JP2017028565A - 確認支援装置 - Google Patents

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眞由美 岩男
博文 黒澤
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博文 黒澤
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宏太 斎藤
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Abstract

【課題】被験者の行動を示す映像に対して付与された被験者の行動タグを効率よく確認する。
【解決手段】確認支援装置10は、被験者を撮影した映像を表示部11に表示させる表示制御部151と、被験者の行動の種別を示すタグ種別を受け付ける受付部152と、受付部152がタグ種別を受け付けると、当該タグ種別を示す情報と、映像の再生時刻とを関連付けて記憶部14に記憶させる記憶制御部153と、映像の再生時に、記憶部14を参照し、タグ種別に対応する再生時刻にタグ種別に対応する情報を出力する出力制御部154とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被験者の行動の確認を支援する確認支援装置に関する。
車両の運転を支援する運転支援システムの開発過程では、被験者としての運転者の行動を定量的に把握し、当該システムの制御パラメータに反映することが行われている。ここで、被験者の運転操作、補機操作、確認行動等の準備行動についても把握する場合、CAN(Control Area Network)を介して取得する車両情報のみに基づいて把握することができないため、被験者を撮影した映像を解析し、被験者の行動を解析することが行われている。
そして、被験者の行動を解析する作業を効率化するために、解析者が、被験者を撮影した映像を視認しながらキーボードを操作することで、映像の再生時刻に関連付けて、被験者の行動を示す行動タグを付与することが行われている。例えば、特許文献1には、映像における被験者の視線方向と、キーボード上のキーとを関連付けておき、解析者が映像を視認しながら被験者の視線方向に対応するキーを押下することで、映像の再生時刻と、視線方向を示す情報としての行動タグとを関連付けて記録する装置が開示されている。
特開2014−202636号公報
特許文献1に記載の装置は、映像の再生時刻に関連付けて行動タグを記録する作業を効率的に行うことができるものの、記録された行動タグを解析者が確認する方法については開示されていない。記録された行動タグを解析者が確認する方法としては、行動タグが付された再生時刻と、行動タグを示す情報とを、被験者を撮影した映像とともに表示させることが考えられる。
しかしながら、このような方法では、解析者が、被験者を撮影した映像と行動タグを示す情報とを一度に確認することが困難であり、結果として、記録された行動タグが適切なものであるか否かを確認する作業に時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、被験者の行動を示す映像に関連付けられた被験者の行動タグを効率よく確認することができる確認支援装置を提供することを目的とする。
本発明の確認支援装置は、被験者を撮影した映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記被験者の行動の種別を示すタグ種別を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記タグ種別を受け付けると、当該タグ種別を示す情報と、前記映像の再生時刻とを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記映像の再生時に、前記記憶手段を参照し、前記タグ種別に対応する再生時刻に前記タグ種別に対応する情報を出力する出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすることで、解析者は、被験者を撮影した映像を視認しながら、映像の再生時刻に出力されるタグ種別に対応する情報を認識することができるので、映像から目を離さずに、映像に関連付けられたタグの種別、すなわち、行動タグが適切であるか否かを確認することができる。したがって、確認支援装置は、被験者の行動を示す映像に関連付けられた被験者の行動タグを効率よく確認することができる。
前記出力制御手段は、前記タグ種別に対応する再生時刻に当該タグ種別に対応する音を出力してもよい。
