JP2017029028A - 果実の冷蔵における鮮度保持方法と鮮度保持装置 - Google Patents

果実の冷蔵における鮮度保持方法と鮮度保持装置 Download PDF

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【課題】果実の収穫季節から翌年の収穫季節までの間における所望の期間、果実を新鮮な状態に維持する冷蔵保存方法の提供。【解決手段】搬送用のコンテナ2内に、PE樹脂のフィルムよりなる袋1の底部を嵌挿し、袋1内の底面に、1枚の新聞紙4を2つ折りに折り畳んだ状態で敷き込み、新聞紙4の上面に、果実袋5で包装したぶどう果実(房)3を、縦・横に整列させて載置して適宜段積みし、載置したぶどう果実(房)3の上面に、2つ折りに折り畳んだ新聞紙4を敷き込み、新聞紙4の上面に鮮度保持剤6を載置し、鮮度保持剤6上に2つ折りに折り畳んだ新聞紙4を重ねて敷き込み、袋1の上部側を紐により緊縛して袋1の開口を閉止し、コンテナ2ごと冷蔵庫内に搬入し、冷蔵庫の稼動により冷蔵する鮮度保持方法。【選択図】図5

Description

本発明は、収穫したぶどう等の果実を、冷蔵施設に収容して、所定の出荷時期まで冷蔵保存する果実類の保存手段において、冷蔵保存中の果実類の品質・性状を、新鮮な状態に保存するための鮮度保持方法及び、鮮度保持装置に関するものである。
収穫したぶどう等の果実類は、例えば、ぶどうについていえば、夏の収穫時期に採取したぶどうの果実は、そのまま市場に出荷せず、収穫採取した状態で冷蔵施設に収容せしめて冷蔵保存しておき、収穫時期から離れた年の暮れなどの、市場で高値で取引される時期に、冷蔵施設から取り出し出荷するようにすることが行われている。
このように、収穫・採取したぶどう果実を、冷蔵施設により冷蔵保存しておいて、収穫時期から月日を経た適宜の時期に、冷蔵施設から取り出して出荷するようにする場合、そのぶどう果実には、収穫・採取した状態時の品質・形状を保持する新鮮な状態を維持しているものであることが当然に要求される。
このため、ぶどう果実の冷蔵・保存手段には、冷蔵保存中のぶどう果実に、変質・変性・形状の崩れなどの、品質の劣化を生ぜしめず、かつ、新鮮な状態を維持せしめるようにするための、装置、手段が組み込まれ、実施される。
例えば、冷蔵庫の庫内に、炭酸ガス又は窒素ガスを充満させて気密に封入し、庫内に収納しておく果実から酸素を遮断して、果実類の生活反応を抑えることで、冷蔵中の果実類の変質・劣化を防止するようにする手段、または、メロン等の果実を詰めた箱を、その箱の中に、バイオコール(商品名)などの鮮度保持剤を装填しておいて、その果実と鮮度保持剤とが詰め込まれた箱を、4〜6の所定の個数、縦・横に並列させて、四角なブロック状に集合させ、その箱の集合体の外周を、密封性のあるOPP樹脂よりなるフィルム(ナイロンフィルム)により包み、包んだフィルムの合わせ目及び集合体の稜線に対応する部分にシュリンク(収縮剤)を塗着して、密封包装し、これを冷蔵庫の庫内に収納し、冷蔵保存する手段が行われている。
これらの従前の手段は、それなりに、果実の冷蔵保存中における鮮度保持の効果が得られるが、冷蔵期間が長期になると、果実の細胞組織の壊死が生じ、果実の一部に腐敗を生ぜしめ、出荷する果実の品質を劣化させて商品価値を低下させるようになるので、例えば、夏に収穫採取したぶどう果実を、年の暮れまで冷蔵保存しその暮れの時期に冷蔵庫の庫内から取り出して出荷するようにするときは、ぶどう果実に生ずる傷みのリスクを覚悟しなければならない問題がある。
