JP2017027284A - 操作入力装置 - Google Patents

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健司 鳴海
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Abstract

【課題】回転ダイヤルとその近傍に別の操作対象がある場合に、誤操作や誤入力の低減を可能とする操作入力装置を提供する。【解決手段】タッチ状態を検出する複数の電極Xi(i=0,1,〜,n)をノブであるダイヤルノブ110の周囲に有し、操作パネル200上に回転可能に配置されて、回転操作により入力動作を行なう回転ダイヤル100と、複数の電極Xi(i=0,1,〜,n)のタッチ状態を判断することにより、回転ダイヤル100の入力操作を制限する制御を行なう制御部300と、を有して操作入力装置を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、回転ダイヤルを備えた操作入力装置に関する。
従来、タッチスイッチと回転ダイヤルとを用いて車両搭載機器に入力操作を行う際に誤入力を低減することができる操作入力装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この操作入力装置は、割り当てられた機能を回転操作に応じて入力する回転ダイヤルと、回転ダイヤルと隣接して設けられ、割り当てられた機能を接触に応じて入力する複数のタッチスイッチと、回転ダイヤルとタッチスイッチとの入力に基づいて車両搭載機器を制御する制御部とを備える車両搭載機器用入力装置であって、制御部は、操作者が回転ダイヤルを回転操作している場合に、タッチスイッチによる入力を無効とするように構成されている。
上記のような構成において、制御部は、回転ダイヤルの回転操作が検出されているか判断する。回転ダイヤルの回転操作は、回転ダイヤルが回った際にスイッチが接続することで電気回路に電流が流れることによって検出するとされ、この回転操作の判断に基づいて、タッチスイッチによる入力を無効とする。これにより、たとえば、運転席側のユーザが自身から遠い位置にある回転ダイヤルを操作したときに、手のひらなどでタッチスイッチ群に触れることによって生じ得る、ユーザの意図しない操作を防ぐことができるとされている。
特開2014−203348号公報
しかし、特許文献1に記載の操作入力装置は、タッチスイッチ側を手指でタッチ操作している際に、意図せずに回転ダイヤルを手指の一部が接触した場合に、回転ダイヤルの操作がされたものとする誤操作が発生する場合が生じうる。このように、回転ダイヤルとその近傍に別の操作対象がある場合に想定される種々の誤操作や誤入力が問題となる場合があった。
従って、本発明の目的は、回転ダイヤルとその近傍に別の操作対象がある場合に、誤操作や誤入力の低減を可能とする操作入力装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するため、タッチ状態を検出する複数の電極をノブの周囲に有し、操作パネル上に回転可能に配置されて、回転操作により入力動作を行なう回転ダイヤルと、前記複数の電極のタッチ状態を判断することにより、前記回転ダイヤルの入力操作を制限する制御を行なう制御部と、を有することを特徴とする操作入力装置を提供する。
[2]前記制御部は、前記複数の電極のうちの1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限し、2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容することを特徴とする上記[1]に記載の操作入力装置であってもよい。
[3]また、前記操作パネルは、タッチスイッチであることを特徴とする上記[1]に記載の操作入力装置であってもよい。
[4]また、前記制御部は、前記複数の電極の1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限すると共に前記タッチスイッチのタッチ操作を許容し、前記複数の電極の2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容すると共に前記タッチスイッチのタッチ操作を制限することを特徴とする上記[3]に記載の操作入力装置であってもよい。
[5]また、前記操作パネルは、その一部に、操作状態を検出する操作入力スイッチを有することを特徴とする上記[1]に記載の操作入力装置であってもよい。
[6]また、前記操作入力スイッチは、前記操作入力スイッチがタッチ操作状態を検出するタッチスイッチであることを特徴とする上記[5]に記載の操作入力装置であってもよい。
[7]また、前記制御部は、前記複数の電極の1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限すると共に前記操作入力スイッチの入力操作を許容し、前記複数の電極の2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容すると共に前記操作入力スイッチの入力操作を制限することを特徴とする上記[5]又は[6]に記載の操作入力装置であってもよい。
