、貯米タンクによる米の計量処理から、洗米タンクによる洗米、水加減、投下の各処理を経て、炊飯装置による炊飯処理までを一連に行う自動洗米炊飯機は、公知である(特許文献1)。
特開平12−240016号公報
しかしながら、自動洗米炊飯機は使用者が操作パネルのスイッチ群を操作し運転内容を設定する構成であり、自動洗米炊飯機の使用者が他の作業をしながら音声により自動洗米炊飯機の運転設定ができないという問題があった。
本発明の目的は、自動洗米炊飯機の使用者が離れた場所にいて他の作業をしながらでも、音声によりスマートフォン経由で自動洗米炊飯機の運転設定をできるようにするものである。
請求項1に係る発明は、貯米タンク(2)と、洗米タンク(3)と、炊飯装置(5,5)を上から下に順次備えている洗米炊飯機と、スイッチ群を備えた操作パネル(11)と、運転制御用の制御部(C)とを備え、操作パネル(11)のスイッチ操作による炊飯設定に従い貯米タンク(2)による米の計量処理から、洗米タンク(3)による洗米、水加減、投下の各処理を経て、炊飯装置(5)による炊飯処理までを一連に行う自動洗米炊飯機(A)において、
前記自動洗米炊飯機(A)の運転現場で使用者操作用のスマートフォン(85)と、イヤホン(87),マイク(88)を備えたヘッドセット(89)を備え、前記スマートフォン(85)には短距離無線通信機能を備え、スマートフォン(85)と自動洗米炊飯機(A)の前記制御部(C)とを音声による無線通信で相互に情報伝達を可能にし、使用者がマイク(88),スマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に運転情報を伝達し、制御部(C)からの機械言語による炊飯運転情報をスマートフォン(85),イヤホン(87)経由で使用者に伝達することを特徴とする自動洗米炊飯機である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、使用者が音声で前記マイク(88)経由でスマートフォン(85)に音声連絡すると、スマートフォン(85)のアプリが音声認識し、該音声認識内容を復唱して使用者のイヤホン(87)に一度聞き返し、使用者の了承音声を受信すると、スマートフォン(85)から自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)へ受信音声内容を送信し運転設定をするようにしたことを特徴とする自動洗米炊飯機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、請求項1又は請求項2の発明において、使用者がマイク(88),スマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に洗米タンク(3)の洗浄運転指令をできるようにし、洗米タンク(3)の洗浄運転を開始するにあたり、洗米タンク(3)に米がある場合には米を炊飯装置(5)に投下供給した後に洗浄作業を開始することを特徴とする自動洗米炊飯機である。
請求項1の発明によると、使用者はマイク(88),スマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に炊飯運転情報を伝達し、制御部(C)からの機械言語による自動洗米炊飯機(A)の運転情報をスマートフォン(85),イヤホン(87)経由で使用者に伝達するので、使用者は他の作業をしながら自動洗米炊飯機(A)の炊飯運転の設定をすることができ、また、自動洗米炊飯機(A)の炊飯運転情報を取得することができる。また、使用者は騒音のある場所にいてもスマートフォン(85),イヤホン(87)経由で正確に炊飯運転情報を取得することができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の効果に加え、使用者の音声運転指令をスマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に伝達するにあたり、スマートフォン(85)のアプリが音声認識した内容を復唱し使用者のイヤホン(87)に一度聞き返し、使用者の了承音声の受信後にスマートフォン(85)から自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)へ送信し運転設定することにより、音声の誤認識による自動洗米炊飯機(A)の誤操作を防止することができる。
