JP2017025578A - ショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケット - Google Patents

ショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケット Download PDF

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Abstract

【課題】間隔調整を行った場合においても複数のツース部材間の隙間から土砂等が漏れ落ちることが少ないバケットに付設されるツース盤を提供する。
【解決手段】中央ツース部材11の間隔調整用突出部14の右ツース部材21の間隔調整用凹陥部22に対するスライド嵌合変位、及び左ツース部材31の間隔調整用突出部34の中央ツース部材11の間隔調整用凹陥部12に対するスライド嵌合変位により、各歯部15、25、35を並設方向で一直線状態を維持しつつ右ツース部材21と中央ツース部材11間、及び左ツース部材31と中央ツース部材11間の並設方向の間隔調整を各々可能とするとともに、各上面遮蔽部材17、27により、各歯部15、25、35の領域を除く上面遮蔽部材17、27の下側位置を占める領域の右ツース部材21と中央ツース部材11間、及び左ツース部材31と中央ツース部材11間の各隙間を遮蔽するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木工事等に使用するショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケットに関し、詳しくは、複数のツース部材を間隔調整可能に並設して異なるサイズのバケットに対応可能であるとともに、当該間隔調整を行った場合においても作業効率の低下を招くことのないショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケットに関するものである。
従来、パワーショベルやショベルローダなどのショベル機械のバケットには、その底部先端位置にアダプター部材の基部を溶接その他の方法により止着し、このアダプター部材―に整地作業用のツース盤の係合凹部を被嵌し、ロックピン部材などの固定手段によりアダプター部材とツース盤とを一体的に固定し、これにより、掘削した土砂や砂利や岩片などの整地や運搬車などへの積み込みを行っていた。
この種のツース盤においては、異なるサイズのバケットに対応するために複数のツース部材を間隔調整可能に並設して、その全幅が広狭に変更可能であることが好ましい。
特許文献1には、本発明の関連技術として、ショベル系掘削機のバケットの掘削縁部にアダプターを介して着脱自在に突設されるツース部材であって、上記ツース部材は上記アダプターが嵌入可能な嵌入凹部及び掘削作用をなす歯板部からなり、該嵌入凹部の裏側の左右方向の一方部に間隙設定部を突設し、該間隙設定部の一方側部に該歯板部を構成する差込板部を形成し、該間隙設定部の他方側部に該歯板部を構成する裏側板部を形成し、該嵌入凹部の他方側部に該裏側板部との間に該差込板部を差込可能な差込間隙を存して押さえ板部を突設する構成としたショベル系掘削機用ツース部材が開示されている。
しかし、特許文献1のショベル系掘削機用ツース部材においては、嵌入凹部の裏側における左右方向の一方部に間隙設定部を突設し、該間隙設定部の一方側部に該歯板部を構成する差込板部を形成し、該間隙設定部の他方側部に該歯板部を構成する裏側板部を形成し、該嵌入凹部の他方側部に該裏側板部との間に該差込板部を差込可能な差込間隙を存して押さえ板部を突設し、このツース部材を複数個並設して前記間隙設定部と差込板部との嵌め合い構造で複数個並設してツース盤とするものである。
このため、このような構成のツース盤においては、間隙設定部や差込板部の上面は露出し何等の遮蔽部材は存在しないため、このツース盤を使用して土砂等の掘削作業を行う際に、前記間隙設定部と差込板部との嵌め合い位置を調整して隣り合うツース部材の間の間隔を調整し全体の並設方向の幅を広げたような場合、差込板部の嵌め込み先端側と間隙設定部の最奥部との間に隙間が生じ、この隙間からの土砂の漏れ落ちる量が増え、土砂等の掘削作業効率を低下させたり、間隙設定部の最奥部に付着した土砂の除去作業が必要になるという問題を包含し、かつ、ショベル系掘削機用のバケットエッジ(リップ部)が掘削作業時に露出することから、該バケットエッジ(リップ部)の摩耗が生ずるという問題をも包含している。
