JP2017017504A - 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム - Google Patents

管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017017504A
JP2017017504A JP2015131843A JP2015131843A JP2017017504A JP 2017017504 A JP2017017504 A JP 2017017504A JP 2015131843 A JP2015131843 A JP 2015131843A JP 2015131843 A JP2015131843 A JP 2015131843A JP 2017017504 A JP2017017504 A JP 2017017504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
setting data
limit value
management
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015131843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6525769B2 (ja
Inventor
吉田 亨
Toru Yoshida
亨 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015131843A priority Critical patent/JP6525769B2/ja
Priority to US15/180,408 priority patent/US9767399B2/en
Publication of JP2017017504A publication Critical patent/JP2017017504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525769B2 publication Critical patent/JP6525769B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/40Details not directly involved in printing, e.g. machine management, management of the arrangement as a whole or of its constitutive parts
    • G06K15/4005Sharing resources or data with other data processing systems; Preparing such data
    • G06K15/402Sharing data concerning the arrangement's configuration or current state
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00244Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server with a server, e.g. an internet server
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00344Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a management, maintenance, service or repair apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】設定データのデータ容量の制限値を柔軟に制御し、データ管理の確実性を向上させる管理装置を提供する。
【解決手段】管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶する記憶部を有する。設定データの種別ごとに、管理情報に応じて、記憶部で記憶されるデータ容量の制限値を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、デバイスを管理する管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システムに関する。
データを管理する際、各データの管理可能な上限値を固定値として保持し、一定のデータ件数や一定のデータ容量になるまで管理することが行われている。特に、保持可能なデータ容量を増やすことができず、データ容量の上限値が固定的に決まっているような場合には、データ毎の上限値を固定値として管理して全体のデータ容量が上限値内に収まるようにしている。特許文献1には、データ毎の上限値を固定値として管理するとユーザの使用状況に柔軟に対応できないので、複数の設定データを纏めて上限値として管理し、柔軟性を向上させることが記載されている。
特開2001−326796号公報
しかしながら、特許文献1では、ある設定データを1件登録すると他の設定データも1件登録しなければならないような設定データ間に関連性がある場合などに、設定データを登録することができない場合があり得る。その場合、設定データ間で整合がとれなくなってしまう。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、設定データのデータ容量の制限値を柔軟に制御し、データ管理の確実性を向上させる管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る管理装置は、デバイスを管理する管理装置であって、管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶する記憶手段と、前記設定データの種別ごとに、当該設定データの管理情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記管理情報に応じて、前記設定データの種別ごとに、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定データのデータ容量の制限値を柔軟に制御し、データ管理の確実性を向上させることができる。
