JP2017026082A - 電磁弁、およびそれを備えた気圧制御装置 - Google Patents

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新也 小泉
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Abstract

【課題】冷却効率が高く、長時間運転が可能な電磁弁、およびそれを備えた気圧制御装置を提供すること。
【解決手段】第1の弁口1および第2の弁口2が形成された外装部材3と、外装部材に固定された固定部材9と、固定部材に取り付けられた付勢部材6と、第1の弁口を覆うように付勢部材に付勢される移動部材5と、コイル8が巻回され、固定部材および移動部材の周囲を囲うように配置されたボビン7と、を有し、コイルの通電時に発生する電磁力により移動部材が第1の弁口から退避することで、第1および第2の弁口を接続する流体の流路が形成され、流路は、コイルの外周に沿うように形成された第1の流路11aと、ボビンと固定部材および移動部材との間に形成された第2の流路11bと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁弁、およびそれを備えた気圧制御装置に関する。
特許文献1には、弁口から弁出口に連なる流路と、流路を開閉するプランジャと、プランジャを動かす電磁コイルと、を有し、流路を電磁コイルの内部に形成した電磁弁が開示されている。また、特許文献2には、コイルハウジング内周側の流路をソレノイドコイルの外周に沿うように形成し、流路を流れる油によってソレノイドコイルを効率良く冷却する電磁弁が開示されている。
特開平05−306786号公報 特許第405932号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された従来技術では、電磁弁の通電時における励磁コイルの銅損による発熱や鉄芯の鉄損による発熱が電磁力低下につながる。そのため、電磁弁の信頼性の問題を避けるために、断続運転等が必要になる。長時間運転を実現するためには、何らかの冷却手段を備える必要がある。
上記課題に鑑み、本発明は、冷却効率が高く、長時間運転が可能な電磁弁、およびそれを備えた気圧制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての電磁弁は、第1の弁口および第2の弁口が形成された外装部材と、前記外装部材に固定された固定部材と、前記固定部材に取り付けられた付勢部材と、前記第1の弁口を覆うように前記付勢部材に付勢される移動部材と、コイルが巻回され、前記固定部材および前記移動部材の周囲を囲うように配置されたボビンと、を有し、前記コイルの通電時に発生する電磁力により前記移動部材が前記第1の弁口から退避することで、前記第1および第2の弁口を接続する流体の流路が形成され、前記流路は、前記コイルの外周に沿うように形成された第1の流路と、前記ボビンと前記固定部材および前記移動部材との間に形成された第2の流路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、冷却効率が高く、長時間運転が可能な電磁弁、およびそれを備えた気圧制御装置を提供することができる。
本実施形態に係る電磁弁の縦断面図である(実施例1)。 図1の状態から外筒を外した状態の電磁弁を上方から見た図である(実施例1)。 電磁弁の外観図である(実施例1)。 図3のA−A線断面図である(実施例1)。 電磁弁を下方から見た図である(実施例1)。 実施例1の電磁弁を備える気圧制御装置の概略図である(実施例2)。 気圧制御装置を上方から見た図である(実施例2)。 気圧制御装置を下方から見た図である(実施例2)。 ボディ蓋を外した状態の図である(実施例2)。 図7のB−B線断面図である(実施例2)。 図7のC−C線断面図である(実施例2)。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る電磁弁100の縦断面図である。図2は、図1の状態から外筒3を外した状態の電磁弁100を上方から見た図である。図3は、電磁弁100の外観図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、電磁弁100を下方から見た図である。
外筒(外装部材)3には、気体等の流体の入り口である弁入口(第1の弁口)1と、流体の出口である弁出口(第2の弁口)2が形成されている。外筒3は、ボビン7と固定子(固定部材)9を固定している。本実施例では、弁入口1を流体の入口とし、弁出口を流体の出口として説明するが、弁入口1を流体の出口とし、弁出口2を流体の入口としてもよい。
可動子(移動部材)5は、端部にゴムパッキン4を備え、図1の上下方向へ移動可能である。圧縮ばね(付勢部材)6は、第1端が可動子5、第2端が固定子9に取り付けられ、ゴムパッキン4が弁入口1を塞ぐように、可動子5を付勢する。ボビン7は、可動子5および固定子9の周囲を囲うように配置されている。ボビン7には、電磁力(吸引力)を発生させるための励磁コイル8が巻回されている。ヨーク15は、鉄鋼等の切削物や板金等の磁性体から構成され、磁路を形成する。
ボビン7の内径には、ボビンリブ(凸部材)12が設けられている。ボビンリブ12は、複数設けることが好ましく、3つ以上設けることがより好ましい(例として図2では6つ設けた場合、図3,5では8つ設けた場合を示している)。図2に示されるように、可動子5および固定子9は、ボビンリブ12に線接触する。ボビン7と、可動子5および固定子9との間に形成された隙間には、可動子5と固定子9を冷却するための流路11bが形成されている。
