JP2017024873A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で紙シワの発生場所を特定することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、用紙を搬送し、かつ圧接及び離間可能な複数のローラ対12、14、71、72、81、82、91、92と、用紙の変形を検出する紙変形検出部601と、制御部60と、を備えている。制御部60は、所定のローラ対81、82、91、92を離間させた状態で用紙を搬送し、かつ紙変形検出部601の検出信号に基づいて用紙の変形場所を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等に適用される画像形成装置、及びこの画像形成装置を備えた画像形成システムに関するものである。
画像形成装置では、まず感光体を帯電させると共に原稿画像に合わせて電荷を消去、いわゆる露光し、静電潜像を形成する。この感光体の静電潜像に現像部を用いて現像剤(トナー)を付着させる。そして、画像形成装置は、感光体に付着したトナー像を中間転写ベルトや用紙等の転写材に転写して、転写したトナー像を定着部によって用紙に定着することで用紙に画像を形成している。また、トナー像が定着された用紙は、用紙搬送路を通って搬送される。
また、用紙が画像形成装置内を搬送される際に、定着部や転写部等の搬送部によって用紙にシワ(以下、「紙シワ」という。)が発生するおそれがある。紙シワの発生を検出するために、例えば特許文献1に記載されたような技術が開示されている。特許文献1に記載された技術では、紙を巻き取る回転体と、回転体の回転を制御する駆動装置と、駆動装置の負荷電流を検出する負荷電流検出器と、を備えた検出装置が記載されている。そして、特許文献1に記載された技術は、負荷電流検出器によって検出された電流値と設定電流値とを比較することで、紙シワの発生を検出している。
特開2014−133625号公報
しかしながら、画像形成装置及び画像形成装置を有する画像形成システムには、用紙を搬送するためにローラ対が複数設けられている。そのため、特許文献1に記載された技術を用いて紙シワの発生原因となるローラ対を特定するためには、全てのローラ対の駆動装置に負荷電流検出器を設ける必要があった。その結果、特許文献1に記載された技術では、装置の大型化及び複雑化を招く、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、簡単な構成で紙シワの発生場所を特定することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、用紙を搬送し、かつ圧接及び離間可能な複数のローラ対と、紙変形検出部と、制御部と、を備えている。紙変形検出部は、複数のローラ対よりも用紙の搬送方向の下流側に配置され、用紙の変形を検出する。制御部は、紙変形検出部が用紙の変形を検出した際に、複数のローラ対のうち所定のローラ対を離間させる。また、制御部は、所定のローラ対を離間させた状態で用紙を搬送し、かつ紙変形検出部の検出信号に基づいて用紙の変形場所を特定する。
また、本発明の画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置に用紙を供給する給紙装置と、用紙を搬送し、かつ圧接及び離間可能な複数のローラ対と、紙変形検出部と、制御部と、を備えている。紙変形検出部及び制御部は、上述の紙変形検出部及び制御部を用いる。
上記構成の画像形成装置及び画像形成システムによれば、簡単な構成で紙シワの発生場所を特定することができる。
本発明の実施の形態例に係る画像形成システムの概略構成図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける紙シワの発生場所の特定動作処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける紙シワの発生場所の特定動作の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける紙シワの発生場所の特定動作の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける紙シワの発生場所の特定動作処理の予備動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係る画像形成システムにおける紙シワの発生場所の特定動作処理の他の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の画像形成装置及び画像形成システムを実施するための形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1−1.画像形成システムの構成
まず、図1〜図2を参照して本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成システムについて説明する。