システム構成を示す図である。 デジタル複合機内のブロック構成を示す図である。 データ管理アプリケーションのブロック構成を示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データの必要データサイズを示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データのデータ容量の更新処理を示すフローチャートである。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データの個別/共有変更可否の判定処理を示すフローチャートである。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 パーソナライズデータの下限値の更新処理を示すフローチャートである。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。 最大登録台数の更新処理を示すフローチャートである。 設定データ管理可否の確認処理を示すフローチャートである。 設定データのデータ容量を管理する管理テーブルを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、システム構成を示す図である。システム10では、情報処理装置であるデジタル複合機110a、110b、110cがネットワーク100に接続され、相互に通信可能に接続されている。図1では、デジタル複合機が一例として3台接続されているが、接続台数は特に3台でなくても良い。以下、デジタル複合機110a、110b、110cを総称する場合は、単にデジタル複合機110という。デジタル複合機は、印刷機能、コピー機能、ファクス機能等、複数の機能が一体化された、いわゆるMFP(Multifunctional Peripheral)である。ネットワーク100は、有線ネットワークの場合もあれば、無線ネットワークの場合もある。
デジタル複合機110aには、サーバ機能を実行するサーバ120が搭載されている。サーバ120は、デジタル複合機110とネットワーク100を介して通信可能である。サーバ120は、デジタル複合機110の各種設定データを保持し管理する。設定データについては後述する。
デジタル複合機110は、ユーザ操作やコピー/FAXなどの実行によって設定データに変更が発生した場合、その変更内容をサーバ120へ送信してデータ更新を要求する。また、デジタル複合機110は、サーバ120で管理されるデータに更新があるか否かを定期的もしくは必要に応じて問い合わせ、更新されたデータがあれば、その更新されたデータを取得して自装置内に保存する。
例えば、アドレス帳のFAX番号などのアドレスデータなど、サーバ120で管理されるデータをデジタル複合機110a、デジタル複合機110bが共有して使用する場合、アドレスデータの通信処理は、以下のように行われる。デジタル複合機110aでアドレスデータが変更された場合、変更されたアドレスデータは、サーバ120に通知され、サーバ120で管理されているアドレスデータが更新される。その後、デジタル複合機110bからサーバ120に対して更新の有無の問い合わせが実行されると、サーバ120は、更新されたアドレスデータを更新データとしてデジタル複合機110bに送信する。デジタル複合機110bは、更新されたアドレスデータを受信すると、その更新されたアドレスデータにより、デジタル複合機110b内に既に保存されていたアドレスデータを更新する。
上記では、サーバ機能がデジタル複合機110a上で実行されるとして説明しているが、サーバ機能が他のデジタル複合機やPC等の他の装置上で動作しても良い。また、本実施形態では、管理対象のデータとして所定の種類の設定データを説明するが、設定データの種類は、特に限定されるものではない。
図2は、デジタル複合機110のブロック構成を示す図である。デジタル複合機110は、コントローラユニット200、操作部220、スキャナ230、プリンタ240を含む。コントローラユニット200には、操作部220が接続され、また、画像入力デバイスであるスキャナ230や画像出力デバイスであるプリンタ240が接続される。
コントローラユニット200は、装置全体を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)202を含む。CPU202は、ROM(Read Only Memory)206に記憶されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。コントローラユニット200は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)205に記憶されているアプリケーションプログラムを実行して各種処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203は、CPU202の作業領域として用いられる。HDD205は、上記アプリケーションプログラムや各種データを記憶する。本実施形態の動作も、例えば、CPU202がROM206やHDD205に記憶されているプログラムをRAM203上に読み出して実行することにより実現される。
CPU202には、システムバス210を介して、例えば、ROM206、RAM203、操作部インタフェース(I/F)201、デバイスI/F204、ネットワークI/F207、画像処理部208が接続される。
操作部I/F201は、タッチパネル等の表示部を有する操作部220とのインタフェースである。操作部I/F201は、操作部220に表示する各種設定データなどの情報を操作部220に送出したり、ユーザ操作により入力された情報を操作部220から受信してCPU202に送出する。デバイスI/F204には、例えば、スキャナ230およびプリンタ240が接続され、データや制御信号の入出力が行われる。ネットワークI/F207は、外部のネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で通信を行う。画像処理部208は、スキャナ230で光学的に原稿を読み取られた画像データに対する各種処理や、プリンタ240で印刷を行うための、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの画像データに対する各種処理を実行する。
図3は、デジタル複合機110a上で動作するサーバ120のサーバ機能を実現するためのデータ管理アプリケーションプログラム(以下、単にデータ管理アプリケーションという)のブロック構成を示す図である。データ管理アプリケーション300は、RAM203、HDD205、ROM206のいずれかの記憶部に記憶され、CPU202により読み出されて実行される。
データ管理アプリケーション300は、送受信部301、制御部302、解析部303、データ処理部304を含む。送受信部301は、ネットワークI/F207を介してデジタル複合機110からの処理要求を受信したり、処理要求に対する結果を送信したりする。制御部302は、データ管理サーバアプリケーション300の各ブロックを統括的に制御する。解析部303は、送受信部301で受付けた処理要求を解析する。データ処理部304は、送受信部301で受付けた処理要求に応じて、データ管理部310との通信を行い、データの作成/更新/削除/参照を実行する。データ管理部310で管理される情報およびデータは、HDD205やRAM203などの記憶領域に保存される。データ管理部310で管理される情報およびデータは、後述する各種別の設定データ、それらに各対応する管理情報、サーバ120への登録されているデジタル複合機の台数、現在までの登録台数の変化の履歴および最大登録台数などを含む。
