JP2017024576A - 搬送用走行体利用の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦駆動される搬送用走行体利用の搬送装置における搬送用走行体どうしの連結手段を簡素化する。【解決手段】搬送用走行体1どうしを、ロードバー7が互いに連続する状態に連結する連結手段として、ロードバー7の一端に設けられた被連結部9と、他端に設けられて、被連結部9に対して係脱自在な連結用フック8とを備え、連結用フック8は、被連結部9に上から被さる係合姿勢に対して、当該被連結部9から上方に離れた係合前姿勢と、係合姿勢から付勢力で下降限まで傾動した待機姿勢との間で上下動自在に軸支され、この連結用フック8が待機姿勢にあるときは、この待機姿勢の連結用フック8と被連結部9とが互いに接触することなく、前後に隣接する搬送用走行体1が、それぞれのロードバー7どうしが互いに突き合う接続状態まで、接近出来る。【選択図】図4

Description

本発明は、摩擦駆動される搬送用走行体利用の搬送装置に関するものである。
摩擦駆動される搬送用走行体利用の搬送装置は、全長にわたって連続する摩擦駆動用のロードバーを備えた搬送用走行体と、走行経路脇に配設されて前記ロードバーに圧接する摩擦駆動輪により前記搬送用走行体を走行駆動する摩擦駆動手段を備えたものであって、上側に被搬送物を支持する台車形式の搬送用走行体や下側に被搬送物を吊り下げるトロリー形式の搬送用走行体などを使用する各種構成のものが知られている。
一般的のこの種の摩擦駆動される搬送用走行体利用の搬送装置では、当該搬送用走行体の走行経路に沿って、前記ロードバーの全長とほぼ等しい間隔で前記摩擦駆動手段の摩擦駆動輪を配列することにより、搬送用走行体を任意の間隔を保たせて走行させることが出来るだけでなく、前記摩擦駆動手段が装備されていない走行経路領域では、この走行経路領域内の全ての搬送用走行体を、この走行経路領域の入り口の摩擦駆動手段によって当該走行経路領域内に送り込まれる搬送用走行体によって後押し駆動することが出来る。更に、必要に応じて前後に隣接する搬送用走行体どうしを互いに連結することが出来る連結手段を各搬送用走行体に装備させた構成も、例えば特許文献1によって知られている。この特許文献1に記載された連結手段は、前記後押し駆動のための領域内への搬送用走行体の送り込みが出来なくなった場合に、当該領域の出口側の摩擦駆動手段によって送り出される搬送用走行体によって、後押し駆動のための領域内に残っている搬送用走行体を牽引して、当該後押し駆動のための領域内から強制的に引き出すための手段として利用することが出来るものである。又、特許文献1には、連結手段を連結解除状態に保持させておくことにより、この種の連結手段を持たない従来の搬送装置と同様に、前後に隣接する搬送用走行体のロードバーが互いに突き合う状況で、各搬送用走行体を摩擦駆動により走行させることが出来る構成も記載されている。
特開2006−117079号公報
特許文献1に記載の構成によれば、前後に隣接する搬送用走行体のロードバーが互いに突き合う状況において、搬送用走行体どうしを連結手段によって互いに連結させた状態で走行させることも、当該連結手段を連結解除状態に保持して、後ろ側の搬送用走行体のロードバーで前側の搬送用走行体のロードバーを突き押しして走行させることも可能であるが、この特許文献1に記載の、連結手段を連結解除状態に保持させておくための構成は、連結手段を連結解除状態に保持させておく領域の全長にわたって、前記連結用フックを連結解除状態に保持させておくための連結用フック操作レールを並設するか又は、連結用フックを連結作用状態と連結解除状態の何れかに択一的に弾性力で保持出来るように構成し、連結用フックを連結作用状態又は連結解除状態に切り換える場所に、連結用フック操作レールを並設するものである。