図1は、画像形成システムの概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置1と、画像形成装置1に用紙の一例を示すロール紙Sを供給する給紙装置2と、画像形成装置1から排出されたロール紙Sを巻き取る排紙装置3とを備えている。また、画像形成システム100は、給紙調整装置4と、排紙調整装置5と、用紙加工装置6とを備えている。給紙調整装置4は、給紙装置2と画像形成装置1の間に配置されている。排紙調整装置5と用紙加工装置6は、画像形成装置1と排紙装置3の間に配置されている。
画像形成装置1は、電子写真方式によりロール紙Sに画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。
画像形成装置1は、装置本体25と、原稿搬送部20と、画像読取部30(図2参照)と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、2次転写部70と、定着部10と、操作表示部65と、制御部60と、用紙収納部24とを備えている。また、画像形成装置1は、給紙装置2及び給紙調整装置4からロール紙Sが装置本体25内に送り込まれる給紙部80と、装置本体25から排紙調整装置5及び排紙装置3へロール紙Sを排紙する排紙部90と、ロール紙Sを搬送する搬送部23を有している。
搬送部23、用紙収納部24、画像形成部40、中間転写ベルト50、2次転写部70、定着部10、制御部60、給紙部80及び排紙部90は、装置本体25内に収納されている。
給紙部80は、一対のローラ対81、82により構成されている。給紙部80を構成するローラ対81、82は、圧接及び離間可能に構成されている。給紙部80には、後述する給紙調整装置4から搬送されたロール紙Sが送り込まれる。そして、給紙部80の下流側には、搬送部23が設けられている。
搬送部23は、複数のローラ対により構成されている。搬送部23は、給紙部80に送り送り込まれたロール紙Sを後述する2次転写部70へ搬送する。また、搬送部23を構成する複数のローラ対は、圧接及び離間可能に構成されている。
装置本体25の下部には、用紙収納部24が配置されている。用紙収納部24には、ロール紙Sとは異なる用紙が収納されている。画像形成システム100は、用紙収納部24に収納された用紙又は給紙装置2に収納されたロール紙Sを目的に応じて使い分ける。用紙収納部24に収納された用紙を用いる場合、用紙収納部24に収納された用紙は、搬送部23によって、2次転写部70まで搬送される。
装置本体25の上部には、原稿搬送部20が配置されている。原稿搬送部20は、原稿をセットする原稿給紙台21と、原稿排出トレイ22と、複数のローラを有している。原稿給紙台21にセットされた原稿は、複数のローラによって画像読取部30の読取位置に1枚ずつ搬送される。原稿排出トレイ22には、画像読取部30により読み取られた原稿が排出される。
画像読取部30は、原稿搬送部20により搬送された原稿又は原稿給紙台21に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。画像読取部30へ搬送された原稿は、その片面又は両面の画像が光学系により露光され、イメージセンサによって読み取られる。
イメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換処理、シェーデインク補正処理、画像圧縮処理等の各種の処理が行われる。そして、各種の信号処理が行われた画像信号は、画像処理部から画像形成部40に送られる。
なお、画像形成部40に送られる画像信号は、画像読取部30から出力される画像信号に限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したものであってもよい。
画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
第1の画像形成ユニット40Yはイエローのトナー像を形成し、第2の画像形成ユニット40Mはマゼンタのトナー像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは代表して第1の画像形成ユニット40Yについて説明する。
第1の画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体41と、感光体41の周囲に配置された帯電部と、露光部と、現像部44と、クリーニング装置とを有している。感光体41は、駆動モータ(図示を省略する)によって反時計回りに回転する。帯電部は感光体に電荷を与え感光体の表面を一様に帯電する。露光部は、外部から送信されてきた画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光走査を行い感光体41に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面には、イエローのトナー像が形成される。なお、第2の画像形成ユニット40Mの現像部44は、感光体41にマゼンタのトナーを付着させ、第3の画像形成ユニット40Cの現像部44は、感光体41にシアンのトナーを付着させる。そして、第4の画像形成ユニット40Kの現像部44は、感光体41にブラックのトナーを付着させる。
