JP2017026289A - 空気調和装置 - Google Patents

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立慈 川端
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一善 友近
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Abstract

【課題】除霜運転において、圧縮機への液戻りを防ぎ、圧縮機の運転信頼性が高い空気調和装置を提供する。【解決手段】空気調和装置5において、複数の室外ユニット10,30は、除霜運転時に、吸熱側となる室外ユニット10と、除霜される側となる室外ユニット30とに分かれ、室外ユニット10の高圧ガス管接続口16から室外ユニット30の高圧ガス管接続口36を経て圧縮機31の吸込口に繋がり、圧縮機11と圧縮機31とを直列に接続する直列経路7と、圧縮機31から、室外ユニット30の室外熱交換器33及び室外ユニット30の液管接続口35を経て、室外ユニット10の液管接続口15に繋がる除霜経路8と、室外ユニット10内に配置され、室外ユニット10の液管接続口15から、室外ユニット10の室外熱交換器13を経て、室外ユニット10の圧縮機11の吸込口に繋がる戻し経路9とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和装置に関する。
従来、並列に接続された複数の室外ユニットに対して複数の室内ユニットが接続され、複数の室内ユニットを同時に全冷房運転もしくは全暖房運転、または、冷暖同時運転を実施可能とする空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような空気調和装置では、圧縮機及び室外熱交換器を備えた複数の室外ユニットと、室内熱交換器を備えた複数の室内ユニットとがユニット間配管により接続されている。ユニット間配管は、液管、高圧ガス管、及び、低圧ガス管で構成されている。ユニット間配管は、室外ユニットに対し、それぞれ、室外熱交換器の一端側、圧縮機の吐出側、及び、圧縮機の吸入側で接続されている。
上記構成によると、冷暖同時運転を実施する場合は、高圧ガス管と低圧ガス管と液管との三本の冷媒管すべてが使用される一方で、全冷房運転が実行される場合は、高圧ガス管は使用されず、低圧ガス管と液管との二本の冷媒管のみが使用される。また、全暖房運転が実行される場合、低圧ガス管は使用されず、高圧ガス管と液管との二本の冷媒管のみが使用される。
全暖房運転時、室外熱交換器は蒸発器として機能する。低温の冷媒が室外熱交換器に流れて、空気と熱交換されると、空気中の水分が室外熱交換器のフィンに凝結して凍り、霜が発生する。室外熱交換器に着霜すると、室外熱交換器の熱交換性能が著しく低下し、暖房能力が低下する。そのため、室外熱交換器に着霜した場合、暖房運転を冷房運転に切り換え、圧縮機から吐出した高温の冷媒を室外熱交換器に流して霜を溶かす除霜運転が必要となる。除霜運転中は、暖房運転を中断し、室内熱交換器は蒸発器として機能する。そのため、除霜運転終了後に暖房運転に戻した際には、室内熱交換器が冷え切ってしまっており、暖房運転の立ち上がりが遅くなり、使用者の快適性が低下する課題があった。
この課題を解決するため、特許文献1では、図5に示すように、圧縮機71,81、室外熱交換器72,82、室外流量調整弁73,83、第1の四方弁74,84、第2の四方弁75,85、液管を接続する液管接続口76,86、高圧ガス管を接続する高圧ガス管接続口77,87、低圧ガス管を接続する低圧ガス管接続口78,88、及び、室外ユニット間を接続する室外ユニット間配管接続口79,89、を有する室外ユニット70,80が提案されている。
第1の四方弁74、84は、室外熱交換器72,82の一端を、圧縮機71,81の吐出側と吸入側へ切り換え接続可能であり、第2の四方弁75,85は室外ユニット間配管接続口79,89を圧縮機71,81の吐出側と吸入側に切り換え接続可能となる。
室外ユニット70,80から延びる3本の接続配管のうち、高圧ガス管と低圧ガス管は電磁弁キット100a,100b内で合流し、液管と共に室内ユニット90a,90bに接続される。電磁弁キット100a,100b内には、それぞれ高圧ガス管開閉弁101a,101bと、低圧ガス管開閉弁102a,102bとが設けられる。室内ユニット90a、90bには、それぞれ室内流量調整弁91a,91bと、室内熱交換器92a,92bとが設けられている。
このような構成の室外ユニット70,80では、圧縮機81から吐出した高温冷媒によって、室外熱交換器82の霜を溶かし、室外熱交換器82で凝縮した液冷媒を、室外ユニット70の室外熱交換器72にて蒸発させる室外ユニット間除霜運転を行う。
室外熱交換器82の除霜を行う室外ユニット間除霜では、室外流量調整弁73,83、室内流量調整弁91a,91b、及び、高圧ガス管開閉弁101a,101bを開状態とし、低圧ガス管開閉弁102a,102bを閉状態とする。また、図5に示すように、室外熱交換器72の一端と圧縮機71の吸入側とが接続するように第1の四方弁74を切り換え、室外ユニット間配管接続口79と圧縮機71の吐出側とが接続するように第2の四方弁75を切り換え、室外熱交換器82の一端と圧縮機81の吐出側とが接続するように第1の四方弁84を切り換え、室外ユニット間配管接続口89と圧縮機81の吐出側とが接続するように第2の四方弁85を切り換える。
この時、室外ユニット70の圧縮機71、高圧ガス管接続口77、室外ユニット80の高圧ガス管接続口87、及び、第1の四方弁84が順に連通し、一方で室外ユニット80の圧縮機81と第1の四方弁84とが連通する。第1の四方弁84の先では、室外熱交換器82、室外流量調整弁83、液管接続口86、室外ユニット70の液管接続口76、室外流量調整弁73、室外熱交換器72、及び、第1の四方弁74が順に連通し、また、第1の四方弁74と圧縮機71とが連通し、一方で、低圧ガス管接続口78、室外ユニット80の低圧ガス管接続口88、及び、圧縮機81が順に連通する。
運転時は、圧縮機71が吐出した冷媒が高圧ガス管接続口77を通って室外ユニット70から出た後、一部が室外ユニット80へ流れ、残りの一部が室内ユニット90a,90bへ流れる。室外ユニット80に流入した冷媒は、圧縮機81が吐出した冷媒と合流し、室外熱交換器82で除霜し、液管接続口86を通って室外ユニット80から流出する。一方、室外ユニット70から室内ユニット90a,90bへ流れた冷媒は、室内熱交換器92a、92bで放熱して凝縮し、室内流量調整弁91a,91bを通り、その後、室外ユニット80から流出した冷媒と合流し、室外ユニット70に流入する。室外ユニット70へ流れた冷媒は、室外流量調整弁73を通って室外熱交換器72で吸熱し蒸発する。蒸発した冷媒は、一部が圧縮機71に吸入され、残りの一部は低圧ガス管接続口78を通って室外ユニット70から出て、室外ユニット80の低圧ガス管接続口88を通って、圧縮機81に吸入される。
