JP2017025549A - 扉用シャッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属のシャッタの衝突音を減音して金属同士の衝突音が広く響きわたり、不快な騒音になるのを防止し、シャッタキャップが簡単に捲れたり脱落したりしないように組付け強度を上げた扉用シャッタ装置を提供する。【解決手段】シャッタキャップ95は、撓み可能な弾性材からなり、押え板片93aと、シャッタケースの両端に被せたとき、シャッタケースとシャッタ55の間に介在する片持ち構造の緩衝舌片を、遮蔽板93の両端溝穴91aを塞ぐ側の板面に突設し、遮蔽板93の両端溝穴91aを塞ぐ側の板面にシャッタケースの端部を間に挟む間隔をあけて延びる一対の抜け止め板93cを突設し、抜け止め板93cは、向かい合う内側のガイド板面と反対の外側取付面に断面楔形に凹凸の刻み目を楔作用が働く向きに設ける。【選択図】図20

Description

本発明は、トイレなど、開き戸で閉じて室内を使用するときにシャッタを降ろして開き戸と床面間に開いた通気用の隙間を遮蔽する扉用シャッタ装置に関する。
戸建てやマンションなど一般住宅の建築では、シックハウス症候群の予防など、環境衛生上の理由から、室内に良好な通気性が求められ、従って、開き戸にも、床面との間に通気用の隙間を設けるように建築規制上の指導を受けている。しかし、一方で、トイレなど、用途によっては、音や臭いが漏れないように密閉性が求められる室があり、従って、その種の室では、開き戸と床面との間に隙間を設けると、隙間から漏れる音や臭いが気になるという問題がある。
そこで、従来、室内の通気性と密閉性という2つの相反する要請に応えて、本締め錠やラッチ錠など錠前の操作具による施解錠操作に連動させてシャッタを昇降させて、開き戸と床面間の隙間を開閉する構造とし、これにより、開き戸を閉めて室内を使用する間だけシャッタで開き戸と床面間の隙間を塞ぐようにする、扉用シャッタ装置が提案されている。
この従来の扉用シャッタ装置は、例えば図31に示すように、ラッチボルト1を、錠面zに開いたボルト出入口を通して頭部のラッチ1aを戸枠側に開いたボルト受口8に係脱させて開き戸dを施解錠するラッチ錠kと、開き戸dと床面fとの間の隙間sを開閉するシャッタユニットaと、ラッチ錠kのレバーハンドルの回動操作の運動をシャッタユニットaに伝達するリンクユニットbとを備え、開き戸dを閉じて施錠するとき、ラッチ錠kを、図32に示すように、サムタンを正方向に回転してカムレバー3を先端の連結凸部3aが上向きの傾き姿勢となる第1位置に回動すると、リンクユニットbのロッドバー4aが、上端のジョイント4bに嵌合したカムレバー3の連結凸部3aが上向きに傾いた高さ上昇し、下端の足部材4cがシャッタユニットaの揺動杆5の突片部5a上から退避するため、揺動杆5が重力により突片部5aと反対側の係止部5bが下向きに揺動してシャッタ6を降ろし開き戸dと床面fとの間の隙間sを遮蔽する構造になっている(特許文献1参照)。
特開2009−145848号公報
ところで、従来の扉用シャッタ装置において、シャッタユニットaは、シャッタ6を昇降自在に吊持するシャッタケース7を、開き戸dの下端に凹設した細長いシャッタ取付溝cに取り付けるため、その長さに合わせて横長に形成し、そのシャッタケース7内にシャッタ6を昇降自在に吊持するが、この種シャッタケース7やシャッタ6など長尺な板材は、例えば樹脂の押し出し成型により加工すると、そのように長尺に過ぎると歪みや曲げを発生し易いために、それぞれ金属板、例えばアルミニウム板を曲げて溝形に成形している。
しかし、従来では、シャッタ6とシャッタケース7が金属板製であると、例えば開き戸dを閉めてラッチ錠を施錠し、シャッタ6を降ろすとき、シャッタケース7内で金属板製のシャッタ6が揺動すると、金属板製シャッタケース7に同じ金属板製のシャッタ6が衝突し、開き戸dの開閉時に金属の衝突音が広く響きわたり不快な騒音になっているという課題があった。
また、従来の扉用シャッタ装置において、シャッタユニットaは、確かにシャッタケース7の断面コ形の両端にシャッタキャップ9を被せて開き戸dのシャッタ取付溝cに開いた両端溝穴を塞ぐことで見栄えを良くしている。
しかし、従来では、通行者の足やスリッパやサンダル等が当たるとシャッタキャップが簡単に捲れたり脱落したりして結局、却って見栄えを悪化させ、その結果、剥き出しとなった溝穴の角に足をぶつけたりすると、怪我をすることがあり危険であるという課題もあった。
そこで、本発明の目的は、扉用シャッタ装置において、第1に金属のシャッタの衝突音を減音して金属同士の衝突音が広く響きわたりって不快な騒音になるのを防止し、第2にシャッタキャップが簡単に捲れたり脱落したりしない組付け強度を上げることにある。
請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、扉(開き戸D)を閉じて室内を使用するときにシャッタ55を降ろして前記扉と床面F間に開いた通気用隙間Sを遮蔽する扉用シャッタ装置Rにおいて、閉状態の前記扉を施解錠するとき、操作具により連動部30cを、前記シャッタ55が降りて前記隙間Sを塞ぐ下段位置と上昇して前記隙間Sを開ける上段位置の間を移動する可動アーム30を備える錠前と、前記シャッタ55と、前記開き戸の下端に凹設したシャッタ取付溝に合わせて溝形で前記シャッタ55を納める高さの格納位置と前記隙間Sを塞ぐ高さの遮蔽位置に昇降可能に吊持するシャッタケース50と、該シャッタケース50の両端に被せて前記シャッタ取付溝91の両端溝穴91aを遮蔽板93で塞ぐシャッタキャップ95を有するシャッタユニットCと、ロッドバー75の上端には、前記連動部30cを係合部に係合して前記可動アーム30と連動するジョイント76を装着し、下端に前記シャッタ55を踏み込んで格納位置に上昇させる足部材77を装着したリンク体Lを、前記扉内の戸先側に高さ方向上下に直線往復動可能に組み込む運動伝達ユニットBを備え、前記シャッタキャップ95は、撓み可能な弾性材からなり、押え板片93aと、前記シャッタケース50の両端に被せたとき、該シャッタケース50と前記シャッタ55の間に介在する片持ち構造の緩衝舌片70・70を、前記遮蔽板93の前記両端溝穴91aを塞ぐ側の板面に突設してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