以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」という)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る管理システム1の構成例を示す図である。
図1には、1又は複数の情報端末3001〜300n(以下総称する場合「情報端末300」という)、1又は複数の画像処理装置2001〜200n(以下総称する場合「画像処理装置200」という)、及びジョブ管理装置100が、LAN(Local Area Network」)などのネットワークNに接続される構成例が示されている。
情報端末300は、ジョブ管理装置100にジョブ蓄積を要求する蓄積要求機能を有する通信装置である。画像処理装置200は、印刷を含む画像処理機能(ジョブ実行機能)を有する電子機器であり、プリンタやMFP(Multifunction Peripheral)などである。ジョブ管理装置100は、所定の記憶領域に蓄積されたジョブを管理し、取得要求に応じて、該当ジョブを画像処理装置200に提供する管理機能を有する情報処理装置である。
また、図1には、1又は複数の蓄積装置4001〜400n(以下総称する場合「蓄積装置400」という)が接続される構成例が示されている。
蓄積装置400は、所定の記憶領域にジョブを蓄積する蓄積機能を有する記憶装置である。本実施形態では、ジョブ管理装置100が有する記憶領域を内部記憶領域サービスとすると、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400の例が2種類示されている。具体的には、蓄積装置4001は、ジョブ管理装置100と同一ネットワークNを介して接続される記憶装置であり、NAS(Network Attached Storage)などの外部記憶領域サービスを提供する装置である。一方、蓄積装置400nは、ジョブ管理装置100が接続されるネットワークNに外部のネットワークIを介して接続される記憶装置であり、Evernote(商標又は登録商標)やquanp(商標又は登録商標)などのインターネットを介して外部記憶領域サービスを提供する装置である。
ジョブ管理装置100は、画像処理装置200からの取得要求に応じて、利用者のジョブリストを応答する。その結果、画像処理装置200では、取得したジョブリストを表示し、利用者の実行ジョブ選択・ジョブ実行指示を受け付ける。その後、ジョブ管理装置100は、画像処理装置200からの取得要求に応じて、蓄積ジョブの中から選択・指示された実行ジョブの該当ジョブデータを応答する。その結果、画像処理装置200では、取得したジョブデータを実行し、ジョブ実行による機器利用をジョブ管理装置100に通知する。これを受けてジョブ管理装置100では、設定された制御条件に従って、実行ジョブの該当ジョブデータを蓄積装置400に移動し、ジョブの蓄積先を変更する。
以上のように、本実施形態に係る管理システム1は、所定の条件に従って、ジョブの蓄積先を制御するジョブ管理サービスを提供することができる。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係るジョブ管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、ジョブ管理装置100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、ジョブ管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、ジョブ管理装置100による処理結果を表示する。
通信I/F107は、ジョブ管理装置100をネットワークに接続するインタフェースである。これにより、ジョブ管理装置100は、通信I/F107を介して、他の機器(「画像処理装置」、「情報端末」、「蓄積装置」)とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、装置全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、ジョブ管理装置100は、外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、例えば、フロッピー(商標又は登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびに、SDメモリカード(SD Memory card)やUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、ジョブ管理装置100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD」や「ROM」など)から、プログラムやデータをRAM上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。
以上のように、本実施形態に係るジョブ管理装置100は、上記ハードウェア構成により、ジョブ管理を含む各種情報処理サービスを提供することができる。
<ジョブ管理機能>
本実施形態に係るジョブ管理機能について説明する。
本実施形態に係る管理システム1では、ジョブ管理装置100が、自機で管理するジョブが、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する。ジョブ管理装置100は、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先を決定する。これにより、ジョブ管理装置100は、ジョブデータを決定した蓄積先に蓄積する。本実施形態に係る管理システム1は、このようなジョブ管理機能を有している。
従来のジョブ管理方法では、ジョブ管理装置100が有する内部記憶領域のジョブ蓄積による消費を軽減するために、所定の蓄積期間を経過した蓄積ジョブが自動削除される。そのため、蓄積ジョブを必要なときに実行できない場合が考えられる。また、近年、データ伝送路Nを介して利用可能な外部記憶領域サービスが普及していることから、利用者が、外部記憶領域サービスをジョブの蓄積先として利用したい場合が考えられる。
このようなことから、蓄積ジョブは、記憶領域の消費軽減とサービスの利便性を考慮し、柔軟に管理できる(蓄積先にある程度の自由度を持たせられる)ことが望ましい。
そこで、本実施形態に係るジョブ管理装置100では、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400と連携し、所定の制御条件に従って、ジョブの蓄積先を制御する仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る管理システム1は、記憶領域の消費軽減とサービスの利便性を考慮した蓄積ジョブの管理が可能な環境を提供する。その結果、本実施形態に係る管理システム1では、柔軟なジョブ管理サービスが実現できる。
以下に、本実施形態に係るジョブ管理機能の構成とその動作について説明する。
図3は、本実施形態に係るジョブ管理機能の構成例を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係るジョブ管理機能は、ジョブ受信部11、ジョブ管理部12、要求処理部13、蓄積先制御部14、ジョブ取得部21、実行制御部22、及びジョブ送信部31などを有している。
ジョブ受信部11、ジョブ管理部12、要求処理部13、及び蓄積先制御部14は、ジョブ管理装置100が有する機能部である。ジョブ取得部21と実行制御部22は、画像処理装置200が有する機能部である。ジョブ送信部31は、情報端末300が有する機能部である。
このように、本実施形態に係るジョブ管理機能は、各機器が有する上記各機能部が連携動作することで実現される。
《情報端末》
ジョブ送信部31は、ジョブ管理装置100にジョブデータを送信する機能部である。ジョブ送信部31は、情報端末300が有するジョブデータ生成機能(例えば「プリンタドライバ」などのソフトウェアにより実現される機能)により生成されたジョブデータを、ジョブ管理装置100に送信することで、ジョブの蓄積を要求する。
《画像処理装置》
ジョブ取得部21は、ジョブ管理装置100から蓄積ジョブに関する情報や蓄積ジョブのジョブデータを取得する機能部である。
ジョブ取得部21は、ジョブ管理装置100に利用者識別情報を送信することで、利用者の蓄積ジョブに関する情報(ジョブリスト)の取得を要求し、情報を取得する。これにより、画像処理装置200は、取得情報に基づき、実行ジョブを選択・指示可能な操作画面を表示し、利用者からの操作を受け付ける。
また、ジョブ取得部21は、利用者からの操作を受け付けると、ジョブ管理装置100にジョブ識別情報を送信することで、選択・指示された実行ジョブのジョブデータの取得を要求する。これにより、画像処理装置200は、ジョブ管理装置100から該当ジョブデータを取得する。
実行制御部22は、ジョブの実行を制御する機能部である。実行制御部22は、ジョブ取得部21が取得したジョブデータを実行し、ジョブ管理装置100に実行結果を通知する。なお、実行制御部22は、ジョブが正常に実行されたことを示す情報として、実行ジョブのジョブ識別情報とともに、ジョブ実行による機器利用値(例えば印刷ジョブ実行時の「印刷枚数値:カウンタ値」など)を通知するようにしてもよい。
《ジョブ管理装置》
ジョブ受信部11は、情報端末300(ジョブ送信部)から送信されたジョブデータを受信する機能部である。ジョブ受信部11は、ジョブデータを受信することで、ジョブの蓄積要求を受け付ける。また、ジョブ受信部11は、受信したジョブデータを解析し、解析結果から、ジョブの蓄積を依頼した利用者(以下「蓄積利用者」という)項目、ジョブの書誌項目、ジョブデータのサイズ項目などに関する情報を取得する。ジョブ受信部11は、後述するジョブ管理部12にジョブデータと取得情報を渡し、ジョブの蓄積を指示する。
ジョブ管理部12は、所定のデータ操作により蓄積ジョブを管理する機能部である。ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、保持されるジョブ管理情報を登録・更新することで、蓄積したジョブデータを管理する。なお、管理情報保持部90は、ジョブ管理装置100が備える記憶装置の所定の記憶領域にあたる。
