JP2017025139A - 調色支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
膨大なデータベースや色見本を予め作成することなく、出発色の着色剤にこれと異なる色の添加着色剤を混色して、誰でも簡単に目標色の着色剤に調色できるようにする。
【解決手段】
目標色となる着色済ワーク(2)及び出発色として選択された調色着色剤を塗布したテストピース(3)のそれぞれについて、光の三原色RGBの各色光強度を測定し、そのデータに基づき、明度−R成分−B成分−G成分の刺激値を順に調整し、それぞれの刺激値の大小に応じて、添加すべき添加着色剤の色と添加割合を表示することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の板金塗装などにおいて、目標色となる自動車ボディ等の色に近似した調色塗料(調色着色剤)に異なる色の塗料(着色剤)を添加して、目標色と略一致させるための調色支援システムに関する。
自動車の板金塗装工場では、例えば事故車の凹凸部を元通りに修復した上で、そのボディ色の塗料と同じ色の塗料で塗装を施すことにより、事故前と全く同じ状態に仕上げることとしている。
しかし、塗料の種類は膨大であり、自動車メーカごとに使用している塗料メーカも異なるため、予めすべての色の塗料を用意することは不可能である。
また、塗装修理しようとする自動車に用いられている塗料の種類が自動車メーカのデータ等により特定されたとしても、経年変化による退色などにより、最初に塗られている塗料をそのまま使用することができないことが多く、さらに、そのような塗料データが不明な場合もある。
したがって、板金塗装においては、多くの場合、目標色となる自動車ボディの色と一致するように塗料を調合する調色作業が必要となる。
この調色作業は、調合された塗料をテストピース等に塗って自動車ボディの色と比較するものであるが、出発色となる塗料に何色の塗料をどの程度入れればよいか、さらには、調合された塗料が目標色と異なる場合に、何色の塗料をどの程度加えるかという判断は熟練作業者の経験に頼るしかなかった。
このような調色作業を支援するシステムも提案されている(特許文献1参照)。
これによれば、予め各色塗料について色コードと、その色の塗料を調合するデータが登録されており、色コードを入力すると、その色コードの塗料を作成するための調色データが表示されるので、その表示に従って調色すればその色コードの塗料が調合できるというものである。
したがって、その色コードにより調合される色見本をカードにしておき、色見本を目標色と比較して色コードを決定することができれば、調色データが表示されるので、目標色の塗料が得られる。
しかしながら、実際には、退色した場合まで含めると、自動車ボディに塗装されている塗料の色は無数となり、膨大な色数のデータベースが必要となるため、夫々の色について色見本を予め作成すると共に、夫々の色見本について調合データを登録することは現実的でない。
また、非常に多くの色見本を用意することができたとしても、最終的には、実際に塗って確認する必要があり、そこで色の違いが生じたときに修正することができない。
特開2004−269745号公報
そこで本発明は、そのような膨大なデータベースや色見本を予め作成することなく、出発色の調色塗料(調色着色剤)にこれと異なる色の添加塗料(添加着色剤)を混色して、目標色に調色できるようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、調色着色剤の色を目標色に調整する際に、当該調色着色剤に添加すべき添加着色剤と添加割合を表示する調色支援システムであって、
目標色となる着色済ワーク及び出発色として選択された調色着色剤を塗布したテストピースのそれぞれについて、光の三原色RGBの各色光強度を測定する測色センサと、測定された各色光強度に基づき、前記添加着色剤の色と添加割合を決定し、その内容を表示する調色支援処理装置とを備え、
前記調色支援処理装置では、
それぞれの各色光強度に基づき算出された明度及び明度差に基づき明度調整支援を行う明度調整支援処理と、
各色光強度及び光強度差に基づき赤青緑の順で色調整支援を行う各色成分調整支援処理を行い、
前記明度調整支援処理は、
調色着色剤の明度が目標色の許容上限を超えていた場合は、調色着色剤の選択し直しを促す支援表示を行い、
調色着色剤の明度が目標色の許容下限より低い場合は、標準白色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、明度差/目標色の明度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の明度が、前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にあるときに、明度調整を行わず各色成分支援処理に移行し、
前記各色成分調整支援処理は、