以上の動作により、室外ユニットを除霜する場合でも、空気調和装置全体を暖房運転から冷房運転に切り換えることなく、室外ユニット80の室外熱交換器82に直接高温冷媒を導入できるとともに、室内熱交換器92a,92bを凝縮器として機能させることができ、暖房運転を継続させて、使用者の快適性を損なわないようにすることができる。
特開2008−157557号公報
しかしながら、上記従来技術では、複数の室外ユニットが接続された状態の除霜運転において、室外ユニットの室外熱交換器で蒸発した冷媒が、外気にさらされる室外ユニット間配管を流れる過程で放熱して液化し、液化した冷媒が室外ユニットの圧縮機内へ液戻りするおそれがある。すなわち、上記従来技術を例に挙げれば、室外熱交換器72で蒸発した冷媒が、外気にさらされる室外ユニット間配管を流れる過程で放熱して液化し、液化した冷媒が圧縮機81内へ液戻りする恐れがある。液戻りにより圧縮機が液圧縮を起こすと、圧縮機の弁やシリンダーに過度の荷重がかかり、圧縮機の寿命に影響するおそれがあり、圧縮機の運転信頼性が低下するという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、複数の室外ユニット接続時の除霜運転において、圧縮機への液戻りを防ぎ、圧縮機の運転信頼性が高い空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、圧縮機及び室外熱交換器を備える複数の室外ユニットと、複数の室内ユニットと、高圧ガス管、低圧ガス管及び液管を備え、前記室外ユニットと前記室内ユニットとを接続するユニット間配管と、を備え、前記ユニット間配管に複数の前記室外ユニットが並列に接続された空気調和装置において、複数の前記室外ユニットは、除霜運転時に、吸熱側となる吸熱側室外ユニットと、除霜される側となる除霜側室外ユニットとに分かれ、前記吸熱側室外ユニットの高圧ガス管接続口から前記除霜側室外ユニットの高圧ガス管接続口を経て前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機の吸込口に繋がり、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機と前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機とを直列に接続する直列経路と、前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機から、前記除霜側室外ユニットの前記室外熱交換器及び前記除霜側室外ユニットの液管接続口を経て、前記吸熱側室外ユニットの液管接続口に繋がる除霜経路と、前記吸熱側室外ユニット内に配置され、前記吸熱側室外ユニットの前記液管接続口から、前記吸熱側室外ユニットの前記室外熱交換器を経て、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機の吸込口に繋がる戻し経路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記室外ユニットは、室外流量調整弁と、第1の四方弁と、第2の四方弁と、第1の開閉弁と、低圧ガス管接続口とをそれぞれ備え、冷房運転時は、前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記室外流量調整弁、前記液管接続口、前記室内ユニット、前記低圧ガス管接続口、前記第2の四方弁、及び、前記圧縮機が順に接続され、暖房運転時は、前記圧縮機、前記第1の四方弁、前記高圧ガス管接続口、前記室内ユニット、前記液管接続口、前記室外流量調整弁、前記室外熱交換器、前記第2の四方弁、前記第1の四方弁、前記第1の開閉弁、及び、前記圧縮機が順に接続され、除霜運転時は、前記吸熱側室外ユニットの、前記圧縮機、前記第1の四方弁、及び、前記高圧ガス管接続口が順に接続され、次に、前記除霜側室外ユニットの、前記高圧ガス管接続口、前記第1の四方弁、前記第2の四方弁、前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記室外流量調整弁、及び、前記液管接続口が順に接続され、続いて、前記吸熱側室外ユニットの、前記液管接続口、前記室外流量調整弁、前記室外熱交換器、前記第2の四方弁、前記第1の四方弁、前記第1の開閉弁、及び、前記圧縮機が順に接続されることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記除霜側室外ユニットの前記室外熱交換器は、複数台が並列に設けられ、これら複数台の室外熱交換器は、除霜される除霜用室外熱交換器と、流入側の弁が閉じられることで前記除霜用室外熱交換器とは反対方向に冷媒が流れる蒸発用熱交換器とに分かれ、前記除霜用室外熱交換器を通過した冷媒の一部は、前記蒸発用熱交換器に流れ、前記除霜側室外ユニットの低圧ガス管接続口と前記吸熱側室外ユニットの低圧ガス管接続口とを繋ぐ第2の戻し経路を通って、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機に戻ることを特徴とする。
本発明の空気調和装置によれば、吸熱側室外ユニットの圧縮機と除霜側室外ユニットの圧縮機とを直列に接続する直列経路により、冷媒を圧縮機によって2段階で圧縮して、除霜側室外ユニットの室外熱交換器の除霜に十分な熱量を持った冷媒を除霜経路に流すことができる。さらに、吸熱側室外ユニットの液管接続口から吸熱側室外ユニットの室外熱交換器を経て、吸熱側室外ユニットの圧縮機の吸込口に繋がる戻し経路が、吸熱側室外ユニット内に配置されているため、吸熱側室外ユニットの圧縮機に戻る直前の冷媒が外気に曝されて冷えることを防止でき、圧縮機への液戻りを防止できる。このため、圧縮機の運転信頼性が高い空気調和装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 除霜運転の状態の冷媒回路図である。 第1の実施の形態の変形例における除霜運転の状態の冷媒回路図である。 第2の実施の形態における除霜運転の状態の冷媒回路図である。 従来の空気調和装置における除霜運転の状態の冷媒回路図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。