感光体41上に付着したトナーは、中間転写ベルト50に転写される。クリーニング装置は、中間転写ベルト50に転写した後、感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、駆動モータ(図示を省略する)で感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部が設けられている。この1次転写部は、中間転写ベルト50にトナーと反対の極性を印加することで、感光体41上に形成されたトナー像を中間転写ベルト50に転写させる。
そして、中間転写ベルト50が回転することで、中間転写ベルト50の表面には、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の下流側には、2次転写部70が配置されている。2次転写部70は、中間転写ベルト50が張架された転写上ローラ71と、中間転写ベルト50を挟んで転写上ローラ側に押圧された転写下ローラ72からなる転写ローラ対で構成されている。2次転写部70を工程する転写上ローラ71と転写下ローラ72は、中間転写ベルト50を間に挟んで圧接及び離間可能に構成されている。
2次転写部70では、搬送部23から搬送されてきたロール紙Sを転写下ローラ72で中間転写ベルト50側に押圧する。そして、2次転写部70は、搬送部23から送られてきたロール紙S上に中間転写ベルト50に形成されたカラーのトナー像を転写する。
また、2次転写部70におけるロール紙Sの排出側には、定着部10が設けられている。定着部10は、定着ベルト11と、加圧部材である加圧ローラ14とを備える。定着ベルト11は無端状の弾性部材で構成されており、駆動ローラである定着ローラ12と従動ローラである加熱ローラ13に支持張架されている。
そして、定着ベルト11を介して定着ローラ12と加圧ローラ14とが当接する部分で定着ニップ部が形成される。トナー像を担持したロール紙Sが定着部10の定着ニップ部を通過することで、所定の温度に制御された定着ベルト11と加圧ローラ14によってトナーが溶融し、ロール紙Sに定着する。
また、定着ローラ12と加圧ローラ14は、定着ベルト11を間に挟んで圧接及び離間可能に構成されている。
定着部10の下流側には、排紙部90が設けられている。排紙部90は、給紙部80と同様に、一対のローラ対91、92により構成されている。排紙部90を構成するローラ対91、92は、圧接及び離間可能に構成されている。排紙部90は、定着部10によりトナー像が定着されたロール紙Sを装置本体25から排紙調整装置5に向けて排紙する。
操作表示部65は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部65は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部65は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。
制御部60は、操作表示部65又は外部に接続されたパーソナルコンピュータ120(図2参照)からの指示に従って、画像形成装置1の各部を操作する。
[給紙装置・排紙装置]
次に、給紙装置2及び排紙装置3について説明する。給紙装置2は、ロール紙設置部222と、搬送部221と、を備える。ロール紙設置部222には、所望のロール紙本体220が回転可能に設置されている。また、搬送部221は、複数の搬送ローラで構成されており、ロール紙設置部222から排出されたロール紙Sを給紙調整装置4に搬送する。
排紙装置3は、搬送部331と、巻き取り部332とを備える。搬送部331は、複数の搬送ローラで構成されており、排紙装置3に排出されてきたロール紙Sを巻き取り部332側に搬送する。巻き取り部332は、搬送されてきたロール紙Sをロール状に巻き取る。
[給紙調整装置・排紙調整装置]
次に、給紙調整装置4及び排紙調整装置5について説明する。給紙調整装置4は、給紙装置2と画像形成装置1の間に配置され、給紙装置2から搬送されたロール紙Sを意図的に弛ませる。また、排紙調整装置5は、画像形成装置1と用紙加工装置6の間に配置され、画像形成装置1から排紙されたロール紙Sを意図的に弛ませる。そして、給紙調整装置4及び排紙調整装置5は、ロール紙を意図的に弛ませることにより、各装置間におけるロール紙Sの搬送方向や、各装置に設けられたローラ対の搬送速度のズレを調整する。
給紙調整装置4は、上流側搬送部401と、下流側搬送部402とを有している。また、排紙調整装置5も同様に、上流側搬送部501と、下流側搬送部502とを有している。上流側搬送部401、501及び下流側搬送部402、502は、一対のローラにより構成されている。そして、上流側搬送部401、501と、下流側搬送部402、502の間で、ロール紙Sが弛まされる。