本発明の一形態によれば、回転ダイヤルとその近傍に別の操作対象がある場合に、誤操作や誤入力の低減を可能とすることができる。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る操作入力装置の正面図である。 図2(a)は、回転ダイヤルの外観斜視図(一部破断斜視図)であり、図2(b)は、電極が見える状態で断面表示した断面図である。 図3は、回転ダイヤルの実施形態の一例を示す外観斜視図(一部破断斜視図)である。 図4は、本発明の実施の形態に係る操作入力装置の構成ブロック図である。 図5(a)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図5(b)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。 図7(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る操作入力装置の正面図であり、図7(b)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図7(c)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。 図9(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る操作入力装置の正面図であり、図9(b)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図9(c)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。 図10は、本発明の第3の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る操作入力装置1は、タッチ状態を検出する複数、n個の電極Xi(i=0,1,〜,n)をノブであるダイヤルノブ110の周囲に有し、操作パネル200上に回転可能に配置されて、回転操作により入力動作を行なう回転ダイヤル100と、複数の電極Xi(i=0,1,〜,n)のタッチ状態を判断することにより、回転ダイヤル100の入力操作を制限する制御を行なう制御部300と、を有して構成されている。
(回転ダイヤル100、操作パネル200)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る操作入力装置の正面図である。
第1の実施の形態では、操作パネル200上にタッチディスプレイ画面210が略全面に配置され、このタッチディスプレイ画面210の中に回転ダイヤル100が回転可能に配置されている。操作者は、タッチディスプレイ画面210上の任意の点をタッチ操作又はなぞり操作等の入力操作が可能で、また、回転ダイヤル100を手指で把持あるいは摘んだ状態で、図示するA方向に回転操作が可能である。
なお、タッチディスプレイ画面210上へのタッチ操作による入力操作、また、回転ダイヤル100の回転による入力操作による各操作値は、後述する制御部300を介して操作対象機器に出力され、各機器の遠隔操作等ができる構成とされている。
なお、タッチディスプレイ画面210は、操作パネル200上の全面に配置されていなくてもよく、また、タッチ操作を行なうだけのタッチパッド等であってもよい。また、回転ダイヤル100はタッチディスプレイ画面210の中ではなく隣接若しくは近傍に配置されていてもよい。すなわち、回転ダイヤル100とタッチディスプレイ画面210は近傍に配置され、タッチディスプレイ画面210上のタッチ操作時に意図せずに操作している手指の一部が回転ダイヤル100に接触する可能性のある配置関係となっている。
(回転ダイヤル100の構成)
図2(a)は、回転ダイヤルの外観斜視図(一部破断斜視図)であり、図2(b)は、電極が見える状態で断面表示した断面図である。
図2(a)に示すように、回転ダイヤル100は、例えば、樹脂で形成された略円筒形状のダイヤルノブ110と、円筒内部110aに電気的に独立して複数(n個)配置された電極Xi(i=0,1,〜,n)から概略構成されている。この電極Xi(i=0,1,〜,n)は、タッチ状態、例えば、ノブの把持状態や摘んだ状態を検出する複数の電極をノブの周囲に短冊状に配置されている。この配置は、ノブの周方向に沿って等間隔に配置されるのが好ましい。
また、図2(b)に示すように、電極Xi(i=0,1,〜,n)は、円筒内部110aに貼付けられ、所定の誘電率を有するダイヤルノブ110の樹脂部110bを挟んで、接触する指400とコンデンサを形成する。指400は静電容量が十分大きいグランドGNDとして機能するので、指400がタッチした樹脂部110bの部位に対応した電極Xi(i=0,1,〜,n)は、静電容量値が大きくなる。したがって、電極Xi(i=0,1,〜,n)から制御部300へ接続された出力を検出することにより、電極へのタッチの有無を検出できる。なお、電極Xi(i=0,1,〜,n)から制御部300への電気的な接続は、回転ダイヤル100が操作パネル200に対して回転可能であるので、例えば、フレキシブル基板等を用いることができる。
図3は、回転ダイヤルの実施形態の一例を示す外観斜視図(一部破断斜視図)である。上記したように、回転ダイヤル100は操作パネル200に対して回転可能であるので、電極Xi(i=0,1,〜,n)から操作パネル200側への電気的な接続を工夫する必要がある。リード線や上記したフレキシブル基板を用いる以外には次のような構成が挙げられる。
図3に示すように、ダイヤルノブ110は、操作パネル200に設けられた玉軸受220により回転可能に支持されている。また、ダイヤルノブ110の各電極Xi(i=0,1,〜,n)からそれぞれ可動接点120i(i=0,1,〜,n)が突出して設けられている。この可動接点120iは櫛歯状に設けられ、このピッチに対応して、操作パネル200側に図示省略する固定接点が設けられている。これにより、回転ダイヤル100が回転操作された状態でも、各電極Xiへのタッチ状態を操作パネル200、制御部300側で検出することができる。
(制御部300)
