JP2017026141A - 伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯付き環の歯を保持する歯保持体を有する伝達装置において、摩耗及び耐用年数を向上させる。
【解決手段】伝達装置の回転軸の周りに配置された歯(1)が、半径方向に移動可能であり、かつ誘導されるように、歯保持体(40)内に配置されている伝達装置であって、回転軸回りを回転可能である。歯(1)を半径方向に駆動する駆動要素(20)であって、半径方向に丸い突出を有するカム形状を有する駆動要素(20)を有する。歯(1)と駆動要素(20)との間にはスイベルセグメント(3)が配置される。スイベルセグメント(3)の軸方向の少なくとも一方側において、スラストワッシャ(50、51)が歯保持部(40)内に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、伝達装置、及び伝達装置を製造又は操作する方法に関する。
先行技術から、歯保持体中で半径方向に可動なように取り付けられた歯セグメントを備える伝達装置が公知である。この歯セグメントを駆動するために、例えばカムディスクのようなプロファイルを有する駆動要素が用いられる。歯セグメントの歯は歯受部に嵌合し、歯セグメントを有する歯保持体と、歯受部との間の相対的移動をもたらす。ここで、歯受部と歯セグメントとの間の相対的移動は、該プロファイルを有する駆動要素の移動よりも少なくとも一桁大きさが小さい。このようにして、高い伝達比が得られ、そのような伝達装置の一例は、独国特許出願公開第102007011175号に公開されている。
歯セグメントは、例えば、スイベルセグメント上に配置することができる。スイベルセグメントは、歯セグメントに沿って軸方向に延びていてもよく、軸受けと歯セグメントとの間に半径方向に配置される。この配置において、スイベルセグメントには軸支持を提供することが必要である。公知の装置においては、駆動要素上で軸方向にスイベルセグメントを支持するのに軸受けワッシャが用いられる。しかしながら、公知の解決策では、好ましくない高い摩耗が現れる。
本発明の一目的は、先行技術により公知の伝達装置と比較して、特に、摩耗及び耐用年数において向上した伝達装置を特定することである。さらに、本発明の一目的は、そのような伝達装置を製造する製造方法を特定することである。
この目的は、請求項1に係る伝達装置、具体的には同軸伝達装置又は線形伝達装置によって、また、追加の独立請求項に係る伝達装置を製造する方法によって、達成される。有利な進展や実施形態は、従属請求項から、また、本明細書から明らかになるであろう。
伝達装置の典型的な実施形態は、歯保持体内を半径方向に誘導され、かつ、駆動要素によって半径方向に駆動可能である歯を有する。駆動要素は、典型的には、半径方向の丸い突出を有する外側プロファイル、又は半径方向の丸い突出を有する内側プロファイルを有するカムディスクである。後者の実施形態は、一般的に、外側の歯受部又はラックを有する大歯車に連結され、歯が半径方向内側へ駆動可能であることにより、歯が大歯車又はラックの外側の歯受部に嵌合することで、実現される。前者の実施形態は、一般的に、内側の歯受部を有する環で具現化され、歯が半径方向外側へ駆動可能であることにより、歯が内側の歯受部に嵌合することで、実現される。
本発明に係る伝達装置の実施形態においては、歯保持体内の歯と、駆動要素と、の間にスイベルセグメントが配置されている。スイベルセグメントは、歯の規定された移動を許容可能であり、例えば、そして具体的には、カムディスクの形状に従った歯の移動を許容可能である。スイベルセグメントは、典型的には、半径方向上、歯と駆動要素との間に位置している。スイベルセグメントの軸方向の支持は、歯の少なくとも片側のスラストワッシャによって提供される。ここで説明される実施形態においては、スラストワッシャは歯保持体内に配置されている。スラストワッシャは、典型的には、圧入されており、具体的には、軽圧入されている。歯保持体に対するスラストワッシャの僅かな隙間も可能である。
