JP2017021207A - 波長変換装置、照明装置及びプロジェクター - Google Patents

波長変換装置、照明装置及びプロジェクター Download PDF

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Abstract

【課題】冷却効率を向上できる波長変換装置を提供する。
【解決手段】波長変換装置6は、波長変換素子4と、波長変換素子4を冷却する冷却装置5と、を備え、冷却装置5は、第1送風装置(第1冷却ファン51)を有し、波長変換素子4は、第1送風装置(第1冷却ファン51)の吸気側に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、波長変換装置、照明装置及びプロジェクターに関する。
従来、光源装置から射出された光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、当該画像をスクリーン等の被投射面に拡大投射するプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターとして、入射される励起光によって励起され、蛍光を射出する波長変換装置を備えたプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプロジェクターは、光源ユニット、表示素子、投射光学系及び冷却ファンを備える。光源ユニットは、青色光を射出する光源装置と、励起光を射出する光源装置と、蛍光発光装置と、を有する。蛍光発光装置は、入射される励起光によって励起されて蛍光光を射出する蛍光ホイールと、当該蛍光ホイールを回転させるホイールモーターとを備える。
このようなプロジェクターでは、冷却ファンが、蛍光ホイール及びホイールモーターに外気を冷却風として直接吹き付けて、これらを冷却している。
特開2011−75898号公報
ところで、特許文献1に記載のプロジェクターのように、蛍光発光装置に冷却気体が吹き付けられた場合、当該冷却気体が吹き付けられた箇所の冷却効率は高いが、当該冷却気体が吹き付けられていない箇所の冷却効率は低い。このため、特許文献1に記載のプロジェクターでは、蛍光発光装置(波長変換素子)を効率よく冷却できないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、冷却効率が改善された波長変換装置を提供することを目的の1つとする。また、本発明は、当該波長変換装置を備えた照明装置を提供することを目的とする。また、本発明は、当該照明装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る波長変換装置は、波長変換素子と、前記波長変換素子を冷却する冷却装置と、を備え、前記冷却装置は、第1送風装置を有し、前記波長変換素子は、前記第1送風装置の吸気側に配置されていることを特徴とする。
上記第1態様によれば、波長変換素子が第1送風装置の吸気側に配置されていることから、冷却気体が第1送風装置によって吸引されることによって波長変換素子に冷却気体が供給される。これにより、当該波長変換素子が冷却される。また、当該波長変換素子の冷却に供されて熱せられた冷却気体が第1送風装置によって吸引されるので、波長変換素子が回転する構成であっても、当該冷却気体が再び波長変換素子に巻き込まれて停滞することが低減される。従って、波長変換素子の冷却効率を向上できる。
上記第1態様では、前記波長変換素子は、前記第1送風装置の駆動により生じた負圧の領域に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、波長変換素子が上記負圧の領域に設けられているので、当該波長変換素子の周囲の気体(波長変換素子の冷却に供せられた冷却気体)が第1送風装置により吸気され易い。従って、波長変換素子の冷却効率を向上できる。
上記第1態様では、前記冷却装置は、前記波長変換素子に冷却気体を送出する第2送風装置と、前記波長変換素子、前記第1送風装置及び前記第2送風装置が配置される第1ダクトと、を更に備え、前記第1送風装置の吸気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗は、前記第2送風装置の排気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗よりも小さいことが好ましい。
この構成によれば、第2送風装置によって冷却気体が波長変換素子に供給されるので、波長変換素子の冷却効率を高めることができる。また、第1送風装置の吸気面と波長変換素子との間の流路抵抗が第2送風装置の排気面と波長変換素子との間の流路抵抗より小さい。これによれば、波長変換素子周辺の空気の流れは、第2送風装置による冷却気体の送出より、第1送風装置による冷却気体の吸引の方が支配的となるので、第2送風装置により波長変換素子に供給された冷却気体がより効率よく第1送風装置により吸気される。従って、波長変換素子の冷却効率を更に向上できる。
上記第1態様では、前記冷却装置は、前記波長変換素子及び前記第1送風装置を収容し、前記第1送風装置から排気された冷却気体が前記波長変換素子に供給される循環流路を有する筐体を更に備え、前記第1送風装置の吸気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗は、前記第1送風装置の排気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗よりも小さいが好ましい。
この構成によれば、また、第1送風装置の吸気面と波長変換素子との間の流路抵抗が第1送風装置の排気面と波長変換素子との間の流路抵抗より小さいので、第1送風装置の排気面側の送出より、当該第1送風装置の吸気面側の吸引の方が支配的となる。これにより、波長変換素子の周辺の冷却気体を効率よく吸引できるので、波長変換素子の冷却効率を向上できる。
上記第1態様では、前記波長変換素子及び前記第1送風装置は、前記筐体により略密閉されていることが好ましい。