請求項3の発明によると、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、使用者は他の作業をしながら自動洗米炊飯機(A)の洗米タンク(3)の洗浄運転をすることができる。また、洗米タンク(3)の洗浄運転を開始するにあたり、洗米タンク(3)に米がある場合には、米を炊飯装置(5)に投下供給した後に洗浄作業を開始するので、洗米済の米を洗浄運転により汚損し、意に反して米を投下排出することもなく、洗浄運転を円滑に実行することができる。
本発明の実施の形態を示す洗米炊飯機の正面図 洗米炊飯機の側面図 洗米タンク部の縦断側面図 撹拌羽根の斜視図 給水部の平面図 洗米炊飯機の操作パネルの蓋を閉じた状態(a)と開いた状態(b)の見取図 制御システムのブロック図 洗米炊飯の制御フローチャート 吸水経過特性図 水加減の前の排水のタイミングチャート 水切時のタイミングチャート 散水の有無選択画面(a)および時間設定画面(b) 別構成例の内部構成を表す側面図(a)および平面図(b) 制御グロック図 制御グロック図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
図1および図2は、それぞれ、実施例に示す洗米炊飯機の全体正面図、全体側面図である。
この洗米炊飯機は、貯米タンク2と洗米タンク3からなる洗米機を可動支持し、その下方に複数の炊飯装置5,5を配置して構成される。洗米機は、支持機枠1の上部に横移動可能に貯米タンク2が設けられ、この貯米タンク2の下部に給排水部を付帯した洗米タンク3を一体に接続して構成され、炊飯装置5は、洗米タンク3の下方に間隔をおいて複数配置され、炊飯釜6、釜加熱用バーナ7と引出式の架台10等から構成され、炊飯設定に従い、貯米タンク2による計量処理から、洗米タンク3による洗米、水加減、投下の各処理を経て、炊飯装置5による炊飯処理までを一連に行う。
(貯米タンク)
洗米炊飯機の構成について詳細に説明すると、貯米タンク2は、その上面に米投入口18を開口し、この米投入口18を投入蓋19で開閉する。貯米タンク2の下半分はホッパ状に構成されていて、このホッパ下端部に計量器12(図3)が取り付けられている。計量器12はモータ12a駆動の定量繰出弁によって構成され、貯米タンク2から一定量ずつ流下した米が充填された計量器12を炊飯計画量に必要な回転数だけ回転させることで、炊飯計画量の米を貯米タンク2から洗米タンク3に供給する。
(洗米タンク)
洗米タンク3は、図3の洗米タンク部の縦断側面図に示すように、天井部に前記計量器12から供給される米を受ける漏斗状の受け部13を備え、中間部に円筒状の胴部3bと、下部にホッパ状部3cを持つ構成である。洗米タンク3のホッパ状部3cの下方にジャケット部31を接続し、ホッパ状部3cとジャケット部31との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つフィルタ15を設けている。
洗米タンク3の中心部に鉛直方向の中空軸による回転軸16を設け、その中空部に排米軸16aを貫通配置する。回転軸16には攪拌体である複数の撹拌羽根17…を取り付け、回転軸16は支持機枠1に取り付けた洗米モータ20によりベベルギヤ21等の伝動系を介して正逆方向に回転速度を制御可能に回転される。
撹拌羽根17は、図4の斜視図に示すように、左回り動作で洗米中の米を持ち上げるように屈曲して形成することにより、洗米時間の短縮と使用水量の削減を可能とし、また、水加減した米を投下するときに下に押さえるように右回り動作に制御することにより、洗米タンク3から残米なしに投下することができる。
排米軸16aは、外側の回転軸16の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、軸の下端に着脱自在の排米弁22を設け、軸の上端を排米弁駆動用モータ23で駆動するカム24により上下動させて、排米弁22の開閉制御がなされる構成である。排米弁22が開くと、洗米タンク3内の米は下方の炊飯装置5の中に落下する。
(給水部)
洗米タンク3には、下端のジャケット部31に下部給水管27と送気管27aとを近接して水と空気を供給し、また、下部給水管27は、図5の給水部の平面図に示すように、洗米タンク3の上部の高さ位置に配置した配水管26から下降して配置する一方、切替弁35によって分岐して複数のノズル29a,29aから上部給水する上部給水管29を設ける。配水管26には、流量を計測する流量センサ25を設け、この流量センサ25の計測値に応じて動作する開閉弁28を下部給水管27に、同様の開閉弁33を上部給水管29に設ける。