また、排紙調整装置5には、ロール紙Sの弛み状態を検出する紙弛み検出部503が設けられている。紙長さ推定部の一例を示す紙弛み検出部503は、上流側搬送部501と下流側搬送部502の間において排紙調整装置5の下部に配置されている。紙弛み検出部503は、上流側搬送部501と下流側搬送部502の間を通るロール紙Sまでの距離を測定することで、ロール紙Sの弛み状態を検出する。
[用紙加工装置]
次に、用紙加工装置6について説明する。用紙加工装置6は、排紙調整装置5と、排紙装置3の間に配置されている。用紙加工装置6は、排紙調整装置5から搬送されたロール紙Sに対して、孔空け加工、折り加工や、ステープル加工等の所定の加工処理を行う。
用紙加工装置6には、紙変形検出部601が設けられている。紙変形検出部601は、例えば、CCDカメラやCOMS(MOS型を含む)等のイメージセンサである。そして、紙変形検出部601は、搬送されてきたロール紙Sを撮影し、撮影した画像情報と予め記憶されている紙変形情報とを比較することで、ロール紙Sの変形を検出する。
なお、本例の紙変形検出部601は、画像の品質の安定化を図るための補正パッチを検出する補正パッチ検出部としても用いられる。これにより、紙変形検出部601を補正パッチ検出部として用いることで、部品点数の削減を図ることができる。
なお、本例の画像形成システム100では、ロール紙Sを撮影するイメージセンサを紙変形検出部601として適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。紙変形検出部601としては、例えば、ロール紙Sの搬送方向と直交し、かつロール紙Sの一面と平行をなす方向(用紙幅方向)の一部又は全域わたって直線上に配列した光学式のラインセンサや、ロール紙Sに直接接触することで紙シワを検出する機械式の検出センサ等その他各種のセンサが適用できるものである。
なお、本例の画像形成システム100では、紙変形検出部601を用紙加工装置6に設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、紙変形検出部601を排紙調整装置5や画像形成装置1に設けてもよい。紙変形検出部601は、紙シワが発生する箇所よりも下流側に設けられていればよい。
ここで、従来の画像形成装置では、ローラ対の駆動装置の負荷電流を検出して紙シワの発生を検出している。そのため、従来の画像形成装置では、ローラ対に生じた振動や、用紙の厚さ等によって生じた負荷電流の変化も紙シワであると検出していた。その結果、従来の画像形成装置では、紙シワの検出精度が低い、という問題を有していた。これに対し、また、本例の画像形成システム100では、紙変形検出部601を用いてロール紙Sの状態を直接観察することで、紙シワの発生を検出している。これにより、装置の振動や用紙の厚さに影響されることなく、紙シワの発生を検出することができ、紙シワの検出精度を向上させることができる。
1−2.画像形成システムの制御系の構成
次に、画像形成システム100の制御系について、図2を参照して説明する。
図2は、画像形成システム100の各部のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、このブロック図では、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成システム100はこの例に限られない。
画像形成システム100は、図2に示すように、画像形成装置1に制御部60を備えている。制御部60は、システムバス107を介して、通信部66、画像読取部30、画像処理部36、画像形成部40、搬送部23及び定着部10に接続されている。さらに、制御部60は、システムバス107を介して、HDD(Hard Disk Drive)64、操作表示部65、紙変形検出部601及び紙弛み検出部503に接続されている。
制御部60は、例えばCPU(Central Processing Unit)61と、CPU61が実行するプログラムや各種データ等を記憶するためのROM(Read Only Memory)62と、CPU61の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)63とを有する。例えばROM62には、ローラ劣化状態テーブルが保存されている。なお、ROM62としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。制御部60は、各ブロックの制御すなわち装置全体の制御を行う。
HDD64は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部65は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部65は、出力部の一例であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部65は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部60に出力する。