ここで、ジョブ管理情報について説明する。
図4は、本実施形態に係るジョブ管理情報90DJのデータ例を示す図である。
図4に示すように、ジョブ管理情報90DJは、ジョブ識別、蓄積利用者識別、書誌、蓄積先、サイズなどの各情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットをジョブ単位で管理している。
[ジョブ識別]項目は、蓄積ジョブを識別するジョブ識別情報を保持する項目であり、項目値には、ジョブ蓄積時に発行されたジョブ識別子(ジョブID)などがある。[蓄積利用者識別]項目は、蓄積利用者を識別する利用者識別情報を保持する項目であり、項目値には、蓄積利用者に割り当てられた利用者識別子(利用者ID)などがある。[書誌]項目は、蓄積ジョブの書誌情報を保持する項目であり、項目値には、ジョブデータ(又はジョブデータの付加情報)に含まれる書誌項目値などがある。書誌項目値には、蓄積ジョブのファイル名、ページ数、及び蓄積ジョブの実行条件設定値(部数設定やカラー設定)などがある。
[蓄積]項目は、ジョブデータの蓄積先を識別する蓄積先識別情報とジョブデータの蓄積先情報を保持する項目であり、項目値には、ジョブ保持部60,80などの蓄積先にあたる記憶領域に割り当てられた蓄積先識別子(蓄積先ID)や蓄積したジョブデータへのURI(Uniform Resource Identifier)などがある。なお、ジョブ保持部60は、蓄積装置400が備える記憶装置の所定の記憶領域(外部記憶領域)にあたり、ジョブ保持部80は、ジョブ管理装置100が備える記憶装置の所定の記憶領域(内部記憶領域)にあたる。[サイズ]項目は、ジョブデータのサイズ情報を保持する項目であり、項目値には、蓄積したジョブデータのデータサイズ値などがある。
図3の説明に戻る。ジョブ管理部12は、情報端末300(ジョブ送信部)からジョブ蓄積要求(ジョブ受信部から蓄積指示)を受け付けると、ジョブ保持部80にアクセスし、受信したジョブデータを蓄積する。
このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、保持される蓄積先管理情報90DSに基づき、ジョブデータを蓄積する。
ここで、蓄積先管理情報について説明する。
図5は、本実施形態に係る蓄積先管理情報90DSのデータ例を示す図である。
図5に示すように、蓄積先管理情報90DSは、記憶領域種別、蓄積先識別、アクセス方法などの各情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを蓄積先単位で管理している。
[記憶領域種別]項目は、蓄積先の領域種別を示す記憶領域種別情報を保持する項目であり、項目値には、"内部"又は"外部"で示される種別値などがある。なお、本実施形態では、"内部"の値が、ジョブ管理装置100が有するジョブ保持部80(内部記憶領域)を示し、"外部"の値が、蓄積装置400が有するジョブ保持部60(外部記憶領域)を示す。[蓄積先識別]項目は、蓄積先識別情報を保持する項目であり、項目値には、蓄積先識別子などがある。[アクセス方法]項目は、蓄積先へのアクセス方法を示すアクセス方法情報を保持する項目であり、項目値には、データの記憶形式が示されるデータの記憶形式値やデータの通信方式が示される通信方式値などがある。
蓄積先管理情報90DSの上記各情報項目値は、管理者などが、利用者に対して提供するサービスの内容やサービスの運用方針などに従って、蓄積先候補とする記憶領域を決定し、決定した記憶領域に基づき、予め設定しておけばよい。
図3の説明に戻る。ジョブ管理部12は、ジョブ受信部11からジョブ蓄積指示を受け付けると、管理情報保持部90にアクセスし、ジョブ保持部80(内部記憶領域)の蓄積先識別情報に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報(記憶形式値)に基づき、設定されたアクセス方法に従って、ジョブ保持部80にアクセスし、ジョブデータを蓄積する。
またこのとき、ジョブ管理部12は、ジョブ受信部11の取得情報(ジョブデータの解析結果から取得した情報)に基づき、新規情報セットを生成し、蓄積ジョブのジョブ管理情報90DJとして登録する。ジョブ管理部12は、まず、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積要求されたジョブ(以下「蓄積要求ジョブ」:受信したジョブデータ)に対して発行したジョブ識別情報の値を[ジョブ識別]項目値とする新規情報セット(レコード)を生成する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積利用者識別]項目値、[書誌]項目値、[サイズ]項目値に、取得情報に含まれる蓄積利用者項目、書誌項目、サイズ項目などに関する情報の値を登録する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積]項目値に、蓄積したジョブデータの蓄積先識別情報の値と蓄積先情報の値を登録する。
また、ジョブ管理部12は、画像処理装置200(ジョブ取得部)から蓄積ジョブに関する情報取得要求(後述する要求処理部から取得指示)を受け付けると、管理情報保持部90から該当蓄積ジョブのジョブ管理情報90DJを取得し、要求元に応答する。ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、取得要求受付時に受け取った要求利用者の利用者識別情報に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットを要求利用者の蓄積ジョブに関する情報(ジョブリスト)として応答する。
また、ジョブ管理部12は、画像処理装置200(ジョブ取得部)からジョブデータの取得要求(供述する要求処理部から取得指示)を受け付けると、ジョブ保持部80から該当ジョブデータを取得し、要求元に応答する。ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、取得要求受付時に受け取った実行ジョブのジョブ識別情報に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットの蓄積情報を取得する。ジョブ管理部12は、取得した蓄積情報の蓄積先識別情報に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報(記憶形式値)に基づき、設定されたアクセス方法に従って、ジョブ保持部80にアクセスする。ジョブ管理部12は、取得した蓄積情報の蓄積先情報に基づき、該当ジョブデータを特定し、特定したジョブデータを応答する。
また、ジョブ管理部12は、所定の制御条件に従った蓄積先の制御結果通知(決定された蓄積先)を受け付けると、ジョブ保持部80にアクセスし、制御対象のジョブデータを取得し、取得したジョブデータを決定された蓄積先に蓄積する。つまり、ジョブ管理部12は、蓄積先の制御結果に基づき、蓄積ジョブの蓄積先を変更する。なおここでいう変更とは、次のような処理を意味する。デフォルトの蓄積先は、内部記憶領域のジョブ保持部80である。しかし、記憶領域の消費軽減やサービスの利便性を考慮し、蓄積先をジョブ保持部80と異なる記憶領域に変更する。ジョブ保持部80と異なる記憶領域には、蓄積先候補にあたる外部記憶領域のジョブ保持部60が含まれる。
ジョブ管理部12は、例えば、ジョブ保持部60(外部記憶領域)を蓄積先とする制御結果通知を受け付けると、ジョブデータ取得要求受付時と同様の処理で、ジョブ保持部80(内部記憶領域)から制御対象のジョブデータを取得する。ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、結果通知受付時に受け取った蓄積先識別情報に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報(通信方式値)に基づき、設定されたアクセス方法に従って、ジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、取得した制御対象のジョブデータを蓄積する。ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に成功すると、ジョブ保持部80から制御対象のジョブデータを削除する。
またこのとき、ジョブ管理部12は、蓄積先を変更した蓄積ジョブのジョブ管理情報90DJを更新する。ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先を変更した蓄積ジョブのジョブ識別情報に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットの[蓄積]項目値を、変更後の蓄積先識別情報の値と蓄積先情報の値で更新する。つまり、ジョブ管理部12は、ジョブ管理情報90DJに変更後の蓄積先に関する情報を反映する。
このように、ジョブ管理装置100は、ジョブ管理情報90DJを用いて、蓄積ジョブを管理する。
要求処理部13は、ジョブ管理装置100と画像処理装置200(ジョブ取得部又は実行制御部)との間の要求・応答を処理する機能部である。
要求処理部13は、画像処理装置200(ジョブ取得部)から利用者識別情報を受信することで、蓄積ジョブに関する情報取得要求を受け付け、ジョブ管理部12に利用者識別情報を渡し、情報取得を指示する。その結果、要求処理部13は、ジョブ管理部12から受け取った蓄積ジョブに関する情報(ジョブリスト)を要求元に応答する。要求処理部13は、画像処理装置200(ジョブ取得部)からジョブ識別情報を受信することで、ジョブデータの取得要求を受け付け、ジョブ管理部12にジョブ識別情報を渡し、データ取得を指示する。その結果、要求処理部13は、ジョブ管理部12から受け取ったジョブデータを要求元に応答する。
要求処理部13は、画像処理装置200(実行制御部)からジョブ識別情報を受信することで、ジョブの実行結果通知を受け付け、後述する蓄積先制御部14にジョブ識別情報を渡し、蓄積先制御を指示する。この場合、蓄積先制御は、画像処理装置200(実行制御部)のジョブ実行後に行われる(実行済みのジョブデータに対して行われる)。
蓄積先制御部14は、ジョブの蓄積先を制御する機能部である。蓄積先制御部14は、制御情報保持部70にアクセスし、保持される制御情報に基づき、ジョブデータの蓄積先を制御する。