調色着色剤の各色光強度が目標色の各色光強度の許容上限値を超えていた場合は、当該色成分の減法混色による補色の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の各色光強度が許容下限値より低い場合は、当該色成分の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の赤色又は青色の各色光強度が前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にある場合は、当該色の調整を行わず次色成分調整支援処理に移行し、
調色着色剤の緑色光強度が予め設定された許容範囲内に入った場合は、当該調色着色剤が適正着色剤であることを示す支援表示を行うことを特徴とする。
本発明に係る調色支援システムによれば、実在する自動車ボディの色などの目標色のRGB値と、これに近似する調色塗料(調色着色剤)のRGB値に基づいてその差が判定され、両者の色が異なる場合に、予め設定された7種類の標準色からどの塗料(着色剤)を、どの程度添加すれば目標色に近づくかという支援データが表示されるので、作業者は表示された支援データに従って、出発塗料に混色を繰り返すことにより、目標色の許容範囲内の適正塗料を誰でも簡単に調合することができる。
本発明に係る調色支援システムの一例を示すフローチャート。 本発明に係る調色支援システムの全体概念を示す説明図。 本発明に係る調色支援システムのディスプレイレイアウトの一例を示す説明図。
本例は、膨大な色データや色見本を予め作成することなく、調色着色剤の色を目標色と略一致するように調合するため、調色着色剤に添加すべき添加着色剤と添加割合を表示する調色支援システムであって、
目標色となる着色済ワーク及び出発色として選択された調色着色剤を塗布したテストピースのそれぞれについて、光の三原色RGBの各色光強度を測定する測色センサと、測定された各色光強度に基づき、前記添加着色剤の色と添加割合を決定し、その内容を表示する調色支援処理装置とを備え、
前記調色支援処理装置では、
それぞれの各色光強度に基づき算出された明度及び明度差に基づき明度調整支援を行う明度調整支援処理と、
各色光強度及び光強度差に基づき赤青緑の順で色調整支援を行う各色成分調整支援処理を行い、
前記明度調整支援処理は、
調色着色剤の明度が目標色の許容上限を超えていた場合は、調色着色剤の選択し直しを促す支援表示を行い、
調色着色剤の明度が目標色の許容下限より低い場合は、標準白色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、明度差/目標色の明度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の明度が、前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にあるときに、明度調整を行わず各色成分支援処理に移行し、
前記各色成分調整支援処理は、
調色着色剤の各色光強度が目標色の各色光強度の許容上限値を超えていた場合は、当該色成分の減法混色による補色の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の各色光強度が許容下限値より低い場合は、当該色成分の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
調色着色剤の赤色又は青色の各色光強度が前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にある場合は、当該色の調整を行わず次色成分調整支援処理に移行し、
調色着色剤の緑色光強度が予め設定された許容範囲内に入った場合は、当該調色着色剤が適正着色剤であることを示す支援表示を行うようにした。
本例では、着色剤として塗料を使用する場合について説明する。
本発明に係る調色支援システム1は、図2に示すように、目標色となる自動車ボディ(着色済ワーク)2及び出発色として選択された調色塗料を塗布したテストピース3のそれぞれについて、光の三原色RGBの各色光強度を測定する測色センサ4と、測定された各色光強度に基づき、添加すべき添加塗料の色と添加割合を決定し、その内容を表示する調色支援処理装置5とを備えている。
測色センサ4は、RGBの三原色について各光強度を256段階表示で検出するRGBセンサで構成されている。
ただし、RGBの三刺激値に変換し得るデータを出力し得るものであれば、センサの種類は問わない。
測色センサ4で検出された光強度データは、調色支援処理装置5で無線/有線で伝送される。
調色支援処理装置5は、コンピュータで構成され、測色センサ4から入力されたデータに基づいて、必要な計算処理を行う演算装置6と、計算に必要なデータを予め設定し、あるいは、計算途中のデータを一時記憶するメモリ7と、演算結果を表示するディスプレイ8を備えている。
ディスプレイ8は、図3に示すように、左から、明度、R成分、B成分、G成分の刺激値について、目標色と調色塗料の色を対比して縦軸が百分率で%表示された棒グラフで表すグラフ表示部11,12,13,14が形成され、各部ラフ表示部の下に、前記百分率の各数値L、L、M、M、M、S、S、S及び夫々の差分ΔL、ΔR、ΔB、ΔGの値をそれぞれ表示する数値表示部15a〜15c、16a〜16c、17a〜17c、18a〜18cが設けられている。