この構成によれば、波長変換素子及び第1送風装置が筐体により略密閉されているので、筐体内に当該筐体外の気体が流入することを抑制できる。従って、筐体内に塵埃が流入することを抑制でき、ひいては、波長変換素子に塵埃が付着することを更に抑制できる。
上記第1態様では、前記波長変換素子は、回転軸を中心として回転可能な基板と、前記基板に設けられた蛍光体層と、を含むことが好ましい。
この構成によれば、波長変換素子の特定の箇所に励起光が連続的に照射されることがない。また、回転ホイールの回転により波長変換素子が冷却されやすくなる。そのため、波長変換素子の温度が上がりにくい。
上記第1態様では、前記第1送風装置は、前記基板から見て前記回転軸に直交する方向に位置することが好ましい。
この構成によれば、第1送風装置が上記回転軸に沿う方向に配置されている場合に比べて、基板周辺の冷却気体をより効率よく吸気できる。また、第1送風装置を上記回転軸に沿う方向に配置する場合に比べて、当該第1送風装置の配置位置の選択性を高めることができる。すなわち、波長変換装置を小型化できる。
上記第1態様では、前記冷却装置は、前記波長変換素子と前記第1送風装置との間の流路に設けられた第2ダクトを更に備え、前記第2ダクトは、前記回転軸と交差する方向に延在している吸引部を有することが好ましい。
この構成によれば、第2ダクトの吸引部が波長変換素子の回転軸と交差する方向に延在しているので、第1送風装置により波長変換素子の冷却に供されて熱せられた冷却気体を当該吸引部から効率的に吸引できる。従って、波長変換素子の冷却効率を更に向上できる。
本発明の第2態様に係る照明装置は、上記波長変換装置と、前記波長変換素子に入射される励起光を射出する発光素子と、を備えることを特徴とする。
上記第2態様によれば、上記第1態様に係る波長変換装置と同様の効果を奏することができる。また、上記発光素子から射出される光により温度が上昇する波長変換素子を効率よく冷却できるので、照明装置の冷却効率を向上できる他、当該照明装置から安定した照明光を射出できる。
本発明の第3態様に係るプロジェクターは、上記照明装置と、前記照明装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、前記照明装置、前記光変調装置及び前記投射光学装置を収納する外装筐体と、を備えることを特徴とする。
上記第3態様によれば、上記第1態様に係る波長変換装置及び上記第2態様に係る照明装置と同様の効果を奏することができる。また、上記波長変換装置を備えた照明装置から安定した照明光が供給されるので、より鮮明な画像を投射できる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの概略を示す模式図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの照明装置の概略を示す模式図。 上記第1実施形態に係る照明装置における蛍光部材の平面図。 従来の波長変換装置における冷却気体の流れを示す図。 上記第1実施形態に係る波長変換装置における冷却気体の流れを示す図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの波長変換装置の構成を示す模式図。 本発明の第3実施形態に係るプロジェクターの波長変換装置の構成を示す模式図。 本発明の第4実施形態に係るプロジェクターの波長変換装置の構成を示す模式図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、内部に設けられた光源から射出された光束を変調して画像情報に応じた画像を形成し、当該画像をスクリーンSC1等の被投射面上に拡大投射する表示装置である。
このプロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2と、当該外装筐体2内に収納される光学ユニット3の他、図示を省略するが、当該プロジェクター1を制御する制御装置、冷却対象を冷却する冷却装置、及び当該プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源装置を備える。
[光学ユニットの構成]
光学ユニット3は、照明装置31、色分離装置32、平行化レンズ33、光変調装置34、色合成装置35及び投射光学装置36を備える。
照明装置31は、照明光WLを射出する。なお、照明装置31の構成については、後述する。
色分離装置32は、照明装置31から入射された照明光WLを赤(R)、緑(G)及び青(B)の3つの色光に分離する。この色分離装置32は、ダイクロイックミラー321,322、全反射ミラー323,324,325及びリレーレンズ326,327を備える。
ダイクロイックミラー321は、照明装置31からの照明光WLを赤色光LRとその他の色光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する。ダイクロイックミラー321は、赤色光LRを透過させるとともに、その他の色光(緑色光LG及び青色光LB)を反射させる。ダイクロイックミラー322は、その他の色光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。ダイクロイックミラー322は、緑色光LGを反射するとともに、青色光LBを透過させる。
全反射ミラー323は、赤色光LRの光路中に配置され、ダイクロイックミラー321を透過した赤色光LRを光変調装置34(34R)に向けて反射させる。一方、全反射ミラー324,325は、青色光LBの光路中に配置され、ダイクロイックミラー322を透過した青色光LBを光変調装置34(34B)に導く。また、緑色光LGは、ダイクロイックミラー322にて、光変調装置34(34G)に向けて反射される。
リレーレンズ326,327は、青色光LBの光路の、ダイクロイックミラー322の下流に配置されている。これらリレーレンズ326,327は、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることによる青色光LBの光損失を補償する機能を有する。
平行化レンズ33は、後述する光変調装置34に入射する光を平行化する。なお、赤、緑及び青の各色光用の平行化レンズを、それぞれ33R,33G,33Bとする。また、赤、緑及び青の各色光用の光変調装置を、それぞれ34R,34G,34Bとする。
光変調装置34(34R,34G,34B)は、それぞれ入射される赤、緑及び青の色光LR,LG,LBを変調して、画像情報に応じた色画像を形成する。これら光変調装置34は、入射される光を変調する液晶パネルにより構成される。なお、図示は省略するが、光変調装置34R,34G,34Bの入射側及び射出側にはそれぞれ、偏光板が配置されている。
色合成装置35には、各光変調装置34R,34G,34Bからの画像光が入射される。この色合成装置35は、各色光LR,LG,LBに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学装置36に向けて射出する。本実施形態では、色合成装置35は、クロスダイクロイックプリズムにより構成される。
投射光学装置36は、色合成装置35にて合成された画像光をスクリーンSC1等の被投射面に投射する。このような構成により、スクリーンSC1に拡大された画像が投射される。
[照明装置の構成]
図2は、本実施形態のプロジェクター1における照明装置31の構成を示す概略図である。
照明装置31は、前述したように照明光WLを色分離装置32に向けて射出する。この照明装置31は、図2に示すように、光源装置311、アフォーカル光学系312、ホモジナイザー光学系313、偏光分離装置314、位相差板315、ピックアップ光学系316、インテグレーター光学系317、偏光変換素子318、重畳レンズ319、波長変換素子4及び冷却装置5を備える。また、光源装置311は、アレイ光源311A及びコリメータ光学系311Bを備える。
光源装置311のアレイ光源311Aは、本発明の発光素子に相当し、複数の半導体レーザー3111により構成される。具体的に、アレイ光源311Aは、当該アレイ光源311Aから射出される光束の照明光軸Ax1と直交する一平面内に複数の半導体レーザー3111がアレイ状に配列されることにより形成される。なお、詳しくは後述するが、波長変換素子4にて反射された光束の照明光軸をAx2としたとき、照明光軸Ax1と照明光軸Ax2とは同一平面内にあり、且つ互いに直交している。照明光軸Ax1上においては、アレイ光源311Aと、コリメータ光学系311Bと、アフォーカル光学系312と、ホモジナイザー光学系313と、偏光分離装置314とが、この順に並んで配置されている。
一方、照明光軸Ax2上においては、波長変換層41を備えた波長変換素子4と、ピックアップ光学系316と、位相差板315と、偏光分離装置314と、インテグレーター光学系317と、偏光変換素子318と、重畳レンズ319とが、この順に並んで配置されている。
アレイ光源311Aを構成する半導体レーザー3111は、例えば、440〜480nmの波長域にピーク波長を有する励起光(青色光BL)を射出する。また、半導体レーザー3111から射出される青色光BLは、コヒーレントな直線偏光であり、偏光分離装置314に向けて照明光軸Ax1と平行に射出される。
また、アレイ光源311Aは、各半導体レーザー3111が射出する青色光BLの偏光方向を、偏光分離装置314の偏光分離層3143にて反射される偏光成分(S偏光成分)の偏光方向と一致させている。そして、このアレイ光源311Aから射出された青色光BLは、コリメータ光学系311Bに入射する。
コリメータ光学系311Bは、アレイ光源311Aから射出された青色光BLを平行光に変換するものである。コリメータ光学系311Bは、例えば各半導体レーザー3111に対応してアレイ状に配置された複数のコリメータレンズ3112を備える。このコリメータ光学系311Bを通過することにより平行光に変換された青色光BLは、アフォーカル光学系312に入射する。
アフォーカル光学系312は、コリメータ光学系311Bから入射された青色光BLの光束径を調整する。このアフォーカル光学系312は、レンズ3121とレンズ3122を備える。このアフォーカル光学系312を通過することによりサイズが調整された青色光BLは、ホモジナイザー光学系313に入射する。
ホモジナイザー光学系313は、後述するピックアップ光学系316と協同して、被照明領域における青色光BLによる照度分布を均一化する。このホモジナイザー光学系313は、一対のマルチレンズアレイ3131,3132を備える。このホモジナイザー光学系313から射出された青色光BLは、偏光分離装置314に入射する。
偏光分離装置314は、いわゆるプリズム型の偏光ビームスプリッター(PBS)であり、P偏光を通過させ、S偏光を反射させる。この偏光分離装置314は、プリズム3141,3142及び偏光分離層3143を備える。これらプリズム3141,3142は、略三角柱形状に形成され、それぞれが照明光軸Ax1および照明光軸Ax2に対して45°の角度をなす傾斜面を有する。
偏光分離層3143は、上記傾斜面に設けられ、当該偏光分離層3143に入射した第1の波長帯の青色光BLを、S偏光成分とP偏光成分とに分離する偏光分離機能を有する。この偏光分離層3143は、青色光BLのS偏光成分を反射させ、青色光BLのP偏光成分を透過させる。また、偏光分離層3143は、第1の波長帯(青色光BLの波長帯)とは異なる第2の波長帯(緑色光GL及び赤色光LR)の光を、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。なお、偏光分離装置314は、プリズム型のものに限らず、プレート型の偏光分離装置を用いてもよい。
そして、偏光分離層3143に入射した青色光BLは、その偏光方向がS偏光成分と一致していることから、S偏光の励起光BLsとして、波長変換素子4に向けて反射される。
位相差板315は、偏光分離層3143と波長変換層41との間の光路中に配置された1/4波長板である。この位相差板315に入射するS偏光である励起光BLsは、円偏光の励起光BLcに変換された後、ピックアップ光学系316に入射する。
ピックアップ光学系316は、励起光BLcを波長変換層41に向けて集光させる。このピックアップ光学系316は、レンズ3161,レンズ3162を備える。具体的に、ピックアップ光学系316は、入射された複数の光束(励起光BLc)を波長変換層41に向けて集光させるとともに、当該波長変換層41上で互いに重畳させる。
波長変換素子4は、波長変換層41を備える。この波長変換層41は、本発明の蛍光体層に相当し、青色光(励起光BLc)が入射する側に向けて赤色光及び緑色光を射出する。
ピックアップ光学系316からの励起光BLcは、波長変換層41に入射する。波長変換層41は、励起光BLcの一部を赤色光及び緑色光を含む蛍光光YLに変換する。蛍光光YLは、500〜700nmの波長域にピーク波長を有する。波長変換層41から射出された蛍光光YLは、ピックアップ光学系316、位相差板315及び偏光分離装置314を透過する。
また、励起光BLcの他の一部は、波長変換層41から射出された後、ピックアップ光学系316を透過して、位相差板315へ入射する。励起光BLcの他の一部は、位相差板315によってP偏光の青色光に変換され、さらに偏光分離装置314を透過する。
このようにして、白色の照明光WLが生成される。照明光WLは、偏光分離装置314から射出され、インテグレーター光学系317に入射する。
このように、アレイ光源311Aから射出された光が上記光学系を介して波長変換層41に供給される。
インテグレーター光学系317は、後述する重畳レンズ319と協同して、被照明領域における照度分布を均一化する。インテグレーター光学系317は、一対のレンズアレイ3171,3172を備える。これら一対のレンズアレイ3171,3172は、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。このインテグレーター光学系317から射出された照明光WLは、偏光変換素子318に入射する。
偏光変換素子318は、偏光分離膜と位相差板とから構成され、照明光WLを直線偏光に変換する。偏光変換素子318から射出された照明光WLは、重畳レンズ319に入射する。
重畳レンズ319は、照明光WLを被照明領域において重畳させることにより、被照明領域の照度分布を均一化する。
[波長変換装置の構成]
波長変換装置6は、図2に示すように、外装筐体2内に配置される波長変換素子4及び冷却装置5により構成される。この波長変換装置6は、上述したように、波長変換素子4に入射された光の波長を変換する機能を有する。以下に、波長変換装置6を構成する波長変換素子4及び冷却装置5について詳しく説明する。
[蛍光部材の構成]
図3は、波長変換素子4を励起光BLcの入射側から見た平面図である。なお、図3では、回転中の円板42に冷却気体が供給されている場合における冷却気体の進行方向を矢印にて示している。
波長変換素子4は、冷却装置5とともに波長変換装置6を構成する。この波長変換素子4は、図2、図3及び図5に示すように、モーター43により回転可能な円板42上に、入射された光の波長を変換する波長変換層41が円板42の周方向に沿って形成されたものである。波長変換層41は、入射された励起光の一部を蛍光に変換して射出するとともに、他の一部を蛍光に変換せずに射出する。
この円板42は、本発明の基板に相当し、図3に示すように、上記モーター43によって回転軸P1を中心にS1方向に回転される。波長変換素子4は、図2に示すように、後述する冷却装置5の第1冷却ファン51の吸気側に配置されている。具体的には、波長変換素子4は第1冷却ファン51の吸気面511側に配置されている。
[冷却装置の構成]
冷却装置5は、図2に示すように、第1冷却ファン51を備える。第1冷却ファン51は、波長変換素子4を冷却する冷却装置であり、当該波長変換素子4に供給された冷却気体を吸引し、外装筐体2外に吐出する。この第1冷却ファン51は、本発明の第1送風装置に相当し、波長変換素子4における円板42の側面側、すなわち、円板42から見て回転軸P1に直交する方向に配置されている。
また、第1冷却ファン51の吸気面511は、波長変換素子4に対向するように配置されている。換言すると、波長変換素子4は、第1冷却ファン51の駆動により生じた負圧の領域に配置されている。このため、第1冷却ファン51が駆動すると、冷却気体は、吸気面511から排気面512側に流れる。
なお、この第1冷却ファン51は、軸流ファンにより構成されている。しかしながら、これに限らず、第1冷却ファン51は、シロッコファンにより構成されていてもよい。
[従来の構成における波長変換素子の冷却気体の流れ]
図4は、従来の構成における波長変換素子9の断面を示す断面図である。図4では、回転中の円板92に冷却気体が供給されている場合における冷却気体の進行方向を矢印にて示している。なお、図4において、波長変換素子9、波長変換層91、円板92、及びモーター93は、上記波長変換素子4、波長変換層41、円板42及びモーター43と同様の構成を有する。
ここで、上記特許文献1に記載のプロジェクターにおいて、波長変換素子に冷却気体が供給された場合の冷却気体の流れについて説明する。
例えば、波長変換素子9に対して、円板92におけるモーター93が接続されている側から、当該円板92の中央部分に冷却気体R100が供給された場合、当該冷却気体R100は、当該中央部分から当該円板92に沿って広がり、当該円板92を冷却する。そして、円板92の回転により生じた遠心力により、冷却気体R110として当該円板92の外側に向けて流される。また、冷却気体R110の一部は、図4に示すように、円板92の回転により生じた負圧により、再度、当該円板92の表面近傍に巻き込まれる。具体的に、冷却気体R110の一部は、円板92の波長変換層91が形成されている側に冷却気体R120として、再度、円板92に供給される。また、冷却気体R110の他の一部は、円板92のモーター93が接続されている側、すなわち、冷却気体R100が供給されている側に冷却気体R130として、再度、円板92に供給される。なお、当該冷却気体R100が、円板92に対して波長変換層91が位置する側から供給された場合も同様である。
[波長変換素子における冷却気体の流れ]
図5は、本発明の波長変換素子4における冷却気体の流れを示す図である。
本実施形態では、冷却装置5における第1冷却ファン51は、波長変換素子4の周辺の冷却気体を吸引する機能を有し、当該第1冷却ファン51の吸気面511は、上記円板42の側面側に配置されている。このため、波長変換素子4に供給された冷却気体は、図5に示すように、冷却気体R4,R5として、第1冷却ファン51に吸引される。なお、本実施形態においても、円板42は上記S1方向に回転しているが、当該回転により生じた負圧よりも第1冷却ファン51の吸引力が強いので、冷却気体は円板42に沿って第1冷却ファン51に吸引される。すなわち、円板42の冷却に供されて熱せられた冷却気体は、再度、円板42に供給されることなく、冷却気体R4,R5として第1冷却ファン51に吸引される。このため、円板42を冷却した後の冷却気体は、図5に示すように、冷却気体R4,R5として第1冷却ファン51に吸引され、外装筐体2外に冷却気体R6として排出される。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1によれば、以下の効果がある。
波長変換素子4が第1冷却ファン51の吸気側に配置されていることから、冷却気体が第1冷却ファン51によって吸引されることによって、波長変換素子4の周辺部を冷却気体R4,R5が流れるので、当該波長変換素子4が冷却される。また、当該波長変換素子4の冷却に供されて熱せられた冷却気体R4,R5が吸引されるので、波長変換素子4が回転する構成であっても、当該冷却気体R4,R5が再び波長変換素子4に巻き込まれて波長変換素子4の周辺に停滞することが低減される。従って、波長変換素子4の冷却効率を向上できる。
波長変換素子4が上記負圧の領域に設けられているので、当該波長変換素子4の周囲の空気(波長変換素子4の冷却に供せられた冷却気体R4,R5)が良好に第1冷却ファン51により吸気される。従って、波長変換素子4を効率的に冷却できる。
第1冷却ファン51が上記回転軸P1に沿う方向に配置されている場合に比べて、円板42周辺の冷却気体をより効率よく吸気できる。また、第1冷却ファン51を上記回転軸P1に沿う方向に配置する場合に比べて、当該第1冷却ファン51の配置位置の選択性を高めることができる。すなわち、波長変換装置6を小型化できる。
また、波長変換素子4を効率よく冷却できるので、当該照明装置31は安定した照明光WLを射出できる。
更に、上記波長変換装置6を備えた照明装置31から安定した照明光WLが供給されるので、本実施形態に係るプロジェクター1は、明るさが安定した画像を投射できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の構成を備えるが、波長変換装置が、波長変換素子4に冷却気体を送出する冷却ファンを更に備える点で、上記プロジェクター1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同様の符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る波長変換装置6Aの概略を示す模式図である。
本実施形態では、波長変換装置6Aは、図6に示すように、波長変換素子4及び冷却装置5Aを備える。これらのうち、冷却装置5Aは、上記第1冷却ファン51の他、第2冷却ファン52及びダクト53を備える。
[第2冷却ファンの構成]
第2冷却ファン52は、図6に示すように、吸気面521及び排気面522を有し、当該吸気面521から冷却気体R7を吸引し、排気面522から波長変換素子4に向けて冷却気体R8を吐出(排気)する機能を有する。この第2冷却ファン52は、第1冷却ファン51と同様に軸流ファンにより構成されている。しかしながら、これに限らず、第2冷却ファン52は、シロッコファンにより構成されていてもよい。
なお、第2冷却ファン52は、本発明の第2送風装置に相当する。
[ダクトの構成及びダクト内の配置]
ダクト53は、図6に示すように、L字状に構成され、当該ダクト53の両端部には、2つの開口部531,532が形成されている。このダクト53の開口部531側には、第2冷却ファン52が配置され、開口部532側に第1冷却ファン51が配置される。また、冷却気体の流路中の、第1冷却ファン51と第2冷却ファン52との間に、波長変換素子4が配置される。すなわち、ダクト53には、波長変換素子4、第1冷却ファン51及び第2冷却ファン52が配置される。
具体的に、第2冷却ファン52は、ダクト53内において波長変換素子4の円板42に対向する位置に配置される。換言すると、波長変換素子4は、ダクト53内において第2冷却ファン52の排気面522側に配置される。また、第1冷却ファン51は、上記第1実施形態と同様に、波長変換素子4の円板42の側面側、すなわち、円板42から見て回転軸P1に直交する方向に配置されている。
なお、ダクト53は、本発明の第1ダクトに相当する。
[波長変換装置の流路抵抗]
また、ダクト53における第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の当該吸気面511に沿う方向の寸法L1は、第2冷却ファン52の排気面522と波長変換素子4との間の当該排気面522に沿う方向の寸法L2より大きい。すなわち、第1冷却ファン51と波長変換素子4との間の流路の断面積は、第2冷却ファン52と波長変換素子4との間の流路の断面積より大きい。このため、第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路抵抗は、第2冷却ファン52の排気面522と波長変換素子4との間の流路抵抗よりも小さくなる。
このような構成により、第2冷却ファン52の吸気面521側から外装筐体2内の冷却気体R7が吸気され、排気面522から冷却気体R8として波長変換素子4に供給される。そして、波長変換素子4に供給された冷却気体R8は、詳しい図示は省略するが、波長変換素子4の円板42に沿うように第1冷却ファン51の吸気面511に向かって流れる。上述したように、第1冷却ファン51と波長変換素子4との間の流路抵抗が第2冷却ファン52と波長変換素子4との間の流路抵抗よりも小さいので、波長変換素子4を冷却した冷却気体R51は、効率よく第1冷却ファン51の吸気面511側から吸気され、当該第1冷却ファン51の排気面512を介してダクト53の開口部532から外装筐体2外に排出される。
[第2実施形態の効果]
本実施形態に係る波長変換装置6Aを備えるプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
第2冷却ファン52によって冷却気体が波長変換素子4に供給されるので、波長変換素子4の冷却効率を高めることができる。また、第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路抵抗が第2冷却ファン52の排気面522と波長変換素子4との間の流路抵抗より小さい。これによれば、波長変換素子4周辺の冷却気体の流れにおいては、第2冷却ファン52による冷却気体の送出より、第1冷却ファン51による冷却気体の吸引の方が支配的となるので、第2冷却ファン52により波長変換素子4に供給された冷却気体がより効率よく第1冷却ファンにより吸気される。従って、波長変換素子4の冷却効率を更に向上できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の構成を備えるが、波長変換装置の構成が第1実施形態及び第2実施形態とは異なっている。具体的に、本実施形態に係るプロジェクターは、波長変換装置が上記波長変換素子4及び第1冷却ファン51を内部に収容する密閉筐体を有する点で、上記プロジェクター1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同様の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る波長変換装置6Bの概略を示す模式図である。
本実施形態では、波長変換装置6Bは、図7に示すように、波長変換素子4及び冷却装置5Bを備える。冷却装置5Bは、上記第1冷却ファン51の他、密閉筐体50及びヒートシンク54を備える。この冷却装置5Bは、密閉筐体50内に配置された波長変換素子4にヒートシンク54により冷却された冷却気体を供給して、当該波長変換素子4を冷却する。
[冷却装置の構成]
密閉筐体50は、波長変換素子4及び第1冷却ファン51を収容する箱型筐体であり、外装筐体2の内部に設けられている。密閉筐体50は、密閉筐体50外の気体が内部に流入しにくい密閉構造を有する。換言すると、波長変換素子4及び第1冷却ファン51は、密閉筐体50により略密閉されている。
密閉筐体50は、天面部50A、底面部50B、第1側面部50C及び第2側面部50Dを備える。この密閉筐体50は、互いに連通している矩形状の第1ダクト501と、略U字状の第2ダクト502により構成されている。
これらのうち、第1ダクト501は、上記天面部50Aの一部、第2側面部50D及び底面部50Bの一部を構成する。
また、第2ダクト502は、天面部50Aの一部、第1側面部50C及び底面部50Bの一部を構成する。これら第1ダクト501及び第2ダクト502により、当該密閉筐体50は、内部の空気が環状に循環する循環流路を構成する。
波長変換素子4は、第1ダクト501内の天面部50A側に配置される。また、第1冷却ファン51は、第1ダクト501内の底面部50B側に配置される。すなわち、密閉筐体50内において、波長変換素子4及び第1冷却ファン51は、第1実施形態と同様に配置される。
ヒートシンク54は、当該ヒートシンク54が接続された部位の温度を低下させる機能を有する。このヒートシンク54は、第2ダクト502の第1側面部50Cに接続されている。
上記のような構成により、第1冷却ファン51が駆動されると、波長変換素子4を冷却した冷却気体R52は、第1ダクト501に沿って当該第1冷却ファン51の吸気面511に吸引され、排気面512から冷却気体R61として第2ダクト502の第1側面部50C側に向けて排気される。そして、冷却気体R61は、第2ダクト502に沿って流れる過程でヒートシンク54により冷却される。このヒートシンク54により冷却された冷却気体R61は、冷却気体R9として第2ダクト502を介して波長変換素子4に向けて供給される。その後、当該波長変換素子4を冷却した冷却気体R52は、第1ダクト501に沿って、再度、第1冷却ファン51に吸引される。このように、密閉筐体50内の冷却気体は、環状に循環される過程にて、波長変換素子4を冷却し、また、ヒートシンク54により冷却される。
[密閉筐体内における流路抵抗]
ここで、密閉筐体50内を流れる冷却気体の流路抵抗について説明する。
第1ダクト501の第2側面部50Dに直交する寸法L3(第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路の寸法)は、第2ダクト502の底面部50Bに直交する寸法L4(第1冷却ファン51の排気面512と波長変換素子4との間の流路の寸法)より大きい。すなわち、第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路の断面積は、第1冷却ファン51の排気面512と波長変換素子4との間の流路の断面積より大きい。このため、第1冷却ファン51の吸気側と波長変換素子4との間の流路抵抗は、第1冷却ファン51の排気側と波長変換素子4との間の流路抵抗よりも小さくなる。
これにより、波長変換素子4(円板42)を冷却した冷却気体R52は、効率よく第1冷却ファン51により吸気され、密閉筐体50内を冷却気体がスムーズに循環する。
[第3実施形態の効果]
上記波長変換装置6Bを備えるプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路抵抗が第1冷却ファン51の排気面512と波長変換素子4との間の流路抵抗より小さいので、第1冷却ファン51の排気面512側の送出より、当該第1冷却ファン51の吸気面511側の吸引の方が支配的となる。これにより、波長変換素子4の周辺の冷却気体を効率よく吸引できるので、波長変換素子4の冷却効率を確実に向上できる。
波長変換素子4及び第1冷却ファン51が密閉筐体50により略密閉されているので、密閉筐体50内に当該密閉筐体50外の気体が流入することを抑制できる。従って、密閉筐体50内に塵埃が流入することを抑制でき、ひいては、波長変換素子4に塵埃が付着することを更に抑制できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の構成を備えるが、冷却装置がダクトを備える、という点で第1実施形態と異なる。そこで、第1実施形態のプロジェクター1と異なる点のみ説明する。
図8は、本実施形態の波長変換装置6Cの概略を示す模式図である。
波長変換装置6Cは、図8に示すように、波長変換素子4と冷却装置5Cとを備える。この冷却装置5Cは、本発明の第2ダクトに相当するダクト55と、ダクト55の内部に設けられた第1冷却ファン51とを備える。
ダクト55は、開口部551と開口部552とを有している。また、ダクト55は、上記回転軸P1と直交する方向に延在している吸引部553を有し、開口部551は、吸引部553に設けられている。更に、ダクト55は、開口部551が波長変換素子4の側面に面するように配置されている。このため、冷却気体R4,R5は、開口部551から効率よく吸引される。そして、開口部551から吸引された冷却気体R4,R5は、第1冷却ファン51の排気面512を介して開口部552から外装筐体2外に排出される。
なお、冷却気体R4,R5は必ずしも外装筐体2外に排出されなくてもよい。また、本実施形態においては、第1冷却ファン51がダクト55の内部に設けられているが、第1冷却ファン51は開口部552に接続されていてもよい。
[第4実施形態の効果]
上記波長変換装置6Cを備えるプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
波長変換装置6Cは、ダクト55を備えているので、波長変換素子4の冷却に供されて熱せられた冷却気体R4,R5が効率的に第1冷却ファン51によって吸引される。また、冷却気体R4,R5は開口部552から外装筐体2外に排出されるため、熱せられた冷却気体R4,R5が再び波長変換素子4に向かって流れることが抑制される。その結果、波長変換素子4の冷却効率がさらに改善される。
なお、吸引部553が回転軸と直交していた方が、冷却気体R4,R5が効率的にダクト55に吸引されるが、当該吸引部553が回転軸と必ずしも直交している必要は無く、回転軸と交差していればよい。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、波長変換素子4は、回転可能な円板42上に設けられた波長変換層41を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、ヒートシンクが接続された基板に固定された波長変換層により上記蛍光部材が構成されていてもよいし、基板に固定された波長変換層のみにより、上記蛍光部材が構成されてもよい。すなわち、波長変換層41が回転しない構成であってもよい。このような構成であっても、蛍光部材の周辺の冷却気体を第1冷却ファン51により吸気できるので、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記第2実施形態では、第2冷却ファン52を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、第1実施形態と同様に、第2冷却ファン52を備えなくてもよい。この場合であっても、第1冷却ファン51の吸気により、波長変換素子4に冷却気体が供給されるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、波長変換素子4は、第2冷却ファン52の排気面522側に配置されることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、波長変換素子4は、第2冷却ファン52の吸気面521側に配置されてもよい。
上記第2実施形態では、第1冷却ファン51及び第2冷却ファン52は、同種類のファンにより構成されていることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、第1冷却ファン51及び第2冷却ファン52の一方を軸流ファンにより構成し、他方をシロッコファンにより構成してもよい。また、第1冷却ファン51の吸引力を第2冷却ファン52の吐出力とは異なるように設定してもよい。
上記第3実施形態では、波長変換素子4及び第1冷却ファン51は、密閉筐体50内に配置されることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、密閉筐体50を備えなくてもよい。すなわち、密閉筐体50に代えて、ダクトによって循環流路を構成してもよい。
波長変換素子4及び第1冷却ファン51は、密閉筐体50内に略密閉されていることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、密閉筐体50の一部に開口等が設けられていてもよい。
上記第3実施形態では、冷却装置5Bは、第1冷却ファン51を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、第2実施形態と同様に、波長変換素子4に冷却気体を供給する第2冷却ファン52を更に備えてもよい。この場合、第2冷却ファン52は、排気面522を波長変換素子4の円板42に対向するように配置すればよい。
上記第3実施形態では、密閉筐体50にヒートシンク54を設けることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、ヒートシンク54を設けなくてもよいし、当該ヒートシンク54に代えて密閉筐体50(当該密閉筐体50内の冷却気体)を冷却する冷却装置を設けてもよく、密閉筐体50を熱伝導性材料(金属や熱伝導性樹脂)により形成してもよい。
上記第3実施形態では、第1冷却ファン51の吸気面511側と波長変換素子4との間の流路抵抗は、第1冷却ファン51の排気面512側と波長変換素子4との間の流路抵抗よりも小さくなることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、第1冷却ファン51の吸気面511側と波長変換素子4との間の流路抵抗は、第1冷却ファン51の排気面512側と波長変換素子4との間の流路抵抗と同じであってもよい。この場合、第1ダクト501の第2側面部50Dに直交する寸法L3(第1冷却ファン51の吸気側と波長変換素子4との間の寸法)と、第2ダクト502の底面部50Bに直交する寸法L4(第1冷却ファン51の排気側と波長変換素子4との間の寸法)を同じに設定できる。これによれば、密閉筐体50をより容易に簡易にできる。