ここで、制御情報について説明する。
図6は、本実施形態に係る制御情報70Dのデータ例を示す図である。
図6に示すように、制御情報70Dは、制御パラメータ、制御条件定義、変更蓄積先識別、優先順位などの各情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを制御条件単位で管理している。
[制御パラメータ]項目は、制御条件の変数を示す制御パラメータ情報を保持する項目であり、項目値には、蓄積ジョブ数(Job.Count)や実行ジョブのデータサイズ値(Job.Size)などで示される変数値などがある。[制御条件定義]項目は、制御条件が定義された制御条件定義情報を保持する項目であり、項目値には、「蓄積ジョブ数が1000[個]以上?」(Job.Count ≧ 1000)や「実行ジョブのデータサイズ値が10[MB]以上?」(Job.Size ≧ 10)などで示される条件式などがある。[変更蓄積先識別]項目は、制御条件が満たされた場合に変更する蓄積先の蓄積先識別情報を保持する項目である。[優先順位]項目は、制御条件の判定順を決定するための優先順位を示す優先順位情報を保持する項目であり、項目値には、所定の範囲内の数値(1〜N)で段階的に示される優先順位値などがある。
制御情報70Dの上記各情報項目値は、管理者などが、利用者に対して提供するサービスの内容やサービスの運用方針などに従って、記憶領域の消費軽減やサービスの利便性を考慮した蓄積先の制御条件を決定し、決定した制御条件に基づき、予め設定しておけばよい。なお、制御条件は、上記内容に限定されない。例えば「実行ジョブに所定の文字('秘')又は文字列("社外秘")が含まれている?」や「ジョブ実行による累積利用値(累積印刷枚数)が所定値以上?」などであってもよい。上述したように、制御条件は、適宜設定できる。
図3の説明に戻る。蓄積先制御部14は、蓄積先制御指示を受け付けると、制御情報保持部70にアクセスし、制御情報70Dの優先順位情報に基づき、優先順位に従って、制御条件の情報セットを特定する。蓄積先制御部14は、特定した情報セットの制御パラメータ情報に基づき、ジョブ管理装置100で保持される該当変数値を取得する。蓄積先制御部14は、同情報セットの制御条件定義情報に基づき、条件式を特定し、取得した変数値を特定した条件式に代入する。蓄積先制御部14は、条件式への代入結果から、制御条件を満たすか否かを判定する。蓄積先制御部14は、制御条件を満たす判定結果を得ると、同情報セットの変更蓄積先識別情報に基づき、蓄積先を決定する。蓄積先制御部14は、制御条件を満たしていない判定結果を得ると、判定した制御条件の次に優先順位の高い制御条件の情報セットを特定し、上記判定処理を繰り返す。
例えば、蓄積先制御部14が、図6に示す制御情報70Dを用いて、上記判定処理を行う場合には、次のような処理となる。まず、蓄積先制御部14は、現在の蓄積ジョブ数を取得し、取得値に基づき、蓄積ジョブ数が1000[個]以上か否かを判定する。その結果、蓄積先制御部14は、蓄積ジョブ数が1000[個]以上の場合、"外部01"で識別される蓄積先を変更後の蓄積先として決定する。一方、蓄積先制御部14は、蓄積ジョブ数が1000[個]未満の場合、実行結果通知を受け付けた実行ジョブのデータサイズ値が10[MB]以上か否かを判定する。その結果、蓄積先制御部14は、実行ジョブのデータサイズ値が10[MB]以上の場合、"外部01","外部02","外部03"で識別される3つの蓄積先を変更後の蓄積先として決定する。
蓄積先制御部14は、蓄積先を決定すると、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報を含む制御結果を通知する。このとき、蓄積先制御部14は、決定した蓄積先が複数存在する場合、優先順位に従って、蓄積先の蓄積先識別情報を含む制御結果を通知する(優先順位の高い順に通知する)。これにより、ジョブ管理部12は、決定された蓄積先へのジョブ蓄積に失敗しても、通知された順に従って、ジョブ蓄積を行うことができる。例えば、ジョブ管理部12は、蓄積先制御部14から、"外部01","外部02","外部03"で識別される3つの蓄積先の制御結果が通知された場合、まず、"外部01"で識別される蓄積先に対して、ジョブ蓄積を行う。その結果、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に失敗した場合、"外部02"で識別される蓄積先に対して、ジョブ蓄積を行う。
このように、ジョブ管理装置100は、蓄積装置400と連携し、所定の制御条件に従って、ジョブの蓄積先を制御する。
以上のように、本実施形態に係るジョブ管理機能は、上記各機能部が連携動作することにより実現される。なお、上記各機能部は、システム1を構成する各機器に搭載(インストール)されるプログラム(ジョブ管理機能を実現するソフトウェア)が、演算装置(CPU)により、記憶装置(「HDD」や「ROM」)からメモリ(RAM)上に読み出され、各機器において、以下の処理が実行されることで実現される。
本実施形態に係るジョブ管理機能の詳細な動作(機能部群の連携動作)について、処理手順を示すシーケンス図及びフローチャートを用いて説明する。なお、ジョブ管理機能の処理は、次の処理に大別できる。具体的には、ジョブ実行時に蓄積先を制御する処理(以下「処理その1」)、ジョブ受信時(ジョブ蓄積要求受付時)に蓄積先を制御する処理(以下「処理その2」)である。
《処理その1》
図7は、本実施形態に係るジョブ受信時におけるジョブ管理の処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。なお、以下には、利用者"UserB"が、ジョブデータ"Job_2"を、ジョブ管理装置100の"内部01"で識別されるジョブ保持部80(内部記憶領域)に蓄積する場合を例に説明する。
図7に示すように、情報端末300は、ジョブ送信部31が、ジョブ管理装置100(ジョブ受信部)にジョブデータを送信し、ジョブの蓄積を要求する(ステップS101)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ蓄積要求を受け付けると、受信したジョブデータを解析する(ステップS102)。ジョブ受信部11は、ジョブデータの解析結果から、蓄積利用者項目[UserB]、ジョブの書誌項目[ファイル名:議事録.doc,部数設定:5,...]、ジョブデータのサイズ項目[128]などに関する情報を取得する。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ管理部12に解析結果からの取得情報とジョブデータを渡し、ジョブの蓄積を指示する(ステップS103)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積指示を受け付けると、ジョブ保持部80にアクセスし、受け取ったジョブデータを蓄積する(ステップS104)。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、ジョブ保持部80の蓄積先識別情報[デフォルト設定:内部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[FileSystem,file:\\D\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、"内部01"で識別されるジョブ保持部80にアクセスし、ジョブデータを蓄積する。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、受け取った取得情報に基づき、新規情報セットを生成し、蓄積ジョブのジョブ管理情報90DJとして登録する(ステップS105)。このとき、ジョブ管理部12は、まず、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積要求ジョブ(受信したジョブデータ)に対して発行したジョブ識別情報の値[J0002]を[ジョブ識別]項目値とする新規情報セット(レコード)を生成する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積利用者識別]項目値、[書誌]項目値、[サイズ]項目値に、取得情報に含まれる蓄積利用者項目[UserB]、書誌項目[ファイル名:議事録.doc,部数設定:5,...]、ジョブデータのサイズ項目[128]などに関する情報の値を登録する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積]項目値に、蓄積したジョブデータの蓄積先識別情報の値[内部01]と蓄積先情報の値[file:\D\\Storage\UserB\Job_2]を登録する。
図8は、本実施形態に係るジョブ実行時におけるジョブ管理の処理手順例を示すシーケンス図である。なお、本処理は、画像処理装置200で、ジョブ管理装置100から取得した蓄積ジョブに関する情報(ジョブリスト)に基づき表示された操作画面を介して、実行ジョブの選択・指示を受け付けた後の処理が示されている。以下には、利用者"UserB"が、ジョブ管理装置100の"内部01"で識別されるジョブ保持部80(内部記憶領域)に蓄積しておいたジョブデータ"Job_2"を選択・指示し、実行した場合を例に説明する。
図8に示すように、画像処理装置200は、ジョブ取得部21が、ジョブ管理装置100(要求処理部)にジョブ識別情報[J002]を送信することで、選択・指示された実行ジョブのジョブデータの取得を要求する(ステップS201)。