歯保持体との共動回転のためのスラストワッシャの配置は、歯保持体にスラストワッシャを締め付け又は固定により、例えば、具体的には、圧入の形式で、又は中間ばめにより、又は接着により、実現することができる。この場合、スラストワッシャは、例えば、直接的に又は間接的に歯保持体に締め付けられていてもよい。例えば、スラストワッシャのレセプタクル、締め付け手段、分離ワッシャ等の更なる要素がスラストワッシャと歯保持体との間に配置される場合に、間接的な締め付けが実施される。一実施形態において、スラストワッシャは、歯保持体内に配置、及び/又は、歯保持体と共に一体的に形成されることにより歯保持体と共動回転するよう配置されていてもよい。別の実施形態においては、スラストワッシャはセンタリング手段内に位置している。
ここに説明される伝達装置は、スイベルセグメントに十分な支持を提供し得るものであり、スイベルセグメントの相対的なストローク運動のみを支持するものである。歯保持体上での共動回転のためのスラストワッシャの配置は、駆動要素と共に運動するスラストワッシャの場合よりも、スイベルセグメントとスラストワッシャの間の摩擦損失を有意に低下させる。公知の配置におけるストローク運動の摺動速度の低さ及び摺動距離の短さでは、耐荷重性潤滑膜を形成するのに低い能力しか有しておらず、それ故、損耗が大きく、支持の寿命が短くなる。本発明の実施形態に係る伝達装置はこれらの不都合を取り除くものである。
一実施形態において、スラストワッシャは、歯保持体内に設けられていてもよく、及び/又は、共動回転のために、歯保持体上において、スイベルセグメントの軸方向の両側にそれぞれ設けられていてもよい。これによりスイベルセグメントの両側に軸方向の支持を設けることが可能となり、更に伝達装置の動作確実性を向上させることができる。
一実施形態において、本発明に係る伝達装置は、スイベルセグメントに直接的に接するように配置されたスラストワッシャを有していてもよい。例えば、スラストワッシャは、伝達装置の動作中においてスイベルセグメントと接触していてもよい。典型的には、丸い突出を有するカム形状の駆動要素が回転する際、スイベルセグメントは歯と共にストローク運動を行う。ここで説明している実施形態において、スイベルセグメントは、ストローク高さ、すなわち、以下更に詳細に説明するように、カム形状の丸い突出による高さの違いの全域においてスラストワッシャと接触していてもよい。別の実施形態において、スラストワッシャとスイベルセグメントとの間の軸方向の隙間又はクリアランスが、2mm以下、又は1mm以下であるように、スラストワッシャがスイベルセグメントに直接的に隣接するよう配置されていてもよい。
本発明に係る伝達装置の一実施形態において、回転要素は、駆動要素とスイベルセグメントとの間に配置される。ここで、駆動要素は、回転要素の軸方向の支持のためにフランジを提供することができる。典型的には、フランジは、駆動要素上において、回転要素の両側に配置される。これにより、回転要素のための軸方向における両向きの支持が達成される。例えば、回転要素は、針状ころの形式で適用可能であり、駆動要素のフランジにおいて軸方向に支持されることができる。これは、スイベルセグメントと回転軸受とのための別々の軸方向支持を表すものであり、それにより、個々の軸受要素の、個別の条件への最適適応を可能にする。例えば、スイベルセグメントを支持するスラストワッシャは、(以下において詳細に説明するように)1つの表面に対処を施すと共に、回転要素を支持するための駆動要素のフランジは、別の表面に対処を施す、又はどの表面にも対処を施さないようにすることができる。これは、別々の支持は伝達装置の動作中に表面の対処による恩恵を受ける部分のみが、特別な対処を受けていることになるため、製造コストを削減する助けとなる。