空気調和装置5は、複数の室外ユニット10,30と、複数の室内ユニット50a,50bと、室外ユニット10,30と室内ユニット50a,50bとを接続するユニット間配管6とを備える。ユニット間配管6は、液管1と、高圧ガス管2と、低圧ガス管3とを備えて構成される。室外ユニット10,30は、ユニット間配管6に対し、並列に接続される。
室外ユニット10,30は、それぞれ、圧縮機11,31と、第1の室外熱交換器開閉弁12,32と、第2の室外熱交換器開閉弁18,38と、室外熱交換器13,33と、室外流量調整弁14,34と、液管1が接続される液管接続口15,35と、高圧ガス管2が接続される高圧ガス管接続口16,36と、低圧ガス管3が接続される低圧ガス管接続口17,37と、第1の四方弁19,39と、第2の四方弁20,40と、第1の開閉弁21,41とを備え、これらの構成要素は、箱状の筐体(不図示)に収納されている。
液管1の一端側は、分岐して室外ユニット10,30の液管接続口15,35にそれぞれ接続され、液管1の他端側は、電磁弁キット60a,60bに接続される。
高圧ガス管2の一端側は、分岐して室外ユニット10,30の高圧ガス管接続口16,36にそれぞれ接続され、高圧ガス管2の他端側は、電磁弁キット60a,60bに接続される。
低圧ガス管3の一端側は、分岐して室外ユニット10,30の低圧ガス管接続口17,37にそれぞれ接続され、低圧ガス管3の他端側は、電磁弁キット60a,60bに接続される。
第1の四方弁19,39は、それぞれ圧縮機11,31の吐出側を、高圧ガス管接続口16,36及び第1の開閉弁21,41の一方に接続するように切り換え接続可能である。また、第1の四方弁19,39は、第2の四方弁20,40と第1の開閉弁21,41とが連通するように切り替えられることもできる。
第2の四方弁20,40は、それぞれ低圧ガス管接続口17,37を、圧縮機11,31の吸入側及び第2の室外熱交換器開閉弁18,38の一方に接続するように切り換え接続可能である。また、第2の四方弁20,40は、第2の室外熱交換器開閉弁18,38と第1の四方弁19,39とが連通するように切り替えられることもできる。
第1の四方弁19,39と第2の四方弁20,40を用いることで、第2の室外熱交換器開閉弁18,38と第1の開閉弁21,41とを、また、高圧ガス管接続口16,36と圧縮機11,31の吸入側とを連通させることが可能となる。
電磁弁キット60a,60bは、それぞれ高圧ガス管開閉弁61a,61bと、低圧ガス管開閉弁62a,62bとを備える。高圧ガス管2と低圧ガス管3とは、電磁弁キット60a,60b内で合流してそれぞれの室内ユニット50a,50bに延びる。高圧ガス管開閉弁61a,61b、及び、低圧ガス管開閉弁62a,62bを開閉することで冷房運転、暖房運転、冷房運転と暖房運転との混在運転、及び、除霜運転の切り換えが可能である。
室内ユニット50a,50bは、それぞれ室内流量調整弁51a,51bと、室内熱交換器52a,52bとを備える。
空気調和装置5は、空気調和装置5の運転を制御する制御部(不図示)を備え、この制御部は、第1の室外熱交換器開閉弁12,32、室外流量調整弁14,34、第2の室外熱交換器開閉弁18,38、第1の開閉弁21,41、第1の四方弁19,39、第2の四方弁20,40、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61a,61b、及び、低圧ガス管開閉弁62a,62b等の弁の開閉や、圧縮機11,31の駆動を制御する。
以下、各運転動作について説明する。
室内ユニット50a,50bの全部を冷房運転する全冷房運転時において室外ユニット10のみを稼働させる場合には、第1の室外熱交換器開閉弁12、室外流量調整弁14、室内流量調整弁51a,51b、低圧ガス管開閉弁62a,62bを開状態とし、第2の室外熱交換器開閉弁18、高圧ガス管開閉弁61a,61b、第1の開閉弁21を閉状態とする。また、圧縮機11(吸熱側室内ユニットの圧縮機)の吐出側と第1の開閉弁21とが接続されるように第1の四方弁19を切り換え、低圧ガス管接続口17と圧縮機11の吸入側とが接続するように第2の四方弁20を切り換える。
この状態では、圧縮機11、第1の室外熱交換器開閉弁12、室外熱交換器13、室外流量調整弁14、液管接続口15(除霜側室外ユニットの液管接続口)、室内流量調整弁51a,51b、室内熱交換器52a,52b、低圧ガス管開閉弁62a,62b、低圧ガス管接続口17、第2の四方弁20、及び、圧縮機11が順に連通する。
これにより、図1において実線の矢印で示されるように、圧縮機11から吐出された冷媒は、室外熱交換器13で放熱して凝縮し、液管1を介して室内ユニット50a,50bへと供給される。室内熱交換器52a,52bで吸熱し蒸発した冷媒は、低圧ガス管3を介して室外ユニット10に戻ってきて、圧縮機11に戻り、冷媒回路を循環する。
室内ユニット50a,50bの全部を暖房運転する全暖房運転時において室外ユニット10のみを稼働させる場合には、室外流量調整弁14、第2の室外熱交換器開閉弁18、第1の開閉弁21、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61a,61bを開状態とし、第1の室外熱交換器開閉弁12、低圧ガス管開閉弁62a,62bを閉状態とする。また、圧縮機11の吐出側と高圧ガス管接続口16(吸熱側室内ユニットの高圧ガス管接続口)とが接続されるように第1の四方弁19を切り換え、第2の室外熱交換器開閉弁18と第1の開閉弁21とが接続するように第2の四方弁20及び第1の四方弁19を切り換える。
この状態では、圧縮機11、第1の四方弁19、高圧ガス管接続口16、高圧ガス管開閉弁61a,61b、室内熱交換器52a,52b、室内流量調整弁51a,51b、液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の四方弁20、第1の四方弁19、第1の開閉弁21、及び、圧縮機11が順に連通する。
これにより、図1において破線の矢印で示されるように、圧縮機11から吐出された冷媒は、高圧ガス管2を介して室内ユニット50a,50bへと供給される。室内熱交換器52a,52bで放熱し凝縮した冷媒は、液管1を介して室外ユニット10に戻り、室外熱交換器13で吸熱して蒸発し、圧縮機11に戻り、冷媒回路を循環する。
次に、冷房運転と暖房運転との混在運転時において、室外ユニット10のみを稼働させる場合を説明する。