ジョブ管理装置100は、要求処理部13が、データ取得要求を受け付けると、ジョブ管理部12にジョブ識別情報[J002]を渡し、データ取得を指示する(ステップS202)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、データ取得指示を受け付けると、ジョブ保持部80にアクセスし、受け取ったジョブ識別情報[J002]に基づき、該当ジョブデータ[Job_2]を取得する(ステップS203)。ジョブ管理部12は、取得したジョブデータ[Job_2]を要求処理部13に渡す(ステップS204)。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、受け取った実行ジョブのジョブ識別情報[J002]に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットの蓄積情報[内部01,file:\D\\Storage\UserB\Job_2]を取得する。ジョブ管理部12は、取得した蓄積情報の蓄積先識別情報[内部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[FileSystem,file:\\D\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法[file:\\D\Storage\...]に従って、ジョブ保持部80にアクセスする。ジョブ管理部12は、取得した蓄積情報の蓄積先情報[file:\D\\Storage\UserB\Job_2]に基づき、該当ジョブデータ[Job_2]を特定し、特定したジョブデータ[Job_2]を要求処理部13に渡す。
その結果、ジョブ管理装置100は、要求処理部13が、受け取ったジョブデータ[Job_2]を要求元(画像処理装置)に応答する(ステップS205)。
画像処理装置200は、ジョブ取得部21が、データ取得応答を受け付けると、実行制御部22にジョブデータ[Job_2]を渡し、ジョブの実行を指示する(ステップS206)。
その結果、画像処理装置200は、実行制御部22が、ジョブ実行指示を受け付けると、受け取ったジョブデータを実行し(ステップS207)、ジョブ管理装置100(要求処理部)に実行ジョブのジョブ識別情報[J002]などを含む実行結果を通知する(ステップS208)。
ジョブ管理装置100は、要求処理部13が、実行結果通知を受け付けると、蓄積先制御部14にジョブ識別情報[J002]を渡し、蓄積先制御を指示する(ステップS209)。
ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先制御指示を受け付けると、実行ジョブが、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS210)。蓄積先制御部14は、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400(外部記憶領域)を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先("外部01"で識別される蓄積先)を決定する(ステップS211)。
その結果、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先を決定すると、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]と実行ジョブのジョブ識別情報[J002]を含む制御結果を通知する(ステップS212)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、制御結果通知を受け付けると、受け取った蓄積先識別情報[外部01]により特定したアクセス方法情報[SMB,\\NAS\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、決定された蓄積先の"外部01"で識別されるジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、受け取ったジョブ識別情報[J002]に基づき、ジョブ保持部80から取得した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する(ステップS213)。これにより、制御条件を満たした実行ジョブが、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400に蓄積される(ステップS214)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積に成功すると、ジョブ保持部80から制御対象のジョブデータ[Job_2]を削除する(ステップS215)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、蓄積先を変更した蓄積ジョブのジョブ管理情報90DJを更新する(ステップS216)。これにより、所定の制御条件を満たした実行ジョブの蓄積先が、ジョブ管理装置100から蓄積装置400("内部01"で識別される蓄積先から"外部01"で識別される蓄積先)に変更される。
《蓄積先制御の詳細処理》
図9は、本実施形態に係るジョブ実行時における蓄積先制御の処理手順例を示すフローチャートである。本処理は、上記ステップS210からS216の詳細処理(蓄積先制御部とジョブ管理部との連携処理)である。
図9に示すように、蓄積先制御部14は、蓄積先制御指示を受け付けると、制御情報保持部70にアクセスし、制御情報70Dを参照する(ステップS301)。このとき、制御情報70Dの優先順位情報[1,2,3,...]に基づき、設定された優先順位に従って、制御条件の情報セットを特定する。
次に、蓄積先制御部14は、実行ジョブが、優先順位に従って特定した制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS302)。このとき、蓄積先制御部14は、特定した情報セットの制御パラメータ情報[Job.Count]に基づき、ジョブ管理装置100で保持される該当変数値[1001]を取得する。蓄積先制御部14は、同情報セットの制御条件定義情報[Job.Count ≧ 1000]に基づき、条件式を特定し、取得した変数値[1001]を特定した条件式に代入する(Job.Count:1001 ≧ 1000)。蓄積先制御部14は、条件式への代入結果から、制御条件を満たすか否かを判定する。
蓄積先制御部14は、制御条件を満たす判定結果を得ると(ステップS302:YES)、同情報セットの変更蓄積先識別情報[外部01]に基づき、蓄積先を決定する(ステップS303)。蓄積先制御部14は、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]と実行ジョブのジョブ識別情報[J002]を渡し、蓄積先の制御結果を通知する。なお、蓄積先制御部14は、決定した蓄積先が複数存在する場合、優先順位に従って、蓄積先の蓄積先識別情報を含む制御結果を通知する(優先順位の高い順に通知する)。
一方、蓄積先制御部14は、制御条件を満たしていない判定結果を得ると(ステップS302:NO)、制御情報70Dに設定される全ての制御条件に対して、上記判定処理を行ったか否かを判定する(ステップS311)。蓄積先制御部14は、全てに対して行っていない判定結果を得ると(ステップS311:NO)、ステップS301の処理に移行し、判定した制御条件の次に優先順位の高い制御条件の情報セットを特定し、制御条件判定処理を繰り返す。一方、蓄積先制御部14は、全てに対して行った判定結果を得ると(ステップS311:YES)、処理を終了する。
ジョブ管理部12は、蓄積先制御部14から制御結果通知を受け付けると、変更前と変更後の蓄積先が同じか否かを判定する(ステップS304)。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、受け取ったジョブ識別情報[J002]に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットの蓄積情報の蓄積先識別情報[内部01]が、受け取った蓄積先識別情報[外部01]と一致する場合に、変更前と変更後の蓄積先が同じと判定する。
ジョブ管理部12は、蓄積先が同じ判定結果を得ると(ステップS304:YES)、決定された蓄積先への変更が必要ないとして、処理を終了する。
一方、ジョブ管理部12は、蓄積先が異なる判定結果を得ると(ステップS304:NO)、決定された蓄積先への変更が必要として、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先管理情報90DSを参照する(ステップS305)。
ジョブ管理部12は、決定された蓄積先のアクセス方法に従って、制御対象のジョブデータを蓄積する(ステップS306)。このとき、ジョブ管理部12は、受け取ったジョブ識別情報[J002]から特定した情報セットの蓄積情報の蓄積先情報[file:\D\Storage\UserB\Job_2]に基づき、変更前の蓄積先にあたるジョブ保持部80から制御対象のジョブデータ[Job_2]を取得する。また、ジョブ管理部12は、受け取った蓄積先識別情報[外部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[SMB,\\NAS\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、決定された蓄積先(変更後の蓄積先)の蓄積装置400が有するジョブ保持部60に、ジョブ保持部80から取得した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する。
次に、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に成功したか否かを判定する(ステップS307)。このとき、ジョブ管理部12は、蓄積先へのアクセス結果に基づき判定を行う。
ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に失敗した判定結果を得ると(ステップS307:NO)、ステップS301の処理に移行し、失敗した蓄積先を決定した制御条件の次に優先順位の高い制御条件の情報セットを特定し、制御条件判定処理を繰り返す。なお、ジョブ管理部12には、蓄積先制御部14から、決定した複数の蓄積先が制御結果として通知されることがある。この場合、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に失敗すると、次の蓄積先候補に対して、ジョブの蓄積を試みる。その結果、ジョブ管理部12は、全ての蓄積先候補において、ジョブ蓄積に失敗すると、ステップS301の処理に移行する。
一方、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に成功した判定結果を得ると(ステップS307:YES)、現在の蓄積先(変更前の蓄積先)であるジョブ保持部80から制御対象のジョブデータ[Job_2]を削除する(ステップS308)。