一実施形態において、回転要素の支持として機能するフランジは、駆動要素と一体的に形成されていてもよい。別の実施形態では、フランジは、直接的又は間接的に、駆動要素へと固定されていてもよい。典型的には、フランジは、駆動要素の軸方向の両側に設けられている。
当業者であれば、本発明に係る伝達装置は、回転軸受機構に限定されず、伝達装置は、例えば、スイベルセグメントのための、磁気軸受機構、又は滑り軸受機構にも設けられることを理解するであろう。
本発明に係る伝達装置の一実施形態において、スラストワッシャは、少なくとも、駆動要素の半径の間の差からスイベルセグメントの厚さを減じたものに相当する半径方向の範囲を有する。更なる典型的な実施形態において、半径方向の範囲は、少なくとも、半径方向におけるスイベルセグメントのストローク運動に相当する。更なる典型的な実施形態において、半径方向の範囲は、少なくとも、半径方向におけるスイベルセグメントのストローク運動にスイベルセグメントの厚さを加えたものに相当する。結果として、スラストワッシャは、駆動要素の丸い突出に応じた半径方向の範囲を有することができる。例えば、スラストワッシャは、スイベルセグメントがスラストワッシャと連続的に接している半径方向の範囲を有することができ、又は、伝達装置の動作中のストローク運動において端部を乗り越えて滑走する必要がない。これは、スイベルセグメントが、端部を完全に乗り越えて滑走することなくストローク運動を行うことを可能とする。端部を乗り越えて滑走する必要がない場合、伝達装置の動作はよりスムーズになり、損耗が低減する。別の実施形態において、スイベルセグメントに対応する面側では、スラストワッシャが全面において接触している。
本発明に係る伝達装置の一実施形態において、スラストワッシャは、環状のスラストワッシャとして設計することができ、具体的には、伝達装置の全てのスイベルセグメントのための環状のスラストワッシャとして設計することができる。
本発明に係る伝達装置のスラストワッシャは、スラストワッシャに面するスイベルセグメントの側面(又はスイベルセグメント全体)よりも、凹凸が少なく、及び/又は、堅くなるように具現化することができる。具体的には、スラストワッシャの表面は、スラストワッシャに面するスイベルセグメントの側面よりも、凹凸が少なく、及び/又は、堅くなるように、スラストワッシャの表面を構成することができ、若しくは、少なくともスイベルセグメントが面する側のスラストワッシャの表面を構成することができる。一例として、スラストワッシャの表面は、仕上げ工程によって、また、若しくはその代わりに、それに対して動くスイベルセグメントよりも、凹凸が少なく、比較的良好な接触面積があり、かつ、堅くなるようなコーティングによって、変性させることができる。対照的に、スラストワッシャの内部硬さは比較的低くてもよく、製造コストを低減することができる。一実施形態において、スラストワッシャには、製造工程においていくつかの工程を施すことができ、例えば、次の順次工程を施すことができる:回転、バレル仕上げ、コーティング。バレル仕上げの代わりに、ローラバニシ仕上げ等、他の仕上げ方法を一般的に用いることができる。
一実施形態において、スラストワッシャのコーティングは、次のものを含むことができる:DLC(ダイアモンド状炭素)膜等の非晶質炭素膜、クロム膜、PVDコーティングによって塗布された膜、結晶炭素膜、及び/又は、ダイアモンドコーティング。本発明の一実施形態において、非晶質炭素膜は、a−C、ta−C、a−c:Me、a−c:H、ta−C:H、a−C:H:Me、及び/又は、a−C:H:Xを含んでいてもよく、ここで、Meは金属ドーピング元素を表し、Xは非金属ドーピング元素を表す。いくつかの実施形態では、他の実施形態と組み合わせることができ、PVDコーティングによって塗布された膜は、TiN、CrN、TiAlN、TiCN、TiSiN、ZrN、及び/又は、AlTiNを含んでいてもよい。これらの膜は、簡単に、低コストで作製することができる。