室内ユニット50aが冷房運転であり、室内ユニット50bが暖房運転であり、室内ユニット50aの要求能力が室内ユニット50bの要求能力より大きい場合、第1の室外熱交換器開閉弁12、室外流量調整弁14、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61b、及び、低圧ガス管開閉弁62aを開状態とし、第2の室外熱交換器開閉弁18、第1の開閉弁21、高圧ガス管開閉弁61a、及び、低圧ガス管開閉弁62bを閉状態とする。また、圧縮機11の吐出側と高圧ガス管接続口16とが接続されるように第1の四方弁19を切り換え、低圧ガス管接続口17と圧縮機11の吸入側とが接続されるように第2の四方弁20を切り換える。
これにより、圧縮機11から吐出された冷媒の一部は、第1の室外熱交換器開閉弁12を通って室外熱交換器13に流れ、残りの冷媒は、第1の四方弁19及び高圧ガス管接続口16を通って室外ユニット10から流出し、室内ユニット50bに流れる。
室外熱交換器13へ流れた方の冷媒は、放熱して凝縮し、室外流量調整弁14及び液管接続口15を通って、室内ユニット50aに流れる。一方、室内ユニット50bへ流れた方の冷媒は、高圧ガス管開閉弁61bを通り、室内熱交換器52bで放熱して凝縮した後、室内流量調整弁51bを通り、室外ユニット10から流出した液冷媒に液管1で合流し、室内ユニット50aに流入する。室内ユニット50aに流れた冷媒は、室内流量調整弁51aを通って、室内熱交換器52aで吸熱して蒸発する。この蒸発した冷媒は、低圧ガス管開閉弁62a及び低圧ガス管接続口17を通り、第2の四方弁20を経て圧縮機11に吸入される。
また、室内ユニット50aの要求能力が室内ユニット50bの要求能力より小さい場合は、室外流量調整弁14、第2の室外熱交換器開閉弁18、第1の開閉弁21、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61b、及び、低圧ガス管開閉弁62aを開状態とし、第1の室外熱交換器開閉弁12、高圧ガス管開閉弁61a、及び、低圧ガス管開閉弁62bを閉状態とする。さらに、圧縮機11の吐出側と高圧ガス管接続口16とが接続されるように第1の四方弁19を切り換え、第2の室外熱交換器開閉弁18と第1の開閉弁21とが接続されるように第2の四方弁20を切り換える。
これにより、圧縮機11から吐出した冷媒が第1の四方弁19、高圧ガス管接続口16を通って、室外ユニット10から流出し、室内ユニット50bへ流れる。室内ユニット50bへ流れた冷媒は、高圧ガス管開閉弁61bを通り、室内熱交換器52bで放熱して凝縮した後、室内流量調整弁51bを通って室内ユニット50bから流出する。この流出した冷媒の一部は、液管接続口15及び室外流量調整弁14を通って室外熱交換器13に流れ、残りの冷媒は、室内ユニット50aに流れる。
室外熱交換器13に流れた方の冷媒は、室外熱交換器13で吸熱して蒸発し、その後、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の四方弁20、第1の四方弁19、及び、第1の開閉弁21を通る。一方、室内ユニット50aに流れた方の冷媒は、室内流量調整弁51aを通り、室内熱交換器52aで吸熱して蒸発した後、低圧ガス管開閉弁62aを通って室外ユニット10に流入する。この流入した冷媒は、低圧ガス管接続口17、第2の四方弁20を通り、その後、第1の開閉弁21を通過した冷媒と合流し、圧縮機11に吸入される。
なお、ここでは、室外ユニット10のみを稼働させた場合を示したが、室外ユニット30のみを稼働させた場合、及び、室外ユニット10,30の両方を稼働させた場合においても、動作は同様である。
図2は、除霜運転の状態の冷媒回路図である。
除霜運転時は、室外ユニット10及び室外ユニット30の両方を稼働させる。室外ユニット10が吸熱側となり、室外ユニット30が除霜側となる場合、室外ユニット10の室外流量調整弁14、第2の室外熱交換器開閉弁18、第1の開閉弁21、室外ユニット30の第1の室外熱交換器開閉弁32、及び、室外流量調整弁34を開状態とし、室外ユニット10の第1の室外熱交換器開閉弁12、室外ユニット30の第2の室外熱交換器開閉弁38、第1の開閉弁41、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61a,61b、及び、低圧ガス管開閉弁62a,62bを閉状態とする。以下の説明では、室外ユニット10(吸熱側室内ユニット)は吸熱側の吸熱側室外ユニットとして機能し、室外ユニット30(除霜側室外ユニット)は除霜側室外ユニットとして機能する。
また、圧縮機11の吐出側と高圧ガス管接続口16とが接続されるように室外ユニット10の第1の四方弁19を切り換え、第2の室外熱交換器開閉弁18と第1の開閉弁21とが接続されるように第2の四方弁20及び第1の四方弁19を切り換え、圧縮機31(除霜側室内ユニットの圧縮機)の吐出側と第1の開閉弁41とが接続されるように室外ユニット30の第1の四方弁39を切り換え、高圧ガス管接続口36(除霜側室内ユニットの高圧ガス管接続口)と圧縮機31の吸入側とが接続するように第1の四方弁39及び第2の四方弁40を切り換える。
この状態では、室外ユニット10の圧縮機11、第1の四方弁19、高圧ガス管接続口16、室外ユニット30の高圧ガス管接続口36、第1の四方弁39、第2の四方弁40、圧縮機31、第1の室外熱交換器開閉弁32、室外熱交換器33、室外流量調整弁34、液管接続口35(除霜側室外ユニットの液管接続口)、室外ユニット10の液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の四方弁20、第1の四方弁19、第1の開閉弁21、及び、圧縮機11が順に連通し、室外ユニット10と室外ユニット30との間を循環する冷媒で除霜する室外ユニット間除霜運転(除霜運転)が行われる。
室外ユニット間除霜運転では、図2に実線の矢印で示されるように、室外ユニット10の圧縮機11から吐出された高温の冷媒は、第1の四方弁19、高圧ガス管接続口16を通って室外ユニット10から流出し、高圧ガス管2を通り、室外ユニット30に流入する。室外ユニット30に流入した冷媒は、高圧ガス管接続口36、第1の四方弁39、及び、第2の四方弁40を通って圧縮機31に吸入される。
圧縮機31から吐出された冷媒は、第1の室外熱交換器開閉弁32を通り、室外熱交換器33で放熱して除霜を行う。室外熱交換器33を出た冷媒は、室外流量調整弁34、及び、液管接続口35を通って室外ユニット30から流出し、液管1を通って室外ユニット10に戻る。室外ユニット10に戻った冷媒は、液管接続口15、及び、室外流量調整弁14を通り、室外熱交換器13で吸熱して蒸発した後、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の四方弁20、第1の四方弁19、及び、第1の開閉弁21を通って、圧縮機11に吸入される。