次に、ジョブ管理部12は、ジョブ管理情報90DJを参照し(ステップS309)、蓄積先を変更した蓄積ジョブの情報セット(蓄積情報)を更新し(ステップS310)、処理を終了する。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先を変更した蓄積ジョブのジョブ識別情報[J002]に基づき、ジョブ管理情報90DJの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットの[蓄積]項目値を、変更後の蓄積先識別情報の値[外部01]と蓄積先情報の値[\\NAS\Storage\UserB\Job_2]で更新する。これにより、所定の制御条件を満たした実行ジョブの蓄積先が、ジョブ管理装置100から蓄積装置400に変更される。
図10は、本実施形態に係る蓄積先制御時のジョブ管理情報90DJのデータ遷移例を示す図である。
図10に示すように、ジョブ管理装置100では、上記蓄積先制御処理により、ジョブ管理情報90DJのうち、利用者"UserB"の蓄積ジョブ"J002"を管理する情報セットRの蓄積情報が、ジョブ管理装置100が有するジョブ保持部80("内部01"で識別される蓄積先)から蓄積装置400が有するジョブ保持部60("外部01"で識別される蓄積先)に変更されている。このように、ジョブ管理装置100では、蓄積先が変更されると、ジョブ管理情報90DJに変更後の蓄積先に関する情報が反映される。
このように、本実施形態に係るジョブ管理機能では、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400と連携し、所定の制御条件に従って、実行ジョブの蓄積先を制御する(ジョブ実行時に制御する)。
《処理その2》
図11は、本実施形態に係るジョブ受信時におけるジョブ管理の処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。なお、以下には、利用者"UserB"が、ジョブデータ"Job_2"を、蓄積装置400の"外部01"で識別されるジョブ保持部60(外部記憶領域)に蓄積する場合を例に説明する。
図11に示すように、情報端末300は、ジョブ送信部31が、ジョブ管理装置100(ジョブ受信部)にジョブデータを送信し、ジョブの蓄積を要求する(ステップS401)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ蓄積要求を受け付けると、受信したジョブデータを解析する(ステップS402)。ジョブ受信部11は、ジョブデータの解析結果から、蓄積利用者項目[UserB]、ジョブの書誌項目[ファイル名:議事録.doc,部数設定:5,...]、ジョブデータのサイズ項目[128]などに関する情報を取得する。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ管理部12に解析結果からの取得情報とジョブデータを渡し、ジョブの蓄積を指示する(ステップS403)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積指示を受け付けると、蓄積先制御部14にジョブ識別情報[J002]を渡し、蓄積先制御を指示する(ステップS404)。
ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先制御指示を受け付けると、蓄積要求ジョブ(受信したジョブデータ)が、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS405)。蓄積先制御部14は、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400(外部記憶領域)を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先["外部01"で識別される蓄積先]を決定する(ステップS406)。
その結果、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先を決定すると、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]を含む制御結果を通知する(ステップS407)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、制御結果通知を受け付けると、受け取った蓄積先識別情報[外部01]により特定したアクセス方法情報[SMB,\\NAS\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、決定された蓄積先の蓄積装置400が有するジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、蓄積要求受付時に受信した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する(ステップS408)。これにより、制御条件を満たした蓄積要求ジョブが、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400に蓄積される(ステップS409)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積に成功すると、蓄積要求ジョブのジョブ管理情報90DJを登録する(ステップS410)。これにより、所定の制御条件を満たした蓄積要求ジョブの蓄積先が、蓄積装置400("外部01"で識別される蓄積先)として登録される。
《蓄積先制御の詳細処理》
図12は、本実施形態に係るジョブ受信時における蓄積先制御の処理手順例を示すフローチャートである。本処理は、上記ステップS405からS410の詳細処理(蓄積先制御部とジョブ管理部との連携処理)である。
図12に示すように、蓄積先制御部14は、蓄積先制御指示を受け付けると、制御情報保持部70にアクセスし、制御情報70Dを参照する(ステップS501)。このとき、制御情報70Dの優先順位情報[1,2,3,...]に基づき、設定された優先順位に従って、制御条件の情報セットを特定する。
次に、蓄積先制御部14は、蓄積要求ジョブが、優先順位に従って特定した制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS502)。このとき、蓄積先制御部14は、特定した情報セットの制御パラメータ情報[Job.Count]に基づき、ジョブ管理装置100で保持される該当変数値[1001]を取得する。蓄積先制御部14は、同情報セットの制御条件定義情報[Job.Count ≧ 1000]に基づき、条件式を特定し、取得した変数値[1001]を特定した条件式に代入する(Job.Count:1001 ≧ 1000)。蓄積先制御部14は、条件式への代入結果から、制御条件を満たすか否かを判定する。
蓄積先制御部14は、制御条件を満たしていない判定結果を得ると(ステップS502:NO)、制御情報70Dに設定される全ての制御条件に対して、上記判定処理を行ったか否かを判定する(ステップS509)。
蓄積先制御部14は、全てに対して行っていない判定結果を得ると(ステップS509:NO)、ステップS501の処理に移行し、判定した制御条件の次に優先順位の高い制御条件の情報セットを特定し、制御条件判定処理を繰り返す。
一方、蓄積先制御部14は、全てに対して行った判定結果を得ると(ステップS311:YES)、ジョブ管理部12にデフォルト蓄積先の蓄積先識別情報[内部01]を渡し、蓄積先の制御結果を通知する。
ジョブ管理部12は、蓄積先制御部14から制御結果通知を受け付けると、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先管理情報90DSを参照する(ステップS510)。
ジョブ管理部12は、決定されたデフォルト蓄積先のアクセス方法に従って、制御対象のジョブデータを蓄積する(ステップS511)。このとき、ジョブ管理部12は、受け取った蓄積先識別情報[内部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[FileSystem,file:\\D\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、決定されたデフォルト蓄積先のジョブ管理装置100が有するジョブ保持部80に、蓄積要求受付時に受信した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する。以後、後述するステップS507の処理に移行する。
一方、蓄積先制御部14は、制御条件を満たす判定結果を得ると(ステップS502:YES)、同情報セットの変更蓄積先識別情報[外部01]に基づき、蓄積先を決定する(ステップS503)。蓄積先制御部14は、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]を渡し、蓄積先の制御結果を通知する。なお、蓄積先制御部14は、決定した蓄積先が複数存在する場合、優先順位に従って、蓄積先の蓄積先識別情報を含む制御結果を通知する(優先順位の高い順に通知する)。
ジョブ管理部12は、蓄積先制御部14から制御結果通知を受け付けると、決定された蓄積先への変更が必要として、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先管理情報90DSを参照する(ステップS504)。
ジョブ管理部12は、決定された蓄積先のアクセス方法に従って、制御対象のジョブデータを蓄積する(ステップS505)。このとき、ジョブ管理部12は、受け取った蓄積先識別情報[外部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[SMB,\\NAS\Storage\...]に基づき、設定されたアクセス方法に従って、決定された蓄積先(変更後の蓄積先)の蓄積装置400が有するジョブ保持部60に、蓄積要求受付時に受信した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する。