、扉(開き戸D)を閉じて室内を使用するときにシャッタ55を降ろして前記扉と床面F間に開いた通気用隙間Sを遮蔽する扉用シャッタ装置Rにおいて、閉状態の前記扉を施解錠するとき、操作具により錠ケースMから突出させた連動部30cを、前記シャッタ55が降りて前記隙間Sを塞ぐ下段位置と上昇して前記隙間Sを開ける上段位置の間を移動する可動アーム30を備える錠前と、前記シャッタ55と、前記扉の下端に凹設したシャッタ取付溝に合わせて溝形で前記シャッタ55を納める高さの格納位置と前記隙間Sを塞ぐ高さの遮蔽位置に昇降可能に吊持するシャッタケース50と、該シャッタケース50の両端に被せて前記シャッタ取付溝91の両端溝穴91aを遮蔽板93で塞ぐシャッタキャップ95を有するシャッタユニットCと、ロッドバー75の上端には、前記連動部30cを係合部に係合して前記可動アーム30と連動するジョイント76を装着し、下端に前記シャッタ55を踏み込んで格納位置に上昇させる足部材77を装着したリンク体Lを、前記扉内の戸先側に高さ方向上下に直線往復動可能に組み込む運動伝達ユニットBを備え、前記シャッタキャップ95は、撓み可能な弾性材からなり、前記遮蔽板93の前記両端溝穴91aを塞ぐ側の板面に前記シャッタケースの端部を間に挟む間隔をあけて延びる一対の抜け止め板93c・93cを突設し、該抜け止め板93c・93cは、向かい合う内側のガイド板面79a・79aと反対の外側取付面79b・79bに断面楔形に凹凸の刻み目yを楔作用が働く向きに刻設してなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の扉用シャッタ装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記シャッタケース50は、前記対向側板50b・50cのそれぞれ外側面に、その下縁とそれから抜け止め板93c・93cの高さ分だけ間隔を開けて2本の規制リブ96・96を長さ方向に付設し、該規制リブ96・96間に抜け止め板93c・93cを係合して前記シャッタケース50の端部を抱持してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、扉を閉めて錠前を解錠し、降ろしたシャッタを上げるときに、シャッタケース内で金属板製のシャッタが揺動し、同じ金属板製シャッタケースに近接するが、シャッタとシャッタケースの間には緩衝舌片が介在するから、金属板製シャッタケースに弾性材のシャッタキャップの緩衝舌片が衝突するにしても、シャッタとシャッタケースの金属板同士ではなく、金属板と金属板との間に緩衝舌片を挟んで衝突するから、緩衝舌片は衝突の強さに応じて撓み変形して衝突の衝撃を緩衝し、その結果、扉開閉時に金属の衝突音が広く響きわたり不快な騒音になるのを防止して静かに扉を開閉することができる。
請求項2に記載の発明では、シャッタキャップは、撓み可能な弾性材からなり、遮蔽板の両端溝穴を塞ぐ側の板面にシャッタケースの端部を間に挟む間隔をあけて延びる一対の抜け止め板を突設し、抜け止め板は、向かい合う内側のガイド板面と反対の外側取付面に断面楔形に凹凸の刻み目を楔作用が働く向きに刻設した構成になっているから、通行者の足やスリッパやサンダル等が当たったりしても、シャッタキャップが簡単に捲れたり脱落したりすることなく、その結果、見栄えを悪化させることもなく、組み付け強度を向上させることができ、剥き出しとなった溝穴の角に足をぶつけたりして怪我をする危険性もなく安全性も向上させることができる。
請求項3に記載の発明では、シャッタケースは、対向側板のそれぞれ外側面に、その下縁とそれから抜け止め板の高さ分だけ間隔を開けて2本の規制リブを長さ方向に付設し、この規制リブ間に抜け止め板を係合してシャッタケースの端部を抱持する構成することにより、抜け止め板の外側取付面において、くさびの抜け止め機能が効果的に作用し抜け止めし、組み付け強度をより一層向上させることができる。
本発明の一例である扉用シャッタ装置において、シャッタキャップを備えるシャッタユニットの分解斜視図である。 (A)扉用シャッタ装置を、ラッチ錠の解錠状態において内部機構を示す縦断面図(B)施錠状態において内部機構を示す縦断面図である。 (A)扉用シャッタ装置を組み込んだ開き戸をシャッタ降下状態において示す正面図(B)側面図である。 (A)同じ開き戸をシャッタ格納で示す正面図(B)側面図である。 同じ開き戸の室内側を示す正面図である。 ラッチ錠の分解斜視図である。 ラッチ錠の分解斜視図である。 ラッチ錠の分解斜視図である。 ラッチ錠の分解斜視図である。 (A)ラッチ錠の回動カムを示す斜視図(B)正面図(C)左側面図(D)右側面図(E)背面図である。 ラッチ錠の組立斜視図である。 防音リングを示す斜視図(B)反対側から見た斜視図(C)背面図(D)側面図(E)平面図である。 ラッチ錠のラッチ防音構造を示す縦断面図である。 ラッチ錠のラッチ防音作用を説明する縦断面図である。 シャッタユニットの組立斜視図である シャッタユニットの分解斜視図である。 (A)シャッタガイドを示す正面図(B)斜視図(C)斜視図である。 (A)シャッタガイドの施錠時防音作用を説明する縦断面図である。 (A)シャッタガイドの中間防音作用を説明する縦断面図である。 シャッタガイドの衝突時の防音作用を説明する縦断面図(B)部分拡大図である。 (A)シャッタキャップを示す斜視図(B)斜視図(C)正面図(D)正面図である。 (A)シャッタキャップの施錠時防音作用を説明する縦断面図(B)部分拡大図である。 (A)シャッタキャップの中間防音作用を説明する縦断面図(B)部分拡大図である。 (A)シャッタキャップの衝突時防音作用を説明する縦断面図(B)部分拡大図である。 運動伝達ユニットの組立斜視図である。 運動伝達ユニットの分解斜視図である。 (A)運動伝達ユニットの背面図(B)側面図である 運動伝達ユニットの施錠時の状態を示す拡大側面図である。 運動伝達ユニットの解錠時状態(ばね圧縮なし)を示す拡大側面図である。 運動伝達ユニットの解錠時の状態(ばね圧縮最大)を示す拡大側面である。 従来の扉用シャッタ装置の組み込んだ開き戸をシャッタ格納状態で示す正面図である。 同じ開き戸をシャッタ降下状態で示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1(A)は本発明の一例である扉用シャッタ装置において、シャッタガイドの衝突時の防音作用を説明する縦断面図(B)は部分拡大図、図2(A)はラッチ錠の解錠状態において内部機構を示す縦断面図、(B)は施錠状態において内部機構を示す縦断面図、図3は扉用シャッタ装置を組み込んだ開き戸をシャッタ格納状態で示す正面図、図4は開き戸をシャッタ降下状態で示す正面図、図5は開き戸の室内側を示す正面図である。図示実施の形態では、扉用シャッタ装置Rをトイレの扉、例えば開き戸Dに適用する。