上記室外ユニット間除霜運転の際の冷媒の経路は、大きく分けると、吸熱側の室外ユニット10の圧縮機11から除霜側の室外ユニット30の圧縮機31まで流れる直列経路7と、圧縮機31から除霜される室外熱交換器33を経て室外ユニット10の液管接続口15まで流れる除霜経路8と、液管接続口15から吸熱側の室外熱交換器13を経て圧縮機11の吸入側に流れる戻し経路9とを備える。
詳細には、直列経路7は、圧縮機11から、第1の四方弁19、室外ユニット10の高圧ガス管接続口16及び高圧ガス管2を通り、室外ユニット30の高圧ガス管接続口36を経て圧縮機31の吸込口に繋がり、圧縮機11と圧縮機31とを直列に接続する。
除霜経路8は、圧縮機31から、室外熱交換器33、室外流量調整弁34、液管接続口35、及び、液管1を経て、室外ユニット10の液管接続口15に繋がる。
戻し経路9は、室外ユニット10内に配置され、液管接続口15から、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の四方弁20、第1の四方弁19、及び、第1の開閉弁21を経て、圧縮機11の吸入口に繋がる。戻し経路9は、室外ユニット10の筐体(不図示)内に収容されており、外部に露出しないため、室外ユニット10,30の外側に配策されるユニット間配管6に比して、外気温の影響を受け難い。
本第1の実施の形態では、除霜運転時に、圧縮機11と圧縮機31とが直列経路7によって直列に接続され、圧縮機11から吐出された冷媒は、圧縮機31に直接吸い込まれ、冷媒は2段階で圧縮されて高温・高圧になった冷媒が室外熱交換器33に流れる。これにより、室外熱交換器33の除霜をするのに十分な熱量を持った冷媒を除霜対象の室外熱交換器33に流すことができ、除霜運転にかかる時間を短縮できるため、暖房運転に早期に復帰でき、室内の快適性を向上できる。
また、室外熱交換器33を除霜した冷媒は、液管接続口35及び液管1を通って液管接続口15から室外ユニット30に戻り、その後、室外ユニット30の外部を通らずに、室外ユニット30内の戻し経路9を通って圧縮機11に吸い込まれる。これにより、室外熱交換器13でガス化して圧縮機11に戻る冷媒が、外気に対し放熱して液化してしまうことを抑制できる。このため、除霜運転の際に圧縮機11で液圧縮が発生することを防止でき、圧縮機11の運転の信頼性を向上できる。
また、除霜運転の際の圧縮機11と圧縮機31との冷媒の流れが直列でるため、圧縮機11,31から吐出される冷凍機油が片方の室外ユニットの圧縮機に偏ることを防止できる。このため、圧縮機11,31内の冷凍機油不足、及び、圧縮機11,31の焼きつきによる寿命低下を防止でき、運転信頼性を向上できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、空気調和装置5は、圧縮機11,31及び室外熱交換器13,33を備える複数の室外ユニット10,30と、複数の室内ユニット50a,50bと、高圧ガス管2、低圧ガス管3及び液管1を備え、室外ユニット10,30と室内ユニット50a,50bとを接続するユニット間配管6と、を備え、ユニット間配管6に複数の室外ユニット10,30が並列に接続され、複数の室外ユニット10,30は、除霜運転時に、吸熱側となる室外ユニット10と、除霜される側となる室外ユニット30とに分かれ、室外ユニット10の高圧ガス管接続口16から室外ユニット30の高圧ガス管接続口36を経て除霜側の室外ユニット30の圧縮機31の吸込口に繋がり、圧縮機11と圧縮機31とを直列に接続する直列経路7と、圧縮機31から、除霜側の室外ユニット30の室外熱交換器33及び液管接続口35を経て、吸熱側の室外ユニット10の液管接続口15に繋がる除霜経路8と、吸熱側の室外ユニット10内に配置され、液管接続口15から、室外ユニット10の室外熱交換器13を経て、室外ユニット10の圧縮機11の吸込口に繋がる戻し経路9とを備える。
これにより、室外ユニット10の圧縮機11と室外ユニット30の圧縮機31とを直列に接続する直列経路7により、冷媒を圧縮機11及び圧縮機31によって2段階で圧縮して、除霜側の室外ユニット30の室外熱交換器33の除霜に十分な熱量を持った冷媒を除霜経路8に流すことができる。さらに、室外ユニット10の液管接続口15から室外ユニット10の室外熱交換器13を経て、室外ユニット10の圧縮機11の吸込口に繋がる戻し経路9が、室外ユニット10内に配置されているため、室外ユニット10の圧縮機11に戻る直前の冷媒が外気に曝されて冷えることを防止でき、圧縮機11への液戻りを防止できる。このため、圧縮機11の運転信頼性が高い空気調和装置5を提供できる。
また、室外ユニット10,30は、室外流量調整弁14,34と、第1の四方弁19,39と、第2の四方弁20,40と、第1の開閉弁21,41と、低圧ガス管接続口17,37とをそれぞれ備え、冷房運転時は、圧縮機11、室外熱交換器13、室外流量調整弁14、液管接続口15、室内ユニット50a,50b、低圧ガス管接続口17、第2の四方弁20、及び、圧縮機11が順に接続され、暖房運転時は、圧縮機11、第1の四方弁19、高圧ガス管接続口16、室内ユニット50a,50b、液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の四方弁20、第1の四方弁19、第1の開閉弁21、及び、圧縮機11が順に接続され、除霜運転時は、吸熱側の室外ユニット10の、圧縮機11、第1の四方弁19、及び、高圧ガス管接続口16が順に接続され、次に、除霜側の室外ユニット30の、高圧ガス管接続口36、第1の四方弁39、第2の四方弁40、圧縮機31、室外熱交換器33、室外流量調整弁34、及び、液管接続口35が順に接続され、続いて、吸熱側の室外ユニット10の、液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の四方弁20、第1の四方弁19、第1の開閉弁21、及び、圧縮機11が順に接続される。このため、直列経路7、除霜経路8及び戻し経路9に順に冷媒を流すことができ、効果的に除霜できるとともに、圧縮機11への液戻りを防止できる。