本発明において解決しようとする問題点は、冷蔵保存する果実に生じてくる細胞組織の壊死に起因する果実の部分的な傷み、腐敗を抑止して、果実の収穫季節から翌年の収穫季節までの間における所望の期間、果実を新鮮な状態に維持せしめて冷蔵保存し得るようにする点にある。
この課題を解決するための本発明による果実の冷蔵保存における鮮度保持手段は、以下のように構成される。
本発明手段においては冷蔵保存しようとする果実は、収穫季節に果実袋が被せて装着してある状態のまま収穫採取し、その採取した果実から被せて装着してある果実袋をきれいに剥ぎ取り、新しい果実袋を被せて装着し、新しい果実袋で包装した状態としておく。
別に、通気性を有するPE樹脂のフィルムよりなる口径が1メートル程度で深さが2メートル程度のPE袋を用意し、このPE袋の底部を、縦横がそれぞれ略60センチ程度で、深さが略10センチ程度の手篭状に成形され、果実の搬送及び冷蔵庫内への搬出入に用いられる通常のコンテナの内部に嵌挿し、そのPE袋の底部の内側で底面となる部位に、見開き2頁の一枚の新聞紙を、2つ折りに折り畳んだ状態で、前記コンテナ底面に倣う状態として敷き込み、この新聞紙の上に、前記新しい果実袋で包装した果実を、縦・横に整列させて、1段の段状に載置し、その載置した果実の上には、整列載置せる果実の列と列との間の隙間の上方に位置するように配位して、順次多段に載置し、3〜4段の複数段に段積みしたところで、その段積みした果実の上面に見開き2頁の一枚の新聞紙を2つ折りの状態で敷き込み、その新聞紙の上に、鮮度保持剤のバイオコール(商品名)を複数個散在・配位せしめて載置し、この鮮度保持剤の上に、2つ折りに折り畳んだ一枚の新聞紙を被せて敷き詰め、該新聞紙と前記段積みした果実の上に被せた新聞紙とで、鮮度保持剤を配置位置に保持せしめ、さらに、この鮮度保持剤を保持する上下2枚の新聞紙の上方に、2つ折りに折り畳んだ新聞紙を複数枚重ねて敷き込み、この状態において、PE袋の上部を緊縛して上部の開放口である開口を閉止し、これにより、コンテナ内に装置せるPE樹脂のフィルムよりなるポリ袋の底部内に、収穫採取して新しい果実袋で包装した果実が、縦・横に整列して段積み状態に収容され、かつ、その段積みした果実の上面側と下面側とが、2つ折りに折り畳んだ新聞紙でそれぞれ被覆され、さらに、鮮度保持剤が、段積み果実の上面側に敷き込んだ2つ折りの新聞紙の上面に載置され、この上に被せた2つ折りの新聞紙により載置位置に保持された状態で装填された状態とし、このPE袋内に収納した状態の果実を、コンテナごと冷蔵庫内に搬入して冷蔵することにより、果実の鮮度を保持して冷蔵保存することを特徴とする手段である。
本発明による果実の冷蔵保存における鮮度保持手段は、収穫採取した果実、例えばぶどうの果実(房)を、容器に詰めて、冷蔵庫の庫内に搬入し、庫内の所定位置に載置または棚積みする際の、そのぶどうの果実(房)を収容する容器が、通気性を具備するPE樹脂のフィルムによる袋によって形成してあるので、冷蔵庫の庫内の気体の対流、または換気による流動が、果実を収容せしめた袋内にも生じて、袋内に下流気流が生成されるようになり、庫内の適宜個所または袋内の適宜個所に装置しておく鮮度保持剤から気化するガスが、袋内に装入して2つ折りの新聞紙の上に載置した果実のぶどう房の各部にいきわたるようになるので、ぶどう房の局所に鮮度の低下をきたすことなく、全体の鮮度を良好に維持するようになる。