図4は、本発明の実施の形態に係る操作入力装置の構成ブロック図である。制御部300は、各電極への電荷チャージ等を行なう駆動部310、静電容量の検出を行なう検出部320、及び、各電極Xiへのタッチの有無を判断する判断部330等から構成されている。その他、駆動部310から各電極Xi、また、各電極Xiから検出部320への電気的接続を順次切替えるマルチプレクサ等を備える。同様に、タッチディスプレイ画面210上の各位置の静電容量値を順次検出するためのインターフェース部を有している。なお、各電極Xiの個数が少ない場合は、それぞれの電極を切り替えずに多チャンネル入力としてもよい。
駆動部310は、所定のクロック周波数、所定のタイミングで、各電極Xi(i=0,1,〜,n)へそれぞれ電荷をチャージする。
検出部320は、タッチ状態により静電容量値が変化した各電極Xi(i=0,1,〜,n)の容量値CXiを検出する。これらの容量値CXiは、各電極Xi(i=0,1,〜,n)から制御部300へ入力される入力信号をカウンタにより量子化したカウンタ値とし、これに基づいて検出容量値をして算出することができる。
判断部330は、記憶されたプログラムに従って、後述するフローチャートにより種々の判断を実行して、操作入力装置の制御を行なう。
なお、制御部300は、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU、記憶部として半導体メモリであるRAM及びROM等を備える。ROMには、例えば、CPUが動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。記憶部には、例えば、タッチ判断を行なう閾値CTH等を記憶する。
(操作入力装置1の動作)
図5(a)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図5(b)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。
図5(a)において、操作者は、指400でタッチディスプレイ画面210上の点P1をタッチ操作している。このタッチ操作のとき、操作者の手指の一部がダイヤルノブ110に接触する場合がある。この接触点は、操作者の意図しないタッチ位置、点P2である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。すなわち、操作者がタッチディスプレイ画面210をタッチ操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなった場合は、回転ダイヤル100へのタッチは操作者の意図ではないとして、タッチディスプレイ画面210のタッチ入力操作を許容して継続させることができる。また、ダイヤルノブ110が回転した場合でも、その回転による入力動作を無効にする等の制限を行なうことができる。
図5(b)において、操作者は、指400でダイヤルノブ110を把持又は摘んで回転操作をしている。このときの接触点は、点P3及び点P4である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。ダイヤルノブ110の把持又は摘み方によっては、3以上の電極がタッチオンとなる。すなわち、操作者がタッチディスプレイ画面210をタッチ操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つ以上の電極がタッチオンとなった場合は、ダイヤルノブ110の回転による入力動作は操作者の意図であるとして、入力動作を許容して継続させることができる。一方、2つ以上の電極がタッチオンの場合において、タッチディスプレイ画面210に意図せずにタッチした場合には、タッチディスプレイ画面210へのタッチ入力操作を無効にする等の制限を行なうことができる。
(シーン1:タッチディスプレイ画面210の操作時、ダイヤルノブ110に手指が触れる場合)
電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンの場合は、ダイヤルノブ110へのタッチは操作者の意図ではないとして、タッチディスプレイ画面210の操作を継続させる。一方、電極Xi(i=0,1,〜,n)の2つ以上の電極がタッチオンの場合は、ダイヤルノブ110へのタッチは操作者の意図であるとして、ダイヤルノブ110の操作に切替えることができる。
(シーン2:ダイヤルノブ110の操作時、タッチディスプレイ画面210に手指が触れる場合)
電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンの場合は、タッチディスプレイ画面210への操作は操作者の意図であるとして、タッチディスプレイ画面210操作に切替えることができる。一方、電極Xi(i=0,1,〜,n)の2つ以上の電極がタッチオンの場合は、ダイヤルノブ110へのタッチは操作者の意図であるとして、ダイヤルノブ110の操作を継続させる。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、操作入力装置の動作を説明する。
制御部300の駆動部310は、所定のクロック周波数、所定のタイミングで、各電極Xi(i=0,1,〜,n)へそれぞれ電荷をチャージする(Step11)。
制御部300の検出部320は、タッチ状態により静電容量値が変化した各電極Xi(i=0,1,〜,n)の容量値CXiを検出する(Step12)。
制御部300は、i=nかどうかを判断する。i=nの場合は、Step14へ進み、i=nでない場合は、i=i+1としてStep11へ戻って繰り返えして動作を継続する(Step13)。