開き戸Dは、中空の木製パネルで、上下の横框10a・10bと、左右の縦框10c・10dと、各框間の縦桟10eおよび横桟10fとで格子状に組んだ枠体10を間に挟んで、鏡板材11・11を張り合わせて組み立ててなる。戸先側(図中左)の縦框10cには、木口面から厚さ方向に縦長な錠前取付口10gを穿設する。開き戸Dは、床面Fとの間に通気用の隙間Sを開けて、戸枠Tにヒンジで戸尻側縦框10dを軸として回動自在に取り付ける。なお、戸枠Tの戸先側縦枠材pには、錠前取付口10gと対向する高さ位置にストライク穴39を凹設している。ストライク穴39は、入り込むラッチ15aに対応して四角い角穴により形成し、内壁面から開口縁周りに架けて金属板を張った受け金具nで補強している。
扉用シャッタ装置Rは、図5に示すように、開き戸Dを施解錠するラッチ錠(錠前)Aと、ラッチ錠Aの施解錠動作と連動して開き戸Dと床面Fとの間の隙間Sを開閉するシャッタユニットCと、ラッチ錠A内で操作具のサムタン25の回転運動を変換した直線運動をシャッタユニットCへ伝達する運動伝達ユニットBの3体からなる。
ラッチ錠Aは、レバーハンドル12の回転操作でラッチボルト(錠ボルト)15を錠面Jに開けたボルト出入口29aから出没させて開き戸Dを施解錠するケース錠で、図2、図6、図7および図8に示すように、錠ケースM内に、ラッチボルト15のラッチガイド手段Gと、サムタン25の回転運動を直線運動に変換する運動変換手段Eを内設する。
ラッチガイド手段Gは、回動ハブ18、ハブ押え19、圧縮コイルスプリングのハブ付勢ばね14、ガイドフレーム16、圧縮コイルスプリングのラッチ付勢ばね13を備える。
運動変換手段Eは、トリガ24、ガイドプレート20、圧縮コイルばねのトリガ付勢ばね31、連動プレート32、回動カム21、リンク22、可動アーム30、ねじりコイルばねのカム付勢ばね23を備える。
錠ケースMは、片側開放の浅底なケース本体26に蓋板27を被せて薄箱状に組み立てる。ケース本体26は、幅方向(図中左右)一側の縦長な前板部26aに細長い金属板製の取付板28を重ねて固着し、高さ方向(図中上下)中間に矩形なボルト出入口29aを設け、その上段位置にトリガ口29bを開ける。反対側の後板部26bには、縦長矩形に切り欠いて第1回動規制穴35を設ける。第1回動規制穴35には、縦長の対向する穴縁にガイド溝35aを設けている。
側板部26cには、上板部26e寄りにカム軸受穴34を設け、トリガ口29bから後板部26b間にレール溝49を凹設し、レール溝49のトリガ口29b近くにガイドピン44を、ばね掛けピン43と上下に並べて立設し、下板部26d寄りにハブ軸受穴33とハブ押え取付穴32を設ける。更に、ボルト出入口29aの手前に仕切壁26fで運動変換室Nと仕切ってラッチ室Vを形成する。運動変換室Nの第1回動規制穴35の手前に縦長厚板状のガイド突起26gを立設する。下板部26cに沿ってばね収納室36を凹設する。蓋板27にも、図9に示すように、ケース本体26側と同じハブ軸受穴33、第1回動規制穴35等を設けるほか、第1回動規制穴35と平行に細長い第2回動規制穴46を設けると共に、ハブ軸受穴33の下側にハブ押え19のガイド穴47を設ける。
ラッチボルト15は、図7に示すように、先端面がテーパのラッチ(頭部)15aと、ラッチ15aに被せるキャップ37と、軸基端をラッチ15aの首部15bに挿設したラッチ軸15cとからなり、ラッチ15aには、首部15bの外周に環状の掛止め溝15dを凹設する。
ラッチガイド手段Gにおいて、ガイドフレーム16は、金属板をL形に屈曲し、更に一端に第1係止片16aを他端の第2係止片16bと平行に直角に曲げ延ばし、第2係止片16bにU形に切り欠いた掛止め凹部16cを設ける。回動ハブ18は、図6に示すように、ボス部18aの中心にレバーハンドル12の断面矩形の回動軸部が嵌挿する断面星形の回転伝達穴18bを穿設する一方、外周面に第1係止突起18cと第2係止突起18dを互いに直角な向きで上下に突設し、第1係止突起18cと平行に第3係止突起18eを突設する。ハブ押え19は、樹脂製で、先端に回動ハブ18の第2係止突起18dと相似形の突当て凸部19aを突設する一方、基端側の端面には、先端側に向けてばね掛け凸部19bを突設する。突当て凸部19aの両側面に一対の取付凸部19cを設ける。
そこで、ラッチガイド手段Gは、図6に示すように、ボルト出入口29aからラッチ15aが突出した状態でラッチボルト15を本体ケース26内のラッチ室Vに内設し、ラッチ軸15cの先端を、図7よび図8に示すように、ガイドフレーム16の掛止め凹部16cに通してラッチ付勢ばね13を巻装する。一方、ラッチ15aの掛止め溝15dに、ガイドフレーム16の第1係止片16aの掛止め凹部16cを係合し、ラッチボルト15を、ラッチ室V内で扉幅方向に移動して進退可能に保持する。そのとき、ラッチボルト15は、仕切り壁26fにばね一端を掛けたラッチ付勢ばね13の他端を、ガイドフレーム16の第1係止片16aに押し当て、ラッチ付勢ばね13をガイドフレーム16と仕切り壁26f間で挟持し、ラッチ付勢ばね13で常時付勢してラッチ15aがボルト出入口29aから突出した状態で保持する。
回動ハブ18は、図6および図7に示すように、ボス部18aを錠ケースMのハブ軸受穴33に嵌着し、第1係止突起18cを、図8に示すように、仕切り壁26fとガイドフレーム16の第2係止片16bとの間に挟み、第2係止突起18dにハブ押え19の突当て凸部19aが突き当たり、ハブ付勢ばね14の付勢力で下板部26c上を直線的に摺動するハブ押え19に押され、第1係止突起18cをガイドフレーム16の第2係止突起16bに押し当った状態で保持する。