特開2010−65421号公報
本発明が解決しようとする問題点は、複数のツース部材を間隔調整可能に並設して異なるサイズのバケットに対応可能であるとともに、間隔調整を行った場合においても複数のツース部材間の隙間から土砂等が漏れ落ちることが少なく作業効率の低下を招くことがなく、かつ、アダプターのピッチが広い場合においても、バケットエッジ(リップ部)を保護する機能を併せ持つようなショベル機械用のバケットに付設されるツース盤が従来存在しない点である。
本発明に係るショベル機械用のバケットに付設されるツース盤は、複数のツース部材を間隔調整可能に並設して異なるサイズのバケットに対応可能であるとともに、間隔調整を行った場合においても複数のツース部材間の隙間から土砂等が漏れ落ちることが少なく作業効率の低下を招くことがなく、かつ、バケットエッジ(リップ部)の保護機能を併せ持つショベル機械用のバケットを提供するという目的を、各々基端側に連結ピン用のピン穴を具備し、バケット側から突出させたアダプターが装着可能な嵌入用凹陥部を設け、各々突出端側に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部を露出状態に設けた複数個のツース部材の並設構造でショベル機械用のバケットに付設されるツース盤であって、前記複数個のツース部材のうち、両側面部に隣り合わせで他のツース部材が並設されるツース部材の一方の側面部に間隔調整用突出部を、他方の側面部に上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を各々設け、前記複数個のツース部材のうち、片側の側面部にのみ他のツース部材が並設されるツース部材には、間隔調整用突出部、又は上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を設け、前記両側面部に他のツース部材が並設されるツース部材の間隔調整用凹陥部に対するその隣のツース部材の間隔調整用突出部のスライド嵌合変位、又は前記両側面部に他のツース部材が並設されるツース部材の間隔調整用突出部のその隣のツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位により、前記各歯部を並設方向で一直線状態を維持しつつ前記各ツース部材間の並設方向の間隔調整を各々可能とするとともに、前記各上面遮蔽部材により、前記各歯部の領域を除く各上面遮蔽部材の下側位置を占める領域の各ツース部材間の各隙間を遮蔽するようにしたとともに、バケットエッジ(リップ部)の保護機能を併せ持ったことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、土砂等の掘削作業における作業効率の向上を図ることができ、使用後の土砂洗浄作業も簡略であり、更に、一台でサイズが広狭に異なるバケットに対しても各ツース部材の間隔調整により柔軟に対応できるという優れた機能を有するショベル機械用のバケットに付設されるツース盤を実現し、提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、中央ツース部材の両側に右ツース部材、左ツース部材を並設した3連構造として、土砂等の掘削作業における作業効率の向上を図ることができ、使用後の土砂洗浄作業も簡略であり、更に、一台でサイズが広狭に異なるバケットに対しても各ツース部材の間隔調整により柔軟に対応できるという優れた機能を有するショベル機械用のバケットに付設されるツース盤を実現し、提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果を奏し、かつ、各ツース部材の嵌入用凹陥部には、前記バケット側から突出させたアダプターが同軸配置で装着される構成としているので、バケット等の製造会社純正のツースと同様な使用感覚、作業性を実現することができるショベル機械用のバケットに付設されるツース盤を実現し、提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果を奏するとともに、各ツース部材のうち、両側面部に隣り合わせで他のツース部材が並設されるツース部材を2個以上並設し、4連並設以上の多連並設構造とすることにより、一台でサイズが広狭に大きく異なる各種バケットに対しても柔軟に対応できるという優れた機能を有するショベル機械用のバケットに付設されるツース盤を実現し、提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果を発揮し、土砂等の掘削作業時の作業効率に優れ、使用後の土砂洗浄作業の簡略化を図ることができるという斬新な機能を発揮するショベル機械用のバケットを実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係るショベル機械用のバケットに付設されるツース盤において中央ツース部材の両側に右ツース部材、左ツース部材を装着した状態の概略斜視図である。 図2は本実施例に係るツース盤において中央ツース部材、右ツース部材、左ツース部材を分離状態とした概略斜視図である。 図3は本実施例に係るツース盤における中央ツース部材の正面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図及び背面図の各図を示すものである。 図4は本実施例に係るツース盤における右ツース部材の正面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図及び背面図の各図を示すものである。 図5は本実施例に係るツース盤における左ツース部材の正面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図及び背面図の各図を示すものである。 図6は本実施例に係るツース盤における例えば中央ツース部材をアダプターに装着した状態を示す概略断面図である。 図7は本実施例に係るツース盤において中央ツース部材、右ツース部材、左ツース部材を嵌合状態で並設方向の幅寸法を最小幅とした状態の概略平面図である。 図8は本実施例に係るツース盤において中央ツース部材、右ツース部材、左ツース部材を嵌合状態で中央ツース部材、右ツース部材、左ツース部材相互間の並設方向の間隔を広げた状態の概略平面図である。 図9は本実施例に係るツース盤を備えるショベル機械用のバケットの概略平面図である。
本発明は、複数のツース部材を間隔調整可能に並設して異なるサイズのバケットに対応可能であるとともに、間隔調整を行った場合においても複数のツース部材間の隙間から土砂等が漏れ落ちることが少なく、かつ、アダプターのピッチが広い場合においても、バケットエッジ(リップ部)の保護機能を併せ持つことにより、該バケットエッジ(リップ部)の摩耗を低減でき、作業効率の低下を招くことのないショベル機械用のバケットに付設されるツース盤を提供するという目的を、各々基端側に連結ピン用のピン穴を具備し、バケット側から突出させたアダプターが装着可能な嵌入用凹陥部を設け、各々突出端側に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部を露出状態に設けた左ツース部材、中央ツース部材、及び右ツース部材の並設構造でショベル機械用のバケットに付設されるツース盤であって、前記ツース盤の突出端側から見て、前記右ツース部材の中央ツース部材側の左側面部に上面を土砂等が基端側から突出端側に流落可能な形状とした上面遮蔽部材と、この上面遮蔽部材と一定間隔を有し前記歯部と段違いで連なる底面部材とによる前記中央ツース部材用の間隔調整用凹陥部を設け、前記左ツース部材の中央ツース部材側の右側面部に中央ツース部材の左側面部内に嵌入する間隔調整用突出部を設け、前記中央ツース部材の前記右ツース部材側の右側面部に前記右ツース部材の間隔調整用凹陥部にスライド嵌入する間隔調整用突出部を設け、前記中央ツース部材の前記左ツース部材側の左側面部に上面を土砂等が基端側から突出端側に流落可能な形状とした上面遮蔽部材と、この上面遮蔽部材と一定間隔を有し前記歯部と段違いで連なる底面部材とによる間隔調整用凹陥部を設け、前記中央ツース部材の間隔調整用突出部の前記右ツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位、及び前記左ツース部材の間隔調整用突出部の前記中央ツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位により、前記各歯部を並設方向で一直線状態を維持しつつ前記右ツース部材と中央ツース部材間、及び前記左ツース部材と中央ツース部材間の並設方向の間隔調整を各々可能とするとともに、前記各上面遮蔽部材により、前記各歯部の領域を除く各上面遮蔽部材の下側位置を占める領域の前記右ツース部材と中央ツース部材間、及び前記左ツース部材と中央ツース部材間の各隙間を遮蔽するようにした構成により実現した。