本発明の実施形態において、各々のスイベルセグメント、及び/又は、各々の歯は、スイベルセグメントに対して歯を傾斜させるのに、及び/又は、セグメントに対して歯が滑るのを防ぐのに、適した構造を有する。これにより、スイベルセグメントを歯の下に保持することが可能となる一方で、他方では、伝達装置の形状によって必要となり得る傾斜運動を可能とすることができる。
一実施形態において、本発明は、ここに説明の伝達装置を製造する方法を含む。例えば、本方法は、ここに説明の伝達装置の個々の部材を製造するのに、又は、ここに説明の伝達装置を組み立てるのに、用い得る工程を含む。当業者であれば、伝達装置を製造するための方法は、個々の部材の形成から、(表面)処理や組み立て、又はその部分的特徴のみまで含み得ることを理解するであろう。
本発明に係る方法の一実施形態において、スラストワッシャの仕上げ工程を含み、このスラストワッシャの仕上げ工程は、例えば、スラストワッシャの形成の後であって、伝達装置への取り付けの前である。具体的には、本方法は、(例えば仕上げ工程の後に)コーティング工程を含む。コーティング工程は、上述のコーティングがスラストワッシャの表面に形成されることで具現化することができる。具体的には、コストを削減するために、スイベルセグメントに面するスラストワッシャの面(のみ)にコーティング工程を行うことができる。
本発明の更なる利点及び好適な実施形態の特徴について、以下を示す添付図面を参照しながら説明する。
本発明に係る伝達装置の部材の典型的実施形態の模式的斜視図である。 伝達装置の典型的実施形態の半径方向における模式的断面図である。 伝達装置の典型的実施形態の軸方向における模式的断面図である。
典型的実施形態は、以下、図面を参照しながら説明するが、本発明は図示された実施形態に限定されるものではない一方で、本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定される。図1は、一実施形態に係る伝達装置の一部を示し、伝達装置は歯1を有する歯付き環を備えている。
要素をより明確に示すため、図1では歯保持体は示されていない。また、周囲を取り囲む歯の列は1列だけ示されている。典型的には、軸方向に隣接した2列の周囲を取り囲む列が存在し、スイベルセグメント上に2本の歯が互いに隣接して取り付けられる。これにより、スイベルセグメントの駆動安定性が向上する。
また、図1においては、更なる明確性のため、各歯の全てには、参照符号を設けていない。これは、本実施形態において、複数個が存在する他の構成要素についても同様である。歯はスイベルセグメント3上に配置されている。スイベルセグメント3はビーズ部7を備え、このビーズ部7は、回転軸5を有して同軸状に整列し、歯1の対応する凹部に嵌合している。
歯1は、類似的に図2又は国際公開第2008/028540号に示されているように、歯保持体内で半径方向に誘導される。歯1は、駆動要素20によって半径方向に駆動される。駆動要素20は、その周囲に2つの丸い突出を有するカムディスクとして設計され、駆動要素20が一回転する間に歯1が半径方向外側へ2回駆動されることになる。
また、駆動要素20の、第1半径61と、第1とは異なる第2半径62と、が図1に図示されている。本実施例では、第1半径61及び第2半径62は、カム輪郭の端点又は駆動要素のプロファイルを表している。
半径方向において、本発明に係る伝達装置の実施形態におけるスラストワッシャの範囲は、少なくとも第1半径61と第2半径62との差からスイベルセグメントの厚さを減じたものに相当する。それにより、スイベルセグメントは、スラストワッシャ上で常に軸方向に支持されることが可能となる。
駆動要素20は2つのフランジ22、23を有しており、これらフランジ22、23は、本実施例において駆動要素に固定されているが、上述したように、駆動要素に一体的に形成されていてもよい。
フランジは、駆動要素とスイベルセグメントとの間で回転要素のための軸方向の支持として機能するものであるが、図1には回転要素は図示されていない。