さらに前記各数値表示部の下には、合否モニタ19、20、21、22があり、それぞれ許容範囲内にあれば緑色に点灯し、許容範囲外にあれば赤色で点滅する。
その下には、調色支援表示部23があり、添加塗料の色をマンセルコードで表示するマンセルコード表示部24と、その添加割合をWt%で示す添加割合表示部25と、入力した調色塗料の重量を表示する調色塗料重量表示部26と、前記添加割合と調色塗料重量に基づいて算出された添加塗料の添加量を表示する添加量表示部27が形成されている。
調色を行う場合は、調色塗料の重さをグラム単位で入力すれば、その重量が調色塗料重量表示部26に表示され、これに対し、添加すべき添加塗料の添加量が算出されて添加量表示部27に表示されるので、作業者が添加量を間違うことがない。
なお、調色支援処理は、明度−R成分−B成分−G成分の順で行われるため、調色支援表示部23は、許容範囲外を示す赤色に点灯している合否モニタ19,20,21,22のうち、最も左側の刺激値を調整するための調色支援事項が表示され、確認のため、明度、R成分、B成分、G成分のいずれの刺激値が調整対象となっているかを表示する調整対象表示部28が設けられている。
図1は、調色支援処理装置5における処理手順を示すフローチャートである。
自動車ボディ2を板金塗装する場合について説明すると、作業者によって自動車ボディ2の色に比較的近いと思われる任意の調色塗料が選択されたときに、この調色塗料を出発色として自動車ボディ2の色に近づけていく調色支援処理を実行する場合について説明する。
所定のスタートボタン(図示せず)を押すことにより処理が実行開始され、ステップSTP1で自動車ボディ2の修理箇所近傍の色を目標色として測色センサ4で測定する。
これにより、目標色のRGBの各色光強度(RGB値)が読み取られる。測色センサ4は各色光強度M,M、Mを、0〜255の256段階の数値として出力し、演算装置6で百分率の数値に変換され、メモリ7に記憶される。
ステップSTP2では、調色塗料を塗布乾燥させたテストピース3の色を測色センサ4で測定し、同様に、調色塗料のRGBの各色光強度S、S、Sが百分率の数値に変換され、メモリ7に記憶される。
ステップSTP3では、メモリ7に記憶された各色光強度M,M、M、S、S、Sに基づき、目標色と調色塗料の明度LM、L、明度差ΔL、各光成分の光強度差ΔR、ΔB、ΔGが以下の各式で算出され、算出された値が所定の記憶領域に記憶される。

目標色の明度 :L=(Max(M)+Min(M))/2
Max(M)=Max(M,M、M
Min(M)=Min(M,M、M
調色塗料の明度 :L=(Max(S)+Min(S))/2
Max(S)=Max(S,S、S
Min(S)=Min(S,S、S
明度差: ΔL=L−LM
R成分の光強度差:ΔR=M−S
B成分の光強度差:ΔB=M−S
G成分の光強度差:ΔG=M−S
次いで、ステップSTP4〜6で明度調整支援処理を実行する。ステップSTP4では、調色塗料の明度Lと目標色の明度LMを以下の式に従い対比する。
0.9L≦L≦1.1L…………(1)
そして、調色塗料の明度Lが許容上限値1.1L(+10%)を超えていた場合(明る過ぎる場合)は、ステップSTP5に移行して、調色塗料の選択し直しを促す支援表示を行い、ステップSTP2に戻る。
この支援表示は、例えば、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24にエラーメッセージあるいは調色不能の文字を表示することにより行う。
なお、フローチャートの図示は省略するが、調色塗料の明度Lが目標色の明度Lの0.7以下の場合は調色不能として、マンセルコード表示部24にエラーメッセージが表示される。
調色塗料の明度Lが目標色の許容下限値0.9L(−10%)より低い(暗い)場合は、ステップSTP6に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、標準白色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、このとき使用する標準白色塗料を特定するために、例えば、そのマンセルコードN9〜N9.5が表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(明度差の絶対値|ΔL|/目標色の明度L×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
また、調色塗料の明度Lが、予め設定された許容範囲にある場合、すなわち、ステップSTP4の式(1)の条件を満たす場合は、ステップSTP7に移行する。
ステップSTP7〜16では、各色光強度差に基づき赤青緑の順で色調整支援を行う各色成分調整支援処理を行う。
まず、ステップSTP7では、R成分(赤色成分)の調整を行い、調色塗料のR成分光強度Sと目標色のR成分光強度Mを以下の式に従い対比する。
0.9M≦S≦1.1M…………(2)