以下、本発明の実施例に係るショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケットについて図1乃至図9を参照して詳細に説明する。
本実施例に係るショベル機械用のバケット51(詳細は後述する)に付設されるツース盤(以下「ツース盤」という)1は、図1乃至図5に示すように、3連並設構造の中央ツース部材11、右ツース部材21、左ツース部材31を具備し、これらをショベル機械用のバケット51に取り付けたアダプター41に着脱可能に付設する構成としている。
なお、図1において、ツース盤1に関する右、中央、左の方向性を同図に示すように定義して以下の説明を行う。
前記中央ツース部材11は、図1、図2及び図3に示すように、基端側の端辺の並設方向の中央近傍から突出方向に向かって前記アダプター41装着用の嵌入用凹陥部12を形成するピン穴12a付きの例えば四角筒状のアダプター用筒体部13を設け、並設方向の略中央から右側を右ツース部材21にスライド嵌入させるとともに突出端側の端辺に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部15を露出状態で、かつ、並設方向に備える間隔調整用突出部14とし、並設方向の略中央から左側を左ツース部材31用の間隔調整用凹陥部16とした中央ツース部材本体11Aを具備している。
前記アダプター用筒体部13内の嵌入用凹陥部12は、前記アダプター41の外形に対応して開口部からその内方一定の範囲が直方体状の空間で、更に、その突出端側に先細の空間を形成する形状としている。
そして、前記嵌入用凹陥部12内に前記アダプター41を装着し、前記ピン穴12aを貫通させた図示しないピンを前記アダプター41に嵌着することで中央ツース部材11をアダプター41を介してバケット51に付設するように構成している。
前記間隔調整用突出部14は、中央ツース部材本体11Aの基端側に位置するアダプター用筒体部13のピン穴12aの領域、及び当該ピン穴12aにおける領域の隣りの平坦突出部14cの領域を除いて、この中央ツース部材本体11Aの突出方向略中央部に至る領域を斜面部領域14aとするとともに、この斜面部領域14aより突出方向側で、かつ、前記歯部15の手前の領域までを平坦部領域14bとしている。
前記左ツース部材31用の間隔調整用凹陥部16は、基端側に平坦突出部17cを備えるとともに突出方向右隅部領域を前記間隔調整用突出部14の左隅部領域上に両者が一部重合する状態で一体的に連結した上面遮蔽部材17と、この上面遮蔽部材17とは一定間隔を有する下方に位置し、前記歯部15を有する間隔調整用突出部14の左辺下部側に段違いで一体に連なる平坦な底面部材18との間の空間領域として形成している。
また、上面遮蔽部材17における平坦突出部17cより突出方向略中央部に至る領域を斜面部領域17aとするとともに、この斜面部領域17aより突出方向側で、かつ、前記歯部15の手前の領域までを平坦部領域17bとしている。
すなわち、上面遮蔽部材17の平坦部領域17bの突出端側で前記歯部15の上方を覆うことのない構成としている。
前記右ツース部材21は、図1、図2及び図4に示すように、基端側の端辺の並設方向の中央近傍から突出方向に向かって前記アダプター41装着用の嵌入用凹陥部22を形成するピン穴22a付きの四角筒状のアダプター用筒体部23を設け、並設方向の略中央から右側を必要に応じて他のツース部材にスライド嵌入可能とするとともに突出端側の端辺に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部25を露出状態で、かつ、並設方向に備える間隔調整用突出部24とし、並設方向の略中央から左側を前記中央ツース部材11用の間隔調整用凹陥部26とした右ツース部材本体21Aを具備している。
前記右ツース部材21の基端側から突出端までの寸法は、前記中央ツース部材11と同一としている。
前記嵌入用凹陥部22、アダプター用筒体部23は、前記中央ツース部材11と同一の形状としている。また、前記間隔調整用突出部24は前記間隔調整用突出部14と略同様で、かつ、堅牢な構成としている。