画像読取部30によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例であるPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部36に送られ、画像処理される。画像処理部36は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部40は、画像処理部36によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいてロール紙S上に画像を形成する。
搬送部23は、制御部60により駆動制御され、用紙収納部24に収納された用紙又は給紙装置2から搬送されたロール紙Sの搬送を行う。
定着部10は、制御部60により駆動制御され、定着ニップ部に搬送されたロール紙Sを挟持搬送しながらロール紙Sを加熱及び加圧し、トナー画像をロール紙Sに定着させる。
通信部66は、例えば外部の情報処理装置であるPC120から送信されるジョブデータを、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブデータを、システムバス107を介してCPU61に送る。
紙変形検出部601は、搬送されたロール紙Sの状態を検出し、紙シワの発生を検出する。そして、紙変形検出部601が検出した検出信号は、システムバス107を介して制御部60に送信される。制御部60は、紙変形検出部601から受信した検出信号に基づいて、搬送部23、給紙部80、排紙部90、定着部10及び2次転写部70を構成するローラ対の圧接及び離間を制御する。
紙弛み検出部503は、排紙調整装置5に搬送されたロール紙Sの弛み状態を検出する。そして、紙弛み検出部503が検出した検出信号は、システムバス107を介して制御部60に送信される。制御部60は、紙弛み検出部503から受信した検出信号に基づいて、排紙調整装置5の上流側搬送部501と下流側搬送部502の搬送速度、すなわちローラ対の回転速度を制御する。これにより、排紙調整装置5に搬送されたロール紙Sの弛み状態が調整される。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
2.紙シワ発生場所の特定動作の一例
次に、上述した構成を有する画像形成システム100における紙シワの発生場所の特定動作処理の一例について、図3〜5を参照して説明する。
図3は、紙シワ発生場所の特定動作の一例を示すフローチャート、図4及び図5は、紙シワ発生場所の特定動作の一例を示す説明図である。
制御部60は、紙変形検出部601が搬送されたロール紙Sの変形(紙シワ)を検出すると、紙シワが発生した場所の特定動作を実行する。図3に示すように、まず、制御部60は、画像形成装置1における画像形成処理を停止する。また、制御部60は、継続してロール紙Sの搬送する(ステップS11)。
すなわち、画像形成部40による中間転写ベルト50に対するトナー像の形成処理が停止されるが、給紙部80、搬送部23、2次転写部70、定着部10及び排紙部90におけるロール紙Sの搬送動作は、継続して行われる。そのため、ロール紙Sは、原因となる箇所で紙シワが生じた状態で、排紙調整装置5及び用紙加工装置6に搬送される。
次に、制御部60は、ロール紙Sを搬送するローラ対のうち所定のローラ対以外の圧接を解除し、時間計測を開始する(ステップS12)。本例の特定動作では、図4に示すように、画像形成装置1における用紙搬送の最上流側である給紙部80のローラ対81、82と、用紙搬送の最下流側である排紙部90のローラ対91、92以外のローラ対を離間させる。すなわち、2次転写部70を構成する転写上ローラ71と転写下ローラ72を離間させると共に、定着部10を構成する定着ローラ12と加圧ローラ14を離間させる。
ここで、用紙搬送の最上流側の搬送手段である給紙部80のローラ対81、82と、用紙搬送の最下流側の搬送手段である排紙部90のローラ対91、92が圧接されていれば、ロール紙Sの搬送は、確保される。なお、ロール紙Sを搬送する搬送経路の湾曲状態や、搬送長さL等により、用紙搬送の最下流側の搬送手段である排紙部90のローラ対91、92のみ圧接されていてもロール紙Sの搬送は、可能である。そのため、排紙部90のローラ対91、92のみを圧接し、その他のローラ対の圧接を解除し、ローラ対を離間させてもよい。
時間の計測は、転写上ローラ71と転写下ローラ72の圧接及び定着ローラ12と加圧ローラ14の圧接が解除と同時に行われる。
次に、制御部60は、紙変形検出部601から送信される検出信号に基づいてロール紙Sの変形が解消されたか否かを判断する(ステップS13)。ステップS13の処理において、制御部60が、ロール紙Sの紙シワが解消されていないと判断した場合(ステップS13のNO判定の場合)、紙シワの発生場所は、ロール紙Sと接触していない圧接が解除されたローラ対以外の場所、すなわちロール紙Sと接触している圧接が解除されていないローラ対であることが分かる。