次に、運動変換手段Eにおいて、連動プレート32は、金属板で、図7中下側の規制凸部32aを、本体ケース26の後板部26bの平板形状に合わせて片側縁を直線的に形成し、片側側縁に沿って長いガイド穴37を設ける。一方、他側の側縁には、回動ハブ18の第3係止突起18eが当接する下端の第1規制凸部32aと、回動カム32の外周凸部21cに当接する上端の第2規制凸部32bと、第1および第2規制凸部32a・32b間に山形の第3規制凸部32cを突設する。
トリガ24は、図5および図6に示すように、先細山形の突出部24aと、突出部24aに対して直角に立てたガイド板部24bと、ガイド板部24bと突出部24a間に設けるばね当て段部24cとからなる。ガイドプレート20は、片側の長さ方向にガイド穴61を設け、他側に板幅方向一側に向け突出した突当て凸部20aを形成し、ガイド穴61にガイドピン44を係合してレール溝49にスライド可能に嵌め込み、ガイド穴61に内装したトリガ付勢ばね31を介してトリガ24と連結し、常時は突出部24aがトリガ口29bから突出する一方、突き当て凸部20aがトリガ付勢ばね31の付勢力により回動カム21に押し当たって回動カム21の回動を規制する。従って、図示例では、トリガ24をばね付勢力に抗して押し込んで回動カム21の回転規制を解いた状態にしてからでないとシャッタ55を開閉するサムタン25の回動操作ができない構成になっている。
この回動カム21は、金属製で、図8、図9および図10に示すように、変形円筒状のボス部21aの外周から径方向外向きに段付きの振り子部21bを突設する。振り子部21bは、下段側先端にばね掛けピン21cをそれぞれ横向きに突設し、上段側先端にリンク連結ピン21dを突設する。ボス部21aは、中心に、図10および図11に示すように、サムタン25の断面矩形な回動軸25aが嵌挿する、同じ矩形の回転伝達穴45が穿設され、振り子部21b側の外周に回動規制面21eを形成する。リンク22は、図8に示すように、両端に連結用ピン穴41・42を設ける。
可動アーム30は、肉抜きして梯子状に形成し、長さ方向中間の幅方向に一対の規制リブ30aを凸設し、基端部に厚板なサムタン形状の連結凸部30bを設け、それぞれ第1および第2回動規制穴35・46に合わせて幅寸法ぽy方向に直線状に形成する。
そこで、運動変換手段Eは、図8および図9に示すように、ガイド穴37にガイド突起26gを嵌合して連動プレート32を運動変換室Nにおいて図中上下に移動可能に配置する。次いで、回動カム21は、ボス部21aをカム軸受穴34に嵌着して回動可能に枢支し、振り子部21bの連結ピン21eを一端のピン穴41に嵌め込んでリンク22を連結する。リンク22は、他端のピン穴42に連結凸部30bを嵌め込んでリンク22に、先端部30cが第1回動規制穴35から突出状態の可動アーム30を連結する。可動アーム30は、規制リブ30aをガイド溝35aに係合してから、回動カム21のばね掛けピン21dにカム付勢ばね23の一端を掛け、他端を固定のばね掛けピン43に掛けて図1(A)中時計方向に回転付勢されるが、本体ケース26に蓋板27を被せて連結凸部30bを第2回動規制穴46に係合すると、第1および第2回動規制穴35・46の下穴縁35b・46aに押し当り下段位置に水平に保持される。
図示例では、運動変換手段Eのガイドプレート20の突き当て凸部20aがトリガ付勢ばねの付勢力により回動カム21の回動規制面21eに押し当たって回動カム21の回動を規制する。従って、トリガ24をばね付勢力に抗して押し込み、回動カム21の回転規制を解いてから、シャッタ55を開閉する操作具のサムタン25の回動操作をする。
従って、扉用シャッタ装置Rにおいて、開き戸Dを開くときは、レバーハンドル12を回転操作し、その回動軸部25aを嵌挿した回動ハブ18が図1(A)中時計方向に回動すると、ハブ外周の係止突起18dがハブ付勢ばね14に抗してハブ押え19を押し込む一方、係止突起18eが係止した連動プレート32の第1規制凸部32aを押し上げて回動カム21の回動規制面21eから第2規制凸部32bを外し、ガイドフレーム16をラッチ付勢ばね13に抗して後退し、ガイドフレーム16に係着したラッチボルト15は、ラッチ15aがボルト出入口29aから錠ケースM内に引っ込んだ退避位置にある。従って、レバーハンドル12の回動操作を止めると、ハブ付勢ばね14の付勢力が働き、図1(A)に示すように、ハブ押え19の突き当て凸部19aに回動ハブ18が押されて図中反時計方向に回動し、すると、ラッチ付勢ばね13の付勢力でガイドフレーム16がラッチ側へ押し戻され、これにより、ラッチボルト15は、ラッチ15aがボルト出入口29aから突出したラッチング位置へ自動的に前進して施錠する。
そこで、扉用シャッタ装置Rは、ラッチ錠Aを施錠して開き戸Dのシャッタ55を降ろすとき、サムタン25を回転操作し、回動カム21を図1(A)中反時計方向にカム付勢ばね23に抗して回動すると、リンク22とのリンク運動を経てサムタン25の回転運動が直線運動に変換され、可動アーム30が第1回動規制穴35の上穴縁35cと第2回動規制穴46の上穴縁46cに当って係止する(図9参照)。そのとき、シャッタが降りて通気用隙間Sを塞ぐ下段位置とシャッタ55が上昇して通気用隙間Sを開ける上段位置との間をシャッタ55の昇降方向に強制的に平行移動させる回動規制部35・46を錠ケースMに設けることにより、可動アーム30が振り子運動のように円弧の軌道を描いて回転することがなく、上段位置と下段位置との間を常に上下方向に直線移動し、回転軌道上にある連動部30cの中心点が扉幅方向に変動することも一切なく、余裕をもって嵌まる大きさに、わざわざジョイント76の係合凹部80を形成する必要もなく、従って、連動部30cと係合凹部80の嵌め合いにバラツキを生じず、その結果、シャッタ55の昇降動作の安定性を高めて故障を少なくすることができる
しかも、扉用シャッタ装置Rでは、錠ケースMに回転規制部35・46を設けることにより、可動アーム30は、振り子運動が問題にならない構造だから、必要以上に長くしなくて済むことから、その分重くならずに済み、それだけ操作性も軽く良好にすることができる。
ところで、本発明の扉用シャッタ装置Rは、図1および図8に示すように、ラッチボルト15のラッチ15aが進退するラッチ錠Aのボルト出入口29aに防音リングWを装着する。