上記構成の下部給水管27は、洗米時に洗米タンク3の下部のジャケット部31に給水し、また、洗米タンク3の上部高さ位置の配水管26から洗米タンク3下部まで下部給水管27が下降連通することから、下部給水管27内の全水量が残留なしに排水される。したがって、洗米処理した米に水加減の給水を行う際に、流量センサ25に基づいて計量対応制御される開閉弁28によって供給された水の全量が下部給水管27を下降して洗米タンク3下部に供給されるので、高精度の水量管理が可能な水加減によって所要の炊飯条件を確保することができる。
上記構成の送気管27aは、そのエア注入口を下部のジャケット部31に設け、後述の洗米工程時は常時または間欠的にエアを供給し、後述の水加減工程後の水米供給工程時には一時的に短時間エアを供給することで、洗米タンク3内の米と水の排出を促進する。
なお、図13の送気管を下部給水管に差した例の内部構成を表す側面図(a)および平面図(b)に示すように、送気管27aのエア注入口を下部給水管27に設け、水加減処理した米を洗米タンク3から炊飯釜6に投下する際に下部給水管27にエアを注入することにより、下部給水管27を通って洗米タンク3に移行するエアの流れによって下部給水管27内の残留水が洗米タンク3に送出されるので、供給された全加減水を水加減処理された米と共に投下することができる。
上記構成の上部給水管29は、洗米タンク3の上部高さ位置で配水管26から切替弁35により分岐し、かつ、流量センサ25の計測値に応じて動作する開閉弁33を備えることから、洗米タンク3上部に給水するときに、流量センサ25によって開閉弁33を計量対応制御することにより、洗米処理した米に間欠散水するざるあげ浸漬処理する際の間欠散水の水量管理が可能となる。
(排水部)
洗米タンク3の下部側方には排水箱39が設けられ、排水口40を有した排水箱39は、上部が洗米タンク3の上部側面に開口するオーバーフロー管41と連結管36で接続され、内側部が前記ジャケット部31に連通するジャケット配水管42と接続されている。ジャケット配水管42からの排水は排水弁44(図3では便宜上、水位弁54と一体的に図示している。)の開閉で行われ、水位弁54で洗米タンク3内の水位を調整する。
排水箱39は、排水弁44及び水位弁54で常時閉鎖されているが、洗米タンク3内の水を排水する場合には、ジャケット部31のフィルタ15から、ジャケット配水管42、排水弁44及び/または水位弁54、排水箱39及び排水口40を経て排水される。
排水弁44及び水位弁54は洗米タンク3の天井部に固定して設けたそれぞれのソレノイド(不図示)と連結して設けたコントロールワイヤ45,55によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク3内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ32を備えている。
(操作パネル)
次に、操作表示部である操作パネル11は、図6の表示蓋75を閉じた状態(a)に示すように、上部には工程表示画面71と予約スイッチ78、スイッチ群79、スタートスイッチ80及びヘルプスイッチ81が配置され、下部には液晶表示画面72を備えている。工程表示画面71には米の計量、洗米及び浸しからなる予備工程と、釜の準備、浸し、点火、炊飯、むらし、炊き上りからなる炊飯工程をそれぞれ表示し、現在どの工程を実行中であるかを工程別に設けたLEDを点灯して識別できるようにし、正常な運転席状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
表示蓋75を閉じた状態では、液晶表示画面72は通常運転表示画面Aを表示し、この実施例の形態では累積炊飯回数(以下累積釜数という)、連続して炊飯する回数(以下予定釜数という)、一回の炊飯で処理する容量、炊飯予備工程と炊飯工程における合計浸積時間、及び、蒸らし時間を表示している。
また、図6(b)は表示蓋75を開いた状態を示し、表示蓋75を開くと、液晶表示画面72は通常運転表示画面Aから即座に炊飯条件を設定できる炊飯条件設定画面Bを表示する。炊飯条件設定画面Bは、炊飯量、水加減、洗い方、浸し時間、蒸らし時間、炊飯の仕方(モード)、点火方法の中のいずれかの炊飯条件が設定できる画面であり、炊飯条件設定画面Bの下方にあるメニュースイッチ74で炊飯条件の種類を選択し、選択した各炊飯条件に対応した位置にある設定スイッチ73で、その炊飯条件を決めることができるようになっている。