前記中央ツース部材11用の間隔調整用凹陥部26は、前記間隔調整用凹陥部16の場合と同様に、基端側に平坦突出部27cを備えるとともに突出方向右隅部領域を前記間隔調整用突出部24の左隅部領域上に両者が一部重合する状態で一体的に連結した上面遮蔽部材27と、この上面遮蔽部材27とは一定間隔を有する下方に位置し、前記歯部25を有する間隔調整用突出部24の左辺下部側に段違いで一体に連なる平坦な底面部材28との間の空間領域として形成している。
また、上面遮蔽部材27における平坦突出部27cより突出方向略中央部に至る領域を斜面部領域27aとするとともに、この斜面部領域27aより突出方向側で、かつ、前記歯部25の手前の領域までを平坦部領域27bとしている。
すなわち、上面遮蔽部材27の平坦部領域27bの突出端側で前記歯部25の上方を覆うことのない構成としている。
前記左ツース部材31は、図1、図2及び図5に示すように、基端側の端辺の並設方向の中央近傍から突出方向に向かって前記アダプター41装着用の嵌入用凹陥部32を形成するピン穴32a付きの四角筒状のアダプター用筒体部33を設け、基端側に平坦突出部36を備え、突出方向の略中央から右側を前記中央ツース部材11の間隔調整用突出部14にスライド嵌入可能とするとともに、突出端側の端辺全域に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部35を露出状態で、かつ、並設方向に備える間隔調整用突出部34を具備し、更に、突出方向の略中央から左側に前記中央ツース部材11の上面遮蔽部材17の左辺と当接する段部36を設けた左ツース部材本体31Aを具備する構成としている。
前記間隔調整用突出部34における平坦突出部37cより突出方向略中央部に至る領域を斜面部領域37aとするとともに、この斜面部領域37aより突出方向側で、かつ、前記歯部35の手前の領域までを平坦部領域37bとしている。
前記左ツース部材31の基端側から突出端までの寸法は、前記中央ツース部材11と同一としている。
前記嵌入用凹陥部32、アダプター用筒体部33は、前記中央ツース部材11の場合と同一の形状としている。
図6は、同図には図示しないバケット51の先端部であるバケットリップ部52に取り付けたアダプター41に対して本実施例に係るツース盤1における例えば中央ツース部材11を前記アダプター41と同軸配置として装着した状態を示すものである。右ツース部材21、左ツース部材31の場合も同様な構造としている。
すなわち、中央ツース部材11の嵌入用凹陥部12を、前記アダプター41に嵌め着け、ピン穴12aからアダプター41に設けた受孔を貫通するように連結ピン53を打ち込むことにより、前記中央ツース部材11とアダプター41とを一体化するものである。
このとき、既述したように、中央ツース部材11の歯部15は、突出方向の先端部に位置し、また、前記上面遮蔽部材17は中央ツース部材本体11Aの上面側に位置することになる。
また、中央ツース部材11の嵌入用凹陥部12と、アダプター41とを同軸配置(右ツース部材21の嵌入用凹陥部22、左ツース部材31の嵌入用凹陥部32の場合も同様)とすることにより、バケット51等の製造会社純正のツースと同様な使用感覚、作業性を実現することができる。
図7は、本実施例に係る既述した構成からなるツース盤1において中央ツース部材11、右ツース部材21、左ツース部材31を、並設方向の全幅L1が最小幅となるようにスライド嵌合変位した状態を、図8は、本実施例に係る既述した構成からなるツース盤1において中央ツース部材11、右ツース部材21、左ツース部材31を、並設方向の全幅L2が図7に示す場合よりも大(L1<L2)となるようにスライド嵌合変位した状態を示すものである。
図7、図8に示すように、前記ツース盤1の並設方向の全幅調整を可能(例えば,110mm〜193mmの範囲)としたことにより、1台のツース盤1のみで、複数のアダプター41の取り付け間隔が異なる各種のバケット51に柔軟に対応できるという広範な自由度を持ち、経済性にも優れた斬新なツース盤1を実現することができる。
更に、図7、図8に示すいずれの場合においても、前記中央ツース部材11の間隔調整用突出部14の右端辺と、右ツース部材21の間隔調整用凹陥部26の最奥部との間の隙間G1上は、歯部15、25の近辺領域を除いて右ツース部材21の上面遮蔽部材27により覆われ、また、中央ツース部材11の間隔調整用凹陥部16の最奥部と左ツース部材31の間隔調整用突出部34の右端辺との間の隙間G2は、歯部15、35の近辺領域を除いて中央ツース部材11の上面遮蔽部材17により覆われることになる。