前者の構成では、長尺の連結用フック操作レールが必要であるばかりでなく、その長尺の連結用フック操作レールに連結用フック側の被操作部を連続的に作用させておくものであるから、騒音の発生や、連結用フック側の被操作部の耐用命数が短くなるなどの問題点があり、後者の構成では、複雑な不安定切換え機構が必要であるばかりでなく、この不安定切換え機構の動作の不具合によって所期通りの作用を行わせることが出来なくなる恐れもある。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる搬送用走行体利用の搬送装置を提案するものであって、本発明に係る搬送用走行体利用の搬送装置は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、全長にわたって連続する摩擦駆動用のロードバー(7)を備えた搬送用走行体(1)と、走行経路脇に配設されて前記ロードバー(7)に圧接する摩擦駆動輪(31)により前記搬送用走行体(1)を走行駆動する摩擦駆動手段(32)を備え、前記搬送用走行体(1)には、前後に隣接する搬送用走行体(1)どうしを、それぞれのロードバー(7)が互いに連続する状態に連結する連結手段が設けられ、当該連結手段は、ロードバー(7)の前後両端の内の一端に設けられた被連結部(9)と、他端に設けられて、隣接する他の搬送用走行体(1)の前記被連結部(9)に対して係脱自在な連結用フック(8)と、この連結用フック(8)に設けられた被操作部(25)から成り、搬送用走行体(1)の走行経路側に、前記被操作部(25)に作用して連結用フック(8)を、前記被連結部(9)に対する係合姿勢と非係合姿勢とに切り換える連結用フック操作レール(30)が配設されている搬送用走行体利用の搬送装置において、
前記連結用フック(8)は、隣接する他の搬送用走行体(1)の前記被連結部(9)に対して上に被さる係合姿勢に対して、当該被連結部(9)から上方に離れた係合前姿勢と、前記係合姿勢から付勢力で下降限まで傾動した待機姿勢との間で上下動自在に軸支され、この連結用フック(8)が前記待機姿勢にあるときは、この待機姿勢の連結用フック(8)と、隣接する他の搬送用走行体(1)の前記被連結部(9)とが互いに接触することなく、前後に隣接する搬送用走行体(1)が、それぞれのロードバー(7)どうしが互いに突き合う接続状態まで、接近出来る構成になっている。
上記本発明の構成によれば、前後に隣接する搬送用走行体を、それぞれのロードバーが突き合う接続状態で連結手段により連結させることにより、連結された複数台の搬送用走行体を摩擦駆動により一体に走行駆動することが出来、その連結手段を連結解除状態に切り換えることにより、各搬送用走行体を任意の間隔で摩擦駆動により走行させることが出来るのであるが、この連結手段を連結解除状態に切り換えた状態での各搬送用走行体の摩擦駆動時にも、前後に隣接する搬送用走行体を連結手段により連結させているときと同様に、各搬送用走行体のロードバーが互いに突き合う接続状態で各搬送用走行体を摩擦駆動することが出来るものである。即ち、連結用フックが連結解除姿勢にあるときに前後の搬送用走行体を互いに接近移動させたとき、前後両搬送用走行体のロードバーどうしが突き合う前に、一方の搬送用走行体の連結解除姿勢の連結用フックと他方の搬送用走行体の被連結部とが互いに衝突してしまって、搬送用走行体間のピッチが広くなってしまう構成では、摩擦駆動手段の摩擦駆動輪の間隔をロードバーの全長よりも短くして、摩擦駆動輪の個数を増やしておかなければならなくなるが、上記のように連結手段を連結解除状態に切り換えた状態でも、各搬送用走行体のロードバーが互いに突き合う接続状態とすることが出来るのであるから、連結手段を持たない構成の搬送装置と同様に、ロードバーの全長と同一の間隔で摩擦駆動輪を配列させて、各搬送用走行体を、それぞれのロードバーが互いに突き合う接続状態で摩擦駆動することが出来る。
以上のように本発明の摩擦駆動による搬送用走行体利用の搬送装置は、搬送用走行体どうしを連結する連結手段を利用する従来周知の各種の連結摩擦駆動方式の実行と、当該連結手段により搬送用走行体どうしを連結しない状態での非連結摩擦駆動方式の実行とが可能なものであり、しかも、先に示した特許文献1に記載のものと同じように、非連結摩擦駆動方式においても、各搬送用走行体のロードバーが互いに突き合う接続状態で摩擦駆動出来るものであるが、本発明の最大の特徴は、非連結摩擦駆動方式を実行する場合に、連結手段を連結解除状態に切り換えてその状態を保持させるために、先に示した特許文献1に記載の構成のように、特別な手段、例えば連結用フックを連結解除姿勢に切り換えて一定区間保持する手段としての長尺の連結用フック操作レールや、不安定切換え機構と当該不安定切換え機構を切り換える操作レールなどの専用の手段が全く不要であり、連結用フックが重力(勿論、下向きに作用するスプリングを併用しても良い)で下降限まで傾動した待機姿勢にしておくだけで良いので、極めて安価に実施出来るだけでなく、連結手段を備えていない構成と同じ状況を、確実に実現できる点にある。