防音リングWは、樹脂材など、撓み可能な弾性材からなり、図11に示すように、ボルト出入口29aの口枠29cに設ける差込溝61に差し込む鍔部62と、内側に矩形なラッチ挿通口64の開いたボルト出入口29aに嵌め込むリング本体63と、リング本体63のボルト出入口29aを通るラッチ15aと向き合う内面に設ける一対の緩衝アーム63a・63bからなる。特に、リング本体63は、挿通するラッチ15aを囲い込む四角い枠状に形成し、緩衝アーム63a・63bは、本体のリング本体63から左右対称に傾斜して立ち上がる先細な片持ち形状とし、材質上だけでなく形態上においても撓み易くしている。
防音リングWは、図12に示すように、ラッチ15aとガイドフレーム16の第1係止片16aの間にあって、緩衝アーム63a・63bが第1係止片16aと対向する向きにボルト出入口29aに配置し、鍔部62を差込溝61に差し込んで嵌着する。
従って、扉用シャッタ装置Rにおいて、ラッチ錠Aは、例えば施錠時に、ラッチ付勢ばね13の付勢力によりガイドフレーム16ごとラッチ15aが押し出され、ボルト出入口29aを通ってストライク穴39に位置したとき、図13に示すように、防音リングWのリング本体63の手前で、先に緩衝アーム63a・63bにガイドフレーム16の第1係止片16aが衝突する。しかし、ボルト出入口29aの口枠29cに防音リングWのリング本体63を装着し、しかも、リング本体63に、ボルト出入口29aを通るラッチボルト15のラッチ15aと向き合う内側に一対の緩衝アーム63a・63bを突設し、ボルト出入口29aを間に挟んだ左右両側から対称的な向きに傾斜して立ち上がる片持ち構造にするから、防音リングWは、緩衝アーム63a・63bが左右対称に撓み変形してガイドフレーム16の第1係止片16aを受け止めてバランスよく弾力的に衝突の衝撃を緩衝する。
次いで、防音リングWは、ラッチ15aを取り囲んだリング本体63がボルト出入口29aで撓み変形し、ここでも弾力的に衝突の衝撃を緩衝し、こうして二段にわたり衝撃緩衝機能を働かせて、ラッチ錠Aを施解錠操作する際に発生する不快な金属の衝突音を効果的に減音し、その結果、シャッタ55の開閉時に金属同士の衝突音が広く響きわたり不快な騒音になるのを防止して静かにシャッタ55を開閉することができる。
次に、シャッタユニットCは、図15および図16に示すように、シャッタケース50と、シャッタ55と、揺動杆60と、シャッタガイド65を備えた構成になっている。
シャッタケース50は、開き戸Dの下端に凹設した細長いシャッタ取付溝91に対応して横長な形状に、アルミニウムの金属板を曲げて断面コ状の溝形に成形し、上板部50aの長さ方向片側に嵌込穴51を設け、対向側板部50b・50cの長さ方向両端側にガイド軸穴52・52を設けると共に、片側寄り上側にシャッタ軸穴53を設ける。シャッタケース50は、嵌込穴51に細長い口形の樹脂製突片ガイド54を嵌め込む。シャッタケース50の両端にそれぞれシャッタキャップ64を被せて両端溝穴91aを塞いで見栄えを良好にする。
シャッタ55は、シャッタ本体56にシール材57を繋いでつくり、全体をシャッタケース50の対向側板部50b・50cに対応させて横長に形成する。シャッタ本体56は、幅方向一側の縁を直角に曲げて、そこに鍔片部56aを形成する一方、他側縁の長さ方向に沿って断面L状リブを突設し、他側縁との間に取付細溝56bを形成してなる。更に、シャッタ本体56は、長さ方向片側のシャッタケース50の嵌込穴51と対応する位置に切欠き凹部58を設け、長さ方向両端側のシャッタケース50のガイド軸穴52・52と対応する位置に縦向きに嵌合長穴59・59を設けると共に、片側寄りのシャッタケース50のシャッタ軸穴53と対応する部位をU形に切り欠いて、逃げ凹部61を設けてなる。シール材57は、弾性材、例えばゴム製で、断面が幅方向片側の基部57aから他側の先端縁へ漸次薄肉に形成する。
そこで、シャッタ55は、シール材57の基部57aをシャッタ本体56の取付細溝56bに押し込んで、シール材57をシャッタ本体56に対して撓み可能に取り付けてなる。
揺動杆60は、細長い梯子形を樹脂板をなだらかな山形に形成した本体板部60aと、本体板部60aの長さ方向一端側で本体板部60aに対し横向きに屈曲した係止部60bと、他端側で本体板部60aに対しL状に図中上向きに伸びる突片部60cとからなり、山形の本体板部60aの頂点xを突片部60c寄りにずらして形成し、頂点xの下側の偏心位置に軸穴68を設ける。
そこで、シャッタユニットCは、図16に示すように、ガイドピン66を、ガイド軸穴52とシャッタガイド65のスペーサ部65aに貫挿してシャッタケース50の対向側板50b・50c間に横架し、シャッタ55を、シャッタガイド65の案内で嵌合長穴59に沿って昇降可能にシャッタケース50内で吊設する。次いで、支軸67を、軸穴68に貫挿して対向側板50b・50c間に横架し、揺動杆60を、シャッタケース50内で揺動自在に枢支したシーソー構造にする。そのとき、揺動杆60の支点となる支軸67が突片部60c寄りの偏心位置にあるため、シャッタユニットCは、図18に示すように、片側の突片部60cがシャッタケース50の突片ガイド54から突出して揺動杆60が傾いた状態で、図15に示すように組み立てられる。
従って、シャッタユニットCは、図3、図4、図15に示すように、揺動杆60の突片部60cが上から押えられた状態では、上向きに傾き姿勢にある他方の係止部60bがシャッタ55の鍔片部56aに押し当たり、これにより、シャッタ55をシャッタガイド65の案内で嵌合長穴59に沿って格納位置へ吊り上げ、シャッタケース50内に格納状態で吊持する。一方、揺動杆60の突片部60cの押えを解除すると、揺動杆60は、重力により支軸67を支点に図中反時計方向に揺動し、他方の係止部60bを下向きに傾動してシャッタ55の鍔片部56aから外れ、これにより、シャッタ55は、嵌合長穴59に沿って遮蔽位置へ下降し、図2に示すように、シャッタ出入口からシール材57が垂れて出るようになっている。シャッタユニットCでは、このようにシャッタ55が昇降するとき、シャッタケース50内でのシャッタ55の横向きの動きをシャッタガイド65で規制してシャッタ55の横振れを抑えている。
シャッタガイド65は、全体に樹脂材のような撓み可能な弾性材でつくり、図15および図16に示すように、シャッタケース50の対向側板50b・50c間の間隔に合わせた幅で、シャッタ55の嵌合長穴59・59に嵌め込み可能な細長い環状のスペーサ部65aと、スペーサ部65aの片側に細長い井形鍔状に形成した押え部65bと、スペーサ部65aの他側の緩衝アーム70・71からなる。緩衝アーム70・71は、それぞれ片持ちのハ字状に傾斜して伸びる先細な形状とし、材質上だけでなく、形態上でも撓み易くなっている。シャッタガイド65は、スペーサ部65aをシャッタ55の嵌合長穴59・59に嵌め込み、押え部65bでシャッタ本体56を押えて抜け止め状態でシャッタ55の長さ方向両側に一対組み付ける。