歯1の凹部は、スイベルセグメント3のビーズ部7上に留まり、セグメント3に対する歯1の回転を可能にする。
典型的な実施形態において、ビーズ部は部分的に円筒形状を有しており、その中心線は、少なくとも実質的にセグメントの回転要素に隣接する側に一致し、又は、回転要素に隣接する側から、回転要素の直径の10%以下、20%以下、若しくは50%以下だけ離れている。これにより、支持される歯の回転軸が回転要素に隣接する側の少なくとも近傍に位置し、それが各スイベルセグメントに設けられることになる。これにより、駆動要素のプロファイルに沿って移動することでスイベルセグメントが余分に移動することを防ぐことができる。
図2に見られるように、歯1は円環形状の歯保持体40内で半径方向に誘導されるものの、軸受けリングのセグメントは駆動要素20のカムが通過するのに適応する必要があるため、上述のような回転自由度が必要である。このスイベルセグメント3の歯1に対する移動は、傾斜とも称される。ビーズ部7及び凹部は、対応する歯1に対する各スイベルセグメント3の脱落又はスライドを防ぐものである。
他の実施形態では、歯に対するセグメントの傾斜を許可し、又はスライドを防ぐために、球面すべり軸受け又は他の構造を設けることができる。
図2は、同軸伝達装置の形式における本発明に係る伝達装置1の一実施形態の断面図を示している。図2中の断面図は歯の略中心における半径方向の断面を示しているため、スイベルセグメントのスラストワッシャは図2には示されていない。スラストワッシャを示す軸方向の断面図は、図3に示されている。図2の実施形態においては、歯1はセグメント化軸受機構によって支持されている。
図2に示されている実施例では、セグメント化軸受機構は、図1のものとは異なり、歯1のビーズ部26がそれぞれ嵌合する凹部を各々が有するスイベルセグメント3を備えている。これは、歯の回転軸がそれぞれ歯1内に位置し、それ故、上述のスイベルセグメントの回転軸受面近傍での歯回転軸による効果を有さないものの、このような実施形態は、製造をより簡単なものとすることができる。スイベルセグメント3は、歯1の各々に対して設けられている。典型的な実施形態では、正確に1つのスイベルセグメントが、正確に2つ、正確に3つ、又は正確に4つの平行な歯に対して設けられており、それらの歯は平行に配置され、典型的には同一の歯回転軸を有する。歯1は歯保持体40内に配置され、具体的には、歯保持体40内で半径方向に移動可能に配置されている。
スイベルセグメント3は、相互に移動可能であり、それ故、歯1の半径方向の位置に応じてスイベルセグメント3同士の間の隙間が変動し得る。これは誘導を、制約からほぼ開放することを可能とし、駆動要素20のプロファイルによる制約からスイベルセグメント3の半径方向の駆動をほぼ開放することを可能とする。このプロファイルとスイベルセグメント3との間の摩擦抵抗を最小化するために、針状ころ28が回転要素として設けられている。他の実施形態では、球又は他の回転要素がスイベルセグメントを支持するために設けられる。典型的なスイベルセグメントは、少なくとも部分的にフランジ上に留まり、スイベルセグメントの過度な傾斜を防いでいる。
歯1は、鋼から製造され、伝達装置の他の構成要素と同様に、屈曲性を有しつつも堅い。異なる鋼種、又は、チタン若しくはニッケル合金等の他の金属合金も使用可能であり、可塑性の伝達装置も典型的に実施形態として使用可能である。
本発明の実施形態に係る伝達装置では、スイベルセグメントの軸支持の摩耗及びスカッフィング傾向は低減することができる。図3は、本発明に係る伝達装置の詳細を示しており、この詳細では、スイベルセグメントのストローク運動のみが支持され、スラストワッシャと歯保持体との間で回転運動が存在していない。