尚、上記本発明を実施する場合、前記ロードバー(7)の前記被連結部(9)が設けられる端部には、そのロードバー(7)上面から上方に突出する柱状部(28a)と、この柱状部(28a)の上端から、係合相手の連結用フック(8)のある側に延出する水平支持部(28b)とから成る倒立L字状支持部材(28)を取り付け、前記被連結部(9)は、倒立L字状支持部材(28)の前記水平支持部(28b)の先端上面側に突設し、連結用フック(8)が前記待機姿勢にある状態で、前後に隣接する搬送用走行体(1)が、それぞれのロードバー(7)どうしが互いに突き合う接続状態まで接近したとき、前記待機姿勢の連結用フック(8)の先端フック部(21)が、前記倒立L字状支持部材(28)の水平支持部(28b)とその下側に位置するロードバー(7)との間の空間内に入り込むように構成することにより、上記本発明を容易に実施することが出来る。
又、前記連結用フック(8)は、フック部(21)のある先端に対して後端部を、前記ロードバー(7)の端部の上面に立設された柱状支持部材(22)に水平支軸(23)により上下動自在に軸支し、前記柱状支持部材(22)には、連結用フック(8)の上下動範囲を前記係合前姿勢と前記待機姿勢との間の範囲に規制するストッパー部(22a,22b)を設け、この連結用フック(8)が重力で前記待機姿勢に保持されるように構成するのが、実用的である。更に、連結手段の前記被連結部(9)は、倒立L字状支持部材(28)の前記水平支持部(28b)の先端上面側に垂直支軸によって回転自在に軸支されたローラー(29)から構成し、連結用フック(8)の前記先端フック部(21)は、この連結用フック(8)の先端から下向きに突出する下向き突起部(8a)の内側に、前記ローラー(29)の直径よりも横巾の広い左右横方向の帯状板(24)を、前記下向き突起部(8a)から左右両側に張り出すように付設して構成することが出来る。
図1は、互いに連結された状態で走行する搬送用走行体を示す一部切欠き平面図である。 図2は、同側面図である。 図3は、同縦断正面図である。 図4Aは、連結用フックが待機姿勢にある状態で、前側の搬送用走行体に対して後ろ側の搬送用走行体が接近走行する状態を示す要部の一部縦断側面図、図4Bは、図4Aに示す状態から、前側の搬送用走行体を後ろ側の搬送用走行体が後押しする状態に至ったときを示す一部縦断側面図である。 図5は、図4Aの状態を示す一部切欠き平面図である。 図6Aは、連結手段によって搬送用走行体どうしを連結するときの第一段階を示す要部の一部切欠き側面図、図6Bは、同第二段階を示す要部の一部切欠き側面図である。 図7は、搬送用走行体どうしが連結されて走行する状態を示す要部の一部切欠き側面図である。 図8A〜図8Cは、搬送用走行体の摩擦駆動による各種走行状態を説明する概略平面図である。 図9A及び図9Bは、複数台の搬送用走行体を連結して走行する場合を説明する概略平面図である。
図1〜図3に示すように、搬送用走行体1は、前後一対のロードトロリー2,3によって前後両端の巾方向中央位置が支持されたワーク支持台6、ロードトロリー2,3と前後のガイドトロリー4,5によって支持されたロードバー7、ロードバー7の後端部上に設けられた連結用フック8、及びロードバー7の前端部上に設けられた被連結部9を備えている。この搬送用走行体1は、走行経路に沿って架設された走行用ガイドレール10に、前記各トロリー2〜5を介して走行自在に支持されている。
ロードバー7は、その全長がワーク支持台6の全長よりも長いもので、ロードトロリー2,3によって前後両端が支持される中央ロードバー単体11aと、この中央ロードバー単体11aよりも短くて、ロードトロリー2,3とガイドトロリー4,5によって前後両端が支持される前後一対の接続ロードバー単体11b,11c、及び接続ロードバー単体11b,11cよりも短くて、ガイドトロリー4,5によって内端部が片持ち状に支持される両端ロードバー単体11d,11eから構成されている。
