JP2017021417A - データ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラム - Google Patents

データ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】汎用の通信ネットワークを用いて、定周期時間でデータを取得することができるデータ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラムを提供する。【解決手段】実施形態に係るデータ収集装置は、通信ネットワークを介して、第1時間で取得された第1データを、前記第1時間に関連付け、第2時間で取得された第2データを、前記第2時間に関連付けるデータ補正部と、前記関連付けとともに、前記第1データおよび前記第2データを格納し、固定時間である第3時間を格納する記憶部と、を備える。前記データ補正部は、前記第3時間で前記第1データを前記記憶部から読み出し、前記第3時間で前記第2データを読み出す。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、データ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラムに関する。
プラントの製造ラインにおいては、数ms〜10ms(ミリ秒)程度の定周期で更新される専用ネットワークが用いられることがある。このような専用ネットワークの送受信データの遅延時間のばらつきは1ms以下となることが要求されることがある。プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、以下、PLCという。)は、各工程の温度等の環境パラメータの計測信号を入力したり、各種アクチュエータ等を駆動するための駆動信号を出力したりする入出力モジュールと、ラダープログラム等により入出力モジュールを介してアクチュエータ等を制御するコントローラ等を有している。これらの入出力モジュール等で扱う外部入出力信号、各種品質データ等は、この専用ネットワーク上に展開され、データ収集装置によって、定周期で収集され、蓄積される。近年、PLCソフトウェアの試験に用いられる内部信号についても、専用ネットワーク上に出力して、展開し、外部入出力信号等と同様に定周期で収集することによって、試験の効率化がはかられている。
この専用ネットワークを汎用の産業用イーサネット(登録商標)に置き換えた場合には、データの更新周期のばらつきが10〜100msとなることがあり、内部信号の送受信に関しては定周期性が確保されないため、一般にPLCソフトウェアの試験には適さない。
このため、PLCソフトウェアの試験に使用する内部信号については、ネットワーク上に展開せずに、専用のツールを用いて直接PLCから採取する方法が採られている。しかしながら、この方法では、外部入出力信号や各種品質データ等のデータとPLCソフトウェアの試験に使用する内部信号とを、同列に取り扱うことができず、試験の効率化を阻害することとなる。
データを定周期で収集、蓄積するのではなく、データ値の変化が大きい場合に収集、蓄積し、同時にデータ収集装置側に収集時の時刻データを格納する非定周期データ収集装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。しかしながら、この非定周期データ収集装置は、ネットワーク上に出力されたデータを収集するものではなく、収集されたデータの非定周期性を定周期に補正することを考慮していない。
実開昭58−51349号公報
実施形態は、通信ネットワークを専用ネットワークから汎用ネットワークに置き換えた場合であっても、定周期のデータを収集して復元することができるデータ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラムを提供することを目的とする。
実施形態に係るデータ収集装置は、通信ネットワークを介して、第1時間で取得された第1データを、前記第1時間に関連付け、前記第1時間の後の第2時間で取得された第2データを、前記第2時間に関連付けるデータ補正部と、前記関連付けとともに、前記第1データおよび前記第2データを格納し、第3時間を格納する記憶部と、を備える。前記データ補正部は、前記第3時間で前記第1データを前記記憶部から読み出した後、前記第3時間で前記第2データを読み出す。
本実施形態では、データ補正部によって、第1時間で取得された第1データが第1時間に関連付けられ、第2時間で取得された第2データが第2時間に関連付けられるので、第1データと第2データとを時間軸において区別することができる。記憶部に第3時間を格納しているので、第1データおよび第2データをそれぞれ第3時間に関連付けることができ、定周期の取得データを復元することができる。