データ管理アプリケーション300は、デジタル複合機110の設定データを管理する。デジタル複合機110の設定データは、例えば、「パーソナライズデータ」「デバイス基本データ」「デバイス仕様データ」「デバイス設定データ」である。また、デジタル複合機110の設定データは、例えば、「ワンタッチアドレス帳データ」「一般用アドレス帳データ」「管理者用アドレス帳データ」「ユーザ情報データ」である。「パーソナライズデータ」はユーザ用のデータであり、例えば、デジタル複合機110を使用するユーザが自分用のデータとして表示言語やショートカットボタンなどを登録する。「デバイス基本データ」は、デジタル複合機110の装置識別番号やバージョンなど、装置情報に関するデータである。「デバイス仕様データ」は、デジタル複合機110の各種設定データの対応有無やサポートする地域など、装置の動作仕様に関するデータである。「デバイス設定データ」は、デジタル複合機110のネットワーク設定やプリンタ動作に関する設定など、装置の設定に関するデータである。「ワンタッチアドレス帳データ」は、デジタル複合機110で使用されるワンタッチアドレス帳のアドレスデータである。「一般用アドレス帳データ」は、デジタル複合機110で一般ユーザが使用するアドレス帳のアドレスデータである。「管理者用アドレス帳データ」は、デジタル複合機110で管理者が使用する管理者専用のアドレス帳のアドレスデータである。「ユーザ情報データ」は、デジタル複合機110を使用可能なユーザに関する情報を示すデータである。
データ管理アプリケーション300は、上記の設定データの種別ごとに、データ管理部310で現在管理しているデータの容量を管理する。また、データ管理アプリケーション300は、データ管理部310で管理可能なデータ容量の上限値、データ管理部310で管理しなければならないデータ容量の下限値、設定データの共有範囲、を管理情報として管理する。
図4及び図5は、データ管理アプリケーション300が設定データの種別ごとに上記の情報を管理するためのテーブルの一例を示す図である。図4に示すように、データ管理アプリケーション300は、設定データの種別ごとに各情報をテーブル形式で管理している。図4の「現在のデータ容量」は、データ管理部310で現在管理しているデータ容量を示す。図4の「上限値」は、データ容量の制限値であり、特に、データ管理部310で管理可能なデータ容量の上限を示す。図4の「下限値」は、データ容量の制限値であり、特に、データ管理部310で管理しなければならないデータ容量の下限を示す。図4の「共有/個別」は、設定データの共有範囲を示し、「共有」の場合、他の装置と共有されることを示し、「個別」の場合、他の装置と共有されず装置に固有であることを示す。
また、データ管理アプリケーション300は、デジタル複合機110を1台管理するために最低限必要な最小値と、デジタル複合機110が保持する可能性がある最大値とを、設定データの種別毎に管理情報として管理している。図5は、データ管理アプリケーション300が設定データの種別ごとに上記の情報を管理するためのテーブルの一例を示す図である。図5に示すように、データ管理アプリケーション300は、設定データの種別ごとに各情報をテーブル形式で管理している。図5の「最小値」は、デジタル複合機110を1台管理するために最低限必要な最小値を示す。図5の「最大値」は、デジタル複合機110が保持する可能性がある最大値を示す。図5の「−」は、値が決められていないことを示す。
図4及び図5に示すテーブルは、例えば、HDD205やRAM203に保存される。また、保存される形態は、図4及び図5に示すようなテーブル形式に限られず、設定データの種別と各情報とが対応づけられるのであれば、他の形態によって保存されても良い。後述する図6、図8、図10〜図14、図16、図19についても同様である。
図4及び図5に示す「ワンタッチアドレス帳データ」「一般用アドレス帳データ」「管理者用アドレス帳データ」「ユーザ情報データ」は、共有若しくは個別の設定が選択的に可能である。「共有」に設定された場合は、複数のデジタル複合機110で共有される設定データであることを表す。「個別」に設定された場合は、デジタル複合機110毎に別々の(デジタル複合機110に固有の)設定データであることを表す。データ処理部304は、この選択状態に応じてデータ管理部310に対して、デジタル複合機110毎のデータを個別に保持するように依頼するか、複数のデジタル複合機110で同じデータを共有するように依頼するかを判定する。例えば、「ワンタッチアドレス帳データ」が「共有」に設定されている場合、デジタル複合機110が複数台登録されていても同じデータにアクセスするので、1台分のデータ容量のみが確保される。一方、「個別」に設定されている場合、登録されているデジタル複合機110の台数分のデータ容量が確保される。
<初期状態からの下限値の決定>
図6は、デジタル複合機110がサーバ120に1台も登録されていない初期状態における、設定データ毎のデータ容量の管理状態を表すテーブルの一例を示す図である。本実施形態では、一例として、管理対象のデジタル複合機110を最大で10台登録可能であり、管理可能なデータ容量の最大値は2048MBである場合を説明する。図6の「共有/個別」以外の項目は、図7の処理が実行された後のデータ容量の管理状態を示す。
図7は、データ管理アプリケーション300が設定データの種別毎のデータ容量を決定する処理を示すフローチャートである。S701において、データ管理アプリケーション300の制御部302は、サーバ120への装置の登録可能台数を取得する。ここでは、制御部302は、「10台」を取得する。S702以降では、パーソナライズデータ以外の設定データの種別ごとに下限値を求める処理を実行する。
S703において、制御部302は、特定の種別の設定データに着目し、その設定データが複数台のデジタル複合機110で共有する設定であるか否かを判定する。ここで、共有する設定であると判定された場合、S704に進み、共有する設定でない、即ち固有の設定であると判定された場合、S706に進む。例えば、ワンタッチアドレス帳の場合、図6に示すように「共有」に設定されているので、S704へ進む。
S704において、制御部302は、図5のテーブルを参照し、設定データの最大値を取得する。例えば、ワンタッチアドレス帳の場合であれば、図5のテーブルから20MBを取得する。S705において、制御部302は、S704で取得した最大値を下限値として設定する。例えば、ワンタッチアドレス帳の場合、図6に示すように、下限値が20MBと設定される。
このように、本実施形態では、設定データが他の装置と共有されている場合には、デジタル複合機110が保持する可能性がある最大のデータ容量を、データ管理部310で管理しなければならないデータ容量の下限値として設定する。その結果、設定データを管理可能な容量が保証される。
S703で共有する設定でないと判定された場合、S706に進む。S706において、制御部302は、図5のテーブルを参照して設定データの最大値と最小値を取得し、S707において、最大値が最小値よりも大きいか否かを判定する。ここで、最大値が最小値より大きいと判定された場合、S708に進み、最大値が最小値より大きくないと判定された場合、S709に進む。最大値が最小値より大きくないとは、例えば、デバイス基本データの場合、図5に示すように最大値が決められておらず、制御部302は、取得できない。従って、その場合、S707で最大値が最小値より大きくないと判定されてS709に進む。S709において、制御部302は、S706で取得した最小値に、S701で取得した登録可能台数を積算し、下限値として設定する。例えば、デバイス基本データの場合、最小値1MB×登録可能台数10台=10MBが、図6に示すように、下限値として設定される。