このようにすることで、解析者は、タグ種別に対応する音を聴くことにより、映像から目を離さずに、映像に関連付けられたタグ種別を認識することができる。
前記出力制御手段は、一のタグ種別に対応する第1再生時刻と、当該タグ種別の次に受け付けられたタグ種別に対応する第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、前記第1再生時刻に前記一のタグ種別に対応する情報を出力した後、前記第1再生時刻よりも遅く、前記第2再生時刻よりも早い第3再生時刻まで前記映像の再生速度を上昇させてもよい。
このようにすることで、解析者は、映像において行動を示すタグが付されていない部分について、通常の再生速度で確認する場合に比べて素早く確認することができる。
前記出力制御手段は、一のタグ種別に対応する第1再生時刻と、当該タグ種別の次に受け付けられたタグ種別に対応する第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、前記第1再生時刻に前記一のタグ種別に対応する情報を出力した後、前記第1再生時刻よりも遅く、前記第2再生時刻よりも早い第3再生時刻まで前記映像の再生位置を移動させてもよい。
このようにすることで、解析者は、映像において行動を示すタグが付されていない部分の再生を省略し、タグが付されている部分に限定して確認作業を行うことができる。
前記記憶制御手段は、前記タグ種別に対応する再生時刻を変更するためのオフセット時間を受け付け、前記記憶手段に記憶されている全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、当該再生時刻から前記オフセット時間だけ変更してもよい。
解析者は、映像が示す被験者の行動を確認してからタグ種別を指定するので、タグ種別に関連付けられている映像の再生時刻は、被験者の行動に対応する再生時刻に対してタイムラグが生じる。これに対して、記憶制御部は、全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、当該再生時刻からオフセット時間だけ変更するので、全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、被験者の行動に対応する再生時刻に修正することができる。
本発明によれば、被験者の行動を示す映像に関連付けられた被験者の行動タグを効率よく確認することができるという効果を奏する。
確認支援装置の構成を示す図である。 確認画面の例を示す図である。 キーとタグ種別との対応関係を示す図である。 行動タグの付与に係るフローチャートである。 映像に付与された行動タグの確認に係るフローチャートである。
[確認支援装置10の構成]
以下、本発明の一実施形態に係る確認支援装置10について説明する。図1は、確認支援装置10の構成を示す図である。確認支援装置10は、例えば、車両1を運転する被験者の行動の確認を支援するコンピュータである。
確認支援装置10は、表示部11と、入力部12と、出音部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
表示部11は、例えば液晶ディスプレイである。表示部11は、制御部15の制御に応じて、車両1を運転する被験者を撮影した映像を表示する。
入力部12は、例えばキーボードやマウスである。入力部12は、確認支援装置10のユーザからの操作を受け付ける。確認支援装置10のユーザは、例えば、映像の解析者である。以下、確認支援装置10のユーザを「解析者」という。
出音部13は、例えば、スピーカである。出音部13は、制御部15の制御に応じて、映像に付された行動タグの種別(タグ種別)に対応する音を出力する。
記憶部14は、例えばROMやRAMやハードディスクである。記憶部14は、制御部15を機能させるための各種のプログラムを記憶する。また、記憶部14は、車両1を運転する被験者を撮影した映像を示す映像ファイルを記憶する。ここで、映像は、例えば、車両1に取り付けられているカメラ等の撮影装置2によって撮影される。撮影装置2は、自身に装着された記憶媒体に、撮影した映像を示す映像ファイルを記憶する。解析者は、映像ファイルが記憶された記憶媒体を確認支援装置10に装着し、当該記憶媒体に記憶された映像ファイルを記憶部14に記憶させる。なお、映像ファイルは、LANやインターネット等の通信ネットワークを介して取得されることによって、記憶部14に記憶されてもよい。
また、記憶部14は、被験者の行動の種別を示すタグ種別を示す情報と、映像の再生時刻とを関連付けた行動タグ情報を記憶する。
制御部15は、例えばCPUである。制御部15は、図1に示すように、表示制御部151と、受付部152と、記憶制御部153と、出力制御部154とを備える。