次に、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に成功したか否かを判定する(ステップS506)。このとき、ジョブ管理部12は、蓄積先へのアクセス結果に基づき判定を行う。
ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に失敗した判定結果を得ると(ステップS506:NO)、ステップS501の処理に移行し、失敗した蓄積先を決定した制御条件の次に優先順位の高い制御条件の情報セットを特定し、制御条件判定処理を繰り返す。なお、ジョブ管理部12には、蓄積先制御部14から、決定した複数の蓄積先が制御結果として通知されることがある。この場合、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に失敗すると、次の蓄積先候補に対して、ジョブの蓄積を試みる。その結果、ジョブ管理部12は、全ての蓄積先候補において、ジョブ蓄積に失敗すると、ステップS501の処理に移行する。
一方、ジョブ管理部12は、ジョブ蓄積に成功した判定結果を得ると(ステップS506:YES)、ジョブ管理情報90DJを参照し(ステップS507)、蓄積要求ジョブのジョブ管理情報90DJの情報セットを登録し(ステップS508)、処理を終了する。このとき、ジョブ管理部12は、まず、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積要求ジョブに対して発行したジョブ識別情報の値[J0002]を[ジョブ識別]項目値とする新規情報セット(レコード)を生成する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積利用者識別]項目値、[書誌]項目値、[サイズ]項目値に、取得情報に含まれる蓄積利用者項目[UserB]、書誌項目[ファイル名:議事録.doc,部数設定:5,...]、ジョブデータのサイズ項目[128]などに関する情報の値を登録する。次に、ジョブ管理部12は、新規情報セットの[蓄積]項目値に、蓄積したジョブデータの蓄積先識別情報の値[内部01]/[外部01]と蓄積先情報の値[file:\D\\Storage\UserB\Job_2]/[\\NAS\Storage\UserB\Job_2]を登録する。
このように、本実施形態に係るジョブ管理機能では、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400と連携し、所定の制御条件に従って、蓄積要求ジョブの蓄積先を制御する(ジョブ受信時に制御する)。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る管理システム1によれば、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14により、自機で管理するジョブが、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する。ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12により、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先を決定する。これにより、ジョブ管理装置100は、ジョブデータを決定した蓄積先に蓄積する。
これによって、本実施形態に係る管理システム1は、記憶領域の消費軽減とサービスの利便性との両方を考慮した蓄積ジョブの管理が可能な環境を提供でき、柔軟なジョブ管理サービスが実現できる。
<変形例>
本変形例では、制御条件ごとに制御タイミングを設定可能な制御情報70Dを用いて、ジョブ管理を行う技術を提案する。
これにより、本変形例に係るジョブ管理機能では、制御タイミングごとに、より高度なジョブ管理が可能な環境を提供できる。
図13は、本変形例1に係る制御情報70Dのデータ例を示す図である。
図13に示すように、制御情報70Dは、制御パラメータ、制御条件定義、変更蓄積先識別、優先順位などの各情報項目に加えて、制御タイミングの情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを制御条件単位で管理している。
[制御タイミング]項目は、制御条件を判定するタイミングを示す制御タイミング情報を保持する項目であり、項目値には、"ジョブ受信時"及び/又は"ジョブ実行時"などで示される制御値などがある。
図13に示す制御情報70Dには、ジョブ受信時に判定する制御条件として、「実行ジョブに所定の文字(又は文字列)が含まれている?」や「ジョブ実行による累積利用値が所定値以上?」が設定されている。また、ジョブ実行時に判定する制御条件として、「蓄積ジョブ数が所定数以上?」、「実行ジョブのデータサイズ値が所定値以上?」、「ジョブ実行による累積利用値が所定値以上?」が設定されている。なお、「ジョブ実行による累積利用値が所定値以上?」の制御条件は、ジョブ受信時とジョブ実行時の両方のタイミングで判定される。これは、制御条件の制御パラメータ(変数値)が、ジョブ受信時とジョブ実行時とで変化するためである。
上記各情報項目値は、管理者などが、利用者に対して提供するサービスの内容やサービスの運用方針などに従って、記憶領域の消費軽減やサービスの利便性を考慮した蓄積先の制御条件と制御タイミングを決定し、決定した制御条件と制御タイミングに基づき、予め設定しておけばよい。
ジョブ管理装置100では、ジョブ受信時に図11に示す処理が実行される。このとき、蓄積先制御部14は、制御情報70Dの制御タイミング情報に基づき、ジョブ受信時に判定する制御条件が設定されているか否かを判定する。蓄積先制御部14は、該当制御条件が存在する判定結果を得ると、図12に示すように、優先順位に従って、該当制御条件を蓄積要求ジョブに適用し、蓄積要求ジョブが制御条件を満たすか否かを判定する。
また、ジョブ管理装置100では、ジョブ実行時に図8に示す処理が実行される。このとき、蓄積先制御部14は、制御情報70Dの制御タイミング情報に基づき、ジョブ実行時に判定する制御条件が設定されているか否かを判定する。蓄積先制御部14は、該当制御条件が存在する判定結果を得ると、図9に示すように、優先順位に従って、該当制御条件を実行ジョブに適用し、実行ジョブが制御条件を満たすか否かを判定する。
このように、本変形例に係るジョブ管理機能では、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400と連携し、ジョブ受信時(蓄積要求受付時)及び/又はジョブ実行時の各制御条件に従って、蓄積要求ジョブ及び/又は実行ジョブの蓄積先を制御する。
[第2の実施形態]
本実施形態では、利用者管理サービスを提供する利用者管理装置と連携し、所定の制御条件に従って、ジョブの蓄積先を制御する技術を提案する。
これにより、本実施形態に係るジョブ管理機能では、より利便性に優れたジョブ管理が可能な環境を提供でき、柔軟なジョブ管理サービスを実現できる。
なお、以降の説明では、上記実施形態と異なる事項についてのみ説明し、同じ事項については、その説明を省略する。
<システム構成>
図14は、本実施形態に係る管理システム1の構成例を示す図である。
図14に示すように、管理システム1は、ジョブ管理装置100、画像処理装置200、情報端末300、蓄積装置400に加えて、利用者を管理する利用者管理装置500が、所定のデータ伝送路Nに接続されている。利用者管理装置500は、利用者認証を含む利用者管理機能を有する情報処理装置である。
<ジョブ管理機能>
図15は、本実施形態に係るジョブ管理機能の構成例を示す図である。
図15に示すように、ジョブ管理機能は、ジョブ受信部11、ジョブ管理部12、要求処理部13、蓄積先制御部14、ジョブ取得部21、実行制御部22、ジョブ送信部31に加えて、利用者管理部51を有している。
利用者管理部51は、利用者管理装置500が有する機能部であり、本実施形態に係るジョブ管理機能は、各機器が有する上記各機能部が連携動作することで実現される。
利用者管理部51は、所定のデータ操作により本サービスを利用する利用者を管理する機能部である。利用者管理部51は、管理情報保持部50にアクセスし、保持される利用者管理情報に基づき、利用者を管理する。なお、管理情報保持部50は、利用者管理装置500が備える記憶装置の所定の記憶領域にあたる。
ここで、利用者管理情報について説明する。
図16は、本実施形態に係る利用者管理情報50Dのデータ例を示す図である。
図16に示すように、利用者管理情報50Dは、利用者識別、ログイン認証、アクセス許可蓄積先識別、アクセス認証などの各情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを利用者単位で管理している。
[利用者識別]項目は、利用者を識別する利用者識別情報を保持する項目である。[ログイン認証]項目は、利用者のログイン認証情報を保持する項目値であり、項目値には、利用者に割り当てられたログイン認証値(パスワード)などがある。[アクセス許可蓄積先識別]項目は、利用者に対してアクセスが許可された蓄積先を識別するアクセス許可蓄積先識別情報を保持する項目であり、項目値には、利用者が事前にアクセス許可手続き(利用者登録)を行った内部/外部記憶領域に割り当てられた蓄積先識別子(蓄積先ID)などがある。[アクセス認証]項目は、蓄積先へのアクセス認証情報を保持する項目であり、項目値には、利用者が事前にアクセス許可手続き(利用者登録)を行った際の利用者識別子(利用者ID)やアクセス認証値(パスワード)などがある。
利用者管理情報50Dの上記各情報項目値は、管理者/利用者などが、予め設定しておけばよい。
図15の説明に戻る。利用者管理部51は、画像処理装置200(ジョブ取得部)から、ログイン利用者の利用者識別情報とログイン時に入力されたログイン認証情報を受信することで、利用者認証要求を受け付け、利用者管理情報50Dのログイン認証情報に基づき、利用者認証を行う。
利用者管理部51は、管理情報保持部50にアクセスし、受信した利用者識別情報に基づき、利用者管理情報50Dの該当情報セットを特定する。利用者管理部51は、特定した情報セットのログイン認証情報が、受信したログイン認証情報と一致するか否かの判定結果から、利用者認証を行う。このとき、利用者管理部51は、特定した情報セットのログイン認証情報が、受信したログイン認証情報と一致した場合に、認証成功とする。利用者管理部51は、認証結果(認証成功/認証失敗)を要求元に応答する。