各ロードバー単体11a〜11e間の接続部は、各トロリー2〜5から立設された垂直軸の周りに水平方向に相対揺動自在な関節部12a〜12dとなっており、更に、図4に示すように、全てのトロリー2〜5は、前記関節部12a〜12dを構成する垂直軸13を支持する支持部材14が、左右横向きの水平支軸15によって前後揺動自在に軸支され、この支持部材14の前後両側に、走行用ガイドレール10を構成する左右一対の溝形レール10a,10b(図3参照)にそれぞれ嵌合する左右一対の支持用車輪16と、両溝形レール10a,10bの上側辺間に嵌合して垂直支軸の周りに回転可能な位置決め用ローラー17を備えており、両端ロードバー単体11d,11eは、前記垂直軸13を介してガイドトロリー4,5に固定されて、常に走行用ガイドレール10と平行な向きを保つように構成されている。上記構成により搬送用走行体1は、走行用ガイドレール10の水平カーブ経路部や昇降経路部においても問題なく走行出来る。
ワーク支持台6は、ロードトロリー2,3が備える関節部12b,12cの垂直軸13の上端部に支持されるが、この垂直軸13と結合されるワーク支持台6側の前後一対の垂直支柱部6a,6bには、左右両側に延出する水平アーム18が突設され、これら各水平アーム18の外端に、左右横向きの水平支軸によって上下動抑止用ローラー19が軸支されている。ワーク支持台6に搭載されたワークに対する作業を行う作業ラインでは、前記上下動抑止用ローラー19を転動自在に支持してワーク支持台6を水平姿勢に支持する左右一対の揺れ止め用ガイドレール20が架設される。
次に、前記連結用フック8と被連結部9とから成る連結手段について、図4及び図5に基づいて具体構造を説明すると、連結用フック8は、ロードバー7の横巾とほぼ同じ程度の横巾を有するものであって、その先端フック部21に対して後端部は二股状に形成されている。一方、ロードバー7の後端に位置するロードバー単体11eの上面には、柱状支持部材22が取り付けられ、この柱状支持部材22の上端部とこれに外嵌する連結用フック8の後端二股部とが、左右横向きの水平支軸23により連結されて、連結用フック8が水平支軸23の周りに上下揺動可能なように構成されている。そして前記柱状支持部材22には、連結用フック8の上下動範囲を規制するストッパー部22a,22bが設けられ、この連結用フック8が重力によって下側ストッパー部22bで受け止められる待機姿勢に保持されるように構成されている。
連結用フック8が前記待機姿勢にあるとき、この連結用フック8は、水平支軸23の位置から斜め後方下向きに傾斜して、ロードバー7の後端(ロードバー単体11eの後端)より後方へ延出し、先端フック部21は、ロードバー7の上面高さより若干高い位置にある。この連結用フック8の先端フック部21は、連結用フック8の先端から下向きに突出する下向き突起部8aの内側に、この連結用フック8よりも横巾の広い左右横方向の帯状板24が、前記下向き突起部8aから左右両側に張り出すように付設されて構成されている。連結用フック8を重力に抗して水平支軸23の周りに上動させて、柱状支持部材22の上側ストッパー部22aに当接させたとき、この連結用フック8は、水平支軸23の位置から斜め後方上向きに傾斜した係合前姿勢となり、この係合前姿勢と前記待機姿勢との間で水平支軸23の位置からほぼ水平後方に延出する姿勢が、前記被連結部9に係合する係合姿勢となる。
又、連結用フック8には、この連結用フック8を前記待機姿勢から前記係合前姿勢まで上動させるときの被操作部25が設けられている。この被操作部25は、図4及び図5に示すように、連結用フック8の長さ方向の中間位置の側面から横方向に固着突設された水平アーム26の先端に、左右横向きの水平支軸によって回転自在に軸支されたローラー27によって構成されている。
ロードバー7の前端のロードバー単体11dの上面には、関節部12aに隣接する内端部から上方に突出する柱状部28aと、この柱状部28aの上端から、前方へ水平に延出する水平支持部28bとから成る倒立L字状支持部材28が取り付けられ、この倒立L字状支持部材28の前記水平支持部28bの先端上面に、ローラー29が垂直支軸によって回転自在に軸支され、このローラー29によって前記被連結部9が構成されている。