なお、上記第1の実施の形態では、除霜運転の際、室内流量調整弁51a,51b、及び、高圧ガス管開閉弁61a,61bは、閉状態であるものとして説明したが、開状態としても良い。室内流量調整弁51a,51b、及び、高圧ガス管開閉弁61a,61bを開状態とすることで、空気調和装置5の全体を暖房運転から冷房運転に切り換えることなく、室外ユニット30の室外熱交換器33に高温冷媒を直接導入することができ、除霜運転中でも、室内熱交換器52a,52bを凝縮器として機能させることができ、暖房運転を継続できる。
ここで、図3を参照して、第1の実施の形態の変形例について説明する。この変形例において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
図3は、第1の実施の形態の変形例における除霜運転の状態の冷媒回路図である。
変形例では、室外ユニット10は、室外熱交換器13に替えて、室外熱交換器13を分割するようにして冷媒経路に対し並列に配置される複数の室外熱交換器13a,13bを備える。また、室外熱交換器13a,13bに対応し、第2の室外熱交換器開閉弁18a,18b、第1の室外熱交換器開閉弁12a,12b、及び、室外流量調整弁14a,14bがそれぞれ設けられる。
同様に、室外ユニット30は、室外熱交換器33に替えて、冷媒経路に対して並列に配置される複数の室外熱交換器33a,33bを備える。また、室外熱交換器33a,33bに対応し、第2の室外熱交換器開閉弁38a,38b、第1の室外熱交換器開閉弁32a、32b,及び、室外流量調整弁34a,34bがそれぞれ設けられる。
ここでは、除霜運転の際に、室外ユニット10が吸熱側となり、室外ユニット30が除霜側となる場合について説明する。この除霜運転では、室外ユニット10の室外流量調整弁14a,14b、第2の室外熱交換器開閉弁18a,18b、第1の開閉弁21、室外ユニット30の第1の室外熱交換器開閉弁32a、室外流量調整弁34a,34b、第2の室外熱交換器開閉弁38bを開状態とし、室外ユニット10の第1の室外熱交換器開閉弁12a,12b、室外ユニット30の第1の室外熱交換器開閉弁32b(流入側の弁)、第2の室外熱交換器開閉弁38a、第1の開閉弁41、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61a,61b、低圧ガス管開閉弁62a,62bを閉状態とする。
また、圧縮機11の吐出側と高圧ガス管接続口16とが接続されるように第1の四方弁19を切り換え、第2の室外熱交換器開閉弁18a,18bと第1の開閉弁21とが接続されるように第2の四方弁20及び第1の四方弁19を切り換える。さらに、室外ユニット30の圧縮機31の吐出側と第1の開閉弁41とが接続されるように第1の四方弁39を切り換え、高圧ガス管接続口36と圧縮機31の吸入側とが接続するように第2の四方弁40及び第1の四方弁39を切り換える。また、第2の室外熱交換器開閉弁38bと低圧ガス管接続口37とが連通するように第2の四方弁40を切り替える。
これにより、室外ユニット10の圧縮機11から吐出された高温の冷媒は、第1の四方弁19、及び、高圧ガス管接続口16を通って室外ユニット10から流出し、室外ユニット30に流入する。室外ユニット30に流入した冷媒は、高圧ガス管接続口36、第1の四方弁39、及び、第2の四方弁40を通って圧縮機31に吸入される。圧縮機31から吐出された冷媒は、第1の室外熱交換器開閉弁32aを通り、室外熱交換器33a(除霜用室外熱交換器)で放熱して除霜を行う。室外熱交換器33aを出て、室外流量調整弁34aを通った冷媒の一部は、室外流量調整弁34bを通って室外熱交換器33b(蒸発用室外熱交換器)に流れ、残りの冷媒は、液管接続口35を通って室外ユニット30から流出する。
室外熱交換器33bに流れた方の冷媒は、吸熱して蒸発した後、第2の室外熱交換器開閉弁38b、第2の四方弁40、及び、低圧ガス管接続口37を通って室外ユニット30から流出し、低圧ガス管3及び低圧ガス管接続口17を通って室外ユニット10に流入し、第2の四方弁20に流れる。
一方、液管接続口35を通って室外ユニット30から流出した方の冷媒は、液管1及び液管接続口15を通って室外ユニット10に流入する。室外ユニット10に流入した冷媒は、室外流量調整弁14a,14bを通って室外熱交換器13a,13bで吸熱して蒸発する。この蒸発した冷媒は、第2の室外熱交換器開閉弁18a,18b、第2の四方弁20、第1の四方弁19、第1の開閉弁21を通り、その後、低圧ガス管接続口17から室外ユニット10に流入した冷媒と合流して、圧縮機11に吸入される。
すなわち、この変形例では、第1の室外熱交換器開閉弁32bが閉じられるとともに第2の室外熱交換器開閉弁38bが開かれることで、室外熱交換器33a(除霜用熱交換器)を流れて除霜に利用された冷媒の一部が、室外熱交換器33b(蒸発用熱交換器)に流れる。室外熱交換器33bでは、除霜対象の室外熱交換器33aに対して反対方向に冷媒が流れ、冷媒は室外熱交換器33bで蒸発してガス化する。
室外熱交換器33bで蒸発した冷媒は、低圧ガス管接続口37と低圧ガス管接続口17とを繋ぐ第2の戻し経路199を通って、室外ユニット10の圧縮機11に吸入される。
以上の動作により、室外熱交換器33aの除霜運転の際に、室外ユニット30の室外熱交換器33bを蒸発器として利用することができるため、室外ユニット30の室外熱交換器33aで凝縮した液冷媒を、室外ユニット10の室外熱交換器13a,13bに加えて、室外ユニット30の室外熱交換器33bによっても蒸発させることができる。
例えば、室外ユニット10,30が同じ仕様であり、室外ユニット10の室外熱交換器13a,13b、及び、室外ユニット30の室外熱交換器33a,33bの分割比(能力の比)がそれぞれ5:5である場合、蒸発器として機能する熱交換器(室外ユニット30の室外熱交換器33b、室外ユニット10の室外熱交換器13a,13b)の容量が、凝縮器として機能する熱交換器(室外ユニット30の室外熱交換器33a)の容量の3倍となる。これにより、除霜により凝縮した液冷媒を十分に蒸発させて室外ユニット10の圧縮機11に戻すことができ、圧縮機11内への液戻り、及び、圧縮機11の液圧縮を防止できるため、運転信頼性を向上できる。