第1の実施形態に係るデータ収集装置を例示するブロック図である。 第1の実施形態のデータ収集装置の一部を例示する図である。 第1の実施形態のデータ収集装置に関する各部の動作波形を模式的に例示するタイミング図である。 図4(a)および図4(b)は、第1の実施形態のデータ収集装置の動作を例示するフローチャートである。 図5(a)は、第2の実施形態に係るデータ収集装置を例示するブロック図である。図5(b)は、第2の実施形態のデータ収集装置の一部を例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態のデータ収集装置1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るデータ収集装置1を例示するブロック図である。
図2は、本実施形態のデータ収集装置1の一部である記憶部12を例示する図である。
図1に示すように、本実施形態のデータ収集装置1は、データ補正部10と、記憶部12と、を備える。データ収集装置1は、通信ネットワーク20を介して、プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLCという。)30に接続されている。通信ネットワーク20は、たとえば産業用イーサネット(登録商標)である。通信ネットワーク20は、遅延時間のばらつきの少ない専用通信ネットワークであってももちろんよい。
データ補正部10は、通信ネットワーク20から取得したPLC30のためのソフトウェアの試験用の内部信号33およびカウンタ信号35とを入力し、切り替わったカウンタ信号35ごとに内部信号33を関連付けて、内部信号33のデータとして記憶部12に格納する。データ補正部10は、記憶部12から定周期時間でデータを読み出して、たとえば出力インタフェース14に出力する。出力インタフェース14は、内部信号33のデータを画像データに変換してたとえばモニタ(図示せず)に出力し、ソフトウェアの試験の内部信号33の動作波形として表示する。
記憶部12は、補正前後の内部信号33のデータDnを格納する。内部信号33のデータDnは、カウンタ信号35のカウント値nごとにそのときの取得時間データTbnとともに記憶部12に格納される。より具体的には、たとえば、図2に示すように、記憶部12は、データを格納することができる複数の欄を有している。複数の欄のそれぞれは、たとえば記憶部12の所定のアドレスまたは領域にあらかじめ割り当てられている。複数の欄は、カウンタ値欄13aと、データ欄13bと、取得時間欄13cと、補正時間欄13dと、を含んでいる。カウンタ値欄13aには、カウンタ値n=1,2,3,…が格納される。データ欄13bには、それぞれのカウンタ値n=1,2,3,…に対応するデータD1,D2,D3,…が格納される。取得時間欄13cには、それぞれのカウンタ値n=1,2,3,…に対応するデータの取得時間Tb1,Tb2,Tb3,…が格納される。取得時間欄13cに格納される取得時間は、通信ネットワーク20上に出力されたデータのため、定周期性が維持されていない。つまり、Tb1≠Tb2≠Tb3等である。補正時間欄13dには、それぞれのカウンタ値n=1,2,3,…に対して同一の時間Taが格納されている。データD1,D2,D3,…は、それぞれカウンタ値n=1,2,3,…に関連付けられて各欄に格納される。取得時間Tb1,Tb2,Tb3,…も、それぞれカウンタ値n=1,2,3,…に関連付けられて各欄に格納される。つまり、データD1および取得時間Tb1の組は、カウンタ値n=1に関連付けられており、データD2および取得時間Tb2の組は、カウンタ値n=2に関連付けられており、データD3および取得時間Tb3の組は、カウンタ値n=3に関連付けられている。他のデータおよび取得時間についても同様である。
データ収集装置1は、たとえばコンピュータ端末である。コンピュータ端末であるデータ収集装置1の場合には、データ補正部10は、CPU(Central Processing Unit)あるいはMPU(Micro Processing Unit)に含まれてもよい。記憶部12は、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリや、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等を含む補助記憶装置に含まれていてもよい。また、記憶部12は、データ補正部10と相互に接続してデータの書き込み、読み出し等することができればよく、CPUやMPUに内蔵されたキャッシュメモリ等であってもよい。
データ補正部10は、たとえば記憶部12に格納されているプログラムを展開してCPUによって逐次実行されるプログラムにしたがって動作するようにしてもよい。
