JP2017025689A - 帯状遮断板 - Google Patents

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弘志 田中
博 小森
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Abstract

【課題】 水分や土砂の流動を制御する帯状遮断板において、表面に多数の突起物を有し、相隣接する遮断板との重ね合わせ部の隙間を容易に除くことができる遮断板の提供。【解決手段】 遮断板の側部に、長手方向に畝状突起部を設け、更に左右両端部に複層部を設ける。【選択図】図5

Description

この発明は、合成樹脂板で構成されている、土砂や水分等の土中での流動を制御する帯状遮断板に関するものである。
土砂や土中水分の流動を制御するために、合成樹脂板や金属板よりなる土留材、遮水材などと呼ばれている遮断板が使われている。これらの目的に使用される遮断板は、一枚の板状のものであったり、フィルターやスペーサ―機能を有する排水材のごとく一定の通水断面を保つものであったりする。これら遮断板は、運搬の利便性や敷設作業の容易さから、その形は一定巾の帯状に作られており、これを同心円に巻いて運搬、敷設作業に供している。従って敷設しようとする面積に比し遮断板の巾は狭く、複数枚の遮断板を平行に並べて所定の巾に仕上げている。
従来、遮断板をより広い面積に敷設する場合は、帯状遮断板を複数枚平行に隙間なく並べ、相隣接する帯状遮断板の側部を重ね合わせて使用することが多い。遮断板は構成する合成樹脂や金属自体の剛性があるため、その敷設下地の凹凸等が、重ね合わせた遮断板側部合せ目の不均等な加重となり、合せ目に隙間が生じ、制御すべき水分、土砂の流出を惹起してしまうことが課題であった。このため合せ目の隙間を防ぐために、相隣る遮断板の重ねしろを広く設けたり、合せ目同志を接着、溶着等で一体化したり、杭などで固定したり、遮断板を敷き並べる作業以外に多くの付随作業を要し、その余剰作業を削減することが課題であった。また、固定杭打設時に起こりがちな遮断板の損傷を補修することも作業効率を低下させ、削減策が課題であった。
本発明は、帯状遮断板の敷設時に発生する、相隣接する側部同志の接合処理に要する水分・土砂等の漏出防止や、惹起する破損部の修復などに要する手間を除き、快適な施工性を実現することのできる帯状遮断板を提供することが課題である。
帯状遮断板は、平坦な板状物より水分や土砂等を遮断板に沿って移動可能な空隙を設けるために、遮断板面に対して直角の方向に多数の突起物を設ける。〔図1〕。突起の高さが一定であれば平行な板の間のごとく空隙が形成される。遮断板の片側部若しくは両側部に、遮断板の長手方向に平行である側部に沿って、一定の厚さと巾を持った畝状の突起部を設ける。〔図2〕。この畝状突起部は、ゴム、合成樹脂発泡体、繊維集合束などで構成されている。畝状突起部は空隙量に応じて変形するので,合せ目の空隙を減少させる方向に作用する。畝状突起部は,遮断板の片側部又は両側部に設置することができる。畝状突起部は遮断板に比して、加重に対する変形量が大きなものが適している。ゴムや合成樹脂発泡体、繊維集合束等は好ましい材料である。また、閉じられた器や袋の中の粒状集合体、粘性のある液体等も考えられる。
畝状突起部の遮断板への取付けの方法は、接着、溶着、縫着等両者素材の性能によって適宜選択すべきものである。
帯状遮断板の左右両側部を合成樹脂複層構造にすることによって、杭などを打設する場合に対しての補強とすることができる。〔図3〕。帯状遮断板全体を等しく高強度構造にすると、多数の突起加工をする場合には極めて加工性が低下し、当然原材料コストも高度になる。帯状板の合せ目の対象になる両端部3ないし5cmを多層構造として補強すれば、突起物加工の際の加工性も低下せず多層構造の部分だけ補強することができる。
帯状遮断板に畝状突起部を設けたものは、畝状突起部の圧縮変形が遮断板の変形より大きいため、帯状遮断板の変形量を吸収して変形し、帯状遮断板合せ目の隙間が畝状突起部の大きな変形で吸収され、結果として相隣接する二枚の帯状遮断板は隙間なく並設置される。しかもこの設置は単に相隣接する帯状遮断板を重ね合わせるだけで隙間を除去することができるので、設置手間や帯状遮断板の重ねしろを減少させることができ好都合である。
帯状遮断板の左右両端部5cmを合成樹脂2層構造にしたものは、その上から杭を打設したところ、杭貫通用の穴は穿たれるが、その穴は杭の寸法から拡大することなく、またひび割れの伝播することもなく十分な補強効果と言える。
本発明の平面図である。 本発明の断面図である。 本発明の畝状突起部を備えた断面図である。 本発明の複層部分を備えた断面図である。 本発明の畝状突起部と複層部分を備えた断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明による帯状遮断板は、合成樹脂の帯状長尺な板であり、板の表面に一定高さの多数の突起を有している。両側部の畝状突起部は、ゴム、合成樹脂発泡体、繊維束、などで、望ましくは厚さ5ミリ以上30ミリ以下、巾10ミリ以上50ミリ以下程度で、断面がほぼ4辺形である帯状である。遮断板への畝状突起部の固定は、接着、溶着、縫着など材質や製造過程の状況に応じて選択することができる。
本発明による帯状遮断板の別の実施形態は、合成樹脂の帯状長尺な板であり、板の表面に一定高さの多数の突起を有している。左右両側部の望ましくは巾30ミリ以上50ミリは、帯状遮断板と同材質同厚みの2層構造になっており、事実上2倍の耐破壊強度を有している。2層の間は接着剤が介在しており穿孔などの衝撃に対してその破壊が伝播しにくい構造にすることができる。
本発明による帯状遮断板の別の実施形態は、合成樹脂の帯状長尺な板であり、板の表面に一定高さの多数の突起を有している。両側部には畝状突起部として、合成樹脂発泡体が縫着されており、左右両側部は望ましくは巾30ミリ以上50ミリは、帯状遮断板と同材質同厚みの2層構造になっている。当該実施形態例は,前記2実施形態例のそれぞれの長所を併せ持っている。
1.帯状遮断板
2.突起
3.畝状突起部
4.複層部

Claims (3)

  1. 土砂や水分の流動を制御するための合成樹脂帯状体であって、その表面に一定の高さを有する多数の突起を有することを特徴とする帯状遮断板。
  2. 帯状遮断板表面の左右両側面に、ゴム又は合成樹脂発泡体又は繊維束で構成されている多数の突起と同等の高さの畝状体を有する請求項1に記載されている帯状遮断板。
  3. 帯状遮断板の左右両側に、少なくとも2層以上の複層部分を有する請求項1に記載されている帯状遮断板、
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