可動子5と固定子9は、例えば、電磁珪素鋼板の積層体、焼結加工された鉄と珪素結合体、および鉄鋼の切削物等の磁性体から構成される。圧縮ばね6は、例えば、SUS材(ステンレス鋼材)、リン青銅、ベリリウム銅、およびチタン合金等の非磁性体から構成される。ボビン7は、例えば、プラスチック材等の非磁性かつ絶縁体から構成される。
励磁コイル8に電流を供給すると、可動子5は、圧縮バネ6が付勢する力(付勢力)よりも強い力(電磁力)により励磁コイル8側に引き寄せられる。可動子5が励磁コイル8側に引き寄せられると、ゴムパッキン4が弁入口1から退避する。そのため、ゴムパッキン4によって塞がれていた弁入口1が開き、気体等の流体は流路11を通過し弁出口2まで流れる。流路11は、励磁コイル8の外周に沿うように形成された流路(第1の流路)11aと、ボビン7と可動子5および固定子9との間に形成された流路(第2の流路)11bと、を備える。そのため、流路11を通過する流体により、励磁コイル8、可動子5、および固定子9が冷却される。したがって、励磁コイル8の銅損による発熱と、可動子5と固定子9の鉄損による発熱による性能低下を低減させることが可能となる。
励磁コイル8への電流の供給を停止すると、励磁コイル8による電磁力は発生しなくなるので、圧縮ばね6の付勢力によって可動子5は励磁コイル8側とは反対側に移動し、ゴムパッキン4が弁入口1を塞ぐ。このとき、励磁コイル8には電流は供給されないので、励磁コイル8の銅損による発熱や、可動子5と固定子9の鉄損による発熱は発生せず、安定して弁入口1を塞ぐことができる。
また、図5に示されるように、ボビン7の底面にはボビン溝(溝部)13が形成されている。そのため、図4に示されるように、外筒3の底面が塞がれても流路11を弁出口2まで導くことが可能である。
また、本実施形態では、流体の流れを確保するために、ボビン7の内径から流路11aと流路11bを接続する流路11を形成する接続孔を設けている。接続孔として、例えば、図1に示されるように、励磁コイル8およびボビン7に空孔10を形成してもよい。また、図1,3に示されるように、プラスチック材等の非磁性体かつ絶縁体から構成されるパイプ14を励磁コイル8およびボビン7に設けてもよい。パイプ14は、ボビン7と一体形成してもよい。
実施例1の電磁弁を備える気圧制御装置500について、図6〜図11を参照して説明する。図6は、気圧制御装置500の概略図である。図7は気圧制御装置500を上方から見た図であり、図8は気圧制御装置500を下方から見た図である。図9は、ボディ蓋3Bを外した状態の図である。図10は図7のB−B線断面図であり、図11は図7のC−C線断面図である。なお、本実施例では、電磁弁の弁入口と弁出口は入口出口に捕らわれず、両方機能するものとして説明する。
気圧制御装置500は、吸気ポート40を介して、空気圧縮ポンプ31から圧縮空気を取り込む。電磁弁36は、スイッチ37がオンされると、排気ポート41を介して、気圧制御装置500内の空気を排気する。電磁弁32は、吸排気ポート34を介して、気圧を制御する対象(以下、制御対象という)に接続されている。電磁弁32は、スイッチ33がオンされると、給排気を行う。各電磁弁からの配線45は、ボディ3Aとボディ蓋3Bを貫通する。本実施例では、配線45とボディ3Aおよびボディ蓋3Bとの隙間をシリコーン樹脂系接着剤などで密閉しているが、配線45をまとめて密閉性の高いコネクタを使って外部と接続してもよい。センサ43は、測定用ポート42を介して、制御対象の気圧を検出する。
ボディ3Aとボディ蓋3Bは、プラスチック樹脂の成型品である。ボディ3Aは、吸気ポート40、排気ポート41、およびパッキン溝44を備える。ボディ蓋3Bは、吸排気ポート34を備える。ボディ3Aとボディ蓋3Bは、パッキン溝44にパッキン46を嵌め込み、ねじを締め付けることで密閉性を保つ状態で接合される。また、ボディ3Aとボディ蓋3Bを接合するために、パッキン溝44にシリコーン樹脂系接着剤などの気密を保てる樹脂を封入してもよいし、超音波溶接をしてもよい。また、ボディ3Aとボディ蓋3Bは、アルミニウム合金やマグネシウム合金や亜鉛合金などの非磁性体のダイカスト品でもよい。
電磁弁への通電がない場合(つまり電磁弁の弁入口が塞がれている場合)、気圧制御装置500内の電磁弁は全て密閉空間の中に設置されている。気圧制御装置500が圧縮空気を吸気または排気している状態では、流体の流れが気圧制御装置500内で発生し、装置内に設置された電磁弁は冷却される。
また、気圧制御装置500内の流体の流れが一定の方向になるように吸気ポート40を流れの上流側に、排気ポート41を流れの下流側に配置している。そうすることで、流体が淀むことなくスムーズに流れ、効率よく電磁弁が冷却される。
センサ43は、吸気時は空気圧縮ポンプ31が非通電時、かつ制御対象に接続された電磁弁32が通電時に制御対象の気圧を測定する。また、排気時は装置内の空気を排気する電磁弁36を非通電時、かつ制御対象に接続された電磁弁32が通電時に制御対象の気圧を測定する。これはパスカルの原理を用いて気圧を測定するためである。
なお、本実施例では、電磁弁を気圧制御装置に使用した例について説明したが、気体等の流速制御装置や気温制御装置等に使用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 弁入口(第1の弁口)
2 弁出口(第2の弁口)
3 外筒(外装部材)
5 可動子(移動部材)
6 圧縮ばね(付勢部材)
7 ボビン
8 励磁コイル(コイル)
9 固定子(固定部材)
11 流路
11a 第1の流路
11b 第2の流路
100 電磁弁