PLC30は、プログラマブルロジックコントローラである。PLC30は、内部信号出力部32と、カウンタ部34と、を有する。PLC30は、たとえば、メモリに格納されたシーケンスプログラムによってシステムの制御を行うコントローラ、およびコントローラによって駆動される入出力モジュール等を含んでいる。コントローラ、メモリおよび入出力モジュール等は、通信ネットワーク20上で接続されていてもよく、他の専用ネットワーク上で接続されコントローラ等を介して通信ネットワーク20に接続されていてもよい。PLC30は、たとえばコントローラに内部信号出力部32およびカウンタ部34を含むようにしてもよい。
内部信号出力部32は、内部信号33を出力する。内部信号33とは、たとえば各入出力モジュール等との間の送受信信号であり、PLC30のソフトウェアの試験のために用いられる信号をいう。内部信号33は、たとえば10msの定周期時間で通信ネットワーク20上に出力される。カウンタ部34は、たとえば10msの定周期時間でカウントアップするカウンタ信号35を生成して、それぞれカウンタ信号35に対応する内部信号33とともに通信ネットワーク20に出力される。なお、カウンタ部34の出力は、カウントアップ動作に限らず、カウントダウン動作でもよいのはいうまでもない。
本実施形態のデータ収集装置1の動作について説明する。
図3は、本実施形態のデータ収集装置1に関する各部の動作波形を模式的に例示するタイミング図である。
図4(a)および図4(b)は、本実施形態のデータ収集装置1の動作を例示するフローチャートである。
図3の最上段の動作波形Pでは、PLC30の内部信号出力部32から出力される内部信号33aおよびカウンタ部34から出力されるカウンタ信号35aの動作波形が、実時間軸40aとともに概念的に示されている。図3の2段目の動作波形Qでは、PLC30から出力され、通信ネットワーク20上における内部信号33bおよびカウンタ信号35bの動作波形が実時間軸40aとともに概念的に示されている。図3の最下段の動作波形Rでは、データ収集装置1に入力された内部信号33bおよびカウンタ信号35bが、遅延時間のばらつきにより変動を受けた時間軸40b、ならびに、データ収集装置1によって補正された内部信号33cおよびカウンタ信号35cが、補正された時間軸40cとともに概念的に示されている。
図3の最上段の動作波形Pに示すように、PLC30の内部信号33aは、カウンタ信号35aによって設定される周期である定周期Taにしたがって内部信号出力部32から通信ネットワーク20に出力される。定周期Taは、たとえば10msである。つまり、10msごとにカウンタ信号35aが1つカウントアップされ、そのカウント値に対する内部信号33aが通信ネットワーク20に対して出力される。なお、カウンタ信号35aは、任意に設定された最大カウント値、たとえばn=16やn=256等に達した後、リセットされて動作を停止するか、カウント値1に再設定され、カウントアップおよび内部信号33aの出力動作が繰り返される。
図3の2段目の動作波形Qに示すように、定周期Taで取得され出力された内部信号33aは、通信ネットワーク20が汎用の産業用イーサネット(登録商標)上に展開されたときには、定周期性が維持されない。汎用の産業用イーサネット(登録商標)では、送受信の同時性が保証されず、通信トラフィック等によってネットワーク上に展開された信号の伝搬遅延時間は、たとえば10ms程度〜100ms程度まで大きくばらつくことがあるからである。そのため、信号の受信のタイミングは、この伝搬遅延時間のばらつきに支配されることがある。たとえば、動作波形Qのように、最初のカウンタ値1および2のときの信号周期Tb1およびTb2は、定周期Taよりも短く、3番目の信号周期Tb3は、定周期Taよりも長い。
図3の最下段の動作波形Rに示すように、通信ネットワーク20からデータ収集装置1に最初に取り込まれた内部信号33bは、通信ネットワーク20の伝搬遅延時間のばらつきのため、定周期性が維持されていない。たとえば、Tb1≠Taであり、Tb2≠Taであり、Tb3≠Ta等である。
本実施形態のデータ収集装置1では、定周期性が破たんした時間軸40bは、データ補正部10によって、定周期Tcを有する時間軸40cに補正され、内部信号33cは、定周期Tcでカウントアップされる信号に補正されて出力される。好ましくは、定周期Tcは、PLC30から出力される内部信号33aの定周期Taに等しく設定され、あらかじめ記憶部12に格納されている(図2)。
データ収集装置1は、データ補正部10によって、記憶部12からカウント値n=1,2,3,…にそれぞれ関連付けられたデータD1,D2,D3,…をカウント値の昇順にしたがって読み出し、たとえば出力インタフェース14に出力する。このとき、各データD1,D2,D3,…には、時間のデータとして定周期Taが用いられる。
図4(a)および図4(b)のフローチャートを用いて、本実施形態のデータ収集装置1の動作について、より具体的に説明する。図4(a)は、データ収集装置1が通信ネットワーク20上に非定周期で出力されているデータを取得する手順を示す。図4(a)に示すように、プログラムが開始されると、カウント値nの初期値が設定される。この例では、ステップS1において、データ補正部10によって、カウント値n=1に設定される。