そのため、制御部60は、ステップS12の処理で圧接解除したローラ対を圧接させ、別のローラ対の圧接を解除する。さらに、制御部60は、ステップS12の処理で計測した時間をリセットして、時間計測を再スタートする(ステップS14)。本例の特定動作では、図5に示すように、ステップS12の処理で圧接していた給紙部80のローラ対81、82と排紙部90のローラ対91、92を離間させる。そして、ステップS12の処理で離間していた転写上ローラ71と転写下ローラ72を圧接させると共に、定着部10を構成する定着ローラ12と加圧ローラ14を圧接させる。
次に、制御部60は、紙変形検出部601から送信される検出信号に基づいてロール紙Sの変形が解消されたか否かを判断する(ステップS15)。ステップS15の処理において、制御部60が、ロール紙Sの紙シワが解消されていないと判断した場合(ステップS15のNO判定の場合)、制御部60は、ステップS12及びステップS14の処理で圧接解除をしていない残りのローラ対で紙シワが発生したと特定する(ステップS16)。
また、ステップS13の処理及びステップS15の処理において、制御部60が、ロール紙Sの紙シワが解消されたと判断した場合(ステップS13及びステップS15のYES判定の場合)、制御部60は、異常解消までの時間と搬送速度から発生場所を特定する(ステップS17)。すなわち、紙変形検出部601において紙シワの解消が検出されたら、圧接解除から紙シワの解消までの計測した時間に基づいて、圧接解除したローラ対のうちどのローラ対で紙シワが発生したかを制御部60は、特定する。
例えば、画像形成システム100の搬送速度が300mm/sの場合、圧接解除動作から2秒後に紙変形検出部601が紙シワの解消を検出したとき、紙シワの発生場所は、紙変形検出部601から300mm/s×2sの距離である600mm付近に配置されたローラ対であると制御部60は判断する。
これにより、簡単な構成で紙シワの発生場所を特定することができ、画像形成装置1及び画像形成システム100の大型化及び複雑化を防ぐことができる。さらに、圧接解除するローラ対を順次変更することで、ロール紙Sを搬送する全ての搬送経路の場所特定が可能となる。
なお、圧接解除するローラ対の順番や、圧接解除するローラ対は、上述したローラ対に限定されるものではなく、例えば、搬送部23のローラ対の圧接も解除してもよい。また、紙シワが発生し易い箇所のローラ対を最初に離間させることで、発生場所を素早く特定することができる。このように、圧接解除するローラ対の順番は、ユーザによって適宜設定してもよく、或いは搬送経路の湾曲状態や搬送長さに応じて適宜設定してもよい。
さらに、圧接及び離間機構を有していないローラ対に対しても、他のローラ対を離間させて、離間したローラ対が発生場所でなと特定できた際に、圧接及び離間機構を有していない残りのローラ対であると判断することができる。
ステップS16及びステップS17の処理において、紙シワの発生場所が特定されると、制御部60は、紙シワに対する対策動作を実行する(ステップS18)。対策動作としては、例えば、操作表示部65に発生場所を表示させてユーザに報知してもよく、或いは発生場所のローラ対の荷重調整、アライメント調整や回転速度調整等、発生場所に応じた対策が適宜行われる。また、発生場所の部品に破損のおそれがあると制御部60が判断した場合、制御部60は、その旨をユーザに報知するようにしてもよい。
これにより、本例の画像形成システム100における紙シワの発生場所の特定動作が終了する。なお、上述した特定動作は、ユーザが操作表示部65を用いて操作することで、実行するか否かを選択可能としてもよい。
なお、本例の紙変形検出部601は、CCDカメラやCOMS(MOS型を含む)等のイメージセンサである。そのため、上述した紙シワ発生場所の特定動作を実行する前に、紙変形検出部601が撮像した画像情報を用いて、発生場所の推定動作を行ってもよい。例えば、未定着画像がロール紙Sに転写される前に、紙シワが発生した場合、ロール紙Sにおける紙シワが生じ折り目が付いた箇所にはトナーが付着しない。
そのため、紙変形検出部601が撮像した画像情報から、2次転写部70及び定着部10よりも搬送方向の上流側で、紙シワが発生したことが判断することができる。そして、制御部60は、2次転写部70及び定着部10よりも上流側のローラ対の圧接を解除することで、紙シワ発生場所の特定動作を実行する。これにより、紙シワの発生場所の特定を素早く行うことができ、特定精度の向上を図ることが可能となる。
3.紙シワ発生場所の特定動作処理の予備動作
次に、図6を参照して、紙シワ発生場所の特定動作処理の予備動作について説明する。
図6は、紙シワ発生場所の特定動作処理の予備動作を示すフローチャートである。
図3に示す特定動作処理では、紙シワが解消された時間から、紙変形検出部601から発生場所の距離を算出することで、発生場所を特定していた。そのため、制御部60は、紙弛み検出部503が検出したロール紙Sの弛み状態も考慮してロール紙Sにおける紙変形検出部601までの長さを推定し、紙変形検出部601から発生場所の距離を算出する。これにより、紙シワの発生場所の特定をより正確に行うことができる。