また、室外熱交換器33a,33bを分割して順に除霜することが可能となり、室外ユニット30の室外熱交換器33aにより多くの冷媒循環量を確保できるため、除霜に利用できる熱量を大きくできる。このため、除霜運転時間を短縮できるとともに、室内の快適性の低下を抑制できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態の変形例によれば、除霜側の室外ユニット30の室外熱交換器33a,33bは、複数台が並列に設けられ、これら複数台の室外熱交換器33a,33bは、除霜される室外熱交換器33aと、流入側の弁である第1の室外熱交換器開閉弁32bが閉じられることで室外熱交換器33aとは反対方向に冷媒が流れる室外熱交換器33bとに分かれ、室外熱交換器33aを通過した冷媒の一部は、室外熱交換器33bに流れ、除霜側の室外ユニット30の低圧ガス管接続口37と吸熱側の室外ユニット10の低圧ガス管接続口17とを繋ぐ第2の戻し経路199を通って、室外ユニット10の圧縮機11に戻る。これにより、吸熱側の室外ユニット10の室外熱交換器13a,13bに加えて、除霜側の室外ユニット30の室外熱交換器33bを用いて除霜後の冷媒をガス化できるため、圧縮機11への液戻りを防止できる。
[第2の実施の形態]
以下、図4を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
図4は、第2の実施の形態における除霜運転の状態の冷媒回路図である。
第2の実施の空気調和装置205は、室外ユニット210,230を備え、室外ユニット210,230は、第1の実施の形態の第1の四方弁19,29、第2の四方弁20,40、及び、第1の開閉弁21,41に替えて、第2の開閉弁22,42、第3の開閉弁23,43、第1の逆止弁24,44、及び、第2の逆止弁25,45を備える。
第1の逆止弁24,44は、第1の室外熱交換器開閉弁12,32よりも下流側において、圧縮機11,31の吐出口と高圧ガス管接続口16,36との間に設けられ、圧縮機11,31から高圧ガス管接続口16,36側への流れを許容する。
第2の開閉弁22,42は、第1の逆止弁24,44と高圧ガス管接続口16,36との間に設けられる。
第2の逆止弁25,45は、低圧ガス管接続口17,37と圧縮機11,31の吸入口との間に設けられ、低圧ガス管接続口17,37から圧縮機11,31の吸入口への流れを許容する。
第3の開閉弁23,43は、圧縮機11,31の吸入側において、第1の逆止弁24,44と第2の逆止弁25,45との間に設けられる。
全冷房運転時において室外ユニット210のみを稼働させる場合には、第1の室外熱交換器開閉弁12、室外流量調整弁14、室内流量調整弁51a,51b、低圧ガス管開閉弁62a,62bを開状態とし、第2の室外熱交換器開閉弁18、高圧ガス管開閉弁61a,61b、第2の開閉弁22、第3の開閉弁23を閉状態とする。
この状態では、圧縮機11、第1の室外熱交換器開閉弁12、室外熱交換器13、室外流量調整弁14、液管接続口15、室内流量調整弁51a,51b、室内熱交換器52a,52b、低圧ガス管開閉弁62a,62b、低圧ガス管接続口17、第2の逆止弁25、及び、圧縮機11が順に連通する。
これにより、圧縮機11から吐出された冷媒は、室外熱交換器13で放熱して凝縮し、液管1を介して室内ユニット50a,50bへと供給される。室内熱交換器52a,52bで吸熱し蒸発した冷媒は、低圧ガス管3を介して室外ユニット210に戻ってきて、圧縮機11に戻り、冷媒回路を循環する。
全暖房運転時において室外ユニット210のみを稼働させる場合には、第2の開閉弁22、高圧ガス管開閉弁61a,61b、室内流量調整弁51a,51b、室外流量調整弁14、及び、第2の室外熱交換器開閉弁18を開状態とし、低圧ガス管開閉弁62a,62b、第1の室外熱交換器開閉弁12、第3の開閉弁23を閉状態とする。
この状態では、圧縮機11、第1の逆止弁24、高圧ガス管接続口16、高圧ガス管開閉弁61a,61b、室内熱交換器52a,52b、室内流量調整弁51a,51b、液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の室外熱交換器開閉弁18、及び、圧縮機11が順に連通する。
これにより、圧縮機11から吐出された冷媒は、高圧ガス管2を介して室内ユニット50a,50bへと供給される。室内熱交換器52a,52bで放熱し凝縮した冷媒は、液管1を介して室外ユニット210に戻り、室外熱交換器13で吸熱して蒸発し、圧縮機11に戻り、冷媒回路を循環する。
除霜運転時に、室外ユニット210(吸熱側室外ユニット)が吸熱側、室外ユニット230(除霜側室外ユニット)が除霜側となる場合、室外ユニット210の室外流量調整弁14、第2の室外熱交換器開閉弁18、第2の開閉弁22、室外ユニット230の第1の室外熱交換器開閉弁32、室外流量調整弁34、第2の開閉弁42、第3の開閉弁43を開状態とし、室外ユニット210の第1の室外熱交換器開閉弁12、第3の開閉弁23、室外ユニット230の第2の室外熱交換器開閉弁38、室内流量調整弁51a,51b、高圧ガス管開閉弁61a,61b、及び、低圧ガス管開閉弁62a,62bを閉状態とする。
この状態では、室外ユニット210の圧縮機11、第1の逆止弁24、第2の開閉弁22、高圧ガス管接続口16、室外ユニット230の高圧ガス管接続口36、第2の開閉弁42、第3の開閉弁43、圧縮機31、第1の室外熱交換器開閉弁32、室外熱交換器33、室外流量調整弁34、液管接続口35、室外ユニット10の液管接続口15、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、第2の室外熱交換器開閉弁18、及び、圧縮機11が順に連通する。
除霜運転では、図4に実線の矢印で示されるように、室外ユニット210の圧縮機11から吐出された高温の冷媒は、第2の開閉弁22及び高圧ガス管接続口16を通って室外ユニット210から流出し、高圧ガス管2を通り、室外ユニット230に流入する。室外ユニット230に流入した冷媒は、高圧ガス管接続口36、第2の開閉弁42及び第3の開閉弁43を通って圧縮機31に吸入される。
圧縮機31から吐出された冷媒は、第1の室外熱交換器開閉弁32を通り、室外熱交換器33で放熱して除霜を行う。室外熱交換器33を出た冷媒は、室外流量調整弁34、及び、液管接続口35を通って室外ユニット230から流出し、液管1を通って室外ユニット210に戻る。室外ユニット210に戻った冷媒は、液管接続口15、及び、室外流量調整弁14を通り、室外熱交換器13で吸熱して蒸発した後、第2の室外熱交換器開閉弁18を通って、圧縮機11に吸入される。
除霜運転の際の冷媒の経路は、大きく分けると、吸熱側の室外ユニット210の圧縮機11から除霜側の室外ユニット230の圧縮機31まで流れる直列経路207と、圧縮機31から除霜される室外熱交換器33を経て室外ユニット210の液管接続口15まで流れる除霜経路208と、液管接続口15から吸熱側の室外熱交換器13を経て圧縮機11の吸入側に流れる戻し経路209とを備える。
詳細には、直列経路207は、圧縮機11から、第1の逆止弁24、高圧ガス管接続口16及び高圧ガス管2を通り、高圧ガス管接続口36を経て圧縮機31の吸込口に繋がり、圧縮機11と圧縮機31とを直列に接続する。