データ補正部10では、カウント値nの最大値nmaxが設定されている。カウント値nの最大値は、たとえばnmax=16である。ステップS2において、データ補正部10によって、カウント値nと最大値nmaxとの大小関係が比較される。カウント値nが最大値nmaxよりも大きい場合には、プログラムを終了する。ステップS1に戻って以下説明するループを繰り返すようにしてもよい。カウント値nが最大値nmax以下の場合には、次のステップに遷移する。
ステップS3において、データ補正部10によって、内部信号33bのカウント値nに対応するデータDnを通信ネットワーク20から取得する。図3の動作波形Rの図では、カウント値n=1のときの内部信号33bは、データ値D1および時間Tb1を有する信号である。
ステップS4において、データ補正部10によって、取得されたデータ値D1および時間Tb1は、記憶部12のデータ欄13bおよび取得時間欄13c(図2)にそれぞれ格納される。
ステップS5において、データ補正部10によって、カウント値nに1を加算して上述のステップを繰り返す。つまり、データ値D2および時間T2は、カウント値n=2に関連付けられて、データ欄13bおよび取得時間欄13cに格納される。続いて、データ値D3および時間T3が、カウント値n=3に関連付けられて、データ欄13bおよび取得時間欄13cに格納される。
図4(b)は、データ収集装置1が定周期の時間軸40cで補正されたデータを取得する手順を示す。この例では、時間軸40cは、PLC30の定周期である時間Taに補正されている。図4(b)に示すように、ステップS11では、データ補正部10によって、カウント値n=1に設定される。ステップS12では、データ補正部によって、カウント値nが最大値nmaxであるか否かが判定され、最大値nmaxを超えているときには、プログラムを終了する。カウント値nが最大値以下の場合には、次のステップに遷移する。
ステップS13において、データ補正部10によって、カウント値n=1に対応するデータ値D1が読み出される。このとき、時間のデータとして、一定の時間である時間Taが合わせて読み出される。
ステップS14において、データ補正部10によって、読み出されたデータ値D1および時間Taを、出力インタフェース14に出力する。
ステップS15において、カウント値nに1を加算して、上述の動作を繰り返す。
このようにして、非定周期で通信ネットワーク20に出力されたデータDnを定周期時間のデータとして、出力することができる。なお、ステップS15において、データDnおよび時間Taの組については、出力インタフェース14に出力せず、他の処理ブロックによって信号処理等行うようにしてももちろんかまわない。
本実施形態のデータ収集装置1の作用および効果について説明する。
本実施形態のデータ収集装置1では、カウント値nごとに、通信ネットワーク20から各データDnを取得し、各データDnをカウント値nに関連付けて記憶部12に格納するので、取得時間Tbnごとのデータを取得時間Tbnの長さにかかわらず識別することができる。実質的に取得時間Tbnごとに識別されたデータを記憶部12に格納しているので、取得時間Tbnを、定周期の補正時間Taに置き換えることによって容易に時間軸の補正を行うことができる。したがって、PLC30からデータが出力される通信ネットワーク20には、送受信の同時性が要求されないので、汎用の産業用イーサネット(登録商標)を用いることができ、システムコストの低減をはかることができる。たとえば、鉄鋼プラント等においては、PLCソフトウェアの試験のための内部出力信号では、定周期時間である10msに対して、1ms以下のばらつきであることが要求される。そこで、本実施形態のデータ収集装置10を用いることによって、汎用の産業用イーサネット(登録商標)経由でPLCの内部信号のデータを収集することができ、PLCソフトウェアの試験のためのシステムの低コストに大きく貢献することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態のデータ収集装置1では、時間軸におけるデータの識別にカウンタ部34から生成されたカウンタ信号35を用いたが、他の信号を用いてもよい。本実施形態のデータ収集装置1aでは、PLC30のクロック信号55を用いる。
本実施形態のデータ収集装置1aの構成について説明する。
図5(a)は、本実施形態のデータ収集装置1aを例示するブロック図である。図5(b)は記憶部12aを例示する図である。
図5(a)に示すように、本実施形態のデータ収集装置1aは、データ補正部10aと、記憶部12aとを備える。データ収集装置1aは、通信ネットワーク20を介してPLC30aから内部信号33とともにクロック信号55を受信する。PLC30aは、クロック信号55を生成して通信ネットワーク20に出力するクロック生成部50を有している。