さらに、水加減処理においては、所定の複数スイッチの同時押しにより、設定した水加減量と流量センサ25による計測量を液晶表示画面72にセンサパルスで対比表示するメンテナンスモードを設けることにより、流量センサ25の異常と水加減誤差の原因調査が可能となる。
(制御システム)
上記構成の洗米炊飯機の制御システムは、図7のブロック図に示すように、操作パネル11の各種指示スイッチのほかに、流量センサ25、水温センサTの信号を制御部Cに入力し、出力側には、設定内容と運転状況を表示する操作パネル11の表示画面72、炊飯米量を計量する計量バルブ12、洗米タンク3に給水する給水ポンプ26aと給水切替弁35、回転によって洗米する攪拌体17、洗米タンク3から洗米を排出投下する排米弁22、投下された米をバーナ7によって炊飯する炊飯装置5を接続し、これら各機器を入力信号応じて制御可能に制御部Cを構成する。
洗米炊飯の制御処理は、図8のフローチャートに示すように、計量工程の第1のステップ(以下において、「S1」の如く略記する。)により貯米タンク2から設定量の米を洗米タンク3に供給し、これを受けた洗米タンク3において、洗米工程(S2)、ざる上げ浸漬工程(S3)、水切工程(S4)、水加減工程(S5)の各処理ステップによって炊飯準備した上で米水供給工程(S6)により炊飯装置5に投下し、次いで炊飯装置5においてバーナ7による炊飯工程(S7)を行う。
洗米工程(S2)は、下部給水管27から洗浄水を供給しつつ、この洗浄水に送気管27aからエアを供給し、攪拌体17を常時回転する。
ざる上げ浸漬工程(S3)は、攪拌体17を停止して洗浄水を排水した上で、設定時間毎に散水する。
水切工程(S4)は、散水を排水した上で、攪拌体17を短時間回転する。
水加減工程(S5)は、攪拌体17を停止し、下部給水管27から水加減のための所要水量を供給する。
米水供給工程(S6)は、排米弁22を開き、攪拌体17を短時間回転しつつ、送気管27aからエアを短時間噴出する。
(浸漬工程)
上記一連の工程において、浸漬散水は、水加減の精度を確保するために、流量センサ25により所定量(例えば160cc)の水を掛けるように制御することにより、所定時間の給水制御の場合より、散水量を安定化することができる。
(水加減工程)
米は洗米時も吸水していて、図9の吸水経過特性図に示すように、特に吸水初期は吸水速度が速いため、洗米時間が大きく異なると、米の吸水量の違い(重量の違い)から、加える水の量が同じだと適正な水加減が確保できないので、標準と較べて洗米時間の短さに応じて水加減の水量を増やすようにして、洗米モード、急速洗米、無洗米の時の水加減量をそれぞれ調整する。
このように、水加減水量について別途設定した洗米時間による補正水量に基づき、上記洗米処理における洗米時間により水量を補正して水加減処理をすることにより、洗米時間に対応する煩わしい調節操作を要することなく、適正な水加減によって炊飯品質を確保することができる。
水加減工程の給水量については、別途設定した給水温度による補正水量に基づき、給水部に設けた水温センサTによって検出した給水温度により水量を補正して水加減処理をすることにより、給水温度の変動があっても、給水温度に伴う吸水量の変化による煩わしい調節操作を要することなく、適正な水加減によって炊飯品質を確保することができる。
また、水加減水量について別途設定した年間における月別の補正水量に基づき、機体に備えた時計によって得られる年間における該当月により水量を補正して水加減処理をすることにより、季節の進行によって給水温度の変動があっても、給水温度に伴う吸水量の変化による煩わしい補正操作を要することなく、適正な水加減によって炊飯品質を確保することができる。
具体的には、米が吸水し難い外気温が低い日(時期)は水量を多めに補正し、米が給水し易い外気温が高い日(時期)は水量を少なめに補正する。
流量センサ25による水加減の前の排水時間は、図10のタイミングチャートに示すように、上給水の停止から所定時間(例えば1分)以上の排水時間A、Bを設けることにより、直前の不十分な排水によって水加減が過大となる問題を回避することができる。
(水切工程)
水切りにおいては、図11のタイミングチャートに示すように、所定時間(たとえば30秒間)Cについて撹拌羽根17を回して水を切り、その後に水加減の水を投入することにより、ざる上げ中の定期的な散水の影響を排除できるとともに、投入前の待機時間を短縮することができる。