除霜経路208は、圧縮機31から、室外熱交換器33、室外流量調整弁34、液管接続口35、及び、液管1を経て、室外ユニット210の液管接続口15に繋がる。
戻し経路209は、室外ユニット210内に配置され、液管接続口15から、室外流量調整弁14、室外熱交換器13、及び、第2の室外熱交換器開閉弁18を経て、圧縮機11の吸入口に繋がる。戻し経路209は、室外ユニット210の筐体(不図示)内に収容されており、外部に露出しないため、室外ユニット210,230の外側に配策されるユニット間配管6に比して、外気温の影響を受け難い。これにより、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、本第2の実施の形態の構成では、上記第1の実施の形態よりも冷媒回路を簡素化できるため、室外ユニット210,230を容易に製造できる。
本発明は、直列経路により、冷媒を圧縮機によって2段階で圧縮して、除霜側室外ユニットの室外熱交換器の除霜に十分な熱量を持った冷媒を除霜経路に流すことができるとともに、吸熱側室外ユニットの液管接続口から室外熱交換器を経て吸熱側室外ユニットの圧縮機の吸込口に繋がる戻し経路が、吸熱側室外ユニット内に配置されているため、圧縮機に戻る直前の冷媒が外気に曝されて冷えることを防止でき、圧縮機への液戻りを防止できる。このため、圧縮機の運転信頼性が高い空気調和装置を提供でき、産業上の利用可能性が高い。
1 液管
2 高圧ガス管
3 低圧ガス管
5,205 空気調和装置
6 ユニット間配管
7,207 直列経路
8,208 除霜経路
9,209 戻し経路
10,210 室外ユニット(吸熱側室内ユニット)
11 圧縮機(吸熱側室内ユニットの圧縮機)
13,33 室外熱交換器
13a,13b 室外熱交換器
14,14a,14b 室外流量調整弁
15 液管接続口(除霜側室外ユニットの液管接続口)
16 高圧ガス管接続口(吸熱側室内ユニットの高圧ガス管接続口)
17,37 低圧ガス管接続口
19,39 第1の四方弁
20,40 第2の四方弁
21,41 第1の開閉弁
30,230 室外ユニット(除霜側室外ユニット)
31 圧縮機(除霜側室内ユニットの圧縮機)
32b 第1の室外熱交換器開閉弁(流入側の弁)
33a 室外熱交換器(除霜用室外熱交換器)
33b 室外熱交換器(蒸発用室外熱交換器)
34,34a,34b 室外流量調整弁
35 液管接続口(除霜側室外ユニットの液管接続口)
36 高圧ガス管接続口(除霜側室内ユニットの高圧ガス管接続口)
50a,50b 室内ユニット
199 第2の戻し経路

Claims (3)

  1. 圧縮機及び室外熱交換器を備える複数の室外ユニットと、複数の室内ユニットと、高圧ガス管、低圧ガス管及び液管を備え、前記室外ユニットと前記室内ユニットとを接続するユニット間配管と、を備え、前記ユニット間配管に複数の前記室外ユニットが並列に接続された空気調和装置において、
    複数の前記室外ユニットは、除霜運転時に、吸熱側となる吸熱側室外ユニットと、除霜される側となる除霜側室外ユニットとに分かれ、
    前記吸熱側室外ユニットの高圧ガス管接続口から前記除霜側室外ユニットの高圧ガス管接続口を経て前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機の吸込口に繋がり、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機と前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機とを直列に接続する直列経路と、
    前記除霜側室外ユニットの前記圧縮機から、前記除霜側室外ユニットの前記室外熱交換器及び前記除霜側室外ユニットの液管接続口を経て、前記吸熱側室外ユニットの液管接続口に繋がる除霜経路と、
    前記吸熱側室外ユニット内に配置され、前記吸熱側室外ユニットの前記液管接続口から、前記吸熱側室外ユニットの前記室外熱交換器を経て、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機の吸込口に繋がる戻し経路と、
    を備えることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記室外ユニットは、室外流量調整弁と、第1の四方弁と、第2の四方弁と、第1の開閉弁と、低圧ガス管接続口とをそれぞれ備え、
    冷房運転時は、前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記室外流量調整弁、前記液管接続口、前記室内ユニット、前記低圧ガス管接続口、前記第2の四方弁、及び、前記圧縮機が順に接続され、
    暖房運転時は、前記圧縮機、前記第1の四方弁、前記高圧ガス管接続口、前記室内ユニット、前記液管接続口、前記室外流量調整弁、前記室外熱交換器、前記第2の四方弁、前記第1の四方弁、前記第1の開閉弁、及び、前記圧縮機が順に接続され、
    除霜運転時は、前記吸熱側室外ユニットの、前記圧縮機、前記第1の四方弁、及び、前記高圧ガス管接続口が順に接続され、次に、前記除霜側室外ユニットの、前記高圧ガス管接続口、前記第1の四方弁、前記第2の四方弁、前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記室外流量調整弁、及び、前記液管接続口が順に接続され、続いて、前記吸熱側室外ユニットの、前記液管接続口、前記室外流量調整弁、前記室外熱交換器、前記第2の四方弁、前記第1の四方弁、前記第1の開閉弁、及び、前記圧縮機が順に接続されることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 前記除霜側室外ユニットの前記室外熱交換器は、複数台が並列に設けられ、これら複数台の室外熱交換器は、除霜される除霜用室外熱交換器と、流入側の弁が閉じられることで前記除霜用室外熱交換器とは反対方向に冷媒が流れる蒸発用熱交換器とに分かれ、
    前記除霜用室外熱交換器を通過した冷媒の一部は、前記蒸発用熱交換器に流れ、前記除霜側室外ユニットの低圧ガス管接続口と前記吸熱側室外ユニットの低圧ガス管接続口とを繋ぐ第2の戻し経路を通って、前記吸熱側室外ユニットの前記圧縮機に戻ることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
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