この結果、本実施例に係るツース盤1によれば、前記ツース盤1を使用して土砂等の掘削作業時において、前記隙間G1、隙間G2の部分から土砂等が漏れ落ちることが殆どなくなり、作業効率の低下を招くことを回避でき、更に、前記隙間G1、隙間G2の殆どの部分に土砂等が付着することもなくなり使用後の土砂洗浄作業の簡略化も図ることができる。
以上説明した本実施例に係るツース盤1によれば、土砂等の掘削作業における作業効率の向上を図ることができ、使用後の土砂洗浄作業も簡略であり、更に、一台でサイズが広狭に異なるバケット51に対しても各ツース部材の間隔調整により柔軟に対応できるとともに、バケットエッジ(リップ部)の保護機能を併せ持つという優れた機能を有するツース盤1を実現し、提供することができる。
図9は、本実施例に係るツース盤1を取り付けたショベル機械用のバケット51を概略的に示すものであり、前記バケット51の先端側に並設配置に取り付けた3個のアダプター41に対して、本実施例に係るツース盤1における右ツース部材21の嵌入用凹陥部22、中央ツース部材11の嵌入用凹陥部12、左ツース部材31の嵌入用凹陥部32の間隔を、前記3個のアダプター41の間隔と同一となるように調整し、これらを各々対応するアダプター41に装着し、各連結ピン53を用いて前記ツース盤1を前記バケット51の先端側に一体的に、かつ、着脱可能に取り付けたものである。
このようなツース盤1を取り付けたショベル機械用のバケット51によれば、このバケット51を使用しての土砂等の掘削作業時において、既述したように、前記ツース盤1の隙間G1、隙間G2の部分から土砂等が漏れ落ちることが殆どなくなり、作業効率の低下を招くことを回避できるとともに、バケットエッジ(リップ部)の保護機能を併せ持ち、更に、前記隙間G1、隙間G2の部分に土砂等が付着することも殆どなくなるので、土砂等の掘削作業時の作業効率に優れ、使用後の土砂洗浄作業の簡略化を図ることができるという斬新な機能を発揮するショベル機械用のバケット51を提供することができる。
なお、本実施例に係るツース盤1は、右ツース部材21、左ツース部材31の間に、中央ツース部材11を2個以上並設して配置した4連、5連構造等々の多連並設構造として、並設方向の幅を変更することにより、幅サイズが広狭に大きく異なる各種のバケット51に対しても柔軟に対応することができる。
また、本実施例に係るツース盤1の各ツース部材は、右側面部に間隔調整用突出部を、左側面部に上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を各々設けてなるものであるが、これら各構成を左右反転状態に配置し、右側面部に上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を、左側面部に間隔調整用突出部を各々設けてして構成しても良い。
また、前記歯部15、25、35の刃先長を、従来例より例えば10mm程度大きくすることで、ツース盤1自体の長寿命化を図ることも可能である。
本発明のツース盤は、パワーショベルやショベルローダ等の掘削等を行う作業機械に用いられる各種バケット用として広範に適用可能である。
1 ショベル機械用のバケットに付設されるツース盤
11 中央ツース部材
11A 中央ツース部材本体
12 嵌入用凹陥部
12a ピン穴
13 アダプター用筒体部
14 間隔調整用突出部
14a 斜面部領域
14b 平坦部領域
14c 平坦突出部
15 歯部
16 間隔調整用凹陥部
17 上面遮蔽部材
17a 斜面部領域
17b 平坦部領域
17c 平坦突出部
18 底面部材
21 右ツース部材
21A 右ツース部材本体
22 嵌入用凹陥部
22a ピン穴
23 アダプター用筒体部
24 間隔調整用突出部
25 歯部
26 間隔調整用凹陥部
27 上面遮蔽部材
27a 斜面部領域
27b 平坦部領域
27c 平坦突出部
28 底面部材
31 左ツース部材
31A 左ツース部材本体
32 嵌入用凹陥部
32a ピン穴
33 アダプター用筒体部
34 間隔調整用突出部
35 歯部
36 段部
37a 斜面部領域
37b 平坦部領域
37c 平坦突出部
41 アダプター
51 バケット
52 バケットリップ部
53 連結ピン
G1 隙間
G2 隙間
L1 全幅(最小幅)
L2 全幅

Claims (5)