ざる上げ浸漬工程においては、供給元の水道圧や流量が少ない場合に、水の出る勢いが弱まるので、散水間隔と時間で補うことができるように、拡張モードメニューから図12の散水の有無選択画面(a)、時間設定画面(b)のスイッチ操作により散水間隔と散水時間を設定可能に構成する。
すなわち、操作パネル11の液晶表示部72を拡張モードメニュー画面に切替えてメニュー番号により「浸漬中散水設定」を選択することにより、図12(a)の散水の有無選択画面の「散水あり」を「+」「―」スイッチにより選択し、図12(b)の時間設定画面の点滅中の散水間隔を「+」「―」スイッチで1分刻みに変更し、点滅項目を「送り」スイッチで散水時間に移動し、点滅中の散水時間を「+」「―」スイッチで1秒刻みに変更し、「セット」スイッチにより設定変更を完了する。
浸漬散水対応の水加減は、洗米タンク3内での浸漬時に米の乾燥を防ぐために所定時間間隔で散水する浸漬散水の回数に応じて減らした給水量として流量センサ25により水加減を行うことにより、浸漬中の米に加えられた水が吸水されて米の重量が増えても適正な水加減を確保することができる。
(投下工程)
米水供給工程では、水加減処理した米を洗米タンク3から炊飯装置5に投下する際に下部給水管27にエアを注入することにより、下部給水管27を通って洗米タンク3に移行するエアの流れによって下部給水管27内の残留水が洗米タンク3に送出されて所要水量の水加減の状態で炊飯工程に移行されることから、炊飯処理における所要の炊飯条件を実質的に確保することができる。
(スマートフォンによる運転操作)
図14に示すように、自動洗米炊飯機Aを利用する食堂などの運転現場では、自動洗米炊飯機Aの使用者用のスマートフォン85を備え、イヤホン87,マイク88を備えたヘッドセット89を備えている。
スマートフォン85には例えばブルートウース(登録商標)のデジタル規格の短距離無線通信規格、及び、音声を認識するアプリを備え、スマートフォン85と自動洗米炊飯機Aの前記制御部C間を無線通信による音声の相互情報伝達を可能にしている。
使用者がマイク88,スマートフォン85経由で自動洗米炊飯機Aの制御部Cに運転情報を伝達し、制御部Cからの機械言語による炊飯運転情報をスマートフォン85,イヤホン87経由で使用者に伝達するようにしている。
図15に示すように、自動洗米炊飯機Aの販売店にはパソコン90を備え、使用者のスマートフォン85と販売店のパソコン90とはメール通信できる構成である。
自動洗米炊飯機Aのスマートフォン85を利用した運転情報伝達は、自動洗米炊飯機Aの制御部Cが機械音声を出力し、短距離無線通信を利用してスマートフォン85経由で使用者のイヤホン87に自動洗米炊飯機Aの炊き上がり情報,運転異常情報などを音声で知らせることができる。
また、使用者のマイク88からの音声運転情報を短距離無線通信,スマートフォン85,短距離無線通信経由で自動洗米炊飯機Aの制御部Cに伝達し、自動洗米炊飯機Aの炊飯運転操作をすることができる。
自動洗米炊飯機Aから発するのは簡単な機械音声であり、スマートフォン85のアプリで使用者用の音声言語に変換しイヤホン87に伝達するようにしている。
自動洗米炊飯機Aでは米の炊き上がり情報などをブザーで連絡するようにしているが、ブザー音が聞き取りにくい場所に使用者がいても、前記構成によると、自動洗米炊飯機Aの運転状態を知ることができる。また、音声で知らせるのでより細かな運転情報を伝えることができ、使用者の利便性を高めることができる。
使用者はヘッドセット89のマイク88,スマートフォン85経由で音声により自動洗米炊飯機Aの制御部Cに炊飯条件の設定や、連続炊飯の有無、炊飯出来上がり時刻の設定などの各種運転操作をすることができる。
自動洗米炊飯機Aの制御部Cから「3升炊き上がり」の機械言語を出力すると、無線通信でスマートフォン85に伝達され、スマートフォン85のアプリで使用者用の音声言語に変換され無線通信でイヤホン87に連絡される。
前記構成によると、使用者は別の作業をしながらスマートフォン85経由で自動洗米炊飯機Aの運転操作をすることができる。また、自動洗米炊飯機Aの運転を開始するためにいちいち自動洗米炊飯機Aの操作スイッチを操作する必要がなく、操作を簡単にすることができる。
スマートフォン85からの音声信号で炊飯運転などの各種操作を行えるようにした自動洗米炊飯機Aにおいて、使用者のイヤホン87からの炊飯運転指令をマイク88,無線通信経由でスマートフォン85が受信すると、スマートフォン85のアプリが受信した音声を復唱し、使用者に無線通信,イヤホン87経由で一度聞き返し、使用者の「OK」の承認を得てからスマートフォン87から自動洗米炊飯機Aの制御部Cへ操作信号を送るようにしてもよい。