制御部300の判断部330は、容量値CXi(i=0,1,〜,n)が閾値CTHを超えているかどうかを、すべての電極Xi(i=0,1,〜,n)に対して判断する。これにより、2以上の電極がタッチオンかどうかを判断する。2以上の電極がタッチオンの場合は、Step15へ進み、2以上の電極がタッチオンでない場合は、Step16へ進む(Step14)。
制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を許容し、タッチディスプレイ画面210の入力操作を制限する(Step15)。
また、制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を制限し、タッチディスプレイ画面210の入力操作を許容する(Step16)。
上記示した一連の動作を繰り返して実行することにより、回転ダイヤル100のダイヤルノブ110へのタッチが操作者の意図した操作かどうかを常に判断することができ、この判断に基づいて、回転ダイヤル100又はタッチディスプレイ画面210への入力操作を許容し、または、制限する等の制御が可能になる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態において操作パネル200上にはタッチディスプレイ画面210が全面に配置されている態様を示したが、本発明の第2の実施の形態では、操作パネル200上の一部にタッチスイッチが配置された構成としている。
図7(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る操作入力装置の正面図であり、図7(b)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図7(c)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。
図7(a)に示すように、第2の実施の形態では、操作パネル200上に第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240が配置され、また、操作パネル200内には回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)が回転可能に配置されている。操作者は、第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240上の点をタッチ操作又はなぞり操作等の入力操作が可能で、また、ダイヤルノブ110を手指で把持あるいは摘んだ状態で、回転操作が可能である。第1の実施の形態と同様に、ダイヤルノブ110と第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240は、操作パネル200内でのタッチ操作時に意図せずに操作している手指の一部がダイヤルノブ110に接触する可能性のある配置関係となっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
図7(b)において、操作者は、指400で第1タッチスイッチ230上の点をタッチ操作している。このタッチ操作のとき、操作者の手指の一部がダイヤルノブ110に接触する場合がある。この接触点は、操作者の意図しないタッチ位置、点P2である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。すなわち、操作者が第1タッチスイッチ230をタッチ操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなった場合は、回転ダイヤル100へのタッチは操作者の意図ではないとして、第1タッチスイッチ230のタッチ入力操作を許容して継続させることができる。また、ダイヤルノブ110が回転した場合でも、その回転による入力動作を無効にする等の制限を行なうことができる。
図7(c)において、操作者は、指400でダイヤルノブ110を把持又は摘んで回転操作をしている。このときの接触点は、点P3及び点P4である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。ダイヤルノブ110の把持又は摘み方によっては、3以上の電極がタッチオンとなる。すなわち、第1タッチスイッチ230又は第2タッチスイッチ240をタッチ操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つ以上の電極がタッチオンとなった場合は、ダイヤルノブ110の回転による入力動作は操作者の意図であるとして、入力動作を許容して継続させることができる。一方、2つ以上の電極がタッチオンの場合において、第1タッチスイッチ230又は第2タッチスイッチ240に意図せずにタッチした場合には、タッチ入力操作を無効にする等の制限を行なうことができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、操作入力装置の動作を説明する。
制御部300の駆動部310は、所定のクロック周波数、所定のタイミングで、各電極Xi(i=0,1,〜,n)へそれぞれ電荷をチャージする(Step21)。
制御部300の検出部320は、タッチ状態により静電容量値が変化した各電極Xi(i=0,1,〜,n)の容量値CXiを検出する(Step22)。
制御部300は、i=nかどうかを判断する。i=nの場合は、Step24へ進み、i=nでない場合は、i=i+1としてStep21へ戻って繰り返えして動作を継続する(Step23)。
制御部300の判断部330は、容量値CXi(i=0,1,〜,n)が閾値CTHを超えているかどうかを、すべての電極Xi(i=0,1,〜,n)に対して判断する。これにより、2以上の電極がタッチオンかどうかを判断する。2以上の電極がタッチオンの場合は、Step25へ進み、2以上の電極がタッチオンでない場合は、Step26へ進む(Step24)。