これにより、画像処理装置200(ジョブ取得部)は、応答された認証結果に基づき、利用者の蓄積ジョブに関する情報の取得や実行ジョブを選択・指定可能な操作画面の表示を制御する。
また、利用者管理部51は、ジョブ管理装置100(ジョブ管理部)から、ジョブオーナーにあたる利用者の利用者識別情報と蓄積先制御により決定された蓄積先の蓄積先識別情報を受信することで、アクセス許可確認要求を受け付ける。利用者管理部51は、利用者管理情報50Dのアクセス許可蓄積先識別情報に基づき、決定された蓄積先に対する利用者のアクセス許可確認を行う。
利用者管理部51は、管理情報保持部50にアクセスし、受信した利用者識別情報に基づき、利用者管理情報50Dの該当情報セットを特定する。利用者管理部51は、特定した情報セットのアクセス許可蓄積先識別情報に、受信した蓄積先識別情報と一致する識別子が存在するか否かの判定結果から、アクセス許可確認を行う。このとき、利用者管理部51は、特定した情報セットのアクセス許可蓄積先識別情報に、受信した蓄積先識別情報と一致する識別が存在した場合に、蓄積先へのアクセス許可が確認されたとする。
利用者管理部51は、確認結果(アクセス許可/アクセス不許可)を要求元に応答する。このとき、利用者管理部51は、受信した蓄積先識別情報と一致する識別子が設定されたアクセス許可蓄積先識別情報に対応するアクセス認証情報を含む確認結果を応答する。
これにより、ジョブ管理装置100(ジョブ管理部)は、応答された確認結果に基づき、蓄積先制御により決定された蓄積先へのジョブ蓄積を制御する。ジョブ管理部12は、アクセス認証情報を含む確認結果を得ると、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先制御により決定された蓄積先の蓄積先識別情報に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報(記憶形式値/通信方式値)に基づくアクセス方法と応答されたアクセス認証情報に基づくアクセス認証に従って、ジョブ保持部60/ジョブ保持部80にアクセスし、制御対象のジョブデータを蓄積する。
以上のように、本実施形態に係るジョブ管理機能は、上記各機能部が連携動作することにより実現される。
本実施形態に係るジョブ管理機能の詳細な動作(機能部群の連携動作)について、処理手順を示すシーケンス図及びフローチャートを用いて説明する。
《処理》
図17は、本実施形態に係るジョブ受信時におけるジョブ管理の処理手順例を示すシーケンス図である。なお、以下には、利用者"UserB"が、ジョブデータ"Job_2"を、蓄積装置400の"外部01"で識別されるジョブ保持部60(外部記憶領域)に蓄積する場合を例に説明する。
図17に示すように、情報端末300は、ジョブ送信部31が、ジョブ管理装置100(ジョブ受信部)にジョブデータを送信し、ジョブの蓄積を要求する(ステップS601)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ蓄積要求を受け付けると、受信したジョブデータを解析する(ステップS602)。ジョブ受信部11は、ジョブデータの解析結果から、蓄積利用者項目[UserB]、ジョブの書誌項目[ファイル名:議事録.doc,部数設定:5,...]、ジョブデータのサイズ項目[128]などに関する情報を取得する。
ジョブ管理装置100は、ジョブ受信部11が、ジョブ管理部12に解析結果からの取得情報とジョブデータを渡し、ジョブの蓄積を指示する(ステップS603)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積指示を受け付けると、蓄積先制御部14にジョブ識別情報[J002]を渡し、蓄積先制御を指示する(ステップS604)。
ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先制御指示を受け付けると、蓄積要求ジョブ(受信したジョブデータ)が、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS605)。蓄積先制御部14は、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400(外部記憶領域)を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先["外部01"で識別される蓄積先]を決定する(ステップS606)。
その結果、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先を決定すると、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]を含む制御結果を通知する(ステップS607)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、制御結果通知を受け付けると、ジョブ受信部11から解析結果として受け取った蓄積利用者の利用者識別情報[UserB]と蓄積先制御部14から受け取った蓄積先識別情報[外部01]を、利用者管理装置500(利用者管理部)に送信し、決定された蓄積先へのアクセス許可確認を要求する(ステップS608)。
利用者管理装置500は、利用者管理部51が、アクセス許可確認要求を受け付けると、受信した利用者識別情報[UserB]と蓄積先識別情報[外部01]に基づき、決定された蓄積先へのアクセス許可を確認する(ステップS609)。利用者管理部51は、ジョブ管理装置100(ジョブ管理部)に蓄積先へのアクセス認証情報[UserB,YYY1]などを含む確認結果を応答する(ステップS610)。このとき、利用者管理部51は、管理情報保持部50にアクセスし、受信した利用者識別情報[UserB]に基づき、利用者管理情報50Dの該当情報セットを特定する。利用者管理部51は、特定した情報セットのアクセス許可蓄積先識別情報[外部01,外部02]に、受信した蓄積先識別情報[外部01]と一致する識別子が存在するか否かの判定結果から、アクセス許可確認を行う。利用者管理部51は、一致する識別子が存在した場合に、蓄積先へのアクセス許可が確認されたとする。利用者管理部51は、一致する識別子が設定されたアクセス許可蓄積先識別情報[外部01]に対応するアクセス認証情報[UserB,YYY1]を含む確認結果を応答する。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、アクセス許可の確認結果通知を受け付けると、制御結果受付時に受け取った蓄積先識別情報[外部01]に基づき特定したアクセス方法に従って、"外部01"で識別されるジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、蓄積要求受付時に受信した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する(ステップS611)。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先制御により決定された蓄積先の蓄積先識別情報[外部01]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[SMB,\\NAS\Storage\...]に基づくアクセス方法と応答されたアクセス認証情報[UserB,YYY1]に基づくアクセス認証に従って、"外部01"で識別されるジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する。これにより、制御条件を満たした蓄積要求ジョブが、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400に蓄積される(ステップS612)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積に成功すると、蓄積要求ジョブのジョブ管理情報90DJを登録する(ステップS613)。これにより、所定の制御条件を満たした蓄積要求ジョブの蓄積先が、蓄積装置400("外部01"で識別される蓄積先)として登録される。
このように、本実施形態に係るジョブ管理機能では、利用者管理サービスを提供する利用者管理装置500と連携し、所定の制御条件に従って、ジョブの蓄積先を制御する。
なお、上記には、ジョブ受信時(ジョブ蓄積要求受付時)に蓄積先を制御する場合におけるジョブ管理装置100と利用者管理装置500との連携処理を例に説明を行ったが、この限りでない。ジョブ実行時に蓄積先を制御する処理であっても適用可能である。具体的には、図8に示すステップS212とステップS213との処理の間に、上記ステップS608−S610の処理を実行すればよい。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る管理システム1によれば、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14により、自機で管理するジョブが、予め設定された制御条件を満たすか否かを判定する。ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12により、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先を決定する。
次に、ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12により、決定された蓄積先へのアクセス許可を利用者管理装置500(利用者管理部)に確認する。その結果、ジョブ管理装置100は、利用者管理装置500から、アクセス許可の確認結果通知を受け付けると、ジョブデータを決定した蓄積先に蓄積する。
これによって、本実施形態に係る管理システム1は、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、より利便性に優れたジョブ管理が可能な環境を提供できる。具体的には、煩わしい認証入力操作を行うことなく、アクセス認証を必要とする外部記憶領域サービスと連携したジョブ管理サービスを提供できる。
<変形例>