また、ぶどう果実(房)は、新しい果実袋で包装するために装着してあった果実袋を取り除くときに、壊死が生じている傷んだ果粒の摘除作業が同時に行われるので、収穫採取したぶどう果実(房)の局所に生じていた壊死による病変が他の果粒に伝染し、傷みを生ぜしめることがなくなり、ぶどう果実(房)の全体の果粒を新鮮な状態に維持するようになる。
さらに、ぶどう果実(房)を収容するPE袋の内部の環境は、特に湿度が、整列させて段積みした段積みぶどう果実(房)の上下の両面にそれぞれ敷き込む全版を2つ折りとした新聞紙及び、段積みぶどう果実の上方に配位して装備せしめる鮮度保持剤の上下の両面に敷き込む2つ折りとした新聞紙、ならびに、PE袋の内部の上層部に敷き込む2つ折りに折り畳んだ新聞紙の吸湿作用と水分の放散作用とにより、ぶどう果実の生活機能を損なうことのない湿度に保持するよう作用するようになるので、鮮度保持剤による冷蔵保存中におけるぶどう果実の鮮度保持作用を効果的にする。
さらにまた、収穫採取したぶどう果実(房)を収容せしめて、冷蔵庫の庫内に搬入するための容器が、PE樹脂のフィルムよりなる袋に形成してあり、かつ、そのPE袋の底部を、果実搬送用のコンテナの内部に嵌装して、その状態において、収穫採取したぶどう果実(房)のPE袋内への詰め込み、及び、新聞紙の敷き込み、及び、鮮度保持剤の仕込み、ならびに袋の開口の緊縛の諸作業を行うようにしていることから、その諸作業が完了したところで、コンテナごと冷蔵庫内に搬入すればよいので、作業性を良好にする。
本発明手段に用いるPE樹脂のフィルムよりなる袋の斜視図である。 本発明手段に用いるコンテナの斜視図である。 同上のコンテナの内部に、袋の底部を嵌装した状態の斜視図である。 同上状態の袋の底部の底板部の上面に、2つ折りの新聞紙を敷き込んだ状態時の一部を破断した斜視図である。 同上の袋の、該袋の底部内に、2つ折りの新聞紙の敷き込みと、ぶどう果実(房)の詰め込みと、鮮度保持剤の装填の作業が終了した状態時の縦断正面図である。 同上の袋の、別の実施例の縦断正面図である。 同上袋の、さらに別の実施例の縦断側面図である。
次に本発明手段の実施の態様を、図面に従い説明する。
図1において1は、本発明手段に用いる袋を示す。袋1は、通気性を具備するPE樹脂のフィルムを用いて形成してあり、この例においては、内径が略1メートルで深さが略2メートルの筒状に形成してある。該袋1は、上端側が開口10として開放させてあり、底部の底面は閉鎖させてあって底板部11を形成している。
図2において2は、上記袋1の底部を内腔に落とし込んでその袋1と組み合わせ、その袋1の骨格を構成するとともに、収穫したぶどう果実(房)を収容せしめる容器を構成するための搬送用のコンテナであり、この例においては、縦・横がそれぞれ略60センチで深さが略10センチの、市販の手篭状のコンテナ2が用いられている。
図4及び図5は、このコンテナ2内に底部を落とし込んだ袋1内に収穫採取したぶどう果実(房)3を装入するときの作業工程を説明する説明図である。
袋1内に対する収穫採取したぶどう果実3の装入は、袋1の底部内の底板部11の上面に、見開き2頁の全版の新聞紙4を、2つ折りに折り畳んだ状態として敷き込み、その敷き込んだ2つ折りの新聞紙4の上に、ぶどう果実(房)3を、横に寝かせた状態として、縦・横に整列させて載置していくことで行う。