従って、扉用シャッタ装置Rでは、開き戸Dを閉めてラッチ錠Aを解錠し、シャッタ55を上げるとき、先ず図17、その途中の図18、衝突時の図19に段階的に分けて示すように、シャッタケース50内で金属板製シャッタ55が揺動し、同じ金属板製シャッタケース50に近接するが、シャッタ55とシャッタケース50の間には、そこに向けて突出した緩衝アーム70・71が介在するから、金属板製シャッタケース50には樹脂製シャッタガイド65の緩衝アーム70・71が衝突し、シャッタ55とシャッタケース50の金属板同士ではなく、金属板と金属板との間に樹脂製緩衝アーム70・71を挟んで衝突するから、緩衝アーム70・71は衝突の強さに応じ撓み変形して衝突の衝撃を緩衝し、その結果、開き戸Dの開閉時に金属の衝突音が広く響きわたり不快な騒音になるのを防止して静かに開き戸Dを開閉することができる。
ところで、以上の扉用シャッタ装置Rにおいて、シャッタユニットCは、シャッタケース50の両端にシャッタキャップ64を被せて開き戸Dのシャッタ取付溝91に開いた両端溝穴91aを塞ぐことで見栄えを良好にする。しかし、本発明は、シャッタキャップ64に代えて、以下に示す実施例のように、見栄えを良くする機能に加え、防音性およびシャッタ55の捲れ防止機能を備えた多機能なシャッタキャップ95を備えた構成にすることもできる。
本発明のシャッタキャップ95は、撓み可能な弾性材、例えば樹脂材で成形し、図20および図21に示すように、シャッタケース50の両端から外部へ臨む、開き戸Dのシャッタ取付溝91の両端溝穴91aを塞ぐ遮蔽板93と、遮蔽板93の溝穴91aを塞ぐ側の板面に幅方向横向きに延びる押え板片93aと、押え板片93aとの間にシャッタケース50の上板部50aが入る間隔を開けて伸びる緩衝舌片93bと、緩衝舌片93bの下側に、シャッタケース50の端部を挟むのに必要な間隔をあけて緩衝舌片93bと直交する長さ方向縦向きに延びる抜け止め板93c・93cを突設する。
遮蔽板93は、開き戸Dの戸先と戸尻側端面にシャッタキャップ95をねじ止めできるように両端溝穴91aの高さより長く形成する。押え板片93aと緩衝舌片93bは、共に遮蔽板93に片持ち構造にして撓み易くする。押え板片93aは、緩衝舌片93bと向き合う下面に幅方向に間隔をおいて複数の摩擦リブ94を凸設して下面を滑りにくい凸凹に形成する。一方、緩衝舌片93bも、先端に向かうに従い下向きに屈曲し、材質上だけでなくて形態も撓み易くする。抜け止め板93c・93cは、向かい合うガイド板面79・79と反対の外側取付面に断面楔形に凹凸の刻み目yを長手方向縦向きに形成した喰込み面部89を刻設する。
他方、図示実施例において、図1に示すように、シャッタケース50には、対向側板50b・50cのそれぞれ外側面に、その下縁とそれから抜け止め板93c・93cの高さ分だけ間隔を開けて2本の規制リブ96・96を長さ方向に平行なレール状に凸設する。
そこで、図示扉用シャッタ装置Rでは、シャッタキャップ95を、シャッタケース50の両端に装着して両端溝穴91aを塞いでいる。即ち、シャッタキャップ95は、溝穴91aの開いたシャッタケース50の上板部50aを押え板片93aと緩衝舌片93b間に差し込み、抜け止め板93c・93cはシャッタケース50の対向側板50b・50cとシャッタ取付溝91の溝壁との間に押し込んでシャッタケース50の両端に装着する。しかる後、遮蔽板93の上部をねじ止めして開き戸Dの戸先と戸尻側端面に、図22に示すようにそれぞれシャッタキャップ95を組み付ける。
従って、図示扉用シャッタ装置Rは、開き戸Dを閉めてラッチ錠Aを解錠し、降ろしたシャッタ55を上げるときに、先ず施錠時の図22、途中段階の図23および衝突時の図24に段階的に分けて示すように、シャッタケース50内で金属板製のシャッタ55が揺動し、同じ金属板製シャッタケース50の上板部50aに近接するが、シャッタ55とシャッタケース50の上板部50a間には、そこに向けて屈曲した緩衝舌片93bが介在するから、金属板製シャッタケース50の上板部50aに、樹脂製シャッタキャップ95の緩衝舌片93bが衝突するにしても、シャッタ55とシャッタケース50の金属板同士ではなく、金属板と金属板との間に樹脂製の緩衝舌片93bを挟んで衝突するから、緩衝舌片93bは衝突の強さに応じ撓み変形して衝突の衝撃を緩衝し、その結果、開き戸Dの開閉時に金属の衝突音が広く響きわたり不快な騒音になるのを防止して静かに開き戸Dを開閉することができる。
ところで、このシャッタキャップ95は、図20に示すように、シャッタケース50の両端に装着し、遮蔽板93でシャッタ取付溝91の両端溝穴91aを塞いで見栄えを良好にする。そのとき、シャッタキャップ95は、シャッタケース50の上板部50aを押え板片93aと緩衝舌片93bとでくわえ込む一方、抜け止め板93c・93cを規制リブ96・96間に係合してシャッタケース50の両端を抱持する。しかも、シャッタキャップ95は、シャッタケース50の両端と、シャッタ取付溝91の間に挿し込んだ抜け止め板93c・93cに楔形に凹凸の刻み目yを連設して喰込み面部89を形成するから、この喰込み面部89において、くさびの抜け止め機能が働いて抜け止めし、たとえ通行者の足やスリッパやサンダル等が当たっても遮蔽板93が捲れたり、キャップごと脱落したりすることがなく、組み付け強度を向上させることができる。
次に、図示扉用シャッタ装置Rにおいて、運動伝達ユニットBは、図25、図26、図27に示すように、取付ステー73、ロッドバー75、ジョイント76、足部材77およびアジャスト手段78を備えた構成になっている。
取付ステー73は、両側縁を向い合う側にそれぞれU形に屈曲した一対のガイド部73bを有する扁平な金属製アウターレール73aを備える。ロッドバー75は、細長い中空の金属製パイプで、両端にピン通し穴86・87を設ける。ジョイント76は、樹脂製ピースで、接続部76aと嵌合凹部(嵌合部)80を形成し、背面に取付ステー73にスライド自在に係合した可動側のインナーレール74を付設する。