ここで、調色塗料のR成分光強度が1.1M(+10%)の許容上限値を超えていた場合は、ステップSTP8に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、R成分の減法混色による補色である青緑の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、このとき用いる補色の青緑の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5BG7/4〜5BG8/4などが表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(R成分光強度差の絶対値|ΔR|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
また、調色塗料のR成分光強度Sが0.9M(−10%)の許容下限値より低い場合は、ステップSTP9に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、赤色の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、赤色の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5R4/12 〜 5R4/14が表示される。
また、添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(R成分光強度差の絶対値|ΔR|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
さらに、R成分の光強度差が予め設定された許容範囲内にある場合は、すなわち、ステップSTP7の式(2)を満足する場合は、ステップSTP10に移行して、次色である青色成分の調整支援処理を実行する。
なお、フローチャートの図示は省略するが、調色塗料のR成分光強度Sが目標色のR成分光強度Mの0.7以下あるいは1.3以上の場合は調色不能として、マンセルコード表示部24にエラーメッセージが表示され、ステップSTP2に戻る。
次いで、ステップSTP10では、B成分(青色成分)の調整を行い、調色塗料のB成分光強度Sと目標色のB成分光強度Mを以下の式に従い対比する。
0.9M≦S≦1.1M…………(3)
ここで、調色塗料のB成分光強度が1.1M(+10%)の許容上限値を超えていた場合は、ステップSTP11に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、B成分の減法混色による補色である黄橙の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、黄橙の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5YR7/4 〜 5YR8/3が表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(B成分光強度差の絶対値|ΔB|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
また、調色塗料のB成分光強度Sが0.9M(−10%)の許容下限値より低い場合は、ステップSTP12に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、青色の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、黄橙の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5B4/8〜5B6/8が表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(B成分光強度差の絶対値|ΔB|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
さらに、調色塗料のB成分の光強度が予め設定された許容範囲内にある場合、すなわち、ステップSTP10の式(3)を満足する場合は、ステップSTP13に移行して、次色である緑色成分の調整支援処理を実行する。
なお、フローチャートの図示は省略するが、調色塗料のB成分光強度Sが目標色のB成分光強度Mの0.7以下あるいは1.3以上の場合は調色不能として、マンセルコード表示部24にエラーメッセージが表示され、ステップSTP2に戻る。
次いで、ステップSTP13では、G成分の調整を行い、調色塗料のG成分光強度Sと目標色のG成分光強度Mを以下の式に従い対比する。
0.9M≦S≦1.1M…………(4)