このとき、袋1の底部の底板部11の上面に敷き込む2つ折りに折り畳んだ状態の新聞紙4は、1枚(2つ折りにした状態を1枚とする)を敷き込む場合に限らず、複数枚を重ねて敷き込む場合がある。
また、袋1内に挿入して、前記2つ折りに折り畳んだ新聞紙4の上面に載置するぶどう果実(房)3は、袋1内に挿入する前に、栽培・育成の期間中被せてあった果実袋を取り除き、新しい果実袋5を装着して、該果実袋5で包装した状態としておくが、このとき、ぶどう果実(房)3の果粒のうちで、壊死・または腐敗が生じている果粒は、それを摘出・除去して、ぶどう果実(房)3の果粒の全体を傷みのない状態にしておく。なお、果実袋は、通常の通気性を具備するものである。
袋1内に対するぶどう果実(房)3の装入は、上述した如く、横に寝かせた姿勢のぶどう果実(房)3を、2つ折りに折り畳んだ状態で敷き込んだ新聞紙4の上面に、整列させて載置することで行うが、その載置したぶどう果実(房)の上に、図5に示しているように、ぶどう果実(房)を積み重ねて載置し、段積みするが、その段積みの段数は、3段〜4段に段積みしてよい。
このとき、段積みしていくぶどう果実(房)3は、下位に整列しているぶどう果実(房)3の列と列との間に形成される間隔の上方に位置していくように載置して、整列状態に保持させて、段積みしたぶどう果実(房)の周囲に空間が存在するようにし、これにより、後述する鮮度保持剤6から蒸発・気化したガスが、袋1内の各ぶどう果実(房)の周囲に流動していくのを助長するようにする。
所定の段数に段積みしたぶどう果実(房)3の上面には、前述と同様に、全版1枚の新聞紙を2つ折りに折り畳んだ状態として敷き込み、該2つ折りの新聞紙4により、段積みのぶどう果実(房)3の上面を被覆する。
そして、この段積みぶどう果実(房)の上面に敷き込んで被せた2つ折りの新聞紙4の上面に、鮮度保持剤6を、適宜位置に散在配位して載置する。
鮮度保持剤6は、上下の2段に分けて載置する場合がある。このときは、前記2つ折りの新聞紙4の上面に、数個の鮮度保持剤6を載置して、その上に、2つ折りした新聞紙4を敷き込み、その新聞紙4の上面に、数個の鮮度保持剤6を載置し、さらに、その新聞紙4の上に2つ折りとした1枚の新聞紙を重ねて、所定位置に配置した鮮度保持剤6を、それぞれ載置した所定位置に保定するようにする。
この設置した鮮度保持剤6の上面に、2つ折りの新聞紙4を敷き込むことで、袋1内に対する収穫採取したぶどう果実(房)3の収納、および鮮度保持剤6の装填、ならびに、湿度維持材として組み込む2つ折りの新聞紙4の敷込作業は終了し、袋1内へのぶどう果実(房)の収納作業が完了する。
この状態となったところで袋1の上部を、図6に示しているように紐7により緊縛して上端側の開口10を閉止し、袋1の底部を受け入れているコンテナ2を搬送手段に用いて、コンテナ2ごと冷蔵庫の庫内に搬入し、冷蔵庫の稼動運転により冷蔵保存する。そして、この冷蔵保存期間中のぶどう果実(房)3の鮮度の保持を袋1内に装填した鮮度保持剤6から蒸発気化して袋1内を循環する気化ガスによって行わせ、冷蔵保存期間中の袋1内の雰囲気を、ぶどう果実(房)3の生活反応に適応する条件に保持するのを、袋1内に敷き込んだ2つ折りの新聞紙により行わせる。