Claims (9)

  1. 第1の弁口および第2の弁口が形成された外装部材と、
    前記外装部材に固定された固定部材と、
    前記固定部材に取り付けられた付勢部材と、
    前記第1の弁口を覆うように前記付勢部材に付勢される移動部材と、
    コイルが巻回され、前記固定部材および前記移動部材の周囲を囲うように配置されたボビンと、を有し、
    前記コイルの通電時に発生する電磁力により前記移動部材が前記第1の弁口から退避することで、前記第1および第2の弁口を接続する流体の流路が形成され、
    前記流路は、前記コイルの外周に沿うように形成された第1の流路と、前記ボビンと前記固定部材および前記移動部材との間に形成された第2の流路と、を備えることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記ボビンの内径には、前記移動部材および前記固定部材に接触する凸部材が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記移動部材および前記固定部材は、前記凸部材に線接触することを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記凸部材は、少なくとも3つ以上設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の電磁弁。
  5. 前記ボビンの底面には、前記第1および第2の流路を接続する溝部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁弁。
  6. 前記ボビンおよび前記コイルには、前記第1および第2の流路を接続する接続孔が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁弁。
  7. 空気圧縮ポンプから圧縮空気を取り込む吸気ポートと、
    装置内の空気を排気する排気ポートと、
    前記排気ポート、または制御対象に接続され、密閉空間の中に配置された請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁弁と、を有することを特徴とする気圧制御装置。
  8. 前記吸気ポートは、装置内の流路の上流側に配置され、
    前記排気ポートは、前記流路の下流側に設置されることを特徴とする請求項7に記載の気圧制御装置。
  9. 前記気圧制御装置は、前記空気圧縮ポンプを非通電、前記制御対象に接続された前記電磁弁を通電した状態で前記制御対象の吸気時の気圧を測定し、前記排気ポートに接続された前記電磁弁を非通電、前記制御対象に接続された前記電磁弁を通電した状態で前記制御対象の排気時の気圧を測定することを特徴とする請求項7または8に記載の気圧制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109386641A (zh) * 2018-11-28 2019-02-26 北京理工大学 一种自动变速器油冷散热电磁阀及散热方法
CN112524322A (zh) * 2020-11-24 2021-03-19 湖南工程学院 一种散热式电动汽车用液控设备

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