図3は、本発明に係る伝達装置の軸方向における詳細な断面図を示している。図示されている実施形態において、駆動要素20は一体的に形成されたフランジ22、23を有し、これらフランジは、回転要素28の軸方向の支持をもたらすものである。回転要素28上には、上述のように設計されたスイベルセグメント3が配置されており、このスイベルセグメント3は、例えば、図3の断面図に図示されていないビーズ部を備えている。歯1は、スイベルセグメント3上に取り付けられ、駆動要素20に対して実質的に垂直にストローク運動を行うことができる。
典型的には、歯1の回転中心はスイベルセグメント3の軸受側であり、歯に背を向ける側に位置している。
図3に示されている実施形態では、スイベルセグメント3は、2つのスラストワッシャ50及び51によって軸方向に支持されている。図3に示されている実施形態は、歯保持体40上におけるスラストワッシャ50、51の直接的な固定、又は締め付け、又は先端リングを示している。
典型的には、スイベルセグメントとスラストワッシャとの間の相対運動を最小化させるために、スラストワッシャは、少なくとも共動して回転するべく歯保持体に結合されているか、又は歯保持体内に少しの遊びを有して挿入されている。例えば、一方又は両方のスラストワッシャ50、51は、溶接、ねじ止め、接着、ピン止め等により歯保持体に直接的に固定されていてもよい。ある実施形態において、スラストワッシャは歯保持体と一体的に形成されていてもよい。
上記説明したように、スイベルセグメントは、2つのスラストワッシャのうちの一方と、又は両方のスラストワッシャと、途切れることなく接触することができ、特に、スイベルセグメントのストローク運動中に乗り越えるべき端部が存在しないことを保証している。図示されている実施例では、一方のスラストワッシャ51がスイベルセグメント3と接触しており、これは固定又はセンタリング要素52によって保証されていると共に、他方のスラストワッシャ50はスイベルセグメント3に対して隙間を有している。
スラストワッシャは、典型的には、駆動要素の異なる半径の間の差、例えば図1に示されているような第1半径61と第2半径62との間の差に対応する半径方向の範囲を有しており、いくつかの実施形態では、更にスイベルセグメントの厚さが減じられ、又はスイベルセグメントの厚さが加えられる。典型的には、半径の間の差は、駆動要素の最大直径に対して、それぞれ、最大で20%、又は最大で10%、又は少なくとも2%、又は少なくとも5%である。当業者であれば、これらの値は2つ目のスラストワッシャ51にも適用されると理解するであろう。これら半径の間の差に依存するスラストワッシャの半径方向の範囲の選択は、伝達装置のスムーズな動作を保証するが、その理由は、スイベルセグメントの途切れのない軸方向の支持が保証されていること、又はスイベルセグメントがストローク運動中に横切るべき端部がないことにある。
本発明に係る伝達装置の一実施形態において、スラストワッシャは、急冷された鍛鋼から製造することができ、具体的には、急冷された鍛鋼から変化させて製造することができる。一実施例において、上述の機械加工のための仕上げ工程は、スラストワッシャの少なくともスイベル要素に面する面が、バレル仕上げにより、平均粗さRaが最大で0.1、又は最大で0.3、及び/又は、少なくとも0.005、又は少なくとも0.01となるように行うことができる。
一実施形態において、本発明に係る伝達装置には、最大で2つの歯に対して1つのスイベルセグメントを設けることができる。例えば、対応するよう設計されたスイベルセグメント上に、2つの歯が、相互に軸方向に隣接して配置されていてもよい。
当業者であれば、上述の伝達装置は、線形駆動としても利用することができると理解するであろう。図面に示された実施形態とは異なる実施形態においても、環を入力として、カムディスクを出力として用いることが可能である。

Claims (14)

  1. 歯付き環の歯(1)を保持する歯保持体(40)であって、前記歯が伝達装置の回転軸(5)の周りに配置され、前記歯(1)が半径方向に移動可能であり、かつ誘導されるように歯保持体(40)内に配置される歯保持体(40)と、