ここで、調色塗料のG成分光強度が1.1M(+10%)の許容上限値を超えていた場合は、ステップSTP14に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、G成分の減法混色による補色である赤紫の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、赤紫の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5RP6/8〜5RP7/6が表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(B成分光強度差の絶対値|ΔB|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した添加割合が添加割合表示部25に表示される。
また、調色塗料のG成分光強度Sが0.9M(−10%)の許容下限値より低い場合は、ステップSTP15に移行して、調色塗料に添加する添加塗料と、その添加割合を表示して、ステップSTP2に戻る。
この場合の添加塗料は、緑色の標準色塗料であり、ディスプレイ8のマンセルコード表示部24には、赤紫の標準色塗料を特定するため、例えば、そのマンセルコード5G3/6〜5G4/8が表示される。
添加割合は、予め設定された1未満の定数n=1/2としたときに、
Wt=n×(G成分光強度差の絶対値|ΔG|/目標色の光強度M×100)
で求まる値を重量%で表した値が添加割合表示部25に表示される。
さらに、G成分の光強度差が予め設定された許容範囲内にある場合、すなわち、ステップSTP13の式(4)満足する場合は、ステップSTP16に移行し、当該調色塗料が適正塗料であることを示す支援表示を行って処理を終了する。
なお、フローチャートの図示は省略するが、調色塗料のG成分光強度Sが目標色のG成分光強度Mの0.7以下あるいは1.3以上の場合は調色不能として、マンセルコード表示部24にエラーメッセージが表示され、ステップSTP2に戻る。
また、上記の各ステップSTP5、6、8、9、11、12、14、15で調色支援表示がされてステップSTP2に戻った場合、調色後の塗料を塗布乾燥させたテストピース3について測色を行い、上述の手順に従い、再度、調色支援処理を行う。
このようにして、多くの場合、明度、R成分、B成分について順次調整すれば、G成分の調整を行うことなく、明度及びRGBの光強度の夫々について、調色塗料が目標色の許容範囲に収まることが多かった。
以上が本発明の一例構成であって、次にその作用について説明する。
自動車ボディ(着色済ワーク)2を板金塗装する場合、目標色である自動車ボディ2の色に比較的近いと思われる任意の調色塗料を用意し、これを出発色として目標色に近づける調色処理を行う。
自動車ボディ2と、調色塗料を塗布したテストピース3について測色センサ4で測色し、それぞれのRGBの各色成分の光強度を測定(ステップSTP1〜3)した後、これらのデータに基づいて、明度-R成分−B成分−G成分の順で調色を行う。
明度についての調色は、調色塗料の明度が許容上限より高い場合は調色塗料の選択し直しが促され、許容下限より低い場合は、添加塗料として用いる標準白色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される。
この指示に従い、調色塗料に白色塗料を混合した場合、その新たな塗料を塗布乾燥させたテストピース3について、再度測色処理(ステップSTP4)を実行し、明度が許容範囲に収まっていれば、各色成分の調色支援処理(ステップSTP7〜15)に移行する。
R成分の調色は、調色塗料と目標色のR成分の光強度が対比され、調色塗料のR成分が目標色のR成分の許容上限より高い場合は、添加塗料として用いる補色の青緑の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される。
また、調色塗料のR成分が目標色のR成分の許容下限より低い場合は、添加塗料として用いる赤色の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される(ステップSTP4〜6)。
この表示に従い、調色塗料に添加塗料を混合した場合、その新たな塗料を出発色として、これを塗布乾燥させたテストピース3について、再度測色処理(ステップSTP4)を実行し、明度及びR成分が許容範囲に収まっていれば、B成分の調色処理に移行する。
なお、当初より調色塗料のR成分が目標色のR成分の許容範囲内にあれば、R成分の調色を行うことなく、B成分の調色処理に移行する(ステップSTP7〜9)。
次いで、B成分の光強度が対比され、調色塗料のB成分が目標色のB成分の許容上限より高い場合は、添加塗料として用いる補色の黄橙の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される。
また、調色塗料のB成分が目標色のB成分の許容下限より低い場合は、添加塗料として用いる青色の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される(ステップSTP10〜12)。
この指示に従い、調色塗料に添加塗料を混合した場合、その新たな塗料を塗布乾燥させたテストピース3について、再度測色処理(ステップSTP4)を実行し、明度、R成分及びB成分が許容範囲に収まっていれば、G成分の調色処理に移行する。