以上のように構成された搬送用走行体1は、以下のように使用することが出来る。即ち、搬送用走行体1の後端の連結用フック8は、特に操作されない限り、常に図4に示すように、重力で斜め後方下方に傾斜する待機姿勢で安定している。このように連結用フック8が待機姿勢にある搬送用走行体1に対して、搬送用走行体1を後方から接近させるように走行用ガイドレール10上で移動させると、図4Aに示すように、待機姿勢の連結用フック8は、ロードバー7の上面高さよりも高い位置にあるので、後ろ側の搬送用走行体1のロードバー7の前端部、即ち、被連結部9を備えた前端のロードバー単体11dは、前側の搬送用走行体1の待機姿勢の連結用フック9の下側を通って、図4Bに示すように、前側の搬送用走行体1のロードバー7の後端に後ろ側の搬送用走行体1のロードバー7の前端が当接する位置まで移動することが出来る。このとき、前側の搬送用走行体1における待機姿勢の連結用フック9は、後ろ側の搬送用走行体1における倒立L字状支持部材25の水平支持部25bと、当該後ろ側の搬送用走行体1におけるロードバー7の上面(前端のロードバー単体11dの上面)との間の空間内に入り込んでいる。このようにして、連結用フック8と被連結部9とから成る連結手段を持たない搬送用走行体と同様に、走行用ガイドレール10上の各搬送用走行体1を、それぞれのロードバー7の端どうしが突き合う接続状態に配列することが出来る。
前側の搬送用走行体1に対して後ろ側の搬送用走行体1を、連結用フック8と被連結部9とから成る連結手段で連結するときは、その連結作業位置の走行経路脇に、図4に示した待機姿勢にある連結用フック8を、図6に示す係合前姿勢に切り換えるための連結用フック操作レール30を架設しておく。この連結用フック操作レール30は、連結用フック8の片側に突設した前記被操作部25(ローラー27)を、搬送用走行体1の前進走行に伴って掬い上げ、この連結用フック8を待機姿勢から、柱状支持部材22の上側のストッパー部22aに当接する係合前姿勢に切り換えるものである。このように連結用フック8の被操作部25(ローラー27)が連結用フック操作レール30上に乗り上げて、連結用フック8が係合前姿勢に切り換えられたならば、その位置で搬送用走行体1を停止待機させる。この係合前姿勢にある連結用フック8は、図6に示すように、その先端フック部21が、搬送用走行体1の前端側の被連結部9(ローラー29)の上面高さよりも高い位置となるように構成されている。
上記のように、連結用フック8が係合前姿勢に切り換えられた状態で停止している前側の搬送用走行体1に対して後方から接近するように、後ろ側の搬送用走行体1を走行用ガイドレール10上で走行させる。この結果、図6に示すように、後ろ側の搬送用走行体1は、そのロードバー7の前端部上にある被連結部9(ローラー29)が、停止している前側の搬送用走行体1のロードバー7の後端部上で係合前姿勢にある連結用フック8の下側に入り込んで、当該後ろ側の搬送用走行体1のロードバー7の前端が、停止している前側の搬送用走行体1のロードバー7の後端に当接させることが出来る。この状態で、前後両搬送用走行体1を摩擦駆動して一体に前進走行させるか又は、前進走行する後ろ側の搬送用走行体1のロードバー7の前端で、前側の搬送用走行体1のロードバー7の後端を突き押しする状態で、前側の搬送用走行体1を前進走行させることにより、連結用フック操作レール30上にあった連結用フック8の被操作部25(ローラー27)が、当該連結用フック操作レール30上から前方に外れ、前側の搬送用走行体1の係合前姿勢にあった連結用フック8が重力で下方に揺動し、図7に示すように、その下側に入り込んでいた後ろ側の搬送用走行体1の被連結部9(ローラー29)に被さる係合姿勢に切り換わる。
上記のように前側の搬送用走行体1の後端の連結用フック8が係合待機姿勢から係合姿勢に切り換わって、後ろ側の搬送用走行体1の前端の被連結部9(ローラー29)に係合したならば、当該連結用フック8の先端フック部21の帯状板24が、後ろ側の搬送用走行体1の前端の被連結部9(ローラー29)の直後に位置することになって、この前後両搬送用走行体1は、連結用フック8と被連結部9とから成る連結手段によって連結された状態になるので、前側の搬送用走行体1を前進走行駆動することにより、後ろ側の搬送用走行体1を牽引して一体に前進走行させることが出来る。勿論、後ろ側の搬送用走行体1を前進走行駆動して、前側の搬送用走行体1を、ロードバー7を介しての突き押しにより前進走行させることも出来る。この場合は、連結用フック8の先端フック部21の帯状板24と被連結部9(ローラー29)との間には隙間が生じて、連結用フック8と被連結部9とには負荷が働かない。