足部材77は、樹脂製ピースで、踏み付け部77aと軸保持部77bとでブーツ形状に形成する。軸保持部77bは、図28にも示すように、軸心にガイド穴82を貫通し、背面に取付ステー73にスライド自在に係合する可動側のインナーレール79を付設する。踏み付け部77aは、軸受底部53の下側で踵側に軸端部を逃がす調整空間99を有する。
アジャスト手段78は、連結軸83と、伸縮自在な弾性体84を備える。連結軸83は、頭部83aとばね巻軸部83bの間の外周部を一段大径にして両端が段付形状の押え部83cを設け、頭部83aにはピン通し穴85が横断する。図示例では、弾性体84として圧縮コイルばねを用いるが、板バネなど他のばね材でもよく、伸縮自在であれば、ゴム材などの他の弾性材料からなるもので構成してもよい。
ロッドバー75は、その上端をジョイント76に有する接続部76aの下面の軸穴に挿入し、ピン通し穴86に通す波形スプリングピン81の両端をカシめて上端にジョイント76を固定する一方、連結軸83の頭部83aを差し込み、同軸線上のピン通し穴87・85に貫挿した波形スプリングピン89の両端をカシめて連結軸83を下端に連結してなる。
そこで、運動伝達ユニットBにおいて、ロッドバー75は、連結軸83のばね巻軸部83bに弾性体(圧縮コイルばね)84を巻装して足部材77のガイド穴82に挿入し、軸受底部53と連結軸83の押え部83cの間で弾性体84を長さ方向上下に伸縮自在に介装する。更にロッドバー75は、ばね巻軸部83bの下端を軸受底部53の中心軸穴82aに通して調整空間99内でEリング96を取り付けて足部材77を抜け止め保持し、弾性体84の伸縮量に応じて上下動可能に連結してリンク体Lを組み立てる。
リンク体Lは、図25に示すように、ロッドバー75のジョイント76と足部材77の背面に有するインナーレール74・79を取付ステー73のアウターレール73aにスライド自在に係合し、取付ステー73に対して直線往復動可能に連結して取付ステー73に組み付けて運動伝達ユニットBを組み立てる。
以上のような構成の運動伝達ユニットBは、ラッチ錠(錠前)AとシャッタユニットCの3体のABCユニットからなる扉用シャッタ装置Rとして、開き戸Dに取り付ける。
第1に、運動伝達ユニットBは、図2、図3、図28に示すように、戸先側縦框10cと隣接する縦桟10e間に通し、ジョイント76が錠前取付口10gを正面に臨む取付位置まで挿入し、シャッタ取付溝91から、取付ステー73の背面を芯材である縦桟10eと横框10bの角部に嵌め付けて横框10b上に下部アングル板96を介してねじ90で固着する。以って、運動伝達ユニットBを開き戸D内の戸先側で枠体10に組み込む。
第2に、ラッチ錠Aは、可動アーム30の先端の連動部30cを前に向けて、錠前取付口10gから挿入し、連動部30cを、運動伝達ユニットBのジョイント76の係合凹部(係合部)80に係合してリンク体Lに連結する。それから、表側が錠面Jの取付板28を戸先側縦框10cの木口面にビス止めし、以って、ラッチ錠(錠前)Aを開き戸D内の戸先側で枠体10に取り付ける。
第3に、シャッタユニットCは、揺動杆60の突片部60cをシャッタ取付溝91に嵌め込み、突片部60cに運動伝達ユニットBの足部材77を載せた状態で、シャッタケース50の上板部50aを横框10bにビス止めする。そのとき、足部材77は、ロッドバー75の長さ方向上下に弾性体84の伸縮量範囲にわたりロッドバー75に対して上下動可能な状態にある。それから、シャッタケース50の両端にシャッタキャップ95・95を装着し、遮蔽板93でシャッタ取付溝91の両端溝穴91aを塞いで、シャッタユニットCを開き戸D内の下端で枠体10に取り付け、以って、本発明の扉用シャッタ装置Rが開き戸Dに組み付けられる。
さて、扉用シャッタ装置Rを取り付けた開き戸Dは、図4に示すように、戸枠Pにヒンジで戸尻側縦框10dを軸として回動自在に吊り込まれる。そこで、開き戸Dを閉じた状態のとき、扉用シャッタ装置Rにおいて、ラッチ錠Aは、図1(B)にも示すように、ラッチボルト15のラッチ15aが突出してラッチ受口nに係合したラッチング状態にある。従って、開き戸Dをトイレの室内又は室外から開けるときは、レバーハンドル12を回動操作して回動ハブ18をハブ付勢ばね14に抗して図中時計方向に押し回し、図1(A)に示すように、ガイドフレーム16をラッチ付勢ばね13に抗して後方へ摺動し、それに従って、ラッチボルト15を退避位置へ後退させてラッチ15aを錠ケースM内に引っ込め、いったんラッチ15aをストライク穴39から外しラッチング状態を解除してから、開き戸Dを開ける。
一方、開き戸Dを開けた後、レバーハンドル12の押し回しを止めると、ハブ付勢ばね14の付勢力が働いて回動ハブ19を図中反時計方向に回動し、再び図1(B)に示すように、ラッチ付勢ばね13の付勢力が働いてガイドフレーム16を前方へ押し戻し、ラッチボルト15をラッチング位置に前進させて自動的にラッチ15aがボルト出入口29aから突出したラッチング状態になる。
このように開き戸Dを開閉するとき、扉用シャッタ装置Rは、ラッチ錠Aの可動アーム30を、カム付勢ばね23により、図2および図1(A)中時計方向に強く回動付勢して可動アーム30cを下段位置に保持するため、運動伝達ユニットBのロッドバー75を、ジョイント76に係合した可動アーム30の連動部30cが上段位置から降下した高さだけ押し下がり、図28に示すように、足部材77がシャッタユニットCの揺動杆60の突片部60c上に載った押し下げ状態にする。すると、シャッタユニットCは、作動杆60が支軸67を支点として突片部60cとは反対側の係止部60bが上向きに傾動し、上向きに傾き姿勢にある他方の係止部60bがシャッタ55の鍔片部56aに押し当たり、これにより、シャッタ55を格納位置へ吊り上げ、図3に示すように、シャッタケース50内に格納状態で吊持する。これにより、開き戸Dと床面Fとの間には通気用に隙間Sが開いている。
ところで、運動伝達ユニットBは、上述のように取付ステー73の背面を芯材の縦桟10eと横框10bの角部に嵌め付けて横框10b上に固着して開き戸D内の戸先側で枠体10に組み込む。そのため、開き戸Dの芯材の建付けにバラツキがあると、その芯材に固着して開き戸Dに組み込む運動伝達ユニットBには、その取付高さ位置にずれを生じやすく、取付高さ位置にずれがあると、足部材77が届かず、シャッタユニットCの揺動杆60の突片部60cを十分に押し込み切れず、その結果、取付高さ位置にずれがあると、その都度、ユニットごと取り外して取付高さ位置の調整をしない限り、シャッタ55がシャッタケース50内に格納されず、開き戸Dと床面Fとの間に十分に通気用の隙間Sができないおそれがある。