これに対し、図6に示す予備動作では、紙シワの発生を検出すると、ロール紙Sの弛みを解消させて、発生場所の特定精度を向上させたものである。図6に示すように、まず、制御部60は、ロール紙Sの搬送を停止させて、排紙調整装置5における上流側搬送部501のローラ対の回転を停止させる(ステップS21)。
次に、制御部60は、排紙調整装置5の下流側搬送部502のローラ対を回転させる(ステップS22)。これより、排紙調整装置5において、ロール紙Sの上流側は、上流側搬送部501により固定され、上流側搬送部501と下流側搬送部502の間に送り込まれたロール紙Sは、排紙調整装置5から搬送される。その結果、排紙調整装置5において、上流側搬送部501と下流側搬送部502の間にあるロール紙Sの弛みが解消される。
次に、制御部60は、紙弛み検出部503からの検出信号に基づいて弛みが解消されたか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23の処理において、制御部60が紙の弛みが解消されたと判断した場合(ステップS23のYES判定の場合)、制御部60は、図3に示す場所特定動作を実行する。
また、ステップS23の処理において、制御部60が紙の弛みが解消されていないと判断した場合(ステップS23のNO判定の場合)、制御部60は、ステップS22の処理を継続する。
このように、ロール紙Sに意図的に発生させた紙の弛みを解消させることで、紙変形検出部601から紙シワが発生した箇所までの、ロール紙Sの長さが明確になる。その結果、図3に示す場所特定動作におけるステップS17の処理において、計測時間から場所を特定する動作の精度を向上させることができる。
また、本例の画像形成システム100では、紙弛み検出部503の検出信号に基づいてロール紙Sの弛みの解消を判断した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上流側搬送部501を停止させて下流側搬送部502の回転駆動させた時間から、ロール紙Sの弛みの解消を検出してもよい。また、下流側搬送部502のローラ対にトルクリミッタ付きのベアリングを設け、このローラ対にかかるトルクからロール紙Sの弛みの解消を検出してもよく、その他各種の方法を適用できるものである。
4.紙シワ発生場所の特定動作の他の例
次に、画像形成システム100における紙シワの発生場所の特定動作処理の他の例について図7を参照して説明する。
図7は、紙シワ発生場所の特定動作の他の例を示すフローチャートである。
図3に示す特定動作では、搬送する用紙として、画像形成装置1の給紙部80から排紙部90まで延在する長尺紙であるロール紙Sを用いた例を説明した。しかしながら、本例の紙シワ発生場所の特定動作は、長尺紙に限定にされるものではなく、用紙における用紙搬送方向の長さが、画像形成装置1の給紙部80から排紙部90まで達しない用紙に対しても適用することができる。
図7に示すように、制御部60は、紙シワの発生を検出すると、用紙に対する画像形成処理を停止させる(ステップS31)。次に、制御部60は、画像形成装置1における所定のローラ対の圧接を解除する(ステップS32)。なお、所定のローラ対以外のローラ対は、圧接状態で維持される。次に、制御部60は、用紙を一枚搬送させる(ステップS33)。
そして、制御部60は、紙変形検出部601の検出信号に基づいて用紙の変形(紙シワ)が解消されたか否かを判断する(ステップS34)。ステップS34の処理において、制御部60が、用紙の紙シワが解消されていないと判断した場合(ステップS34のNO判定の場合)、紙シワの発生場所は、圧接解除していないローラ対であることが分かる。
そして、制御部60は、ステップS32の処理で圧接解除していない別のローラ対の圧接を解除する(ステップS35)。このとき、ステップS32の処理で圧接解除したローラ対は、圧接させる。次に、制御部60は、用紙を一枚搬送させる(ステップS36)。
そして、制御部60は、紙変形検出部601の検出信号に基づいて用紙の変形(紙シワ)が解消されたか否かを判断する(ステップS37)。ステップS37の処理において、制御部60が、用紙の紙シワが解消されていないと判断した場合(ステップS37のNO判定の場合)、ステップS35の処理に戻り、更に別のローラ対の圧接を解除する。このように、用紙の紙シワが解消を検出するまで、制御部60は、画像形成装置1における用紙を搬送するローラ対の圧接を順番に解除させて、ステップS35の処理からステップS37の処理を繰り返す。
また、ステップS34及びステップS37の処理において、制御部60が、制御部60が、ロール紙Sの紙シワが解消されたと判断した場合(ステップS13及びステップS15のYES判定の場合)、制御部60は、紙シワの発生場所は、圧接を解除したローラ対の付近であると特定する(ステップS38)。次に、制御部60は、制御部60は、紙シワに対する対策動作を実行する(ステップS39)。なお、ステップS39の処理は、図3に示すステップS18の処理と同様であるため、その説明は省略する。