搬送用走行体1を前進走行駆動するための摩擦駆動手段としては、図3に仮想線で示し且つ図8及び図9に概略を示すように、ロードバー7にバネ力で圧接した状態でモーター駆動される摩擦駆動輪31を備えた摩擦駆動手段32が使用されるが、この摩擦駆動手段32は、従来周知のように、ロードバー7を左右両側から挟むように左右一対の摩擦駆動輪31が設けられたもの、ロードバー7の片面のみに圧接する1つの摩擦駆動輪31が設けられたもの、摩擦駆動輪31と遊転自在なバックアップローラーとでロードバー7を挟む構成のものなどが使用出来る。この摩擦駆動手段32は、図8A及び図8Bに示すように、搬送用走行体1のロードバー7の全長RLよりも長くない間隔Dで、搬送用走行体1の走行経路に沿って設置して、各摩擦駆動手段32の摩擦駆動輪31を同一速度で回転駆動することにより、図8Aに示すように、各搬送用走行体1を、ロードバー7間に任意の間隔dを保った状態で、同一速度で前進走行させたり、図8Bに示すように、各搬送用走行体1を、ロードバー7どうしを突き合わせた接続状態で前進走行させることが出来る。これら図8A及び図8Bに示す状態で搬送用走行体1を前進走行させる場合は、各搬送用走行体1の連結用フック8は、機能しない待機姿勢に切り換えておくことになる。
図8Cは、搬送用走行体1のストレージ領域33と、これに続く高速走行領域34を示している。このストレージ領域33には、その図示省略した入り口部と、図示される出口部とに、それぞれ低速駆動用摩擦駆動手段32Aが配設され、高速走行領域34には、前記間隔Dで高速駆動用摩擦駆動手段32Bが配設される。この構成によれば、ストレージ領域33の入り口の低速駆動の摩擦駆動手段によってこのストレージ領域33内に送り込まれた搬送用走行体1は、当該入り口の低速駆動用摩擦駆動手段32Aによってこのストレージ領域33内に送り込まれる後ろ側の搬送用走行体1によって、ロードバー7を介して後押し駆動されて、順番にストレージ領域33内に送り込まれるので、このストレージ領域33内では、各搬送用走行体1が、そのロードバー7どうしが突き合う接続状態で、一体に低速前進走行することになる。このようにしてストレージ領域33内に、出口の低速駆動用摩擦駆動手段32Aに達するまで搬送用走行体1が送り込まれた状態になった後は、必要に応じて当該出口に配設された低速駆動用摩擦駆動手段32Aを稼働させて、低速で次の高速走行領域34に向けて送り出し、同時に入り口側から搬送用走行体1を後押し駆動により送り込んで、常にストレージ領域33内の全域に搬送用走行体1が詰められてストレージされる状態に維持される。高速走行領域34内では、高速駆動用摩擦駆動手段32Bによって、各搬送用走行体1を、ロードバー7間に任意の間隔を保った状態で、一定高速度で前進走行させることが出来る。
このようなストレージ領域33における使用形態においても、基本的には、各搬送用走行体1の連結用フック8は、搬送用走行体1どうしの連結手段として機能しない待機姿勢に切り換えておくことになるが、ストレージ領域33の入り口の搬送用走行体送り込み用の摩擦駆動手段が故障したとき、ストレージ領域33内にある搬送用走行体1を、出口の低速駆動用摩擦駆動手段32Aによって送り出すことが出来ない。このような状況に対応出来るように、ストレージ領域33の入り口に連結用フック操作レール30を併設し、このストレージ領域33内に送り込まれる各搬送用走行体1の連結用フック8を、待機姿勢から一旦係合前姿勢まで上動させた後に下動させて、後ろ側の搬送用走行体1の被連結部9に被さる係合姿勢に切り換えておくことが出来る。この場合、通常動作時には後ろ側の搬送用走行体1が前側の搬送用走行体1を、ロードバー7どうしの突き合いによって後押し移動させるのであるから、基本的には、連結用フック8は係合姿勢にあるだけで、負荷は作用していない。