    前記回転軸(5)回りを回転可能であり、前記歯(1)を半径方向に駆動する駆動要素(20)であって、半径方向に丸い突出を有するカム形状を有する駆動要素(20)と、を有し、
    前記歯(1)と前記駆動要素(20)との間にはスイベルセグメント(3)が配置され、前記スイベルセグメント(3)の軸方向の少なくとも一方側において、スラストワッシャ(50、51)が前記歯保持部(40)内に配置され、
    回転要素(28)が、前記駆動要素(20)と前記スイベルセグメント(3)との間に配置され、前記駆動要素(20)が、前記回転要素(28)の軸方向の支持のためにフランジ(22、23)を有する、伝達装置。
  2. 前記スラストワッシャ(50、51)が、前記歯保持体(40)上での共動回転のために配置されている、請求項1に記載の伝達装置。
  3. 前記スラストワッシャ(50、51)が、軸方向において、スイベルセグメント(3)に直接的に隣接して配置されている、先行請求項のうち1項に記載の伝達装置。
  4. 各々のスイベルセグメント(3)及び/又は各々の歯(1)が、スイベルセグメント(3)に対する歯(1)の傾斜を許可するのに、及び/又は、周方向においてスイベルセグメント(3)に対する歯(1)の滑りを防ぐのに、適した構造を有する、先行請求項のうち1項に記載の伝達装置。
  5. 前記フランジ(22、23)が、前記駆動要素(20)と一体的に形成されている、請求項1に記載の伝達装置。
  6. 前記スラストワッシャ(50、51)が、少なくとも、駆動要素(20)の半径(61、62)の間の差から、前記スイベルセグメント(3)の厚さを減じたものに相当する半径方向の範囲を有する、先行請求項のうち1項に記載の伝達装置。
  7. 前記スラストワッシャ(50、51)の前記半径方向の範囲が、前記伝達装置の動作中において、前記スイベルセグメント(3)と前記スラストワッシャ(50、51)との間の連続的な接触を可能とする、請求項6に記載の伝達装置。
  8. 前記スラストワッシャ(50、51)が、前記スイベルセグメント(3)の、前記スラストワッシャに面する側の側面よりも、凹凸が少ない、及び/又は、堅くなるように具現化される、先行請求項のうち1項に記載の伝達装置。
  9. 前記スラストワッシャ(50、51)は、仕上げ工程が施される、及び/又は、コーティングを有する、先行請求項のうち1項に記載の伝達装置。
  10. 前記スラストワッシャ(50、51)の前記コーティングは、非晶質炭素膜、クロム膜、PVDコーティングにより塗布された膜、結晶炭素膜、及び/又は、ダイアモンドコーティングからなる群のうちの少なくとも1つの膜を含む、請求項9に記載の伝達装置。
  11. 前記非晶質炭素膜が、a−C、ta−C、a−C:Me、a−c:H、ta−C:H、a−C:H:Me、及び/又はa−C:H:Xを含み、Meは金属ドーピング元素を表し、Xは非金属ドーピング元素を表す、及び/又は、
    前記PVDコーティングにより塗布された膜が、TiN、CrN、TiAlN、TiCN、TiSiN、ZrN、及び/又はAlTiNを含む、請求項10に記載の伝達装置。
  12. 先行請求項のうち1項に記載の伝達装置を製造する方法。
  13. 請求項1から請求項12のうち1項に記載の伝達装置の製造において、前記スラストワッシャ(50、51)に対して仕上げ工程を施す、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項1から請求項12のうち1項に記載の伝達装置の製造において、少なくとも前記スイベルセグメント(3)に面する、前記スラストワッシャ(50、51)の側面上に、非晶質炭素膜、クロム膜、PVDコーティングにより塗布された膜からなる群のうち少なくとも1つの膜を含むコーティングを用いて、前記スラストワッシャ(50、51)に対して仕上げ工程を施す、請求項12及び請求項13のいずれかに記載の方法。
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