これにより、紙シワの発生場所の特定動作処理が終了する。図7に示すように、用紙における用紙搬送方向の長さが給紙部80から排紙部90まで達していない用紙に対しても、紙シワの発生場所を特定することができる。
以上、画像形成装置及び画像形成システムの実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置及び画像形成システムは、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニット40Y、40M、40C、40Lを用いてカラー画像を形成する構成としたが、画像形成装置としては、1つの画像形成部を用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
さらに、上述した実施の形態例では、画像形成システムにおける画像形成装置内における紙シワ発生場所の特定動作について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、給紙装置2から排紙装置3までの装置に設けた複数のローラ対の中から紙シワの発生場所を特定するようにしてもよい。このとき、紙変形検出部は、発生場所の特定対象となる複数のローラ対のうち最下流のローラ対よりも下流側に配置される。
1…画像形成装置、 2…給紙装置、 3…排紙装置、 4…給紙調整装置、 5…排紙調整装置、 6…用紙加工装置、 10…定着部、 12…定着ローラ(ローラ対)、 13…加熱ローラ、 14…加圧ローラ(ローラ対)、 20…原稿搬送部、 23…搬送部(ローラ対)、 40…画像形成部、 50…中間転写ベルト、 60…制御部、 65…操作表示部、 70…2次転写部、 71…転写上ローラ(ローラ対)、 72…転写下ローラ(ローラ対)、 80…給紙部、 81、82…ローラ対、 90…排紙部、 91、92…ローラ対、 100…画像形成システム、 503…紙弛み検出部、 601…紙変形検出部、S…ロール紙(用紙)

Claims (7)

  1. 用紙を搬送し、かつ圧接及び離間可能な複数のローラ対と、
    前記複数のローラ対よりも前記用紙の搬送方向の下流側に配置され、前記用紙の変形を検出する紙変形検出部と、
    前記紙変形検出部が前記用紙の変形を検出した際に、前記複数のローラ対のうち所定のローラ対を離間させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記所定のローラ対を離間させた状態で前記用紙を搬送し、かつ前記紙変形検出部の検出信号に基づいて前記用紙の変形場所を特定する
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記所定のローラ対を離間してから前記紙変形検出部が前記用紙の変形の解消を検出するまでの時間情報に基づいて、前記用紙の変形場所を特定する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記所定のローラ対を離間させた状態で、前記用紙の変形が解消されない場合、離間させた前記所定のローラ対を圧接させ、かつ前記複数のローラ対のうち離間させた前記所定のローラ対と異なるローラ対を圧接させて前記用紙を搬送する
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 離間させる前記所定のローラ対は、少なくとも搬送方向の最下流に配置されたローラ対である
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記紙変形検出部は、前記用紙を撮像することで前記用紙の変形を検出し、
    前記制御部は、前記紙変形検出部が撮像した画像情報に基づいて、前記複数のローラ対のうち離間させるローラ対を選択する
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記紙変形検出部よりも搬送方向の上流側に配置され、前記用紙における前記紙変形検出部までの長さを推定する紙長さ推定部を備え、
    前記制御部は、前記紙変形検出部の前記検出信号と前記紙長さ推定部が推定した推定信号に基づいて前記用紙の変形場所を特定する
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置に前記用紙を供給する給紙装置と、
    前記用紙を搬送し、かつ圧接及び離間可能な複数のローラ対と、
    前記複数のローラ対よりも前記用紙の搬送方向の下流側に配置され、前記用紙の変形を検出する紙変形検出部と、
    前記紙変形検出部が前記用紙の変形を検出した際に、前記複数のローラ対のうち所定のローラ対を離間させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記所定のローラ対を離間させた状態で前記用紙を搬送し、かつ前記紙変形検出部の検出信号に基づいて前記用紙の変形場所を特定する
    画像形成システム。
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