上記第4実施形態では、ダクト55内に第1冷却ファン51が配置されることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、第2実施形態と同様に、第1冷却ファン51に加えて、第2冷却ファン52をダクト55内に配置するようにしてもよい。この構成であっても、上記第4実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態において、第1冷却ファン51の吸気面511と波長変換素子4との間の流路に、冷却気体を整流する板状の整流部材等を設けてもよい。これによれば、第1冷却ファン51の吸気面511側と波長変換素子4との間の流路抵抗を第1冷却ファン51の排気面512側と波長変換素子4との間の流路抵抗よりも更に小さくできる。
上記各実施形態では、光変調装置として透過型の光変調装置34(34R,34G,34B)を用いることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、透過型の光変調装置に代えて、反射型の光変調装置を用いてもよい。この場合、色分離装置32を設けることなく、当該色合成装置35により、色分離及び色合成を実行するようにしてもよい。
上記各実施形態では、プロジェクター1は、3つの光変調装置34(34R,34G,34B)を備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の光変調装置を用いたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。
また、光変調装置として、デジタルマイクロミラーデバイス等を用いてもよい。
上記各実施形態で説明した照明装置を、照明器具及び自動車等のヘッドライト等に使用してもよい。
1…プロジェクター、2…外装筐体、31…照明装置、311A…アレイ光源(発光素子)、34…光変調装置、36…投射光学装置、4…波長変換素子、41…波長変換層(蛍光体層)、42…円板(基板)、50…密閉筐体(筐体)、5,5A,5B・・・冷却装置、51…第1冷却ファン(第1送風装置)、52…第2冷却ファン(第2送風装置)、53…ダクト(第1ダクト)、55…ダクト(第2ダクト)、6,6A,6B…波長変換装置、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R51,R52,R61…冷却気体、WL…照明光、P1…回転軸。

Claims (10)

  1. 波長変換素子と、
    前記波長変換素子を冷却する冷却装置と、を備え、
    前記冷却装置は、第1送風装置を有し、
    前記波長変換素子は、前記第1送風装置の吸気側に配置されていることを特徴とする波長変換装置。
  2. 請求項1に記載の波長変換装置において、
    前記波長変換素子は、前記第1送風装置の駆動により生じた負圧の領域に設けられていることを特徴とする波長変換装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の波長変換装置において、
    前記冷却装置は、前記波長変換素子に冷却気体を送出する第2送風装置と、
    前記波長変換素子、前記第1送風装置及び前記第2送風装置が配置される第1ダクトと、を更に備え、
    前記第1送風装置の吸気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗は、前記第2送風装置の排気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗よりも小さいことを特徴とする波長変換装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の波長変換装置において、
    前記冷却装置は、前記波長変換素子及び前記第1送風装置を収容し、前記第1送風装置から排気された冷却気体が前記波長変換素子に供給される循環流路を有する筐体を更に備え、
    前記第1送風装置の吸気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗は、前記第1送風装置の排気面と前記波長変換素子との間の流路抵抗よりも小さいことを特徴とする波長変換装置。
  5. 請求項4に記載の波長変換装置において、
    前記波長変換素子及び前記第1送風装置は、前記筐体により略密閉されていることを特徴とする波長変換装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の波長変換装置において、
    前記波長変換素子は、
    回転軸を中心として回転可能な基板と、
    前記基板に設けられた蛍光体層と、を含むことを特徴とする波長変換装置。
  7. 請求項6に記載の波長変換装置において、
    前記第1送風装置は、前記基板から見て前記回転軸に直交する方向に位置することを特徴とする波長変換装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の波長変換装置において、
    前記冷却装置は、前記波長変換素子と前記第1送風装置との間の流路に設けられた第2ダクトを更に備え、
    前記第2ダクトは、前記回転軸と交差する方向に延在している吸引部を有することを特徴とする波長変換装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の波長変換装置と、
    前記波長変換素子に入射される励起光を射出する発光素子と、を備えることを特徴とする照明装置。
  10. 請求項9に記載の照明装置と、
    前記照明装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、
    前記照明装置、前記光変調装置及び前記投射光学装置を収納する外装筐体と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
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