また、例えば、デバイス設定データの場合、図5に示すように最大値が5MB、最小値が2MBと取得される。そして、S707で最大値が最小値より大きいと判定されてS708に進む。S708において、制御部302は、「現在の登録台数×最大値+未登録の台数×最小値」を求める。本例では、現在の登録台数は0台であるので、未登録の台数10台×2MB=20MBが算出され、図6に示すように、デバイス設定データの下限値として設定される。
このように、「共有」に設定されていない設定データについては、デジタル複合機1台分管理するのに最低限必要なデータ容量の登録台数分のデータ容量を、データ管理部310で管理しなければならないデータ容量の下限値として設定する。その結果、未登録のデジタル複合機については、データ容量を不要に確保することを防ぐことができる。
S702からの上記の処理を設定データの種別毎に行い、図6に示すように各設定データの下限値が設定される。S710において、制御部302は、全体のデータ容量から、前段の工程までで求めた設定データ毎の下限値の和を減算し、その結果の値をパーソナライズデータの上限値として設定する。例えば、図6の場合、下限値の合計は340MBであるので、全体のデータ容量2048MBから340MBを減算した値1708MBがパーソナライズデータの上限値として設定される。S710の後、図7の処理は終了する。
<初期状態から2台登録>
次に、初期状態からデジタル複合機110が2台登録された場合の設定データ毎のデータ容量を求める処理を図7のフローチャートを参照しながら説明する。デバイス設定データを例として、前述の図7の説明と異なる点について説明する。デバイス設定データの場合、制御部302は、S703で共有する設定ではないと判定し、S706で最大値5MBと最小値2MBを取得する。S707では最大値5MBが最小値2MBより大きいと判定されて処理はS708へ進む。
S708において、制御部302は、現在の登録台数2台に最大値5MBを積算した値と、未登録の台数8台に最小値2MBを積算した値との和を求めて下限値とする。つまり、本例の場合、図8に示すように、26MBがデバイス設定データの下限値として設定される。また、パーソナライズデータの上限値には、全体のデータ容量2048MBから下限値の合計346MBを減算した値1702MBが設定される。
上記のように下限値を設定することで、既に登録されているデジタル複合機においてデバイス設定データの追加が実施されても、最大値を考慮しているので、データ管理アプリケーション300が管理できる容量が保証される。さらに、登録されるかどうかわからない未登録のデジタル複合機110のデバイス設定データについては、不要に容量を確保せず、かつ登録するために最低限必要となる容量のみを確保しておく。その結果、実際にデジタル複合機110が追加登録されたときにエラーとなる確率を低減することができる。
<共有データを個別に設定変更>
次に、前述の2台が登録されて運用されている途中で、ワンタッチアドレス帳データを「共有」から「個別」に変更した場合のデータ管理アプリケーション300の処理を図9のフローチャートを参照しながら説明する。処理実施前の設定データ毎のデータ容量は図10に示す状態とする。本例では、パーソナライズデータは、その時点で管理されているデータ容量50MBが、データ管理部310で管理しなければならないデータ容量の下限値として設定されている。
S901において、データ管理アプリケーション300の制御部302は、データ処理部304に現在の登録台数を問い合わせる。データ処理部304は、データ管理部310から、登録されているデジタル複合機110の台数を取得して制御部302に登録台数が例えば2台であることを返す。さらに、制御部302は、登録可能台数が10台であることを取得する。
S902において、制御部302は、図5のテーブルを参照して、「個別」に変更するワンタッチアドレス帳データの最大値20MBと最小値10MBを取得する。S903において、制御部302は、S901とS902で取得した値を用いてワンタッチアドレス帳の下限値の候補を求める。本例の場合、制御部302は、現在の登録台数2台×最大値20MB+未登録台数8台×最小値10MB=120MBを下限値候補とする。
S904において、制御部302は、S903で求めた下限値候補を用いて、パーソナライズデータ以外のデータの下限値の和を求め、管理可能なデータ容量全体から減算した値をパーソナライズデータの上限値候補として求める。つまり、本例の場合、ワンタッチアドレス帳の下限値が20MBから120MBに変化するので、パーソナライズデータの上限値候補は1602MBとなる。
S905において、制御部302は、S904で求めた上限値候補がパーソナライズデータの下限値よりも小さいか否かを判定する。本例の場合には、上限値候補1602MBは下限値50MBよりも大きいので、S904で求めた上限値候補がパーソナライズデータの下限値よりも小さくないと判定されてS906に進む。
S906において、制御部302は、ワンタッチアドレス帳を「個別」に変更可能であると判定し、データ処理部304にワンタッチアドレス帳のデータを個別管理に変更するよう依頼する。データ処理部304は、データ管理部310で管理するワンタッチアドレス帳のデータに対して、デジタル複合機毎のデータ分の複製を要求する。データ管理部310は、管理されているワンタッチアドレス帳のデータをデバイス登録台数(例えば2台)分、複製処理する。制御部302は、データ処理部304から処理完了の通知を受信すると、ワンタッチアドレス帳を「個別」に設定し、「下限値」をS903で求めた下限値候補の120MBに変更する。S906の後、図9の処理を終了する。
図11は、図10に示す状態から図9の処理が行われた状態を示す図である。図11に示すように、データ管理部310で管理しなければならないワンタッチアドレス帳のデータ容量の下限値が120MBに変更され、「共有/個別」が「個別」に変更されている。また、データ管理部310で管理可能なパーソナライズデータのデータ容量の上限値が1602MBに変更されている。
このように、本実施形態では、「共有」に設定されている設定データを「個別」に変更することで設定データの下限値が増える場合に、パーソナライズデータの上限値について所定の条件を満たすかが判定される。例えば、S905のように、パーソナライズデータの上限値が、下限値のような所定の閾値より低下するか否かが判定される。つまり、設定データの下限値が増えてもパーソナライズデータのデータ容量が最低限確保されることを確認した後に、「共有」から「個別」への設定データの変更が行われる。S905で上限値候補がパーソナライズデータの下限値よりも小さくなる場合についての処理については後述する。
<3台目を登録>
次に、ワンタッチアドレス帳の設定が「個別」に変更された後、3台目のデジタル複合機が登録された場合に、制御部302が管理する設定データ毎のデータ容量を更新する処理を図7のフローチャートを参照しながら説明する。前述の図7の説明とは、ワンタッチアドレス帳の下限値を求める処理についてS703でNoと判定される点で異なる。
図7のワンタッチアドレス帳の下限値を求める処理において、S703で共有する設定ではないと判定されてS706へ進み、制御部302は、S706で最小値10Bと最大値20MBを取得する。その後、S707で最大値が最小値より大きいと判定されて、処理はS708へ進む。