しかし、本発明の扉用シャッタ装置Rは、リンク体Lを、取付ステー73に対して直線往復移動可能に取付ステー73に組み付けるが、足部材77は、ロッドバー75の下端に長さ方向上下に伸縮自在な弾性体84を介して取り付け、揺動杆60の突片部60cに足部材77を載せた状態であっても、ロッドバー75の長さ方向上下に弾性体84の伸縮量だけロッドバー75に対し上下動可能であるから、運動伝達ユニットBの取付高さ位置にずれがあると、図30に示すように、取付位置のずれに応じて揺動杆60の突片部60cに載った足部材77が取付高さ位置のズレに追従して弾性体84が伸縮してズレを吸収することにより足部材77によるシャッタ55の押し込み不足を、手動調整の必要もなく自動的に解消し、その結果、取付位置にずれがあると、その都度、面倒な取付位置の調整を必要とすることなく、シャッタ55がシャッタケース50内に格納されず、開き戸Dと床面Fとの間に十分に通気用の隙間Sが開かない不具合の発生を防止することができる。
他方、開き戸Dを閉じて、例えばトイレを使用するため、施錠する場合は、扉用シャッタ装置Rは、錠前Kにおいて、サムタン25を回転操作し、カム付勢ばね23により、図2および図1(B)中反時計方向に強く回動付勢し、可動アーム30を上段位置に保持するため、運動伝達ユニットBのロッドバー75が、ジョイント76に係合した連動部30cが上昇した高さだけ持ち上がり、図29に示すように、足部材77による揺動杆60の突片部60cの押えが解除される。すると、シャッタユニットCでは、揺動杆60が、図2、図19、図24に示すように、支軸67を支点として突片部60cとは反対側の係止部60bが重力により下向きに傾動して鍔片部56aから外れ、シャッタ55が遮蔽位置に降下する。以って、トイレを使用している施錠中は、シャッタ55を降ろして開き戸Dと床面Fとの間の隙間Sを遮蔽する。
ところで、上述した図示実施の形態では、錠前がラッチ錠Aであったが、本発明では、操作具を回動操作によって開き戸が施解錠される錠前であれば、ラッチ錠に限らず、本締め錠や鎌錠などであってもよい。
また、上述した図示実施の形態では、ラッチ錠Aの回動カム21を回動操作する操作具がサムタン25であったが、本発明では、それに限らず、回動操作可能であれば、ノブやレバー等であってもよい。
A ラッチ錠(錠前)
B 運動伝達ユニット
C シャッタユニット
D 開き戸(扉)
F 床面
L リンク体
M 錠ケース
R 扉用シャッタ装置
S 隙間
25 サムタン(操作具)
30 可動アーム
30c 可動アームの連動部
50 シャッタケース
55 シャッタ
70 緩衝舌片
75 ロッドバー
76 ジョイント
77 足部材
93 遮蔽板
93c 抜け止め板
95 シャッタキャップ

Claims (3)

  1. 扉を閉じて室内を使用するときにシャッタを降ろして前記扉と床面間に開いた通気用隙間を遮蔽する扉用シャッタ装置において、
    閉状態の前記開き戸を施解錠するとき、操作具により連動部を、前記シャッタが降りて前記隙間を塞ぐ下段位置と上昇して前記隙間を開ける上段位置の間を移動する可動アームを備える錠前と、前記シャッタと、前記扉の下端に凹設したシャッタ取付溝に合わせて溝形で前記シャッタを納める高さの格納位置と前記隙間を塞ぐ高さの遮蔽位置に昇降可能に吊持するシャッタケースと、該シャッタケースの両端に被せて前記シャッタ取付溝の両端溝穴を遮蔽板で塞ぐシャッタキャップを有するシャッタユニットと、ロッドバーの上端には、前記連動部を係合部に係合して前記可動アームと連動するジョイントを装着し、下端に前記シャッタを踏み込んで格納位置に上昇させる足部材を装着したリンク体を、前記扉内の戸先側に高さ方向上下に直線往復動可能に組み込む運動伝達ユニットを備え、前記シャッタキャップは、撓み可能な弾性材からなり、押え板片と、前記シャッタケースの両端に被せたとき、該シャッタケースと前記シャッタの間に介在する片持ち構造の緩衝舌片を、前記遮蔽板の前記両端溝穴を塞ぐ側の板面に突設してなることを特徴とする、扉用シャッタ装置。
  2. 扉を閉じて室内を使用するときにシャッタを降ろして前記扉と床面間に開いた通気用隙間を遮蔽する扉用シャッタ装置において、
    開状態の前記扉を施解錠するとき、操作具により連動部を、前記シャッタが降りて前記隙間を塞ぐ下段位置と上昇して前記隙間を開ける上段位置の間を移動する可動アームを備える錠前と、前記シャッタと、前記扉の下端に凹設したシャッタ取付溝に合わせて溝形で前記シャッタを納める高さの格納位置と前記隙間を塞ぐ高さの遮蔽位置に昇降可能に吊持するシャッタケースと、該シャッタケースの両端に被せて前記シャッタ取付溝の両端溝穴を遮蔽板で塞ぐシャッタキャップを有するシャッタユニットと、ロッドバーの上端には、前記連動部を係合部に係合して前記可動アームと連動するジョイントを装着し、下端に前記シャッタを踏み込んで格納位置に上昇させる足部材を装着したリンク体を、前記扉内の戸先側に高さ方向上下に直線往復動可能に組み込む運動伝達ユニットを備え、前記シャッタキャップは、撓み可能な弾性材からなり、前記遮蔽板の前記両端溝穴を塞ぐ側の板面に前記シャッタケースの端部を間に挟む間隔をあけて延びる一対の抜け止め板を突設し、該抜け止め板は、向かい合う内側のガイド板面と反対の外側取付面に断面楔形に凹凸の刻み目を楔作用が働く向きに刻設してなることを特徴とする、扉用シャッタ装置。
  3. 前記シャッタケースは、前記対向側板のそれぞれ外側面に、その下縁とそれから抜け止め板の高さ分だけ間隔を開けて2本の規制リブを長さ方向に付設し、該規制リブ間に抜け止め板を係合して前記シャッタケースの端部を抱持してなることを特徴とする、請求項2に記載の扉用シャッタ装置。
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JPH0667787U (ja) * 1993-03-08 1994-09-22 有限会社ベスト青梅 ドアのシール装置
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