制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を許容し、第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240の入力操作を制限する(Step25)。
また、制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を制限し、第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240の入力操作を許容する(Step26)。
上記示した一連の動作を繰り返して実行することにより、回転ダイヤル100のダイヤルノブ110へのタッチが操作者の意図した操作かどうかを常に判断することができ、この判断に基づいて、回転ダイヤル100又は第1タッチスイッチ230、第2タッチスイッチ240への入力操作を許容し、または、制限する等の制御が可能になる。
(第3の実施の形態)
第1、2の実施の形態において操作パネル200上にはタッチ式の入力手段が配置されている態様を示したが、本発明の第3の実施の形態は、操作パネル200上の一部に非タッチ式の入力手段が配置された構成である。非タッチ式の入力手段として、押圧スイッチ250を操作パネル200上に配置した構成としている。
図9(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る操作入力装置の正面図であり、図9(b)は、意図しない回転ダイヤルへのタッチがされるシーンを示す操作入力装置の正面図であり、図9(c)は、回転ダイヤルを手指で把持した状態で回転操作しているシーンを示す操作入力装置の正面図である。
図9(a)に示すように、第3の実施の形態では、操作パネル200上に押圧スイッチ250が配置され、また、操作パネル200内には回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)が回転可能に配置されている。操作者は、押圧スイッチ250を押圧操作等の入力操作が可能で、また、ダイヤルノブ110を手指で把持あるいは摘んだ状態で、回転操作が可能である。第1、2の実施の形態と同様に、ダイヤルノブ110と押圧スイッチ250は、操作パネル200内での操作時に意図せずに操作している手指の一部がダイヤルノブ110に接触する可能性のある配置関係となっている。その他の構成は、第1、2の実施の形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
図9(b)において、操作者は、指400で押圧スイッチ250を押圧操作している。この押圧操作のとき、操作者の手指の一部がダイヤルノブ110に接触する場合がある。この接触点は、操作者の意図しないタッチ位置、点P2である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。すなわち、操作者が押圧スイッチ250を押圧操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、1つの電極がタッチオンとなった場合は、回転ダイヤル100へのタッチは操作者の意図ではないとして、押圧スイッチ250の入力操作を許容して継続させることができる。また、ダイヤルノブ110が回転した場合でも、その回転による入力動作を無効にする等の制限を行なうことができる。
図9(c)において、操作者は、指400でダイヤルノブ110を把持又は摘んで回転操作をしている。このときの接触点は、点P3及び点P4である。このときのダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つの電極がタッチオンとなり、他の電極はオフ状態となっている。ダイヤルノブ110の把持又は摘み方によっては、3以上の電極がタッチオンとなる。すなわち、押圧スイッチ250を押圧操作しているときに、ダイヤルノブ110の電極Xi(i=0,1,〜,n)のうち、2つ以上の電極がタッチオンとなった場合は、ダイヤルノブ110の回転による入力動作は操作者の意図であるとして、入力動作を許容して継続させることができる。一方、2つ以上の電極がタッチオンの場合において、押圧スイッチ250を意図せずに押圧した場合には、押圧スイッチ250への入力操作を無効にする等の制限を行なうことができる。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る操作入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、操作入力装置の動作を説明する。
制御部300の駆動部310は、所定のクロック周波数、所定のタイミングで、各電極Xi(i=0,1,〜,n)へそれぞれ電荷をチャージする(Step31)。
制御部300の検出部320は、タッチ状態により静電容量値が変化した各電極Xi(i=0,1,〜,n)の容量値CXiを検出する(Step32)。
制御部300は、i=nかどうかを判断する。i=nの場合は、Step34へ進み、i=nでない場合は、i=i+1としてStep31へ戻って繰り返えして動作を継続する(Step33)。
制御部300の判断部330は、容量値CXi(i=0,1,〜,n)が閾値CTHを超えているかどうかを、すべての電極Xi(i=0,1,〜,n)に対して判断する。これにより、2以上の電極がタッチオンかどうかを判断する。2以上の電極がタッチオンの場合は、Step35へ進み、2以上の電極がタッチオンでない場合は、Step36へ進む(Step34)。