S708において、制御部302は、登録台数3台と最大値20MBの積算値と、未登録台数7台と最小値10MBの積算値との和から130MBを新たな下限値として求める。S710において、パーソナライズデータの上限値が1589MBとして設定され、その後、図7の処理は終了する。図7の処理終了後の設定データ毎のデータ容量は図12に示すように更新される。なお、図12において、デバイス設定データの下限値は29MBに設定されている。これは、デバイス設定データについてS708では、3台×5MB+7台×2MB=29MBが求められるからである。
以上のようにワンタッチアドレス帳データの下限値が求められることにより、デジタル複合機においてワンタッチアドレス帳データの追加が実施されても、最大値を考慮しているので、データ管理アプリケーション300が管理できる容量が保証される。
<図9のS907の警告処理>
次に、パーソナライズデータがある程度管理されている状態のときに、一般用アドレス帳データを「個別」に変更した場合と、管理者用アドレス帳を「個別」に変更した場合の処理について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、「個別」への変更要求をデータ管理アプリケーション300が受け付けたときのパーソナライズデータの現在のデータ容量が750MBであるとする。一般用アドレス帳データを「個別」に変更する要求を受け付けたとき、S901において、制御部302は、現在の登録台数、登録可能台数を取得する。ここでは、制御部302は、現在の登録台数3台、登録可能台数10台を取得する。
S902において、制御部302は、図5のテーブルを参照して、一般用アドレス帳の最大値160MB、最小値80MBを取得する。S903において、制御部302は、登録台数3台と最大値160MBの積算値と、未登録台数7台と最小値80MBの積算値との和から、下限値候補1040MBを求める。S904において、制御部302は、管理可能なデータ容量全体2048MBから下限値の和を引いたパーソナライズデータ上限値候補として709MBを求める。図13は、本例においてパーソナライズデータ上限値候補が求められた状態を示す図である。
S905において、制御部302は、上限値候補709MBは現在のパーソナライズデータの下限値750MBよりも小さいと判定する。S907において、制御部302は、一般用アドレス帳データの設定を「個別」に変更することはできないと判定し、変更できない旨をユーザに通知するためのエラー通知処理を行う。エラー通知処理において、制御部302は、操作部220に、一般用アドレス帳データの設定を「個別」に変更することはできない旨の警告メッセージを表示させる。そして、制御部302は、一般用アドレス帳の設定を「個別」へ変更する設定動作を制限し、図9の処理を終了する。
管理者用アドレス帳データの設定を「個別」に変更する要求を受け付けた場合、制御部302は、S902で管理者用アドレス帳の最大値20MB、最小値10MBを取得する。制御部302は、S903で下限値候補130MBを求め、S904でパーソナライズデータの上限値候補として1479MBを求める。S905では、上限値候補1479MBが下限値750MBより大きいと判定され、S906に進む。S906において、制御部302は、管理者用アドレス帳データの設定を「個別」に変更するようにデータ処理部304に要求する。「個別」への変更が実行されると、図14のように設定データ毎のデータ容量を更新する。
以上のように、以降の運用中に設定データを管理できなくなることが想定される場合には管理状態の変更を行わないように制御する。つまり、以降の運用中にパーソナライズデータの最低限の容量を確保できないことが想定される場合には、設定データの「個別」への設定変更を行わない。その結果、運用中のエラー発生を未然に防止することができる。
本実施形態では、設定データの管理状態を「共有」から「個別」に変更する例で説明したが、例えば、データ管理アプリケーション300が管理する設定データを増やす場合に同様の処理を実行しても良い。その結果、設定データを増やした後の運用中に、ある種別の設定データが管理できなくなってエラーが発生するかを事前に判定することができ、エラーを未然に防ぐことができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、パーソナライズデータの下限値を制御する場合について説明する。第1の実施形態では、登録されているデジタル複合機110の台数や設定データの管理状態に応じて、パーソナライズデータの上限値を制御していた。その結果、パーソナライズデータが登録されすぎることでデジタル複合機110の設定が変更できなくなることを防止することができる。本実施形態では、さらに、パーソナライズデータの上限値を下げすぎることで実際に使用するユーザが何も登録できなくなってしまうことを防ぐための構成を説明する。
以下、データ管理アプリケーション300が設定データ毎のデータ容量を求める図7の処理において、第1の実施形態と異なる点について説明する。本実施形態では、図7のS710の後に、図15の処理が実行される。
データ管理アプリケーション300の制御部302は、S710でパーソナライズデータの上限値を設定した後、図15のS1501を実行する。S1501において、制御部302は、デジタル複合機110の1台あたりの使用ユーザ数の予測値を取得する。この値は、制御部302が静的に保持していても良いし、実際の使用状況から求めても良い。本例では、例えば、制御部302は、1台あたりの使用ユーザ数として100を取得したとする。
次に、S1502において、制御部302は、図5のテーブルを参照して、パーソナライズデータの最小値0.5MBを取得する。S1503において、制御部302は、S1501とS1502で取得した値の積算値から、デジタル複合機1台あたりのパーソナライズデータの下限値として50MBを求める。そして、制御部302は、現在のデジタル複合機110の登録台数2台から、パーソナライズデータの下限値として100MBを求める。
S1504において、制御部302は、S1503で求めた下限値100MBとS710で求めた上限値とを比較して、上限値が下限値より大きいか否かを判定する。ここで、上限値が下限値より大きいと判定された場合、図15の処理は終了する。一方、上限値が下限値より大きくないと判定された場合、S1505において、制御部302は、パーソナライズデータを登録できなくなるおそれがあることを警告メッセージで通知するエラー通知処理を実行し、その後、図15の処理を終了する。第1の実施形態における図8で示した2台登録の例の場合、S1504で上限値の方が大きいと判定され、図16に示すように、パーソナライズデータの下限値が100MBに設定される。
以上のように、システム10にデジタル複合機110が追加され、今後使用するユーザの増加が見込まれる場合、実際にユーザが使用してパーソナライズデータを登録していなくても予め下限値を上げておく。その結果、パーソナライズデータの管理可能な容量を確保することができる。また、もし下限値が上限値を上回るような予測になった場合には、その旨を警告し、実際にユーザがパーソナライズデータを設定してエラーになることを未然に防ぐことができる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、データ管理アプリケーション300によるデジタル複合機110の設定データ管理を過去に実施していて一旦システム運用をやめた後、再度、データ管理アプリケーション300による設定データ管理を開始する場合について説明する。