このように使用することにより、上記のような事態が生じたときに、ストレージ領域33の出口にある低速駆動用摩擦駆動手段32Aによって、このストレージ領域33内にある全ての搬送用走行体1を、前側の搬送用走行体1の係合姿勢にある連結用フック8によって後ろ側の搬送用走行体1を、その被連結部9を介して牽引する状態で、引き出すことが出来るのであるが、このストレージ領域33に、搬送用走行体1間(ロードバー7間)に必要間隔を空けて走行させる高速走行領域34がつながっているときは、図示のように、ストレージ領域33の出口にある低速駆動用摩擦駆動手段32Aから、次の高速走行領域34の入り口にある高速駆動用摩擦駆動手段32Bまでの間隔を、ロードバー7の全長より長くして、ストレージ領域33の出口にある低速駆動用摩擦駆動手段32Aで送り出される搬送用走行体1Aによって後押し駆動される搬送用走行体1Bが、高速走行領域34の入り口にある高速駆動用摩擦駆動手段35に到達する前に、当該搬送用走行体1Bの連結用フック8を、連結用フック操作レール30により係合前姿勢に切り換え、この搬送用走行体1Bの連結用フック8が係合前姿勢にある状態で、当該搬送用走行体1Bが高速走行領域34の入り口にある高速駆動用摩擦駆動手段35に到達し、当該搬送用走行体1Bが搬送用走行体1Aより前方に離れるように高速駆動された後に、当該搬送用走行体1Bの連結用フック8が連結用フック操作レール30から離れて元の待機姿勢に復帰するように構成することが望ましい。
図9は、複数台の搬送用走行体1を、連結用フック8と被連結部9とで構成された連結手段(8,9)で連結し一体化して、1つの長尺搬送用走行体として摩擦駆動出来るようにした実施例を示している。即ち、図9Aでは、2台の搬送用走行体1を連結手段(8,9)で連結一体化して連結搬送用走行体1x2とし、その連結搬送用走行体1x2の全長(前後2本のロードバー7の全長)RLx2より長くない間隔Dx2で配列された摩擦駆動手段32によって、連結搬送用走行体1x2を任意の間隔を保って摩擦駆動出来るように構成している。又、図9Bでは、3台の搬送用走行体1を連結手段(8,9)で連結一体化して連結搬送用走行体1x3とし、その連結搬送用走行体1x3の全長(前後3本のロードバー7の全長)RLx3より長くない間隔Dx3で配列された摩擦駆動手段32によって、連結搬送用走行体1x3を任意の間隔を保って摩擦駆動出来るように構成している。このように複数台の搬送用走行体1を連結手段(8,9)で連結一体化する場合、図6及び図7に示した連結用フック操作レール30を利用して、定位置に送り込まれてくる各搬送用走行体1を、所要台数の連結搬送用走行体1x2,1x3として送り出せば良い。この場合、定位置に配設された1つの連結用フック操作レール30を使用して、所要台数の搬送用走行体1が連結されるまで、前後に突き合う状態の搬送用走行体1を、搬送用走行体1の1台長さずつ順次送り出すようにしても良いし、定位置には、所要台数の搬送用走行体1が互いに突き合う接続状態で停止しているときに、各搬送用走行体1間の各連結箇所に対応するように連結用フック操作レール30を配設しておき、この定位置で所要台数の搬送用走行体1が互いに突き合う接続状態になった後に、当該所要台数の搬送用走行体1の全てを前進走行させることにより、搬送用走行体1間の連結手段(8,9)が、各連結用フック操作レール30から前方に離れて自動的に連結状態になるようにしても良い。
図9に示す実施例においては、連結搬送用走行体1x2/1x3を構成する搬送用走行体1の内、摩擦駆動手段32によって摩擦駆動される搬送用走行体1よりも後方に位置する搬送用走行体1は、連結手段(8,9)を介して前側の搬送用走行体1に牽引されることになり、摩擦駆動手段32によって摩擦駆動される搬送用走行体1よりも前方に位置する搬送用走行体1は、後ろ側の搬送用走行体1によって、ロードバー7を介して後押し駆動されることになる。従って、連結手段(8,9)を介して牽引される搬送用走行体1の台数が多くなると、連結手段(8,9)に作用する負荷も大きくなるので、例えば図9Bに示す3台連結の連結搬送用走行体1x3の場合、仮想線で示すように、摩擦駆動手段32間の間隔Dx3を、間隔Dx3より短い間隔Dx3<に狭めて、連結搬送用走行体1x3の先頭の搬送用走行体1と後方の搬送用走行体1の両方が摩擦駆動されるように構成することが出来る。