表示制御部151は、被験者を撮影した映像を表示部11に表示させる。具体的には、まず、表示制御部151は、入力部12が解析者から所定の操作を受け付けたことに応じて、映像を表示する映像表示領域を含む解析画面100を表示部11に表示させる。
図2は、解析画面100の例を示す図である。図2(a)は、解析画面100に映像が表示される前の状態を示す図である。図2(a)に示される解析画面100は、映像表示領域101と、映像に付された行動タグに関する行動タグ情報102と、再生ボタン103と、オフセットボタン104と、再生速度設定ボタン105とを含んでいる。
解析者が、記憶部14に記憶されている、被験者を撮影した映像を示す映像ファイルを選択して再生ボタン103を押下すると、表示制御部151は、当該映像ファイルに対応する映像を再生して、映像表示領域101に表示させる。なお、表示制御部151は、通信ネットワークを介して確認支援装置に接続されている外部装置に記憶されている映像ファイルが選択されたことに応じて、当該映像ファイルに対応する映像を映像表示領域101に表示させてもよい。
また、表示制御部151は、再生速度設定ボタン105が押下されたことに応じて、再生速度の設定を受け付ける設定画面を表示部11に表示させる。そして、表示制御部151は、設定画面において受け付けられた再生速度に基づいて映像を再生し、映像表示領域101に表示させる。
受付部152は、被験者の行動の種別を示すタグ種別を受け付ける。具体的には、受付部152は、入力部12を構成するキーボードを介してタグ種別を受け付ける。タグ種別は、キーボードを構成する一部のキーに対応付けられている。図3は、キーとタグ種別との関係を示す図である。
タグ種別は、例えば、被験者の顔の向きに対応しており、テンキーを構成する一部のキーに関連付けられている。図3に示すように、「8」キーは、被験者の顔が上方向を向いていることを示すタグ種別に関連付けられている。同様に、「6」キーは、被験者の顔が右方向を向いていることを示すタグ種別、「5」キーは、被験者の顔が前方向を向いていることを示すタグ種別、「4」キーは、被験者の顔が左方向を向いていることを示すタグ種別、「2」キーは、被験者の顔が下方向を向いていることを示すタグ種別に関連付けられている。
本実施形態において、タグ種別を示す情報は、関連付けられているキーの数字、英文字、記号等であるものとする。解析者は、例えば、映像に示される被験者が右方向を向いた場合、「6」キーを押下する。これにより、受付部152は、被験者の行動の種別を示すタグ種別として、右方向を向いていることを示すタグ種別「6」を受け付ける。
なお、本実施形態では、タグ種別が被験者の顔の向きに対応する例について説明したが、これに限らず、タグ種別が被験者の動作や被験者の状態に対応していてもよい。
表示制御部151は、受付部152がタグ種別を受け付けると、行動タグ情報として、図2(b)に示すように、タグ種別を示す情報と、直前に受け付けたタグ種別との時間間隔(ラップ時間)を示す「ラップ」と、タグ種別を受け付けたときの映像の再生時刻を示す「時刻」と、備考とを関連付けた表を解析画面100に表示させる。ここで、「時刻」は、例えば解析者が映像の開始点の時刻を示す時刻情報を予め入力することにより特定されるものとする。入力部12を介して、備考に対応するセルを選択すると、当該セルに対してテキスト情報を入力することができる。
記憶制御部153は、受付部152がタグ種別を受け付けると、映像に被験者の行動を示す行動タグを関連付ける。具体的には、記憶制御部153は、受付部152がタグ種別を受け付けると、当該タグ種別を示す情報と、映像の再生時刻と、ラップ時間と、備考とを関連付けて行動タグ情報として記憶部14に記憶させる。例えば、記憶制御部153は、タグ種別を示す情報と、映像の再生時刻と、ラップ時間と、備考とを関連付けた行動タグ情報を含むCSVファイルを生成し、当該CSVファイルを記憶部14に記憶させる。CSVファイルのファイル名は、例えば、映像を示す映像ファイルのファイル名に対応している。なお、記憶制御部153は、CSVファイルに、映像の再生時刻が記憶させずに、タグ種別を示す情報と、ラップ時間と、備考とを関連付けて記憶させてもよい。
なお、記憶制御部153は、受付部152がタグ種別を受け付けたことに応じて、CSVファイルを生成したが、これに限らない。記憶制御部153は、図2(b)に示すように、行動タグ情報102が解析画面に表示されている場合において、入力部12が行動タグ情報を記憶する操作を受け付けたことに応じて、解析画面に表示されている行動タグ情報102を含むCSVファイルを生成し、当該CSVファイルを記憶部14に記憶させてもよい。