制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を許容し、押圧スイッチ250の入力操作を制限する(Step35)。
また、制御部300は、回転ダイヤル100(ダイヤルノブ110)による入力操作を制限し、押圧スイッチ250の入力操作を許容する(Step36)。
上記示した一連の動作を繰り返して実行することにより、回転ダイヤル100のダイヤルノブ110へのタッチが操作者の意図した操作かどうかを常に判断することができ、この判断に基づいて、回転ダイヤル100又は押圧スイッチ250への入力操作を許容し、または、制限する等の制御が可能になる。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)本実施の形態では、回転ダイヤル100のダイヤルノブ110の周囲に複数個の電極を配置し、この複数の電極のタッチ状態を判断する構成としている。すなわち、2つ以上の電極がタッチオンとなった場合は、ダイヤルノブ110の回転による入力動作は操作者の意図であると判断する。一方、1つの電極のみがタッチオンの場合は、ダイヤルノブ110へのタッチは操作者の意図ではないと判断する。これにより、回転ダイヤル100の回転操作による入力操作を許容又は制限することができる。また、回転ダイヤル100の近傍に配置され、操作している手指の一部が回転ダイヤル100に接触する可能性のある操作手段の入力操作を制限又は許容することができる。
(2)上記のように、タッチディスプレイ画面210、あるいは、タッチスイッチ230、240等のタッチ式の入力手段を操作する場合に、これらの入力手段と回転ダイヤル100が、意図せずに操作している手指の一部がダイヤルノブ110に接触する可能性のある配置関係となる場合であっても、操作意図切り分けが可能となり、これによる誤操作を低減することが可能になる。
(3)また、操作パネル200の一部に非タッチ式の入力手段が配置された構成であっても、上記と同様に、操作意図切り分けが可能となり、これによる誤操作を低減することが可能になる。
(4)以上示したように、本実施の形態により、回転ダイヤルとその近傍に別の操作対象がある場合に、誤操作や誤入力の低減を可能とする操作入力装置を提供することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態およびその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態およびその変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作入力装置
100…回転ダイヤル
110…ダイヤルノブ
110a…円筒内部
110b…樹脂部
120i(i=0,1,〜,n)…可動接点
200…操作パネル
210…タッチディスプレイ画面
220…玉軸受
230…第1タッチスイッチ
240…第2タッチスイッチ
250…押圧スイッチ
300…制御部
310…駆動部
320…検出部
330…判断部
400…指
Xi(i=0,1,〜,n)…電極
Xi(i=0,1,〜,n)…容量値
TH…タッチ閾値
P1…タッチ位置
P2…意図しないタッチ位置
P3、P4…把持点

Claims (7)

  1. タッチ状態を検出する複数の電極をノブの周囲に有し、操作パネル上に回転可能に配置されて、回転操作により入力動作を行なう回転ダイヤルと、
    前記複数の電極のタッチ状態を判断することにより、前記回転ダイヤルの入力操作を制限する制御を行なう制御部と、
    を有することを特徴とする操作入力装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の電極のうちの1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限し、2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容することを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記操作パネルは、タッチスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の電極の1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限すると共に前記タッチスイッチのタッチ操作を許容し、前記複数の電極の2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容すると共に前記タッチスイッチのタッチ操作を制限することを特徴とする請求項3に記載の操作入力装置。
  5. 前記操作パネルは、その一部に、操作状態を検出する操作入力スイッチを有することを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  6. 前記操作入力スイッチは、前記操作入力スイッチがタッチ操作状態を検出するタッチスイッチであることを特徴とする請求項5に記載の操作入力装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の電極の1のみの電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を制限すると共に前記操作入力スイッチの入力操作を許容し、前記複数の電極の2以上の電極がタッチオンの状態である場合には前記回転ダイヤルによる入力操作を許容すると共に前記操作入力スイッチの入力操作を制限することを特徴とする請求項5又は6に記載の操作入力装置。
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