たとえば、各内部信号33は、クロック信号55ごとに関連付けられてデータ補正部10によって取得される。あるいは、複数のクロック信号55を組にして、各内部信号33と関連付けるようにしてもよい。たとえば、複数のクロック信号として、8個のクロック信号を1組とすることができる。1組のクロック信号群のそれぞれに対して、データ補正部10は、データを取得し、記憶部12aに格納する。
図5(b)に示すように、内部信号のデータD1,D2,D3,…は、8個のクロック信号50ごとに記憶部12aに格納される。8個のクロック信号50の組は、時間の古い方からカウンタ値n=1,2,3,…に関連付けられている。つまり、内部信号のデータD1,D2,D3,…は、カウンタ値n=1,2,3,…にそれぞれ関連付けられて記憶部12aに格納される。データ補正部10aでは、記憶部12a上で、クロック生成部50で生成された8個のクロック信号に相当する定周期の時間Ta’を各データD1,D2,D3,…に関連付けることができる。データ補正部10は、定周期のTa’ごとに順にデータD1,D2,D3,…を読み出すことによって、定周期の内部信号のデータを出力し、表示することができる。
本実施形態のデータ収集装置1aの作用および効果について説明する。
本実施形態のデータ収集装置1aでは、PLC30aのクロック信号50にもとづいて、通信ネットワーク20上に出力された非定周期のデータの取得時間を識別することができる。そのため、たとえば、定周期の時間を処理フェーズごとにクロック信号数を変えることもできる。たとえば、最初の処理フェーズでは、8クロックを1つのカウンタ値に関連付け、次の処理フェーズにおいて16クロックを1つのカウンタ値に対応させる等することができる。つまり、処理フェーズごとに、定周期の時間を変更するデータ収集を行うこと等ができ、より自由度の高いPLCソフトウェアの試験プログラムを設計することが可能になる。
以上説明した実施形態によれば、収集されたデータを定周期で記憶部に格納し、出力することができるデータ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラムを実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1,1a データ収集装置、10,10a データ補正部、12,12a 記憶部、13a カウンタ値欄、13b データ欄、13c 取得時間欄、13d 補正時間欄、14 出力インタフェース、20 通信ネットワーク、30 PLC、32 内部信号出力部、33 内部信号、34 カウンタ部、35 カウンタ信号、40a〜40c 時間軸、50 クロック信号生成部、55 クロック信号

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して、第1時間で取得された第1データを、前記第1時間に関連付け、前記第1時間の後の第2時間で取得された第2データを、前記第2時間に関連付けるデータ補正部と、
    前記関連付けとともに前記第1データおよび前記第2データを格納し、第3時間を格納する記憶部と、
    を備え、
    前記データ補正部は、前記第3時間で前記第1データを前記記憶部から読み出した後、前記第3時間で前記第2データを読み出すデータ収集装置。
  2. 前記第3時間は、前記通信ネットワークを介して接続されたプログラマブルロジックコントローラが生成する定周期時間に等しい請求項1記載のデータ収集装置。
  3. 通信ネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続し、
    データ補正部によって、前記プログラマブルロジックコントローラから、第1時間で取得された第1データを前記第1時間に関連付け、前記第1時間の後の第2時間で取得された第2データを前記第2時間に関連付け、
    前記データ補正部によって、第3時間を記憶部に格納し、前記関連付けとともに、前記第1データおよび前記第2データを前記記憶部に格納し、
    前記第3時間で前記第1データを前記記憶部から読み出した後、前記第3時間で前記第2データを読み出すデータ収集方法。
  4. 通信ネットワークを介してプログラマブルロジックコントローラに接続するステップと、
    データ補正部によって、前記プログラマブルロジックコントローラから、第1時間で取得された第1データを前記第1時間に関連付け、前記第1時間の後の第2時間で取得された第2データを前記第2時間に関連付けるステップと、
    前記データ補正部によって、第3時間を記憶部に格納し、前記関連付けとともに、前記第1データおよび前記第2データを前記記憶部に格納するステップと、
    前記第3時間で前記第1データを前記記憶部から読み出した後、前記第3時間で前記第2データを読み出すステップと、
    を有するデータ収集プログラム。
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