なお、この本発明手段において、袋1内に敷き込む2つ折りの新聞紙4は、段積みして袋1内に収納せしめるぶどう果実(房)3の下面側に敷き込む新聞紙4にあっては、2枚または3枚重ねに敷き込むようにしてよく、そのようにする場合がある。また、段積みしたぶどう果実(房)の上面側に敷き込む2つ折りの新聞紙4も、前記図6に示している実施例にあるよう、2枚乃至3枚重ねに敷き込む場合がある。
また、冷蔵保存する果実が、例えば、ぶどう果実3の巨峰とマスカットの如く、数種ある場合は、図7に示している実施例にあるよう、その一方のぶどう果実(房)、例えばマスカットについては、袋1内の底に敷き込んだ2つ折りの新聞紙4の上に整列させて載置して段積みし、他方のぶどう果実(房)については、新しい果実袋5で包装した果実を、浅いダンボール箱8に装入して、そのダンボール箱8を段積みしたマスカットの上面に載置し、その上に新聞紙4を被せ、その新聞紙4の上に鮮度保持剤6を載置し、袋1の上部の開口10を閉止して、袋1ごと、コンテナ2の搬送により冷蔵庫内に搬入し、冷蔵保存を行うようにしてよい。
1 袋
2 コンテナ
3 ぶどう果実
4 新聞紙
5 果実袋
6 鮮度保持剤
7 紐
8 ダンボール箱
10 開口
11 底板部

Claims (2)

  1. 果実類の搬送用のコンテナ内に、PE樹脂のフィルムよりなる上下に深い袋の底部を嵌挿し、その袋の底部の内腔には、その底部内の底面に、見開き2頁の1枚の新聞紙を2つ折りに折り畳んだ状態として敷き込み、その敷き込んだ新聞紙の上面に、収穫採取して新しい果実袋により包装したぶどう果実(房)を、縦・横に整列させて載置して適宜段数に段積みし、その載置したぶどう果実(房)の上面に、2つ折りに折り畳んだ新聞紙を敷き込み、その新聞紙の上面に鮮度保持剤を所定位置に散在配位して載置し、その上に2つ折りに折り畳んだ新聞紙を重ねて敷き込んで載置した鮮度保持剤を所定位置に保定し、これにより袋の底部内に対するぶどう果実(房)の収納及び鮮度保持剤の装填ならびに2つ折りに折り畳んだ新聞紙の敷き込みの各作業が終了したところで、袋の上部側を紐により緊縛して袋の開口を閉止し、この状態において、袋の底部を支承しているコンテナごと冷蔵庫内に搬入し、冷蔵庫の稼動により冷蔵することを特徴とする果実の冷蔵における鮮度保持方法。
  2. 果実等を搬送する手篭状のコンテナと、そのコンテナ内に底部を落とし込んで嵌挿せしめるPE樹脂のフィルムよりなる上下に深い袋と、その袋の前記コンテナ内に嵌挿せる底部内の底面に敷き込む2つ折りに折り畳んだ状態の新聞紙と、その袋の底面に敷き込んだ新聞紙の上に、縦・横に整列させて載置する新しい果実袋で包装したぶどう果実(房)と、その整列させて載置したぶどう果実(房)の上面に被せて敷き込む2つ折りに折り畳んだ新聞紙と、そのぶどう果実(房)の上面に被せて敷き込んだ2つ折りの新聞紙の上面に散在させて載置する鮮度保持剤と、その載置した鮮度保持剤の上の被せて敷き込み、該鮮度保持剤を載置した位置に保定する2つ折りの新聞紙と、袋の上部側を緊縛して袋の開口を閉止する紐と、からなり、コンテナ内に嵌挿せる袋の底部内に対するぶどう果実(房)の収納及び2つ折りした新聞紙の敷き込みならびに鮮度保持剤の装填の各作業を終えたところで、袋の上部側を紐により緊縛して袋の開口を閉じ、この状態で、袋の底部を支承しているコンテナごと冷蔵庫内に搬入して冷蔵するようにしたことを特徴とする果実の冷蔵における鮮度保持装置。
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