本発明の搬送用走行体利用の搬送装置は、一定走行経路上で摩擦駆動される搬送用走行体の複数台を連結手段によって連結一体化した状態で任意の間隔おきに走行させることが可能なものでありながら、前記連結手段を機能しない状態に簡単に切り換えて、後ろ側の搬送用走行体で前側の搬送用走行体を後押しする接続状態で走行させることも可能な搬送装置として、自動車組み立てラインなどで活用することが出来る。
1 搬送用走行体
2,3 ロードトロリー
4,5 ガイドトロリー
6 ワーク支持台
7 ロードバー
8 連結用フック
9 被連結部
(8,9) 連結手段
10 走行用ガイドレール
11a〜11e ロードバー単体
12a〜12d 関節部
19 上下動抑止用ローラー
20 揺れ止め用ガイドレール
21 先端フック部
22 柱状支持部材
22a,22b ストッパー部
23 水平支軸
24 帯状板
25 被操作部
26 水平アーム
27,29 ローラー
28 倒立L字状支持部材
28a 柱状部
28b 水平支持部
30 連結用フック操作レール
31 摩擦駆動輪
32,32A,32B 摩擦駆動手段
33 ストレージ領域
34 高速走行領域

Claims (4)

  1. 全長にわたって連続する摩擦駆動用のロードバーを備えた搬送用走行体と、走行経路脇に配設されて前記ロードバーに圧接する摩擦駆動輪により前記搬送用走行体を走行駆動する摩擦駆動手段を備え、前記搬送用走行体には、前後に隣接する搬送用走行体どうしを、それぞれのロードバーが互いに連続する状態に連結する連結手段が設けられ、当該連結手段は、搬送用走行体の前後両端の内の一端に設けられた被連結部と、他端に設けられて、隣接する他の搬送用走行体の前記被連結部に対して係脱自在な連結用フックと、この連結用フックに設けられた被操作部から成り、搬送用走行体の走行経路側に、前記被操作部に作用して連結用フックを、前記被連結部に対する係合姿勢と非係合姿勢とに切り換える連結用フック操作レールが配設されている搬送用走行体利用の搬送装置において、
    前記連結用フックは、隣接する他の搬送用走行体の前記被連結部に上から被さる係合姿勢に対して、当該被連結部から上方に離れた係合前姿勢と、前記係合姿勢から付勢力で下降限まで傾動した待機姿勢との間で上下動自在に軸支され、この連結用フックが前記待機姿勢にあるときは、この待機姿勢の連結用フックと、隣接する他の搬送用走行体の前記被連結部とが互いに接触することなく、前後に隣接する搬送用走行体が、それぞれのロードバーどうしが互いに突き合う接続状態まで、接近出来るように構成されている、搬送用走行体利用の搬送装置。
  2. 前記ロードバーの前記被連結部が設けられる端部には、そのロードバー上面から上方に突出する柱状部と、この柱状部の上端から、係合相手の連結用フックのある側に延出する支持部とから成る倒立L字状支持部材が取り付けられ、前記被連結部は、倒立L字状支持部材の前記支持部の先端上面側に突設され、連結用フックが前記待機姿勢にある状態で、前後に隣接する搬送用走行体が、それぞれのロードバーどうしが互いに突き合う接続状態まで接近したとき、前記待機姿勢の連結用フックの先端フック部が、前記倒立L字状支持部材の支持部とその下側に位置するロードバーとの間の空間内に入り込むように構成されている、請求項1に記載の搬送用走行体利用の搬送装置。
  3. 前記連結用フックは、フック部のある先端に対して後端部が、前記ロードバーの端部の上面に立設された柱状支持部材に水平支軸により上下動自在に軸支され、前記柱状支持部材には、連結用フックの上下動範囲を前記係合前姿勢と前記待機姿勢との間の範囲に規制するストッパー部が設けられ、この連結用フックが重力で前記待機姿勢に保持されるように構成されている、請求項1又は2に記載の搬送用走行体利用の搬送装置。
  4. 連結用フックの前記被連結部は、倒立L字状支持部材の前記支持部の先端上面側に垂直支軸によって回転自在に軸支されたローラーから成り、連結用フックの前記先端フック部は、この連結用フックの先端から下向きに突出する下向き突起部の内側に、前記ローラーの直径よりも横巾の広い左右横方向の帯状板が、前記下向き突起部から左右両側に張り出すように付設されて構成されている、請求項2又は3に記載の搬送用走行体利用の搬送装置。
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