このようにすると、音声の誤認識による自動洗米炊飯機Aの誤操作を防止することができる。
前記ヘッドセット89を付けた使用者が音声で炊飯運転の予約をすると、その音声指示の通りに自動洗米炊飯機Aの制御部Cに炊飯予約が設定される。使用者は離れた場所から両手がふさがっていても運転予約をすることができる。
また、自動洗米炊飯機Aに同じ予約を繰り返して行う場合には、スマートフォン(あるいは制御部C)に予めセット内容を記憶させておき、簡単な言語(例えば、「炊飯1」,「炊飯2」など)で予約セットができるようにすると、予約操作が簡単化でき、予約の間違いを少なくすることができる。
また、毎回同じ設定パターンで複数の炊飯予約をする場合には、例えば、「2升炊き、2回」のように簡単な言葉でセットできるようにすると、毎日同じパターンで条件を変更しながら連続運転をする場合にも、簡単な言葉で炊飯運転のセットがきるようになり、予約を簡単化し、誤りを少なくすることができる。
また、自動洗米炊飯機Aの制御部Cの予約内容について、使用者が音声連絡でマイク88,無線,スマートフォン85,無線経由で制御部Cに問い合わせ、現在セットされている炊飯運転の予約内容を確認できるようにしてもよい。
そして、すでに炊飯運転の予約セットがされている場合には、制御部Cから機械言語で「同じ予約が既に設定されている」旨使用者に伝えるようにすると、予約の重複を防止することができる。特に、使用者が複数いる場合の重複予約を防止でき有益である。
また、自動洗米炊飯機Aの制御部Cから予約運転開始の所定時間(例えば数分)前に機械音声で「予約運転を開始します」と使用者に伝えるようにすると、予約運転の誤りをなくし、予約運転の開始を認識することができ利便である。
また、使用者がスマートフォン85から「予約運転の炊き上がり時刻」を問い合わせ、制御部Cから使用者に音声連絡するようにすると、運転者は作業の段取りが立てやすくなる。
また、使用者がスマートフォン85経由で音声により自動洗米炊飯機Aの炊飯運転指令できる自動洗米炊飯機Aにおいて、使用者はスマートフォン85からの音声伝達により自動洗米炊飯機Aの制御部Cに洗米タンク3の洗浄指令をすることができる。
そして、洗米タンク3内に米がある場合には、制御部Cは米を炊飯装置5に投下した後に洗米タンク3の洗浄運転を開始するようにしている。
洗米タンク3の洗浄運転は例えば制御部Cの洗浄指令に基づき次のように実行される。
ソレノイド(図示省略)の「開調節」により上部給水管29を通過した水はノズル29a,29aから洗米タンク3内に噴射されると共に、撹拌羽根17を回転しながら洗浄作業を開始する。このとき、ソレノイドは非励磁状態にあるので、排水弁44は開いている。
従って、洗浄作業により発生する汚水はフィルタ15の目を通過し排水管42に流出し、排水管42を通って排水箱39に流れ、排水口40から排出される。所定時間後にソレノイド(図示省略)を閉鎖して給水を停止する。
次いで、ソレノイドを励磁し排米軸16aを上側に移動し、排米弁22を閉鎖する。次いで、ソレノイドを開いて下部給水管27から給水すると、この水はフィルタ15を通過して洗米タンク3の下部に流入する。小さな異物は水とともに浮上し洗米タンク3内を上昇し、オーバーフロー管41,連通管36,排水箱39を通り排水口40から排出される。
次いで、下部給水管27の給水を停止し、排米弁44を開いて洗米タンク3内の水を排水口40から排水し、所定時間後に排米弁44を閉鎖し洗浄作業は終了する。
前記構成によると、使用者は他の作業をしながらスマートフォン85を利用した音声連絡により、洗米タンク3の洗浄運転をすることができる。また、洗米タンク3内に米がある場合には、米を炊飯装置5に投下した後に洗浄運転を開始するので、洗米済の米を洗浄運転により汚損し、意に反して米を投下排出するようなこともなく、洗浄運転を円滑に実行することができる。
自動洗米炊飯機Aの運転制御において、自動洗米炊飯機Aで頻繁に起きているエラーを制御部Cの記憶装置あるいはスマートフォン85のアプリの記憶装置で記憶しておき、使用者が音声で「エラーの多い個所はどこ。」とスマートフォン85に音声連絡すると、スマートフォン85のアプリから使用者に音声で「エラー箇所」を連絡するようにしてもよい。
自動洗米炊飯機Aを複数の使用者が変わりながら使用する場合にも、自動洗米炊飯機Aの調子の悪い個所を早く把握することができ、メンテナンス対応することにより自動洗米炊飯機Aの故障を未然に防止することができる。