  1. 各々基端側に連結ピン用のピン穴を具備し、バケット側から突出させたアダプターが装着可能な嵌入用凹陥部を設け、各々突出端側に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部を露出状態に設けた複数個のツース部材の並設構造でショベル機械用のバケットに付設されるツース盤であって、
    前記複数個のツース部材のうち、両側面部に隣り合わせで他のツース部材が並設されるツース部材の一方の側面部に間隔調整用突出部を、他方の側面部に上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を各々設け、
    前記複数個のツース部材のうち、片側の側面部にのみ他のツース部材が並設されるツース部材には、間隔調整用突出部、又は上面遮蔽部材及び底面部材による間隔調整用凹陥部を設け、
    前記両側面部に他のツース部材が並設されるツース部材の間隔調整用凹陥部に対する隣のツース部材の間隔調整用突出部のスライド嵌合変位、又は前記両側面部に他のツース部材が並設されるツース部材の間隔調整用突出部の隣のツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位により、前記各歯部を並設方向で一直線状態を維持しつつ前記各ツース部材間の並設方向の間隔調整を各々可能とするとともに、前記各上面遮蔽部材により、前記各歯部の領域を除く各上面遮蔽部材の下側位置を占める領域の各ツース部材間の各隙間を遮蔽するようにしたことを特徴とするショベル機械用のバケットに付設されるツース盤。
  2. 各々基端側に連結ピン用のピン穴を具備し、バケット側から突出させたアダプターが装着可能な嵌入用凹陥部を設け、各々突出端側に掘削用の土砂等に食い込ませる歯部を露出状態に設けた左ツース部材、中央ツース部材、及び右ツース部材の並設構造でショベル機械用のバケットに付設されるツース盤であって、
    前記ツース盤の突出端側から見て、前記右ツース部材の中央ツース部材側の左側面部に上面を土砂等が基端側から突出端側に流落可能な形状とした上面遮蔽部材と、この上面遮蔽部材と一定間隔を有し前記歯部と段違いで連なる底面部材とによる前記中央ツース部材用の間隔調整用凹陥部を設け、
    前記左ツース部材の中央ツース部材側の右側面部に中央ツース部材の左側面部内に嵌入する間隔調整用突出部を設け、
    前記中央ツース部材の前記右ツース部材側の右側面部に前記右ツース部材の間隔調整用凹陥部にスライド嵌入する間隔調整用突出部を設け、前記中央ツース部材の前記左ツース部材側の左側面部に上面を土砂等が基端側から突出端側に流落可能な形状とした上面遮蔽部材と、この上面遮蔽部材と一定間隔を有し前記歯部と段違いで連なる底面部材とによる間隔調整用凹陥部を設け、
    前記中央ツース部材の間隔調整用突出部の前記右ツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位、及び前記左ツース部材の間隔調整用突出部の前記中央ツース部材の間隔調整用凹陥部に対するスライド嵌合変位により、前記各歯部を並設方向で一直線状態を維持しつつ前記右ツース部材と中央ツース部材間、及び前記左ツース部材と中央ツース部材間の並設方向の間隔調整を各々可能とするとともに、前記各上面遮蔽部材により、前記各歯部の領域を除く各上面遮蔽部材の下側位置を占める領域の前記右ツース部材と中央ツース部材間、及び前記左ツース部材と中央ツース部材間の各隙間を遮蔽するようにしたことを特徴とするショベル機械用のバケットに付設されるツース盤。
  3. 前記各ツース部材の嵌入用凹陥部には、前記バケット側から突出させたアダプターが同軸配置で装着されることを特徴とする請求項1又は2記載のショベル機械用のバケットに付設されるツース盤。
  4. 前記各ツース部材は、両側面部に隣り合わせで他のツース部材が並設されるツース部材を2個以上並設し、4連並設以上の多連並設構造であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のショベル機械用のバケットに付設されるツース盤。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のツース盤を備えることを特徴とするショベル機械用のバケット。
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