なお、当初より調色塗料のB成分が目標色のB成分の許容範囲内にあれば、B成分の調色を行うことなく、G成分の調色処理に移行する。
最後に、G成分の光強度が対比され、調色塗料のG成分が目標色のG成分の許容上限より高い場合は、添加塗料として用いる補色の赤紫の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される。
また、調色塗料のG成分が目標色のG成分の許容下限より低い場合は、添加塗料として用いる緑色の標準色塗料の種類と添加割合が調色支援表示部23に表示される(ステップSTP13〜15)。
この指示に従い、調色塗料に添加塗料を混合した場合、その新たな塗料を塗布乾燥させたテストピース3について、再度測色処理(ステップSTP4)を実行し、明度、R成分、B成分及びG成分が許容範囲に収まっていれば、適正塗料である旨の表示(ステップSTP16)をして処理を終了する。
なお、当初より調色塗料のG成分が目標色のG成分の許容範囲内にあれば、G成分の調色を行うことなく、適正塗料である旨の表示をする。
なお、上記実施例の説明では、明度調整支援処理及び各色成分調整支援処理における許容上限及び許容下限が、目標色の明度、各色光強度の数値の±10%以内としているが、本発明はこれに限らず、任意の値を設定することができる。
また、各刺激値が±10%以内の範囲に収まっていれば、ボカシ塗装等を行うことにより、一般には修理痕の見分けがつかない状態に仕上げることができる。
また、添加割合を算出する際に、予め設定された1未満の定数nを1/2としているが、本発明はこれに限らず0<n<1の任意の数値を選定し得る。
さらに、着色剤として、塗料を使用した場合について説明したが、これに限らず、インキ、絵の具など任意の着色剤の調色に適用し得る。
本発明は、自動車板金塗装等のように、調色塗料の色を目標色に一致させる調色を行う用途に適用し得る。
1 調色支援システム
2 着色済ワーク
3 テストピース
4 測色センサ
5 調色支援処理装置
6 演算装置
7 メモリ
8 ディスプレイ




Claims (4)

  1. 調色着色剤の色を目標色に調整する際に、当該調色着色剤に添加すべき添加着色剤と添加割合を表示する調色支援システムであって、
    目標色となる着色済ワーク及び出発色として選択された調色着色剤を塗布したテストピースのそれぞれについて、光の三原色RGBの各色光強度を測定する測色センサと、測定された各色光強度に基づき、前記添加着色剤の色と添加割合を決定し、その内容を表示する調色支援処理装置とを備え、
    前記調色支援処理装置では、
    それぞれの各色光強度に基づき算出された明度及び明度差に基づき明度調整支援を行う明度調整支援処理と、
    各色光強度及び光強度差に基づき赤青緑の順で色調整支援を行う各色成分調整支援処理を行い、
    前記明度調整支援処理は、
    調色着色剤の明度が目標色の許容上限を超えていた場合は、調色着色剤の選択し直しを促す支援表示を行い、
    調色着色剤の明度が目標色の許容下限より低い場合は、標準白色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、明度差/目標色の明度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
    調色着色剤の明度が、前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にあるときに、明度調整を行わず各色成分支援処理に移行し、
    前記各色成分調整支援処理は、
    調色着色剤の各色光強度が目標色の各色光強度の許容上限値を超えていた場合は、当該色成分の減法混色による補色の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
    調色着色剤の各色光強度が許容下限値より低い場合は、当該色成分の標準色着色剤を添加着色剤とし、予め設定された1未満の定数と、光強度差/目標色の光強度の百分率の積に基づいてその値を重量%で表した添加割合を表示する支援表示を行い、
    調色着色剤の赤色又は青色の各色光強度が前記許容上限及び許容下限で規定される許容範囲内にある場合は、当該色の調整を行わず次色成分調整支援処理に移行し、
    調色着色剤の緑色光強度が予め設定された許容範囲内に入った場合は、当該調色着色剤が適正着色剤であることを示す支援表示を行うことを特徴とする調色支援システム。
  2. 前記明度調整支援処理及び各色成分調整支援処理における許容上限及び許容下限が、目標色の明度、各色光強度の数値の±10%以内である請求項1記載の調色支援システム。
  3. 予め設定された1未満の前記定数が1/2である請求項1記載の調色支援システム。
  4. 前記調色支援処理装置の支援表示に従って調合された調色着色剤を塗布したテストピースについて測定された各色光強度に基づき、前記明度調整支援処理及び前記各色成分調整支援処理を行う請求項1記載の調色支援システム。


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