また、自動洗米炊飯機Aに同じエラー度々が出ている場合には、スマートフォン85のアプリを経由して「そのエラーの内容と使用店舗名」を販売店のパソコン90に自動的に送信するようにしてもよい。
販売店の担当者はパソコン90に連絡されたエラーの内容及び発生頻度からメンテナンス時期を決定し対応することができ、自動洗米炊飯機Aの故障を未然に防止することができる。
また、自動洗米炊飯機Aの販売店のサービス支援システムにおいて、使用者がスマートフォン85経由で販売店に電話連絡すると、スマートフォン85のアプリから自動洗米炊飯機Aのエラー履歴が自動的に販売店のパソコン90に送信されるようにしてもよい。
販売店は自動洗米炊飯機Aのエラー情報を速く把握し迅速に対応することができる。
自動洗米炊飯機Aのスマートフォン85を利用した音声による操作事例として、次のような事例がある。
(予約設定1)
使用者が「予約」とヘッドセット89のマイク88に吹き込むと、短距離無線通信,スマートフォン85,短距離無線通信を経由して自動洗米炊飯機Aの制御部Cに伝達される。
制御部Cは機械音声で「予約内容をどうぞ。」と応答すると、短距離無線通信,スマートフォン85,短距離無線通信経由でヘッドセット89のイヤホン87に音声連絡される。
次いで、使用者が「木曜日、5時30分、3升、2釜、連続運転。」とイヤホン87に応答すると、同様にして制御部Cに伝達される。制御部Cでは、機械音声で使用者の前記応答内容(「木曜日、5時30分、3升、2釜、連続運転。」)を復唱し、次いで、「この内容でよろしいですか。」と使用者に音声連絡する。
使用者が「OK」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cは、機械音声で「炊飯条件を変更しますか。」と使用者に連絡する。使用者が「変更なし」と制御部Cに連絡すると、制御部Cから機械音声で「予約セットしました。」と使用者に連絡し、予約セットが完了し、予約に基づき自動洗米炊飯機Aが運転される。
(予約設定2)
使用者がスマートフォン85経由で「予約」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cから機械音声で「予約内容をどうぞ。」と使用者に連絡する。使用者は、「いつものとおり。」と制御部Cに応答する。
制御部Cは、「明日。5時30分、3升、2釜、連続運転。水加減のみ2に変更。」「これでよろしいでしょうか。」と使用者に連絡する。使用者は「OK」と制御部Cに連絡すると、制御部Cは機械音声で「予約セット完了しました。」と応答し、予約設定は終了する。
(予約設定3)
使用者がスマートフォン85経由で「予約」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cは機械音声で「予約内容をどうぞ。」と応答する。使用者は、「パターン3」と制御部Cに応答する。
制御部Cは、「日曜日。6時20分、3升、2釜、連続運転。条件変更なし。」「これでよろしいでしょうか。」と使用者に応答する。使用者は、「OK」と制御部Cに応答すると、制御部Cは、機械音声で「予約セット完了しました。」と応答し、予約設定は終了する。
(予約内容の確認)
使用者がスマートフォン85経由で「予約内容確認」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cは機械音声で「今日、16時ちょうど、3升、3釜、連続運転。条件変更なし。」「変更しますか。」と応答する。
使用者が、「所定時間(例えば10秒)無言」で対応すると、制御部Cは、「変更しません。」と応答し、予約内容の確認は終了する。
(予約設定4)
使用者がスマートフォン85経由で「予約」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cは機械音声で「現在2件の予約がセットされています。」、「セット内容を確認しますか。」と応答する。
使用者は、「いいえ」と制御部Cに応答すると、制御部Cは機械音声で「追加予約内容をどうぞ。」と応答する。使用者は、「木曜日、5時30分、3升、2釜、連続運転。」と連絡する。
制御部Cは、機械音声で予約内容(「木曜日、5時30分、3升、2釜、連続運転。」)を復唱し、次いで、「この内容でよるしいですか。」と使用者に音声連絡する。使用者が「OK」と制御部Cに音声連絡する。