本実施形態は、図7の設定データ毎のデータ容量を求める処理においてデジタル複合機110の最大登録台数更新処理を行う点で第1の実施形態と異なる。図7のS701において登録可能台数が取得された後、制御部302は、図17に示す処理を実行する。
S1701において、制御部302は、データ処理部304に現在登録されているデバイス台数を問い合わせ、登録されているデジタル複合機110の登録台数を取得する。S1702において、制御部302は、データ処理部304に過去に登録されていたデジタル複合機110の最大登録台数を問い合わせる。データ処理部304は、データ管理部310に登録されている過去の最大登録台数の情報を取得して、制御部302に返却する。
S1703において、制御部302は、S1701で取得した登録台数が、S1702で取得した過去の最大登録台数より大きいか否かを判定する。ここで、現在の登録台数が過去の最大登録台数より大きいと判定された場合、S1704に進む。
S1704において、制御部302は、現在の登録台数を最大登録台数として更新するようにデータ処理部304に依頼する。データ処理部304は、データ管理部310に過去の最大登録台数情報の更新を依頼して、結果を制御部302に返す。S1704の処理後、図17の処理は終了し、処理は図7のS702に戻る。
一方、S1703で過去の最大登録件数の方が大きいと判定された場合、S1705に進む。S1705において、制御部302は、S1701で取得した登録されているデジタル複合機110の台数が0台であるか否かを判定する。ここで、0台でないと判定された場合、図17の処理は終了し、図7のS702に戻る。S1705で0台であると判定された場合、制御部302は、図18に示す処理を実行する。
S1801において、制御部302は、登録可能台数から過去の最大登録台数を減算し、最小未登録台数を取得する。例えば、過去の最大登録台数が3台の場合、制御部302は、登録可能台数10台から減算して、最小未登録台数7台を取得する。S1802以降では、図7のS702以降と同様、パーソナライズデータ以外の各設定データの下限値を求める。
S1803〜S1807、及びS1809は、S703〜S707、及びS709と同じである。S1808において、制御部302は、S1702で取得した過去の最大登録台数3台に最大値を積算した値と、S1801で取得した最小未登録台数に最小値を積算した値との和を求めて、下限値とする。
S1810において、S1501と同様、制御部302は、1台あたりの使用ユーザ数を取得し、S1811で制御部302は、パーソナライズデータの最小値を取得する。S1812において、制御部302は、S1810とS1811で特定した値の積算値から、デジタル複合機1台あたりのパーソナライズデータの下限値として50MBを求める。そして、制御部302は、過去の最大登録台数3台から、パーソナライズデータの下限値として150MBを求める。
S1813において、制御部302は、全ての設定データの下限値の合計値が管理可能なデータ容量全体より大きいか否かを判定する。ここで、下限値の合計値が管理可能なデータ容量全体より大きいと判定された場合、S1814において、制御部302は、警告メッセージを通知するエラー通知処理を実行し、その後、図18の処理を終了する。一方、S1813で下限値の合計値が管理可能なデータ容量全体より大きくないと判定された場合、処理は図7のS702へ戻る。
図19は、第1の実施形態での図12の状態(3台接続、ワンタッチアドレス帳が「個別」に設定)の後、一旦システムの運用をやめ、一般用アドレス帳の設定を「個別」に変更した後、再度、開始した場合の設定データ毎のデータ容量の一例を示す図である。図19に示すように、ワンタッチアドレス帳と一般用アドレス帳は「個別」に設定されている。従って、S1808では、S1702で取得した過去の最大登録台数3台に最大値を積算した値と、S1801で取得した最小未登録台数7台に最小値を積算した値の和が下限値として設定される。ワンタッチアドレス帳は、最大値が20MB、最小値が10MBであるので、下限値は130MBとなる。また、一般用アドレス帳は、最大値が160MB、最小値が80MBであるので、下限値は1040MBとなる。パーソナライズデータの最小値には、S1811で取得された値150MBが設定される。パーソナライズデータの最大値には、デバイス基本データ〜ユーザ情報データの下限値の合計を2048MBから減算した値709MBが設定される。また、パーソナライズデータ〜ユーザ情報データの下限値の合計は、1489MBであるので、S1813では、下限値の合計値は管理可能なデータ容量全体より大きくないと判定される。
以上のように、データ管理アプリケーション300の機能が追加されたり、デジタル複合機110を新しい装置に置き換えたりするような、新しい設定データの管理状態の場合に、再びデジタル複合機110を全て登録可能かを事前に確認することができる。例えばデータ管理アプリケーション300で扱う設定データが増えていたような場合に、下限値の合計が管理可能なデータ容量全体を超える場合が考えられる。そのような場合、同じ設定のままだと運用中にエラーが出てしまう可能性があることを警告しておくことで、運用開始前に設定を見直すことが可能となる。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110 デジタル複合機: 202 CPU: 203 RAM: 206 ROM

Claims (13)

  1. デバイスを管理する管理装置であって、
    管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶する記憶手段と、
    前記設定データの種別ごとに、当該設定データの管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記管理情報に応じて、前記設定データの種別ごとに、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  2. 前記管理情報は、前記設定データがデバイスに固有に用いられる設定データであるか、もしくは、複数のデバイスで共有に用いられる設定データであるかを示す情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理情報が、前記設定データがデバイスに固有に用いられる設定データであることを示す場合、
    前記制御手段は、当該設定データの種別について定められている第1の容量に基づいて、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の容量より大きい第2の容量の、前記管理装置で管理されているデバイスの台数分の容量と、前記第1の容量の、前記管理装置でさらに管理可能なデバイスの台数分の容量と、の合計を、前記記憶手段に記憶されるデータ容量の制限値として決定する、ことを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記管理情報が、前記設定データが複数のデバイスで共有に用いられる設定データであることを示す場合、