本変形例では、制御条件ごとに適用利用者を設定可能な制御情報70Dを用いて、ジョブ管理を行う技術を提案する。
これにより、本変形例に係るジョブ管理機能では、利用者ごとに、より高度なジョブ管理が可能な環境を提供できる。
図18は、本変形例2に係る利用者管理情報50Dのデータ例を示す図である。
図18に示すように、利用者管理情報50Dは、利用者識別、ログイン認証、アクセス許可蓄積先識別、アクセス認証などの各情報項目に加えて、利用履歴の情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを利用者単位で管理している。
[利用履歴]項目は、機器利用/機能利用の累積利用値を示す利用履歴情報を保持する項目であり、項目値には、カラー/モノクロのコピー枚数や印刷枚数などで示される記録値などがある。
上記情報項目値は、次のようにして記録・更新される。ジョブ管理装置100(要求処理部)は、画像処理装置200(実行制御部)から通知されるジョブの実行結果に基づき、ジョブ実行による利用値を取得する。ジョブ管理装置100(要求処理部)は、利用者管理装置500(利用者管理部)に、取得した利用値を送信することで、利用者管理情報50Dの[利用履歴]項目値の記録・更新を要求する。このようにして記録・更新された利用履歴情報(累積利用値)は、次のような制御情報70Dの設定により、蓄積先制御時に制御パラメータの1つとして用いられる。
図19は、本変形例2に係る制御情報70Dのデータ例を示す図である。
図19に示すように、制御情報70Dは、制御パラメータ、制御条件定義、変更蓄積先識別、優先順位などの各情報項目に加えて、適用利用者識別の情報項目が対応付けられた1又は複数の情報セットを含み、これらの情報セットを制御条件単位で管理している。
[適用利用者識別]項目は、制御条件を適用する利用者を識別する適用利用者識別情報を保持する項目である。
図19に示す制御情報70Dには、「実行ジョブに所定の文字(又は文字列)が含まれている?」の制御条件を利用者"UserA","UserB"に適用する旨が設定されている。また、「実行ジョブのデータサイズ値が所定値以上?」の制御条件を利用者"UserA"又は"UserC"に適用する旨が設定されている。また、「ジョブ実行による累積利用値が所定値以上?」の制御条件を利用者"UserB"に適用する旨が設定されている。
上記各情報項目値は、管理者などが、利用者に対して提供するサービスの内容やサービスの運用方針などに従って、記憶領域の消費軽減やサービスの利便性を考慮した蓄積先の制御条件と適用利用者を決定し、決定した制御条件と適用利用者に基づき、予め設定しておけばよい。
ジョブ管理装置100では、ジョブ受信時(ジョブ蓄積要求受付時)に蓄積先を制御する場合、蓄積先制御部14が、上記制御情報70Dに基づき、図20に示すような処理を実行する。
《処理》
図20は、本変形例2に係るジョブ受信時におけるジョブ管理の処理手順例を示すシーケンス図である。なお、以下には、図17に処理と異なる事項についてのみ説明する。
図20に示すように、ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、ジョブ蓄積指示を受け付けると、蓄積先制御部14にジョブ受信部11から解析結果として受け取った蓄積利用者の利用者識別情報[UserB]とジョブ受信部11で発行されたジョブ識別情報[J002]を渡し、蓄積先制御を指示する(ステップS704)。
ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先制御指示を受け付けると、受け取った利用者識別情報[UserB]を利用者管理装置500(利用者管理部)に送信し、利用者に該当する利用者管理情報50Dの取得を要求する(ステップS705)。
利用者管理装置500は、利用者管理部51が、情報取得要求を受け付けると、受信した利用者識別情報[UserB]に基づき、利用者の利用履歴情報[51]、アクセス許可蓄積先識別情報[外部01,外部02]、及びアクセス認証情報["UserB,YYY1","UserB,YYY2"]を取得する(ステップS706)。利用者管理部51は、ジョブ管理装置100(蓄積先制御部)に取得情報を応答する(ステップS707)。このとき、利用者管理部51は、管理情報保持部50にアクセスし、受信した利用者識別情報[UserB]に基づき、利用者管理情報50Dの該当情報セットを特定する。利用者管理部51は、特定した情報セットの利用履歴情報[101]、アクセス許可蓄積先識別情報[外部01,外部02]、及びアクセス認証情報["UserB,YYY1","UserB,YYY2"]を取得する。利用者管理部51は、取得した情報["101","外部01","外部02","UserB,YYY1","UserB,YYY2"]を応答する。
ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、情報取得応答を受け付けると、蓄積要求ジョブ(受信したジョブデータ)が、予め利用者"UserB"に対して設定された制御条件を満たすか否かを判定する(ステップS708)。蓄積先制御部14は、判定結果に基づき、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400(外部記憶領域)を含む蓄積先候補の中から、ジョブの蓄積先["外部01"で識別される蓄積先]を決定する(ステップS709)。
このとき、蓄積先制御部14は、制御情報保持部70にアクセスし、受信した利用者識別情報[UserB]に基づき、制御情報70Dを参照し、利用者"UserB"に適用する制御条件の情報セットを特定する。蓄積先制御部14は、蓄積要求ジョブが、利用者"UserB"に基づき特定した制御条件を満たすか否かを判定する。なお、蓄積先制御部14は、特定した情報セットの制御パラメータ情報[User.Print.Count]の場合、同情報セットの制御条件定義情報[User.Print.Count ≧ 100]に基づき、条件式を特定し、受信した利用履歴情報の値[51]を特定した条件式に代入する(User.Print.Count:101 ≧ 100)。
蓄積先制御部14は、条件式への代入結果から、制御条件を満たすか否かを判定する。蓄積先制御部14は、制御条件を満たす判定結果を得ると、同情報セットの変更蓄積先識別情報[外部02]に基づき、蓄積先を決定する。蓄積先制御部14は、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部02]を渡し、蓄積先の制御結果を通知する。
その結果、ジョブ管理装置100は、蓄積先制御部14が、蓄積先を決定すると、ジョブ管理部12に決定した蓄積先の蓄積先識別情報[外部02]と情報取得応答時に受信したアクセス認証情報["UserB,YYY2"](決定した蓄積先に対応するアクセス認証情報)を含む制御結果を通知する(ステップS710)。
ジョブ管理装置100は、ジョブ管理部12が、蓄積先の制御結果通知を受け付けると、受け取った蓄積先識別情報[外部02]に基づき特定したアクセス方法に従って、"外部02"で識別されるジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、蓄積要求受付時に受信した制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する(ステップS711)。このとき、ジョブ管理部12は、管理情報保持部90にアクセスし、蓄積先制御により決定された蓄積先の蓄積先識別情報[外部02]に基づき、蓄積先管理情報90DSの該当情報セットを特定する。ジョブ管理部12は、特定した情報セットのアクセス方法情報[HTTP,http://aaa.com/...]に基づくアクセス方法と制御結果通知受付時に受け取ったアクセス認証情報[UserB,YYY2]に基づくアクセス認証に従って、"外部02"で識別されるジョブ保持部60にアクセスする。ジョブ管理部12は、制御対象のジョブデータ[Job_2]を蓄積する。これにより、制御条件を満たした蓄積要求ジョブが、外部記憶領域サービスを提供する蓄積装置400に蓄積される(ステップS712)。
このように、本変形例に係るジョブ管理機能では、利用者管理サービスを提供する利用者管理装置500と連携し、利用者ごとに設定された各制御条件に従って、蓄積要求ジョブの蓄積先を制御する。
なお、上記には、ジョブ受信時(ジョブ蓄積要求受付時)に蓄積先を制御する場合におけるジョブ管理装置100と利用者管理装置500との連携処理を例に説明を行ったが、この限りでない。ジョブ実行時に蓄積先を制御する処理であっても適用可能である。具体的には、図8に示すステップS209とステップS210との処理の間に、上記ステップS705−S707の処理を実行すればよい。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る「ジョブ管理機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、システム1を構成する各機器(「ジョブ管理装置」、「画像処理装置」、「情報端末」、「利用者管理装置」など)が備える演算装置(CPU)により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。これにより、例えば、ジョブ管理装置100の場合、上記プログラムは、外部I/F103を介して、ジョブ管理装置100にインストールすることができる。また、ジョブ管理装置100は、通信I/F107を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、「ジョブ数が所定数以上?」、「ジョブのデータサイズ値が所定値以上?」、「ジョブに所定の文字(又は文字列)が含まれている?」、「ジョブ実行による累積利用値が所定値以上?」などを例に、蓄積先制御の制御条件について説明を行ったが、この限りでない。例えば、「ジョブの蓄積期間が所定期間以上?」、「ジョブの実行回数が所定値以上?」、「ジョブのページ数が所定数以上?」などのジョブに関する情報に基づく制御条件であってもよい。また、例えば、「蓄積先の残容量が所定値以下?」、「蓄積先が利用可能な状態?」などの蓄積先に関する情報に基づく制御条件であってもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。