制御部Cは、機械音声で「炊飯条件を変更しますか。」と使用者に連絡する。使用者が「変更なし」と制御部Cに連絡すると、制御部Cから機械音声で「追加予約セットしました。」と使用者に連絡し、追加予約セットは終了する。
(予約セット5)
使用者はスマートフォン85で「予約」と制御部Cに音声連絡すると、制御部Cは機械音声で「予約内容をどうぞ。」と応答する。
使用者は、「いつもの通り、まとめて。」と制御部Cに応答する。制御部Cは、機械音声で「3件分セットします。確認しますか。」と応答する。
使用者は、「確認しないで予約。」と制御部Cに応答する。制御部Cは、機械音声で「予約セット完了しました。」と応答し予約セットは完了し終了する。
(予約セット6)
制御部Cは機械音声によりスマートフォン85経由で「予約運転開始5分前です。」と使用者に連絡すると、使用者は、「予約内容確認。」と制御部Cに連絡する。
制御部Cは機械音声で、「2升、2釜、連続運転。水加減+2。洗い方3。浸漬20分。蒸らし10分です。」「炊き上がり予定は12時20分です。」と応答する。
使用者は、「予約取り消し。(あるいは、予約内容の変更も可能)」と制御部Cに連絡する。制御部Cは、機械音声で「予約セット取り消しました(あるいは、予約内容の変更)。」と応答し終了する。
(予約内容の確認)
使用者は、スマートフォン85経由で「炊き上がりは何時ですか。」と制御部Cに連絡する。制御部Cは、機械音声で「1釜目、右釜、12時25分。2釜目、左釜、13時ちょうどの予定です。」と応答し終了する。
(運転状況確認1)
使用者は、スマートフォン85経由で「調子の悪いところは。」と制御部Cに連絡すると、制御部Cは、機械音声で「排水のエラーが多いので、排水弁44の清掃と点検をしてください。」と応答し終了する。
(運転状況確認2)
使用者は、スマートフォン85経由で「排水弁44の清掃をします。」と制御部Cに連絡する。制御部Cは、機械音声で「現在洗米タンクにお米があります。お米を投下排出してから洗浄します。」「よろしいですか。」と応答する。使用者は、「OK」と制御部Cに連絡する。
制御部Cは、機械音声で「洗浄予約しました。」と応答し終了する。
2 貯米タンク
3 洗米タンク
5 炊飯装置
11 操作パネル
85 スマートフォン
87 イヤホン
88 マイク
89 ヘッドセット
A 自動洗米炊飯機
C 制御部

Claims (3)

  1. 貯米タンク(2)と、洗米タンク(3)と、炊飯装置(5,5)を上から下に順次備えている洗米炊飯機と、スイッチ群を備えた操作パネル(11)と、運転制御用の制御部(C)とを備え、操作パネル(11)のスイッチ操作による炊飯設定に従い貯米タンク(2)による米の計量処理から、洗米タンク(3)による洗米、水加減、投下の各処理を経て、炊飯装置(5)による炊飯処理までを一連に行う自動洗米炊飯機(A)において、
    前記自動洗米炊飯機(A)の運転現場で使用者操作用のスマートフォン(85)と、イヤホン(87),マイク(88)を備えたヘッドセット(89)を備え、前記スマートフォン(85)には短距離無線通信機能を備え、スマートフォン(85)と自動洗米炊飯機(A)の前記制御部(C)とを音声による無線通信で相互に情報伝達を可能にし、使用者がマイク(88),スマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に運転情報を伝達し、制御部(C)からの機械言語による炊飯運転情報をスマートフォン(85),イヤホン(87)経由で使用者に伝達することを特徴とする自動洗米炊飯機。
  2. 請求項1の発明において、使用者が音声で前記マイク(88)経由でスマートフォン(85)に音声連絡すると、スマートフォン(85)のアプリが音声認識し、該音声認識内容を復唱して使用者のイヤホン(87)に一度聞き返し、使用者の了承音声を受信すると、スマートフォン(85)から自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)へ受信音声内容を送信し運転設定をするようにしたことを特徴とする自動洗米炊飯機。
  3. 請求項1又は請求項2の発明において、使用者がマイク(88),スマートフォン(85)経由で自動洗米炊飯機(A)の制御部(C)に洗米タンク(3)の洗浄運転指令をできるようにし、洗米タンク(3)の洗浄運転を開始するにあたり、洗米タンク(3)に米がある場合には米を炊飯装置(5)に投下供給した後に洗浄作業を開始することを特徴とする自動洗米炊飯機。
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