    前記制御手段は、前記第2の容量に基づいて、前記記憶手段に記憶されるデータ容量の制限値を決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記管理情報に基づいて、前記記憶手段における第1の種別の設定データについての第1の制限値を決定し、当該決定した前記第1の制限値に基づいて、前記記憶手段における第2の種別の設定データについての第2の制限値を決定する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記第1の種別の設定データは、前記管理装置で管理されるデバイスごとに対応する設定データであり、
    前記第2の種別の設定データは、前記管理装置で管理されるデバイスのユーザに対応するデータであり、
    前記制御手段は、前記管理装置が管理可能なデータ容量から前記第1の制限値を減算することにより前記第2の制限値を決定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記制御手段により決定された前記第1または第2の制限値が所定の条件に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の条件に該当すると判定された場合、警告メッセージを通知する通知手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の管理装置。
  9. 前記所定の条件とは、複数のデバイスで共有に用いられる設定データをデバイスに固有に用いられる設定データに変更すると、前記第2の制限値が閾値より小さくなる場合であることを特徴とする請求項8に記載の管理装置。
  10. 前記通知手段により前記警告メッセージが通知された場合、設定データの変更を制限する制限手段、をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
  11. 管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶する記憶手段を備える管理装置において実行される制御方法であって、
    前記設定データの種別ごとに、当該設定データの管理情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記管理情報に応じて、前記設定データの種別ごとに、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. デバイスを管理するコンピュータに、
    管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記設定データの種別ごとに、当該設定データの管理情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記管理情報に応じて、前記設定データの種別ごとに、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を制御する制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  13. デバイスと、前記デバイスを管理する管理装置と、を含むシステムであって、
    管理対象のデバイスで用いられる設定データを記憶する記憶手段と、
    前記設定データの種別ごとに、当該設定データの管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記管理情報に応じて、前記設定データの種別ごとに、前記記憶手段で記憶されるデータ容量の制限値を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシステム。
JP2015131843A 2015-06-30 2015-06-30 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム Expired - Fee Related JP6525769B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131843A JP6525769B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム
US15/180,408 US9767399B2 (en) 2015-06-30 2016-06-13 Management apparatus which controls limit value of storage volume of setting data according to type of setting data, control method for controlling management apparatus, storage medium storing program, and system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131843A JP6525769B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017017504A true JP2017017504A (ja) 2017-01-19
JP6525769B2 JP6525769B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=57683261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015131843A Expired - Fee Related JP6525769B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9767399B2 (ja)
JP (1) JP6525769B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6506527B2 (ja) 2014-10-14 2019-04-24 キヤノン株式会社 情報処理装置とデータ同期方法、データ同期システムおよびプログラム
JP2023063703A (ja) * 2021-10-25 2023-05-10 シャープ株式会社 電子機器、情報処理システム及び情報処理方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08149215A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP2010021600A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2010199665A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2014104561A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Daihen Corp ロボットシステム
JP2015100013A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067304A (ja) 1999-08-24 2001-03-16 Canon Inc 多機能装置および該装置における装着されたデバイスの識別方法