また、解析者は、入力部12を介して行動タグ情報102を示す表の一の行を選択することができる。一の行が選択された状態において再生ボタン103が押下されると、表示制御部151は、一の行に対応する再生時刻から映像の再生を開始する。この状態において、受付部152がタグ種別を受け付けると、記憶制御部153は、受け付けたタグ種別と、映像の再生時刻とを記憶部14に追加して記憶させる。
また、記憶制御部153は、例えば、一の行が選択された状態においてキーボードのDeleteボタンが押下されたことに応じて、当該一の行に対応する行動タグ情報を消去してもよい。
なお、解析者は、映像が示す被験者の行動を確認してからタグ種別を指定するので、タグ種別に関連付けられている映像の再生時刻は、被験者の行動に対応する再生時刻に対してタイムラグが生じる。
そこで、記憶制御部153は、タグ種別に対応する再生時刻を変更するためのオフセット時間を受け付ける。例えば、図2(b)に示すように、映像及び行動タグ情報102が表示されている場合において、解析画面100に設けられているオフセットボタン104が押下されると、表示制御部151は、オフセット時間を受け付ける受付画面を表示させる。
記憶制御部153は、当該受付画面を介して、解析者からオフセット時間を受け付けると、当該映像に対応して記憶部14に記憶されているCSVファイルを参照し、全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、当該再生時刻からオフセット時間だけ変更する。
また、表示制御部151は、表示部に表示されている全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、当該再生時刻からオフセット時間だけ変更して表示させる。
このようにすることで、確認支援装置10は、全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、被験者の行動に対応する再生時刻に修正することができる。
出力制御部154は、映像の再生時に、記憶部14を参照し、タグ種別に対応する再生時刻に、タグ種別に対応する情報を出力する。具体的には、出力制御部154は、映像の再生開始時に、当該映像を示す映像ファイルのファイル名に対応して、行動タグ情報を記憶するCSVファイルが記憶部14に記憶されていると、当該CSVファイルに格納されているタグ種別を示す情報と、映像の再生時刻とを取得する。そして、出力制御部154は、映像の再生中に、取得したタグ種別に対応する再生時刻が到来すると、当該タグ種別に対応する音を出音部13から出力させる。
例えば、出力制御部154は、上方向を示すタグ種別「8」、右方向を示すタグ種別「6」、前方向を示すタグ種別「5」、左方向を示すタグ種別「4」、下方向を示すタグ種別「2」に対応して、周波数が1300Hz、1500Hz、1200Hz、900Hz、1800Hzの正弦波の報知音を出音部13から出力させる。ここで、報知音の長さは、例えば、0.3秒から0.8秒である。なお、報知音は、「上」や「右」といったように方向を示す音声であってもよい。
このようにすることで、解析者は、タグ種別に対応する音により、映像から目を離さずに、映像に対して付された行動の種別を認識することができる。
なお、本実施形態では、タグ種別に対応する情報として、タグ種別に対応する音を出音部13から出力させたが、これに限らない。例えば、確認支援装置10に、振動を発生させる振動部を設けておき、タグ種別に対応付けた振動を発生させたり、表示部11に表示される解析画面100の背景色を、タグ種別に対応付けた色に変化させたりしてもよい。
また、出力制御部154は、映像の再生時に、一のタグ種別に対応する第1再生時刻と、当該タグ種別の次に受け付けられたタグ種別に対応する第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、第1再生時刻に一のタグ種別に対応する情報を出力した後、第1再生時刻よりも遅く、第2再生時刻よりも早い第3再生時刻まで映像の再生速度を上昇させる。
例えば、出力制御部154は、第1再生時刻と第2再生時刻との間が10秒以上である場合に、第2再生時刻の3秒前まで映像の再生速度を上昇させる。図2(b)に示す例では、再生時刻「24.15秒」にタグ種別「4」が受け付けられ、その後、再生時刻「45.50秒」にタグ種別「6」を受け付けられている。そこで、出力制御部154は、再生時刻「24.15秒」のタグ種別「4」に対応する音を出音部13に出力させた後、再生時刻「45.50秒」の3秒前(42.50秒)まで、映像の再生速度を上昇(例えば、2倍速)させる。
このようにすることで、解析者は、映像において行動を示すタグが付されていない部分について、通常の再生速度で確認する場合に比べて素早く確認することができる。
なお、出力制御部154は、第1再生時刻と第2再生時刻との間が所定時間以上である場合に、映像の再生速度を上昇させることとしたが、これに限らない。出力制御部154は、第1再生時刻と、第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、第3再生時刻まで映像の再生位置を移動させてもよい。
このようにすることで、解析者は、映像において行動を示すタグが付されていない部分の再生を省略し、タグが付されている部分に限定して確認作業を行うことができる。
[行動タグの付与に係るフローチャート]
図4は、確認支援装置10が、映像に対して行動タグを付与するときの処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示制御部151は、解析画面を表示し、解析者が選択した映像の再生を開始して、映像表示領域101に表示させる(S10)。
続いて、受付部152は、入力部12を介して解析者からタグ種別を受け付けたか否かを判定する(S20)。受付部152は、タグ種別を受け付けたと判定すると、S30に処理を移し、タグ種別を受け付けていないと判定すると、S40に処理を移す。
S30において、記憶制御部153は、受付部152が受け付けたタグ種別を示す情報と、受付部152がタグ種別を受け付けたときの映像の再生時刻とを関連付けて記憶部14に記憶させる。
S40において、表示制御部151は、映像の再生が終了したか否かを判定する。表示制御部151は、映像の再生が終了したと判定すると、本フローチャートに係る処理を終了し、映像の再生が終了していないと判定すると、S20に処理を移す。
[映像に付与された行動タグの確認に係るフローチャート]
図5は、確認支援装置10が、映像に付与された行動タグに係る情報を出力するときの処理の手順を示すフローチャートである。なお、本フローチャートでは、処理の開始時に、解析者が選択した映像に対応する行動タグ情報を含むCSVファイルが存在しているものとして説明を行う。
まず、表示制御部151は、解析者が選択した映像に対応するCSVファイルに含まれる行動タグ情報を取得し(S110)、取得した行動タグ情報を解析画面に表示させる。
続いて、表示制御部151は、解析者が選択した映像の再生を開始して、映像表示領域101に表示させる(S120)。
続いて、出力制御部154は、取得した行動タグ情報を参照し、一つ目の行動タグを検出する(S130)。
続いて、出力制御部154は、次の行動タグに対応する再生時刻までの時間が所定時間以上であるか否かを判定する(S140)。出力制御部154は、次の行動タグに対応する再生時刻までの時間が所定時間以上であると判定すると、S150に処理を移し、次の行動タグに対応する再生時刻の直前の再生時刻(例えば、3秒前の再生時刻)まで再生速度を上昇させた状態で映像を再生するか、次の行動タグに対応する再生時刻の直前の再生時刻まで再生をスキップする。
出力制御部154は、次の行動タグに対応する再生時刻までの時間が所定時間未満であると判定すると、S160に処理を移す。なお、出力制御部154は、次の行動タグがない場合にも、S160に処理を移す。
S160において、出力制御部154は、行動タグに対応する映像の再生時刻が到来したか否かを判定する。出力制御部154は、行動タグに対応する再生時刻が到来したと判定すると、S170に処理を移し、当該行動タグのタグ種別に対応する音を出音部13に出力させる。
また、出力制御部154は、行動タグに対応する再生時刻が到来していないと判定すると、S160の処理を繰り返し、行動タグに対応する再生時刻が到来するまで待機する。
S180において、表示制御部151は、映像の再生が終了したか否かを判定する。表示制御部151は、映像の再生が終了したと判定すると、本フローチャートに係る処理を終了し、映像の再生が終了していないと判定すると、S190に処理を移す。
S190において、出力制御部154は、次の行動タグがあるか否かを判定する。出力制御部154は、次の行動タグがあると判定すると、S140に処理を移し、次の行動タグがないと判定すると、本フローチャートに係る処理を終了する。
なお、図5に示すフローチャートでは、行動タグに対応する再生時刻に、行動タグのタグ種別に対応する音を出力したが、これに限らず、図4に示すようにタグ種別を受け付けることができるようにしてもよい。
[本実施形態における効果]
以上説明したように、確認支援装置10は、被験者を撮影した映像を表示部11に表示させる表示制御部151と、被験者の行動の種別を示すタグ種別を受け付ける受付部152と、受付部152がタグ種別を受け付けると、当該タグ種別を示す情報と、映像の再生時刻とを関連付けて記憶部14に記憶させる記憶制御部153と、映像の再生時に、記憶部14を参照し、タグ種別に対応する再生時刻にタグ種別に対応する情報を出力する出力制御部154と、を備える。
このようにすることで、解析者は、被験者を撮影した映像を視認しながら、映像の再生時刻に出力されるタグ種別に対応する情報を認識することができるので、映像から目を離さずに、映像に関連付けられたタグ種別が適切であるか否かを確認することができる。したがって、確認支援装置10は、被験者の行動を示す映像に対して関連付けられた被験者の行動タグを効率よく確認することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上述の実施形態では、確認支援装置10は、解析者が映像に関連付けた行動タグが適正であるかを確認する例について説明したが、被験者の顔の向きを検知する顔向き検知システムの検知状況の確認に用いてもよい。例えば、確認支援装置10は、映像を解析して被験者の顔の向きを示す顔向き角度が所定の角度閾値を超えた場合に、被験者の顔の向きを左向き、右向き、上向き、又は下向きと判定する顔向きシステムのフラグをタグ種別として取得し、当該フラグと、映像の再生時刻とを関連付けて記憶してもよい。そして、確認支援装置10は、当該映像を再生した場合に、当該フラグに関連付けられた再生時刻に、当該フラグに関連付けられた報知音を出力してもよい。このようにすることで、解析者は、報知音を聞きながら、顔向き検知システムの検知タイミングが適切であるか否か、及び誤検知及び未検知を容易に判断することができる。
1 車両
2 撮影装置
10 確認支援装置
11 表示部
12 入力部
13 出音部
14 記憶部
15 制御部
151 表示制御部
152 受付部
153 記憶制御部
154 出力制御部

Claims (5)

  1. 被験者を撮影した映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記被験者の行動の種別を示すタグ種別を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記タグ種別を受け付けると、当該タグ種別を示す情報と、前記映像の再生時刻とを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記映像の再生時に、前記記憶手段を参照し、前記タグ種別に対応する再生時刻に前記タグ種別に対応する情報を出力する出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする確認支援装置。
  2. 前記出力制御手段は、前記タグ種別に対応する再生時刻に当該タグ種別に対応する音を出力することを特徴とする、
    請求項1に記載の確認支援装置。
  3. 前記出力制御手段は、一のタグ種別に対応する第1再生時刻と、当該タグ種別の次に受け付けられたタグ種別に対応する第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、前記第1再生時刻に前記一のタグ種別に対応する情報を出力した後、前記第1再生時刻よりも遅く、前記第2再生時刻よりも早い第3再生時刻まで前記映像の再生速度を上昇させることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の確認支援装置。
  4. 前記出力制御手段は、一のタグ種別に対応する第1再生時刻と、当該タグ種別の次に受け付けられたタグ種別に対応する第2再生時刻との間が所定時間以上である場合、前記第1再生時刻に前記一のタグ種別に対応する情報を出力した後、前記第1再生時刻よりも遅く、前記第2再生時刻よりも早い第3再生時刻まで前記映像の再生位置を移動させることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の確認支援装置。
  5. 前記記憶制御手段は、前記タグ種別に対応する再生時刻を変更するためのオフセット時間を受け付け、前記記憶手段に記憶されている全てのタグ種別のそれぞれに対応する再生時刻を、当該再生時刻から前記オフセット時間だけ変更することを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の確認支援装置。
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