JP2001326796A (ja) 2000-05-16 2001-11-22 Ricoh Co Ltd デジタル複合装置
JP4245043B2 (ja) * 2006-12-08 2009-03-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および画像処理システム
JP5338416B2 (ja) * 2009-03-23 2013-11-13 ヤマハ株式会社 音響装置
JP2016126690A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 キヤノン株式会社 管理装置、管理装置の制御方法、及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08149215A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JP2010021600A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2010199665A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2014104561A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Daihen Corp ロボットシステム
JP2015100013A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9767399B2 (en) 2017-09-19
US20170004392A1 (en) 2017-01-05
JP6525769B2 (ja) 2019-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6376935B2 (ja) ネットワークデバイス、ネットワークデバイスの制御方法およびそのプログラム
US9509881B2 (en) Image forming apparatus, data management method, and storage medium
JP5754906B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム
JP5923931B2 (ja) 情報処理装置、管理方法、及び管理プログラム
US9930203B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling information processing apparatus, image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and information processing system
US11296943B2 (en) Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and recording medium
US20130088751A1 (en) Job management apparatus, job control system, and job control method
JP6075327B2 (ja) 画像形成装置、処理方法、および制御プログラム
US20170195506A1 (en) Image forming apparatus forming location free print system and print job retrieval method by the same
US9348545B2 (en) Reducing wait time when external apparatus used for image processing
JP4983543B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6525769B2 (ja) 管理装置、制御方法およびプログラム、並びに、システム
US9665323B2 (en) Print control device using setting value limitation information that limits a print setting value selectable by a user program and print system therefore
JP7179487B2 (ja) サーバ装置、制御方法及びプログラム
US10037182B2 (en) Server apparatus that distributes print data, management method of print data, and storage media
JP5691329B2 (ja) ジョブ管理装置、画像処理装置、印刷システム、及びジョブ管理プログラム
JP2015232871A (ja) 管理装置、管理方法およびプログラム
US20180357135A1 (en) Information processing apparatus that manages data on client, backup method therefor, control method therefor, and storage medium
US9692917B2 (en) Operating information storing system, operating information storing method, and non-transitory computer readable recording medium storing an operating information storing method for storing information from volatile memory to non-volatile memory
JP2017049660A (ja) サーバ装置、制御システム、制御方法、及び、プログラム
US9813568B2 (en) Image processing apparatus and non-transitory computer readable medium for more uniformly distributing documents
US20240192899A1 (en) Service providing apparatus and method for controlling same
JP2016149157A (ja) 情報処理装置、管理方法、及び管理プログラム
JP6399357B2 (ja) 画像形成装置および同期プログラム
US9891877B2 (en) Server apparatus that distributes print data, management method of print data, and storage media

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6525769

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees